LAST UPDATE 1998/07/18


『 その5-2 』














 ■ フォームのデザイン

 フォームを図のような形に変える。これで新たなコントロールを乗せる場所ができた。 では、新たなコントロールを乗せていこう。



1)
 ツールボックスからFrameを選択しフォームに配置する。

2)
 Frame1を左クリックしてアクティブにし、そのプロパティーを変更する。コントロール名を Frm_Axis、Caption を「軸設定」に変える。


3)
 Frame2のコントロール名をFrm_Funcにして、Captionを「機能設定」に変える。


4)
 Option Buttonを選択し、軸設定フレーム内に配置する。コントロール名は Opt_XYCaption を「XY」にする。
 続いて、もう一つ同じフレーム内に Option Button を追加する。コントロール名をOpt_XZCaption は「XZ」である。


5)
 再びOption Buttonを選択し、今度は機能設定フレーム内に Opt_MovOpt_Rot という名前で配置する。Cptionは「移動」と「回転」にする。


6)
 プロパティーウインドウを使って Opt_XYOpt_MovValueTrue にする。これで、軸のデフォルトは 「XY」 になり、機能のデフォルトが 「移動」 になったのである。

 ■ フレームの役割

 フレーム内にオプションボタンを配置することによって、機能が視覚的に分けられわかりやすくなった。しかし、フレームの役割はそれだけではない。オプションボタンというのはちょっとクセモノで、同一のフォーム内に複数が配置されている場合、その中の1個しか値 (Valueプロパティー) が True にならない。
 今回は、「軸を選ぶ」と「機能を選ぶ」という2系統のコントロールをしたいわけで、4個のボタンは2個ずつ2つのグループに分ける必要がある。この「グループ分け」がフレームによって可能になるのである。だからフレームを使ったのは「フォームを美しくする」という伊達や酔狂目的だけではなかったのである。



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