Libretto FAQ集 Ver.2.0 5-6

5- 6 [20:30:50] 内線電話からPC通信をするには?


表紙へ 前ページへ 目次へ 次ページへ

ホテル、企業等の内線電話をPC通信に利用するには、その回線が「4回線でない」ことを確認する必要があります。(無理につなぐと、交換機が故障することがあります。)一般的には、使われている電話機がビジネスフォン(ボタンやランプがいっぱいついている物)の場合は、4回線であると判断していいでしょう。ホテルなどは、ビジネスフォンではないので、利用できる可能性が高いです。

4回線か否かを調べる方法として、「IBM Modem Saver等の回線チェッカー(チチブデンキやM専で購入できます)」を利用すると確実です。

4回線方式で無いことを確認の後も、NIFTY SERVEや、インターネットプロバイダーに接続する場合、トーンを無視しなければなりません。トーンとは、受話器をあげると、「プーーー」と鳴っている、あれです。0発信しなければトーンがならない場合、下記のように設定する必要があります。

ちなみに、0発信の仕方は、電話番号の前に、「0,」等を加えます。
「0,」=ゼロの後に数秒(Sレジスタの値)待ってからダイアル
「0W」=ゼロの後にダイアルトーンを待ってからダイアル

また、TAPI(ダイアルアップ接続など)を使う場合は、直接電話番号を修正せずに、「コントロールパネル」「モデム」「ダイアルのプロパティ」の「外線発信番号」に設定すると、「所在地」を変えるだけで、0発信の有無を切替え出来て便利です。

☆内線からNifTermを使う場合

「オプション」の中の、「モデム」を選び、モデム初期化コマンドの中に、「ATX3」を加えます。詳しくは、モデムのマニュアルを参照してください。

☆インターネットプロバイダー接続の場合
「ダイアルアップネットワーク」の中の、アイコンを右クリックして、「プロパティ」「接続の方法」「設定」「接続」のタグを選び、「接続オプション」のなかの、「トーンを待ってからダイアルする」のチェックをはずします

なお、ご使用のモデムカードのドライバーがない場合に、「標準28800モデム(95付属のドライバー)」を利用することになりますが、この場合は、上記のように、「トーンを待ってからダイヤルする」のチェックが選択できません。対応方法は、「接続」のタグの中の、「詳細設定」「追加設定」のなかに、X3を書き込むと、ATX3の指定と同じになります。

目次に戻る。 ページの先頭へ