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制作課程
CGの真似っこですが、こんなふうに描いていると言う例です(^^;
何かの足しにでもなれば幸いです(^^;
第二弾 第三弾 第四弾  


女の子の作り方2

制作課程

制作過程の暴露第2弾です!
我流ですが、絵を作る過程みたいなものはだいたい決まっていますので、 どんな風に作っているのか展示してみます(笑)
完全に我流ですので全くもって参考にならないと思いますが(^^;
ちなみに、このCGの制作時間は2時間30分です。
使用したソフトはペインターV5のみとなります。
こうして改めて見てみると色々おかしな所が見つかって恥ずかしいですが(笑)
下書き

下書き

ペインターにタブレットで直書きで下書きします。 ペンは「エアブラシ(細)」を使いました。
色はトレースの時に判別出来る位の色にします。 最近はモノクロにしないで描く方がイメージ出し易いので好んで黒以外を使います。
テクスチャーはベーシックペーパーで、倍率を低くして水彩のざらざらを押さえることとしました。
主線取り

輪郭線のトレース

下書きをフローター(レイヤー)に変換します。方法は、選択範囲:全選択→選択範囲:フローターで可能です。 さらにもう一度同じ操作をして白紙のフローターを作って重ねます。
次にフローターリストから白紙のフローターを選び、 オブジェクトパレットの重ねあわせのメニューから「乗算」を選びます。 こうすると、下書きのレイヤーが見えるようになります。
この状態で、輪郭のトレースを行います。 後で塗る色をイメージして、その色の濃い目の色で、「エアブラシ(細)」でトレースします。
色塗り

当たりつけ

下書きを消した後にイメージを保つためにある程度のラフな色付けを行っておきます。
大抵は目と肌色の部分です。 何故かと言うと水彩ペンはこの状態では使えないので、 水彩で塗るつもりの所は塗れないと言う事情があります。
色塗り2

下書きの消去

この段階で下書きのレイヤーを削除します。 そして残ったトエースレイヤーを紙に固定します。
見た目色で下書きしただけに見えますが(^^;
色塗り3

色付け1

全体のイメージの中心になる所から色を塗って行きます。
まず髪の毛の色のイメージを「水彩薄筆」でざっと塗ります。 こうして顔のイメージを整えた後で、目の書き込みをしていしまいます。
自分ではここで魂を入れていると言ってます(笑)
背景合成

色付け2

スカートの色付け。 「水彩薄筆」で塗ります。 水彩を使うようになって、色の表現を思いどおりにできるようになった気がします。
次に、リュックと髪の毛、帽子の色付け。 ここでも「水彩薄筆」で塗ります。
濃い目の色なので何度か重ね塗りをしてテクスチャーの斑を出さないようにします。 あまり紙の感触を出したくないときはこうすることにしています。
この後細部の書き込みとかを行います。
仕上げ

背景部品の描画

この1つ前の段階で保存しなかったのですが、 背景に行く前にスカートのチェック柄とシャツの影を入れています。
その後背景の部品の書き込みです。
橋のランカンのつもりです(^^;
線の部分は「エアブラシ(細)」を直線モードで、面は「水彩薄筆」で描画しました。
背景合成

背景の一時仕上げ

水面を書き込み、その中に輝点をちらばせてそれっぽく(^^;
水面は「木炭(ソフト)」で塗り込みました。
輝点はMIYAさんが作ったSTARブラシを使っています。
仕上げ

頭部の細部調整

顔の部分の細かい調整です。
やはりここは最後にもう一度手を入れるのが筋と言うものです(笑)
髪の毛の線をもう一度トレースしてくっきりさせて、全体的にめりはりを付けます。
髪は女の命ってぐらいですがら大事にしないと(^^;
口はいつも後にとっておきます。 仕上がりを見て表情変えたり、位置を微調整したりすることが多いからです。 今回はそのまま書き込みました。
あとははにかんだ感じを出すのに、鼻頭を少し赤くしてみます。
背景合成

天使の輪

そして忘れてはいけない天使の輪っか(^^; 「エアブラシ(中)」で上塗りします。
仕上げ

仕上げ

もう一度細かいところを調整して、著作権表示いれて出来上がり!