=========================================================================== WfdTool.dll Version 1.22a WinFD Extension Tool Copyright 1998-1999 N.Yanagi =========================================================================== 【WfdViewについて】   WfdViewとは、WinFDと連携して動作する高機能な画像ビュワーです。  WfdView を利用するには、WinFD V1.05以降が必要です。  1.WfdView が標準でサポートする画像フォーマット   [BMP] RLE圧縮されたものや、OS/2フォーマットも含みます。   [ICO] Windows の アイコンファイルです。   [CUR] Windows の カーソルファイルです。   [JPG] プログレッシブJPEGにも対応しています。   [GIF] アニメーションGIFを含むほとんどのGIF画像が表示可能です。   [TIF] 主要なTIFFファイルの多くをカバーしています。   [PNG] W3Cの推奨するPNG (Portable Network Graphics)画像です。   [MAG] MAKI02フォーマット   [XBM] X-WINDOW のモノクロビットマップです。   [XPM] X-WINDOW のカラービットマップです。   [XWD] X-WINDOW のウィンドウダンプファイルです。   [RAS] Sun Microsystems の SUN Rasterfile です。   [PCD] Kodak Photo CD   [CAM] Casio QVシリーズ   [J6I] RICOH DC-1/2   [PNM] PPM,PGM,PBM  2.標準で保存可能な画像フォーマット   [BMP] 1,4,8,24ビットカラー無圧縮フォーマット。およびRLE8圧縮。   [JPG] JPEG(プログレッシブJPEGも保存可能)   [PNG] Portable Network Graphics   [TIF] 主要なTIFF画像を保存可能ですが、LZW圧縮は非サポートとします。   [GIF] LZW圧縮を用いない無圧縮GIFです。  3.その他の画像フォーマットについて    WfdView は 有名なフリーソフトである Susie の作者、たけちん   こと竹村嘉人氏(Nifty-serve GGB01506)が考案した、画像ファイル   展開用DLL集 Susie 32bit Plug-in Library があれば、それに   対応した画像フォーマットを表示することができます。    Susie 32bit Plug-in Library は、98年7月現在、以下のところ   で入手可能です。    URL: http://www.digitalpad.co.jp/~takechin/ 【特徴】    WinFD内蔵画像ビュワーの操作感を出来る限り考慮し、開発しました。   WinFD内蔵画像ビュワーと同じように、カーソルキーでディレクトリ内   の画像ファイルを再起動することなく表示できます。 【設定方法】  1.WfdTool.dll を WinFD.exe と同じフォルダにコピーします。  2.WinFD を起動し「設定」メニューの「基本設定」を選択します。  3.表示された「WinFD-Configration」ダイアログ内の「WfdTool」    タブを選択し「WfdTool.DLLを使用する」と「画像を別ウィンドウ    で表示する」にチェックをつけます。  4.あとは「OK」ボタンを押してダイアログを閉じれば設定完了です。  5.表示のさせ方は、内蔵ビュワーと同じように画像ファイルのところ    で「リターンキー(エンターキー)を押せば WfdView が起動します。 【メニューバー解説】   WfdView で行えるほとんどの機能は、メニューバーに配置されています。 ・『ファイル』メニュー   ・名前を付けて保存: 現在表示されている画像を指定された              形式で保存します。              ここで指定できるのは、保存するファイル名、              色数(2色、16色、256色、フルカラー)              圧縮(RLE圧縮)の有無です。              また、以下のフォーマットでの保存も可能です。              [JPEG],[TIFF],[PNG],[GIF]              ただし、LZW圧縮アルゴリズムを用いた形式は              サポートしていません。   ・次の画像:   ・前の画像:     WinFDが開いているフォルダー内で、現在              表示している画像の次・前の画像を表示              します。   ・印刷:       現在表示されている画像をプリンターに              出力します。   ・閉じる:      WfdViewを閉じます。 ・『編集』メニュー   ・元に戻す (Undo) : 実行した操作を取り消し、直前の画像状態              に戻します.   ・やり直し (Redo) : 「元に戻す」コマンドをキャンセルします。   ・コピー (Copy) : 選択エリアがあれば、選択内を、なければ              表示されてる画像全体をクリップボードへ              コピーします。   ・貼り付け(Paste) : クリップボードにコピーされた画像を取り              こんで表示します。   ・アプリケーションで開く:              表示されている画像ファイルに関連付け              されたアプリケーションを起動します。 ・『表示』メニュー   ・全画面表示:    フルスクリーン(全画面)で画像を表示します。              全画面表示に切り替えた後、元のウィンドウ表示              に戻すには、画像をダブルクリックします。   ・画像にフィット:  開かれている画像サイズに合わせてウィンドウ              サイズを調節します。   ・スライドショウ:  ディレクトリ内の画像を、設定された秒間隔で順番              に表示させます。   ・減色:       後述(1)   ・効果:       後述(2)   ・回転:       表示画像を右または左方向に回転します。   ・反転:       表示画像を上下または左右に反転します。   ・サイズ変更:    表示画像を指定されたピクセル数に拡大/縮小              します。このコマンドは、次のスケール変更              とは違い、画像を最適方法で拡大または縮小              します。   ・スケール:     表示画像を指定された倍率で拡大縮小表示              します。   ・小さく:      画像を25%刻みで縮小表示します。   ・大きく:      画像を25%刻みで拡大表示します。   ・壁紙に設定:    表示されている画像を、壁紙として設定します。   ・マウスドラッグ:  スクロールバーが表示されているときの              マウスドラッグ動作を切り替えます。   ・画像情報:     表示されている画像の情報を表示します。   ・オプション:    現在設定できるのは、JPEG画像の読みこみ時と              書きこみ時(保存時)の設定のみです。 ・『ヘルプ』メニュー   ・バージョン情報:  WfdTool.dll のバージョンを表示ます。 【減色処理について】(1)  ・現在表示されている画像のカラービットを変更します。   このコマンドは、減色だけでなく、増色(カラービット値が大きく   なる(色数が多くなる)方向)も選択できます。  ・1ビットカラー画像(2色画像)の前景背景色(パレット)を変更   できます。 【効果について】  (2)  ・ネガティブイメージ:    表示画像を写真のポジ・ネガのように色を反転します。    このコマンドは2回繰り返すと元の画像に戻ります。  ・グレイスケール:    表示画像を白黒画像に変更します。    このコマンドを実行すると色情報を失うため、元には戻せません。    かわりに【元に戻す(Undo)】コマンドを利用してください。  ・固定パレット化:    ・8ビット     256色固定パレットでディザリング処理します。    ・4ビット     16色固定パレットでディザリング処理します。    表示画像を固定パレットを使ってディザリング処理します。    このコマンドを実行すると、結果は8ビットまたは4ビット    カラービットマップになります。    256色環境で、複数の画像をワープロ等に貼り付けるときに    利用するとパレットが統一されて見やすくなると思います。  ・スムーシング:    拡大・縮小された画像や、色数の少ない画像の色数を増やすこ    とで、見た目のスムーズ感を出します。    このコマンドは、ピクセル間を中間色で補間していくため、    実行した後の画像は、24ビットカラー画像になります。    16色画像や256色画像の増色にも有効です。    また、スムース処理を行った後、元のカラービットに戻す場合    は【減色】コマンドを利用してください。  ・コントラスト補正:    画像のコントラストを補正(強調)します。  ・ノイズ除去−1および−2:    画像に含まれるノイズ成分を除去します。    効果は元になる画像によりますが、デジタルカメラなどのノイズ    が多く含まれている画像では効果あるかもしれません。    新たに追加された『ノイズ除去−2』は『ノイズ除去−1』に比    べて効果が大きく現れるように設定してあります。効果が大きい    分オリジナルに対する精度は落ちます。 【キーボード操作について】  ・カーソルキー(上下左右方向キー):    WinFDで開いているフォルダ(ディレクトリ)内を移動し、表示   できる画像ファイルであれば、その画像を表示します。  ・リターンキー(エンターキー):    WfdView を終了します。 【コマンドの割り当て】   WfdViewでは、WinFDの特徴である、キーボードによる操作感を  画像ビュワーでも実現するため、多くの機能をキーに割り当てています。  ・代表的なキー割り当てについて "[" 『小さく』(表示メニュー)    画像を縮小表示します。押された順に25%づつ倍率を    下げていきます。最大25%まで縮小できます。 "]" 『大きく』(表示メニュー)    画像を拡大表示します。押された順に25%づつ倍率を    上げていきます。最大800%まで拡大できます。 "L"または ";"(セミコロン)『回転−左90度』    画像を左に90度回転します。画像の左上が左下になります。 "R"または ":"(コロン) 『回転−右90度』    画像を右に90度回転します。画像の左上が右上になります。 "X" 『左右反転』    画像を左右方向に反転します。 "Y" 『上下反転』    画像を上下方向に反転します。 "W" 『全画面表示』    画像を全画面(フルスクリーン)で表示します。  その他のキー割り当ては、WfdViewのメニューバーを参照してください。 【マウスドラッグについて】  ・WfdViewでは、画像全体が完全に表示されている状態(スクロールバー   が表示されていない状態)で、画像を左ボタンでクリックし、押した   ままドラッグすると、範囲選択になります。  ・スクロールバーが表示されている状態で、画像を左ボタンクリックし   ドラッグすると、画像のスクロールとなります。   スクロールバーが出ている状態で、画像の範囲選択を行いたいときは、   【表示】メニューの【範囲選択・スクロール】でこの動作を切り替えて   お使いください。 【画像フォーマットライセンスについて】 JPEG: "this software is based in part on the work of the Independent JPEG Group" GIF: "The Graphics Interchange Format(c) is the Copyright property of CompuServe Incorporated. GIF(sm) is a Service Mark property of CompuServe Incorporated." 以上 ******************************************************************************* 柳 直樹 NIFTY-Serve : KFE03771 トンマカネット: TMK0568 E-Mail : naoki.yanagi@nifty.ne.jp : yanagi@sun-inet.or.jp