<注意> このディスクに含まれるファイルの内容その他を、ローランド株式会社の許諾なく 改変、複製、配布、転載することは禁止します。 またファイルの内容については、プログラム改良の為予告なく変更されることがあ ります。 本文中に含まれる商品名、会社名等は、各社の商標、または登録商標です。 ●このディレクトリには ・シリアルポート用のドライバ ・ MPU401 ボード用のドライバ の2種類のドライバと、 ・Windows 3.1 用ドライバを削除するためのアンインストーラ が含まれています。 ●各サブディレクトリとファイル構成 [MPU&SER] | +-- Readme.txt : このファイル | +--[NECJPN] : NEC PC-9800 用 Windows 3.1 版 MPU とシリアル MIDIドライバ | | | +--- RDSMIDI.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 | +--- RDVCBD.386 : シリアルポート用仮想ドライバ | +--- RDMPU401.DRV : MPU401 ボード用ドライバ本体 | +--- OEMSETUP.INF : 設定ファイル | +--[IBMJPN] : IBM PC/AT 互換機用 Windows 3.1 版 MPU とシリアル MIDIドライバ | | | +--- RDSMIDI.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 (日本語表示) | +--- RDVCBD.386 : シリアルポート用仮想ドライバ | +--- RDMPU401.DRV : MPU401 ボード用ドライバ本体 (日本語表示) | +--- OEMSETUP.INF : 設定ファイル | +--[IBMUS] : IBM PC/AT 互換機用 Windows 3.1 版 MPU とシリアル MIDIドライバ | | | +--- RDSMIDI.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 (英語表示) | +--- RDVCBD.386 : シリアルポート用仮想ドライバ | +--- RDMPU401.DRV : MPU401 ボード用ドライバ本体 (英語表示) | +--- OEMSETUP.INF : 設定ファイル | +--[NECJPN95] : NEC PC-9800 用   Windows 95 版 シリアル MIDIドライバ | | | +--- RDSMID95.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 | +----RDSMID95.INF : 設定ファイル | +--[IBMJPN95] : IBM PC/AT 互換機用 Windows 95 版 シリアル MIDIドライバ | | | +--- RDSMID95.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 (日本語表示) | +----RDSMID95.INF : 設定ファイル | +--[IBMUS95] : IBM PC/AT 互換機用 Windows 95 版 シリアル MIDIドライバ | | | +--- RDSMID95.DRV : シリアルポート用ドライバ本体 (英語表示) | +----RDSMID95.INF : 設定ファイル | +--[UNINSTJ] : Windows3.1 版シリアル MIDI ドライバのアンインストーラ |                           (日本語表示) +--[UNINSTE] : Windows3.1 版シリアル MIDI ドライバのアンインストーラ |                            (英語表示) +-- uninstal.txt : アンインストーラの説明ファイル ※アンインストーラについては、このディレクトリにある uninstal.txt をお  読み下さい。 ※Windows95 で MPU401 ドライバをご利用になる場合は、お使いのコンピュータに  合った Windows3.1 版ディレクトリ(IBMJPN, IBMUS, NECJPN)にある MPU401ドラ  イバを使用してください。(プラグ&プレイ機能には対応していません。) ●目次 Roland シリアル MIDIドライバ/MPU401 ドライバのインストール方法  Windows 3.1 で使用する場合  Windows 95 で使用する場合 シリアル MIDI ドライバの設定ダイアログの解説 MIDIインターフェースを使用するときの注意 NEC PC-9800シリーズの場合   NEC PC-9821 CanBeシリーズ(PC-9821 Cb, Cx, Cf)の場合   NEC PC-9821 CanBe2, CanBe3シリーズ(PC-9821 Cb2, Cx2, Cb3, Cx3)の場合 DOS/Vパソコンの場合   Sound Blasterを搭載したコンピューターの場合   IBM PS/V Visionの場合 MPU-401 およびシリアル MIDI ドライバのインストール方法 ------------------------------------------------------ <重要> シリアル MIDI ドライバはお使いの環境(Windows3.1/Windows95)に合ったも のをお使い下さい。