サインアップ サーバーのセットアップ
インターネット サインアップ サーバー (ISS) は、HTTP (Hypertext Transfer Protocol) サーバーであり、インターネット サービス プロバイダ (ISP) の顧客データベースに新規のユーザーを自動的に追加します。ISS では、まず新規のユーザーから情報を収集して、顧客データベースに追加します。次に、設定パケットを、新規ユーザーのデスクトップ コンピュータに返送します。設定パケットには、ユーザーのインターネット ブラウザを設定して ISP のサービスに接続するのに必要な情報が格納されています。
ここでは、経験の豊かなインターネット サーバーの管理者が ISS をセットアップするのに必要な事柄について説明します。なお、HTTP、HTML (Hypertext Markup Language)、および CGI (Common Gateway Interface) に関する知識が前提です。これらの事項について知識をお持ちでない場合は、W3C をクリックして、HTTP および CGI の公式仕様をお読みください。
ISS では、次の 3 つのステップで、ISP データベースに新規のユーザーを追加します。
- ユーザー コンピュータとの HTTP 接続の確立
- ユーザーからのサインアップ情報の収集
- ISP サービスに対するユーザーの同意または拒否の処理