基本的にはWindows95での動作が保証されている物はOKです。「Libretto20で動作確認されたPCカードリスト」(下記参照)や「Libretto50で動作確認されたPCカードリスト」(下記参照)を参照してください。なお、PCカードアダプターを持ってない方およびFDDを持っていない方で、ドライバがFD添付の場合は、一度FDからHDに設定ファイル及びドライバをコピーしてから(FDDが無い場合は、他のPCにコピーして、ケーブル接続などでLibrettoにコピーする)、PCカードのインストールを行ってください。
なお、Type-IIIHDDには、動作する物としない物があります。下記の物が確認済みです。
× | :EPSON AmericaのHDカードでEHDD170 | |||
× | :IBM | 105MB | (インテグラル社OEM製品) | ※1 ※2 ※3 |
× | :IBM | 260MB | (インテグラル社OEM製品) | ※1 ※2 ※3 |
× | :I/Oデータ | PCHD-260i(260MB) | (インテグラル社OEM製品) | ※2 ※3 |
× | :I/Oデータ | PCHD-340i(340MB) | (インテグラル社OEM製品) | ※2 ※3 |
○ | :メルコ | DPH-170J(170MB) | (インテグラル社OEM製品) | ※4 |
○ | :メルコ | DPH-260J(260MB) | (インテグラル社OEM製品) | ※4 |
○ | :メルコ | DPH-340J(340MB) | (インテグラル社OEM製品) | ※4 |
○ | :I/Oデータ | PCHD-130M(130MB) | ||
○ | :I/Oデータ | PCHD-170M(170MB) | ||
○ | :MAXTOR | Mobile Max-105MB |
※1:ただし、Windows3.1では動作。
※2:PalmTopAdaptorを使用した場合には動作。
※3:「Librettoスーパーブック」では使える、となっていますが、これらのインテグラル(Integral Peripherals)社のOEM製品は、FTOSHIBAで不具合が出ることが報告されています。
※4:認識に失敗することもあります。インテグラル(Integral Peripherals)社のOEM製品であり、勧められない。
また、 古いタイプのフラッシュメモリカードは書き込み不可です。(読み出しは可) 書き込もうとすると「プロテクトがかかっています」と表示されます。これは、書き込みに12Vが必要な物が該当します。Libretto本体のPCカードスロットは12Vを供給していないために生じます。
MegaHertz社(国内代理店は、インテグラン)の「X-Jackシリーズ」がお奨めです。尻尾無しのモデムカードであるX-JackとIBM製のPushPop(X-JackのOEM)は、携帯性に優れ&ポピュラー(デフォルトでサポートしているOSが多い)&入手容易ですから。
・14400bps | XJ1144、XJ2144、XJ3144(後の物ほど省電力です) |
・28800bps | XJ3288、XJ4288 |
・33600bps | XJ4336 |
・14400bps+Ether | XJEM1144T |
・28800bps+Ether | XJEM3288T |
・33600bps+Ether | XJEM3336J※ |
キット付きが\18,000(キットA)で |
キット無しが\13,000(キットB)です |
キットの内容は、PlayAtWill(DOS/Windows3.1用、OS/2用)およびファックスソフトです。つまり、Windows95だけで使う(ファックスは使わない)のであれば、「キットなし」で充分です。(5-1を参照のこと)
また、97年4月からサービスが開始されたPHSのPIAFSを利用した通信もお薦めです。その速度と公衆電話並のコストは、非常に魅力的です。PIAFSのPCカードは、そのPIAFS対応の電話機の事業者(NTTパーソナルなど)の物を選ばねば成りません。電話機としては、NTTパーソナルの312Sが非常にコンパクトでお薦めです。312Sを利用すると仮定すると、PIAFSカードとしては、同社のDC-1P、DC-1S、DC-1NやDC-2P、DC-2S、DC-2Nなどがあります。DC-1シリーズとDC-2シリーズの主な違いはFAX送信機能の有無です。DC-2シリーズは、付属の専用ソフト(信乃介 for NTTP)を使うことで、FAXの送信が可能となっています。ただしFAXの送信はPTE経由ですので、プロトコルコンバート費用が加算されることになります。PIAFSで通信するための基本的な機能は変更が加えられていませんので(と思うのですが未確認....^^;)、FAX送信機能を必要としない方は、DC-1シリーズでも構わないでしょう。また、DDIポケット社は、PIAFS以外にαDATAというサービスも行っております。こちらはPIAFS非対応のアクセスポイントに接続するときやFAXを送信するときに、プロトコルコンバート費用が不要というメリットがあります。(コンパクトな電話機がない、、というデメリットもあります。^^;)詳細は、PHS事業者に問い合わせください。(関連項目として、5-2も参考にしてください。)
★お薦めLANカード
「3COM」製が一番無難で間違い無いでしょう。非常にポピュラーで、様々なOSでサポートされています。ちなみに、値段もそれほど高くないですから。
携帯性を重視するならX-Jackという選択もありますが、モデムと違ってさほど気にするところではないです。なぜなら街中でEtherカードを使うことはまれですから。^^;
★お薦めSCSIカード
何を接続するかによって違ってきますが「SlimSCSI(Adaptec社)」を購入するのが良いでしょう。LinuxやNTにも使えます。ただしこのカードは、SCSIケーブルは別売のパッケージもありますので、接続するSCSI機器のプラグ形状に合わせたSCSIケーブルを別途購入してください。また、CD-ROMドライブもついでに欲しい、Linuxのインストールにも使いたいのならPanasonicのKXL-DN740Aもおすすめです。