ホテル、企業等の内線電話をPC通信に利用するには、その回線が「4回線でない」ことを確認する必要があります。(無理につなぐと、交換機が故障することがあります。)一般的には、使われている電話機がビジネスフォン(ボタンやランプがいっぱいついている物)の場合は、4回線であると判断していいでしょう。ホテルなどは、ビジネスフォンではないので、利用できる可能性が高いです。
4回線か否かを調べる方法として、「IBM Modem Saver等の回線チェッカー(チチブデンキやM専で購入できます)」を利用すると確実です。
4回線方式で無いことを確認の後も、NIFTY SERVEや、インターネットプロバイダーに接続する場合、トーンを無視しなければなりません。トーンとは、受話器をあげると、「プーーー」と鳴っている、あれです。0発信しなければトーンがならない場合、下記のように設定する必要があります。
また、TAPI(ダイアルアップ接続など)を使う場合は、直接電話番号を修正せずに、「コントロールパネル」「モデム」「ダイアルのプロパティ」の「外線発信番号」に設定すると、「所在地」を変えるだけで、0発信の有無を切替え出来て便利です。
☆内線からNifTermを使う場合
なお、ご使用のモデムカードのドライバーがない場合に、「標準28800モデム(95付属のドライバー)」を利用することになりますが、この場合は、上記のように、「トーンを待ってからダイヤルする」のチェックが選択できません。対応方法は、「接続」のタグの中の、「詳細設定」「追加設定」のなかに、X3を書き込むと、ATX3の指定と同じになります。