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DOS/V Power Report 1998 January (DVD)
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WTERM.DOC
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1997-02-08
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480KB
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10,001 lines
通 信 ソ フ ト
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Copyright (C) H.INOUE & TOMTOM
[0050]
通信ソフト WTERM PC98/EPSON
WTERM J3100 シリーズ/DynaBOOK (FEPはATOK7)
WTERM DOS/V シリーズ/IBM-5550-S/T/V/W
WTERM FMR50 /60/70シリーズ/FM-TOWNS/Panacom
WTERM IF800 シリーズ/NTT BS-21
ダブルターム
・・・・・・・・・・・・ 1997年02月08日 ・・・・・・・・・・・・
WTERM シリーズは、Borland 社のTurboPascal Ver.7.0 でコンパイルしています
このドキュメントでは、キー操作の記述を98キー上での一般名で行っていま
この一般名と、該当各機種における実際のキー操作との対応は、以下の通り
キー名 | PC-98/EPSON J31/3300 DOS/V FMR/TOWNS IF-800/BS21
---------+------------------------------------------------------------
ROLL UP | ROLL UP Page Down 次行 FORM FEED
ROLL DN | ROLL DOWN Page Up 前行 HARD COPY
HOME | HOME CLR Home HOME HOME
SHIFT+ | SHIFT+ Shift+ SHIFT+ SHIFT+
DEL | DEL Del 削除 DEL
SHIFT+DEL| SHIFT+DEL Shift+Del CTRL+SHIFT+削除 SHIFT+DEL
INS | INS Ins 挿入 INS
SHIFT+INS| SHIFT+INS Shift+Ins CTRL+SHIFT+挿入 SHIFT+INS
HELP | HELP End PF12 CLS
BS | BS Bs <== BS
リターン | RET Enter RET CR [0100]
F? | f・? F? PF? F?
======================================================================== [0119]
目 次 行数 LINE No
===============================================================================
【 謝 辞 】 784
【 第 1章 】WTERM と、その基本コンセプト 977
[ はじめに、通信ソフトWTERM とは!! ] 981
[ プログラム本体について ] 1022
[ ユーザインタフェースについて ] 1039
[ 簡易版インストーラーについて ] 1076
[ ドキュメントに関して ] 1105
[ WTERM 解説本の紹介と宣伝 ] 1125
【 第 2章 】動作環境と適合音声合成機器について 1161
【 第 3章 】WTERMのインストール 1200
[ WTERM のインストール準備 ] 1203
[ WTERM のインストール ] 1286
[ 各種DATA等の格納場所の作成 ] 1296
[ ファイルのコピー ] 1325
[0150]
[ ファイルの配置例 ] 1347
[ 起動バッチと環境設定 ] 1423
【 第 4章 】 起動オプションパラメーター 1470
[ 起動オプションパラメーター ] 1474
[ WTERM で無人運転 ] 1737
【 第 5章 】リバースケーブル接続について 1794
【 第 6章 】 モデム設定 1834
[ モデムの設定の前に ] 1896
[ モデムのディップスイッチ ] 1917
[ WTERMでの、モデム関係の設定 ] 1950
[ モデム設定における 注意 ] 2096
[ 使用できないモデム ] 2109
[ 設定のポイント ] 2125
[ モデムの設定や動作に関する(Q&A) ] 2143
[ 代表的モデムの初期化設定例 ] 2206
ATコマンド解説 2447
【 第 7章 】設定全般 2546
<< 1 >>[設定 F・7]-(1)[ モデム関係設定メニュー] 2570
< 1 >[設定 F・7]-(1)-1 端末最高速度(DTE) 2599
< 2 >[設定 F・7]-(1)-2 モデムコマンド 2624
< 3 >[設定 F・7]-(1)-3 ダイヤルコマンド の設定 2638
< 4 >[設定 F・7]-(1)-4 リダイヤル回数の設定 2664
< 5 >[設定 F・7]-(1)-5 リダイヤル待機時間の設定 2671
< 6 >[設定 F・7]-(1)-6 連続ダイヤル時待機秒数 2691
< 7 >[設定 F・7]-(1)-7 モデムコマンド 1文字送出時間 2707
[0200]
< 8 >[設定 F・7]-(1)-8 モデムコマンド 1行送出時間 2709
< 9 >[設定 F・7]-(1)-9 漢字コードの種類 2727
< A >[設定 F・7]-(1)-A SI/SO(シフトIN/OUT)の処理 2774
< B >[設定 F・7]-(1)-B KI/KOの二重送信 2796
< C >[設定 F・7]-(1)-C 内線発信 2807
< D >[設定 F・7]-(1)-D モデムの種類選択 2833
< E >[設定 F・7]-(1)-E モデムの基本初期設定コマンド 2865
< F >[設定 F・7]-(1)-F~J モデム初期化コマンド設定 2-6番 2916
< K >[設定 F・7]-(1)-K 起動時モデム送信コマンド 2929
< L >[設定 F・7]-(1)-L 終了時モデム送信コマンド 2931
< M >[設定 F・7]-(1)-M RS-232C モード【通信モードの設定】 2940
< N >[設定 F・7]-(1)-N RS-232C 【キャラクターの設定】 3003
< O >[設定 F・7]-(1)-O RS-232C【通信Channelの設定】 3043
[ PC98シリーズの内蔵モデムに関する Questions and Answers ] 3190
Q.PC-9821 Nr15/S14F の内蔵モデムでWTERMを使用 3198
Q.PC-9821 Na12/S10Fの内蔵モデムでWTERMを使用する場合 3258
Q.PC-9821 V13 V16 V20シリーズの内蔵モデムでWTERMを使用 3288
Q.PC-9821 Cb/Cx/Cf(初代CanBe)の内蔵モデムでWTERMを使用 3320
Q.PC-9821 Cx2(CanBe)の内蔵モデムでWTERMを使用 3349
Q.PC-9821 Cb3/Cb10/Cx3/Cx13/Cr13/Cu10/Ct16でWTERMを使用 3380
Q.PC-9821 Cu13/Cu16/Ct20 CanBeでWTERMを使用 3416
Q.WTPCN.DRV 使用時の対応プロトコル 3423
Q.WTPCN.DRV 使用時のダウンロード速度の問題 3458
< P >[設定 F・7]-(1)-P IRQ (DOS/V / . J3100 版のみ) 3478
< Q >[設定 F・7]-(1)-Q RS-232C 切り換え 3488
[0250]
< P >[設定 F・7]-(1)-P 起動時ハード/ソフトフロー制御設定 3499
<< 2 >>[設定 F・7]-(2)[ 起動ファイル登録、送出文字列、登録設定 ]3512
< 1 >[設定 F・7]-(2)-1 起動エディター 3534
< 2 >[設定 F・7]-(2)-2,3,4,5 起動 外部プログラム 1-4 3544
< 6 >[設定 F・7]-(2)-6 受信起動 TRANSIT 名 3562
< 7 >[設定 F・7]-(2)-7,8,9,A,B,C 送出定義文字列 1-6 3570
<< 3 >>[設定 F・7]-(3)[ 別枠外部起動プログラム登録設定 [1 - Z]] 3612
<< 4 >>[設定 F・7]-(4)[ 別途送出定義文字列登録設定 [ 1-Z ]] 3648
<< 5 >>[設定 F・7]-(5)[ ディレクトリー[DATA・LOG・MACRO・転送]] 3684
< 1 >[設定 F・7]-(5)-1 ログ格納ドライブまたはパス 3700
< 2 >[設定 F・7]-(5)-2 Downロード格納・パス 3707
< 3 >[設定 F・7]-(5)-3 Upロードファイル格納・パス 3715
< 4 >[設定 F・7]-(5)-4 テキスト送信用ファイル格納・パス 3725
< 5 >[設定 F・7]-(5)-5 MACRO 用ファイル格納・パス 3733
< 6 >[設定 F・7]-(5)-5 料金ファイル名 WTERM.TEL 3741
< 7 >[設定 F・7]-(5)-7 WTERM関連データ格納・パス 3802
<< 6 >>[設定 F・7]-(6)[ スクロール・各種記録・ダイヤルリスト] 3814
< 1 >[設定 F・7]-(6)-1 スクロールバッファー領域 3831
[設定 F・7]-(6)-1-1 バックスクロール機能なし 3879
< 2 >[設定 F・7]-(6)-2 バックスクロール カラー/BW 3895
< 3 >[設定 F・7]-(6)-3 記録開始場所選択 3905
< 4 >[設定 F・7]-(6)-4 マクロ ログ記録 3918
< 5 >[設定 F・7]-(6)-5 UP/DOWN 記録ログ 3949
< 6 >[設定 F・7]-(6)-6 電話料金ファイル記録 3975
< 7 >[設定 F・7]-(6)-7 DL/UL Window場所 3983
[0300]
< 8 >[設定 F・7]-(6)-8 Yes/No の場合のキー選択変更 3995
< 9 >[設定 F・7]-(6)-9 ファンクションキー配置 4006
< A >[設定 F・7]-(6)-A 接続時間/通話料金表示/記録表示 4039
< B >[設定 F・7]-(6)-B ダイヤルリスト表示方法選択 4066
< C >[設定 F・7]-(6)-C ラストログインの日時表示 4074
<< 7 >>[設定 F・7]-(7)[ 上記以外の 各種登録] 4085
< 1 >[設定 F・7]-(7)-1 ファイル選択画面ソート方法選択 4103
< 2 >[設定 F・7]-(7)-2 ファイル表示選択画面 4124
< 3 >[設定 F・7]-(7)-3 ディレクトリーTree表示/選択 4146
< 4 >[設定 F・7]-(7)-4 File選択と同時にFile名表示 4177
< 5 >[設定 F・7]-(7)-5 各種確認の為のBEEP音 4189
< 6 >[設定 F・7]-(7)-6 起動/終了時の画面のフラッシュ 4208
< 7 >[設定 F・7]-(7)-7 テキスト送信スピード 4221
< 8 >[設定 F・7]-(7)-8 カットバッファー送信時のヘッダ指定 4229
< 9 >[設定 F・7]-(7)-9 受信文字 ^C コード 4257
< A >[設定 F・7]-(7)-A 受信文字 ^L コード 4267
< B >[設定 F・7]-(7)-B GRPH+ 各種機能そのまま表示 4275
< C >[設定 F・7]-(7)-C ZMODEM送信/受信 4285
<< 8 >>[設定 F・7]-(8) [ LCR 機能設定 [ WTERM-LCR ] ] 4296
WTERM LCR 機能について 4314
