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1990-06-14
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22KB
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623 lines
『VZ version 1.53a』FMシリーズ移植版(L06)について
 ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄ ̄
オリジナル版と比較して以下のような変更点及び制限がありますので必要に応
じてオリジナルの定義ファイルあるいは,マクロ等を変更してから使用して下さ
い。
なお,オリジナルのVZはPC9801,J3100,IBM(AX)用の3種類がありますがPC9801
版を比較対象としています。
このドキュメントをVZで読んでいる方は'%'にカーソルを合わせてヘルプキーを
押してみてください([F12]/[EXT])。
%A 1. [ALT]([GRPH])キー
%B 2. 特殊キーの名称
%C 3. 入力不可能なキー
%D 4. 使用可能なファンクションキー
%E 5. ファンクションキーの表示
%F 6. [CTRL]+テンキー及び[GRPH]+テンキー
%G 7. カーソルの形状の設定
%H 8. 表示属性の指定
%I 9. ¥文字をバックスラッシュで表示
%J 10. カーソル行アンダーライン
%K 11. グラフィックVRAMの使用(GVオプション)
%L 12. 画面行数(FMR60/70のみ)
%M 13. [SHIFT]+[SPACE]で^@を入力
%N 14. スムーズスクロール
%O 15. FEPの制御
%P 16. マクロのシフトキーフラグ
%Q 17. マクロの&b及び&wで指定する時間
%R 18. マクロの&k(keyin)関数
%Z 19. 画面出力制御パラメータブロックの構造(vp)
%S 20. [STOP]([BREAK])キー割り込み
%T 21. ファンクションキー等に割り当てられた文字の入力
%y 22. カナシフトの制御
%U 23. Dg オプションの追加(まるこむ対応)
%V 24. Dk オプションの追加(ファンクションキーの表示)
%W 25. Ne オプションの追加(実行キーと改行の同一視)
%Y 26. Av オプションの採用(カーソル行属性)
%X 27. アセンブルスイッチ
%z ☆ FMシリーズ版VZ version 1.5x ご使用について(必ずお読みください)
%A
1.[ALT]([GRPH])キー P.10-10
[ALT](または[GRPH])キーのない機種では[CTRL]+[SHIFT](両方とも押す)で
代用することができます。
%a 但し、機種または組み込んでいる日本語FEPによって使用できない場合があり
ます。
【FM16β】
[GRPH]キーの使用が可能です。ただし[GRPH]+英字,[GRPH]+テンキーは入力で
きないため,その場合は[CTRL]+[SHIFT]を使用して下さい。
なお,あらかじめ vzkeyを実行してキーテーブルを変更していない場合は,
[CTRL]+[SHIFT]+テンキーは入力できません。
【FMR/FM-TOWNS】
[ALT]キーのあるキーボードをご使用の方は [ALT]キーが使用できます。
ただし,カナシフトの状態では[ALT]+英字は入力できません。この場合は,
[CTRL]+[SHIFT]をご使用ください。
[ALT]キーがないキーボードをご使用の方は[CTRL]+[SHIFT]をご使用ください。
%a 但し,日本語FEPによって制限を受ける場合があります。詳細は入力できない
キーの項を参照してください。
%B
2.特殊キーの名称 P.10-10
オリジナルとキーの名称が違うのでオリジナルの .defファイルを使用する場
合は変更が必要です。
PC9801とのキーの対応表を挙げておきます。
+--------+--------+--------------+
| PC9801 | FM16β | FMR/FM-TOWNS |
|========+========+==============+
| [RLDN] | [EL] | [RLDN](前行) |
|--------+--------+--------------+
| [RLUP] | [CLS] | [RLUP](次行) |
|--------+--------+--------------+
| [INS] | [INS] | [INS] (挿入) |
|--------+--------+--------------+
| [DEL] | [DEL] | [DEL] (削除) |
