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/ DOS/V Power Report 1997 July / VPR9707B.ISO / DRIVER / IODATA / PCSCV104 / DISK.EXE / README.TXT < prev    next >
Text File  |  1997-02-17  |  12KB  |  383 lines

  1. PCSC-Vサポートソフト Version 1.04 補足情報
  2. =================================================
  3.  
  4.  
  5. 目次
  6. ====
  7.  
  8.  ファイル構成
  9.  SCV_ASPI.SYS を NEC/EPSON機で使用する方法
  10.  DOS再起動プログラムでの問題
  11.  SCV_FORM のフォーマット時の容量表示について
  12.  Windows95でフォーマットする場合の注意
  13.  Windows95でリアルモードドライバを使用する方法
  14.  Windows95での書込みエラーの回避方法
  15.   Windows95でSCSI機器が認識できない場合
  16.   Windows95ドライバを削除する方法
  17.  MS-DOSでの書込みエラーの回避方法
  18.  MS-DOSで特定のドライブを認識をさせない方法
  19.   System Soft社 CardWorks(TM)でのインストール手順
  20.   IBM社 EZGOING または EasyPlaying での問題点
  21.   I-O DATA製 MOF-640/RM-MO640F を使用する場合の注意点
  22.   I-O DATA製 CDG-SX4 を使用する場合の注意点
  23.   DELTIS製 MO を使用する場合の注意点
  24.  
  25.  
  26. ファイル構成
  27. ============
  28.  
  29.  PCSC-Vサポートソフトは, 以下のファイルから構成されています.
  30.  
  31.   ルートディレクトリ
  32.  
  33.    INSTALL.EXE     PCSC-V サポートソフトインストーラ
  34.    README.TXT     PCSC-V サポートソフト補足情報
  35.    SCV_ENBL.SYS    PCSC-V CS(NEC SS)対応イネーブラ
  36.    SCV_9855.SYS    PCSC-V PC-98用  55互換BIOSドライバ
  37.    SCV_98HD.SYS    PCSC-V PC-98用  HDD/MO ディスクドライバ
  38.    SCV_ASPI.SYS    PCSC-V ASPIマネージャ
  39.    SCV_DISK.SYS    PCSC-V ASPI対応 HDD/MO ディスクドライバ
  40.    SCV_FORM.EXE    PCSC-V ASPI対応 HDD/MOフォーマッタ
  41.    SCV_SCCD.SYS    PCSC-V SCSI-2 CD-ROM ドライバ
  42.    ASPISC98.SYS    NEC PC-98 55互換BIOS対応 ASPIマネージャ
  43.    HDDP.COM      NEC PC-98 ハードディスクパラメータ表示
  44.  
  45.   WIN31 ディレクトリ
  46.  
  47.    WINASPI.DLL     Windows 3.1 用 ASPI ドライバ
  48.  
  49.   WIN95 ディレクトリ
  50.  
  51.    PCSCV.MPD        PCSC-V Windows 95 SCSIミニポートドライバ
  52.    PCSCV.INF        PCSC-V Windows 95 SCSIミニポートINF
  53.       UNINST.EXE    PCSC-V Windows 95 ドライバアンストール
  54.       UNINST.DAT    PCSC-V Windows 95 ドライバアンストール情報
  55.       TIMEOUT.VXD    SCSIリクエストタイムアウト延長ドライバ
  56.  
  57.     WIN95\WIN95B ディレクトリ
  58.  
  59.       PCSCV.INF         PCSC-V Windows 95B SCSIミニポートINF 
  60.    PCSCV.MPD        \WIN95\PCSCV.MPD と同じファイルです.
  61.  
  62.     WIN95\WIN95B\PC9821NE ディレクトリ
  63.  
  64.       PCSCVNE.INF       PCSC-V NEC PC-9821Ne用 Windows 95B SCSIミニポートINF
  65.    PCSCV.MPD        \WIN95\PCSCV.MPD と同じファイルです.
  66.  
  67.  
  68. SCV_ASPI.SYS を NEC/EPSON機で使用する方法
  69. =========================================
  70.  
  71.  SCV_ASPI.SYS は, NEC/EPSONマシンでも動作可能です.
  72.  
  73.  常駐量を減らしたい場合や, ASPIマネージャのみ必要な場合には,
  74. ASPISC98.SYS の代りに, SCV_ASPI.SYS を, SCV_98HD.SYS の代りに SCV_DISK.SYS
  75. を使用してください.
  76.  
  77.   (組込み例)
  78.  
  79.    DEVICE = SCV_ENBL.SYS
  80.    DEVICE = SCV_ASPI.SYS
  81.    DEVICE = SCV_DISK.SYS
  82.  
