画像ウィンドウの「全画面表示」コマンドによって、または設定の「画像の表示」の中の「表示先」の設定で全画面表示にした場合に適用される設定です。
全画面表示時に、メニューバー、ツールバー及びシークバーを表示するかどうかを決めます。
設定の「画像の表示-画像ウィンドウ」のところで説明しているのと同じ意味ですので、そちらをご覧ください。
ウィンドウ表示時とは独立しており、全画面表示時にのみ有効です。ただし、ウィンドウから全画面表示に切り替えたときには適用されません。最初から全画面表示で読み込んだ場合に適用されます。
全画面表示時に、マウスカーソルを表示するかどうか決めます。画像の鑑賞のためにカーソルが邪魔だというときはオフにしてください。
オフにしたときは、カーソルはマウスでクリックするか、何かキーを押した後マウスを動かすと、再び表示されるようになります。
オンにすると、全画面表示したとき、左上隅に画像のファイル名等を常に表示します。ここがオフのときは、「Alt」キーを押せば、キーを押している間だけファイル名や画像情報が表示されます。
ここで表示される情報は、画像ウィンドウでウィンドウタイトルに表示されるものと同じであり、設定の「画像の表示」内の「ウィンドウ
タイトル」で表示内容を変更できます。
動画ファイルは一般的にサイズが小さく、1024×768ドット以上の高解像度で見ると無理やり拡大するためドットのギザギザ(ジャギー)が目立つ場合があります。
この設定をオンにすると、動画の全画面表示では、動画が画面内に収まり、かつなるべく低い解像度に画面を切り替えるようになります。例えば320×240ドットのMPEG-1画像なら640×480ドット、720×480ドットのMPEG-2画像なら800×600ドットの画面に切り替え、鮮明に見れるようになります。
切り替わった解像度は、ViXを終了すると元に戻ります。ViXのウィンドウサイズも小さくなってしまうため、設定の「起動」の「メインウィンドウの状態を保存」をオフにすることをお勧めします。動画再生後すぐに元の解像度に戻してほしいとの声もありますが、CRTディスプレイの場合あまりに頻繁に解像度を切り替えるとディスプレイを早く消耗させるように思われるので、対応しません。