|--------+--------+--------------+
| [UP] | [UP] | [UP] (↑) |
|--------+--------+--------------+
| [<--] | [<--] | [<--] (←) |
|--------+--------+--------------+
| [-->] | [-->] | [-->] (→) |
|--------+--------+--------------+
| [DOWN] | [DOWN] | [DOWN](↓) |
|--------+--------+--------------+
| [CLR] | [HOME] | [HOME] |
|--------+--------+--------------+
| [HELP] | [DUP] | [CAN] (取消) |
|--------+--------+--------------+
| [ESC] | [ESC] | [ESC] |
|--------+--------+--------------+
| [TAB] | [TAB] | [TAB] (タブ) |
|--------+--------+--------------+
| [BS] | [BS] | [BS] (後退) |
|--------+--------+--------------+
| [CR] | [CR] | [CR] (改行) |
|--------+--------+--------------+
%b | [NFER] | [EXT] |*[ENT] (実行) | * Ne(Not ENTER)オプションによって
|--------+--------+--------------+ [CR]と同じ扱いにすることができ
ます
※なお,実際のキー割当は添付の.DEFファイルを参照してください
%C
3. 入力不可能なキー P.10-11
%a ^[ESC] ^[TAB] ^[BS] ^[CR]
は、原則として入力できません。また,[CTRL]+[SHIFT]による@[ESC],@[TAB],
@[BS],@[CR]も同様です([ALT]または[GRPH]キーは可)。
ただし,以下のいずれかの場合は入力できます。
(a) FEPとしてOAKを使用している場合
VZ内部で変換処理を行ってますのでキーリピートにご注意ください。
%j ファイラーでは使用できません。また,マクロの&k(keyin)関数では通知さ
れません。
(b) 添付のvzkey.comによりBIOSのキーテーブルを変更してある場合
%j 但し,FEPとしてOAKを組み込んでいる場合はやはり(a)の制限を受けます。
%D
4. 使用可能なファンクションキー P.10-10
FM16β …… [F01]~[F10] \[F01]~\[F10] ^[F01]~^[F10] @[F01]~@[F10]
FMR/TOWNS
Fk- 時 … [F01]~[F12] \[F01]~\[F12] ^[F01]~^[F12] @[F01]~@[F12]
%c Fk+ 時 … [F01]~[F16] \[F01]~\[F16] ^[F01]~^[F16] @[F01]~@[F16]
但し,FMR30の分離テンキーの[F13]~[F16]は,シフト情報が通知されないた
め[SHIFT],[CTRL]との組み合わせは使用できません。
TOWNSの分離テンキーボードは未確認です。
%E
5. ファンクションキーの表示 P.10-12
V1.5よりファンクションキーの表示(編集時のみ)をサポートしてます。
FM16βでは10個,FMR/TOWNSでは12個の表示を行います。シフト状態に応じて
表示内容を変えます。
従って、定義ファイルのF(ファンクションキー表示)の項にノーマル(何も
シフトキーが押されてない状態)から[ALT]([GRPH]/[CTRL]+[SHIFT])との組み
合わせまでの表示内容を書いておくといいでしょう。
FM16βの場合は5文字(ANKで),FMR/TOWNSでは4文字(ANKで)まで表示できま
す。 ゙゙゙゙゙゙
%d これに伴いファンクションキーの表示を制御するオプションを追加しました。
Dk+ の時ファンクションキーの表示を行います
Dk- の時ファンクションキーの表示を抑止します
%e ファンクションキーの表示属性はJ3100版同様,Apオプションで指定できます。
FEPがONのときはファンクションキーの表示をしないようにしていますが,FEP
によってはファンクションキーの表示がされてしまう場合があります。
もし,不都合があるときは,一時的にファンクションキーの表示を抑止するな
どしてご使用ください。
※FEPのシステム行使用チェックについて
FEPがシステム行(ファンクションキー表示行)を使用しているかどうかが判れば
