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超お手軽な換装作業


■まるごとコピー

システムドライブを交換するには
  • OSを初めから入れ直す方法
  • システムドライブをまるごとコピーする方法
    の2通りの方法があります。

  • OSを初めから入れ直す方法
    全体的にぐっちゃぐっちゃになってしまってOS起動までに異様に時間がかかるようになってしまったり、全体的な動きに問題があると感じた時に安定動作させる方法として有効です。できる事なら、この方法をとるのが一番良いですね。
    ですが、OSの入れ直しの他、OS自体のアップデートのやり直し、各種ドライバの入れ直し、インストールされていたソフトを全て入れ直し、メールデータなどのデータの移動、メールなどの設定のやり直しと、やらなければならない事をピックアップするとうんざりします。

  • システムドライブをまるごとコピーする方法
    とにかく手っ取り早い方法なので、手間を全て省く事ができて楽です。その代わり安定動作させる事に関しては、元々安定動作しているシステムなら問題ないのですが、ぐちゃぐちゃ状態のシステムの場合は、忠実に移行されるので原因がハード的な問題でないかぎりは全く改善される事はありません。

    今回は、OSを入れアップデートを行い、セキュリティソフトを入れただけのシンプル構成のPCを使い、ドライブのみ交換する方法で動作を比較しますので、「システムドライブをまるごとコピーする方法」を行います。

    その使用するシンプル構成のPCは、お楽しみCD77で作成したIntelのAtomCPU付きマザー「D945GCLF2」を使ったPCです。このハードディスクをSSDに差し替えたいと思います。

    このPCは、WEBの閲覧ぐらいにしか使っていないので250GBも積んでいるのにインストールされているのはWindowsXpと各種ドライバとフリーのウイルスチェックソフトぐらいなので、使用されているハードディスク容量は4GBも満たないぐらいという勿体無い使い方をされております。

    こんなシンプル構成なので、元々Windowsの起動がそこそこ早いのですが「もっと早く起動しさせたい」という贅沢な希望に応えられるか、というのが今回の一番の目的です。
    というわけで・・・

    早速換装作業開始

    まずはマウンタをSSDに取り付けておきます。 (別に後でも構わないです)
    空いているSATAコネクタと電源をSSDにつなげます。
    「Acronis Migrate Easy 7.0」をCD/DVDドライブに入れてPCを起動。
    CD-ROM「Acronis Migrate Easy 7.0」から起動させます。
    CD-ROMから起動しない場合は、一時的で良いのでBIOS設定で起動順の1番目をCDドライブに変更しておいてください。
    「Acronis Migrate Easy 7.0」が起動すると左の画面が表示されます。
    マウスで上の「ディスクのクローン作成」を選択してください。
    すると左の画面が表示されますので「次へ」を選択してください。
    すると左の画面が表示されます。
    今回は「簡単に」という事を重視しますので、「○自動」を選び、「次へ」を選択してください。
    すると左の画面が表示されます。

    ハードディスク自体の容量は1/8程度ですが、ここで実際に使われている容量は前述の通り4GB程度なのでデータ移行に全く問題ありません。

    とりあえず確認いただいて、問題なければ「次へ」を選択してください。
    すると左の画面が表示されます。

    コピー元とコピー先のドライブに間違いが無いか確認いただいて、問題なければ「次へ」を選択してください。
    コピー作業が始まります。
    この画面ですと大体半分で残り1分16秒なので、大まかに見て全システムデータのコピーに3分程度。つまり1GBのコピーに1分ぐらいで見ておけば十分でしょう。(構成により異なりますが)
    コピー終了寸前は、こんな画面が表示されます。
    これで、コピー作業終了。
    「OK」を押して終了してください。

    後は、ハードディスクを外してマウントを付けたSSDを取り付ければ完了。

    「Acronis Migrate Easy 7.0」で起動させて5回(最後の「OK」含めると6回)クリックするだけ。
    そして、この程度の容量のシステムであれば全工程に1時間もかかりませんでした。

    作業量も時間的にも超お手軽でしょ?


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