home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
/ Phoenix Heaven Sunny 2 / APPARE2.BIN / oh_towns / marin / ptool42e / ptool.doc < prev    next >
Text File  |  1995-06-20  |  6KB  |  152 lines

  1.  
  2.                    Polygon data handling TOOLs (for EASTRAY)
  3.  
  4.  
  5.                       PTOOL revision 4.2 : Aug. '94
  6.  
  7.  
  8.               Copyright(C) 1991-1994  M.Satoh(MARIN/NIFTY:HBA00106)
  9.  
  10.  
  11.  
  12.   PTOOLはEAST氏作のレイトレーシングソフトEASTRAYでサポートされている、MONOLITH
  13. 形式のポリゴンデータに対して幾つかの操作を行うためのツール群です。
  14. (MONOLITH形式に関しては別途添付の"POLYGON.DOC"を参照の事)
  15.  
  16. ○PTOOLとは?
  17.  
  18.   EASTRAYでポリゴンデータをレンダリングする際に、綺麗にレンダリングできない
  19. 等不都合が生じた時にも効力を発揮するものと思います。元々は自分で必要になった
  20. ため作成したのが、わりと身近で要望があった事からツールとしてLIBにアップする
  21. ようになったものです。
  22.  
  23.   例えば、所々ポリゴンが黒く抜けてしまうというような現象は割りと良く経験する
  24. 所ですが、これはポリゴンが歪んでいる事が原因である場合がほとんどです。
  25. このような場合には、その歪んだポリゴンを分割してしまうのが対応の早道ですが、
  26. そんな時はこのPTOOLの「TO3」を利用できます。
  27.  
  28.   また、市販のモデラーソフトの中には文字フォントをポリゴン化してくれる物も
  29. ありますが、この手のデータは凹型のデータになり易いという特徴があります。この
  30. ようなデータはデータ処理上に不都合を来す場合もあるので、できれば全て凸型に
  31. 分割しておきたい所ですが、そんな時も「TO3」が利用できます。
  32. (ただしEASTRAYでは、歪んでさえいなければ凹型ポリゴンでもレンダリング可能)
  33.                      ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
  34.   その他にも、あると利用できるであろうというコマンドが幾つかありますので、
  35. 是非色々いじって試してみてください。
  36.  
  37.   なお、各コマンドが出力するメッセージが、日本語だったりいいかげんな英語だった
  38. りと統一されていない部分もありますが、特に処理自体や使い勝手には影響無いと思い
  39. ますので、その点についてはお許しください。(^^;)
  40.   後々それなりの要望や、バージョンアップの機会(あるのか?)の折りにでもまた
  41. 対応しようと思います。
  42.  
  43.  
  44. ○ファイルに関して
  45.  
  46.   今回提供されるファイルは以下の通りです。
  47.   
  48.     ・"PTOOL.DOC"    ---------- このファイルです
  49.     ・"POLYGON.DOC"  ---------- MONOLITH形式の仕様について
  50.     ・"PTOOL.MAN"    ---------- 各ツールの使用法の説明
  51.     ・"WISEMT.EXP"   ---------- WISEMT 実行ファイル
  52.     ・"FIRET.EXP"    ---------- FIRET 実行ファイル
  53.     ・"FRACTAL.EXP"  ---------- FRACTAL 実行ファイル
  54.     ・"TO3.EXP"      ---------- TO3 実行ファイル
  55.  
  56.  
  57. ○実行方法
  58.  
  59. 【TOWNSの場合】
  60.   各ツールは、DOSコンソールモード上で実行する事をお薦めします。勿論アイテム登
  61. 録して使用することもできますが、実行時にデータファイル名や幾つかのオプションを
  62. 指定しなければならない仕様のため、アイテム登録のパラメータとして設定する必要が
  63. あり設定変更の頻度も高くなると予想されるためです(それは面倒でしょ? ^^;)。
  64.  
  65.   PTOOLの各ツールは全てDOS-EXTENDER上で動作する"*.EXP"というファイル形式になっ
  66. ています。実行にはFM-TOWNSのT-OSに付属の"RUN386.EXE"やフリーウェアの"386.COM"
  67. 等を利用してください。
  68.   なお、DOSコンソール上で"RUN386.EXE"を使って実行させる場合、RUN386のオプション
  69. "-nocrt"を付けて実行することをお勧めします。そうしないと、コマンド終了後すぐに
  70. 画面がクリアされてしまい、扱ったデータの頂点数やポリゴン数等の表示情報が見れな
  71. くなるので注意してください。
  72.  
