FilterCriterion プロパティ (RDS)

       

フィルタ値に使う評価演算子を表します。

構文

DataControl.FilterCriterion = String

パラメータ

DataControl   RDS.DataControl オブジェクトを表すオブジェクト変数を指定します。

String   レコードに FilterValue の評価演算子を指定する文字列型 (String) の値を指定します。次のいずれかを指定します。<、<=、>、>=、=、または <>。

解説

SortColumn プロパティ、SortDirection プロパティ、FilterValue プロパティ、FilterCriterion プロパティ、および FilterColumn プロパティは、クライアント側のキャッシュ上で、ソート機能およびフィルタ機能を提供します。ソート機能では、列の値でレコードが並べ替えられます。フィルタ機能は、完全な Recordset をキャッシュに維持したまま、検索の抽出条件に基づいてレコードのサブセットを表示します。Reset メソッドは、抽出条件を実行し、現在の Recordset を更新可能な Recordset に置き換えます。

演算子 "!=" は FilterCriterion では無効です。"<>" を使います。

フィルタ プロパティとソート プロパティを両方設定して Reset メソッドを呼び出すと、行セットでは最初にフィルタが実行され、次にソートが実行されます。昇順ソートでは Null 値が最初に、降順ソートでは Null 値が最後になります (昇順が既定の動作です)。