図書カード
青空文庫
Blue Sky Collection
No.
著者名 八木重吉
書籍名 秋の瞳
底本 筑摩書房刊 ちくま文庫「八木重吉全詩集1」
1988(昭和63)年8月30日第1刷発行
1997(平成9)年6月25日第4刷発行
底本の親本 筑摩書房刊 「八木重吉全集」
1982(昭和57)年9月
入力者名 j.utiyama
校正者名 富田倫生

作品について:八木重吉の処女詩集。1922(大正11)年7月の結婚を機に、詩作に専心しはじめた著者は、稿を編んで手作りの詩集にまとめていく。手書きした画用紙は、夫人の手によって「色とりどりのリボンで綴じ」られた(田中清光「解説 魂の声の表出へ——『秋の瞳』の前後」、ちくま文庫『八木重吉全詩集1』所収)。以来、1924(大正13)年秋までにまとめた千篇から、117篇を選び、推敲を重ねて本書が編まれた。平明な言葉で、〈若さ〉という難敵との格闘の跡が綴られている。
著者について:早世の詩人。1898(明治31)2月9日、東京府南多摩郡堺村(現在の町田市)に生まれ、東京高等師範学校に進む。在学中、受洗。卒業後、兵庫県御影師範の英語教師となる。24歳で、17歳の島田とみと結婚。この頃から、詩作に集中し、自らの信仰を確かめる。1925(大正14)年、第一詩集『秋の瞳』刊行。以降、詩誌に作品を寄せるようになるが、1926年、結核を得て病臥。病の床で第二詩集『貧しき信徒』を編むも、翌1927(昭和2)年10月26日、刊行を見ぬまま他界。『貧しき信徒』は翌年、出版された。


 テキストファイル ルビなし 8K ZIP圧縮 1999/8/10/03
 テキストファイル ルビあり 9K ZIP圧縮 1999/8/10/03
 HTML版 1999/8/11/05
 エキスパンドブック版 75K 1999/8/10/03


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