簡単に対処できるのですが全てのFEPに共通なうまい方法というのが思いつきま
せんでした。
そこで,かなり姑息でいいかげんな手段でシステム行をFEPが使用しているかど
うかをチェックしています。
現在のシステム行の左端から4文字目が空白またはヌルでないときFEPが使用し
ていると判断します。
たいていのFEPは,左端から4文字になにか文字を表示しているようなのでこう
してみました。したがって,VZで4文字目まで何か表示される時(めったにない
が)もファンクションキーは表示されません。
一番いいのは,現在のFEPの状態を返すFEPのファンクションコールを使用するこ
とでしょう。VJEの場合は確かにこの方法でうまくいくのですが,ATOKはファンク
ションコールをするたびにバッファをクリアしてしまうというとんでもない仕様
のため断念しました。他の方法で知ることができるのかもしれませんが…私はあ
いにく知らないため。他に何かうまい方法を知っている方お教えください。
%F
6. [CTRL]+テンキー及び[GRPH]+テンキー P.10-18
%l [CTRL]+テンキーによる文字の入力はできません。そのかわり[SHIFT]+テンキー
による入力がサポートしています。
定義ファイルのその他の項目の6番で定義された文字が入力できます。
さらに[ALT]キーのあるキーボードを使用している場合は定義ファイルのその
他の5番で定義された文字も入力可能です。
FEPがOAKでないときでvzkey.comでキーテーブルを変更してある場合は[CTRL]
+[SHIFT]で[ALT]の代用ができます。また,この場合は[CTRL]+テンキーも実は
入力できます([SHIFT]+テンキーと同じになります)。
%G
7. カーソルの形状の設定 P.10-22
Ci 又は Coオプションで指定するカーソル形状のパラメータは以下のように
変更されています。
+16 +8 +4 +2 +1
x x x 0 0 アンダーバー(アンダーライン)
x x x 0 1 フルサイズ(ボックス)
x x x 1 0 1/2 サイズ
x x x 1 1 1/4 サイズ
x 0 0 x x ブリンクなし
x x 1 x x 低速ブリンク
x 1 0 x x 高速ブリンク
0 x x x x 低輝度
1 x x x x 高輝度
※機種によってはブリンク,輝度の指定は無効となります。
%H
8. 表示属性の指定 P.10-23
%e オプションで指定する画面の各部分の色等の指定は以下のように変更されて
います。
+64 +32 +16 +8 +4 +2 +1
x x x x 0 0 0 黒 (0)
x x x x 0 0 1 青 (1)
x x x x 0 1 0 赤 (2)
x x x x 0 1 1 紫 (3)
x x x x 1 0 0 緑 (4)
x x x x 1 0 1 水色(5)
x x x x 1 1 0 黄 (6)
x x x x 1 1 1 白 (7)
x x x 1 x x x リバース(8)
x x 1 x x x x ブリンク($10)
x 1 x x x x x 高輝度($20)
1 x x x x x x アンダースコア($40) 24ドット表示機種のみ有効
なおFMR70HX3をご使用の方で文字単位の背景色も指定したい方は,以下の値
を加えてみてください。確認はしてませんが背景色も指定できるかもしれま
せん。
但し,AV(カーソルアンダーライン属性)には背景色を指定しないでください
$0000~$0700 色
$0800 高輝度
%I
9. ¥文字をバックスラッシュで表示 P.10-24
%f 半角のバックスラッシュ文字がないためグラフィックキャラクタの『\』
(0EFh)を使用しています。
アセンブルスイッチによってこの機能をはずすこともできます。
%J
10.カーソル行アンダーライン P.10-24
16ドット機種では、カーソル行高輝度となります。テキスト表示色が白の場
合は、ほとんど目立たないと思います。
24ドット機種では、オリジナルと同じです。但し,アンダーラインでなくア
ンダースコア属性を使用してます。
%g この属性はAvオプション及びアセンブラスイッチにて変更できます。
゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙゙
%K
11.グラフィックVRAMの使用(GVオプション) P.10-21
%h 24ドット表示機種(FMR60/70)のみサポート。
L04より進藤(SHU)さんの移植された『XSCRIPT FM版』を参考にグラフィック
VRAMと同アドレスにあるメインメモリを指定できるようにしました。
GV0 …… GVRAMバッファを使用しない
GV1~3… GVRAMと同アドレスのメインメモリを使用
他のソフトでのグラフィックVRAMの使用(たぶん)可?