< 1 >[設定 F・7]-(8)-1 WTERM-LCR 機能 4354
< 2 >[設定 F・7]-(8)-2 発信元電話番号 4374
< 4 >[設定 F・7]-(8)-4 0070 TWJ 4389
< 5 >[設定 F・7]-(8)-5 0088 JT 4407
< LCR 機能付 WTERM 配布先(無料)についてのご案内 > 4436
[0350]
【 第 8章 】 ダイヤル関係 4462
[ F・5 ] ダイヤル 4466
用語 マルチダイヤルシステム 4513
< SP >[ダイヤル F・5]-(スペース) カーソル行のアクセス選択/放棄 4588
< CR >[ダイヤル F・5]-(CR) アクセス実行 4595
< SHIFT+CR >[ダイヤル F・5]-(SHIFT+CR) アクセス実行 4607
< C >[ダイヤル F・5]-(C) 設定内容コピー 4619
< D >[ダイヤル F・5]-(D) 設定内容クリア 4636
< G >[ダイヤル F・5]-(G) グループ一括選択/一括登録解除 4644
< Q >[ダイヤル F・5]-(Q) 選択内容をクリアせず基本画面に戻る 4657
<ESC>[ダイヤル F・5]-(ESC) 選択内容をクリアして基本画面に戻る 4669
<INS>[ダイヤル F・5]-(INS) ラストログイン日時表示 4681
<DEL>[ダイヤル F・5]-(DEL) ホストリスト内容をファイル 4691
<< M >>[ダイヤル F・5]-(M) WTERM [WTERM Small不可] 4726
< 1 >[ダイヤル F・5]-(M)-1 ホスト名 登録/変更 4758
< 2 >[ダイヤル F・5]-(M)-2 電話番号入力 4767
< 3 >[ダイヤル F・5]-(M)-3 10円で接続できる可能秒数 4780
< 4 >[ダイヤル F・5]-(M)-4 個別モデムコマンド 4821
< 5 >[ダイヤル F・5]-(M)-5 NCC 回線設定 4832
< 6 >[ダイヤル F・5]-(M)-6 フロー制御 4856
< 7 >[ダイヤル F・5]-(M)-7 モデム- 最大スピード変更 4880
< 8 >[ダイヤル F・5]-(M)-8 MNP オン/オフ選択 4916
< 9 >[ダイヤル F・5]-(M)-9 ローカルエコー 4929
< A >[ダイヤル F・5]-(M)-A アクセスグループ指定 4945
< B >[ダイヤル F・5]-(M)-B アクセス可能開始 4974
[0400]
< C >[ダイヤル F・5]-(M)-C アクセス終了時間 4976
< D >[ダイヤル F・5]-(M)-D ダイレクトUPLOAD [ ROOL-UP ] 4991
< E >[ダイヤル F・5]-(M)-E ダイレクトUPDOWN [ ROOL-DOWN ] 4993
< F >[ダイヤル F・5]-(M)-F ZMODEM 自動起動 [ 送受信 ] 5019
< G >[ダイヤル F・5]-(M)-G BPLUS 自動起動 [ 送受信 ] 5062
[ 内蔵版 BPLUS使用時の Questions and Answers] 5113
Q.内蔵BPLUSを使用しているのに、外部のBPLUSプログラムに 5116
Q.アップロード時に、頻繁に止まってしまい送信不可 5133
Q.レジュームの失敗 5149
< H >[ダイヤル F・5]-(M)-H ログ 作成選択 5189
< I >[ダイヤル F・5]-(M)-I ログファイル名 5194
< J >[ダイヤル F・5]-(M)-J アップロード改行桁 5209
< K >[ダイヤル F・5]-(M)-K カットバッファー送信 高速/低速 5222
< L >[ダイヤル F・5]-(M)-L 漢字コードの種類 5230
< M >[ダイヤル F・5]-(M)-M SI/SO(シフトIN/OUT)の処理 5277
< N >[ダイヤル F・5]-(M)-N BSキーを押した場合 5294
< O >[ダイヤル F・5]-(M)-O RS-232C モード【通信モードの設定】 5236
< P >[ダイヤル F・5]-(M)-P RS-232C モード【ファイルモード 】 5385
< Q >[ダイヤル F・5]-(M)-Q RS-232C モード【キャラクターの設定】5404
< R >[ダイヤル F・5]-(M)-R AUTO PILOT(ログイン)文字列 5432
< S >[ダイヤル F・5]-(M)-S ID登録 5507
< T >[ダイヤル F・5]-(M)-T パスワード 5517
[60ホスト60登録だけでは足らない場合 ] 5533
[ F・6 ] リダイヤル 5555
【 第 9章 】 ファイル転送関係 5573
[0450]
[ F・9 ] ファイル送受信について 5577
XMODEM各種 内訳 [ F・9-(5) ・ F・9-(D) ] 5621
テキスト送信各種 内訳 [ F・9-(H)] 5649
低速 5660
高速 5665
超高速 5671
低速テキスト送信時の自動改行の扱い 5680
ファイル転送 - 【受信】 5688
ファイル転送 - 【送信】 5722
転送WINDOW - [INS] ファイル選択画面 ソート方法選択 5759
転送WINDOW -[HOME] or [ ←キー ](拡張表示モード時) 5781
各転送プロトコルの簡単な説明 5801
【 第10章 】 ログ・ファイル 5943
[ SHIFT+ F・5 ] ログ編集 5945
[ F・10] ログファイル 記録/記録しない(OFF ) 5965
[ SHIFT+ F・10 ] ログファイル名の指定変更 5980
【 第11章 】 MS-DOS関係 6000
[ F・1 ] DOSコマンド 6008
Q.「COMMAND.COMが見つかりません」と表示 6029
[ SHIFT+ F・1 ] チャイルドプロセスの起動 6066
Q.WTERM Runtime Error[Not enough memory] 6080
[ Alt + F・1 ] チャイルドプロセスの起動 (DOS/V 版のみ) 6101
[ GRPH + F・1 ] チャイルドプロセスの起動 (PC98/EPSON版) 6121
[ SHIFT+ F・2 ] エディター・設定外部プログラム選択 6147
[ SHIFT+ F・2-6 ] バイオリズム表示機能 6161
[0500]
[ SHIFT+ F・2-7 ] 世界時計(ワールドタイム) 6175
[ SHIFT+ F・2-8 ] 別枠 外部起動プログラム選択画面 [1-Z] 6207
【 第12章 】 NF版(NIFTY-Serve 便利版) 6237
[ F・2 ] 6246
F2-1 [GOメニューツアー ] 6280
F2-2 から F2-9 [NIFTY-Serve コマンドHELP] 6336
[ F・3 ] 6372
[ SHIFT+ F・5 ] 6390
[ SHIFT+ F・6 ] 6430
[ HELP ] 6448
【 第13章 】 スクロールバッファー 6483
バックスロール時の、Questions and Answers 6534
【 第14章 】 バッファー/現在画面のカット&ペースト機能 6550
カット&ペーストキー説明 6584
ペースト(送出)方法 6638
ヘッダと取り込み例 6655
SHIFT+ F・1 6713
SHIFT+ F・6 6720
SHIFT+ F・10 6757
チャイルドプロセスのスクロールバッファー取込 6767
【 第15章 】 その他のキー 6785
[ HELP ] HELPキー画面 6789
[ F・2 ] スピード変更 6814
[ F・3 ] 1行メッセージ (MAX 250) 6874
[ SHIFT+ F・3 ] 回線切断 6895
[0550]
[ F・4 ] ブレーク信号を送る 6912
[ SHIFT+ F・4 ] ローカルエコー/画面出力停止/画面出力マスク 6920
1.ローカルエコー 6931
2.画面出力停止 (SHIFT+ HELPと同機能) 6936
3.画面出力マスク処理 6946
[ SHIFT+ F・5 ] ログエディット 6952
[ F・6 ] リダイヤル ( 通信時低速テキスト送信 ) 6966
[ SHIFT+ F・6 ] 別途送出文字列+ マクロ途中実行 6980
[ GRPH + F・6 ] 別途送出文字列+ マクロ途中実行 7027
[ SHIFT+ F・7 ] Transit受信 7051
[ GRPH + F・7 ] Transit送信(WTP.EXE使用) 7068
[ F・8 ] プログラムを終了 7079
[ SHIFT+ F・8 ] 高速テキスト送信 7093
[ SHIFT+ F・9 ] 超高速テキスト送信 7105
[ HOME ] ボスが来た(4種 トグル) 7120
[ DEL ] DELコード送信 7161
[ SHIFT+ DEL ] 画面ファイル名取得/RB文字列送信 7169
画面ファイル名取得 (通常の場合) 7173
RB文字列送信 7235
[ INS ] 圧縮ファイルの解凍/ファイル圧縮/内部閲覧 7298
INS-[1] 圧縮ファイル内容画面表示 7323
INS-[2] 圧縮ファイル内の指定ファイルを画面に表示 7329
INS-[3] 圧縮ファイルを解凍します 7335
INS-[4] 指定ファイルを 圧縮します 7341
INS-[5] 指定したログファイルを月別に圧縮して整理します 7347
[0600]
INS-[6] 指定したファイルを画面に表示します 7374
INS-[7] 通信中に限りホストごとのHELPファイルを画面に表示 7384
INS キー使用時のトラブル Questions and Answers 7404
[ GRPH+→↑↓← ] その該当コードを送出します 7446
[ GRPH+ F・10 ] 同時プリント 7462
[ ↑ ] 通信内容をスクロールします 7475
[ → ] スクロールの先頭へジャンプします 7483
[ ↓ ] History文字列送信選択 7491
[ ← ] 別途送出文字列+マクロ途中実行 7527
[ SHIFT+ ← ] 通信内容のカット&ペースト 7553
[ SHIFT+ HOME ] 通信内容の画面出力停止 7634
【 第15章 】 その他の機能 7658
【 第16章 】 ウイルス感染チェック機能 7774
【 第17章 】通信前・通信時の及びQuestions and Answers 7818
[ WTERM 関連の質問される場合 ] 7821
[ WTERM起動前 Questions and Answers] 7881
Q.環境の為のメモリーが 7884
Q.Not enough memoryと 表示されて動きませんが 7951
[ WTERM起動時 Questions and Answers] 7967
Q.WTERMN.DAT(WTERM 用 電話番号等ファイル)が存在するのに 7971
Q.WTERM5A.DAT (WTERM 設定DATA用ファイル)が、存在するのに 7991
Q.WTERM を起動した直後から、すべてのキーが全く効かない状態 8013
Q.WTERM を起動したら、一番上に最初に表示されるタイトルバー 8047
[ モデムの設定や動作に関する(通信前) Questions and Answers ] 8066
Q.CD信号が常時ONになっています 8070
[0650]
Q.モデムが接続されていません 8103
Q.接続してもリダイヤルしてしまう 8131
Q.MNP をONにしてあるのに、MNP接続しない・MNP接続と表示されない 8204
Q.よく間違い電話をしてしまいます 8237
Q.ダイヤル音はするが、その後回線が切れてしまう 8264
[ 通信時(接続時)における Questions and Answers 8302
Q.SHIFT+F・3「強制切断」で、電話回線が切断できない。 8305
Q.文字落ちや文字化けが発生します。 8324
Q.通信中に、電話がかかってくると切断されてしまいます。 8389
Q.ホストからのメッセージがなにも表示されません。 8407
Q.通信中に、勝手に回線が切れることが頻発 8445
Q.大量のメッセージが送られてきた場合に、おかしくなる。 8473
