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Text File | 1996-04-30 | 30.9 KB | 689 lines | [ ttro/ttxt]
CASTERM の各メニューアイテム 4/21/1996 相川 恭寛 ハ ★ はじめに CASTERM の各メニューアイテム(ファイル、編集、設定、送信 ログイン、コマンド)について解説します。このドキュメントはCASTERM FULL PACKAGE(以下、CFP)をハードディスクに展開した内容に基づいて解説しております。その他、部分的に図の一部が実際に表示される内容を省略して記述しております。あらかじめご了承ください。 ★ ファイルメニュー 基本的なマッキントッシュのファイルメニューと同じです。Command + P のショートカットによるプリンタ出力はサポートしておりません。(Command + P のショートカットはセレクトペーストで使用)また、CASTERM のファイルメニューの新規(Command + N)は通常のテキストエディタのような使用方法はできません。そのとき開いているウィンドウの内容を消去して新規ウィンドウを開くという意味になります。(マルチウィンドウはサポートしておりません。) ★ 編集メニュー 編集コマンドに関して基本的なマッキントッシュのメニューと同じですが、通常のテキストエディターと違ってモ取り消しモ、モカットモ、モ消去モ 等はできません。 メニューに表示されておりませんが、Command + Shift + V にて指定したプロンプトを付加してペースト可能です。(プロンプトについては、送信・ログイン・コマンドメニューの項を参照してください。) その他、コピー&ペーストを CASTERM の中で行うならば、Command + P にて、セレクトされている部分(黒く反転している部分)のペーストができます。Command + P についても Shift オプションが有効で、プロンプトを付加することができます。またセレクトしているテキストをウィンドウの右側にあるコントロールバーの下の部分(トップ・ボトムボタンの下のグレーの部分)をマウスでクリックすることでペーストすることも可能です。 テキストデータのドラッグ&ドロップによるテキスト送信も行うことが可能です。(システムに付属のモスティッキーズモなどで書いたテキストをドラッグ&ドロップすることができます。)但し、オートログイン中、バイナリプロトコル使用中の場合はドラッグ&ドロップによるテキストの送信はすべてキャンセルされます。 ☆ キャプチャー ☆ パイロット作成 オートパイロット自動作成を行う時に使用します。 詳しくは、PILOT EDITOR 付属のオートパイロットについてを参照してください。 ☆ 文字列検索 ハ 文字列検索機能は、Command + F にても呼びだし可能です。 1回文字列を入力した後は、Command + G にて現在検索した次の文字列検索、Command + E にて現在検索した前の文字列検索を検索することが可能です。なお、文字列検索は、テキストバッファがオーバーすると使用することができません。また、テキストのセレクトも同様にセレクトできなくなります。 文字列検索にて、Command + E から Command + G の切り返しにて同じ所とセレクトしてしまいますが、これは現在の仕様とします。 その他、検索ダイヤログが手前に来ている状態で、モtabモキーを押すことで、通信ウィンドウと切り替えることができます。但し、通信ウィンドウから文字列検索ダイヤログへの切り替えはできません。 ※ 注意事項 ・ホスト編集中は、文字列検索機能は使用できません。 ● 設定メニュー ★ ポート ハ CASTERM で使用するシリアルポートの設定を行います。この設定は起動直後に使用しているモデムに合わせて設定してください。以後この内容がディフォルト設定の内容となり、新規ホストを登録するときにはこの内容がコピーされます。(各ホスト毎に再設定可能です。) ディフォルトの設定内容は、モデムポート、9600BPS,ストップビット1 ,パリティビット無し、フロー制御 DTR/CTSです。モデムのスピード(9600BPS)以外はこの設定内容で大半の日本国内にあるホストに接続可能です。 ポートの最大速度は 230400BPSまでサポートしております。 ※ 注意事項 シリアルスピードの115200BPSと230400BPSについては、DMA対応のシリアルポートを持つ本体以外では使用することができません。(CPUカードによってアップグレードされたPower Macintosh の場合等) ★ モデム ハ CASTERM 本体と同一フォルダ内にあるモデムファイル、または CASTERM 本体と同一のフォルダ内にある"Modem"フォルダ内のモデムファイルがメニューに登録されているはずです。"