Windows 95 用ドライバをインストールする際は、 Windows3.1 用ドライバをあらかじめ削除しておく必要があります。必ず、付属 のアンインストーラを使って、Windows3.1 用ドライバを削除して下さい。 詳しくは、uninstal.txt をお読み下さい。 [Windows 3.1 版の場合] ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (シリアル MIDI ドライバの場合の注意)    古いバージョンのシリアルドライバからアップデートする場合、 旧バージョンを削除した上で、以下の手順に沿って下さい。 その際、「COMx は使用できません。」等のメッセージが 表示される場合もありますが、そのまま続けてください。 1.コントロールパネルを開いて、「ドライバ」アイコンをダブル・クリック   します。 2.「追加」を選んで、「一覧にない、または更新されたドライバ」を選びま   す。 3.ドライバ・ディスクをフロッピードライブに入れて、お持ちの機種に あったディレクトリを選びます。 例:「a:\mpu&ser\ibmjpn」(IBM PC/AT 互換機で、日本語表示の場合) ※英語版 Windows 95 で日本語のドライバをインストールすると、 表示がおかしくなります。 4.「一覧にない、または更新されたドライバの追加」ダイアログで、   「Roland シリアルMIDIドライバ」(または、「Roland MPU401 MIDI    ドライバ」)を選びます。 ※【ドライバがすでに存在します】ダイアログ ボックスが表示されたら、 [新しく組み込む]ボタンをクリックしてください。 5.設定ダイアログで、お持ちの機種にあった設定をしたあと、 Windows 3.1 を再起動してください。 ※メディアプレーヤー等で再生する場合は、再起動後、コントロールパ    ネルの「MIDI マッパー」アイコンを選び、シリアルドライバ用(また    は、MPU 用)に新しいマップを作成してください。 [Windows 95 版の場合] ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ (シリアル MIDI ドライバの場合の注意)    シリアル MIDIドライバをインストールする前に、Windows3.1用のシリ    アル MIDIドライバの削除(アンインストール)を行います。Windows95    上で、Windows3.1用シリアル MIDI ドライバを削除するには、必ずアン    インストーラを実行して下さい。詳細は、uninstal.txt をご覧下さい。 MPU401 ドライバをインストールする場合は、(6.)から始めて下さい。 1.Windows 95を起動します。 2.ドライバ・ディスクをフロッピー・ディスク・ドライブに入れます。 3.[スタートメニュー]−[プログラム]−[エクスプローラ]を起動して、アンイ   ンストーラの入っているディレクトリ \mpu&ser\uninstal を選択します。 4.このディレクトリにある uninstal.exe をダブルクリックします。   アンインストーラーが起動します。 5.画面に表示されるメッセージにしたがってください。   「再起動します」というメッセージが表示されたら、フロッピー・ディス ク・ドライブからドライバ・ディスクを取り出し、[OK]をクリックします。   コンピュータが再起動します。   これでシリアル MIDI ドライバーをインストールする準備ができました。 6.コントロールパネルを開いて、「ハードウェア」をダブル・クリックします。 7.「新しいハードウェアを、自動的に検出しますか?」に対して 「いいえ」を選び、「次へ」をクリックします。 8.「サウンド、ビデオ、およびゲームのコントローラ」を選び、「次へ」を   クリックします。 9.「ディスク使用」ボタンをクリックして、ドライバ・ディスクをフロッ ピードライブに入れ、お持ちの機種にあったディレクトリを指定します。 例:「a:\mpu&ser\ibmjpn95」(IBM PC/AT 互換機で、日本語表示の場合) (MPU401 ドライバをインストールする場合の注意)   MPU-401 ドライバをインストールする場合は、使用環境にあったディレク   トリ(IBMJPN, IBMUS, NECJPN) を指定して下さい。 ※英語版 Windows 95 で日本語のドライバをインストールすると、 表示がおかしくなります。 10.「デバイスの選択」ダイアログで「RolandシリアルMIDIドライバ for Windows95」(または、「Roland MPU401 MIDIドライバ」)を選びます。 11.「ハードウェアウィザード」ダイアログで「完了」をクリックします。 