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エラー症状と対策


■症状「CoppermineとKATMAI」

とある販売店にて「Pentium3の600Mhzおくれ!」と購入。「これで、宜しいですか?」と見せられ、まずパッケージを見たところ「PentiumIII」と書かれていたので「はい」と言い、その場を去り家で開封してみると「確か133Mhzで動いたはずだよな」とパッケージを見ると100Mhzまでは書かれていたが、133Mhzとはまったく記述されていない。更に、確かPentiumIIIの後ろに確かBとか、EBとか書かれていたような・・・と思いつつ写真どりを行っていき後日、自分が購入した商品がCoppermineでない事に気付くが、その頃には「お楽しみCD25」のマスタ-アップ前になってしまっていたため交換に行く時間もなく交換を断念。
「某量販店の店員さん、言ってくれよ!だから最近店員の質が悪いって言われんのよ」長蛇の列が出来ているのにレジ手伝わんと知らん顔して検品してちゃあダメダメ!
(注:半分は私が悪るいんです。ごめんなさい)



■症状「電源が入らない」

電源を入れても全く起動する気配がない。電源ファンもケースのファンも回っているようだが、各パーツに電源が通っていない様子で幾ら静かで有名とはいえIBMのハードディスクドライブの音も静か過ぎるし、CD-ROMドライブもDVD-ROMドライブからも駆動音が聞こえずメディア排出ボタンを押しても一向に動かなかった。

そこで、前に使用していたPCのパーツを利用して、各パーツが壊れていないかチェックを行っていった。
CPU異常なし、メモリ異常なし、マザーボード異常なし、電源異常あり。
「この電源が壊れとるんか!返品するぜTSUKUMOさん!」と怒りを覚えたものの冷静に考えてみると電源部分に115と書かれていたスイッチを思い出す。
「確かあの部分は一番最初にチェックしたけど、もしや・・・」と思い再度チェックしてみると、しっかり切り替えられていなかった。「これかい!」と小さめのマイナスドライバーを使いしっかり最後まで切り替えると正常に起動。目視だけでのチェックでは甘かった一例である。TSUKUMOさんゴメンなさい。でもちゃんと切り替えておいてね!



■症状「PentiumIII 600Mhzが、PentiumIII 400Mhzと認識される」

電源を入れると、CPUがPentiumIII 400Mhzと認識される。これは、知ってるもん!ソフトメニューで変更したら良いのだ!電源を入れた後に「Delete」キーを押すと起動するソフトメニューでCPU速度が設定できるので、そこで600MhzにしてOK!



■症状「フロッピードライブが認識されない」

 フロッピーディスクのケーブルに凸がついていて、フロッピードライブ側の上部にも凹がついているので、合わせて差し込んでみたところフロッピーディスクが認識されなかった。「おいおい、パソコン工房さん不良品はいかんよ不良品は!」と思い保証書を見ると・・・「初期不良の交換期間すぎとるやん!早よ作業しとけば良かった!」と途方に暮れつつケーブルを交換してみたり古い方のFDドライブと差し替えたりしてみても「やっぱり動かんやん。これも壊れてるん?さっき動いとったやん。んなアホな!_(- -)」と一人ボケツッコミをしていると(他人には見せられない・・・)「あれ・・・」よくよく見てみるとフロッピードライブ側の下部に凹があることが判明。上下逆にして差し込んでみたところ、見事に認識された。心理的な罠に引っかかった一例である。



■症状「ATA66ケーブルがATA33用コネクタに差さらない」

基本的にはATA66とATA33は同じコネクタなので差す事が出来るのだが、このマザーボードはATA66とATA33の両コネクタがあるために、わざとコネクタの一部の穴を埋めるなどして刺さらないようにしているようだ。埋まっている部分に穴を開けるか、ピンを切る事で回避できる。また、予断ではあるが、ATA33ケーブルよりATA66の方がノイズが乗りにくいので、ATA33のドライブなのに遅いと感じた時やデータ転送ミスが出てきたらケーブルをATA66に交換すると直る場合もあるそうだ。実は、自分もそのつもりで、全てATA66ケーブルを使うつもりでいたのだが、穴を開ける工具もピンを切る工具も無く加工が出来なかったのでATA66のケーブルを使い、ATA66のコネクタに繋げる事にした。



■症状「CD-ROMドライブからのブートが効かない」

 Windows2000をインストールする際にBIOSの設定をCD-ROMドライブでブートできるように変更したが、どうしてもブートが効かない。再度マニュアルを読み直してみると「CD-ROMなどはATA66のコネクタに差したらダメなのじゃよ」というような記述があった。ATA66のケーブルを使うためにATA66のコネクタに差していたのが原因。大丈夫な場合もあるが、今回はマニュアル様のおっしゃる通りでございました。というわけで、ATA33ケーブルを使い、ATA33コネクタに繋げる事で回避。



■症状「Windows2000のインストールが出来ない」

Windows2000をインストールする際にBIOSの設定をCD-ROMドライブでブートできるように変更しCD-ROMからのブートで行おうとしたが、毎回途中でエラーが出てしまう。なんで?どーして?と思いUNDOさんにヘルプ「マザーボードにフロッピーディスクがついていなかった?」「こんなところにHot Rod66と書いているディスクが・・・」これまた、よくマニュアルを読むと「ATA66を使用する場合は、このディスクを使ってね!(ABITからのお願いです)」というような事が書いていた。UNDOさん有難う!マニュアル様ゴメンナサイ。インストール直前にF6キーを押しこのディスクのドライバを使うようにすると見事回避。