  73. 【TOWNS以外の場合】
  74.   基本的にTOWNS上で使う場合と同じです。注意する事はDOS-EXTENDERには"GO32.EXE"
  75. ではなく"EXE386.EXE"の方を使用するという点です。
  76.          ~~~~~~~~~~
  77.  
  78.   各ツールの操作方法は別途添付の"PTOOL.MAN"を参照してください。
  79.  
  80.  
  81. ○修正内容
  82.   この版の前にFM-TOWNSの「フリーソフトウェアコレクション8」に応募したRevision 4
  83. があるのですが、実はこの版には幾つか「しょーもない」バグが含まれている事が事後
  84. に判明しました。これは応募締切まで時間が無く、急いで作業したためでもあるので
  85. すが、フリコレ8版から手に入れた方には大変ご迷惑をかけた事になりました。
  86. この場をお借りして謝罪したいと思います。申し訳ありませんでした。m(__)m
  87.  
  88.   今回のバージョンは、上記のようにその時のバグを潰すと同時に幾つかの細かい
  89. 機能追加等を行っています。
  90.   ここでは、Revision 3("TO3.EXP"に関してはRevision 3.1)からの修正とバージ
  91. ョンアップした点について記しておきます。
  92.  
  93. [Revision 4]  (フリコレ8版)
  94.   ・ポリゴンデータの読み込みの内部処理の一部を変更した。それによって若干では
  95.     あるが読み込み速度が速くなった。
  96.   
  97.   ・TOTU.EXPの機能をTO3.EXPに吸収した。これによってTO3.EXPで凹ポリゴンを一気
  98.     に三角形へ分割することが可能になった。
  99.   
  100.   ・凹ポリゴンの凸ポリゴンへの分割ルールを変えてみた。これにより、以前よりも
  101.     理想的な分割ができるようになった....と思う。(^_^;)
  102.   
  103.   ・新ツール"TWIST.EXP"の追加(*)
  104.  
  105.   *フリコレ応募版に限る。NIFTYでは既にFPICSTのLIBに別途アップされている
  106.     ので、今回の版では外してある。
  107.   
  108. [Revision 4.1] (未公開)
  109.   ・データ読み込みの内部処理で一部不都合があったのを修正。
  110.   
  111.   ・FIRET.EXP で"-a"オプションが効かなかったのを修正。
  112.   
  113.   ・TO3.EXP で"-n"オプションが効かなかったのを修正。
  114.     (これは、Rev.4でのTOTU.EXP機能の取り込み時に混入したバグでした)
  115.   
  116. [Revision 4.2]
  117.   ・"-a"オプションで指定されたポリゴンオプションの正誤チェックと元データの
  118.     ポリゴンオプションとの重複チェック機能の追加。
  119.   
  120.   ・FIRET.EXPで"-l"オプションの省略値を1にした。
  121.   
  122.   ・他内部データ構造等細かい修正。
  123.   
  124.   ・VIEWP.EXPを外し、別途アップする事にした。
  125.  
  126.  
  127. ○質問,バグ,使用感の報告について
  128.  
  129.   作者は、質問,バグ,その他使用感についての報告を歓迎いたします。PTOOLの使用
  130. において何かお気づきの点がありましたら、お気軽に作者まで報告をお願いします。
  131.   報告先としては、NIFTYのメールでも構いませんが、なるべくなら他のユーザの為に
  132. も会議室等への発言としてお願いします。場所としては、FPICSTの<EASTRAYサポート
  133. 会議室>をお勧めします。
  134.  
  135.  
  136. ○著作権,配付について
  137.  
  138.   このプログラムの著作権は作者である私、佐藤 雅弘(MARIN/NIFTY:HBA00106)が
  139. 保有するものとします。
  140.   このプログラムを利用することは自由ですが、そのことによる損害等が発生しても
  141. 当方は関知致しません。
  142.   また、配付に関しては「必ず添付ドキュメントも全て揃えての上」であれば、特に
  143. 制限するものではありません。また他のフォーラム,ネット等に転載する場合は、作者
  144. にその旨をご連絡くださると幸いです(事後連絡でも可)。
  145.   商用目的の配付に限っては、必ず事前に作者までご連絡くださるようお願いします。
  146.   (そんな奇特な会社があるとは思えないけど ^^;)
  147.  
  148.  
  149.                                                             Aug. '94
  150.  
  151.                              *** NIFTY:HBA00106/佐藤 雅弘/MARIN ***
  152.