どの列でレコードをソートするかを示します。
構文
DataControl.SortColumn = String
パラメータ
DataControl RDS.DataControl オブジェクトを表すオブジェクト変数を指定します。
String レコードをソートする列の名前またはエイリアスを表す文字列型 (String) の値を指定します。
解説
SortColumn プロパティ、SortDirection プロパティ、FilterValue プロパティ、FilterCriterion プロパティ、および FilterColumn プロパティは、クライアント側のキャッシュ上で、ソートおよびフィルタ機能を提供します。ソート機能では、列の値でレコードが並べ替えられます。フィルタ機能は、すべての Recordset をキャッシュに保持したまま、検索の抽出条件に基づいてレコードのサブセットを表示します。Reset メソッドは、抽出条件を実行し、現在の Recordset を更新可能な Recordset に置き換えます。
Recordset でソートを実行するには、まず保留中の変更を保存します。RDS.DataControl を使っていれば、SubmitChanges メソッドが使えます。たとえば、RDS.DataControl が ADC1 と名付けられている場合、コードは ADC1.SubmitChanges
のようになります。ADO の Recordset を使っていれば、UpdateBatch メソッドが使えます。CreateRecordset メソッドで作成した Recordset オブジェクトには、UpdateBatch の使用を推奨します。たとえば、コードは myRS.UpdateBatch
または ADC1.Recordset.UpdateBatch
のようになります。