LAST UPDATE 1998/08/15


『 その9-1 』




■ ゲーム本体(初期化) ■

 ■ マウントバナハウ(最終回)

 マウントバナハウ最終回である。
 その日は約6時間山の中をうろうろしてろうそくを立てながら歩き回った。そして、帰る前に仙人のおばあさんという人に挨拶しに行った。見た目は確かに迫力がある。腰ぐらいまで伸びている白い髪、言っている事の難解さ、どれをとっても満点である。ロープレで言えば最終決戦間近のヒットポイント最大、レベル最大の魔術師である。見た目のヒットポイントは低そうに見えたが、なめてかかると大変な目に会わされるに違いない。
 しばらくみんなで話を聞いていた。そしたら突然私一人を指差して、「おまえは霊的なパワーが弱い。」その上、「おまえ、こういうところに来るときにはひげを剃って来い。」だって…
 その一週間後、今度はマニラ市で霊的パワーで占いをするというおばちゃんのところへ出かけた。そのおばちゃんは以前はマルコス元大統領の専任占い師だったというとても有名な人らしいのである。その時は4人で出かけた。
 占われて多少驚いたのが、「おまえの足にあるやけどの跡は、3回前の人生(輪廻)のときに博打を打ちに行く途中で負ったものだ。」と言うのである。確かに私の足にはけっこう大きな火傷の跡がある。なんでわかったんだ???である。
 ところで占いの最後に4人それぞれの守護霊は誰であるかというのを教えてもらった。他の3人は皆先祖の誰かだった。ところが私の守護霊は…なんと…「木」だそうである。
 実は家のベランダに鉢植えの木が数本ある。それまでは、「枯れるのもなんだし」とか、「面倒くさい」と思いながら仕方なく水をやっていたが、その日を境に優しい気持ちで水をやるようになった私なのである。
 私は学者ではないから、「信じていない」と言いながらそういう矛盾した行動をとっても良いのである。言っておくがプログラマーは多少デタラメな方が良いのだ。



 ■ Startボタンがクリックされた

image153.gif  XファイルビューワーモードのときStartボタンはファイルダイアログを開くための機能を持っていた。Junctionモードのときは、ゲームがスタートする機能を与える。 現在のモードがXファイルビューワーかJunction かを知るためにはメニューのチェックがどちらについているいかを調べれば良い。メニューのチェックはPu_Mode_Xfile.CheckedとPu_Mode_Junction.Checkedに入っている。Pu_Mode_Xfile.Checked = TrueであればXファイルビューワーである。その考えに従ってSub Com_Start_Click()を書き換える。

 ■ 新しい変数の追加

image153.gif  JmainBのGeneralのDeclaration部分に新たな変数を追加する。
    Public Const~
これは定数の定義である。定数とは最初に値をセットしたらプログラム中ではずっとその値が使われる。途中で変更はできない。例えばStageMaxは面番号の最大が3(0~4で全4面)であることを定義している。プログラム中の複数箇所でこういった定数が使われる場合、それぞれの場所に直撃で数値を書いておくと、あとで面数を増やしたいときなどに、その全てを書きなおさなければならなくなり、とても面倒であるし直し忘れというバグが発生する可能性がある。このように定数を使えば、1箇所書きなおすだけで済むので便利なのである。BCMAX及びBRANGについては後で説明するのでここでは気にしないように。
    Stage
これは現在の面数を表している。
    Ex, Ez
 空きブロックの座標を表している。このゲームは3次元なのでYは高さを意味する。だから左右がXで奥行きにはZという変数名を使っている。
    GateNo&, GateID&, GflipCount&
これらはゲートを管理する変数。後で説明するのでここではあまり気にしないように。







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