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/ DOS/V Power Report 1998 January (DVD) / VPR980100.ISO / OLS / WIN16 / CKOB020T / CKOB020T.LZH / CKOB020.TXT next >
Text File  |  1996-02-01  |  24KB  |  518 lines

  1. +-----------------------------------------------------------------------------+
  2. +                           名刺・カード作成ソフト                            +
  3. +                          カード工房  Version 0.20                           +
  4. +                               操作マニュアル                                +
  5. +                           【公開版・正式版共通】                            +
  6. +                          1996年  2月  1日版                           +
  7. +                       Copyright (C) 1995-1996 Tomohiro Kato                 +
  8. +          NIFTY-Serve:MHA00143 (Internet:MHA00143@niftyserve.or.jp)          +
  9. +                                                                             +
  10. +                                                                   (CKOB020) +
  11. +-----------------------------------------------------------------------------+
  12.  
  13. 1.はじめに
  14.   このたびは『カード工房 Version0.20』をご利用いただきまして、ありがとうござい
  15. ます。このソフトは、プリンタで使用できる大きさの用紙を使って、手軽に名刺やカー
  16. ドを作成できるソフトです。コピー紙やワープロ用紙はもちろんのこと、画用紙やケン
  17. ト紙、画材店などで売られているいろいろな素材、色柄の用紙など、お手持ちのプリン
  18. タで使うことができれば、どんな素材を使っても結構です。
  19.  
  20. その他の特徴としては、
  21.   ・フォントや文字の大きさ、色、スタイルを自由に設定できる。
  22.   ・文字の位置をマウスで自由に移動できる。
  23.   ・ゲージと文字枠、文字位置の表示で、細かな位置設定が可能。
  24.   ・BMPファイルを利用して、マークやイラストなどを入れることができる。
  25. などがあります。
  26.  
  27. 2.動作環境について
  28.   動作環境を厳密に調査したわけではないので、はっきりしたことはいえませが、
  29. Windowsが動いている環境なら、このソフトをインストールするだけのディスクスペー
  30. ス(300KB程度もあれば十分だと思います)さえあればどんな環境でも動作すると
  31. 思います。ちなみに私の開発環境は以下のとおりです。
  32.  
  33.     (1)デスクトップ・パソコン
  34.             本体:GATEWAY2000 4DX2-66V
  35.           メモリ:16Mbyte
  36.             OS:MS-Windows NT Ver.3.5 Workstation
  37.     ディスプレイ:SVGA 1024×768 65536色
  38.  
  39.     (2)ノート・パソコン
  40.             本体:NEC PC-9821Nd
  41.           メモリ:17.6Mbyte
  42.             OS:MS-Windows95
  43.     ディスプレイ:640×480 256色
  44.  
  45.     (3)プリンタ
  46.               Canon BJC-35v
  47.               EPSON AP-850
  48.  
  49. ※重要!!
  50.   このソフトの動作には、以下のファイルが別途必要です。
  51.  
  52.       ・VBRJP200.DLL
  53.       ・CMDIALOG.VBX
  54.  
  55. もしお持ちでなければ、NIFTY-Serveのデータライブラリなどに登録されていますし、
  56. 雑誌等の付録FDやCD-ROMなどにもよく添付されていますので、別途用意をして
  57. おいてください。(CMDIALOG.VBXは、NIFTY-ServeのFGALWINの2番ライブラリ55番に
  58. CMDIALOG.LZHの名前で登録されています。(H8.1.29現在))
  59.  
  60. 3.インストールの方法
  61.   配布またはダウンロードされた圧縮ファイルの中には、以下のファイルが含まれてい
  62. ます。
  63.  
  64.     CKOB020T.EXE     「カード工房Version0.20公開版」実行ファイル
  65.     READMET .TXT      注意事項などが記述されたファイル。必ずお読みください。
  66.     CKOB020T.TTL      ネットに掲載されている紹介内容のファイル
  67.     CKOB020 .TXT     「カード工房Version0.20」操作マニュアル
  68.     SAMPLET1.CDF      縦置きカードのサンプル  その1
  69.     SAMPLET2.CDF      縦置きカードのサンプル  その2
  70.     SAMPLEY1.CDF      横置きカードのサンプル  その1
  71.     SAMPLEY2.CDF      横置きカードのサンプル  その2
  72.     SAMPLEY3.CDF      横置きカードのサンプル  その3
  73.     TOKAIT  .BMP      SAMPLET1.CDFで使用するベースデザイン
  74.     OVAL    .BMP      SAMPLET2.CDFで使用するベースデザイン
  75.     KEITAI  .BMP      SAMPLEY1.CDFで使用するベースデザイン
  76.     TOKAIY  .BMP      SAMPLEY2.CDFで使用するベースデザイン
  77.  