Modem"フォルダが存在する場合には"Modem"フォルダ内のモデムファイルのみがメニューに表示されます。 CFP に含まれるディフォルト状態では、次のアイコンのフォルダがモModemモフォルダとなります。 ハ モデムファイルの編集は CFP 付属の MODEM EDITOR にて行います。CASTERM からモデムファイルの編集を行いたいときは、Option キーを押しながら、編集したいモデムファイルを選択します。この機能は、MODEM EDITOR がマウントされているディスク上になければ使用することができませんので、ご注意ください。 初めての起動は、"Default" になっています。MODEM EDITOR にて新規にモデムファイルを作った場合、参照されるフォルダに作成したモデムファイルを移動後、このメニューの中から選択してください。 ※ 注意事項 ・CASTERM 起動時、本体があるフォルダ内のモデムファイル、または"Modem"フォルダ内モデムファイルの検索を行います。起動後に同一フォルダへモデムファイルをコピーしても認識されません。 ・CASTERM 起動後、CASTERM が参照しているフォルダ内のモデムファイルは、絶対にその他のフォルダへ移動しないでください。 ・モデムファイルを参照しているフォルダに大量のファイルがある場合、モデムファイルを調べるため、起動に時間がかかることがあります。 ★ ホスト 設定メニューのホストを選ぶとホスト選択ダイヤログが表示されます。 ハ グループ選択ポップアップメニュー(グループ1〜5) ホストリスト(1グループあたり20ホスト) 新規 新しいホストの登録(注意1) 編集 すでに登録してあるホストの修正(注意2) 削除 選択されているホストの削除(注意2) コピー 選択されているホストのコピー(注意2) ペースト コピーで選んだホストのペースト(注意1) ※注意1 各グループ20件のホストがすでに登録されている場合は、表示されません。 ※注意2 選択しているグループにホストがない場合は表示されません。 新規、または編集を選択すると、ホスト編集ダイアログが表示されます。 ハ 実際に使用してみていただくとお解かりになるとは思いますが、内容として ホストの名前(最大 19 文字) ホストの電話番号(最大 40 文字) 選択したモデムファイル内部で設定したATコマンドの選択(1〜5) 検索する出力文字列(最大 19 文字) 検索に対する出力文字列(最大 19 文字) パスワード設定(最大 14 文字) CASTERM では 1 つのホストが 2 つ以上の電話番号を持っている場合、2 つの電話番号を登録していると、 1 つの回線が話中の時にはもう 1 つの電話番号にダイヤルアップします。これは、もちろん CASTERM のオートログイン機能を用いたときに有効となります。つまり、話中のときには、2 つの電話番号を交互にダイヤルアップするわけです。この機能は、電話番号登録を 2 つしてあると自動的に行われます。1つのホストへ対して2つ以上の電話番号にダイヤルアップしたい場合は、付属のモオートログインモについてモを参照してください。 CASTERM はホストをグループ分けして登録します。メニューから実際にみて頂くとすぐ理解できると思います。もちろんログインメニューもグループ分けされております。 ホストの名前についてですが、メニュー登録を行うためメニューのメタ・キャラクタは使用できません。使用出来ないキャラクタとして半角文字の、;、^、!、<、/、(、-、です(詳しくは、マック関係のプログラムの本参照)。 もし、メタ・キャラクタを使用した場合は、すべて半角スペースに置き換えます。 初期化コマンドは MODEM EDITOR で設定した5つの初期化コマンドの中から1つ選んでください。 検索する文字列(ダイアログ内では検索文字列)の中で、SEND と記述すると、その並びの出力文字列をモデムに対して出力します。 WAITx(xは、1〜9 までの数字)は、x で指定した数字秒間のウェイト処理をします。並びの出力文字列に出力したい文字列を記述することにより x 秒間待った後、指定した文字列を出力します。 その他、オートログインでEchoのオン/オフの指定が可能です。コマンドは、ECHOON/ECHOOFFとなります。また、オートパイロットスクリプトをログイン後に実行させるときには、APILOTコマンドを検索文字列に記述することでオートパイロットスクリプトの実行が可能です。APILOTへ対する出力文字列には、オートパイロットを実行するためのスクリプトファイル名を記述します。 出力文字列で <CR> コードも出力する場合は、モ^mモを記述してください。このモ^mモは、ホストごとの CRコードの設定が有効となります。もし、ホスト毎の設定で、CR+LFを指定してある場合は、モ^mモと記述することにより、CR+LFを出力します。(CR+LFは、続いて解説しているPASSWD コマンドでも有効です。) 