Q.福笆フわからない文字等が表示される。 8507
Q.メッセージが改行せず、すべて同じ行に表示されてしまいます。 8517
Q.数行書き込んだのに、1行しか書かれていないのですが。 8528
Q.英数字は表示されるが、カタカナや、漢字が正しく表示されない。 8538
Q.すべてのキーが全く効かない状態になってしまいます。 8552
Q.ファンクションキーが効かなくなってしまいました。 8584
[ テキスト送信に関する Questions and Answers ] 8597
Q.テキスト送信時に、文字落ちする場合 8600
Q.テキスト送信がうまくいかない 8664
Q.画面に表示される文字がくしゃくしゃになってしまいます。 8690
[ バイナリー転送時 Questions and Answers ] 8703
Q.ZMODEMを選択しましたが DOWN,UP が、出来ませんでした 8707
Q.バイナリーファイル転送がうまくいかない[XY/MLINK] 8715
[0700]
Q.バイナリーファイル転送がうまくいかない[ZMODEM/BP] 8735
Q.内蔵版のプロトコールで、転送状況の目安となるグラフ表示 8764
Q.内蔵BPLUSを使用しているのに、外部のBPLUSプログラムに 8779
Q.アップロード時に、頻繁に止まってしまい送信不可 8796
Q.レジュームの失敗 8810
[ その他 Questions and Answers ] 8818
Q.PC98/EPSON の30行計画を組み込み、30行モードで動作させて 8821
Q.PC98/EPSON の30行計画を組み込みたいのですが、どのようにすれ 8839
Q.PC98/EPSON でダイヤルリストの枠や、転送時の枠が消えず 8864
【 第18章 】 エラーメッセージと、エラーログの見方 8878
エラーメッセージと、その解説 8881
異常終了時エラーコードとその解説 8998
【 第19章 】 WTERMのサポートベース 9071
【 第20章 】 WTERM の使用者の方へ、また再配布される方へ 9165
WTERM のご利用時の免責事項 9239
【 第21章 】 資料 WTERMコマンドTREE 9261
【 第22章 】 WTERM 及び 著作権者に関する連絡先 9964
[0750]
===============================================================================
【 謝 辞 】
===============================================================================
電子ネットワーク協議会主催 電子ネットワークコンファレンス94にて、「ネッ
トワーク功労賞」をいただくことができました。ありがとうございました。
FSP'93にて(第 2回 フリーソフトウェア大賞)フリーソフトウェア大賞を受賞
することができました。ありがとうございました。
FSP'92にて(第 1回 フリーソフトウェア大賞) 通信部門特別賞受賞を受賞す
ることができました。ありがとうございました。
また、ネットワーカーマガジン 91年度ベストオンラインソフト賞も受賞する事
ができました。ありがとうございました。
* FSP(FreeSoftware Prize 1993)」電子ネットワーク協議会主催
この、WTERM マニュアル作成にあたり、以下のドキュメントを参考にしました。
参考ドキュメント
WWIVTERM.DOC : Copyright (C) 1987,88 IDE Seizo
WWIVTERM.DOC : Copyright (C) 1988,89 KIMM Hydea,PAKU [0800]
PTERM.DOC : Copyright (C) 1988 CAT
WTERM 作成にあたり参考にさせていただいた、ターミナルプログラムとホスト
プログラムです。ありがとうございました。
WWIV Copyright (C) 1986 Wayne Bell
WWIV日本語版 JIN,Lazy_taku,Takechan,Hiromic,Zai,Appne
CAT,NON,H.MURATA,H.INOUE,TANY,くらいばー
TOMTOM,クインシンボウ,奈美,祐
WWIVTERM Copyright (C) by IDE , ANABUKI , PAKU
PTERM Copyright (C) Dr. Tsuranu Yokoyama
WHTERM Copyright (C) by H.SHIINA
B-Protocol(B-Plus) Copyright 1989, CompuServe Incorporated
WWIVTERM Version 07-Nov-91 paku
WTERM Version 21-Nov-91 H.INOUE
また WTERM.EXE は、以下のプログラムで圧縮しております。
利用させていただいてありがとうございます。
DIET Nifty Serve: GBG00230 PC-VAN: QMM91422 Teddy Matsumoto
また DIETの再圧縮についてGCB00214 小林 孝さんから情報をいただきました。
マシン関係では、株式会社 富士通様 株式会社 日立製作所様から、マシン
の借与ならびに資料等の便宜をはかっていただき大変感謝しております。あり
がとうございました。
モデム関係 資料及び実機の提供
--------------------------------------------
沖電気工業株式会社 様 技研電子株式会社 様
株式会社 日成電機製作所 様 日本アイ・ビー・エム株式会社 様
日本シティメディア株式会社 様 日本電気株式会社 様
日本フェニックス株式会社 様 株式会社 富士通 様
富士通電装株式会社 様 富士通東和エレクトロン株式会社 様
松下電器産業株式会社 様 松下電子応用機器株式会社 様
株式会社アイ・オー・データ機器 様 インテグラン株式会社 様
株式会社 エクサ 様 オムロン株式会社 様
サン電子株式会社 様 株式会社シーアンドピー 様
株式会社ニューテック 様 ピーシーテック株式会社 様
株式会社ビー・ユー・ジー 様 株式会社マイクロ総合研究所 様
株式会社メガソフト 様 ラトックシステム株式会社 様
株式会社ボイス・アンド・イメージ・プロダクツ 様
ロジテック株式会社 様 株式会社AIWA 様
株式会社 EPSON 様 株式会社SONY 様
株式会社 TDK 様
モデムの借与ならびに、実機テスト用に提供していただき、資料等も含め大変
感謝しております。
コンピューター雑誌等の掲載についてのお礼 [0850]
--------------------------------------------
エーアイ出版 月刊パソコン通信 など
ASCII出版 アイコン・別冊 ASCII・NETWORKS など
学習研究社 フリーソフトウェア活用百科・ネットピア など
日経BP社 日経パソコン など
工学社 I/O など
翔泳社 プログラマーズページ など
電波新聞社 マイコン など
日経ホーム出版 日経トレンディ
特選街 特選街
ソフトバンク DOS/V マガシン、 Cマガジン、Oh PC
等の雑誌に、紹介いただきましてありがとうございました。
また、上記以外にもご紹介いただきました出版物もございますが、当方の調査不
足で、明記出来ませんことをお詫び申し上げます。
掲載時のご連絡及び、掲載誌の献本等、ありがとうございました。
ここに、感謝の言葉と、お礼にかえさせていただきます。
H.INOUE より皆様へ
-----------------------
この通信ソフトWTERMを作るきっかけになったのは、米国のWayne Bell 氏制
作のホストプログラム"WWIV"をみてからです。これのおかげで、PASCALを勉強
するようになりました。当時市販品の通信ソフトを使用していましたが、不便
な点が多くそんなある時にWWIVTERM とPTERMという通信ソフトに出会ったので
す。こんな便利な通信ソフトが無料と知って愕然としてしまいました。
しかしこれでも欲ばりの私の個人的都合を作者の方に対応していただくの
も悪いので、WWIVTERMの公開ソースをお手本に制作にとりかかったのがWTERM
の始まりです。
関口氏はプログラマーであり、彼の技術にはたびたび驚かされました。さきご
ろもマクロ拡張にともなう作業で基本がよく出来ている為、割合スムーズにい
きました。この分野の才能には改めて敬服しました。現在も、おおよそ難しい
コ-ディグは、TOMTOM氏の担当分野です。簡単な機能や、全体的のデザイン的
要素やドキュメント等は私がやります。以前は頻繁に直す事が多かったのです
が(日刊WTERM とよばれていたほど変化が多かった)、昨今、軽はずみにVers
ion UPするわけにもいかず、のんびりしたペ-スになりました。
制作の基本コンセプトは「初心者から精通者まで誰でも簡単操作のWTERM 」
です。NIFTY-Serve では「FWTERM」という、WTERM 専用フォーラムを開設し、
現在では、WTERM ユーザーズとしてWTERM のサポートベースになっております。
WTERM は、結局はみなさんの声に支えられてここまできました。今後もよろ
しくお願いいたします。
TOMTOM より皆様へ
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H.INOUE 氏と僕が、WTERM の開発を始めたのが1988年 9月頃でしたから、既
に数年が経過しました。最初の頃は、WWIVTERM、PTERM という当時高い人気の
有った公開ソフトのソースを眺めながら気に入った機能だけを抜き出して一つ
にまとめて自分で使いやすい通信環境を作るといった事に熱中しておりました。
自分達で使えれば良いとしか考えていなかった当時の、WTERM でしたので 画 [0900]
面や操作性も本当にシンプルで、今のWTERM をご存知の方から見れば当時のWT
ERM というのは、全然違った通信ソフトとしか思われないと思います。
しかし関西のあるネットで寄せられた意見の中に" WTERM にはオリジナリティ
が無い "というものがあり、これにたいへんショックを受けたのが、現在のWT
ERM を作る発端になりました。その一言が気になって、ほとんど 1週間で現在
のホスト選択画面/ファイル転送画面等を仕上げ、WTERM の基本コンセプトと
でも言うべき画面体系が出来上がりました。今から考えると、あの一言で現在
のWTERM が出来上がったと感謝しています。
WTERM も当時から比べると、画面や機能も十数倍になりソースファイルは、
36000 行近くになっています。開発は、井上氏とでやっています。役割分担と
しては、僕は職業プログラマですので、通信制御部分、画面表示処理といった
有る程度専門知識の必要なベーシックな部分は僕が担当する必要が有りますが、
それ以外は全く自由にやっています。井上氏の場合は、僕よりもパソコン通信
の知識は大きいのでその知識を生かして独特な新機能を考え出しては、WTERM
に組み込んでいます。
ああいう柔らかい発想というのは、僕には出てきませんね。(笑)
結局2人と周りの皆さんのご意見で出来上がったのが、今日のWTERM という通
信ソフトなのです。
みなさんご協力ありがとう
-----------------------
NIFTY-Serve FWTERMや、その他いろいろな場所でのバグレポート/修正案/
御意見 など、ありがとうございました。
WWIVTERM の作者でもある PAKU 氏 には 各種漢字コード対応に関しての WWIV
TERMの論理を参考にさせていただき、ありがとうございました。
また、ドキュメントのインストール関係・プロトコル解説等には、98は不滅
だ(寺澤氏)の書き込みを抜粋及び参考にさせていただきました。
WTERM 英語版の英訳には、濱崎祐之氏(京都外語大)に、ドキュメントの誤
字チェックは、岩崎智幸氏が、ご協力ありがとうございました。
また、東芝のJ3100 版の開発にあたり 日経MIX の会員である HMORI氏の仲
介で、日経MIX の会員である k.idei(出射 潔氏)から、J3100SS+ 内蔵モ
