選択されたファイルの情報を表示します。ViXのプロパティでは、画像ファイルであったときは画像のサイズと色数まで表示し、デジカメで撮影した画像では撮影情報も表示されます。
左に画像のプレビューが表示されますが、切ることもできます。カタログファイルがない場合には、プレビューの表示には画像の読み込みと同じだけ時間がかかりますので、切っておいた方がよいでしょう。
右上には様々な機能のボタンが配置されています。
左の４つがそれぞれ「前へ」「次へ」「適用してから前へ」「適用してから次へ」です。スライドショウと同じように、前後のファイルに移動することができます。このとき、スライドで移れるのはファイル及び書庫ファイル内のファイルだけで、フォルダやシステムファイルには移れません。 あとの３つは、「選択」「選択して閉じる」「開く」であり、画像ウィンドウの「ファイルの選択」、「選択して閉じる」、メインウィンドウの「開く」コマンドと同様です。
フォルダやシステムファイルの場合、ポップアップメニューから出したプロパティ（エクスプローラと同じ）と、「ファイル」メニューから選択して出したプロパティ（ViX独自）とで表示内容が異なるのですが、これは仕様です。
「ファイルの情報」タブには、画像ファイル内部に埋め込まれている、様々な情報を表示されます。ViXの画像の保存時に入力したコメントはここで見ることができます。
ExifまたはCIFFフォーマットによりデジカメでの撮影データが記録されているファイルであれば、撮影データを表示します。カメラメーカーが独自に記録している情報にも、すべてでないにしろ対応しています。NSK-TIFFでも付属情報が表示されます。
リストの幅の都合で内容が途中で切れて見えない場合は、省略されている文字列の上でマウスを静止させると、ツールチップが出てすべて表示されます。
カタログ表示時にプロパティを表示させると、画像ファイルにコメントやキーワードを設定できるようになります。「コメント」や「キーワード」のタブをクリックして、内容を入力してください。この内容はカタログファイルに保存され、次回から参照・検索できます。画像の整理・管理にお役立てください。
ここで設定した「コメント」はカタログファイルに保存され、プロパティからのみ入力・表示できます。カタログ表示時には「表示情報」内で「コメント」をオンにすることで、縮小画像の下または隣りに表示することができます。「ファイルの情報」内で表示されるコメントや、画像の保存時に入力できるコメントとは別物ですので、注意してください。
キーワードを設定すると、後から指定のキーワードで検索できるようになります。「画像」メニューの「検索」の項をご覧ください。
キーワードは「追加」「削除」ボタンで加除できますが、キーワードの一覧表示で、いちばん最後の行が空欄になっていますので、そこで「F2」キーを押して新しいキーワードを入力し、また選択中のキーワードを「Del」キーを押して削除した方が素早く加除できます。
複数のファイルに同じキーワードを一度に追加する「キーワード一括入力」コマンドもあります。
スライド機能と組み合わせて、次々にファイルにコメント、キーワードを入力していけば、入力の手間もいくらか省けるでしょう。コメント・キーワード入力後次のファイルに移るには、「次へ」ボタンでなく、「適用して次へ」を押してください。そうしないと、「次へ」を押した瞬間に入力したコメント・キーワードが消えてしまいます。