MS-DOS V3.1 L30以降のみRAMディスクとの共存可
SETUPコマンドにて拡張メモリの設定を行うこと
1 …… セグメントC000hから64KB
2 …… セグメントD000hから64KB
3 …… セグメントE000hから64KB
GV4~6… GVRAMを使用
他のソフトでのグラフィックVRAMの使用不可
4 …… セグメントC000hから64KB
5 …… セグメントD000hから64KB
6 …… セグメントE000hから64KB
%L
12.画面行数 P.4-34
24ドット表示機種(FMR60/70)では25行固定。
16ドット表示機種では25/20行の切り換えができます。
%M
13. [SHIFT]+[SPACE]で^@を入力
EZのときにあった機能なのですがVZではなぜか削除されてしまいました。
FM版では,復活させました。単に私がよく利用するからですから…
%N
14.スムーズスクロール P.4-7
ドット単位のスムーズスクロールはハードの制約上できませんが,行単位の
連続スクロールは行います。
センスモードとラッチモードもサポートしています。
なお,[SHIFT]+…にスムーズスクロールを割り当てない方が無難です。
実行した時にスタートダッシュがかかります。これは,オリジナル版でも同
様です。
%O
15.FEPの制御 P.2-14,9-7
FM16βではVJEα,ATOKを制御。
FMRではVJEα,OAK,ATOKを制御。
FEPのタイプは以下の通りです。
0 = 自動識別(殆どの場合これで構わないと思います)
1 = VJEα
2 = OAK(FM16βではATOK)
3 = ATOK(FM16βでは未定義)
※ATOKに関しては動作未確認(持っていないため)。
FRオプションで起動時のモードを指定できますが,以下の数値を指定してく
ださい。
a) VJEαの場合
1 …… かな漢字変換(全角)
2 …… カタカナ漢字変換(半角)
4 …… ローマ字漢字変換
FR+ を指定したときはFR4(ローマ字かな漢字変換)と同じです。
b) OAK(OAK2)の場合
1 …… かな漢字変換 65 …… ローマ字かな漢字変換
2 …… カタカナ漢字変換 66 …… ローマ字カタカナ漢字変換
3 …… 英大 67 …… ローマ字英大
4 …… 英小 68 …… ローマ字英小
5 …… al 69 …… ローマ字al
全角モードで起動したいときはそれぞれ128を加えてください
例:ローマ字かな漢字変換の全角モードで起動したいとき
FR193 ;128+65
FR+ を指定したときはFR129(全角かな漢字変換)と同じです。
なお,VZでは常に『モード固定しない』状態で制御します。
%P
16.マクロのシフトキーフラグ(ks) P.11-33
以下のように変更されています。
+16 +8 +4 +2 +1
x x x x 1 [CAPS]
x x x 1 x [カナ]
x x 1 x x [SHIFT]
x 1 x x x [ALT] *
1 x x x x [CTRL]
* FM16βでは,[GRPH]キーのシフト状態を表します。
FMRで[ALT]キーのあるキーボードでは[ALT]の状態を示し,それ以外の場合
は[CTRL],[SHIFT]の両方とも押されてた時にこのビットをたてます。
%Q
17.マクロの&b及び&wで指定する時間 P.11-26,11-30
オリジナル及びFM16β版では約1/60秒単位ですが、FMR版では10ms単位になっ
ています。
%R
18. マクロの&k(keyin)関数 P.11-28
%j オリジナルと返り値が多少違います。
AHにキーアドレス
ALにキーコード
が入ってきます。オリジナルでは特殊キー,ファンクションキーによる入力で
はALに 0が,またそれ以外の場合はAHに 0が入ってきます。
オリジナルのマクロを変更する時には注意してください。
%Z
19. 画面出力制御パラメータブロックの構造(vp) P.11-35,11-36
16ドット表示機種は,オリジナルと構造は同じです。
24ドット表示機種は以下のように構造体の最後の表示属性がint(word)になっ
てますので注意してください。
+0 far ptr dsp カーソル位置の絶対アドレス(offset,segment)
+4 char win[4] 表示ウィンドウ(開始x,y,サイズx,y)
