右クリックによって出現するポップアップメニューの項目、順番を、自分の好きなように変えることができます。
３つのページがあり、「メインウィンドウ」で起動して最初に出るウィンドウでの、「画像ウィンドウ」でダブルクリックなどによって開く画像が表示されるウィンドウでの、それぞれ右クリックのメニューをカスタマイズします。
「設定」については後述します。
まず、ポップアップメニューに追加したいコマンドを選びます。左側の、カテゴリ（メニューと同じように分類されています）を選んだのち、コマンドのリストから目的のコマンドを選択してください。区切り線を入れたいときは、どのカテゴリにもリストの一番最後に「（空白）」という項目がありますので、これを選択します。
この状態で「追加」ボタンを押せば、右側のポップアップメニューの内容リストに、選んだコマンドが追加されます。複数選択しておいて、いっぺんに追加することもできます。
サブメニューを持っているコマンドは、サブメニューをじかにポップアップメニューに組み込めることがあります。例えば「送る」コマンドは、左側のリストで「送る」となっている項目を選んで追加すると、通常どおり送り先がサブメニューで表示されます。しかし、「送り先」となっている項目を追加すると、送り先がサブメニューでなく、ポップアップメニューの１段階目にじかに表示されます。
このようなものは他にも「アプリケーションを開く」（最近使ったアプリケーション）、「システムフォルダ」（システムフォルダを開く）、「お気に入り」（お気に入りを開く）などがあります。より素早い操作のために役立てて下さい。
同じものを２つ組み込む（「送る」と「送り先」など）ことはできません。
右側の現在のポップアップメニューのリストからコマンドを選択し、「削除」ボタンを押せば、ポップアップメニューから選んだ項目が削除されます。メニューの順番を変えたいときは、右側のリストから移動したいコマンドを選択して、「１つ上」「１つ下」ボタンを押し、コマンドを移動させてください。
これも複数選択して削除・移動ができます。
「初期化」ボタンは、ポップアップメニューの内容をすべていちばん最初の状態に戻します。
「ショートカットキー」は、ポップアップメニューを出した状態でのコマンドへのショートカットキーを割り当てます。ふつうのメニューと同様、ここに表示されているキーと「Alt」キーをいっしょに押せば、割り当てられたコマンドが実行されます。
最初、「追加」ボタンでポップアップメニューに項目を追加したときは、ショートカットキーは自動的に空いているキーが割り当てられます。変更したいときは、ショートカットキーが表示されているボックスをクリックした後、割り当てたいキーを押してください。
「設定」には現在、メインウィンドウでのポップアップメニューの種類を選ぶ項目があります。
初期状態では、フォルダ等を右クリックしたときにはエクスプローラと同じメニューが出て、普通のファイルを右クリックしたときにはここでカスタマイズできるViX独自のメニューが出ますが、これらを変更することができます。選択肢のうち「エクスプローラ」ではエクスプローラと全く同じメニュー、「ViX」だとカスタマイズできるViX独自のメニュー、「ViX+エクスプローラ」を選ぶと両者がくっついたメニューが出ます。なお、「ViX+エクスプローラ」にしたときは、ポップアップメニュー上にはメニュー左のアイコンは出ません。
ただし、書庫ファイル内の圧縮されたファイルを右クリックしたとき、及びファイルなどが１個も選択されてないときは、常にViX独自のメニューのみが出ます。