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ブラウザ パッケージの配布方法

既定では、Internet Explorer 6 カスタマイズ ウィザードは、ユーザーがインターネットを経由してダウンロードすることのできるファイルを作成します。必要に応じて、パッケージの配布に使用するメディアを変更することができます。

ダウンロード可能なファイル

ブラウザ パッケージをインターネット サーバーまたはイントラネット サーバーに作成した場合は、一連のファイルをユーザーがダウンロードできるように、Web サイトをセットアップする必要があります。たとえば、ダウンロード情報やインストール エンジン IE6setup.exe へのリンクを記載したページを作成します。

ブラウザ パッケージをハード ディスクやネットワーク ドライブに作成した場合は、次の項目をインターネット サーバーまたはイントラネット サーバーに移動する必要があります。

ユーザーは、IE6setup.exe をダブルクリックして、ブラウザをインストールします。このファイルは、¥Download フォルダ内のサブフォルダのうち、ブラウザの言語およびプラットフォームに対応するサブフォルダ (¥Download¥Win32¥En) に格納されています。

カスタム パッケージへの署名

Web ブラウザには、ユーザーが有害なプログラムをダウンロードできないようにするセキュリティ機能があります。セキュリティ レベルおよびオペレーティング システムによっては、デジタル署名が施されていないプログラムをユーザーがダウンロードしようとすると、ダウンロードできないことを示すメッセージ、または警告メッセージが表示されることがあります。

Internet Explorer 6 カスタマイズ ウィザードで作成されたカスタム .cab ファイルには、ローカル イントラネット ゾーンのセキュリティ レベルを低に設定している場合を除いて、デジタル署名を施してください。これらのオペレーティング システム用のブラウザ パッケージと共にカスタム コンポーネントを配布する場合は、それらのコンポーネントにも署名を施してください。デジタル証明書を既に取得している場合は、Internet Explorer 6 カスタマイズ ウィザードでこれらのファイルに自動的に署名することができます。

[CD-ROM]

Windows 95 または Windows 98 のユーザーにカスタム ブラウザを配布する場合、ユーザーが CD-ROM を挿入すると、自動実行プログラムの画面が表示されます。このプログラムでは、カスタム ブラウザのインストールや詳細情報の表示をユーザーが選択できます。最新バージョンの Internet Explorer が既にインストールされていると、自動実行プログラムがそれを検出します。ブラウザは、Start.htm ファイルが読み込まれると、キオスク モードで表示されます。

Windows Update セットアップ ウィザードを使用すると、すべてのファイルをイントラネット サーバーまたはインターネット サーバーに送信できます。また、インターネットに最初からアクセスできないようなユーザーのために、CD-ROM で作成することもできます。

関連項目