LAST UPDATE 1998/07/01


『 その3-1 』




■ いよいよコーディング ■

 ■ 「安い…」

 その男は空腹であった。
 現在午前11時を回ったところである。弁当屋の兄ちゃんが来た。おかずを1種類選び、そしてご飯を一つ買い、27ペソ払ったのである。これは日本円にして100円弱である。
 ここフィリピンでは食べ物は安い。27ペソというのは極端に安い例であるが、ランチタイムに普通のレストランへ行って日替わりランチなどを頼んでもだいたい2~300円程度である。中華料理屋へ行き一人2000円も払えば、北京ダックつきの立派なコースが食べられる。
 フィリピンにはだいたい1万人程度の日本人が住んでいると言われて(大使館の発表では5000人)いて、その殆どがマカティー地区に集中している(らしい)。ということで、けっこうな数の日本食レストランがある。味のレベルは高い。平均をとれば、世界一日本レストランのレベルの高い国だと思う。
 なぜか、それは値段が高いからである。普通フィリピンのレストランの値段は日本の1/3。日本食レストランの値段はほぼ日本と同じ。ということは日本食は3倍も高いのである。従って日本食レストランの客の殆どは日本人で占められることになる。ごまかしがきかないのである。ロスあたりでは日本人以外を相手にしたまがい物の日本食レストランが多数営業しているが、フィリピンではそういうごまかしは通用しない。よって味の良い所だけが生き残っているのだと私は思う。


 ■ プログラムをロードする


 VBを起動しよう。
 プルダウンメニュー「ファイル」を左クリックすると、一番下の方に以前セーブしたファイルの履歴が表示されるのでそこから選ぶ。というのが一番簡単な方法である。
 しかし、ウインドウズというOSは時々固まることを堂々と主張しているOSである。前回VBが正式にシャットダウンされなかった場合は、この履歴の部分は更新されない。その場合は、「プロジェクトを開く」を選び、ファイルダイアログから自分の作ったプログラムを探し出して選択する。拡張子は 「Vbp」なので間違わないように。


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