デムと、ROM カードを 1年という長期の期間に渡りお借りできました事を深く
感謝致しております。
また、FMR/TOWNS版の開発にあたり機材を快く貸していただきました株式会
社富士通様と、制作に多大な努力をいただきました山本和信氏に、またバイオ
ス等の情報や貴重なアドバイスを頂いた清原定信氏に、試作テストにあたりご
協力とレポートをいただきました、NIFTY-Serve の会員の皆様に感謝致します。
DOS/V 版の開発にあたり機材を快く貸していただきました木村繁氏、山岸正
登氏、株式会社 日立製作所様ありがとうございました。
画面回り・通信制御関連に関して nami(山本和信氏)に基礎部分の開発を、
(株)オサムのH.MURATA(村田氏)/Y.SHIMODA (下田氏)の、お二人には、
HiText関連の対応、また各種のテスト、通信制御関連のバグ修正等を、また
DOS/V 版のBuzzer関連には、柴崎忠生氏(マイクロダイナミクス社)の多大な
ご協力頂きありがとうございました。
WTERM の制作にあたって以下の方々には、特に感謝の気持ちをのべさせていた
だきたく思います。
WWIVTERMの、 IDE Seizo,ANABUKI,PAKU,KIMM 氏[0950]
PTERM の、 横山連 氏
WWIV関連では、 JIN,Lazy_taku,Takechan,Hiromic,Zai,Appne 氏
よきアイデアマンであり友人である、 H.MURATA ,谷口達雄,森口政男
椎名久博,菊池良次,山本和信,濱崎祐之,五味淵幸久,井村隆志,倉橋完自 氏
機材関係では、 木村繁氏,出射 潔氏,山岸正登 氏
ドキュメント制作では、 寺澤謙一氏 野村正和氏 安富伸浩 氏
ディップ NIFTY-Serve (QWH00620) 氏
NIFTY-Serve では、 三木和彦氏、WTERM ユーザースの 皆様
マクロ関連では、 紺野晴嗣,森和哉,小橋輝雄,槙奥慎一郎,安富伸浩 氏
私のよき協力者であり共に制作者の、 関口潔、山本和信 氏
モデムメーカーの製作にたずさわっている人達
そしてこれまで WTERM を使って下さった全ての皆さんに深謝致します。
H.INOUE
WTERMは、以下のコンパイラで作成されております。
WTERMs COMPILER [ Turbo Pascal Version 7 ]
WTERMs COMPILER [ Turbo Pascal Version 6 ]
Borland Pascal with Objects Version 7.0 BORLAND INTERNATIONAL,INC
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【 第 1章 】WTERM と、その基本コンセプト
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はじめに、通信ソフトWTERM とは!!
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WTERM とは、パソコン通信上で開発、配布されているフリーソフトウェアの通
信ソフトです。
現在の主流である、WINDOWS 95や、WINDOWS NTのWindows専用通信ソフトや、
Internet関連の GUIソフトウェアとは比較にならない程ちゃちなソフトではあり
ますが、MS-DOSソフトとしては使い勝手はよいソフトになっております。
1997年現在、NEC/EPSON、富士通 FMR/TOWNS、東芝 J3100 、沖電気 IF800 用
IBM AT、AXマシンなどの、DOS/V 用等の、各機種専用版が発表されています。
開発者は、H.INOUE & TOMTOMです。二人共、趣味で始めたパソコン通信でし
たが、その道具となる通信ソフトで使い勝手のいいものがなく、試行錯誤で自作
している内に、周りの皆さんの評価、ご意見を得て、徐々に改良を加えてきて現
在に至っています。
WTERM そのものは、WWIVホストプログラムシステム内のターミナルモードを、
分離し、PC98シリーズ用ターミナルソフトウェアとして再編成したWWIVTERMが、
ベースになっています。
当初は、軽い・速い・扱いやすいの、 3拍子を目標にやってきましたが、昨今
の、機能の多様化、強力なマクロ言語等の通信付加価値装備、現代の情報化社会
に乗り遅れないようにという、制作者サイドの思惑もあり、重装備になってしま
っております。 [1000]
しかしながら全体的処理速度の向上等を目指しまして、一般通信ソフトとなん
ら変わらず、初心者からベテランの方々まで使用できる通信ソフトを目指し、が
んばってきました。WTERM が大手商用ネットルートによって、各地に配布されユ
ーザーのみなさまが増加するにあたり、当初から目指していたすばやい対応(日
刊 WTERM 的 バージョンアップ等)も、ゆっくりとバグ等の修正してからの配
布という、発表方向におちつき現状では一部の皆様の御協力を仰ぎテストにつぐ
テストで、ほぼ満足のいくものを配布できるような体制になりました。
しかしながら、なにぶん素人が作っているソフトではありますが、日頃、パソ
コン通信をする人間が開発しているため、市販ソフトとはまた別の角度から開発
/研究することができ、それがこのWTERM の特徴にもなっています。
昨今では、熱心に協力して下さる方々が増えて、色々な角度からご意見も頂き、
手軽にパソコン通信が楽しめるようなソフトになってきました。
現在、大手ネットをはじめとする全国のパソコン通信のホストに登録され、ま
た、専用の解説書の出版、コンピュータ系の雑誌等の付録付加と、現在ユーザー
数がどれくらいいるのか把握できない状況ですが、非常にたくさんの方々に使っ
て頂けるようになってきたようです。
WTERM は、パソコン通信をやりだして、だんだん好きなっていった頃の自分の
考えを参考に、ビギナーだった頃の苦労した点(疑問等)を十分考慮してつくっ
た通信ソフトです。
プログラム本体について
======================================
まず、WTERM(WTERM.EXE単体のみ)+マシン+モデム、これだけで始める事が
できる環境という物に魅力をかんじます。
よく市販ソフト等に見受けられますが、本体の他に環境データ、起動の為のプ
ログラム、各種初期データー等が必要な場合が多いと思います。これだと、ユー
ザーにとっては、どれが必要なデータで、どれが本体かも判りません。
ディスクの中身が、ごちゃごちゃしてよくわからないという混乱を避けるにも、
プログラム本体は、シンプル・イズ・ベストがいいと思いました。
WTERM は、必要なデータ類は、起動後に必要に応じて生成する方式を取ってい
ます。
また必須データは、名前を統一して(WTERM 何々.DAT)混乱を避ける方法にし
ました。
ユーザインタフェースについて
======================================
実際に使ってくだされば理解していただけると思いますが、WTERM はけっして
初心者にやさしいだけの、底の浅いソフトではありません。
ただ単に初心者にも優しいというだけでは、パソコン通信を慣れてくるに従っ
て、懇切丁寧なオンラインヘルプや、確実な手順をおこなうための間違いを避け
るための親切設計や、何度も出てくるガイド(オンラインヘルプ)等の初心者向
けのやさしさというものが、パソコン通信を馴れるになれるに従い、だんだん邪
魔になってきてしまいます。
なにか 1つの事をしたいのにキー操作が複雑になる等の弊害につながり、やさ
しい操作性というものが、初心者とビギナーでは諸刃の剣になりかねません。 [1050]
いわゆる操作性の設計コンセプトが、対象ユーザーによって矛盾してくるわけで
すね。
そこで開発する際に、使い込んでも邪魔にならないという点も重視しました。
なれない頃は、画面を開き 1つずつ選ぶ方式をとり、だんだん慣れてきたら同じ
操作をキー 1つでできるようにする等です。
それとやはり私自身に、まだまだ初心者という気持ちが強くありますので、市
販ソフトを使用していた頃、そのマニュアルを読んでも全く理解できなかった頃
のことを、今でもよく覚えています。そんな事を少しでも避けるためにも、使い
やすさに重点を置きました。
パソコンソフトの操作のように視覚的に覚えていくものを、文章ですぐ理解し
ようとしても無理だろうなと思っています。
そのポイントをなんとかしないと、通信を始める前の段階でやめてしまう人が
必ず何割か出てくると思います。
なにか楽しみをもって、ソフトを使ってもらうというコンセプトの 1つも、じ
つは、そこにあります。設定のポップアップ画面というのも、この問題を解決す
るために考え出したアイデアです。矢印キーを動かしてカラーバーを上下させた
り、現在の表示の上に新たに表示を重ねたりの表示方法は、見ていて楽しいもの
があります。
いまではウィンドウズが出て、ポップアップウィンドウなどあたりまえになり
ましたが、リリースした当時は斬新だといわれたものです。
また、パソコン通信をはじめようと思った人が最初にぶつかる壁は、インスト
ール作業を除けば、モデムの初期設定などを含めた通信ソフトのセットアップで
はないかと考えられます。
簡易版インストーラーについて
======================================
WINST.EXEという、インストーラー専用プログラムを別途用意しました。
このインストールプログラムでは以下の事が可能です。
1.WTERM 用 AUTOEXEC.BAT の書き換え/環境新規作成/モデムデータ作成
2.WTERM のモデム関連データのみ << 新規作成 >>
3.WTERM のモデム関連データのみ << 書き換え >>
それと 起動オプションで、WTERM -圧縮ファイル名 で解凍が可能です。
例 WINST -WPC980SP.LZH
WINST -圧縮ファイル名 とすると、 1を選んだ場合にWTERM 用の設定ドライブ
に解凍して移動します。なおその場合には、LHA.EXE が必要です。
拡張性について
======================================
通信をなれてきて、だんだん通信ホストのコマンド入力に飽きてきた頃から [1100]
だれしも思う自動運転。それが実現できるのは、マクロ機能です。
マクロ機能を駆使すれば、自動運転など十分できます。
ドキュメントに関して
======================================
中身は初心者の方むけの、フォーマットの開始からインストール作業一環の説
明。コマンドリファレンス的、個別解説。多種のモデム初期化データ等です。
マクロ関連に関しては、基本ドキュメントから除外し、マクロ専用ドキュメン
トという形で仕上げました。
プリントアウトすると、膨大な時間がかかりますので、ユーザーの方が使いな
れた御自分のエディターで目的を簡単に探し、その箇所にいけるタグジャンプフ
ァイル等を付けたアイデアも、フリーソフトならではの事と思います。
またプリントアウトすると、遠からず森林資源の無駄遣いの要因にも、なりま
す。できる限り最小限のプリントアウトと、エディターでの閲覧をお勧めます。
限りある森林資源の有効利用に、皆で努めましょう。
主要以外の、旧モデム機種等やバージョンアップ改定点などの記述は今回より
省きました。必要な場合は旧版ドキュメントをご覧ください。
WTERM 解説本の紹介と宣伝
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WTERM に関する本があります。 以下 簡単に紹介しておきます。
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WTERM ダブルタームSUPER版+BOOK
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出版社 : 翔泳社
書名 : WTERM ダブルタームSUPER版+BOOK
副題 : WTERM ス-パ-バ-ジョン+ブック
パソコン通信する人に贈る・・強力フリーソフトウェア
PC-9801シリーズ,DOS/V 対応
添付ディスク: 最新バージョン 3.5インチFD(1.44MB 1.25MB)付き
著者 : 井上博嗣(H.INOUE)
