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- □ HOP UP MENU Ver1.39 説明書 □
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- □ COPYRIGHT(C) Lazy木村(木村 潔) NIFTYSERVE GAA00771 1990/12/13 □
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- 1 インスト-ル
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- HOPINST.BATを実行し,指示に従えばインスト-ルできますが,
- 以下に従い手作業でインスト-ルしてもかまいません.
-
- (1) HLOAD.COM :起動できれば,どこに置いてもかまいません.
-
- (2) HSHELL.EXE :後述の環境変数HPATHで指定するディレク
- トリに格納してください.
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- 2 環境変数の設定
-
- HOP UP MENU(以下HOPと呼ぶ)は以下の環境変数を使用しま
- す.HLOAD.COM起動以前に設定しておく必要がありますが,HOP
- INST.BATでインスト-ルし,HOP.BATで起動すれば,以下の
- 項を読まなくても,取り敢えずは動作させることができます.
-
- なお,環境変数メモリが足りない場合,CONFIG.SYSで環境変数
- メモリ領域を拡張する指示を行ってください.
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-
- (1) HPATH
-
- HSHELL.EXEが格納されているディレクトリパスを必ず指定し
- てください.指定されていない場合動作しません.
-
- なお,本環境変数は,HOP起動時に一回だけ参照されるため,HOP
- 起動後の変更は意味がありません.
-
- [ -例- ]
- [ ]
- [ SET HPATH=C:¥HOP ]
- [ ]
- [ HSHELL.EXEがドライブCのディレクトリHOPに置かれて ]
- [ いる場合. ]
- [ ]
-
-
- (2) HTAB
-
- テキストファイル表示時および印刷時の水平タブ間隔を10進数字で
- 指定してください.
-
- 指定されていない場合,8文字間隔となります.
-
- なお,本環境変数はHOP起動後でも変更すれば,以降の動作に反映
- されます.
-
- また後述のEnvボタンでも設定値を変更することができます.
-
- [ -例- ]
- [ ]
- [ SET HTAB=4 ]
- [ ]
- [ 水平タブ間隔を4に設定します. ]
- [ ]
-
-
- (3) HWID
-
- テキストファイル印刷時の水平方向最大印字文字数を10進数字で指定
- してください.
-
- 指定されていない場合,73文字となります.
-
- 1行が指定された文字数を越えた場合,折り返して次行に印字します.
-
- なお,本環境変数はHOP起動後でも変更すれば,以降の動作に反映
- されます.
-
- また後述のEnvボタンでも設定値を変更することができます.
-
- [ -例- ]
- [ ]
- [ SET HWID=130 ]
- [ ]
- [ 水平方向最大印字文字数を130文字に設定します. ]
- [ ]
-
-
- (4) HLEN
-
- テキストファイル印刷時の1ページの行数を10進数字で指定してくだ
- さい.
-
- 指定されていない場合,60行となります.
-
- なお,本環境変数はHOP起動後でも変更すれば,以降の動作に反映さ
- れます.
-
- また後述のEnvボタンでも設定値を変更することができます.
-
- [ -例- ]
- [ ]
- [ SET HLEN=50 ]
- [ ]
- [ 1ページの印刷行数を50行に設定します ]
- [ ]
-
-
- (5) HFUNx (xは数字)
-
- ユ-ザ-定義ファンクションを設定します.
-
- 書式は以下の通りです.
-
- HFUNx=表示名称;実行コマンド
- ------------------
-
- x
- ---
-
- 1の位が1から7の数字です.10の位や100の位を付加すること
- で環境変数領域の容量が許す限りいくつ設定してもかまいません.
-
- ただし,10および100の位は小さい値から順に使用してください.
-
- 後述のxFuncボタンで10および100の位が同一のグル-プを,
- 一括で切り換えて使用します.
-
- 表示名称
- ------
-
- 10文字以下(英数字換算)の任意の文字列で,HOP画面の上から
- 2行目に表示されます.
-
- ;
- ---
-
- 表示名称と実行コマンドを分けるために必ず必要です.
-
- 実行コマンド
- --------
-
- ファイル名,オプションパラメ-タ等の125文字以下のコマンドで
- なければなりません.
-
-
- なお,本環境変数はHOP起動後でも変更すれば,以降の動作に反映され
- ます.
-
- [ -例- ]
- [ ]
- [ SET HFUN1=[エディタ];EDLIN ]
- [ SET HFUN12=[DISKチェック];CHKDSK ]
- [ SET HFUN24=[Dir 複写];XCOPY /S /E /V ]
- [ SET HFUN47=[名称変更];REN ]
- [ ]
- [ 最後のHFUN47は30の位を飛ばしているので無効となります ]
- [ ]
-
-
- 3 起動方法
-
- 前項の環境変数を設定した後,HLOAD.COMを実行すれば起動でき
- ますが,まずはHOP.BATで起動し,動作を確認した上でHOP.BA
- Tを自分用にアレンジする方法が簡単です.