12.設定ダイアログで、お持ちの機種にあった設定をしたあと、 Windows 95 を再起動してください。 ※メディアプレーヤー等で再生する場合は、再起動後、コントロールパネ    ルの「マルチメディア」を選び、「MIDI」のページをひらいて、「単一    の機器」でインストールしたドライバを選択してください。 ---------------------------------------------------- シリアル MIDI ドライバの設定ダイアログについての解説 ---------------------------------------------------- 設定ダイアログでは、 ・使用する COM ポート ・使用するボーレート ・MIDI OUT の2ポート切り替え ・シリアルドライバの ON / OFF 切り替え が設定できます。 ●使用する COM ポートについて  お手持ちの機種にあるシリアルポートを選んで下さい。  ほとんどの場合は COM1 になりますが、IBM PC/AT 互換機の場合、シリアルマウスを  お使いの方は、COM2 を使用してください。 ●使用するボーレート  NEC PC-9800 シリーズの場合 : PC-1  IBM PC/AT 互換機 の場合 : PC-2  に設定しますが、IBM PC/AT 互換機の一部の機種では、PC-1 を選ぶことも可能です。 <参考>  IBM PC/AT 互換機のボーレート設定での PC-1 は、お使いのコンピュータが以下の  I/O チップを搭載している場合に使用できます。 SMC 社製 FDC37C663, FDC37C664, FDC37C665, FDC37C666 (搭載 I/O チップの種類については、コンピュータ購入店へお問い合わせください。) ●MIDI OUT の2ポート切り替えについて  「MIDI OUTを2ポート有効にする」チェックボックスをチェックしておくと、  MIDI OUTポートが2つ認識されます。  複数のポートに対応したシーケンサーではシリアル・ケーブル1本で、32パートの演  奏が楽しめます。32パート演奏にはSC-88 や SC-88VL など、32パート に対応した音  源が必要です。 ●シリアルドライバの ON / OFF 切り替えについて  「ドライバを無効にする」チェックボックスをチェックしておくと、シリアルドライ  バが Windows システムに認識されなくなります。ドライバを削除せずにシステムか  ら切り離したい場合に有効です。  ※設定を有効にするには Windows の再起動が必要です。 - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - - ■ MIDIインターフェースを使用するときの注意 ■ コンピューターとMIDIインターフェースは、割り込みレベルおよびI/Oポートの入 出力でやり取りしています。拡張ボードなど他の周辺機器と割り込みレベルやI/O アドレスが重複しているときは正しく動作しません。 MIDIインターフェースやサウンド・ボードの工場出荷時の割り込みレベルとI/Oア ドレスが、現在のシステムや他の拡張ボードなどですでに使用されていないかどう かを確認してください。割り込みレベルとI/Oアドレスは、コンピューターや拡張 ボードのマニュアル、あるいは設定ユーティリティーなどで確認できます。設定が 重複している場合は、どちらかの設定を変更する必要があります。 【設定を変更する場合の注意】 ・ボードの設定のためにコンピューターからボードを取りはずす場合は、必ずコン  ピューターの電源を切ってから、マニュアルの指示にしたがって作業を行ってく  ださい。 ・ボード側の設定とソフトウェア側(Windowsのドライバやアプリケーション)の  設定が必ず一致するようにしてください。 ・どのボードに問題があるかを調べるためにボードを取りはずすときは、ドライバ  ・ソフトも削除してください。ボードが無いのにドライバが残っていると、シス  テムが正常に動作しなくなる場合があります。 ・MPU対応の他の音楽用アプリケーションやDOS版ゲームの中には、出荷時の割り込  みレベルまたはI/Oアドレスを変更してしまうと動作しなくなることがあります。  このようなアプリケーションをお使いになる場合は、MIDIインターフェース以外  のボードで割り込みレベルまたはI/Oアドレスを変更してください。 NEC PC-9800シリーズの場合 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ MIDIインターフェースMPU-PC98IIやサウンド・ボードGPPC-NAをお使いの場合、工 場出荷時の割り込みレベル(INT2)とI/Oアドレス(E0D0)が、現在のシステムや 他の拡張ボードなどですでに使用されていないかどうかを確認してください。 Windows 3.1上でプラグ&プレイ対応の周辺機器を同時に使用する場合は、システム に付属しているプラグ&プレイ用設定ユーティリティを使用して、ボードのI/Oアド レスと割り込みレベルを登録してください。詳しくは、お使いのコンピューターの マニュアルを参照してください。 ※I/Oアドレスを変更する場合は、WindowsのMPU401 MIDIドライバで選択できるI/O  アドレスE0D0、E4D0、E8D0、ECD0にしてください。 ここでは、NEC PC-9821 CanBeシリーズ、CanBe2, CanBe3シリーズの場合を例に説 明します。 ■NEC PC-9821 CanBeシリーズ(PC-9821 Cb, Cx, Cf)の場合 NEC PC-9821 CanBeシリーズでは、MIDIインターフェースの工場出荷時の割り込み レベル(INT2)がすでにシステムで使用されています。そのため、MIDIインター フェース側の割り込みレベルの設定を変更する必要があります。 FAXモデム内蔵モデルの場合 MIDIインターフェースの割り込みレベルを[INT0]に設定します。これ以外の値 は、すべてシステムが使用しているので設定できません。 FAXモデムを内蔵していないモデル(PC-9821 Cb model2/model2D)の場合 MIDIインターフェースの割り込みレベルを[INT0]または[INT1]に設定します。 これ以外の値は、すべてシステムが使用しているので設定できません。 ■NEC PC-9821 CanBe2, CanBe3シリーズ(PC-9821 Cb2, Cx2, Cb3, Cx3)の場合 NEC PC-9821 CanBe2, CanBe3シリーズの初期設定では、MIDIインターフェースが使 用できる割り込みレベルがありません。[INT1]を使用している赤外線通信機能を オフにして、MIDIインターフェースの割り込みレベルを[INT1]に設定します。 赤外線通信機能をオフにする場合は、HELPキーを押しながらコンピューターの電源 を入れ、システムセットアップメニューの[入出力デバイスの設定]で[赤外線通 信機能]を[使用しない]に設定してください。 DOS/Vパソコンの場合 ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~ サウンド・ボードSCC-2をお使いの場合、 工場出荷時の割り込みレベル(IRQ9(2))とI/Oアドレス(330H)が、現在のシステ ムや他の拡張ボードなどですでに使用されていないかどうかを確認してください。 ここでは、Sound Blasterを搭載したコンピューターの場合とIBM PS/V Visionの場 合を例に説明します。 ■Sound Blasterを搭載したコンピューターの場合 さまざまな周辺機器がプリインストールされているコンピューターでは、Sound BlasterなどのMPU-401と互換性がある拡張ボードが入っている場合があります。そ れらのボードの外部MIDIポートでは、MPUとの互換性をとるためにMIDIインター フェースと同じI/Oアドレス(330H)に設定されています。SCC-2とSound Blaster で設定できる割り込みレベルとI/Oアドレスは、次のようになっています。[]が工 場出荷時の設定です。 割り込みレベル SCC-2: 3, 5, 7, [9(2)] SoundBlaster: [5], 7, 9(2), 10 I/Oアドレス SCC-2: 300H, 320H, [330H], 332H, 334H, 336H SoundBlaster: 300H, [330H] SCC-2の設定を変更する場合 SCC-2のボード上のディップ・スイッチSW2を[330H]以外に設定します。 Sound Blasterの設定を変更する場合 まず、Sound Blasterの設定を変更し、変更後も正常に動作することを確認してか ら、SCC-2を取り付けます。 1. Sound Blasterのボード上のジャンパーMSELを取りはずし、I/Oアドレスを  [300H]に設定します。設定方法については、お使いのSound Blasterのマニュ  アルをご覧ください。この場合、Sound Blaster以外のボードが[300H]を使用  していないことを確認しておいてください。 2. Sound Blasterでのドライバ設定で、MIDIポートの設定を[330H]から[300H]  に変更してください。WindowsとDOSでのドライバ設定があります。 ■IBM PS/V Visionの場合 IBM PS/V Visionには、Sound Blasterがプリインストールされているので、外部 MIDIポートのI/Oアドレスが重複しています。I/Oアドレスの変更については、上記 の説明をご覧ください。 また、SCC-2の工場出荷時の割り込みレベル(IRQ9)は、PS/V Visionのシステムで 使われています。SCC-2の割り込みレベルを工場出荷時の状態で使う場合、コン ピューターのシステム・ボード上での変更が必要です。「Video IRQ9 Enable」と いうジャンパー・ピンがある場合は、そのショート・プラグを取りはずしてくださ い。ピンの位置は、お使いのコンピューターによって異なります。 (例:Model 2405-WではJP17、Model 2408ではJP12) 詳しくは、お使いのコンピューターのハードウェアのマニュアルをご覧ください。