  78. ※注意
  79.   サンプルとして添付してあるカードデザインは、フォントに「MSゴシック」と
  80. 「MS明朝」を使用していますので、お使いのWindows環境にこれらのフォントがイン
  81. ストールされていないと使用できません。
  82.  
  83.   SETUPコマンドなどはありませんので、圧縮されたソフトを適当なディレクトリに解
  84. 凍し、CKOB020T.EXEをプログラムマネージャの適当なグループに登録すればOKです。
  85. もし、VBRJP200.DLL,CMDIALOG.VBXがインストールされていなければ、Windowsの入って
  86. いるディレクトリの下にある「SYSTEM」ディレクトリにインストール(コピー)します。
  87. これで、登録されたアイコンをダブルクリックすればプログラムを起動することができ
  88. ます。
  89.  
  90. ※注意
  91.   このソフトは、システムの環境変数や.INIファイルの作成、変更など、自分のい
  92. るディレクトリ以外のファイルに対する操作などは一切しません。従って、アンインス
  93. トールする場合は、作成したディレクトリを削除し、プログラムマネージャからアイコ
  94. ンを削除し、VBRJP200.DLL,CMDIALOG.VBXが必要でなければ削除するだけで、そっくり
  95. 元の環境に戻ります。(ただし、今後のバージョンアップで状況は変わるかもしれませ
  96. ん。しかし、Windowsの環境をいじくりまわすことはあまりしたくないので、基本的な考
  97. えは変えないつもりです。)
  98.  
  99.  
  100. 4.基本的な編集操作
  101.  
  102.   基本的な編集操作(入力、移動、変更、削除)について説明します。ただし、ここで
  103. は基本的な内容しか説明しませんので、詳しい内容は、「5.メニュー、ボタンなどの
  104. 機能・動作」を参照して下さい。
  105.  
  106. ※その前に
  107.   このソフトで呼んでいる3つのデザインについて説明します。
  108.  
  109.   ・カードデザイン
  110.     複数の文字デザインとベースデザインを含めた、1枚のカード上のデザインすべて
  111.     をまとめたものをいいます。
  112.  
  113.   ・文字デザイン
  114.     住所や名前といった、1つの文字列と文字の大きさやフォントの種類、色や飾り
  115.     (斜体やアンダーラインなど)を含めたものをいいます。
  116.  
  117.   ・ベースデザイン
  118.     マークやイラストなどを入れるためのBMPファイルをいいます。このソフトには
  119.     グラフィックを扱う機能はありませんので、あらかじめペイントブラシなど他のグ
  120.     ラフィックソフトで作成しておきます。
  121.  
  122. では、ここからは操作法の説明です。
  123.  
  124. (1)カードの置きかたの選択
  125.       まず、縦置きのカードにするのか、横置きのカードにするのかを決めます。
  126.       これは、ファイルメニューの新規作成で設定します。
  127. ※注意
  128.       このソフトでは、画面上での縦書きはサポートしていません。これはVisual
  129.       Basicで画面上での縦書きをサポートしていないからです。オーソドックスな縦
  130.       形名刺を作るときは、カードを横置きにして縦書きフォント(フォント名の先頭
  131.       に@が付いているもの)を使ってください。
  132.  
  133. (2)文字デザインの入力
  134.       文字の入力は、「文字デザインの入力・変更」ウインドウで行います。このウイ
  135.       ンドウは、次の操作のうち1つを行えば現れます。
  136.  
  137.       ・編集メニューから「文字デザインの入力」を選択する。
  138.       ・「SHIFT」キーを押しながら「INS」キーを押す。
  139.       ・「入力・変更」ボタンをクリックする。
  140.       ・メインウインドウ内の文字デザインやボタンなどがないところをダブルクリッ
  141.         クする。
  142.  
