カスタム パッケージの配布方法 (フロッピー ディスク、CD-ROM、またはダウンロード) を決めます。Internet Explorer 管理者キットでパッケージを作成し終えたら、一連のファイルを該当する媒体に移す必要があります。ダウンロード可能なパッケージを作成した場合は、該当するパッケージをサーバー上の適切な場所に移さなければなりません。
注意
ブラウザ パッケージをインターネット サーバーに格納するときは、サーバーへのパスとファイルのダウンロード元の URL を指定します。そして、カスタム ブラウザに関連するすべてのファイルとフォルダを格納するには、CIE のようなフォルダを Web サーバー上に作成します。たとえば、サーバーへのパスは、C:\Inetpub\Wwwroot\Cie のように指定します。該当する URL は、http://コンピュータ名/Cie のように指定します。ただし、ブラウザ パッケージを作成するときは、フォルダ IE4site が URL の末尾に付加されます。
キャビネット ファイルやカスタム プログラムに署名する際は、認証機関 (Verisign や GTE など) からのデジタル認証の取得および該当コードの署名という 2 つのステップを実行する必要があります。詳細については、プログラムへの署名を参照してください。
フォルダ名 | 説明 |
---|---|
\CIE | すべてのファイルの親フォルダ |
\CIE\Bitmaps | カスタム ビットマップ ファイル (カスタム ブラウザに必要なグラフィックス ファイル) |
カスタム ブラウザ パッケージは、CD-ROM に作成することもできます。
次のビットマップは、ブラウザでカスタマイズすることもできます。それらのビットマップは、Internet Explorer 管理者キット ウィザードを実行する前に、\CIE\Bitmaps フォルダに格納してください。
Internet Explorer 管理者キットには、ブラウザ用のカスタム動画ビットマップを簡単に作成するためのツールが 2 つ入っています。先に説明したフォーマットに従ってビットマップを作成するときに、その一方のツールを使います。もう一方のツールは、動画をプレビューする際に使います。これらのツールの使い方については、動画ビットマップ用のツールを参照してください。
カスタム ブラウザを CD-ROM で配布する場合は、ユーザーが CD-ROM を挿入したときに自動実行スクリーンの一部に表示されるビットマップを作成する必要があります。このビットマップを作成するには、自動実行スクリーンのビットマップの作成を参照してください。
グラフィックスの編集方法については、グラフィックスの編集を参照してください。
独自に作成した背景とボタンのビットマップは、256 色 (8 ビット) 以上の表示能力を持つコンピュータでだけ表示されます。16 色 ( 4 ビット) の表示能力を持つコンピュータでは、低解像度用の標準の背景ビットマップとボタン セットが表示されます。
ブラウザをインストールするときは、ユーザー サイトで問題が起きたときに表示するためのサポート ページを作成しておくと便利です。サポート ページの URL を指定するためのプロンプトは、Internet Explorer 管理者キット ウィザードを実行しているときに表示されます。