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/ DOS/V Power Report 1997 July / VPR9707B.ISO / DRIVER / IBM / HZJT08N / HZJT08N.TXT < prev    next >
Text File  |  1997-03-31  |  14KB  |  315 lines

  1. 補足説明:
  2. ============================================================================
  3.                       (C) Copyright IBM Corp. 1997
  4. ============================================================================
  5. 【ソフト名】 ThinkPad 760ED/EL 
  6.              システムROM アップデート・ユーティリティー V1.07
  7. 【登 録 名】 HZJT08N.LZH
  8. 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社
  9. 【対応機種】 ThinkPad 760ED/760EL
  10. 【作成方法】 1) LHA にて解凍を行う。
  11.                 >LHA E HZJT08N (Enter)
  12.              2) 修正ファイル用ディスケットを作成。
  13.                   -フォーマット済みの1.44MBディスケット1枚を用意。
  14.                 >HZJT08N A: (Enter)
  15.  
  16. 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている人に
  17.                 は営利を伴わない形態であれば自由です。
  18.              2)以下の禁止事項は守って下さい。
  19.                   - 他のネットワークへの転載。
  20.                   - ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。
  21.          - 雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。
  22. ============================================================================
  23. 【ファイル紹介】
  24.  
  25. このディスケットについて
  26.  
  27.  このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使用し、ThinkPad
  28.   本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、問題の解決や
  29.   機能の追加、拡張ができます。次のモデルが対象となります。
  30.  
  31.   ThinkPad 760ED/760EL
  32.  
  33.     注意:XGA (1024x768)ディスプレイを搭載したモデルは、この
  34.           ディスケットではサポートしていません。
  35.  
  36.           別パッケージの、IBM ThinkPad 760E XGA
  37.           システム・プログラム・サービス・ディスケットを使用してください。
  38.  
  39.  システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、
  40.  「問題修正/更新の概要」の章を参照してください。
  41.  
  42.   ThinkPad 760EDでMPEGを使用する場合、システム・プログラム
  43.   の更新後、ビデオ・ドライバー、MPEG/ビデオ・キャプチャー・ドライバー、
  44.   MPEGデバイス・ドライバーを表(1.1)の バージョン、またはそれ以降の
  45.   ものに更新して下さい。
  46.   このシステム・プログラム と 表(1.1)以前のバージョンとの組み合わせでは
  47.   MPEGの再生に支障をきたすことがあります。
  48.  
  49.                            表(1.1)
  50. -----------------------------------
  51. OS             |Video  |MPEG    |Capture
  52.                     |Driver |Driver |Driver
  53. -----------------------------------
  54. Windows3.1|Ver1.10|Ver1.10|Ver1.10
  55. -----------------------------------
  56. Windows95 |Ver1.10|Ver1.10|Ver1.10
  57. -----------------------------------
  58. OS/2      |Ver1.10|Ver1.20|Ver1.10
  59. -----------------------------------
  60.  
  61. -----------------------------------
  62. ディスケット・リリース情報 (日本で未リリース分も含みます)
  63.  
  64.  ディスケット
  65.  バージョン  %燉e
  66.                 
  67.  1.01    問題修正サービス
  68.  1.02    問題修正サービス
  69.  1.03    問題修正サービス
  70.  1.04    問題修正サービス
  71.  1.05    問題修正サービス
  72.  1.06    問題修正サービス
  73.  1.07    問題修正サービス
  74.  
  75. -----------------------------------
  76. 問題修正/更新の概要
  77.  
  78.   (参考)
  79.    [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。
  80.    [新]は新機能または機能の拡張を示します。
  81.  
  82.  以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々の
  83.  バージョンで修正されました。
  84.  
  85. [1.01]
  86.  
  87.   -システム・メモリーが8MB以上のシステムにOS/2 Warpを導入し、
  88.     ハイバ-ネ-ション・ファイルをHPFSでフォ-マットされている
  89.    パ-ティションに作成した場合、ハイバ-ネ-ションができず、かつシステムが
  90.     ハングすることがある。
  91.  -リング・インディケ-タ-(着信呼び出し)によるレジュ-ム機能を設定した
  92.     場合、システムがサスペンド状態に入らないことがある。
  93.   -Easy-Setupの診断機能より、ディスプレイのテストを実行した場合、
  94.     53-02のエラ-・コ-ドを表示することがある。
  95.  
  96. [1.02]
  97.  