出力文字列の中に大文字で PASSWD と記述すると、パスワードで設定した内容が出力されます。これはホスト編集時に、他人に見られないようにするために付けただけです。ダイアログの中にあるパスワードを Option キーを押しながらクリックするとパスワード設定ダイアログが表示されます。 ハ ホストは、5 グループ 20 ホストの形式で最大100件まで登録することが可能となっております。 その他、出力文字列内で設定できる0x20 以下のコードを列挙します。 (モPASSWDモコマンドでも有効です。) ^m = 0x0d ^c = 0x03 ^x = 0x18 ^a = 0x01 ^b = 0x02 ^d = 0x04 ^e = 0x05 ^f = 0x06 ^g = 0x07 ^h = 0x08 ^i = 0x09 ^j = 0x0a ^k = 0x0b ^l = 0x0c ^n = 0x0e ^o = 0x0f ^p = 0x10 ^q = 0x11 ^r = 0x12 ^s = 0x13 ^t = 0x14 ^u = 0x15 ^v = 0x16 ^w = 0x17 ^y = 0x19 ^z = 0x1a ^! = 0x1b ^@ = 0x1c ^# = 0x1d ^$ = 0x1e ^% = 0x1f ^^ = ^(モ^モを2文字で、モ^モキャラクタ1文字を出力判別されます。) ※ 注意事項 ・コピー、ペースト、削除の動作を行うと、ポップアップメニューのホストの内容が、各グループで1番最初に登録されているホストになります。 ・各ホスト毎に設定されている漢字コードはオートログイン中は無効です。すなわち、Shift JIS 以外では漢字コードの出力はできません。Shift JIS 以外の漢字コードを使用しているホストでのオートログインは、ASCII 7bitコードのみ使用可能です。(オートログイン中の Sin/Sout は対応しておりません。)検索文字列も同じように、ShiftJIS 以外の漢字コードの判別はできません。 ・オートログイン成功後、ログアウトするまでこのメニューは使用できません。GPi未対応のケーブルを使用している場合、ディフォルト設定を行わない限りこのメニューを使用することはできません。 ・WAITxの場合、WAITとxの間にスペースが入ると動作しません。 ・ホストの設定サンプルをモオートログインについてモに記述してありますのでそちらを参照してください。 ☆ その他 ホスト設定を行うダイヤログの中のその他をクリックすると、ホストごとの細かな設定が行えます。 ハ ○ オートダウンロード CASTERM ではホストごとのバイナリダウンロードの自動起動機能があります。 この機能は出力文字列で記述した文字列がホストより送られて来ると指定のプロトコルをメニューから選択しなくても自動的にバイナリプロトコルが起動される機能です。 例えば、ホストより "ファイルを受信してください ->" の文字列が送られてきた後、通常ではプロトコルメニューよりバイナリプロトコルを指定しますが、自動起動機能を指定しておくことにより、CASTERM が自動的に指定のバイナリプロトコルを起動する訳です。この機能はB Plus、および Zmodem は検索文字列を設定しなくてもプロトコルを指定するのみで自動起動されます。BPlus,Zmodemを選んだ場合で、文字列を設定した場合は、設定した文字列に対してオートダウンロードが行われます。( BPlus に関してはアップロードも自動起動されます。) 起動するプロトコルはダイヤログ内部にあるポップアップメニューより選択します。ポップアップメニューの最後にモダウンロードセレクトモというアイテムがあります。このメニューはホストによっては複数のプロトコルをサポートしているので、場合によっては使用するプロトコルの変更を行いたいこともあると思います。そのような場合モダウンロードセレクトモを選ぶとダウンロードプロトコル選択ダイヤログが表示されその場で選択できる状態になります。 オートダウンロードによるアペンドモードはありません。QuickVAN におけるウィンドウサイズの指定は、プロトコルメニューから QuickVAN を選択したときに表示されるウィンドウサイズが適用されますので、あらかじめ設定しておいてください。(ダウンロードプロトコルとしてQuickVAN を選択した状態で最後に設定されたウィンドウサイズが適用されます。) ここで、指定できる検索文字列は最大 79 文字まで設定でき、ダウンロードされるファイルは、指定したフォルダ内に作られます(その他参照)。 このバイナリファイル自動起動機能は、設定メニューのオートダウンロードをチェックした状態(★ オートダウンロードを参照)のときのみ実行されます。ログイン時から設定しておいてもかまいませんが、処理速度の低下、および 文字化けなどの症状がでる可能性がありますので、注意してください。 