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- ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
- ☆ ☆
- ☆ ただし,バッチファイルから起動する場合,HLOAD.COMは ☆
- ☆ バッチファイルの最後に実行するようにしてください. ☆
- ☆ ☆
- ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
-
- 4 使用方法
-
- HOPは所定の位置にマウスカ-ソルを移動し,クリックすることで各種
- の操作を行います.また,通常の様にキ-ボ-ドから入力することもでき,
- 更に,両方法を組み合わせて使用することもできます.
-
- ほとんどの入力は常に受け付けるようになっており,マウスによるカレン
- トドライブ変更,ファイルリスト領域のスクロ-ル,ファイル選択,カレン
- トディレクトリ変更,キ-ボ-ドからの文字入力等はいつでも可能です.
- ただし,コマンド領域に入力できる文字数は125文字までです.
-
- ファンクションの選択と対象ファイルの選択は,どちらを先に指定しても
- かまいません.ただし,ファンクション選択以前の対象ファイル選択は,カ
- レントディレクトリを移動するとクリアされます.
-
- ファンクション未選択時にキ-ボ-ドから入力があると,実行ファンクシ
- ョンが選択されたものとして処理します.
-
- ほとんどの指示はマウスによって行いますが,エスケ-プキ-は'キャンセ
- ル'あるいは'中止'などの意味を,リタ-ンキ-は'実行'あるいは'設定'など
- の意味をもたせてあります.
-
- 使用法を良く読まなくても操作できる様に,分かり易く作ったつもりです
- ので,まずは動作させてみて下さい!!
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- ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
- ☆ ☆
- ☆ ただし,4.2 (1) 複写 の項だけは目を通しておいて下さい. ☆
- ☆ ☆
- ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
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- 4.1 マウス操作
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- HOPの画面は以下の領域に分けられます.
-
- (1) ファンクションメニュ領域
-
- 1-2行目
- マウスカ-ソル形状 = 左上矢印
-
- 左クリックでファンクションを選択します. ファンクションが既選択
- の場合,本領域は存在せず,1-2行目は(2)項のコマンド領域となりま
- す.
-
-
- (2) コマンド領域
-
- ファンクションが既選択の場合の1-2行目
- マウスカ-ソル形状 = ?!
-
- ファンクションが既選択の場合に1-2行目が本領域となります.
-
- 選択されたファンクション名,ファイルリスト領域にて選択したファイ
- ル名,およびキ-ボ-ドから入力された文字が表示されます.
-
- 本領域に表示されている文字は,カレントドライブ変更やカレントディ
- レクトリ変更を行なってもクリアされません.
-
- 本領域で左クリックすることで選択されているファンクションを実行し
- ます,右クリックすることで選択されているファンクションをキャンセル
- し,表示されている文字もクリアします.
-
- 選択されているファンクションが実行の場合,本領域左端にヒストリ領
- 域が現れ,ヒストリ領域上での左クリック,またはカ-ソルアップキ-に
- よって最大5レベルまでの過去の入力値が参照できます.
-
-
- (3) ドライブ名領域
-
- 3行目
- マウスカ-ソル形状 = 左上矢印
-
- カレントドライブを表示します.
- 該当するドライブ名上で左クリックすることによりカレントドライブを
- 変更できます.
-
-
- (4) カレントパス名領域
-
- 4行目
- マウスカ-ソル形状 = 左矢印
-
- カレントパス名が表示されます.
- ファンクション既選択時には,本領域で左クリックすることでカレント
- パス名をコマンド領域に入力できます.
-
-
- (5) 設定ボタン領域
-
- 5行目
- マウスカ-ソル形状 = 左上矢印
-
- 以下の(a)から(e)の5つのボタンがあり,該当する名称を左クリックする
- ことで各機能を実行します.
-
- (a)Volボタン
-
- カレントドライブのボリュ-ムIDを表示します.
-
- 残念ながら本バ-ジョンではボリュ-ムIDの変更はできません.
-
-
- (b)Envボタン
-
- 環境変数 HTAB,HWID,HLENで設定されている
-
- ・ 表示時および印刷時の水平タブ間隔
- ・ 印刷時の1行当り文字数
- ・ 印刷時の1ページ当り行数
-
- を変更することができます.
-
-
- (c)Sortボタン
-
- ファイルリストのソ-ト方式を以下のものから選択できます.
-
- ・ 名称 昇順
- ・ サイズ 昇順
- ・ 日時 昇順
- ・ 拡張子名 昇順
- ・ ソ-トしない
-
-
- (d)File(Mask)ボタン
-
- ファイルリストに表示されるファイルを選別する文字列を指定でき
- ます.
-
- ワイルドカ-ド'*'や'?'を使用可能です.
-
- [ -例- ]
- [ ]
- [ *.EXE ]
- [ ]
- [ 拡張子がEXEである全てのファイルを表示します. ]
- [ ]
-
-
- ☆☆☆☆ 注意 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
- ☆ ☆
- ☆ File ボタンは,ファイルリスト領域に表示されるファイルの選 ☆
- ☆ 別を指示するものです. ☆
- ☆ ☆
- ☆ 上記例のように,EXEファイルを選別していればファイルリスト ☆
- ☆ 領域にはEXEファイルのみが表示されますが. ここで ☆
- ☆ ☆
- ☆ DEL *.* ☆
- ☆ ☆
- ☆ などと実行すると,EXEファイルだけでなく,すべてのファイルが ☆
- ☆ 削除されてしまいます. 注意してください. ☆
- ☆ ☆
- ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
-
-
- (e)xFuncボタン
-
- ユ-ザ登録ファンクションを切り換えます.