定価 : 2500円(本体2427円 税73円)
---------------------------------------------------
WTERM for Win Ver.1.0 BOOK (Windows版)
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出版社 : ソフトバンク
書名 : WTERM for Win Ver.1.0 BOOK
添付ディスク: WTERM for Win 製品版( 3.5インチFD 1.44MB)付き
内容 : (株)オサムの製品版(WTERM for Win)添付
著者 : 井上博嗣(H.INOUE)
定価 : 4900円(本体4757円 税143円) [1150]
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【 第 2章 】動作環境と適合音声合成機器について
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[ 必要機器 ]
PC98/EPSON [ NEC ] PC98シリーズ全般
J3100 [ 東芝 ] J3100シリーズ/DynaBOOKシリーズ
DOS/V [ DOS/V ] AX DOS/V VText 自動対応
*ATは英語表記版を使用して下さい。
FMR/FM-TOWNS [ 富士通 ] FMR50/70/80・FM-TOWNS
IF-800 [ OKI ] If-800-RX/EXシリーズ
Windows 95/NT/3.1 MS-DOSボックス
上記機種でチャイルドプロセスや、エディターの起動を行うには搭載メモリ
ーは、 640KBが望まれます。
PC98シリーズでは、スクロールバッファーをGRAMにとれば 実行必要メモ [1300]
リーは、64から32KB(スクロールバッファー領域分)減ります。
リその他の機種につきましては、EMS 領域にスクロールバッファーを確保す
れば、上記同様に必要メモリーが少なくてすみます。
[ 使用可能音声合成機器 PC98/EPSON FMR /FM-TOWNSに関して ]
1.DOS-READER (テクノメイトKK)
2.音次郎2代目 (マイクロニクスKK)
3.やまびこ (言語工学研究所)
4.AVM-10 (アスキー/富士通)
5.FM-TOLK (富士通系マシン用)
===============================================================================
【 第 3章 】WTERM のインストール [1200]
===============================================================================
[ WTERM のインストール準備 ]
通信ソフトとは、キーボードから入力した文字や、ファイルをモデムという
機械を経由して相手側ホストへ送信したり、ホストからのデータをパソコンの
画面に表示したり、またファイル転送などの手段をもって作成ファイルを転送
する機能を持っています。
また通常の場合、相手側ホストとは普通電話回線でつなぐため、自動ダイヤ
ルする機能や、ソフトによっては通信手順を覚えさせて、自動で会議室をダウ
ンロードするオートパイロット(マクロ)と呼ぶ自動運転機能を持つものもあ
ります。
それに、通信する為には、文字を音のデータに変換するモデムと呼ぶ装置を
使いますが、このモデムの制御も通信ソフトが行ないます。
またWTERM は、マクロ言語をサポートしていますので、受信メールのダウン
ロード、登録会議室の未読処理、メールや会議室発言の送信が自動で行なえま
す。
マクロがサポートされていないために、自動運転ができない通信ソフトをご
使用の方はぜひ使ってみて下さい。また、実際に使ってみえる方々のさまざま
な御要望にも、前向きに応え市販ソフトには無い使いやすさがあります。
このドキュメントを読まれる前にすでに、MS-DOSの知識をもちあわせての事
を思いますが、まったく初心者の方にも御利用いただけるターミナルソフトWT
ERM を目指していますので、以下にMS-DOS関連で必要になると思われる用語を
以下に挙げておきますので、わからない用語がある人はMS-DOS添付のマニュア
ルや、解説書で勉強してみて下さい。
・ディレクトリー(DIRECTORY)
・コンフィグシス(CONFIG.SYS) (Win環境は、CONFIG.NT or CONFIG.DOS)
・バッチファイル(BAT)
・初期起動バッチ(AUTOEXEC.BAT)(Win環境は、AUTOEXEC.NT or AUTOEXEC.DOS)
・環境変数
・パス(PATH)
他にWTERM を使う上であった方がいい物が幾つかあります。
まずはログファイル等を編集するためのエディターです。
WTERM は「まいとーく」や「CCT98 」と異なりエディターの機能を内蔵してい
ません。その代わりにユーザーの指定した外部のエディタを起動するようにな
っています。市販のエディターでは「Vz」や「MIFES 」辺りが代表選手ですが、
もちろん公開ソフトウェアのエディターも使えます。Windows環境であれば、
ワードパッド等が使えます。
つぎに幾つかのファイル転送プロトコルを実現するための実行ファイルです。
WTERM はかなりのファイル転送プロトコルを自前で持っていますが、無い物も
あります。NIFTY-Serve やCompuServeで使われている「Bplus 」というプロト
コルや、PC-VANで使われる「QuickVAN」、草の根BBSや、TTY通信等で広く使わ
れている「ZMODEM」があります。これらのファイル転送プロトコルを使うため
には別のプログラムが必要です。 [1250]
WTERM ではそれぞれ、(SUPER 版を除く)
・Bplusは、 BP.EXE or BPL.EXE
・QuickVANは、 QV.EXE
・ZMODEMは、 ZM.EXE ZMIBM.EXE
の使用を推奨しています。
但 SUPER 版には、BPLUS 送受信機能、ZMODEM送信受信機能、MLINK 送受信機
能、TRANSIT 送信機能、が組み込まれていますので別途用意する必要はありま
せん。
次に各種設定の方法についての説明に入ります。
使用している本体の違いやモデムの違いによって異なるわけですが、本体の違
いについてはそれほど気にする必要はないと思われます。
現在では、フロッピーにインストールする場合はまず考えられないので一般的
なインストールの説明を明記します。
インストールと言うといかにも難しそうですが、要は
1.整理がつくようにディスクにサブディレクトリーを適当に作ります。
2.作ったサブディレクトリーに、ファイルをコピーします。
3.コピーが済んだら「CONFIG.SYS」や「AUTOEXEC.BAT」という必要なファイ
ルをエディターで作ります。
※Windows環境のDOS窓で動かす場合は後述します。
と、この 3点が必要です。
サブディレクトリーの作成やファイルのコピーは、ファイル管理ソフトウェア
や、エクスプローラを使えばそれほど面倒ではないと思います。
また CONFIG.SYS や AUTOEXEC.BAT の作成もMS-DOS添付のエディタや、Windows
のノートパッドが使える人は簡単に出来ます。
[ WTERM のインストール ]
+-[[ ご案内 ]]---------------------------------------------------------+
| WTERM 用インストールプログラム WINST.EXE を使用して |
| モデムデータ等を変更したり、インストール作業をする場合には、この |
| 章の配置例などだけを読んで、あとは読み飛ばしても結構です。 |
+----------------------------------------------------------------------+
--------------------------------------------------------------------------
[ 各種DATA等の格納場所の作成 ]
--------------------------------------------------------------------------
・WTERM の本体等が入る \WTERM
・WTERM のデータ等が入る \WTERMの下に\DATA [1300]
・WTERM から呼び出されるプログラムが入る \WTERMの下に\TOOL
・WTERM から呼び出されるマクロが入る \WTERMの下に\MACRO
・WTERM で出来た通信ログを格納する \WTERMの下に\LOG
・WTERM からファイル等を送信する \WTERMの下にUPLOAD
・WTERM でファイル等を受信する \WTERMの下にDOWNLOAD
という 7つのサブディレクトリーを作ります。
ディレクトリは、MS-DOSプロンプトから、
C:\>MD WTERM リターン
C:\>CD WTERM リターン
C:\WTERM>MD DATA リターン
もしくは、
エクスプローラで、「新しいフォルダー」の作成を選択します。
ファイル管理ユーティリティー等をお使いの方は、マニュアルを読んでサブデ
ィレクトリの作成方法をお調べ下さい。アップロードするファイルを格納する
ディレクトリーはテキストかバイナリかで 2つに分ける事も考えられますし、
実際WTERM では両者を区別していますが、普通の人はあまり頻繁にアップロー
ドをする事はないでしょうから、ここでは 1つにまとめています。
上記の操作をすると、後述のようなディレクトリー構成になるはずです。
--------------------------------------------------------------------------
[ ファイルのコピー ]
--------------------------------------------------------------------------
まず、「WTERM」というサブディレクトリーに、実行ファイルであるWTERM.EXE
をコピーします。通常は、これのみコピーします。WTERM.DOC/WMACRO.DOC に
関しては、直接通信に必要な物ではありませんから、コピーの必要はないでし
ょう。これら、ドキュメント類は他のディスクに保存しておけば十分です。
また、テキストにあるマクロファイル(拡張子が「.MAC」のもの)は「MACRO」
に拡張子が「.DAT」のファイルはWTERM を最初に起動したときに作られる物で
すから心配ありません。
「WTERM.TEL」等のデータは、通信を実際にした以降に作成しますので無いから
と、心配する必要はありません。
次はWTERM から使用する外部コマンドを「WTERM」というサブディレクトリに、
コピーします。これまで必要だと説明した物でこのサブディレクトリにコピー
する物を以下に挙げます。
・エディター(MIFES VZ NEED SE3 等)
・ファイル転送プロトコル用外部コマンド
BP.EXE/BPL.EXE/ZM.EXE/ZMIBM.EXE/QV.EXE/
--------------------------------------------------------------------------
[ ファイルの配置例 ]
--------------------------------------------------------------------------
ハードディスクの場合(HD)[PC98シリーズでMS-DOS しか入っていない場合][1350]
-----------------------------------------------------------------------
A:\-------|- IO .SYS (通常は見えません)
|- MSDOS .SYS (通常は見えません)
|- COMMAND.COM
|- CONFIG.SYS +内容下記参照
|- AUTOEXEC.BAT +内容下記参照
A:\WTERM {ディレクトリー 本体用 }
|- WTERM.EXE { WTERM 本体 }