  83.  
  84.  
  85. DOS再起動プログラムでの問題
  86. ===========================
  87.  
  88.  弊社 REBOOT.EXE, CHGEV.EXE など DOSの再起動を行うプログラムを使用する場合
  89. は, PCSC-V に接続されたドライブから再起動しないでください.
  90.  
  91.  
  92. Windows95でフォーマットする場合の注意
  93. =====================================
  94.  
  95.  Windows95環境で SCV_FORM.EXE を使用してフォーマットを行う場合に, 内蔵の
  96. CD-ROMがメニューに表示される場合があります.
  97.  これは, Windows95の仕様によるものなので, 問題はありません.
  98.  
  99.  
  100.  
  101. SCV_FORM のフォーマット時の容量表示について
  102. ===========================================
  103.  
  104.  SCV_FORM.EXE は, 複数パーティションに対応していません. また, 作成する
  105. パーティションの容量は, DOSで認識可能な最大容量の 2047Mバイトです.
  106.  2Gバイト以上のハードディスクに対して, フォーマットを行った場合, 容量表示は
  107. 2Gバイト以上となりますが, 実際に確保されるパーティションの容量は, 2047Mバイト
  108. となります.
  109.  
  110.  
  111.  
  112. Windows95でリアルモードドライバを使用する方法
  113. =============================================
  114.  
  115.  NEC/EPSON機では, Windows95環境でリアルモードドライバは基本的に使用すること
  116. ができません.
  117.  もし, リアルモードドライバを使用する必要がある場合には, テキストエディタを
  118. 使って, 次の設定を行ってください.
  119.  
  120.  1. カードイネーブラの組込み行に /Vオプションを追加します.
  121.  
  122.    DEVICE = \SCV_ENBL.SYS /V
  123.  
  124.  2. Windows95のインストールされたディレクトリにある IOS.INI ファイルに
  125.    ファイル名のリストを追加します.
  126.  
  127.     [SafeList]
  128.     SCV_ENBL.SYS        ; この行を追加
  129.     SCV_9855.SYS        ; この行を追加
  130.     SCV_98HD.SYS        ; この行を追加
  131.  
  132.  
  133.  
  134. Windows95での書込みエラーの回避方法
  135. ===================================
  136.  
  137.  機種及び環境によって, Windows95で, MOなどの低速デバイスへ書込みを行うと
  138. 正常に書込みが行われない場合があります.
  139.  このような場合には, 次の設定を行うことで問題を回避できます.
  140.  
  141.  
  142.  1. [コントロールパネル]を起動します.
  143.    [システム]で, [システムのプロパティ]を表示し, [デバイスマネージャ]タブを選択します.
  144.  
  145.  2. [デバイスマネージャ]の[SCSIコントローラ]の階層下の[PCSC-V ......]を選択します.
  146.    [設定]タブを選択し, [アダプタの設定]に, /WriteBlind と記述し, [OK] を
  147.    押します.
  148.    システムの再起動を行うか確認されますが, この時点では再起動する必要は
  149.    ありません.
  150.  
  151.  3. [デバイスマネージャ]の[ディスクドライブ]の階層下から問題が発生しているSCSI機器を
  152.    選択し, [設定]タブを選択します.
  153.  
  154.  4. [同期データ転送]がチェックされている場合は, チェックを外します.
  155.  
  156.    [アダプタの設定]に "/WriteBlind"を記述した場合には, [同期データ転送]の
  157.    項目を, 書込み方式の選択に使用します.
  158.    [同期データ転送]がチェックされたデバイスは, 固定ブロック単位で転送を行い
  159.    ます.
  160.    チェックが外されたデバイスは, 1バイト単位で転送を行います.
  161.  
  162.  5. [OK]を押し, システムの再起動を行います.
  163.  
  164.  
  165.    以上で作業は完了です.
  166.  
  167.  
  168. Windows95でSCSI機器が認識できない場合
  169. =====================================
  170.  
  171.  使用している SCSI機器(または SCSI機器のジャンパ設定)によっては,
  172. SCSI機器が認識されない場合があります.
  173.  そのような場合には, 次の設定を行ってみてください.
  174.  
  175.  1. [コントロールパネル]を起動します.
  176.    [システム]で, [システムのプロパティ]を表示し, [デバイスマネージャ]タブを選択します.
  177.  
  178.  2. [デバイスマネージャ]の[SCSIコントローラ]の階層下の[PCSC-V ......]を選択します.
  179.    [設定]タブを選択し, [アダプタの設定]に, /SyncMsg と記述し, [OK] を
  180.    押します.
