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Text File  |  1999-10-08  |  10KB  |  264 lines

  1. ===========================================================================
  2.                            WfdTool.dll Version 1.22a
  3.                              WinFD Extension Tool
  4.  
  5.                          Copyright 1998-1999 N.Yanagi
  6. ===========================================================================
  7.  
  8. 【WfdViewについて】
  9.  
  10.   WfdViewとは、WinFDと連携して動作する高機能な画像ビュワーです。
  11.  WfdView を利用するには、WinFD V1.05以降が必要です。
  12.  
  13.  1.WfdView が標準でサポートする画像フォーマット
  14.  
  15.   [BMP] RLE圧縮されたものや、OS/2フォーマットも含みます。
  16.   [ICO] Windows の アイコンファイルです。
  17.   [CUR] Windows の カーソルファイルです。
  18.   [JPG] プログレッシブJPEGにも対応しています。
  19.   [GIF] アニメーションGIFを含むほとんどのGIF画像が表示可能です。
  20.   [TIF] 主要なTIFFファイルの多くをカバーしています。
  21.   [PNG] W3Cの推奨するPNG (Portable Network Graphics)画像です。
  22.   [MAG] MAKI02フォーマット
  23.   [XBM] X-WINDOW のモノクロビットマップです。
  24.   [XPM] X-WINDOW のカラービットマップです。
  25.   [XWD] X-WINDOW のウィンドウダンプファイルです。
  26.   [RAS] Sun Microsystems の SUN Rasterfile です。
  27.   [PCD] Kodak Photo CD
  28.   [CAM] Casio QVシリーズ
  29.   [J6I] RICOH DC-1/2
  30.   [PNM] PPM,PGM,PBM
  31.  
  32.  2.標準で保存可能な画像フォーマット
  33.  
  34.   [BMP] 1,4,8,24ビットカラー無圧縮フォーマット。およびRLE8圧縮。
  35.   [JPG] JPEG(プログレッシブJPEGも保存可能)
  36.   [PNG] Portable Network Graphics
  37.   [TIF] 主要なTIFF画像を保存可能ですが、LZW圧縮は非サポートとします。
  38.   [GIF] LZW圧縮を用いない無圧縮GIFです。
  39.  
  40.  3.その他の画像フォーマットについて
  41.  
  42.    WfdView は 有名なフリーソフトである Susie の作者、たけちん
  43.   こと竹村嘉人氏(Nifty-serve GGB01506)が考案した、画像ファイル
  44.   展開用DLL集 Susie 32bit Plug-in Library があれば、それに
  45.   対応した画像フォーマットを表示することができます。
  46.  
  47.    Susie 32bit Plug-in Library は、98年7月現在、以下のところ
  48.   で入手可能です。
  49.    URL: http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/
  50.  
  51.  
  52. 【特徴】
  53.  
  54.    WinFD内蔵画像ビュワーの操作感を出来る限り考慮し、開発しました。
  55.   WinFD内蔵画像ビュワーと同じように、カーソルキーでディレクトリ内
  56.   の画像ファイルを再起動することなく表示できます。
  57.  
  58.  
  59. 【設定方法】
  60.  
  61.  1.WfdTool.dll を WinFD.exe と同じフォルダにコピーします。
  62.  2.WinFD を起動し「設定」メニューの「基本設定」を選択します。
  63.  3.表示された「WinFD-Configration」ダイアログ内の「WfdTool」
  64.    タブを選択し「WfdTool.DLLを使用する」と「画像を別ウィンドウ
  65.    で表示する」にチェックをつけます。
  66.  4.あとは「OK」ボタンを押してダイアログを閉じれば設定完了です。
  67.  5.表示のさせ方は、内蔵ビュワーと同じように画像ファイルのところ
  68.    で「リターンキー(エンターキー)を押せば WfdView が起動します。
  69.  
  70.  
  71. 【メニューバー解説】
  72.  
  73.   WfdView で行えるほとんどの機能は、メニューバーに配置されています。
  74.  
  75. ・『ファイル』メニュー
  76.   ・名前を付けて保存: 現在表示されている画像を指定された
  77.              形式で保存します。
  78.  
