『 その１－２ 』

■ ゲームについて 　プレイステーションとサターンが発売されてからというものゲーム業界は３Ｄ一色に染まってしまった。別にその事実にケチをつける気はない。ただし、プロでない人たちが趣味で作るという観点からいうと、ゲーム制作は遠いところへ行ってしまったような気がする。 　しかし、最近になってパソコンの標準仕様と呼んでも差し支えないであろう 「DOS/V + Windows」のグラフィックやサウンドの表現能力が飛躍的に向上し、自分が持っているパソコンで開発し、その上でゲームが走るという環境が整いつつある。ということは再びプロでない人たちが入り込む余地が出てきたということである。 　しかし、これはあくまでもハードウエア上の問題であり、ソフトウエア的にはどうなのかというと、これはやはり難しいままである。 　最近のパソコン関係の雑誌からはプログラミング講座などというものを見かけなくなってしまった。パソコンの使用目的が広がったのが一番の大きな原因であると思うが、それでも自分でプログラミングに挑戦してみたい人だっているはずである。しかし、それを教えてくれるところがない。 　■ 本講座の内容 ＶＢ（ビジュアル・ベーシック）を使用し、簡単なゲームを作りながらプログラム制作の方法を学習する。 ゲーム形態は３Ｄ表示とするが、表示に関する部分 は全てＤＬＬとしてこちらが提供するため、深く考えな くて良い。 　対象は、プログラミングの ド初心者 である。 　ただし、ウインドウズの基本的な操作法ぐらいは知っておいてほしい。そこまで説明し始めるときりがないからである。 　みなさんに用意していただくものとしては マイクロソフト　ビジュアルベーシック　V5.0 ３Ｄアトリエの Ｇ Ｐ Ｓ いずれかのバージョン プログラミングを覚えたいという強い意志 　３Ｄアトリエを買わずに初めてもらってもあまり咎める気もないし、この講座だけは終了できると思うが、その後でオリジナルに挑戦する時点でデータが制作できないのでとても困ると思う。早めに購入していただきたい（コマーシャルモード）。それから DLL、データー、ソース等をダウンロード すること。 　前書きが長くなってしまったが、軽い乗りで気楽に行こうと思っているのでよろしく。

その１－１ | その１－２ | その１－３ | その１－４

『 サルのゲーム製作講座 』 目次 | その 1 | その 2 | その 3 | その 4 |
その 5 | その 6 | その 7 | その 8 | その 9 | その 10 | その 11