  143.       これ意外にも、他のソフトから文字列のペーストができますので、他のソフトで
  144.       文字列をカットまたはコピーしておいて、編集メニューの「ペースト」を選択す
  145.       るか、「CTRL」キーを押しながら「V」キーを押すと、ペーストした文字列
  146.       が入力された状態で「文字デザインの入力・変更」ウインドウが表示されます。
  147.       ウインドウ内での設定方法は、「5.文字デザインの入力」を参照して下さい。
  148.  
  149. (3)文字デザインの移動
  150.       入力した文字デザインは、マウスでドラッグすればカード枠内に自由に移動でき
  151.       ます。ただし、カード枠からはみ出す配置はできません。このときゲージがON
  152.       になっていると、カード上にマス目が表示され各文字デザインが縁取りされます
  153.       ので、位置合わせが楽になります。(起動直後およびカードデザインファイルを
  154.       読み込んだ直後は、ゲージがONになっています。)また、メインウインドウの
  155.       右上に、ドラッグしている文字デザインの、カード枠左上角から文字枠左上角間
  156.       の      距離が0.1ミリ単位で表示されていますので、更に正確な位置合わせ
  157.       も可能です。ただし、この数字はプリンタの精度などによっても異なりますので、
  158.       おおよその目安としてください。
  159.       また、移動した文字デザインは、編集メニューの「元の位置に戻す」を選択する
  160.       と、移動直前の位置に戻すことが出来ます。
  161.  
  162. (4)文字デザインの変更
  163.       文字デザインの内容の変更も、「文字デザインの入力・変更」ウインドウで行い
  164.       ます。ウインドウは、次の操作のうち1つを行えば現れます。ウインドウ内での
  165.       操作は、入力の場合と同じです。
  166.  
  167.       ・変更したい文字デザインの上でダブルクリックする。
  168.       ・変更したい文字デザインを、「入力・変更」ボタンの上にドラッグ&ドロップ
  169.         する.
  170.         
  171. (5)文字デザインの削除
  172.         文字デザインを削除するには、次の2とおりの方法があります。
  173.  
  174.         方法1:・編集メニューから「文字デザインの削除」を選択する。
  175.                 ・「削除」ボタンをクリックする。
  176.                 ・「SHIFT」キーを押しながら「DEL」キーを押す
  177.  
  178.         この場合は、入力されている文字列のリストが表示されますので、その中から
  179.         削除したい文字列をダブルクリックするか、文字列を選択して「OK」をクリ
  180.         ックします。
  181.  
  182.         方法2:削除したい文字デザインを「削除」ボタンのボタンの上にドラッグ&
  183.                 ドロップする。
  184.  
  185.         いすれの場合も削除してよいかを聞いてきますので、よければ「OK」をクリ
  186.         ックします。
  187.  
  188.   以上が基本的な編集操作です。これ以外の機能や詳しい設定内容などは次の章で説明
  189. します。
  190.  
  191. 5.メニュー、ボタンなどの機能・動作
  192.  
  193.   ここでは、各機能と動作をメニュー項目、ボタン項目ごとに説明します。
  194.  
  195.   プログラムを起動すると、次のようなメニューやボタンなどが現れます。ここでは、
  196. 各名称と機能を説明します。
  197.  
  198. (1)タイトルバー
  199.       プログラムの名称とバージョン、現在作成中のファイルの名称が表示されます。
  200.       起動直後や新規作成のときは「無題」になっています。
  201.  
  202. (2)ファイルメニュー
  203.  
  204.   ●新規作成
  205.     新しいカードデザインを作成するときに使用します。
  206.     このメニューを選択すると、カードの置きかたを選択するウインドウが現れますの
  207.     で、縦置きか横置きかを選んで「OK」をクリックすると、名刺サイズの白紙がウ
  208.     ィンドウ内に表示されます。なお、プログラム起動直後には横置きの白紙カードが
  209.     用意されています。すでに入力されている文字デザインがあると、クリアしてよい
  210.     かを聞いてきます。「OK」をクリックすると、入力されている文字デザインはす
  211.     べてクリアされます。これを応用して、入力したデザインをすべてクリアしてやり
  212.     なおすこともできます。
  213.  
