画像ウィンドウ

メインウィンドウから縮小画像やファイル名をダブルクリックすると開く画像ウィンドウは、ふつうのメニューやツールバーなどで構成されており、特に操作する上で変わった点はないように見えます。しかしそこには、知っていると便利な操作方法が隠されています。

画像のスクロール

通常のスクロールバーによる画像のスクロールも可能ですが、ViXの画像ウィンドウでは、画像の上でマウス左ボタンを押し、そのままマウスを動かすことで、動かした方向に画像がスクロールします。

全画面表示時のメニューバー・ツールバー

画像ウィンドウの「表示」メニューから「全画面表示」を選ぶと、画像が画面を覆います。デフォルトでは、全画面表示時にはメニューバーやツールバーは表示されていませんが、マウスカーソルを画面のいちばん上端に持っていくと、一時的にメニューバーやツールバーが現れます。マウスカーソルを下に持っていくとこれらはまた消えます。
常にメニューバー・ツールバーを出しておくようにするには、「設定」の「画像ウィンドウ」のところをご覧ください。

任意の点で画像を拡大・縮小

Ctrlキーを押しながら画像の上で左ボタンでクリックすると、マウスカーソルの位置を中心に拡大します。同じく、右ボタンで縮小します。
ちなみに「ルーペ」コマンドによってルーペモードに入ったときは、キーを押さなくても左右ボタンのクリックのみで拡大縮小できます。

ドラッグ&ドロップによる画像の連結

画像ウィンドウの上で、他の画像ファイルをドロップすると、今開いている画像に、ドラッグ&ドロップしてきた画像が連結されます。どちら側に連結されるかは、ドロップした位置によって決まります。例えば画像の上端でドロップしたときは、上側に連結されます。
右ボタンでドラッグ&ドロップするとその場でメニューが出て、どちら側に連結するかが選べます。

ダブルクリックで閉じる

初期状態では、画像ウィンドウはダブルクリックすれば閉じることができます。また「閉じる」のみならず、任意のコマンドをダブルクリックに割り付けることができます(マウスボタン カスタマイズ)。

全画面表示時にウィンドウタイトルを表示する

ウィンドウ表示時にタイトルバーに出ている画像のファイル名や画像情報は、全画面表示時にも「Alt」キーを押せば、「Alt」キーを押しつづけている間だけ、画面左上に小さく表示することができます。
設定によって、全画面表示時常に情報を表示させることもできます。