-
- ユ-ザ登録ファンクションは前述のとおり環境変数HFUNx(xは
- 数字)によって指定されますが,xの10および100の位が同じもの
- を一括して切り換えます.
-
-
- (5) ファイルリスト領域
-
- 7行目以降
- マウスカ-ソル形状 = 左矢印
-
- カレントディレクリ内のファイル/サブディレクトリ名を表示します.
-
- (a) サブディレクトリ名上で左クリックした場合
-
- 選択したサブディレクトリをカレントディレクトリとします.
- [..]は親ディレクトリ,[.]はカレントディレクトリを示します.
-
- なお,JOINコマンドで結合した(仮想?)ディレクトリでは,
- [.]および[..]ディレクトリの作成日時の表示(タイムスタンプ値)が
- 正しくありません.御了承ください.
-
-
- (b) ファイル名上で左クリックした場合
-
- ・ファンクション未選択の場合
-
- 選択されたファイル名は反転表示されるだけとなります.
- 反転表示されたファイル名は,その後のファンクション選択時にコマ
- ンド領域に入力されます.
-
- ただし,コマンド領域文字数制限を越えた分については入力されま
- せん.
-
- 既に反転表示されているファイル名上でクリックした場合,そのフ
- ァイルの選択は解除され,反転表示も通常表示に戻ります.
-
- ・ファンクション既選択の場合
-
- 選択されたファイル名は反転表示されません.ただし,即座にコマ
- ンド領域に入力されます.
-
- ただし,コマンド領域文字数制限を越えた分については入力されま
- せん.
-
- (6) スクロ-ル指示領域
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- 7行目以降の左端,右端(ファイルリスト領域の左右の空白)
- マウスカ-ソル形状 = 上矢印/下矢印
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- * マウスカ-ソルが上向き矢印の場合
-
- 左クリックでファイルリスト領域をスクロ-ルダウンします.
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- * マウスカ-ソルが下向き矢印の場合
-
- 左クリックでファイルリスト領域をスクロ-ルアップします.
-
-
- (7) その他の領域
-
- マウスカ-ソル形状は四角となり,この領域でクリックしてもなにも
- 起きません.
-
-
-
- 4.2 ファンクション
-
- (6)項のファイル選別ファンクション以外は,複数ファイルを対象とするこ
- とが可能です.
-
- (1) 複写
-
- ファイルを複写します.
-
- コマンド領域における書式を以下に示します.
-
- 複写 パス名1 パス名2 ... パス名N-1 パス名N
- -------------------------------
-
-
- 複写先は常にパス名Nとなり以下の様に分解され処理されます.
-
- COPY パス名1 パス名N
- COPY パス名2 パス名N
- .
- .
- .
- COPY パス名N-1 パス名N
-
- 複写ファンクションは上記のように処理を分解した後,MS-DOSの
- COPYコマンドを利用して複写を行なっています. 従って,パス名の
- 指定書式はMS-DOSのCOPYコマンドと同じです.
- 当然ワイルドカードを使用できます.
-
- * パス名Nがディレクトリの場合
-
- パス名1からパス名N-1が,パス名Nで指示されたディレクトリ
- に複写されます.
-
- * パス名Nがファイルの場合
-
- パス名1からパス名N-1が,パス名Nで指示されたファイルに複
- 写されます.従って,
-
- COPY パス名N-1 パス名N
-
- のみが最終的に意味のある複写となります.
-
-
- ☆☆☆☆ 注意 ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
- ☆ ☆
- ☆ 複数ファイルの複写において,複写先がカレントディレクトリの場合,☆
- ☆ 複写先パス名の指定を忘れがちです. ☆
- ☆ ☆
- ☆ 複写ファンクションは常に,コマンド領域の最後に置かれた文字列を ☆
- ☆ 複写先パス名として処理することに注意して下さい. ☆
- ☆ ☆
- ☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆
-
- (2) 表示
-
- ファイル(複数指示可)の内容を表示します.
- ワイルドカ-ドは使用できません.
-
-
- (3) 印刷
-
- ファイル(複数指示可)の内容を印刷します.
- ワイルドカ-ドは使用できません.
-
-
- (4) 削除
-
- ファイル(複数指示可)を削除します.
- MS-DOSのDELコマンドを内部で使用しています.
- ワイルドカ-ドを使用できます.
-
-
- (5) 実行
-
- ファイル(EXE/COM/BAT形式)を実行します.
- コマンド領域に複数のファイル名がある場合は,先頭のファイル名を
- 実行ファイルとみなし,2番目以降は引数として実行ファイルに引き
- 渡します.
-
-
- (6) 終了
-
- HOPを終了します.
-
-
- 以上
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