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FM Towns: Free Software Collection 3
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FREEWARE.BIN
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ms_dos
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fontype
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fontype.doc
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Text File
|
1980-01-02
|
6KB
|
146 lines
**************************
* *
* Fontype Version 1.0 *
* *
**************************
[概要]TownsシステムソフトウェアV1.1L30(L20)の中にある普段隠れていて
見えないフォントを使って、テキストファイルを表示するプログラムです。
フォントは16ドットから48ドットまでの7種類から選ぶことができます。
フォントの種類は、ROM、16ドット明朝体、教科書体、まる文字、
24ドット明朝体、ゴシック体、毛筆体です。
また、24ドットフォントを使用中は、半角英字の種類を、パイカ、エリート、
細ボールド、太ボールド、レターゴシック、バンクゴシック、
ライトイタリック、オレータ、エジプシャン、スクリプト、標準の
11種類から選べます。
[特徴]操作は、すべてマウスを用いて行います。
Towns MENUに似せて作ってあるので、
操作は分かり易いと思います。
[プログラム実行前の準備]
このプログラムでは、CD-ROMドライブとマウスを使うので、
CONFIG.SYSファイル中に、
DEVICE=MOUSE.SYS
DEVICE=GDS.SYS
DEVICE=CDISC.SYS
DEVICE=CDDRV.SYS /D:TOWNSCD /U0:0
AUTOEXEC.BATファイル中には、
MSCDEX /D:TOWNSCD /M:8 /L:Q
に相当する文を追加してください。
詳しくは、MS-DOSのマニュアルを参照してください。
また、このプログラム(FONTYPE.EXE)はあらかじめフロッピーディスクなどに
コピーしておき、CD-ROMドライブにはシステムソフトウェアを
入れておいてください。
[プログラムの実行と操作]
プログラムを実行してしばらくすると、Towns MENUに似た画面が
現れます。そこで、メニューバーの“ファイル”-“読み込み”を選択
すると“ファイル選択”ウィンドウが現れますので、希望のファイル名を
マウスでクリックすると、そのファイルが画面に表示されます。
そして、メニューバーの“フォント”-“ 変更 ”を選択して、
フォントの種類を決めてください。
次に、各メニュー別に詳しく説明します。
・“ファイル”-“読み込み”
このメニューを選択すると、“ファイル選択”ウィンドウが現れます。
希望のドライブをクリックすると、カレントディレクトリ中のファイルが
表示されますので、スクロールバーを使って希望のファイル名を表示
させて選択してください。また、パス名が表示されているところで
カレントディレクトリを変更することができます。
ファイル選択を取り消す場合は、左上の灰色の部分をクリック
してください。ウィンドウが閉じます。
そして、上部の青色の部分でマウスをドラッグすると、ウィンドウを
好きな箇所に移動することができます。
上記二つは、全てのウィンドウに共通な機能です。
・“フォント”-“ 変更 ”
ここを選択すると、“フォント変更”ウィンドウが表示されます。
変更したいフォントを選んでください。
また、全角文字のところで24ドットフォントを選択した場合に限り、
半角英字の種類を別に選択することができます。
次に〔 実 行 〕をクリックすると、指定したフォントで
現在選択されているファイルが表示されます。
・“ 設 定 ”-“表示方向”
ここでは、横書きにするか縦書きにするかを選択し、
〔 実 行 〕をクリックしてください。
・“ 設 定 ”-“文字間隔”
ここでは、文字間隔(桁方向)、行間隔(行方向)、タブサイズを
変更します。表示されている各分数表示にフォントの大きさ(ドット)を
乗じたものが設定されます。
・“ 設 定 ”-“ マウス ”
ここでは、マウスカーソルの動くスピードを設定します。
キノコマウスを使っている人向けに作った機能です。
また、画面上部のヘルプアイコンをクリックすると、補足説明が
現れますので、そちらの方も読んでおいてください。
[プログラムの終了]
画面右上の終了アイコンをクリックすると、終了するかどうか聞いて
くるのでマウスで決定してください。
[おまけ機能]
フォントは、通常CD-ROMから読み込みますが、フロッピーディスクから
読み込むようにすることもできます。その際は、
FONTYPE A:\
のようにコマンドラインで設定してください。
この時、あらかじめCD-ROMから、フォントファイルを指定する
ディレクトリにコピーしておいてください。
また、下記のファイルを『全て』複写する必要はありません。
(使用するフォントファイル)
\OASYS\SYS2CF 24ドット明朝体
SYK2CG 24ドット教科書体
SYR2CG 24ドットまる文字
SYSVCG 24ドットゴシック体
SYH2CG 24ドット半角英字
SYS1CF 16ドット明朝体
SYM2CG 48ドット毛筆体
[その他]
・動作確認 FMTOWNS モデル1
日本語MS-DOS V3.1 L31
TownsシステムソフトウェアV1.1L30(L20)
キノコマウス
・開発言語 Microsoft Quick-C Version2.0
・参考著書 Quick-C 各マニュアル マイクロソフト
富士通FM-Rシリーズ
徹底解析マニュアル BNN
MS-DOS 各マニュアル 富士通
FM-OASYSのカタログ 富士通
[使用範囲]
このプログラムの配付は自由になさって結構です。
ただし、プログラムの一部を改造して配付するようなことは
しないでください。
[あとがき]
このプログラムは、締切りギリギリに完成したので
思わぬバグが隠れているかもしれません。
それに、速さとか実用性を追求したものではないので、
そちらを期待されていた方には“ゴメンナサイ”
感想・要望など、何でも結構です。
何かありましたら、下記までメールを送ってください。
NIFTY-Serve ID:NBC01332 笹川 泰宏