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1992-08-19
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8KB
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194 lines
1.FAPX v4.05の概要
FAPXは、NIFTY-Serveへの完全自動通信を実現するためのMOP
TERM用オートパイロット定義プログラムです。
FAPXは、北狐さんの作成されたFAP(NIFTY-FULL-AUTO-PILOT) Ver2.2
をベースに機能追加を行ったFAP2改.PLTを、MOPTERMv0.98以
降で強化されたオートパイロット制御文を用いて機能追加したものです。
FAPX v4.05はMOPTERM v2.02a以降に対応しています。
v2.01以前では使用できませんので、かならずv2.02a以降にレベルアッ
プしてください。
とりあえず使用してみる場合には、本書の第2章の1)から4)まで読めば使用
できるはずですが、できるだけ第2章全部と第3章は目を通して下さい。
2.FAPX v4.05を使用するには
1)オートパイロットプログラムファイルの複写
FAPX v4.05の実行ファイル(*.PLT,*.PLP)は16個のフ
ァイルから構成されています。この全てのファイルを同一のディレクトリに複写し
て下さい。この際にファイル名を変更したり、ファイルの内容を変更したりしない
ようにして下さい。動作しなくなる場合があります。
2)オートパイロットの起動
MOPTERMを起動した後、画面上部のメニューバーのなかからAUTOアイ
コンをクリックします。ファイルセレクタが表示されますので、先程オートパイロ
ットを複写したディレクトリまで移動し、FAPXMAIN.PLTというファイ
ルをクリックして下さい。
3)ユーザー情報の設定
FAPX v4.00以降で設定されているユーザー情報はそのまま使用するこ
とができます。
FAPX v4.05を初めて起動した場合には自動的にユーザー情報を設定す
るメニューが表示されますので、メニューに従って設定して下さい。設定は省略す
ることも可能ですが、最低限以下の情報が設定されていないとFAPXは通信を行
うことができません。
モデムの機種
アクセスポイントの電話番号
ユーザーID
アクセスポイントの電話番号はFENICS ROAD1/2の2箇所設定可能
ですが、何方か一方が設定されていればOKです。
また、以下の情報はできるだけ設定しておいて下さい。通信後のログの整理が容
易になります。
ログ保存ディレクトリ
ログ作成モード
ログ圧縮モード
ユーザー情報の設定は外部ファイルに保存し、復元することができます。この場
合、ファイル名の拡張子は『USR』にして下さい。この設定情報保存復元機能を
利用することにより、1台のTOWNSで複数の方が通信する場合など、設定情報
を簡単に変更することができます。
4)NIFTYでの処理の設定
FAPX v4.00以降で設定されているNIFTYでの処理はそのまま使用
することができます。
FAPX v4.05を初めて起動した場合には、ユーザー情報設定終了後、自
動的にNIFTYでの処理の設定メニューが表示されますのでメニューに従って設
定して下さい。
設定方法は、数字の付いたボタンをクリックして行います。
まだ設定されていないボタンであればNIFTYでの処理を選択するメニューが
表示されます。
すでに何か設定されているボタンであれば変更することができます。ただし、フ
ォーラムの処理から、ホームパーティの処理へというような変更はできません。こ
のような場合は、一旦削除してから再度設定し直す必要があります。
変更は、フォーラムであればフォーラム名の変更、ホームパーティであれば主催
者のIDの変更などができます。
NIFTYでの処理をなにも指定しなかった場合にもメール受信処理だけは必ず
実行されます。メール受信処理を省略することはできません。
NIFTYでの処理に設定できるのは以下の処理です。
フォーラムの未読を読む(ライブラリ一覧を見ることもできます)
ホームパーティの未読を読む
課金情報を確認する
FM情報を確認する
今週のお知らせを読む
自由行動(チャット等)
再ログイン(別のIDで再ログインします)
NIFTYでの処理の設定情報は外部ファイルに保存し、復元することができま
す。この場合、ファイル名の拡張子は『NIF』にして下さい。この設定情報保存
復元機能を利用することにより、1台のTOWNSで複数の方が通信する場合など、