通常使用するにあたり、ダウンロードの前にメニューからオートダウンロードをチェックするとプロトコルメニューより指定のプロトコルを起動することなく自動起動されます。なお、この機能は約 5 秒のタイムラグをもっております。これは、ホスト側がバイナリファイル転送に切り替えるのにある程度の時間を必要とするためです。 0x20 以下のHEXコードの判別として、0x0D(CR),0X0A(LF),0x18(CAN),0x05(ENQ),0x10(DLE) を判別することができます。 0X0D -> ^m 0x0A -> ^j 0x18 -> ^x 0x05 -> ^e 0x10 -> ^p 例: rz^m**^xB0 ^1 ^2 ^1の上の^m はCR (0x0D) ^2の上の^x はCAN (0x18) ○ 漢字コード ホスト毎に使用する漢字コードを設定できます。 モ★ その他モの☆ 漢字コードを参照。 ○ CRコード ホスト毎に return キーを押したときに送る CRコード の設定ができます。 モ★ その他モの☆ CRコードを参照。 ○ ローカルエコー ホスト毎にローカルエコーの設定ができます。 ○ ポート ホスト毎に使用するポートの内容設定ができます。 新規登録の場合、ディフォルト設定の内容がコピーされています。 ○ コマンド ホスト毎にコマンド設定ができます。 新規登録の場合、ディフォルト設定の内容がコピーされています。 設定方法については、モ★ コマンドモを参照してください。 ○ ログファイル CASTERM では各ホストごとのログファイルネームとログファイルを保存するフォルダを設定することが可能です。 ログファイルネームは最大 17 文字まで設定できます。これは、本来 31 文字までのはずですが、タイムスタンプ等の関係で、最大 17 文字までとしました。ログファイルをクリックすると、ログファイルの保存フォルダの指定が可能です。これは、設定メニューのその他内の保存オプションの自動保存オプションを指定することにより有効となりますので注意してください。 ○ テキスト送信 ホスト毎に送信メニューのテキスト送信設定ができます。 新規登録の場合、ディフォルト設定の内容がコピーされています。 ★ フォント インストールしてあるフォントで CASTERM 内で使用できるフォントが表示されます。インストールされていないフォントはグレー表示されます。等幅明朝体、等幅ゴシック体は CASTERM のデフォルトでその他、漢字Talk7.5上で使える幾つかのフォントもサポートしております。 CASTERM では起動時にフォントのチェックを行います。そのため 使用されているシステム に等幅(12 ポイント)、ASL Font+ (9 ポイント)、またはMonaco(9 ポイント)が登録されていなければ起動できません。Monacoフォントしか認識できなかった場合は、日本語表示できません。 ★ その他 設定メニューのその他は、CASTERM における様々な設定を行います。 ハ ☆ リダイヤル最大回数 ホストが話中の際にリダイヤルする最大回数です。 ☆ リダイヤル間隔 リダイヤルをする間隔秒数の設定です。 ☆ 回線切断コマンド 回線切断コマンドは貴方のお使いのモデムに合わせて設定してください。ほとんどのモデムはデフォルト状態で問題ないと思います。これは、送信メニューの回線切断時に使用するもので、ログアウト時に回線を切断しないホストに対して使用するものです。 この内容を無設定にすることにより、 DTR(ER) のオフのみ0.5秒間行うようになっております。モデムに対する初期化コマンドにて DTR(ER) による回線切断を行うように設定している場合、無設定にすることで送信メニューの回線切断を高速に行うことが可能です。この0.5秒間の設定について、大体のモデムはSレジスタの25番で設定できると思います。Sレジスタの内容を変更している方は確認してください。 但し、ハードウェアフローとして使用している場合はDTR信号による回線切断は行わないようにしてください。 (詳しくは、注意事項&FAQをご参照ください。) ☆ カーソル表示 カーソルはウィンドウ内に表示するカーソルの形状、表示の有無を設定します。ボックスで四角い白黒の点滅、アンダーラインで線の点滅、無しでカーソルなしを設定できます。 ☆ 電話回線について 回線タイプは貴方のご使用の電話回線の形式に合わせてください。電話をするときにバチバチ鳴るものはパルス、ピポパと鳴るものはトーンです。パルスタイプの場合の速度は、モデム初期化コマンドで設定してください。 ☆ CRコード CR コードは return キーを押したときに、LF(ラインフィードキャラクタ)を同時に送るか送らないかの設定です。通常 CR のみで問題ないと思いますが、ホストによって必要な場合は、CR+LF を設定してください。 ☆ スタートアップダイアログの表示 CASTERM は起動時にダイアログが表示されます。