  98.   -システム・メモリーが64MB以上の場合、セレクタドック・システム内の
  99.     PCI SCSIコントローラーやPCIイ-サネット・アダプターが正しく
  100.     構成されない。
  101.   -システム本体の熱の問題(ストップ・クロックの調整による、消費電力の低減)
  102.   -複数のディスプレイ装置を接続した場合、Easy-Setupが
  103.     「Disabled Devices」のメッセージを表示する。
  104.      このメッセージは、複数の共存できないディスプレイ装置が接続された場合、
  105.      そのひとつを「Disable」(使用不可)とすることを意味するものだが、
  106.      エラー・メッセージと誤解されることがあるため、表示を取り止めた。
  107.  
  108. [1.03]
  109.  
  110.   -次の条件が満たされると、データの一部(8KB)が上書きされ、失われます。
  111.  
  112.   -ハイバーネーションが使用されている。
  113.   -ハードディスク・ドライブの最終シリンダにデータがある。
  114.   -Fn-F12キー、あるいはカスタマイズされたパワー・マネージメント・
  115.       オプションによって、ThinkPadが実際にハイバーネーション・モード
  116.       に入る。
  117.  
  118.   注意:この障害は、ハイバーネーション・ファイルを作成しただけでは発生しませ
  119.         ん。実際にThinkPadがハイバーネーション・モードに入った場合に
  120.         のみ発生します。
  121.  
  122.        2.1GBのハードディスク・ャ宴Cブのみでこの障害が起こります。
  123.      現在IBMから出荷されているほかのハードディスクでは発生しません。
  124.  
  125. [1.04]
  126.  
  127.   -IDEハードディスクやCD-ROMドライブを接続していない
  128.    Selecta-Dock II にドックすると、システム起動に時間がかかる。
  129.  
  130. [1.05]
  131.  
  132.   -ネットワーク環境で使用している場合に特に、システムがハングすることがある。
  133.   -Typematic Rate(キーボードのリピート速度)値が
  134.    ハイバーネーション・モードから復帰したときにリセットされる。 
  135.   -システムがサスペンドに入っても、外部モニターがオフにならないことがある。
  136.  
  137. [1.06]
  138.  
  139.  -ハイバーネーション・モードから通常モードに戻った後、画面が壊れる。
  140.  
  141. [1.07]
  142.  
  143.   -(Windows 95のみ)シリアル・ポートの設定をWindows95
  144.    のデバイス・マネ-ジャで変更し、システムをドックした状態で電源をオンに
  145.     すると、ハードウェアに問題がない場合でも、「1101」のエラーメッセー
  146.     ジが表示されてしまう。
  147.  
  148. -----------------------------------
  149. システム・プログラムの更新のしかた
  150.  
  151.  (注意)
  152.   -システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済み
  153.    のバッテリー・パックが必要です。
  154.   -セレクタドック・システム、ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡
  155.    張ユニット、又はポート・リプリケーターがThinkPadに接続さ
  156.    れている場合は、取り外します。
  157.   -ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同
  158.    じ、又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディ
  159.    スケットからシステム・プログラムを更新する必要はありません。
  160.    導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ
  161.    ラムのレベルを自動的に調べて、表示します。
  162.  
  163.  
  164.  1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示します。
  165.  2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。
  166.  3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケ
  167.    ット入れて、電源を入れます。
  168.  4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。
  169.  5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。
  170.  6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステム
  171.    プログラムの更新を行います。
  172.  
  173.  警告--------------------------------
  174.  画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に
  175.  、、、、、、、、、、、、、、、、、、=A、、、、、、、、、、、、、
  176.  絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを
  177.  、、、、、、、、、、、、 
  178.  抜いたりしないでください。
  179.  
  180.   システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボード
  181.   の交換が必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店
  182.   にThinkPadをお持ちいただくことになります。このサービスは有償
  183.   の場合もあります。
  184.  ----------------------------------
  185.  
  186.  更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。
  187.  
  188.  7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディス
  189.    ケットが取り出されていることを確認し、電源を切ります。
  190.  8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setup
  191.    の画面が表示されるまでF1キーを押し続けます。
  192.  9.始動パスワードの入力を要求された場合、正しいパスワードを入力しま
  193.    す。
  194.  10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選びま
  195.     す。
  196.  11.「OK」を選びます。
  197.  
  198.  最後に診断プログラムを実行して、ThinkPadに問題がないことを確
  199.  認します。
  200.  