|- WTERM.DOC { WTERM ドキュメント }
|- WMACRO.DOC { WTERM MACRO ドキュメント}
|- BPL.EXE {+ B Plusプロトコル用 }*任意
|- QV.EXE {+ Quick-Vanプロトコル用 }*任意
|- ZM.EXE {+ ZMODEMプロトコル用 }*任意
|- MIFES.EXE {+ 市販エデイタ MIFES本体 }*任意
|---\ DATA {データ格納用 }
| |- WTERMN.DAT {* WTERM番号データーファイル }
| |- WTERM5A.DAT {* WTERM環境データーファイル }
| |- WTERM5B.DAT {* WTERM送出文字列データー}
| |- WTERM.TEL {* 料金ファイル }
|---\ MACRO {ディレクトリー マクロ用 }
| |- CATWWIV.MAC { マクロサンプル }
| |- 107WWIV.MAC { マクロサンプル }
| |- TCWWIV.MAC { マクロサンプル }
|---\ LOG {ディレクトリー ログ格納用 }
| |- NIF0620.LOG {* ログファイル NIFTY }
| |- VAN0620.LOG {* ログファイル PC-VAN }
|---\ UPLOAD { ディレクトリー UPLOAD FILE }
| |- UPBIN.LZH {* UPLOAD FILE }
|---\ DOWNLOAD{ディレクトリーDOWNLOAD FILE }
| |- WTDC400.LZH {* DOWNLOAD FILE }
| |- WINST.LZH {* DOWNLOAD FILE }
ハードディスクの場合(HD)[ATマシンで、Win95が入ってる場合]
-----------------------------------------------------------------------
C:\-------|- IO .DOS (通常は見えません)
|- MSDOS .DOS (通常は見えません)
|- MSDOS .SYS (通常は見えません)
|- COMMAND.DOS
|- CONFIG.SYS +内容下記参照
|- CONFIG.DOS +内容下記参照
|- AUTOEXEC.BAT +内容下記参照
|- AUTOEXEC.DOS +内容下記参照
C:\ WTERM {ディレクトリー 本体用 }
以上上記と同じ
ハードディスクの場合(HD)[NT 4.0 マシンが入ってる場合]
-------------------------------------------------------------------- [1400]
C:\Winnt\System32\
|- CONFIG.NT +内容下記参照
|- AUTOEXEC.NT +内容下記参照
C:\ WTERM {ディレクトリー 本体用 }
以上上記と同じ
注意 * 印はインストール時にはありません。あとからWTERM が作成します。
ディレクトリーとかいてある所は、カレントディレクトリより、MD **
**(上記例 MD WTERM )とします。
そこへ移動する場合は、CD *** (上記例 CD \WTERM)とします。
文中のMIFES は(株)メガソフト発売の市販エディターで同社の登録商標で
す。
Vz は(株)ビレッジ・センター発売の市販エディタで、同社の登
録商標です。
--------------------------------------------------------------------------
[ 起動バッチと環境設定 ]
--------------------------------------------------------------------------
次にAUTOEXEC.BAT or AUTOEXEC.DOS or AUTOEXEC.NTの説明です。
次の例を御覧下さい。
+-[[ ご案内 ]]-------------------------------------------------------+
| WTERM 用 インストールプログラム WINST.EXE で自動的に |
| 書き換えることは可能です。(AUTOEXEC.BATのみ) |
+----------------------------------------------------------------------+
AUTOEXEC.BAT or AUTOEXEC.DOS or AUTOEXEC.NT 追加内容例
PATH A:\;A:\WTERM;A:\TOOL; REM PATHの設定 必要です
^^^^^^^^
SET WTERM=A:\WTERM\DATA\WTERM5A.DAT REM 環境変数セット 必要です
SET TZ=JST-9 REM ZM.EXE使用の際使用 必要です
1行目は外部コマンドを探すパスの指定です。 次の行はWTERM のデータファイ
ルのある場所を指定するための環境変数を設定しています。 次行は、ZMODEMと
いうファイル転送プロトコルを使うために必要な環境変数の設定です。
解説 環境変数 WTERM が存在すれば、そこからWTERM5A.DATをよみます。
以上長々と説明してきましたが、結局やっている事は最初に述べたように
1.整理がつくように、ディスクにサブディレクトリーを適当に作成します。
2.作成したサブディレクトリーに、ファイルをコピーします。 [1450]
3.コピーが済んだら「CONFIG.SYS」や「AUTOEXEC.BAT」といった必要な
ファイルをエディターで作ります。
という 3点だけです。
では、これでインストール作業は完了です、次はWTERM を起動してモデム関係
の環境設定を行います。
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【 第 4章 】 起動オプションパラメーターと、無人運転
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[ 起動オプションパラメーター ]
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WTERM を起動する場合、以下のオプションが指定できます。
指定方法:
・起動オプションの詳細
-?
機能:指定パラメータ一覧表示を出します。
例 :WTERM -?
-An n = 1-60
機能:自動ダイヤル(指定番号のみアクセス)
例 :WTERM -A5
結果:登録 5番目をアクセスします。
付加:-An が、+An の場合は、アクセス終了後WTERM を終了します。
-Nn n = 1-60
機能:自動ダイヤル(最初から n個アクセス)
例 :WTERM -N5
結果:登録 1番目から 5番目までアクセスします。
付加:-Nn が +Nnの場合は、アクセス終了後WTERM を終了します。
-Gn n = A-T
機能:自動ダイヤル(指定グループアクセス) [1500]
例 :WTERM -GA
結果:グループ選択 Aのホストにアクセスします。
グループ内の 1つでも接続すれば、そこで終了致します。
付加:-Gn が +Gnの場合は、グループ指定ホストの 1つを、アクセス終了
後に、WTERM を終了します。
=Gn n = A-T
機能:自動ダイヤル(指定グループアクセス)
例 :WTERM =GA
結果:グループ選択 Aのホストにアクセスします。
グループ内のホストを巡回アクセスして、全部の設定ホストに続
するまでアクセスし、そこで終了致します。
付加:=Gn が /Gnの場合は、全部のグループ指定ホストアクセス終了後、
WTERM を終了します。
-*
機能:自動ダイヤル(全登録分アクセス)
例 :WTERM -*
結果:登録してあるホストをすべてアクセスします。
付加:-* が +* の場合は、アクセス終了後、WTERM を終了します。
注意: 1つでも設定内容が不備のホストがありますとそこで、エラー表示
をして終了します。
-B (J3100 . DOS/V版)
機能:起動時、RS-232Cポートを初期化します。
例 :WTERM -B
制限:J31 DOS/V AT版のみ
-C
機能:起動時CD/DR信号をチェックせず起動します。
例 :WTERM -C
-D (DOS/V版)
機能:IBM版では、再下行を使用する
例 :WTERM -D
-D or -Dnn (nn = 29 - 31の間) (PC/EPSON版)
機能:PC98/EPSON の30行計画に対応する為に、PC98の行数を、可変させ
るものです。
起動OPの後の数字は、なければ(-D)30行、もしなにか不都合があ
れば、指定してください。
例 :WTERM -D/-D29/-D30/-D31
-E
機能:データエリアにEMS 領域を使用しません。
通常はEMS 領域があれば 1ページをデータエリアで確保します。
例 :WTERM -E
-Ffile_name
機能:F以降の指定ファイル名を、番号データとしてを読みます。 [1550]
例 :WTERM -FWTN2.DAT
結果:WTN2.DAT という名前の、ナンバースデータを読みます。
-Hn
機能:回線切断監視時間設定オプションです。
-Hnnで、nnに秒数を指定すると、CD信号が連続nn秒オフの場合、WT
ERM は回線が切れたと認識します(初期値 1秒)回線切断に時間が
かかるタイプのモデムを使用の際、ご利用ください。
例 :WTERM -Hn nは秒数
結果:WTERM -H5 (回線切断監視時間を 5秒にします)
-I
機能:内線発信時にATコマンドに、"X3"を追加しません。
注意:内線発信時においては、通常は強制的に"X3"を追加します。
DOS/V版は
機能:内線発信時にATコマンドに、"X1"を追加しない。
注意:通常は強制的に"X1"を追加します。
-J
機能:PASSWORD入力時/表示時に、マスク表示しない。
通常は、保持の為 XXXXXXXXX と表示されています。
例 :WTERM -J
-K
機能:キークリック音を発生させる。
例 :WTERM -K
注意:FMR シリーズのみ
-Ln nはRS-232C-CHANNEL No
機能:起動時、RS-232C-CHANNEL を任意に選択します。
例 :WTERM -L1
-M3 or -M4 (PC/EPSON版のみ)
機能:内部でカラーアトリビュートのチェックをしていますが、組み合せ
の一部でカラーバーがでない等の弊害があります。
例 :WTERM -M3 : NEC MSDOS アトリビュート強制(3.3B以前)
:WTERM -M4 : NEC MSDOS アトリビュート強制(3.3C以降)
制限:PC98/EPSON版のみ
-O起動時間
機能:起動時間の指定です。
-O起動時間は、24時間表記です。(-O00:00 から -O23:59)
例 :WTERM -O10:00
結果:午前10時になるとWTERM がプログラム実行しはじめます。
注意:それまでは、画面焼き付き防止処理で、起動時間+現在時刻の表示
をします。
-P
機能:CTRL+↑↓ で、スクロール/CTRL+ ←で、CUT and ペースト [1600]
主に、FM-TALK との共用の為の処置
例 :WTERM -P
注意:FMR シリーズのみ(FM-TALK でない場合は使用不可です)
-Q
機能:QV.EXE使用の際のウインドサイズを、DOWNLOADでは、15から30にし
ます。QV -n オプションを付加します。
例 :WTERM -Q
-Rn n = 300 /1200/2400/4800/9600/19200/20800/38400/41600/57600
62400/115200/230400
機能:リバースケーブルで接続する場合使用します。
例 :WTERM -R9600
結果:Rのあとの指定通信速度で接続します。
注意:双方のマシンの速度を合わせて下さい。
-S
機能:SHIFTキーを押した場合に、裏ファンクション表示をしない。
例 :WTERM -S
-T
機能:WTERM のオープニングタイトルを表示せずに、起動します。
例 :WTERM -T
-Unn
機能:内線発信する際、 0発信の 0を、 0以外の指定数字に置き換える。
