Internet Explorer を Office と共にインストールする方法

Office Custom Installation Wizard (CIW) を使って、Office プログラムの展開方法をカスタマイズできます。インストール処理を簡単にするために、IEAK は CIW と連携して動作するように設計されています。

Internet Explorer を Office のカスタムパッケージと共に配布するには、次の 2 つの方法があります。

Internet Explorer をカスタマイズしない場合は、CIW を使用して Internet Explorer コンポーネントをインストールでき、IEAK を使う必要はありません。
Internet Explorer をカスタマイズして Office の展開の一部として配布する場合は、Office インストールウィザードの [IE インストールオプションのカスタマイズ] 画面で [カスタマイズ] ボタンをクリックしてください。Custom Installation Wizard によって IEAK が起動します。

IEAK を Office Custom Installation Wizard から実行

Internet Explorer 6 カスタマイズウィザードは企業内管理者モードで実行され、次の設定が適用されます。

配布メディアは単層です (すべてのファイルが 1 つのフォルダ内に)。
2 つのインストールオプションが表示されます。これらのオプションの名前を変更することはできませんが、各インストールオプションでインストールされるコンポーネントは指定できます。
IEAK で作成した .cab ファイルおよびカスタムコンポーネントは、すべて同じフォルダに格納されます。このフォルダの既定の名前は、IE6_CUST です。

カスタムパッケージの作成が終わると、Windows Update セットアッププログラム (IE6Setup.exe) のファイル名とパスが、[IE インストールオプションのカスタマイズ] 画面に表示されます。

CIW の実行中に IEAK を呼び出すには、インストールパッケージのカスタマイズに使用するコンピュータに、必要なバージョンの Internet Explorer および IEAK をインストールしておく必要があります。

注

Office Custom Installation Wizard を使って作成した IEAK パッケージでは、Internet Explorer 用の Windows Update セットアップのオプションはセットアップ中に表示されません。Windows Update セットアップのユーザーインターフェイスは、Office Custom Installation Wizard によって決定されます。