  214.   ●カードデザインを読む
  215.     あらかじめ保存してあるカードデザインを読み込みます。操作方法は他のWindows
  216.     ソフトと同じです。なお、ウインドウ内に「読み取り専用」の選択項目があります
  217.     が、動作しません。これは、「カードデザインを保存」や「ベースデザインを読む」
  218.     のウインドウも同じです。
  219.     保存時のカードデザインにベースデザインが指定されていたら、自動的にベースデ
  220.     ザインも読み込まれます。ただし、ベースデザインはカードデザインファイルと同
  221.     じディレクトリになければいけません。
  222.     他のパソコンから持ってきたカードデザインなどで、使用中の環境にインストール
  223.     されていないフォントが設定されていた場合は、自動的に「System」フォン
  224.     ト(縦書きフォントの場合は「@System」)に設定が変更されて読み込まれ
  225.     ます。
  226.  
  227.   ●カードデザインを保存(公開版では動作しません)
  228.     作成したカードデザインをディスクに保存します。これも操作方法は他のWindows
  229.     ソフトと同じです。
  230.     保存されるカードデザインファイルのデフォルトの拡張子は「.CDF」です。
  231.  
  232.   ●ベースデザインを読む
  233.     ベースデザインとして用意されたBMPファイルを読み込みます。これも操作方法
  234.     はほかの基本的なWindowsソフトと同じです。
  235.     ベースデザインは、カードの左上角に合わせて配置されます。
  236.  
  237. ※注意
  238.   ベースデザインに使うBMPファイルは、ペイントブラシなどで長辺を9.1cm
  239. (345ドット)短辺を5.5cm(208ドット)の大きさで作っておくのがベター
  240. です。大きさのチェックはしていませんので、多少サイズが違っても編集、印刷などに
  241. は影響ありません。もし大きすぎた場合、画面ではカード枠からはみ出ますが、印刷時
  242. には、はみ出た部分は印刷されません。
  243.  
  244.   ●ベースデザインをキャンセル
  245.     読み込んだベースデザインの使用をやめるとき、つまりベースを白紙に戻したいと
  246.     きに選択します。
  247.  
  248.   ●印刷
  249.     カードデザインをプリンタに出力します。指定できるのは
  250.         ・上端余白
  251.         ・左端余白
  252.         ・用紙上のカード枚数(1列の枚数×列数)
  253.         ・印刷部数
  254.     です。
  255.     用紙上のカード枚数は、A4縦置きの場合を元に数字を入れてありますので、お使
  256.     いの環境に合わせて入力し直してください。
  257.  
  258.     「印刷開始」をクリックすると、印刷が開始されます。印刷された用紙には、切り
  259.     取り位置のマーク(トンボといいます)が印刷されますので、トンボに定規などを
  260.     当てて、カッターナイフなどで切り離せばカードのでき上りです。カードのサイズ
  261.     は、プリンタやドライバの精度などによって、本物の名刺と数ミリの誤差が出るか
  262.     もしれません。そこはご愛敬ということで...。(実際、本物の名刺でもぴった
  263.     り同じ大きさではないようです。)
  264.  
  265.     「プリンタの設定」をクリックすると、プリンタの設定ウィンドウが表示されます。
  266.     プリンタの動作モードなどを変更したいときに使用します。
  267.  
  268.     「テスト印刷」をクリックすると、カードが1枚だけ枠つきで印刷されます。作成
  269.     したカードが実際にどのように出来上がるかを確認するときに使用してください。
  270.  
  271. ※注意その1
  272.   印刷は、使用するプリンタと用紙のサイズ、プリンタドライバなどによって、その印
  273. 字品質やプログラム動作が大きく左右されます。これはあらかじめご承知おき下さい。
  274. いろいろなプリンタでどのようになるのかをテストできればよいのですが、限界があり
  275. ますので、お使いになった方のレポートをいただければ幸いです。
  276.  
  277. ※注意その2
  278.   特にA4用のシリアルプリンタ(インクジェットや熱転写プリンタなど)は、印字で
  279. きる有効範囲がわりと狭く、紙が無駄になったり、動作がおかしくなること(トンボが
  280. 印刷されないなど)があるようです。例えば、A4の縦置きで、縦置きのカードを印刷
  281. する場合、用紙サイズいっぱいに使うことのできるページプリンタなどでは、カードが
  282. 1列2枚×5列の10枚印刷できるのですが、私の持っているプリンタでは、4列、つ
  283. まり8枚しか印刷できません。上、左の余白や、用紙上のカード枚数など、いろいろと
  284. 試てみてください。
  285.   縦置きのカードを印刷する場合は、用紙を横置きに設定して1列の枚数、列数を設定
  286. するとすると無駄が少なくなります。
  287.  
