サーバー ベースのサインアップ パッケージを作成する

サーバー ベースのサインアップ処理は、Web ブラウザを使用した機構であり、顧客データベースに対する新規ユーザーの追加処理が自動的に実行されます。この処理は、次の 3 つの部分から構成されています。
  1. 新しいユーザーが、貴社のサインアップ サーバーに接続します。

  2. HTML/HTTP ベースのダイアログ ボックスを使って新規ユーザーから収集した情報が、顧客データベースに追加されます。
  3. 貴社のサーバーが、設定パケットを新規ユーザーのコンピュータに返送します。このパケットには、設定とブランドに関する情報が入っています。また、インターネット サービス プロバイダにアクセスするための電話番号も入っています。

新規ユーザーのコンピュータに対する設定パケットの返送

新規のユーザーから必要な情報を収集したら、次の情報をユーザーに返送する必要があります。

この情報は、IEAK プロファイル、つまり .ins ファイルに格納してユーザーのコンピュータに返送する必要があります。最初の 2 つのタイプのデータについては、貴社の開発チームでサーバーの一部として作成してください。ブランド用の .ins ファイルのデータは、Internet Explorer 管理者キット ウィザードによって作成されます。.ins ファイルの仕様については、.ISP/.INS リファレンス ガイド を参照してください。Entry、User、Phone、Device、Server、TCP/IP などの一部の値は、ウィザードで指定することができません。これらの設定は、手作業で行う必要があります。

ロゴ、タイトル バー、お気に入り、検索ページ、スタート ページ、リンク バーからのリンク、オンライン ヘルプの場所などを一連のユーザー グループ別にカスタマイズして、各種の "プライベート ブランド" の Internet Explorer を提供するには、.ins ファイルにダウンロードする一連のブランド情報をサーバーに格納しておきます。この方法では、すべてのユーザーに同じ内容の CD-ROM を提供することができ、個々のブランドはサインアップ時に設定させることができます。そのため、CD-ROM の管理が楽になります。

サインアップ サーバーのセットアップ

ユーザーからの要求を受信するには、サインアップ サーバーをセットアップする必要があります。そのセットアップ方法の詳細については、サインアップ サーバーのセットアップを参照してください。