  181.  
  182.  3. システムの再起動を行うか確認されます.
  183.     [OK]を押し, システムの再起動を行います.
  184.  
  185.    以上で作業は完了です.
  186.  
  187.  
  188. Windows95ドライバを削除する方法
  189. ===============================
  190.  
  191.  Windows95ドライバを誤ってインストールした(PC-9821 Ne 用ドライバを
  192. インストールしてしまったなど)場合は, 本サポートソフトの \WIN95\UNINST.EXE
  193. を実行してください.
  194.  ドライバ(PCSCV.MPD), INFファイル, レジストリなどを削除します.
  195.  実行は、カードを抜いた状態で行ってください.
  196.  
  197.  
  198. MS-DOSでの書込みエラーの回避方法
  199. ================================
  200.  
  201.  機種及び環境によって, MOなどの低速デバイスへ書込みを行うと, 正常に書込みが
  202. 行われない場合があります.
  203.  このような場合には, ASPIまたは BIOS互換ドライバに /Bオプションを付加する
  204. ことで問題を回避できます.
  205.  
  206.   NEC/EPSON機
  207.  
  208.     DEVICE = \SCV_9855.SYS /B
  209.  
  210.   DOS/V機
  211.  
  212.     DEVICE = \SCV_ASPI.SYS /B
  213.  
  214.  
  215.  
  216. MS-DOSで特定のドライブを認識をさせない方法
  217. ==========================================
  218.  
  219.  ZIPドライブなど, 後から別のドライバでドライブを割り当てたい場合には,
  220. ディスクドライバに, 次のオプションを付加してください.
  221.  
  222.  NEC/EPSON機
  223.  
  224.     DEVICE = \SCV_98HD.SYS /Ixxxx
  225.  
  226.         xxxx は, 認識させる IDを列挙します.
  227.         例えば, ID 0 と 2 のみ認識させる場合には,
  228.  
  229.             /I02 と記述します.
  230.  
  231.  
  232.  DOS/V機
  233.  
  234.     DEVICE = \SCV_DISK.SYS /ID=n,n,n
  235.  
  236.         n は, 認識させる IDを列挙します.
  237.         例えば, ID 0 と 2 のみ認識させる場合には,
  238.  
  239.             /ID=0,2 と記述します.
  240.  
  241.  
  242.  
  243. System Soft社 CardWorks(TM)でのインストール手順
  244. ===============================================
  245.  
  246.   Windows95標準のカードサービスの代わりに, CardWorks がインストールされている
  247. 環境では次の手順に従って, PCSC-Vのドライバをインストールしてください.
  248.  
  249.  
  250.   1.  カードスロットに PCSC-V カードを挿入します.
  251.  
  252.   2.  カードの検出後, [インストール方法を選択]ダイアログが表示されます.
  253.       [カードメーカが提供したディスケットを所有]をチェックして、[OK] を押します.
  254.  
  255.   3.  [ディスク インストール] のダイアログが開きます.
  256.       [PCSC-V サポートソフト]ディスク を フロッピィディスクドライブに挿入します.
  257.       A:\WIN95\WIN95b\pcscv.inf(フロッピィディスクドライブ が A: の場合)を指定し, [OK]
  258.       を押します.
  259.  
  260.   4.  pcscv.mpd の場所を指定するダイアログが開きます.
  261.       A:\WIN95(フロッピィディスクドライブ が A: の場合)を指定し, [OK] を押します.
  262.  
  263.    以上で作業は完了です.
  264.  
  265.  
  266.       ※英語版のCardWorksでは, 以下のダイアログ表示となるので, 読み替えて
  267.       ください.
  268.  
  269.         [インストール方法を選択]               => [Select Installation Preference]
  270.         [カードメーカが提供したディスケットを所有] => [Have diskette provided by card
  271.                                                 manufacturer]
  272.         [ディスク インストール]                   => [Disk Install]
  273.  
  274.  
  275.  
  276.  
  277. IBM社 EZGOING または EasyPlaying での問題点
  278. ===========================================
  279.  
  280.   IBM社の EZGOING または EasyPlaying がインストールされた環境では, PCSC-Vサポート
  281. ソフトが正常に動作しません.
  282.   次の手順で, 問題を回避することができます.
  283.  
  284.  
  285.   1.  EZGOINGディレクトリの AUTODRV.INI をお手持ちのテキストエディタで開いて
  286.       ください.
  287.  
  288.   2.  AUTODRV.INI 内の [SCSI] 項目を次のように変更してください.
  289.  