  288. ※注意その3
  289.   カラー印刷にも一応対応していますが、手持ちのカラープリンタでテストした結果、
  290. フルカラーでの印刷が出来ないようです。したがって、写真など色数の多いBMPファ
  291. イルをベースデザインに使用した場合、正しく印刷されない場合がありますのでご注意
  292. 下さい。
  293.  
  294. ※注意その4
  295.   ベースデザインの解像度は、画面解像度のままで印刷しています。これは、Visual
  296. Basicのみでは任意の位置にビットマップを印刷できないことによるもので、自分で画
  297. 面から1ドットずつ読み込んで、プリンタに出力しています。そのため、このバージョ
  298. ンでベースデザインのあるカードデザインを印刷すると、印刷が終了するまでにかなり
  299. 時間がかかります。解像度上げること自体はそれ程難しくはないのですが、印刷のス
  300. ピードが我慢できないほど遅くなってしまうので、このバージョンではこの程度の解像
  301. 度で我慢してください。他の言語への移植を含め、今後の検討課題の1つです。
  302.  
  303.     ●プリンタの設定
  304.       プリンタの設定ウインドウが現われます。用紙のサイズや印刷方向などプリンタ
  305.       の動作モードを変更したいときに使用します。
  306.  
  307.     ●終了
  308.       プログラムを終了します。プログラムを終了してもよいかを確認しますので、よ
  309.       ければ「OK」をクリックします。
  310. ※注意
  311.   プログラム終了時に終わってもよいかはたずねてきますが、編集中のカードデザイン
  312. の保存はなどは行いません。保存の必要なカードデザインは、必ず保存してから終了し
  313. てください。
  314.  
  315. (3)編集メニュー
  316.  
  317.     ●元の位置に戻す
  318.       最後に移動した文字デザインを、移動直前の位置に戻します。
  319.  
  320.     ●ペースト
  321.       他のソフトから文字列をペーストすることができます。ペーストすると、ペース
  322.       トした文字列が入力された状態で文字デザインの入力・変更ウインドウが現れま
  323.       すので、フォントやサイズなどを設定します。
  324.  
  325.     ●文字デザインの入力
  326.       文字デザインを新たに入力するときに使います。設定できる内容は次のとおりで
  327.       す。
  328.  
  329.         ・入力文字列
  330.           住所や名前などの文字を入力します。複数行の入力ができますので、複数行
  331.           に渡る長い住所など、上下の文字位置がぴったり同じでないとカッコ悪いと
  332.           きなどに使うとよいでしょう。
  333.  
  334.         ・フォント名
  335.           インストールされているフォンと名がリスト表示されますので、好みのフォ
  336.           ントを選択します。フォンと名の先頭に@が付いているのは縦書きフォント
  337.           です。
  338.  
  339.         ・スタイル
  340.           強調、斜体、下線、取消線が選択できます。使いたいスタイルのチェック
  341.           ボックスをクリックします。クリックすると、□の中にマークがつきます。
  342.  
  343.         ・文字色
  344.           文字の色を選択します。文字の色はデフォルトで黒色になっています。文字
  345.           色の右の四角をクリックすると、文字色選択のウインドウが表示されますの
  346.           で、好みの色をクリックします。このウインドウは色の部分をダブルクリッ
  347.           クするか「閉じる」をクリックすると消えます。
  348.  
  349.         ・サイズ
  350.           文字のサイズを入力します。リストの中から選択するか、適当な大きさがな
  351.           ければ手入力もできます。ただし、入力したサイズは、システムで扱うこと
  352.           のできるサイズに自動的に変更されるようですので、入力した数字がそのま
  353.           ま採用されない場合もあります。
  354.  
  355.       設定した内容は、ウインドウ内のサンプル表示で確認できます。設定した内容が
  356.       よければ「OK」をクリックします。「キャンセル」をクリックすると、設定さ
  357.       れた内容はすべて破棄されます。
  358. ※注意
  359.       文字デザインの長さ、高さがカード枠を越えるような設定はできません。
  360.  