設定情報を簡単に変更することができます。
アップロードやライブラリからのダウンロードは通信開始前にその都度指定する
ことができます。その方法はメインのメニューから自動アップロードの設定または
自動ダウンロードの設定を選択し、指示に従って入力して下さい。
5)必要なプログラム
FAPX v4.05をお使いになる場合には以下のプログラムが必要です。
MOPTERM.EXP これがなくては始まりません(^_^)
v2.02a以降
TXF.EXE ログ参照機能を使用する場合に必要です。
実質的に必須と考えて下さい。
v1.36e以降が必要です。
LHA.EXE ログファイルの圧縮保存を行う場合にい
または ずれかが必要です。
LHarc.EXE LHAの使用をおすすめします
MS-DOS V3.1基本機能 ファイル操作を行う場合必要になります。
V5.0でも使用可能がどうかは作者が持
っていないため確認できません。(^_^;)
LHA.EXE ファイル操作を行う場合必要になります。
ISH.COM 同 上
DIET.EXE 同 上
v4.04で必要だったLCX.EXEはTXF.EXEがLCX.EXEの機
能を包含したため、不要となりました。
3.著作権等について
FAPX v4.05に関する、私、Yama-chan の作成・変更部分についての著
作権は一応留保しますが、商用以外の利用、改造、転載については特に制限はあり
ません。但し、転載の場合は、ドキュメントファイルを含む全てのファイル一式を
セットで転載して下さい。転載された場合は転載先でのサポートは転載者が責任を
もって行って下さい。(すくなくとも次章記載の連絡先までの取次ぎはお願いしま
す)
改造されたものを公開される場合にはこのドキュメントファイルの先頭にあるよ
うな著作権表示をして下さい。
4.メンテナンスその他について
FAPX v4.05に関する質問・要望・苦情・問い合わせは、NIFTY-
ServeのTOWNSフォーラム1(FTOWNS1)の『通信ソフトについて』
の会議室か、私宛のメールにてお願いします。
連絡先 PEE01244,PDB02377 Yama-chan こと 山田 弘明
メンテナンスは行うつもりですが、その範囲・期限については明示・保証はでき
かねますのでご了承ください。また、旧版に対するメンテナンスは新版へのバージ
ョンアップでご容赦いただく場合があります。
なお、動作確認は以下の環境で行いました。これ以外の環境では当方では確認し
ていません。(というか、環境がないためできませんでした)
これ以外の環境、特にモデムの動作確認情報(不動作情報も含む)をお教えいた
だければ幸いです。その際にはモデム機種名、ディップスイッチ設定、ATコマン
ド等なるべく詳細な情報をいただくとありがたく思います。
TOWNS2 メモリ2MB+4MB(計6MB内RAMディスク1.5MB)
ハードディスク アイテック TX-180
+ ニューテック NT130-55FM
モデム AIWA PV-A2400MNP4
Townsシステムソフトウェア V2.1L10a
MOPTERM V2.02a
5.損害等について
FAPXを使用したことによる損害等については一切責任を負いかねますのでご
了承ください。
6.謝辞
FAPX v4の作成にあたってはGOOSEさん作のNEM、モップさん作の
NYAN、すけるとんさん作のNYAN_E、Danteさん作のEXFSを参考
にさせて頂きました。とくに、モデム設定の部分とディレクトリ作成部分はNYAN
からそのままコピーさせて頂きました。
NEMとNYANからは、各種の設定を外部ファイル化する考え方と手法を、
NYAN_EとEXFSからはファイルユーティリティ機能を参考にさせて頂きま
した。
また、るぱんさんの作成されたライブラリ一覧を参照するモジュールを改造して
組み込んでいます。
さらに、<Nakatani>さんにはテキストファイルユーティリティTXF.EXEに
FAPX用の機能を組み込んでいただきました。
また、-なる-さんにはFAPX改造講座を開講していただき、数多くのアイディ
アを取り入れさせていただきました。今週のお知らせを読むモジュールは-なる-さ
んの作成されたものを改造したものです。
このパイロットプログラムの母体を作成された北狐さん、その他、参考となるパ
イロットプログラムを作成・公開された多くの方々、さらに、FAPXへの意見・
要望・バグ報告(^_^;)を頂いた多くの方々に感謝の意を表します。
特に、このような高機能な通信プログラム(最近は通信環境と呼んでもおかしく
ないほど充実しています)MOPTERMを作成されたモップさんには深い感謝と
尊敬の意を表します。
以 上