これについて毎回表示されるのがわずらわしい場合は、スタートアップのチェクマークをオフにしてください。次回の起動より、表示されなくなります。この機能はコード登録するまで使用することができませんのでご注意ください。 ☆ GPi未対応 GPi 未対応というチェックボックスは、オートログインがうまく動作しないことを回避するために付けたものです。これは CASTERM のオートログインを使用してログインすると、ログアウト時に、ログインした時間、ログアウトした時間、および アクセス時間を表示する際にシリアルポートの信号をチェックしておりますが、使用しているモデムケーブルによってはこの機能をサポートしていないため、ログイン成功と同時に時間表示を行ってしまいます。これらの機能がない一部の機種については自動設定されます。その他ケーブル等の問題のため無視する場合はチェックしてください。 ☆ 81文字目のCRを有効 これまでの CASTERM では81文字目にCRコードがある場合(一行すべて文字で埋めつくされて、81文字目にCRコードが現れたとき)それらを無視します。このアイテムをチェックするとこの処理を行いません。好みに合わせて設定してください。 ☆ 漢字コード CASTERM は漢字コードを ShiftJIS、旧JIS、JIS、NEC の4つのタイプが設定できます。多くのホストは ShiftJIS で問題ありません。大手のネットでは、これらすべての漢字コードを対応していると思いますが、そのような場合はなるべく ShiftJIS を使用するようにしてください。ShiftJIS 以外は Kin/Kout コードにより JIS 変換します。これは別に何であってもかまいませんが、ShiftJIS 以外の漢字コードでは Kin/Kout コードの判別があるので転送速度が低下します。 ShiftJIS 以外の漢字コードは 7bit モードの Sin/Sout を対応しております。 ☆ クリエータ クリエータはログファイル作成時に指定のアプリケーションクリエータのテキストファイルで保存します。ここのテキストで指定できる4文字のクリエータを貴方の使用しているテキストエディタに合わせて設定することにより、CASTERM で保存したログファイルが指定されたクリエータのテキストとして保存されます。使用されているアプリケーションのクリエータがわからない場合、モGetモボタンをクリックすると表れるファイルセレクトからクリエータを取得したいアプリケーション、またはそのアプリケーションで保存されたテキストファイルを選択することで、自動的に設定することができます。例えば、SimpleText のファイルとして保存したい場合、モGetモをクリック後、SimpleText 本体か、SimpleText で保存されたドキュメントを選択することで、SimpleText のクリエータを取得することができます。 ☆ タイムスタンプ タイムスタンプは、ファイルの保存時に日付、または 日時をファイルネームの最後に自動的に付けて保存する機能です。指定したファイルネームのままでよい場合は、無しを選択してください。 ☆ 保存オプション 保存オプションはホスト登録にて指定したファイルネーム、指定フォルダの中に ファイル メニューの新規、開く、閉じる,終了時保存が必要であると自動保存を行います。終了時などに、毎回アラートが表示されて煩わしい場合は無しを設定すると強制的に選択事項を行います。 設定する場合は十分注意してご使用ください。なお、自動保存のオプションを設定してあるときに、シフトキーを押ながらの新規、開く、閉じる、終了のショートカットで、通常のようにアラートが表示されるようになります。 モアペンドモを選択することで、ログファイルのアペンド保存(追加書き込み)が可能です。このアペンドモードのときは、日付の付加はできません。アペンド保存の注意としては、ファイルアペンドを繰り返すとファイル量が増加します。あまり大きくなると各種テキストエディターで開くことができなくなることが考えられますので、注意してください。 また、アペンド保存に設定してある状態で、新規保存を行った場合、新規保存されたファイルへ対してアペンド保存されます。 モ保存しないモを選択した場合、任意に保存、新規保存を行わない限りログを保存しません。また終了時にアラートの表示が行なわれません。 ☆ サウンドコード サウンドコードというチェックボックスは、テキストデータに含まれる、0x07 コードに対して、音を鳴らすか、または 音を鳴らさないの設定です。表示速度が遅くなる場合や、連続して鳴るベルコードに対して無視することが可能です。 ☆ モデムリセット モデムリセットは、ファックスモデムのソフト等でシリアルポートを監視している INIT 等によってモデムをリセットしないとうまくオートログインできない場合があるため付加しました。毎回でオートログイン時毎回、スタートアップで起動直後、無しでリセットコマンドを送りません。ここで送るコマンドは、ATZ です。 