■症状「ドライブの順番がおかしい」

ようやくWindows2000のインストーラー起動!そしてインストール終了!
「おぉ、これがWindows2000か!」と感動しつつ「それでは、古いハードディスクのデータを整理するとしようかのう」とエクスプローラを起動したところ

3.5 インチ FD(A:)
ハードディスクドライブ(C:)
MOドライブ(D:)
CD-ROMドライブ(E:)
DVD-ROMドライブ(F:)
ハードディスクドライブ(G:)

ありゃ・・・
新たに購入したハードディスクをマスター側にして、以前使用していたハードディスクをスレーブ側にしてインストールしたのが原因。この以前使用していたハードディスクの設定が起動用のままであったのでインストール時に変に認識されていまったようだ。
早速データをマスター側のハードディスクに退避し初期化。しかし直らない・・・で再度Windows2000のインストールをし直しても直らない。BIOSを色々と変更してみても直らない。
とりあえず、Windows2000は一時保留し、先にWindows98から入れる事にした。



■症状「言語切り替え(US/JP)が出来ない」

Windows98インストール時に文字化けするので”JP”とコマンドを入力し日本語モードにしようとしたが、切り替えが出来ないので記憶とカンでインストールを強行。実際にインストールをはじめる頃には文字化けされなくなっていたので、取り合えず問題無しと判断。原因は未だ不明。



■症状「CD-ROMにDMA設定をすると認識しなくなる」

Windows98のインストールが済みドライブのチェックを行うと全てOK問題無し。早速各ドライブをDMAに設定するために「スタート」→「設定」→「コントロールパネル」→「システム」→「デバイスマネージャ」で各ドライブをチェック。ここでDMAに設定しないと非常に遅いまま動作し、速いドライブを使っている意味が無いのでCD-ROM、DVD-ROM、MO各ドライブのDMAにチェックを入れ(ハードディスクにはDMA設定が無かった)再起動。
「どれどれ、早くなったかな?」とエクスプローラーを開くとDMAにチェックを入れたドライブ全てが”サッパリキレイ”に無くなってしまっている。「えー、どういう事だい?」と「デバイスマネージャ」を見るとちゃんと在る。DMAのチェックを外して再起動するとドライブは何事もなかったように出てくる「・・・・・・・・またですか・・・」。
セーフモードで再起動させデバイスマネージャのCD-ROM、DVD-ROM、MOを削除。再度Windowsを起動しCD-ROM、DVD-ROM、MOを認識させてみると、さっきまではちゃんとKENWOODとPIONEERって認識してくれてたのに今度は「標準のCD-ROM」と表示されてしまう。さっきよりアカンやん。じゃあ、またPCIのボードを差し込んだ場所が原因?とサウンドカードを順番にずらしてみてもダメ。場所によってはすぐリセットがかかるしぃ。
で、今までの行動を冷静に振り返ってみる・・・CD-ROM、DVD-ROM、MOにDMAにチェックを入れたら消えた・・・前号の実験で、このCD-ROMドライブは間違い無くDMA設定しても大丈夫だったから・・・MOのDMA設定が原因?じゃぁCD-ROMだけDMA設定・・・やっぱり消える・・・という事はCD-ROMが原因?・・・MOだけDMA設定・・・とりあえず大丈夫・・・でもCD-ROMがDMA設定できないと意味ないじゃん・・・・・・あ、BIOSをごちゃごちゃいじったよな・・・もしや!
困った時のCMOSクリア!ボタン電池の近くにあるCMOSクリアジャンパ(写真ではIntelと書いてあるチップの右)
 を差し替えて電源を入れると何も映らないけど、これでCMOSがクリアされているので電源を切り、CMOSクリアジャンパを元に戻して元通り。クリアされた事でCPUも400Mhzと認識されるように戻っているので再設定し起動。
念のためWindows98を再インストール。CD-ROM、DVD-ROM、MOにDMAにチェックを入れて再起動すると・・・ドライブが消えてないぃぃぃぃぃぃぃぃ感動おぉぉぉぉぉぉぉ!!



■症状「動作が不安定になる」

ようやくあらゆる障害を克服し動き始めたので仕事再開!組み立て時に写した写真の整理を・・・と止まった・・・「ふえ~ん。もう勘弁してよぉ~」と半泣き状態でまたUNDOさんへ相談。すると
UNDOさん「いくつカード差してる?」
私「AGPにビデオカード、PCIにサウンドカード。SCSIカードとLANカードは取り合えず外してます」(エラー原因を絞り込むため直ぐ必要としていない、この2枚のカードは既に外していたりする)
UNDOさん「サウンドカードは何番目に差してる?」
私「AGPの直ぐ下の1番目です」(差し替えているうちに”ここで良いや”と1番上に差していたりする)
UNDOさん「そりゃあかんわ」

どうやら、PCIスロットが多くあるマザーボードの場合AGPのすぐ下のPCIスロットはAGPと競合し、ISAのすぐ上のPCIスロットはISAや他諸々と競合するので、その一番上と一番下のPCIスロットは使わない方が良いらしい。実際に確認してみたところ確かにビデオカードとサウンドカードの割り込み番号が同じになっていた。そこで以下のように、順番にずらしてみた。

1番目「ビデオカードとサウンドカードが競合し動作が不安定になる」
2番目「CD-ROMドライブが認識されない」
3番目「起動しようとするとリセットがかかる」
4番目「正常動作」

というわけで正常に動作するのは4番目だけだったので、そこに落ち着く事に。


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