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/ DOS/V Power Report 1998 January (DVD) / VPR980100.ISO / DRIVER / ROLAND / MPU_SER / README.TXT next >
Text File  |  1995-12-18  |  15KB  |  361 lines

  1. <注意>
  2. このディスクに含まれるファイルの内容その他を、ローランド株式会社の許諾なく
  3. 改変、複製、配布、転載することは禁止します。
  4.  
  5. またファイルの内容については、プログラム改良の為予告なく変更されることがあ
  6. ります。
  7.  
  8. 本文中に含まれる商品名、会社名等は、各社の商標、または登録商標です。
  9.  
  10.  
  11. ●このディレクトリには
  12.  
  13. ・シリアルポート用のドライバ
  14. ・ MPU401 ボード用のドライバ
  15.  
  16. の2種類のドライバと、
  17.  
  18. ・Windows 3.1 用ドライバを削除するためのアンインストーラ
  19.  
  20. が含まれています。
  21.  
  22. ●各サブディレクトリとファイル構成
  23.  
  24. [MPU&SER]
  25.  |
  26.  +-- Readme.txt : このファイル
  27.  |
  28.  +--[NECJPN] : NEC PC-9800 用 Windows 3.1 版 MPU とシリアル MIDIドライバ
  29.  |   |
  30.  |   +--- RDSMIDI.DRV  : シリアルポート用ドライバ本体
  31.  |   +--- RDVCBD.386   : シリアルポート用仮想ドライバ
  32.  |   +--- RDMPU401.DRV : MPU401 ボード用ドライバ本体
  33.  |   +--- OEMSETUP.INF : 設定ファイル
  34.  |
  35.  +--[IBMJPN] : IBM PC/AT 互換機用 Windows 3.1 版 MPU とシリアル MIDIドライバ
  36.  |   |
  37.  |   +--- RDSMIDI.DRV  : シリアルポート用ドライバ本体 (日本語表示)
  38.  |   +--- RDVCBD.386   : シリアルポート用仮想ドライバ
  39.  |   +--- RDMPU401.DRV : MPU401 ボード用ドライバ本体 (日本語表示)
  40.  |   +--- OEMSETUP.INF : 設定ファイル
  41.  |
  42.  +--[IBMUS]  : IBM PC/AT 互換機用 Windows 3.1 版 MPU とシリアル MIDIドライバ
  43.  |   |
  44.  |   +--- RDSMIDI.DRV  : シリアルポート用ドライバ本体 (英語表示)
  45.  |   +--- RDVCBD.386   : シリアルポート用仮想ドライバ
  46.  |   +--- RDMPU401.DRV : MPU401 ボード用ドライバ本体 (英語表示)
  47.  |   +--- OEMSETUP.INF : 設定ファイル
  48.  |
  49.  +--[NECJPN95] : NEC PC-9800 用   Windows 95 版 シリアル MIDIドライバ
  50.  |   |
  51.  |   +--- RDSMID95.DRV : シリアルポート用ドライバ本体
  52.  |   +----RDSMID95.INF : 設定ファイル
  53.  |
  54.  +--[IBMJPN95] : IBM PC/AT 互換機用 Windows 95 版 シリアル MIDIドライバ
  55.  |   |
  56.  |   +--- RDSMID95.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 (日本語表示)
  57.  |   +----RDSMID95.INF : 設定ファイル
  58.  |
  59.  +--[IBMUS95]  : IBM PC/AT 互換機用 Windows 95 版 シリアル MIDIドライバ
  60.  |   |
  61.  |   +--- RDSMID95.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 (英語表示)
  62.  |   +----RDSMID95.INF : 設定ファイル
  63.  |
  64.  +--[UNINSTJ] : Windows3.1 版シリアル MIDI ドライバのアンインストーラ
  65.  |                           (日本語表示)
  66.  +--[UNINSTE] : Windows3.1 版シリアル MIDI ドライバのアンインストーラ
  67.  |                            (英語表示)
  68.  +-- uninstal.txt : アンインストーラの説明ファイル
  69.  
  70. ※アンインストーラについては、このディレクトリにある uninstal.txt をお
  71.  読み下さい。
  72.  