  79.              ここで指定できるのは、保存するファイル名、
  80.              色数(2色、16色、256色、フルカラー)
  81.              圧縮(RLE圧縮)の有無です。
  82.              また、以下のフォーマットでの保存も可能です。
  83.              [JPEG],[TIFF],[PNG],[GIF]
  84.              ただし、LZW圧縮アルゴリズムを用いた形式は
  85.              サポートしていません。
  86.   ・次の画像:
  87.   ・前の画像:     WinFDが開いているフォルダー内で、現在
  88.              表示している画像の次・前の画像を表示
  89.              します。
  90.   ・印刷:       現在表示されている画像をプリンターに
  91.              出力します。
  92.   ・閉じる:      WfdViewを閉じます。
  93.  
  94. ・『編集』メニュー
  95.   ・元に戻す (Undo) : 実行した操作を取り消し、直前の画像状態
  96.              に戻します.
  97.   ・やり直し (Redo) : 「元に戻す」コマンドをキャンセルします。
  98.   ・コピー   (Copy) : 選択エリアがあれば、選択内を、なければ
  99.              表示されてる画像全体をクリップボードへ
  100.              コピーします。
  101.   ・貼り付け(Paste) : クリップボードにコピーされた画像を取り
  102.              こんで表示します。
  103.   ・アプリケーションで開く:
  104.              表示されている画像ファイルに関連付け
  105.              されたアプリケーションを起動します。
  106.  
  107. ・『表示』メニュー
  108.   ・全画面表示:    フルスクリーン(全画面)で画像を表示します。
  109.              全画面表示に切り替えた後、元のウィンドウ表示
  110.              に戻すには、画像をダブルクリックします。
  111.   ・画像にフィット:  開かれている画像サイズに合わせてウィンドウ
  112.              サイズを調節します。
  113.   ・スライドショウ:  ディレクトリ内の画像を、設定された秒間隔で順番
  114.              に表示させます。
  115.   ・減色:       後述(1)
  116.   ・効果:       後述(2)
  117.   ・回転:       表示画像を右または左方向に回転します。
  118.   ・反転:       表示画像を上下または左右に反転します。
  119.   ・サイズ変更:    表示画像を指定されたピクセル数に拡大/縮小
  120.              します。このコマンドは、次のスケール変更
  121.              とは違い、画像を最適方法で拡大または縮小
  122.              します。
  123.   ・スケール:     表示画像を指定された倍率で拡大縮小表示
  124.              します。
  125.   ・小さく:      画像を25%刻みで縮小表示します。
  126.   ・大きく:      画像を25%刻みで拡大表示します。
  127.   ・壁紙に設定:    表示されている画像を、壁紙として設定します。
  128.   ・マウスドラッグ:  スクロールバーが表示されているときの
  129.              マウスドラッグ動作を切り替えます。
  130.   ・画像情報:     表示されている画像の情報を表示します。
  131.   ・オプション:    現在設定できるのは、JPEG画像の読みこみ時と
  132.              書きこみ時(保存時)の設定のみです。
  133.  
  134. ・『ヘルプ』メニュー
  135.   ・バージョン情報:  WfdTool.dll のバージョンを表示ます。
  136.  
  137.  
  138. 【減色処理について】(1)
  139.  
  140.  ・現在表示されている画像のカラービットを変更します。
  141.   このコマンドは、減色だけでなく、増色(カラービット値が大きく
  142.   なる(色数が多くなる)方向)も選択できます。
  143.  
  144.  ・1ビットカラー画像(2色画像)の前景背景色(パレット)を変更
  145.   できます。
  146.  
  147.  
  148. 【効果について】  (2)
  149.  
  150.  ・ネガティブイメージ:
  151.    表示画像を写真のポジ・ネガのように色を反転します。
  152.    このコマンドは2回繰り返すと元の画像に戻ります。
  153.  
  154.  ・グレイスケール:
  155.    表示画像を白黒画像に変更します。
  156.    このコマンドを実行すると色情報を失うため、元には戻せません。
  157.    かわりに【元に戻す(Undo)】コマンドを利用してください。
  158.  
  159.  ・固定パレット化:
  160.    ・8ビット
  161.     256色固定パレットでディザリング処理します。
  162.    ・4ビット
  163.     16色固定パレットでディザリング処理します。
  164.  
  165.    表示画像を固定パレットを使ってディザリング処理します。
  166.    このコマンドを実行すると、結果は8ビットまたは4ビット
  167.    カラービットマップになります。
  168.    256色環境で、複数の画像をワープロ等に貼り付けるときに
  169.    利用するとパレットが統一されて見やすくなると思います。
  170.  