  361.     ●文字デザインの削除
  362.       文字デザインを削除します。このメニューを選択すると、入力されている文字デ
  363.       ザインの文字列のリストが表示されますので、その中から削除したい文字列をダ
  364.       ブルクリックするか、選択して「OK」をクリックします。
  365. ※注意
  366.   複数の文字デザインは、一度に削除できません。1つ1つ削除してください。また、
  367. 全デザインを削除したい場合  は「新規作成」を行えばできます。
  368.  
  369.     ●ゲージOFF/ON
  370.       文字デザインの位置合わせをしやすくするために、カード枠内にマス目を表示し
  371.       各文字デザインを枠で囲みます。起動時やファイル読み込み時にはゲージがON
  372.       になっています。マス目は、横方向が約2.4mm、縦方向が約2.1mmです
  373.       (ソフトで表示される実測値です)。おおよその目安としてください。また、デ
  374.       ザインのイメージを確認したいときなどマス目がジャマなときはOFFにすれば
  375.       実際のカードのデザインを確かめることができます。もちろん、文字デザインの
  376.       移動や編集は、ゲージがあってもなくても同じようにできます。また、ゲージや
  377.       文字枠は、ON/OFFにかかわらず印刷されることはありません。
  378.  
  379. (4)その他
  380.     ●バージョン情報
  381.       このソフトのバージョンなどを表示します。
  382.  
  383. ●ボタン・その他
  384.  
  385.     ●入力・変更
  386.       このボタンには、2つの機能があります。
  387.  
  388.       1)ボタンをクリックすると、文字デザインを新たに入力するウインドウが表示
  389.           されます。編集メニューの「文字デザインの入力」を選択したときと同じで
  390.           す。
  391.  
  392.       2)ボタンの上に文字デザインをドラッグ&ドロップすると、その文字デザイン
  393.           の設定を変更することができます。
  394.  
  395.       いずれの場合も、各設定内容は「文字デザインの入力」を参照してください。
  396.  
  397.     ●削除
  398.       このボタンにも2つの機能があります。
  399.  
  400.       1)ボタンをクリックすると、入力されている文字列のリストが表示されますの
  401.           で、その中から削除したい文字列をダブルクリックするか文字列をクリック
  402.           して「OK」をクリックすると、その文字列が削除されます。編集メニュー
  403.           の「文字デザインの削除」を選択したときと同じです。
  404.  
  405.       2)「削除」ボタンの上に削除したい文字デザインをドラッグ&ドロップすると
  406.           その文字デザインを削除できます。
  407.  
  408.         いすれの場合も削除してよいかを聞いてきますので、よければ「OK」をクリ
  409.         ックします。
  410.  
  411.     ●ゲージON/OFF
  412.       編集メニューの「ゲージON/OFF」を選択した場合と同じです。
  413.  
  414.     ●文字デザイン位置表示
  415.       現在ドラッグしている文字デザインまたは最後に操作した文字デザインの左上角
  416.       の位置を、カード枠左上からの距離(0.1ミリ単位)で表示します。文字デザ
  417.       インの正確な位置合わせに利用してください。ただし、この数字は実際に印刷さ
  418.       れる位置を保証するものではありません。プリンタの精度などによっても異なり
  419.       ますので、おおよその目安としてください。
  420.  
  421.     ●文字デザインの設定状態表示
  422.       文字デザインの上で、マウスの右ボタンを押し続けると、文字デザインの設定状
  423.       態を表示するウインドウが表示されます。ウインドウ内に表示される情報は次の
  424.       通りです。
  425.  
  426.           ・フォント名
  427.           ・フォントのサイズ(ポイント数)
  428.           ・文字色
  429.           ・属性(強調、斜体、下線、取消線)
  430.           ・文字デザインの位置(X,Y)
  431.  
  432.       なお、このウインドウは右ボタンを離すと消えます。
  433.  
  434. 6.制限事項
  435.  
  436.   ・公開版をお使いの方は、ファイルの保存ができません。登録していただきましたら
  437.     制限のない正式版をお送りします。
  438.  
  439.   ・各機能で行えないことや条件があるものについては、各機能の説明で行っています。
  440.     これ以外に、現時点でこれを制限していると思っている機能はありません。(思っ
  441.     ているだけですが)ただし、バグはたくさんあるでしょうし、動作のおかしな機能
  442.     や、つけ加えた方がよい機能、性能アップなど、考えなければならないことはたく
  443.     さんあると思います。たくさんの皆さんに使っていただいて、育てていただきたい
  444.     と思います。
  445.  