  73. ※Windows95 で MPU401 ドライバをご利用になる場合は、お使いのコンピュータに
  74.  合った Windows3.1 版ディレクトリ(IBMJPN, IBMUS, NECJPN)にある MPU401ドラ
  75.  イバを使用してください。(プラグ&プレイ機能には対応していません。)
  76.  
  77. ●目次
  78. Roland シリアル MIDIドライバ/MPU401 ドライバのインストール方法
  79.  Windows 3.1 で使用する場合
  80.  Windows 95  で使用する場合
  81.  
  82. シリアル MIDI ドライバの設定ダイアログの解説
  83.  
  84. MIDIインターフェースを使用するときの注意
  85.   NEC PC-9800シリーズの場合
  86.   NEC PC-9821 CanBeシリーズ(PC-9821 Cb, Cx, Cf)の場合
  87.   NEC PC-9821 CanBe2, CanBe3シリーズ(PC-9821 Cb2, Cx2, Cb3, Cx3)の場合
  88.   DOS/Vパソコンの場合
  89.   Sound Blasterを搭載したコンピューターの場合
  90.   IBM PS/V Visionの場合
  91.  
  92.  
  93.  
  94. MPU-401 およびシリアル MIDI ドライバのインストール方法
  95. ------------------------------------------------------
  96. <重要>
  97. シリアル MIDI ドライバはお使いの環境(Windows3.1/Windows95)に合ったも
  98. のをお使い下さい。Windows 95 用ドライバをインストールする際は、
  99. Windows3.1 用ドライバをあらかじめ削除しておく必要があります。必ず、付属
  100. のアンインストーラを使って、Windows3.1 用ドライバを削除して下さい。
  101. 詳しくは、uninstal.txt をお読み下さい。
  102.  
  103. [Windows 3.1 版の場合]
  104. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  105. (シリアル MIDI ドライバの場合の注意)
  106.    古いバージョンのシリアルドライバからアップデートする場合、
  107.       旧バージョンを削除した上で、以下の手順に沿って下さい。
  108.       その際、「COMx は使用できません。」等のメッセージが
  109.       表示される場合もありますが、そのまま続けてください。
  110.  
  111. 1.コントロールパネルを開いて、「ドライバ」アイコンをダブル・クリック
  112.   します。
  113.  
  114. 2.「追加」を選んで、「一覧にない、または更新されたドライバ」を選びま
  115.   す。
  116.  
  117. 3.ドライバ・ディスクをフロッピードライブに入れて、お持ちの機種に
  118.     あったディレクトリを選びます。
  119.     例:「a:\mpu&ser\ibmjpn」(IBM PC/AT 互換機で、日本語表示の場合)
  120.  
  121.     ※英語版 Windows 95 で日本語のドライバをインストールすると、
  122.       表示がおかしくなります。
  123.  
  124. 4.「一覧にない、または更新されたドライバの追加」ダイアログで、
  125.   「Roland シリアルMIDIドライバ」(または、「Roland MPU401 MIDI
  126.    ドライバ」)を選びます。
  127.  
  128.     ※【ドライバがすでに存在します】ダイアログ ボックスが表示されたら、
  129.      [新しく組み込む]ボタンをクリックしてください。
  130.  
  131. 5.設定ダイアログで、お持ちの機種にあった設定をしたあと、
  132.     Windows 3.1 を再起動してください。
  133.  
  134.     ※メディアプレーヤー等で再生する場合は、再起動後、コントロールパ
  135.    ネルの「MIDI マッパー」アイコンを選び、シリアルドライバ用(また
  136.    は、MPU 用)に新しいマップを作成してください。
  137.  
  138.  
  139.  
  140. [Windows 95 版の場合]
  141. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  142. (シリアル MIDI ドライバの場合の注意)
  143.    シリアル MIDIドライバをインストールする前に、Windows3.1用のシリ
  144.    アル MIDIドライバの削除(アンインストール)を行います。Windows95
  145.    上で、Windows3.1用シリアル MIDI ドライバを削除するには、必ずアン
  146.    インストーラを実行して下さい。詳細は、uninstal.txt をご覧下さい。
  147.  
  148. MPU401 ドライバをインストールする場合は、(6.)から始めて下さい。
  149.  
  150. 1.Windows 95を起動します。
  151.  
  152. 2.ドライバ・ディスクをフロッピー・ディスク・ドライブに入れます。
  153.  