nn=1-99
例 :WTERM -U9
結果 内線から外線に接続する場合に9を使います。
-Vnnnn
機能:モデムをAUTOモードで起動時、モデムを認識しない等のメッセージ
が表示される場合、nnnnミリ秒だけ認識を遅らせます。
WAIT nnnn=1000-32000 1000 = 1秒
例 :WTERM -V2000
結果 2秒ほどモデム接続判定を遅らせます。
-Wnnn
機能:スクリーンセイバーする場合、時間(分数)を指定します。
0はしないです。指定分数以上なにもしないと、スクリーンセイバ
ー機能が働きます。
例 :WTERM -W0
結果:スクリーンセイバー機能を利用しない。
例 :WTERM -W15
結果:15分なにもしないとスクリーンセイバー機能が働きます。
-Wnnn(文字
機能:スクリーンセイバーする場合、時間(分数)を指定します。
0はしないです。指定分数以上なにもしないと、スクリーンセイバ
ー機能が働きます。 [1650]
( 以降のメッセージを、スクリーンセイバー時に画面に表示します。
最大全角文字15文字分(半角30文字)までです。
また分数入力と、ペアで入力してください。-W(文字列 だけで
は、スクリーンセイバー機能は動作しません。
例 :WTERM -W15(WTERM 通信待機中です
結果:15分なにもしないとスクリーンセイバー機能が働きます。その際に
画面に、WTERM 通信待機中ですという文字でスクリーンセイバーを
おこないます。
-X
機能:WTERM.EXE 自身を調査分析して結果を画面に表示します。
ウイルス感染の疑いやWTERM の偽物のチェックです。
例 :WTERM -X
-X1
機能:WTERM の各種設定ドライブの確認をします。
例 :WTERM -X1
結果:F7-5の1、2、3、4、6 の設定ドライブの存在を確認して、結果を画
面に表示します。なお存在しないドライブやディレクトリーの場合
には、その旨を表示します。
-Y
機能:モデム初期化前に、RS-232C モードを変更する(通常は接続後)
一部のモデムで発生する、RS-232C モード変更時におけるダイヤル
前のモード切り替えは受け付けない場合があります。
その場合は、このオプションで起動してください。
例 :WTERM -Y
-~ or -_
機能:常に通信をしているように見せかけ使用します。
(CD信号を、常時ONと認識させています。
例 :WTERM -~
付加:マクロのディバック等で使用すると便利です。
-_ or -_macro_filename
機能:マクロ直接実行等に使用します。
-_以降にマクロ名を指定した場合、起動直後そのマクロを実行しま
す。
注意 マクロ命令で、実際に通信中でなければ有効にならない命令が多く
あります。
TA(ターミナルアダプター)等で、ダイヤルせず接続したい場合な
ど有効かもしれません。
例 :WTERM -_
結果 WTERMが起動します。CD常時ONとみなして起動します。
例 :WTERM -_TEST.MAC
結果 MACRODIRのTEST.MACを実行します。
[1700]
例 :WTERM -_TEST.MAC$START
結果 MACRODIRの、TEST.MACのラベル[START]から実行開始します。
付加:マクロのディバック等で使用すると便利です。
-#n
機能:Flying-XMODEM の際、送信要求先送り回数を指定します。
制限:n は、1-8 の間です。ディフォルトは 4です。
例 :WTERM -#6
結果:Flying-XMODEM の際、受信側でのXMODEMのエラーチェックを省き、
次の転送ブロックを送る要求の先送り回数を、 6回とします。
-2
機能:NIFTY-Serveの、GOコマンドを見たりHELPを見たりします。
例 :WTERM -2
制限:NF版(NF版のみです)
-5
機能:起動時に、F5のダイヤル画面表示に行きます。
例 :WTERM -5
結果:起動した直後にダイヤル選択画面(F5)が表示します。
-ロログファイル名
機能:起動直後のログファイル名のみ変更します。
ディフォルトは、年月日.LOGです。
制限:F5からダイヤルするまで、もしくは、SHIFT+F10 でログ名を切り換
えるまで有効です。
-リ or -リ1
機能:接続試験用フラグです。同一回線で、送信テストや、話中テストを
している場合、話中制限がかかるので回避するためのテスト用オプ
ションです。
リダイヤル規制回避にもつながりかねませんので、回線エミュレー
ターでのオフラインテスト時以外は使用しないでください。
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[ WTERM で無人運転 ]
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WTERM には、時間指定アクセス開始オプションがあります。
起動する場合にオプションパラメーターを追加します。
WTERM -O起動時間
-O起動時間は24時間表記です。(-O00:00 から -O23:59)
例 WTERM -O10:00
午前10時になると、WTERM がプログラム実行しはじめます。
[1750]
しかしこれだけでは、起動するだけです。
例 WTERM -O10:00 -GA とか
WTERM -O10:00 -A1
WTERM +O10:00 +A1 (+ OPは 終了後WTERM を終了します)
とアクセスするホストも一緒にかかなければ駄目です。
さて、これで実行するとWTERM は画面を消去します。
ファンクションの表示も消します。[*1]
これは、起動時の画面で止まっていると画面の焼き付きを起こす可能性があ
るのです。
画面に [ WTERM Start time to 指定時刻 < 現在時刻 > ] と、ランダムな
位置に表示します。(スクリーンセーバー機能)
これで不在でも、WTERM がアクセスを代行してくれることでしょう。
起動したのちは
WTERM を自動起動して、接続する方法がご理解してもらえたと思います。
しかしこれだけでは駄目です。接続しただけでは、それ以降なにもしません
ので、タイムアウトでホスト側から切断されるのを待つしかないのです。
ここで今度でてくる問題は、各ホストへ接続した後はどうすればよいか、
という問題にぶつかりました。
対策は、マクロを使用しての自動運転をする事で、解決致します。接続ホス
トごとに違ったマクロを用意しなければなりません。マクロについての詳細
は、別途マクロドキュメント(WMACRO.DOC)を参照ください。
さてこれで、自動的にWTERM を起動して終了する方法がご理解いただけたもの
と思います。
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【 第 5章 】リバースケーブル接続について
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リバースケーブル等を利用して、マシンとマシン間(例 PC98 - PC98 )で、フ
ァイル転送等をおこなう際は、起動時に双方を
WTERM -R [1800]
または、
WTERM -R通信速度 ( -R19200 )
で起動してください。ただし、このモードの際は、ダイヤルはできません。
双方のボーレートは
5/10/20MHzは 38400 bps 以外は 9600 bps MAXです。
CPU クロックが、10MHZ、20MHZの機種は、38400BPS迄可能ですが、それ以外のク
ロックは、9600BPS しかできません。
但 EPSON の12MHzマシンや、 PC286 VS(16MHz )などは、38400BPSが可能です。
ファイル送信は
YMODEM/ZMODEMでしたら、WTERM にも標準に装備してありますので有効な手段
ではないかと思います。
その場合は送信側をあらかじめ送信状態にしておいてから、受信側を受信にし
てください。
また、ZMODEMを利用すれば 送り側を送信にして送れば、受信側は自動受信を
致します。ZMODEM以外のプロトコル使用の場合の注意として、必ず送信側を送
信にしてから受信を押してください。
ROLL/UP には、ZMODEM送信 ROLL/DOWN には、ZMODEM受信が割り当てられます。
FMR /IF版には、MLINK が割当られております。
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【 第 6章 】 モデム設定
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[ 文字化けと、それを防ぐMNP/V42/V32/V34モデム ]
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パソコン通信の黎明期より通信をしている方だと思いだすのが文字化けで、
300bpsや1200bps が全盛期の当時は、エラーフリー手順もなく、文字化け文字
落ちはあたりまえで、発生しないとラッキーという時代がありました。
文字化けの原因は、電話回線上での雑音(ノイズ)や音の強弱や、RS-232C ケ
ーブルにノイズがのる(RS-232C ケーブル等の近くにノイズ発生源ある場合な
ど)時など、正しいデータが相手側伝わらない時に発生します。
例えば、私達が電話で話をしている時は、聞きにくい時は大きな声で話したり、
再度同じ事を話してもらったり、またこちらから確認したりします。しかし、
コンピュータ同士の通信では、普通にデータを送っている状態で、受け取った
データに間違いがあっても、間違いが検出できないのです(単純にいえば、送[1850]
りっぱなしの状態です)。それでデータを送るときに、受取側のモデムが受け
取ったデータが正しいか否かを自動的にチェックできる様なシステムを取る事
が考えられました。
MNP(*注 1)というのは、この様なチェックやチェックコードコ-ドの付加を「
モデムが自動的に」行う方式をいいます。MNP 通信を行うには、自分のモデム
が、MNP 機能を持っている事と、相手側のモデムも、当然MNP 機能を持ってい
ることが必要になります。
一般的に市販されているモデムは、すべてエラー訂正機能を持っています。
また大手商用ネット(NIFTY-Serve /PC-VAN/アスキー/MIX 等)も、MNP が
使用できる回線が、ほぼ100%ですので、MNP 付きモデムを購入すれば、データ
化けの無い快適な通信ができます。これからモデムを買おうとしている方は、
今後の事を考えて今後当面の主流であろう28800BPSのモデムの購入をお勧めし
ます。事実、個人運営の大手商用ネットでも現在V.34bisのアクセスポイント
も多くなりました。
あと文字化けの原因として古いマシンでは、SMARTDRVや EMSドライバーと干渉
している可能性があります。
特に富士通製のMS-DOSに添付されるEMS.SYS/EMM386.SYS/EMM.SYS等は完全にお
かしくなる恐れがあります。この場合は、一時的に、
WTERM -E (DATAをEMS領域で使用しない)
というオプションの使用で回避できる場合があります。
FM-TOWNSの場合は下記のソフトを併用すると回避できる場合もあります。
FM-TOWNSの場合 NIFTY-Serve GO FTOWNS1[FMTOWNS FORUM 1 (基本編)]
LIB 6 #72 MXCON.LZH (C)MIYAZAKI (Nanno-NET sysop)
WTERM+EMSで文字落ちさせないコンソール
FM-TOWNSの場合 NIFTY-Serve GO FTOWNS2[FMTOWNS FORUM 2 (応用編)]
LIB 4 #403 TWFIFO.LZH (C)脇谷 勝(まちる)
FM-TOWNS II Model MX/MA/ME以降の機種用 FIFO機能制御TSR
注 1 用語 MNP
MNP = Microcom Network Protocol の略です。これは米国のマイクロコム社
が開発・提唱した規格です。IBM に採用された事からモデム業界では主流規
格になりました。他にはITU-T (国際電信電話諮問委員会)勧告もあります。
この規格のすぐれた所はモデム間同士で、エラーの発生防止をはかり、クラ