  171.  ・スムーシング:
  172.    拡大・縮小された画像や、色数の少ない画像の色数を増やすこ
  173.    とで、見た目のスムーズ感を出します。
  174.    このコマンドは、ピクセル間を中間色で補間していくため、
  175.    実行した後の画像は、24ビットカラー画像になります。
  176.    16色画像や256色画像の増色にも有効です。
  177.    また、スムース処理を行った後、元のカラービットに戻す場合
  178.    は【減色】コマンドを利用してください。
  179.  
  180.  ・コントラスト補正:
  181.    画像のコントラストを補正(強調)します。
  182.  
  183.  ・ノイズ除去-1および-2:
  184.    画像に含まれるノイズ成分を除去します。
  185.    効果は元になる画像によりますが、デジタルカメラなどのノイズ
  186.    が多く含まれている画像では効果あるかもしれません。
  187.  
  188.    新たに追加された『ノイズ除去-2』は『ノイズ除去-1』に比
  189.    べて効果が大きく現れるように設定してあります。効果が大きい
  190.    分オリジナルに対する精度は落ちます。
  191.  
  192.  
  193. 【キーボード操作について】
  194.  
  195.  ・カーソルキー(上下左右方向キー):
  196.    WinFDで開いているフォルダ(ディレクトリ)内を移動し、表示
  197.   できる画像ファイルであれば、その画像を表示します。
  198.  
  199.  ・リターンキー(エンターキー):
  200.    WfdView を終了します。
  201.  
  202.  
  203. 【コマンドの割り当て】
  204.  
  205.   WfdViewでは、WinFDの特徴である、キーボードによる操作感を
  206.  画像ビュワーでも実現するため、多くの機能をキーに割り当てています。
  207.  
  208.  ・代表的なキー割り当てについて
  209.  "[" 『小さく』(表示メニュー)
  210.    画像を縮小表示します。押された順に25%づつ倍率を
  211.    下げていきます。最大25%まで縮小できます。
  212.  
  213.  "]" 『大きく』(表示メニュー)
  214.    画像を拡大表示します。押された順に25%づつ倍率を
  215.    上げていきます。最大800%まで拡大できます。
  216.  
  217.  "L"または ";"(セミコロン)『回転-左90度』
  218.    画像を左に90度回転します。画像の左上が左下になります。
  219.  
  220.  "R"または ":"(コロン)    『回転-右90度』
  221.    画像を右に90度回転します。画像の左上が右上になります。
  222.  
  223.  "X" 『左右反転』
  224.    画像を左右方向に反転します。
  225.  
  226.  "Y" 『上下反転』
  227.    画像を上下方向に反転します。
  228.  
  229.  "W" 『全画面表示』
  230.    画像を全画面(フルスクリーン)で表示します。
  231.  
  232.  その他のキー割り当ては、WfdViewのメニューバーを参照してください。
  233.  
  234.  
  235. 【マウスドラッグについて】
  236.  
  237.  ・WfdViewでは、画像全体が完全に表示されている状態(スクロールバー
  238.   が表示されていない状態)で、画像を左ボタンでクリックし、押した
  239.   ままドラッグすると、範囲選択になります。
  240.  
  241.  ・スクロールバーが表示されている状態で、画像を左ボタンクリックし
  242.   ドラッグすると、画像のスクロールとなります。
  243.   スクロールバーが出ている状態で、画像の範囲選択を行いたいときは、
  244.   【表示】メニューの【範囲選択・スクロール】でこの動作を切り替えて
  245.   お使いください。
  246.  
  247.  
  248. 【画像フォーマットライセンスについて】
  249. JPEG: "this software is based in part on the work of
  250.        the Independent JPEG Group"
  251.  
  252. GIF:  "The Graphics Interchange Format(c) is the Copyright property of
  253.        CompuServe Incorporated. GIF(sm) is a Service Mark property of
  254.        CompuServe Incorporated."
  255.  
  256.  
  257.   以上
  258. *******************************************************************************
  259.                                   柳 直樹
  260.                                   NIFTY-Serve   : KFE03771
  261.                                   トンマカネット: TMK0568
  262.                                   E-Mail        : naoki.yanagi@nifty.ne.jp
  263.                                                 : yanagi@sun-inet.or.jp
  264.