『 その6-1 』
■ 「マジですか」経験
「どうした?」 「とりつかれた。」 「なんじゃそれ~~~~」 そこの家では親戚の中で一番年をとったおばあさんと、それから神父さんを呼んで、暴れないようにベッドに縛り付けて聖水をかけながらお祈りをしていると言うではないか。恐いもの見たさで「見に行っても良いか?」ってきいたら、「おばあさんに聞いてくる。」と言われ、返事は「顔を覚えられると次の標的にされるから危険だ。」というのである。これは恐い。恐すぎる。 1週間ほどたって沈静化したというので見に行った。私は本人を見た。暴れてはいなかったが目つきが尋常ではなかった。そして小さな声で時々何かつぶやいていた。 結局、取り付いたという悪霊に聞いた本人達が眠っている墓というところへ出向きお参りをしてきて完全に収まったそうだ。 私はプログラマーである。学者ではないので、ちゃんとした証拠なしに怪奇現象を信じても良いのである。今でもあの事件を完全に信じているわけではない。精神病の一種かもしれないと思っている。しかし、大暴れしているところへ「標的にされるかも」という制止を振り切って見に行くという勇気はなかった。正直言ってあの時は数日間夜に一人で家にいるのがけっこう恐かったりしたのである。 ■ 制作の前に 前回までで、Xファイルビューワーを自作してしまった。これを捨ててしまうのはなんとなく忍びないような気がする。そこで、このソフトをJunction + Xファイルビューワーというへんてこりんなプログラムにしていこうと思う。■ プルダウンメニューを作る ウインドウズアプリはたいてい上の方にメニューを持っている。モードの切り替えはこのメニューから行えるようにしよう。ついでだからヘルプもつけてバージョン情報も追加してみようと思う。 | |
<1> フォームをアクティブにし、プルダウン:[ツール>メニューエディタ]を呼び出す。(図1) |
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<2> メニューエディタのキャプションに「モード切り替え」と打ち込み、その下の名前に「Pu_Mode」と打ち込む。この時の「モード」は何でも良いのだが、なぜかウインドウズアプリの作法として、メニュー内のカタカナは半角と決まっているようである。(図2) | |
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<3> 「次へ」というボタン ![]() ![]() |
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<4> キャプションに「Junction」、名前に「Pu_Mode_Junction」と入力する。(図4) |
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<5> 再び「次へ」をクリックし、右矢印をクリックして、キャプションに「Xファイルビューワー」、名前に「Pu_Mode_Xfile」と入力する。 それから、チェックと書かれたところをチェックしておく。(図5) |
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<6> 同様の手続きを繰り返しメニューを完成させる。「ヘルプ」の名前は「Pu_Help」、にして、「バージョン情報」の名前は「Pu_Help_Version」にする。(図6) |
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<7> メニューが完成したら「OK」をクリックしてメニューエディタを閉じる。すると、フォームの上にメニューが追加された。これをクリックしてみると、メニューが開き、さっき入力した内容が表示される。(図7) |
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その6-1 |
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その6-6
『 サルのゲーム製作講座 』
目次 |
その 1 |
その 2 |
その 3 |
その 4 |
その 5 |
その 6 |
その 7 |
その 8 |
その 9 |
その 10 |
その 11
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