スタート時 CASTERM 起動ときに一回だけモデムにリセットコマンドを送ります。 毎回 オートログイン時に毎回ATZコマンドを送ります。オートログイン開始に多少時間がかかります。 無し 何もおくりません。 ☆ モニタ モニタは、カラー表示の可能なマッキントッシュを使用している方で通信を行うときは、白黒や グレイスケールモードの表示が早い状態にして使用する場合が多いと思います。そのため、CASTERM を起動したとき、ここで指定したディスプレイモードに自動的に切り替え、終了時は CASTERM を起動した前の状態に戻すことができます。特に、グラフィックアクセラレータなどがついていないカラーボード等を使用している方はここで設定するとより快適に通信することができます。 ☆ 終了時モデムリセット CASTERM 終了時にモデムにATZ コマンドを送り、モデムを初期化します。複数の通信ソフトを利用される場合ここをチェックしておくとよいでしょう。但し、CASTERM 終了のときに若干時間がかかります。 ☆ ローカルエコー ディフォルト設定のローカルエコーを設定します。 ☆ 接続中キープロテクト オートログインを行った後、ログアウトするまでファイルメニューのモ新規モ、モ開くモ、モ閉じるモ、モ終了モアイテムを使用禁止状態にします。CASTERM で指定しているケーブルを使用することにより実行されます。このアイテムにチェックを入れると、設定メニューのモキープロテクトモが使用できなくなります。(★ ディフォルト設定を参照してください。) ※ 注意事項 もしGPi未対応で、モ接続中キープロテクトモが有効になっているときは、ディフォルト設定を行わない限り、この設定を解除することはできません。 ☆ 外部アプリケーション CASTERM 本体と同一フォルダ内にモCMSモ(CASTERM Macbinary Server)が存在するとこのアイテムが表示されます。CFP を展開したフォルダにはディフォルト状態でCASTERM と同一ディレクトリにCMSが存在します。CMSについての具体的なことについては、モCMS についてモマニュアルをご参照ください。 ※ 注意事項 CASTERM は外部アプリケーションとしてモCMSモ以外は認識しません。 ☆ オートダウンロード、オートパイロット、ポストフォルダの設定 ハ オートダウンロードはオートダウンロード機能でバイナリーファイルをダウンロードするときのフォルダの設定が可能です。フリーウェア などのファイルをまとめて入れておくフォルダを指定しておくことにより、自動的に設定したフォルダにバイナリーファイルを作成します。フォルダをセットする場合ファイルセレクトダイアログが表示されます。オートダウンロード機能の設定同様、オートパイロットファイルの読み込みフォルダの指定も同様に行ってください。ここで指定したフォルダをオートログイン時にオートパイロットを行う登録の場合、オートログインスクリプトファイルの検索を行います。ポストフォルダは、オートパイロット機能でテキストファイルの送信などを行う場合、ここで指定されたフォルダ内で指定されたファイルが送信されます。 ここで、セットボタンを押すと現在表示されているフォルダがセットされます。 各フォルダの設定された内容を確認するには、Option キーを押しながら各ボタンをクリックすることで、指定されているフォルダがフルパス(ルートフォルダからのフォルダ階層)で表示されます。 各フォルダの指定が行なわれていない場合は、(初期起動時)CASTERM 本体と同一フォルダ内に各フォルダを作成し、自動的に各フォルダの場所を設定します。 ※ 注意事項 CFP をハードディスクに展開した後、一度CASTERM を起動すると、CASTERM フォルダ内にあるモDownloadモフォルダがダウンロードフォルダ、モPilotモフォルダがオートパイロットフォルダ、モPostモが ポストフォルダに設定されます。また、各フォルダが存在しない場合、CASTERM 本体と同一フォルダ内に各フォルダを自動的に作成します。 ☆ 電話料金ファイル オートログインを行ったとき、正常ログアウトができた場合(GPi に対応している場合)電話料金ファイルを CASTERM 本体があるフォルダ、またはCASTERM 本体と同一フォルダ内にモTelfile メフォルダがあればその中に作成します。この料金ファイルは、Excel 、Wingz 、Lotus の3タイプのクリエータで、テキストファイル形式で、各月ごと出力します。出力される内容は、日付、ホストの名前、電話番号、ログイン時間、ログアウト時間です。ログイン時間については、モデムからログインリザルトが返されたときの時間になりますので、正確な電話使用時間ではありません。 ※ 注意事項 ・オートログイン成功後、ログアウトするまでこのメニューアイテムを使用することはできません。 ・GPi未対応ケーブルを使用している場合、ディフォルト設定を行わない限り、このメニューを使用することはできません。 ★ コマンド ここで設定した10個の文字列をショーカット、または コマンドメニューからのセレクトにより出力することが可能です。ローカルエコー、各漢字コードに対応しております。起動時に設定を行うとディフォルトの内容となり、新規でホスト登録をおこなった場合、この内容が各ホストのコマンドとしてコピーされます。 オートログインが成功した後、ホストに接続している間に、このメニューから再設定を行うと、ホストごとのコマンド内容を変更することが可能です。 コマンド内で使用できる、HEXコード 0x20 未満のコードを列挙します。 ^m = 0x0d ^c = 0x03 ^x = 0x18 ^a = 0x01 ^b = 0x02 ^d = 0x04 ^e = 0x05 ^f = 0x06 ^g = 0x07 ^h = 0x08 ^i = 0x09 ^j = 0x0a ^k = 0x0b ^l = 0x0c ^n = 0x0e ^o = 0x0f ^p = 0x10 ^q = 0x11 ^r = 0x12 ^s = 0x13 ^t = 0x14 ^u = 0x15 ^v = 0x16 ^w = 0x17 ^y = 0x19 ^z = 0x1a ^! = 0x1b ^@ = 0x1c ^# = 0x1d ^$ = 0x1e ^% = 0x1f ^^ = ^(モ^モを2文字で、モ^モキャラクタ1文字を出力判別されます。) ホスト毎の、CR コードの設定で CR+LF を選択してある場合は、"^m"のみで、CR+LFコードを出力します。 ★内線発振 内線発信を行うときに電話番号に付加する番号を設定することができます。 ハ メニューの選択すると、上記のダイヤログが表示されます。ここで、内線発信のために付加する番号を指定した後、モOkモをクリックすると以後、オートログインする際に、指定した文字列が電話番号の先頭に付加されます。このダイヤログで内線発信をしないを選択するか、内線発信メニューのモしないモを選択した場合は内線発信は行なわれません。 ★ オートダウンロード このメニューにチェックマークが付いている場合ホスト毎に設定してあるオートダウンロードが有効になります。 このメニューを選択してシステムサウンドが鳴りチェックマークが付かない場合は、オートダウンロードを行うフォルダの設定が出来ていないことを意味します。設定メニューのその他で、モオートダウンロードフォルダ指定モを行ってください。 ★ トップボトムロック ウィンドウのトップ・ボトムの動作を禁止します。トップ・ボトムボタンはウィンドウのスクロールバーの下の部分にある次のアイコンを示します。トップ・ボタンはログの先頭、ボトム・ボタンはログの最後へスクロールします。 ハ ★ キープロテクト ファイルメニューの、モ新規モ、モ開くモ、モ閉じるモ、モ終了モが使用不可能になります。(もしこの状態でこれらの動作を行うと、システムサウンドを鳴らします。)オンラインの書き込みや、チャット中などのとき、タイプミスにより、ログの内容を失わないようにロックすることが可能です。 このメニューアイテムはユーザーが切り替えて使用するアイテムです。オートログインから、ログアウトまでの間、自動的にキープロテクトを行いたい場合は、設定メニューのその他内のモ接続中キープロテクトモにて、指定してください。(但し、Gpi対応のケーブルが必要です。) ※ 注意事項 なお、設定メニューのその他内の、モ接続中キープロテクトモが有効になっていると、このメニューは使用できません。 キープロテクトアイテムが使用禁止状態で、チェックマークが付いている場合、設定メニューのその他内で指定されるモ接続中キープロテクトモが優先されます。 ★ ディフォルト設定 CASTERM の設定内容をディフォルト設定にします。 ローカルホスト(ホストとケーブルにて接続等)にアクセスしたときも回線切断が行われないので、ソフト的にディフォルト設定に戻すことが可能です。また、GPi 未対応のケーブルを使用されている方は、ログアウト後に必ず実行してください。このアイテムを選択すると、ホストごとに設定されている漢字コード、ポート速度、コマンドの内容、テキスト送信の環境設定等を、ディフォルト設定にします。 また、設定メニューのその他内の、モ接続中キープロテクトモが有効になっていて、GPi 未対応ケーブルを使用されている場合は、ディフォルト設定をを呼び出すことで、キープロテクトが解除されます。 ● 送信・ログイン・コマンド ★ テキスト送信 テキスト送信は現在の設定内容にてテキストファイルを送信します。ショートカットによる呼出は、Command + T で行うことができます。 また、テキストファイルのドラッグ&ドロップにて、ファイルの送信が可能です。但し、オートログイン中、バイナリプロトコル使用中の場合はドラッグ&ドロップによるファイルの送信はすべて無視されます。 ★ テキスト送信中断 テキスト送信中ならば中断します。 ★ テキスト送信設定 テキストの送信に関して、転送時の各設定ができます。ここでの設定はコピー&ペースト時にも考慮されますので、注意が必要です。 ハ 送信メニューのテキスト送信設定を選ぶと設定ダイアログが表示されます。設定内容として、オリジナルテキストファイルの場合は、オリジナルテキストを選択してください。ドキュメント内の CR コードを無視して、任意の文字数を送った後に CR コードを送るときは、CR コードを合わせるを選択して、何文字転送したら CR を送るかを設定してください。オリジナルの高速オプションにつていは、SJIS 漢字コードモードで、その他のオプションは使用できません。 文字送信の延滞時間、および プロンプトの検索を設定できます。文字送信の延滞時間は 1 文字送ったあとに、1/60 秒単位で設定できます(最大 1.65 秒まで、設定数値としては 99 まで)。 プロンプトの検索は、CR を送信後 4 文字までのプロンプトを検索し、プロンプトがホストから返ってくると、再びテキストを送信します。 これらの内容は、コピー&ペースト時も考慮されますので注意してください。特にリアルタイムのコピー&ペースト時は、オリジナルを選択していないときなど、勝手に CR を送ってしまいますので....。 回線切断については、通信中にモデムをエスケープモードに変えるためのエスケープコードとして "+++" を送ります。もし貴方のモデムがこのコード以外に設定されている場合は(モデムの内部メモリ等)、設定仕直してください。 リセットモデムはモデムに ATZ コマンドを送ります。これは、ファックスモデム等を使用して、システムドライバー(INIT)等によってモデムの状態が変化している状態をリセットするものです。なおこの機能の自動設定は、設定メニューのその他内で行うことができます。 Command + Shift + V , Command + Shift + Pにて、ペーストを行う文字列にプロンプトを付加することが可能です。シフト&ペースト付加文字列を指定してある場合それらのレス付けプロンプトが付加できます。 その他、テキスト送信設定をホストごとに設定可能です。オートログインにてホストに接続した後、送信メニューのテキスト送信設定で設定出来る内容は、その時ログインしたホストの内容です。オートログイン後、ログアウトをするか、ディフォルト設定を呼び出さない限り、基本設定の内容は変更できません。 ※ 注意事項 ・高速転送モードは、SJISのみで有効です。 ・CRコードを合わせる場合、送信するテキスト内のCRコードは無視されます。 ・検索するプロンプトを設定した場合のテキスト送信は、最初の一行を送信後、 ・プロンプトを検索をはじめます。 ・テキスト送信は、TABコードはスペース変換されません。 ★ ブレーク 現在開いているポートにブレーク信号を送ります。 ★ 回線切断 設定メニューのその他のモ回線切断コマンドモの設定内容で回線切断を行います。設定内容が無設定の場合、開いているポートの DTR 信号を0.5秒間落します。モデムの設定で、DTR(ER)信号のオフによって回線切断を行うように設定してある場合は、ハード的に回線切断が行われます。モ回線切断コマンドモにモATH0モなどのコマンドを記述してある場合、モデムにエスケープコードを送り、設定されている回線切断コマンドを送ります。 ★ モデムリセット モデムリセットを行います。ユATZユを現在、開いているポートに送ります。 ●ログイン ログインメニューには、設定メニューのホストで設定したホストがグループ別に登録されております。各ホストをメニューからオートログインすることができます。 その他のオートログインをCASTERM のオートパイロットファイルをダブルクリックすることで、Finder から直接オートログインすることも可能です。(CASTERM PILOT EDITOR付属のモ使用方法モを参照してください。) ●コマンド 最大 10 個までのコマンドを登録することが可能です。電報、ボードの移動等のコマンドを設定することにより通信時にマウスで選択あるいはショートカットにて設定した文字列を送ることができます。文字列は最大 30 文字、^m を CR コードとして認識します。 コマンドの内容をホストごとに設定可能です。オートログインにてホストに接続した後、設定メニューのコマンドで設定出来る内容は、その時ログインしたホストの内容です。オートログイン後、ログアウトをするか、ディフォルト設定を呼び出さない限り、ディフォルト設定の内容は変更できません。 コマンドメニューの一番下にモオートパイロットモメニューがあります。このメニューは、オートパイロットフォルダ内に保存されているオートパイロットスクリプトファイルが階層メニューで表示され選択することができます。ホストに接続中にオートパイロットスクリプトの実行を行う場合はこのメニューアイテムから選択することができます。