  446. 7.許諾事項・その他
  447.  
  448.   以下に記述している内容はよくお読みください。もし、この内容に同意いただけない
  449. 場合は、本ソフトウエア使用を直ちに中止し、本ソフトウエアに関するすべてのファイ
  450. ルをディスクから削除してください。
  451.  
  452.     ●シェアウエアについて
  453.       ・本ソフトウエアは、シェアウエアとします。データライブラリに登録してある
  454.         版は「公開版」として、制限が加えられています(ファイルの保存ができませ
  455.         ん)継続して使用していただける方は、別途規定した金額を著作者宛に送金の
  456.         上登録してください。(登録方法は、READMET.TXTをお読みください。)
  457.  
  458.       ・登録していただいた方には、制限のない正式版をお送りします。
  459.  
  460.       ・送金していただいた代金は、いかなる理由があっても返却いたしません。
  461.         公開版で動作の確認を十分に行った上で登録してください。また、送金代行の
  462.         2重送金や振込金額違いなどにも十分にご注意ください。
  463.  
  464.     ●著作権について
  465.       ・本ソフトウエア、付属ドキュメント、サンプルデータなど、公開版、正式版に
  466.         関する著作権など関連する権利は、作者である加藤智弘が所有します。
  467.  
  468.       ・プログラムやドキュメントなどを改変することは禁止します。
  469.  
  470.     ●ソフトウェアの使用について
  471.       ・本ソフトウエアは、個人が、個人的に使用する場合のみを考えていますので、
  472.         企業・団体などでの利用、または商利用(このソフトで作成したカードを販売
  473.         するなど)をお考えの方は、別途ご相談ください。
  474.  
  475.     ●免責事項
  476.       本ソフトウエアの使用(インストール、アンインストールを含む)、および本ソ
  477.       フトウエアによって生成されたデータ、印刷物など、本ソフトに関連して発生し
  478.       たすべての被害・損害に対して、著作者は一切の責任・義務を負いません。これ
  479.       は公開版、正式版のすべてに適用します。ソフトおよびデータの使用は、あくま
  480.       でも利用者自身の責任の上において行ってください。
  481.  
  482.     ●ソフトウェアの保証について
  483.       本ソフトウエアに含まれている可能性のあるバグの対応や、今後のバージョンア
  484.       ップなどについては、シェアウエアとしてお金を頂く以上、登録していただいた
  485.       皆さんに対する努力はいたしますが、定期的には行えない可能性が大ですので、
  486.       その点ご了解ください。(気長におつきあいください。)
  487.  
  488.     ●サポートについて
  489.       ・本ソフトウエアのサポートは、NIFTY-Serveのフォーラム(FWINAL)及
  490.         び私あての電子メール(MHA00143)で行います。もちろん、インター
  491.         ネット経由で電子メールを頂いても結構です。ただし、ソフトの配布などで手
  492.         間がかかる場合もありますので、できればNIFTY-Serve上でお願いします。
  493.         (.uue形式で配布する用意はあります。)
  494.  
  495.       ・「公開版」についても、もちろんサポートはします。
  496.  
  497.       ・これ以外でのサポートを希望される方は、別途ご相談ください。
  498.  
  499.     ●転載など
  500.       ・たくさんの方に使っていただきたいので、アップロードされている公開版につ
  501.         いては転載、再配布の制限はしません、ただ、NIFTY-ServeのFWINAL以
  502.         外のどこに転載されているのかを知っておきたいので、事前に著作者宛に電子
  503.         メールなどでご連絡ください。(ダウンロードした公開版を個人的に誰かにあ
  504.         げる場合などは必要ありません)
  505.  
  506.       ・他ネットなどに転載される場合でも、サポートは原則として上記「サポートに
  507.         ついて」の通りとします。
  508.  
  509.       ・転載・再配布のを行う際は、圧縮されているファイルのまま、一切手を加えな
  510.         形で行ってください。ただし、転載の記述などが必要な場合は、事前に著作者
  511.         までご相談ください。
  512.  
  513.       ・登録した方にお渡しする正式版は、登録をしていただいた方のみにお渡しする
  514.         ものですので、理由のいかんにかかわらず、転載、再配布は厳禁します。
  515.  
  516.   以上、ご質問、ご意見は、NIFTY-Serveのフォーラム(FWINAL)または私あてに
  517. 電子メールでお願いします。
  518.