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DOS/V Power Report 2002 November
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020520新命令表.txt
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Text File
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2002-05-19
|
4KB
|
133 lines
とりあえず、ちゃんとしたアップデートがまだ出来ないので(泣)
新しく追加した命令/機能を簡単な説明付きであげておきます。
一部付け焼刃な未公開命令もありますが、使えそうなものは
だいたい公開していると思います。
機能:
キーボード操作に対応。それにともなってspbtnの仕様が少し変わる。
今までは存在しないスプライトを指定してもボタンとして有効
(ただし画面上のどこにもない)だったが、現バージョンでは
存在しないスプライトを指定するとこの命令は無視される。
ドキュメント:
mp3命令はDirectShowを使っていますので、メディアプレイヤーで再生できる
音声ファイルならmp3に限らずWAVでもWMAでも再生できます。
(ただし、WMAはメディアプレイヤーそのものをインストする必要アリ)
たとえばADPCM形式WAVをmp3命令に投げてBGMとして使うことも出来ます。
mpegplayもDirectShowを使っていますので、メディアプレイヤーで再生できる
ムービーファイルはなんでも再生できます。
(この場合もデフォルトのWIndowsがそれをサポートしているのかどうかに注意。
ちなみにMPEG-1はDirectX8.0が標準でサポートしていますので大丈夫。)
AVI命令よりはこっちを使っていただけたほうが助かります。
jumpfとjumpbですが、この命令よりもgoto文のほうがはやいのと、
表示文をはさむと誤動作するため、あまり使わないほうがいいと思われます。
for next文ですが、nextを飛び越えるような動作はしないでください。
うっかりやってしまいがちなのが、gosubで飛んできたラベルの中で
for-nextループを使い、ループ中でreturnしてしまったり、あるいは、
trapでラベルを指定して、その下でfor文を使ったせいで飛び越えてしまったりです。
これは面倒な制約なので、いずれは直そうと思います。
soundpressplginの仕様はあまりお勧めしません。
確かに小さくはなるのですが、少し重いですし、
これで小さくするよりはADPCMにしたほうが効果は大きいです。
追加命令(変数番号は適当につけてます):
transbtn
btndefとbtnwait系命令の間に挟んでください。
そのボタン命令において、ボタン画像の透過部分をボタンとして無効にします。
spclclk
btndefとbtnwait系命令の間に挟んでください。
そのボタン命令において、スペースバーを左クリックと同じ動作にします。
getpageup
btndefとbtnwait系命令の間に挟んでください。
そのボタン命令において、pageupを取得します。
pageupを押すと-12を返します。
spwait スプライト番号
そのスプライトのアニメが一巡するまで待ちます
bgm "ファイル名"
mp3loop命令と同じ意味です。
bgmonce "ファイル名"
mp3と同じ意味です。
date %0,%1,%2
日付の取得。年月日。
time %0,%1,%2
時刻の取得。時分秒
itoa $0,%0
数値を文字列に変換
atoi %0,$0
文字列を数値に変換
len %0,$0
文字列の長さを返します。
mid $0,$1,%0,%1
文字列$1の%0文字目から%1文字分の部分文字列を$0に切り出します。
ただし、最初の文字を0文字目と数えてください。
usewheel
(define節のみ)ボタン命令でホイールを使う設定にします。
ホイールは-2(上)と-3(下)を返します。
useescspc
(define節のみ)ボタン命令でescボタンとspcボタンを使う設定にします。
escボタンは-10、spcボタンは-11を返します。
linepage
(define節のみ)
以後、表示文の末備に自動的に\を補います。つまり、
本文を普通に書いていけば、それは一行辺り一ページになるわけです。
AVGタイプのゲームを作るときに便利です。
noteraseman
(define節のみ)
ウィンドウ消去時、人を消さなくなります。
v数字:
dv数字:
ボイスを入れるときに便利な命令です。それぞれ、
wave "wav\数字.wav"
dwave 0,"wav\数字.wav"
と等価です。次のように使います。
dv0001:「これが0001番のせりふだよー」
flushout エフェクトにかける時間(ミリ秒)
特殊効果です。やや重め。
命令の後は必ず別の背景をロードして表示してください。
savefileexist %0,セーブ番号
セーブファイルの存在を調べます。
存在すれば1、しなければ0です。
skipoff
スキップ状態を強制解除します。
menu_dwavvol
ボリューム変更ダイアログを表示します。
cellcheckspbtn (パラメータはspbtnと同じ)
基本的にはspbtnと同じですが、セルが二つ以上ない画像の場合は無視されます。
これはCGモードのときに有効に使えます。
(つまり、サムネイルはセルがひとつだけにしておけば、
spbtn登録はループで一気に行える)
tablegoto %0,*label0,*label1,*label2,...
テーブルジャンプ。
変数の値が0ならひとつめ、1ならふたつめ……と、
羅列したラベルの先へとジャンプする。