現在ファイルビューで開いているフォルダ内のファイルの、ファイル名、ファイルサイズ、画像情報、撮影情報などが含まれる一覧表を作成し、ファイルに出力します。出力形式として、表計算ソフトなどで使用可能なCSV、またはViXや他のソフトで再利用できる可能性もあるXMLが選べます。
実行すると、表に含む項目、出力先ファイルなどを選ぶダイアログが出ます。各設定項目の意味は下表のとおりです。
項目 | 出力する情報を絞ることができ、左端のチェックでオン・オフを切り替えます。 項目のうち、「コメント」「キーワード」はプロパティから入力・編集するもの、付属情報は同じくプロパティで表示され、デジカメで撮影された画像などに付加される詳しい情報、画像情報とは画像の縦横の大きさとビット数をそれぞれ意味します。「リンク先」はショートカットファイル(.lnk)またはインターネットショートカットファイル(.url)の場合に有効で、設定してあるファイル名またはアドレスが入ります。 |
出力形式 | CSVとXMLのいずれかを選んでください。CSVは表計算ソフトなどで開けます。単純な表であり、出力してすぐに閲覧・印刷するのに向いています。しかし出力した表は、後からデータとして活用するのは難しいでしょう。 XMLはインターネット時代のデータ記述・交換における標準形式です。単なるデータの羅列でなく、階層構造を持ち、各データの意味付けも含んでいるので、後からViXまたは他のソフトで利用しやすいと思います。「ファイルから入力」コマンドで、キーワード・コメントを書き戻したいときも、XMLで保存しておく必要があります。 ViX以外の対応ソフトはまだありません。プログラミングできる人にとっては使い道があるかもしれません。ここで出力されるXMLのスキーマは独自に定めたもので、「XMLとViX」に詳細を掲載しています。 |
出力ファイル名 | 一覧表を書き出すファイルの名前です。直接入力するか、または参照ボタンによって現れるファイルダイアログから指定してください。 出力形式で「CSV」「XML」のいずれかを選ぶと、自動的に拡張子が切り替わります。 |
サブフォルダも対象 | オンにすると、その時ファイルビューで開いているフォルダの下層にある、サブフォルダ内のすべてのファイルの情報を出力します。オンの場合はかなり時間がかかることがあります。 |
すぐに開く | 一覧表が完成してファイルに書き出した直後に、ただちに関連付けられた別のソフトで開きます。多くの場合、CSVで書き出したときは表計算ソフトが、XMLで書き出したときはブラウザが開くと思います。 |
OKボタンを押すと、一覧表ファイルが作成されます。