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DOS/V Power Report 1999 October
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1999-04-27
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1KB
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26 lines
2164年の太陽系全域での通貨単位は、ドルとか円とかユーロではなくて
『アポロ』と呼ばれている。
この『アポロ』と言う単位は1969年7月20日に人類が初めて月に降り立った
時のアポロ計画からきている。
だいたい1アポロが1円ぐらいの値打ちだが、物によって価値がまるで違っている。
『衣食住』の衣食ならほぼそれぐらいの価値だが、コンピュータ等は高くても1万
アポロで買えてしまうし、家屋は政府の支給が大半の時代なので価値が無い。
支払い方法は大半がICカードによるカード決裁で行われ、一部には物々交換が
重要視される場合もある。現金は小銭程度で買える物にしか使われない。
つまりこの時代は現金を表立って使う事が少なく、給料や取引の決裁のお金はすべて
口座から口座への移動で行われ、一般的な支払いは口座引き落としかもしくはIC
カードによる支払いになる。
ICカードに馴染みの無い方に説明すると、ようするに財布だと思えばいい。
個人の口座から予めカード内のIC(メモリチップ)に使いたいだけ口座の残高を
限度に移しておく(記録する)。そしてお金を使う時はICカードをレジの挿入口へ
入れると、代金相当額がカードの記録から引かれる仕組みだ。
ICカードへの出し入れは網膜照合システムと連動しているので、本人以外の者が
使えない為に落としても第三者が利用できない。またその為再発行も容易に行える。
この時落とした方は再発行されると無効になり、同時に過去の記録から使用残高を
割り出して再発行したカードに記録される。