  201.  12.電源を切って,F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま 
  202.     Easy-Setup の画面が表示されるまでF1キーを押し続け
  203.     ます。
  204.  13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始しま
  205.     す。テスト画面が表示されます。
  206.     テストをパスした各項目には OK が表示されます。
  207.  14.全ての項目に OK が表示されたことを確認します。
  208.  15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ります。
  209.  
  210.  これで全ての作業は完了です。
  211.  
  212. -----------------------------------
  213. システム・プログラムの情報
  214.  
  215.  各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のような
  216.  システム・プログラムが入っています。    
  217.  BIOS P/N (part number:パーツ・ナンバー)とその
  218.   Date(日付)は、次の方法で確認できます。
  219.  
  220.  1.ThinkPadの電源をオフにします。
  221.   2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、
  222.       Easy-Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し続けます。
  223.   3.Easy-Setupのメニューに、BIOS P/NとDateの
  224.       表示があります。
  225.  
  226.     ディスケット  BIOS     BIOS
  227.     バージョン   P/N      日付
  228.     -------------------------
  229.     1.01    91G1788  05-15-96
  230.                         (モデル760EL *1)
  231.                         91G1786 05-15-96
  232.                         (モデル760ED/EL *2)
  233.  
  234.     1.02    91G1995  09-20-96
  235.                         (モデル760EL *1)
  236.                         91G1996  09-20-96
  237.                         (モデル760ED/EL *2)
  238.  
  239.     1.03    91G2002  11-01-96
  240.                         (モデル760EL *1)
  241.                         91G2003  11-01-96
  242.                         (モデル760ED/EL *2)
  243.  
  244.     1.04    11J9023  11-19-96
  245.                         (モデル760EL *1)
  246.                         11J9024  11-19-96
  247.                         (モデル760ED/EL *2)
  248.  
  249.     1.05    11J9029  12-11-96
  250.                         (モデル760EL *1)
  251.                         11J9030  12-11-96
  252.                         (モデル760ED/EL *2)
  253.  
  254.     1.06    11J9029  12-11-96
  255.                         (モデル760EL *1)
  256.                         11J9040  01-20-97
  257.                         (モデル760ED/EL *2)
  258.  
  259.     1.07    11J9103  02-18-97
  260.                         (モデル760EL *1)
  261.                         11J9102  02-18-97
  262.                         (モデル760ED/EL *2)
  263.  
  264.  (注意)
  265.         *1  モデル760ELのうち、9547-x4G、
  266.            9547-x4T以外のもの。
  267.         *2  モデル760ELのうち、9547-x4G、
  268.            9547-x4Tのみ。
  269.  
  270. -----------------------------------
  271. サービス情報
  272.  
  273.  今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム・
  274.   プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が生まれます。
  275.  この領域は実際にはBIOSによって使用されないのでEMM386.EXEの
  276.   ようなメモリー・マネジャーを使用することで
  277.   UMB(アッパー・メモリー・ブロック)として使用することができます。
  278.  
  279. ThinkPad  BIOS P/N  使用されないBIOS領域
  280. モデル       BIOS Date          =@    
  281. -----------------------------------
  282. 760EL  *1  11J9103    E000-EFFF(64KB)
  283.                       02/18/97 
  284. 760ED/EL   11J9102    E000-EFFF(64KB)
  285.          *2  02/18/97
  286.  
  287.  (注意)
  288.         *1  モデル760ELのうち、9547-x4G、
  289.            9547-x4T以外のもの。
  290.         *2  モデル760ELのうち、9547-x4G、
  291.             9547-x4Tのみ。
  292.  
  293.  -メモリー領域 C000-C7FF は、ビデオBIOS用にあらかじめ
  294.   予約されています。
  295.  
  296.   上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応した
  297.   BIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラム
  298.   の更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。
  299.  
  300.  
  301.  BIOS P/N (part number: パーツ・ナンバー)と
  302.  そのDate(日付)の確認は、「システム・プログラムの情報」の章を
  303.  参照してください。
  304.  
  305. -----------------------------------
  306. 商標
  307.  
  308.   * IBM、ThinkPad、OS/2 は IBM Corp.
  309.    (米国)の商標です。
  310.   * Windows は  Microsoft Corp.(米国)の商標です。
  311.  
  312. ============================================================================
  313.  
  314.  ダウンロードファイル名を『HZJT08N.LZH』として下さい。
  315.