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青空文庫
Blue Sky Collection
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Ｎｏ．
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著者名
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入谷芳彰（いりや・よしあき）tanakahi@mx5.nisiq.net
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書籍名
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大伽藍
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底本
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底本の親本
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入力者名
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田中秀幸（八月舎）
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作品について：1988年作、1993年改作。著者には自作への愛着がその作品を書き終えると同時に消え失せ、反動的な自信喪失からそれを破棄するという悪癖があるが、これはゴミ箱行きの憂き目を免れた始めての作品で、事実上の処女作。400字詰め原稿用紙にして16枚程度の掌編で、実際に見た夢をほぼそのままの形で書いたものである(尤も88年の第一稿は40枚くらいあった)。「古風な物語」と題した連作の一、意図して古風な文体を使っている。
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著者について：1968年、横浜市に生まれる。1991年4月、早稲田大学第一文学部を卒業、同年8月政治経済学部政治学科を中退。翌1992年4月、東洋大学に就職し、1997年7月まで図書館員として洋書目録作成の仕事に携わった。小説は高校時代から書きだし、現在までに数十編は書いているが数編を除き全て破棄。「第三の新人」の影響を受けた地味な作風のせいか賞にはまるで縁がなく、文字通り「知る人ぞ知る」小説家だったところへ2年前には処女作品集出版の話が持ち上がり、大いに期待したもののあえなく流産した。すっかり嫌気がさし、それならばと自分で出版社を作ることにしたが、編集の勉強の過程でいつの間にか本造り自体の魅力に憑かれ、「自分の本」への執着はなくなった。現在はDTPによる真っ当な小出版社を目指して準備中である。「入谷芳彰のページ」と題するホームページに音楽や酒にまつわる雑文を載せているのでそちらもご覧ください。「八月舎」舎主。現在29歳、未婚の独り暮らし。
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