  154. 3.[スタートメニュー]-[プログラム]-[エクスプローラ]を起動して、アンイ
  155.   ンストーラの入っているディレクトリ \mpu&ser\uninstal を選択します。
  156.  
  157. 4.このディレクトリにある uninstal.exe をダブルクリックします。
  158.   アンインストーラーが起動します。
  159.  
  160. 5.画面に表示されるメッセージにしたがってください。
  161.   「再起動します」というメッセージが表示されたら、フロッピー・ディス
  162.      ク・ドライブからドライバ・ディスクを取り出し、[OK]をクリックします。
  163.   コンピュータが再起動します。
  164.  
  165.   これでシリアル MIDI ドライバーをインストールする準備ができました。
  166.  
  167. 6.コントロールパネルを開いて、「ハードウェア」をダブル・クリックします。
  168.  
  169. 7.「新しいハードウェアを、自動的に検出しますか?」に対して
  170.     「いいえ」を選び、「次へ」をクリックします。
  171.  
  172. 8.「サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ」を選び、「次へ」を
  173.   クリックします。
  174.  
  175. 9.「ディスク使用」ボタンをクリックして、ドライバ・ディスクをフロッ
  176.     ピードライブに入れ、お持ちの機種にあったディレクトリを指定します。
  177.  
  178.     例:「a:\mpu&ser\ibmjpn95」(IBM PC/AT 互換機で、日本語表示の場合)
  179.  
  180. (MPU401 ドライバをインストールする場合の注意)
  181.   MPU-401 ドライバをインストールする場合は、使用環境にあったディレク
  182.   トリ(IBMJPN, IBMUS, NECJPN) を指定して下さい。
  183.  
  184.     ※英語版 Windows 95 で日本語のドライバをインストールすると、
  185.       表示がおかしくなります。
  186.  
  187. 10.「デバイスの選択」ダイアログで「RolandシリアルMIDIドライバ for
  188.       Windows95」(または、「Roland MPU401 MIDIドライバ」)を選びます。
  189.  
  190. 11.「ハードウェアウィザード」ダイアログで「完了」をクリックします。
  191.  
  192. 12.設定ダイアログで、お持ちの機種にあった設定をしたあと、
  193.     Windows 95 を再起動してください。
  194.  
  195.     ※メディアプレーヤー等で再生する場合は、再起動後、コントロールパネ
  196.    ルの「マルチメディア」を選び、「MIDI」のページをひらいて、「単一
  197.    の機器」でインストールしたドライバを選択してください。
  198.  
  199.  
  200.  
  201. ----------------------------------------------------
  202. シリアル MIDI ドライバの設定ダイアログについての解説
  203. ----------------------------------------------------
  204. 設定ダイアログでは、
  205. ・使用する COM ポート
  206. ・使用するボーレート
  207. ・MIDI OUT の2ポート切り替え
  208. ・シリアルドライバの ON / OFF 切り替え
  209. が設定できます。
  210.  
  211. ●使用する COM ポートについて
  212.  お手持ちの機種にあるシリアルポートを選んで下さい。
  213.  ほとんどの場合は COM1 になりますが、IBM PC/AT 互換機の場合、シリアルマウスを
  214.  お使いの方は、COM2 を使用してください。
  215.  
  216. ●使用するボーレート
  217.  NEC PC-9800 シリーズの場合 : PC-1
  218.  IBM PC/AT   互換機  の場合 : PC-2
  219.  に設定しますが、IBM PC/AT 互換機の一部の機種では、PC-1 を選ぶことも可能です。
  220.  
  221. <参考>
  222.  IBM PC/AT 互換機のボーレート設定での PC-1 は、お使いのコンピュータが以下の
  223.  I/O チップを搭載している場合に使用できます。
  224.  
  225.   SMC 社製 FDC37C663, FDC37C664, FDC37C665, FDC37C666
  226.   (搭載 I/O チップの種類については、コンピュータ購入店へお問い合わせください。)
  227.  
  228. ●MIDI OUT の2ポート切り替えについて
  229.  「MIDI OUTを2ポート有効にする」チェックボックスをチェックしておくと、
  230.  MIDI OUTポートが2つ認識されます。
  231.  複数のポートに対応したシーケンサーではシリアル・ケーブル1本で、32パートの演
  232.  奏が楽しめます。32パート演奏にはSC-88 や SC-88VL など、32パート に対応した音
  233.  源が必要です。
  234.  
