DOS/V Power Report 1999 October/VPR9910A.BIN/OLS/LIE2SP/LIE2SP.LZH/設定集/宇宙軍/制服.TXT

Text File | 1999-04-30 | 2KB | 57 lines

１　男女の制服の違い
男性はスボンで女性はミニスカートである。
そして男性の襟は直線的なデザインで、女性のは丸みがある。
服のチャックも男性用は襟から腰まで一直線なのに対して、女性用は左胸の辺り
からカーブを描きながら腰まである。
また丸みと言えば肩のラインも女性用は丸みがある。
それから襟のホックに右前と左前の違いがある。


２　職種別の制服の違い
宇宙軍の制服の色はそれぞれ役割を示している。

宇宙軍の標準制服は緑の襟に青色を基本にした服になっている。

艦長用は標準制服の襟に赤のラインが入ったものだが、艦長用の制服は、艦長資格が
ある者で艦船に艦長として赴任した者だけが着る事ができる。
したがって艦長資格があっても艦長として赴任していなければ通常の制服になる。

パイロット用の制服は紫の襟以外は標準制服と同じになる。
パイロット養成学校も同じ制服である。

機関部門の制服は全体が白で統一されている。

医療部門の制服は赤い襟に白が基本になった服であり、これは看護士も軍医も同じで
ある。なお軍医は中尉以上だから、違いは階級章を見れば判る。


養成学校の一般的な制服は、そこを出て赴任した先の制服と同じで、やはり階級章に
よって区別される。
例えばパイロット養成所の制服はパイロットと同じ紫の襟で階級は１・２等兵だが、
卒業と同時に伍長になって晴れて正式な宇宙軍のパイロットになる。

宇宙軍大学の制服の特徴はこの制服だけ襟が肩まで続いている。
将来基地司令とかを目指す人達の養成学校みたいなものだから、特別だと言う話も
あるが、結局大学を出ると標準の制服になる訳だから今一つ説得力に欠けている。
司令官クラスの制服と良く似たデザインなので、将来が期待されている表れだとする
意見もある。

電子大学や工科学短期大学等の工学系の大学の制服は白を基本にしていて、
襟の部分の色が大学や学部、学科によって違っている。
なお宇宙軍大学と違って、工学系の大学を出ると直接宇宙軍に入る訳じゃ無いから
階級章を付けない。

司令官の制服の特徴は、肩が黄色くなっていて、これが特別な地位を示している。
それ以外は職種を示す制服とまったく同じになる。例えば惑星守備隊司令官は
紫の襟に青色を基本にした制服である。
なお襟に赤のラインが入ると、作戦参謀本部のメンバーである事を示していている。

宇宙軍では襟に赤色のマークが入ると特別な権限を持った者である事を示していて、
有事の際には最優先でゲート等を通してもらえる。
軍医や看護士の襟が赤いのも有事を想定して他と区別している事になる。
なお特別な権限とは必要だと判断したなら独断で決められると言う意味で、例えば
艦長なら艦の運行に対して必要なら基地司令に一々伺わなくても良い事を意味する。
ようするに普段の権限を越えて決めても良いと言う事だ。