  290. ---- AUTODRV.INI ----
  291. [SCSI]
  292. CardID=SCSI
  293. Option=Ignore
  294. ---------------------
  295.  
  296.   3.  AUTODRV.INI を保存します.
  297.  
  298.   4.  再起動します.
  299.  
  300.  
  301.  
  302. I-O DATA製 MOF-640/RM-MO640F を使用する場合の注意点
  303. ===================================================
  304.  
  305.  SCV_DISK.SYS は, 640MB のメディアを扱うことができません.
  306.  DOS環境で, PCSC-V に MOF-640 または RM-MO640F を接続し, 640MBのメディアを
  307. 使用する場合には, MOF-640 に付属の MODISK.SYS または RM-MO640F に付属の
  308. RMDISK.SYS を次の手順で組込んでご使用ください.
  309.  
  310.   1.  CONFIG.SYS をお手持ちのテキストエディタで開いてください.
  311.  
  312.   2. MO以外のディスクドライブを接続しない場合は, SCV_DISK.SYS を削除
  313.      します.
  314.  
  315.   3. MO以外のディスクドライブを接続する場合は, SCV_DISK.SYS の記述行に
  316.      次の記述を追加します.
  317.  
  318.     DEVICE = C:\PCSCV\SCV_DISK.SYS /ID=n,n,n
  319.  
  320.     /ID= には, MOディスク以外のディスクドライブの SCSI IDを列挙します.
  321.     例えば, ハードディスクが, SCSI ID 0 と SCSI ID 1 に接続されている
  322.         場合は, /ID=0,1 と記述します.
  323.  
  324.   4. MODISK.SYS または RMDISK.SYS を, SCV_DISK.SYS より後の行に記述します.
  325.      SCV_DISK.SYS の記述を削除した場合は, 少なくとも SCV_ASPI.SYS の
  326.      次の行に記述してください.
  327.  
  328.     DEVICE = C:\PCSCV\SCV_ENBL.SYS
  329.     DEVICE = C:\PCSCV\SCV_ASPI.SYS
  330.     DEVICE = C:\PCSCV\SCV_DISK.SYS /ID=0,1
  331.     DEVICE = C:\RMDISK.SYS または C:\MODISK.SYS
  332.  
  333.   5. CONFIG.SYS を保存します.
  334.  
  335.  
  336. I-O DATA製 CDG-SX4 を使用する場合の注意点
  337. =========================================
  338.  
  339.  Windows95 で I-O DATA製 CDG-SX4 を接続して, 動作がおかしい場合には,
  340. 次の設定を行ってみてください.
  341.  
  342.  1. [コントロールパネル]を起動します.
  343.    [システム]で, [システムのプロパティ]を表示し, [デバイスマネージャ]タブを選択します.
  344.  
  345.  2. [デバイスマネージャ]の[SCSIコントローラ]の階層下の[PCSC-V ......]を選択します.
  346.    [設定]タブを選択し, [アダプタの設定]に, /AccOff と記述し, [OK] を
  347.    押します.
  348.  
  349.  3. システムの再起動を行うか確認されます.
  350.     [OK]を押し, システムの再起動を行います.
  351.  
  352.    以上で作業は完了です.
  353.  
  354.  
  355. DELTIS製 MO を使用する場合の注意点
  356. ==================================
  357.  
  358.  Windows95 で DELTIS製MO を接続して, 動作がおかしい場合には,
  359. 次の作業を行ってみてください.
  360.  
  361.  1. マスタディスクの \WIN95\TIMEOUT.VXD を, Windows95がインストール
  362.       されたディレクトリ下の \SYSTEM\IOSUBSYS にコピーします.(通常は,
  363.       \WINDOWS\SYSTEM\IOSUBSYS になります. \WINDOWSの部分は, Windows95
  364.       がインストールされたディレクトリです)
  365.  
  366.   2.  システムの再起動を行います.
  367.  
  368.       以上で, 作業は完了です.
  369.  
  370.   DELTIS製 MO かどうかは, [デバイスマネージャ]の[ディスクドライブ]で, 目的の MO の
  371.   [プロパティ]を表示することで確認できます.
  372.  
  373.   DELTIS製 MO は, キャッシュ容量が大きいため, SCSIリクエストの完了が遅い
  374.   ようです. Windows95 は, 一定時間内にSCSIリクエストが完了しないと, SCSI
  375.   リセットを発行するため, 書込みが中断されて動作がおかしくなります.
  376.  
  377.   TIMEOUT.VXD は, Windows95 のSCSIリクエストのタイムアウト時間を延長する
  378.   ためのドライバです.
  379.  
  380.  
  381. -----------------
  382. END of README.TXT
  383.