+8 char loc[2] カーソル位置 x,y
+16 char dosloc[2] DOSのカーソル位置 x,y
* +32 int dspatr 表示属性(16ドット表示機種ではchar)
%S
20.[STOP]([BREAK])キー割り込み P.4-28,6-5,11-16
FM16βでは[BREAK]キー割り込みを使用サポートしています。
ただし,オリジナルと若干動作が違います。PC9801等では,[STOP]キーを押
すと^Cが入力されるようですが,FM版では何も入力されません。
FMR/TOWNSではVZのキー入力ルーチンにおいて[BREAK]キーの押し下げチェック
を行っているのみです。
従って,DOSコマンドの連続実行の中断はできません。
マクロ等の実行の中断はキー入力ルーチンを通ってない時はできませんので注
意が必要です。
%T
21. ファンクションキー等に割り当てられた文字
コントロールキャラクタは,[CTRL]+英字キーの形式しか受け付けません。
従って[F01]に『[ESC]S』が割り当てられているとするとDOS画面で[F01]を
押しても『S』のみが入力され[ESC]は無視されます。
但し,L04以降[CR]のみは例外で入力できるようにしました。
%y
22. カナシフトの制御
カナシフトの状態でも2ストロークコマンドの2文字目の英字,ファイラー,
メニューでの選択等の英字1文字入力時カナシフトを解除しなくとも入力でき
るようにしました。
FEPが制御されるファイル名の入力,コマンドラインのときにもカナシフトを解
除し,英字モードにします。
従来のFEPの制御をさらに発展させたものです。従来のFEPの制御では,ローマ
字変換を行っている場合にしか恩恵はほとんど受けられないものでしたが,親
指シフトキーボードのおかげでかな入力派の多いFMユーザのために追加しまし
た。
%U
23. Dg オプションの追加
%k まるもじ(またはゴシック)ファンのためのオプションです。
かな、カナ、数字等を外字に登録されているフォントに置き換えて表示する
オプション(フリーウェアソフトの『まるこむ』対応)です。
Dg+ で変換。
Dg- で無変換(通常の明朝体)。
モードメニューに加えて置けば編集中でも切り換えられます(メニューの作
り方はマニュアル参照)。マクロでももちろん使用可。
但し、あらかじめ外字をシステムに登録しておかなければならないのは、当
然のことです。簡単なのは『まるこむ』を起動することでしょう。
MS-DOSの画面では変換をしていないので『まるこむ』が常駐してなければ、
通常の書体となります。
※『まるこむ』(maru.com)FM版の作者はちりんさんです。
NIFTY Serve のFFM1 等にアップされてます。
%V
24. Dk オプションの追加
%d ファンクションキーの表示を制御します。編集中にも切り換えられます。
Dk+ ファンクションキーの表示
Dk- ファンクションキー非表示
%W
25. Ne オプションの追加
%b 実行キー([ENT])を改行キー([CR])と同一扱いするかどうかを制御します。
Ne+ 実行キーを改行キーと同じ扱いにする
Ne- 実行キーと改行キーを区別する
Ne+ の状態では[ENT]に固有に割り当てられている機能は実行出来なくなりま
す。
%Y
26. Avオプションの採用
%g 非公開ですが,オリジナルにはPC98版でのみ有効なカーソル行アンダーライ
ンの属性を指定できるオプションとしてAvがありました。
FM版ではこれを公開オプションとして採用することにしました。
%e 指定方法は表示属性の項を参照してください。
但し,色の指定は無視されます。
従って,16ドット表示機種で有効な属性は
リバース,ブリンク,高輝度の3種類(組み合わせ可)
24ドット表示機種では
高輝度,リバース,ブリンク,アンダースコアの4種類(組み合わせ可)になり
ます。
%X
27. アセンブルスイッチ
オリジナルで用意されている他に豊富なアセンブルスイッチを用意しました。
アセンブラの知識がなくともOPTASM あるいは MASM version 4.0 以上を持っ
ていればお好みのVZが作成できます。
但し,MASMでのアセンブルの確認はしてません。
VZ.INCの冒頭を変更するだけです(アセンブラのコマンドラインで与えてもい
いですが)。