  235. ●シリアルドライバの ON / OFF 切り替えについて
  236.  「ドライバを無効にする」チェックボックスをチェックしておくと、シリアルドライ
  237.  バが Windows システムに認識されなくなります。ドライバを削除せずにシステムか
  238.  ら切り離したい場合に有効です。
  239.  
  240.  ※設定を有効にするには Windows の再起動が必要です。
  241.  
  242.  
  243. - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - -
  244.  
  245. ■ MIDIインターフェースを使用するときの注意 ■
  246.  
  247. コンピューターとMIDIインターフェースは、割り込みレベルおよびI/Oポートの入
  248. 出力でやり取りしています。拡張ボードなど他の周辺機器と割り込みレベルやI/O
  249. アドレスが重複しているときは正しく動作しません。
  250.  
  251. MIDIインターフェースやサウンド・ボードの工場出荷時の割り込みレベルとI/Oア
  252. ドレスが、現在のシステムや他の拡張ボードなどですでに使用されていないかどう
  253. かを確認してください。割り込みレベルとI/Oアドレスは、コンピューターや拡張
  254. ボードのマニュアル、あるいは設定ユーティリティーなどで確認できます。設定が
  255. 重複している場合は、どちらかの設定を変更する必要があります。
  256.  
  257. 【設定を変更する場合の注意】
  258. ・ボードの設定のためにコンピューターからボードを取りはずす場合は、必ずコン
  259.  ピューターの電源を切ってから、マニュアルの指示にしたがって作業を行ってく
  260.  ださい。
  261. ・ボード側の設定とソフトウェア側(Windowsのドライバやアプリケーション)の
  262.  設定が必ず一致するようにしてください。
  263. ・どのボードに問題があるかを調べるためにボードを取りはずすときは、ドライバ
  264.  ・ソフトも削除してください。ボードが無いのにドライバが残っていると、シス
  265.  テムが正常に動作しなくなる場合があります。
  266. ・MPU対応の他の音楽用アプリケーションやDOS版ゲームの中には、出荷時の割り込
  267.  みレベルまたはI/Oアドレスを変更してしまうと動作しなくなることがあります。
  268.  このようなアプリケーションをお使いになる場合は、MIDIインターフェース以外
  269.  のボードで割り込みレベルまたはI/Oアドレスを変更してください。
  270.  
  271. NEC PC-9800シリーズの場合
  272. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  273. MIDIインターフェースMPU-PC98IIやサウンド・ボードGPPC-NAをお使いの場合、工
  274. 場出荷時の割り込みレベル(INT2)とI/Oアドレス(E0D0)が、現在のシステムや
  275. 他の拡張ボードなどですでに使用されていないかどうかを確認してください。
  276. Windows 3.1上でプラグ&プレイ対応の周辺機器を同時に使用する場合は、システム
  277. に付属しているプラグ&プレイ用設定ユーティリティを使用して、ボードのI/Oアド
  278. レスと割り込みレベルを登録してください。詳しくは、お使いのコンピューターの
  279. マニュアルを参照してください。
  280.  
  281. ※I/Oアドレスを変更する場合は、WindowsのMPU401 MIDIドライバで選択できるI/O
  282.  アドレスE0D0、E4D0、E8D0、ECD0にしてください。
  283.  
  284. ここでは、NEC PC-9821 CanBeシリーズ、CanBe2, CanBe3シリーズの場合を例に説
  285. 明します。
  286.  
  287. ■NEC PC-9821 CanBeシリーズ(PC-9821 Cb, Cx, Cf)の場合
  288.  
  289. NEC PC-9821 CanBeシリーズでは、MIDIインターフェースの工場出荷時の割り込み
  290. レベル(INT2)がすでにシステムで使用されています。そのため、MIDIインター
  291. フェース側の割り込みレベルの設定を変更する必要があります。
  292.  
  293. FAXモデム内蔵モデルの場合
  294. MIDIインターフェースの割り込みレベルを[INT0]に設定します。これ以外の値
  295. は、すべてシステムが使用しているので設定できません。
  296.  
