ADO オブジェクト

これらのオブジェクト間の関係については、「ADO オブジェクト モデル」を参照してください。

各オブジェクトは、対応するコレクションに格納できます。たとえば、Error オブジェクトは Errors コレクションに格納できます。詳細については、「ADO コレクション」、またはコレクションの各トピックを参照してください。

ADO オブジェクトの概要

オブジェクト 説明
Command データ ソースに対して実行する、特定のコマンドの定義です。
Connection データ ソースへの接続を表します。
DataControl (RDS) データ クエリ Recordset を 1 つ以上のコントロール (テキスト ボックス、グリッド コントロール、コンボ ボックスなど) とバインドして、Web ページに Recordset データを表示します。
DataFactory (RDS Server) 指定されたデータ ソースの読み取り/書き込みデータ アクセス権をクライアント側アプリケーションに提供するメソッドを実装します。
DataSpace (RDS) 中間層にあるカスタム ビジネス オブジェクトにクライアント側プロキシを作成します。
Error プロバイダが関係した単一の操作に関連したデータ アクセス エラーの詳細情報を格納しています。
Field 共通のデータ型を持つデータの列を表します。
Parameter パラメータ クエリまたはストアド プロシージャに基づく、Command オブジェクトに関連付けられたパラメータまたは引数を表します。
Property プロバイダで定義される ADO オブジェクトの動的特性を表します。
Record Recordset の行、またはファイル システム内のディレクトリやファイルを表します。
Recordset ベース テーブルからのレコード セット全体、またはコマンドの実行によって返された結果を表します。Recordset オブジェクトは、常にレコードセット内の 1 つのレコードのみをカレント レコードとして参照します。
Stream データのバイナリまたはテキスト ストリームを表します。