なお,ここにあげた以外にも内部で使用しているスイッチがありますが,それ
らを使用した結果は保証しません。;-)
機種別スイッチ(どれか一つのみ指定してください何も指定しないとPC9801用
が作成されます)
FM16B FM16β用
FMR70 FMR60/70用
FMR60 FMR60/70用
FMR50 FMR50用
FMR30 FMR30用
FMR10 FMR10用
TOWNS FM TOWNS(MS-DOS)用
属性スイッチ
%g ATTR_UCSR アンダーラインカーソルで使用する属性のデフォルト値
を指定します
FPMODE_OAK FR+ 時に設定するデフォルト値
FPMODE_VJE 〃
FPMODE_ATOK 〃
機能抑制スイッチ(自由に組み合わせて指定してけっこうです)
定義するだけで有効ですので定義する値は何でもかまいません。
%h FM_NOGVRAM グラフィックVRAMを使用しない
FMR60/70のみ有効
%a FM_NOCTLXKEY ^[CR] ^[BS] ^[ESC] ^[TAB] の入力処理をしない
FEPとしてOAKを使用している場合に有効
OAKを使用しないのであれば指定するといいでしょう
%k FM_NOGAIJI 『まるこむ』対応にしない
%d FM_NODSPFKEY ファンクションキーの表示をしない
%f FM_NOBSLASH バックスラッシュの表示をしない
%l FM_NOTENKEY [SHIFT]+テンキー,[ALT]+テンキーを使用しない
%c FM_NOEXTFKEY [F13]~[F16]までのファンクションキーを使用しない
FM16βでは常に指定してください
なお,オリジナルには非公開ですがV1.53aに以下のスイッチが増えてます。
必要な方は指定するといいでしょう。
なお,将来全角インデントはオプションスイッチになるようです。
(ほんとはFM版で先にサポートしようかと思ってましたがオリジナルでサポート
されるまで待ちます)
INDENT_ZEN 全角空白が行頭にある場合もインデント処理を行う
通常は半角空白のみ有効
%z
☆ FMシリーズ版VZ version 1.5x ご使用について
~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
(1) 『Vz Editor』の著作権は,兵藤嘉彦(c.mos)が所有しています。また販
売権は,Village Center Inc.が所有しています。
(2) 本FMシリーズ版VZ差分(以下『本差分情報』とする)により作成したFM版VZ
の使用にあたってもマニュアルの『本ソフトウェアのご使用について』の
各条項を遵守してください。
(3) 本差分情報の転載及び配付はマニュアルの『本ソフトウェアのご使用につ
いて』の条項に従うかぎりこれを認めます。
また,本差分情報を元にさらに改良もしくは移植のため追加,変更をした
部分のソースあるいは実行形式の差分に関しても同様です。
但し,VZの差分以外のファイルに関しては転載,配付は自由です。
(4) 本差分情報により作成したFMシリーズ用VZを使用になった上で生じたいか
なる損害に対しても,著作者及び販売者及び移植者(徳田楠男)は一切の責
任を負いません。
☆謝辞
このVZ Editor 1.5x をFMシリーズに移植するにあたり下記の方々のご協力を
いただきました。
ここであらためて感謝いたします。
VZ作者の兵藤(c.mos)さん
(株)Village Center 社長の中村さん
NIFTY Serveにて多くのバグの報告やご意見,励ましをくださった方々
特別に会議室を提供してくださったNIFTY Serve FFM1フォーラムSYSOPの坂本さん
また,この差分情報をアップするにあたり以下のフリーウェアソフトを使わせ
ていただきました。これらの作者の方にも感謝いたします。
LDIFF by K.Miki
BDIFF by T.Tanaka
LHARC by H.Yoshizaki
みなさん。ほんとうにありがとうございました。
☆バグ等お気付きの点があれば下記まで電子メールでご連絡くだされば幸いです。
L04 1990.03.08
L05 1990.03.20
L05b 1990.03.30
L06 1990.04.13
L06a 1990.05.03
とくさん(徳田楠男)
NIFTY-Serve : PEC00071
日経MIX : k.tok