  297. FAXモデムを内蔵していないモデル(PC-9821 Cb model2/model2D)の場合
  298. MIDIインターフェースの割り込みレベルを[INT0]または[INT1]に設定します。
  299. これ以外の値は、すべてシステムが使用しているので設定できません。
  300.  
  301. ■NEC PC-9821 CanBe2, CanBe3シリーズ(PC-9821 Cb2, Cx2, Cb3, Cx3)の場合
  302.  
  303. NEC PC-9821 CanBe2, CanBe3シリーズの初期設定では、MIDIインターフェースが使
  304. 用できる割り込みレベルがありません。[INT1]を使用している赤外線通信機能を
  305. オフにして、MIDIインターフェースの割り込みレベルを[INT1]に設定します。
  306. 赤外線通信機能をオフにする場合は、HELPキーを押しながらコンピューターの電源
  307. を入れ、システムセットアップメニューの[入出力デバイスの設定]で[赤外線通
  308. 信機能]を[使用しない]に設定してください。
  309.  
  310.  
  311. DOS/Vパソコンの場合
  312. ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  313. サウンド・ボードSCC-2をお使いの場合、
  314. 工場出荷時の割り込みレベル(IRQ9(2))とI/Oアドレス(330H)が、現在のシステ
  315. ムや他の拡張ボードなどですでに使用されていないかどうかを確認してください。
  316.  
  317. ここでは、Sound Blasterを搭載したコンピューターの場合とIBM PS/V Visionの場
  318. 合を例に説明します。
  319.  
  320. ■Sound Blasterを搭載したコンピューターの場合
  321. さまざまな周辺機器がプリインストールされているコンピューターでは、Sound
  322. BlasterなどのMPU-401と互換性がある拡張ボードが入っている場合があります。そ
  323. れらのボードの外部MIDIポートでは、MPUとの互換性をとるためにMIDIインター
  324. フェースと同じI/Oアドレス(330H)に設定されています。SCC-2とSound Blaster
  325. で設定できる割り込みレベルとI/Oアドレスは、次のようになっています。[]が工
  326. 場出荷時の設定です。
  327.  
  328. 割り込みレベル
  329.        SCC-2: 3, 5,  7, [9(2)]
  330. SoundBlaster:   [5], 7,  9(2), 10
  331.  
  332. I/Oアドレス
  333.        SCC-2: 300H, 320H, [330H], 332H, 334H, 336H
  334. SoundBlaster: 300H,       [330H]
  335.  
  336. SCC-2の設定を変更する場合
  337. SCC-2のボード上のディップ・スイッチSW2を[330H]以外に設定します。
  338.  
  339. Sound Blasterの設定を変更する場合
  340. まず、Sound Blasterの設定を変更し、変更後も正常に動作することを確認してか
  341. ら、SCC-2を取り付けます。
  342. 1. Sound Blasterのボード上のジャンパーMSELを取りはずし、I/Oアドレスを
  343.  [300H]に設定します。設定方法については、お使いのSound Blasterのマニュ
  344.  アルをご覧ください。この場合、Sound Blaster以外のボードが[300H]を使用
  345.  していないことを確認しておいてください。
  346. 2. Sound Blasterでのドライバ設定で、MIDIポートの設定を[330H]から[300H]
  347.  に変更してください。WindowsとDOSでのドライバ設定があります。
  348.  
  349. ■IBM PS/V Visionの場合
  350. IBM PS/V Visionには、Sound Blasterがプリインストールされているので、外部
  351. MIDIポートのI/Oアドレスが重複しています。I/Oアドレスの変更については、上記
  352. の説明をご覧ください。
  353.  
  354. また、SCC-2の工場出荷時の割り込みレベル(IRQ9)は、PS/V Visionのシステムで
  355. 使われています。SCC-2の割り込みレベルを工場出荷時の状態で使う場合、コン
  356. ピューターのシステム・ボード上での変更が必要です。「Video IRQ9 Enable」と
  357. いうジャンパー・ピンがある場合は、そのショート・プラグを取りはずしてくださ
  358. い。ピンの位置は、お使いのコンピューターによって異なります。
  359. (例:Model 2405-WではJP17、Model 2408ではJP12)
  360. 詳しくは、お使いのコンピューターのハードウェアのマニュアルをご覧ください。
  361.