ス別では個別にデータ圧縮等も可能で、現在ではMNP 3-10ぐらいまでが発売
されており、クラスは下位互換が保たれてます。現在日本で発売されている
モデムの大半が、MNP クラス 5規格です。MNP には、クラス 4や 5という分
け方がありますが、以下を参考にしてみてください。
クラス 1~10の解説は旧ドキュメントに記述してあります。
[ モデムの設定の前に ]
------------------------------------
いよいよWTERM を実際に起動して、モデム関係部分の設定を行います。
モデムの方はモデム本体のディップスイッチだけと考えて、モデムコマンド [1900]
による各種の設定は、WTERM の設定の 1つと考える事にします。
モデムはヘイズ互換モデム(ATコマンドモデム)をここでは想定します。
これはモデムの初期化コードの所で関わってきますが、基本的な説明はともか
く、それ以外の所はメーカーによってATコマンド体系に互換性がありませんか
ら、どの点に注意して設定すればいいかというところまでに説明をとどめます。
個々のモデムについて具体的な例が欲しいという方は巻末資料に、設定例が集
められていますからそれを参照して下さい。
しかし、できれば一度モデムの説明書を開いて挑戦なさる事を勧めます。設
定例を見るのは答合わせのつもりで見るのがいいと思います。一度やっておく
と案外簡単だという事がわかると思っています。一部の機種ではV25bisコマン
ドしかサポートしていないモデム(例:初期のNEC 純正ノート内蔵用)があり
ますが、基本はATコマンドと同じですのでがんばって下さい。
※最近の、28800/33300bpsモデムは何もする必要はありません。
[ モデムのディップスイッチ ]
------------------------------------
+-[[ ご案内 ]]-------------------------------------------------------+
| WTERM 用インストールプログラム WINST.EXEを使用して |
| モデムデータ等を変更したり、インストール作業をする場合にはこの |
| 章は読み飛ばしても結構です。 |
+--------------------------------------------------------------------+
これはメーカーによって、モデムの機種によって異なるので具体的な説明は
残念ながらできません。ただ、DIP スイッチの設定は、ATコマンドか、V25bis
コマンドか、といった非常に基本的な物以外は、 DIPスイッチの設定よりもコ
マンドによる指定の方が優先されるようになっているものがほとんどですので、
あまり気にする必要も無いとも言えます。
以下に挙げるのは、DIP スイッチに、この様な設定項目があった場合、以下の
を参考に設定した方がよいという例です。ここでは、一般的2400bps のMNP モ
デムを想定しています。
上記の通り、ほとんどの項目はモデムコマンドによって設定できますのであま
り深刻にならないでやってみて下さい。
・モデムのコマンド体系 [ ATコマンド ]
・通信規格 [ ITU-T 規格 ]
・選択信号(ダイヤル 方式)[ 回線によってパルスかトーンを選択 ]
・コマンドエコー [ コマンドエコーを返す ]
・リザルトコード [ リザルトコードを返す ]
・MNPの使用の有無 [ MNPを使用する ]
・MNPの自動認識 [ 自動認識する(オートトライアブルモード ]
・MNPのフロー制御 [ RS/CS信号による(ハードフロー制御) ]
・CD/DR信号 [ キャリア検出時にオン ]
・ER信号 [ ER信号に合わせて動作する ]
[ WTERM での、モデム関係の設定 ] [1950]
------------------------------------
+-[[ ご案内 ]]-------------------------------------------------------+
| WTERM 用インストールプログラム WINST.EXEを使用して |
| モデムデータ等を変更したり、インストール作業をする場合にはこの |
| 章は読み飛ばしても結構です。 |
+--------------------------------------------------------------------+
いよいよWTERM を実際に起動します。
WTERM はモデムの電源が、オフだと通信はできませんが、WTERM の各種の設定
のためだけなら電源は、オフでも構いません。(警告のメッセージは出ます)
WTERM をインストールしたシステムディスクを、フロッピードライブに入れて
リセットすれば、自動的にWTERM が立ち上がるはずです。
WTERM と大きく表示されましたか?その後すぐに
「警告 WTERMN.DATが見つかりません」
「ファイルを作成しますか(Yes/No)」
と、聞いてきたはずです。今回が最初の起動ですから、WTERM の使用する各ネ
ットの設定やWTERM の設定を記憶しておくためにファイルを作成するわけです。
ここは「Y」 を押してファイルを作成するようにして下さい。
起動後の画面を見て下さい。ファンクションキーの表示が変わっていますね。
まず[F・7]キーの所を見て下さい。設定となっているはずです。この[F・7]キ
ーを押す事により「WTERM の基本設定メニュー」に入ります。それでは実際に
[F・7]キーを押して、設定メニューに入りましょう。
メニューを見てもらうと、MODEM 関係というところが反転表示になっています。
今回はここを選択して設定するわけです。選択するには、反転部分をカーソル
キーで移動してリターンキーを押すか、メニューの左端にある選択番号(ここ
では 1)を押すかの二通りがあります。
最初は、先に述べた方法で選べばいいでしょう。その方が感覚的に分かりやす
いと思います。ここでは、既に反転部分が選ぶべき項目に来ていますから、リ
ターンキーを押すだけでOKです。
モデム関係の設定メニューを選ぶと、メニューが表示されます。ここで、設定
に注意しなければならないのはメニュー番号の(1,2,7,B,C,D,L,M,N,O) の所
です。
他は設定を間違っていても、通信できないというものではありませんから気に
しなくても大丈夫です。また、注意する必要があると言ったところでも、かな
りの部分が初期設定(デフォルト)を、そのまま選べばいいようになっていま
すから、実際に設定するのは1,2,B,C,D のわずか 5ヶ所くらいです。
ここで設定方針を述べておきます。300/1200bpsといったモデムを使っている
人は素直に設定します。特別な事はやりません。
それに対して2400bps MNP モデム以上を使う人には、モデムを端末速度固定モ
ードという状態に設定して使うように設定方法を述べていきます。これはMNP
の能力を発揮できるようにするためと、後に行う各ホストの設定時に楽をする
ためです。
端末固定モードには、MNP で接続した時のみ端末固定にするモードと、全ての
場合において端末固定速度にするモードの 2通りがあります。ここでは全て [2000]
の接続において端末固定モードにするモードを選びます。これも後々のことを
考えてです。これの設定箇所は、モデム基本初期設定の所になります。
それでは具体的な設定について説明していきます。
項目の選択方法は、基本設定メニューで、モデム関係のメニューを選択すると
ころで述べた方法と同じです。
1.モデム最大速度bps [設定 F・7]-(1)-1
-------------------------------------
300/1200BPSのモデムを使用している人は、その速度に素直に合わせて下さ
い。2400以上のモデムを使う人は、端末速度固定モード( *注)を利用する
場合はそのスピードにあわせたほうがベストです。
(注) 端末固定の説明は後述します。
2.モデム コマンド種類 [設定 F・7]-(1)-2
-------------------------------------
ATコマンドの場合はデフォルトのままでいいのでなにもする必要はありませ
ん。V25bisの場合は変更して下さい。
3.漢字コードの種類 [設定 F・7]-(1)-9
-------------------------------------
ここはデフォルトである「シフトJIS」のままにしておきましょう。
パソコン通信では、 99%シフトJIS を使っています。NTT の電話番号検索等
で、新旧JIS を使いたい場合は、各ホストの設定でも同様の設定項目があり
ますのでそちらで設定すれば大丈夫です。
4.モデムの種類 [設定 F・7]-(1)-D
-------------------------------------
300/1200bpsモデムをお使いの方は 1番を選んで下さい。MNP が使用可能な
機種の方は、該当するところを選択します。AIWAのモデムは、機種名が出て
いるのでそれを選んでもらえればいいのですが、オムロンや NEC/エプソン
の旧型モデムを使っている人は 2番を選択して下さい。
5.ダイヤルコマンド [設定 F・7]-(1)-3
-------------------------------------
これは、お使いの回線がパルス回線か、トーン回線かによって選択して下さ
い。モデムの DIPスイッチで設定してあれば、デフォルトの設定のままで構
いません。トーンとパルスの違いですが、ダイヤルするときに「ピ・ポ・パ」
と音のするのが、トーン回線です。昔は「ボタンを押してダイヤルする方」
と説明すれば良かったのですが、現在の電話はどれもボタン式ですから、説
明するにも回りくどい説明になって困ります。
6.RS-232Cモード [設定 F・7]-(1)-M
-------------------------------------
RS-232Cキャラクター [設定 F・7]-(1)-N [2050]
-------------------------------------
RS-232C-Channel [設定 F・7]-(1)-O
-------------------------------------
起動時 ハード/ソフト フロー制御 [設定 F・7]-(1)-P
---------------------------------------------
ここは特に変更する必要はありません。拡張RS-232C ボードを使う人は「 N
のRS-232C Channel 変更」を変更する必要がありますが、ほとんどの人は、
デフォルトのままで結構です。
7.モデム基本初期設定 [設定 F・7]-(1)-D
-------------------------------------
このコマンドの意味がどういうものかぐらいは、モデムの説明書を片手に確
認するようにして下さいね。後々トラブルが発生した時にモデムコマンドの
意味がわかるかどうかは、そのトラブルの解決に要する時間に如実に反映さ
れます。できれば以下の説明を参照しながら自分の力で挑戦して欲しいと思
います。
それでは設定のポイントを列挙していきます。モデムによってコマンドに差
があるために、具体的な例は先述の通り挙げませんので、該当コマンドをモ
デムの説明書から探すようにして下さい。MNP や、端末速度固定モードに関
するコマンドは、300/1200 BPSのモデムにはありませんので注意して下さい。
ATコマンドの場合
Qn,Xn,Vn,\Gn,\Jn,\Qn,\Vn,\Xn,&Qn 等が関係してきます。
但 n は数字です。
・リザルトコードは返す
・リザルトコードは文字形式
・リザルトコードのモードは、最大限に拡張する命令を選択する
・オートリライアブルモードで接続する
・非MNP 時のモデムポートのフロー制御は行わない
・端末固定速度モードを使用する(MNP /非MNP 共)
・MNP 時のシリアルポートのフロー制御はRS/CS(RTS/CTS)で行う
・非MNP 時のシリアルポートのフロー制御はRS/CS(RTS/CTS)で行う
最後の非MNP 時のシリアルフロー制御は、XON/XOFF の片方向制御もありま
すが、とりあえずこちらを選択して下さい。
端末速度固定モードを使う利点は、 MNP時は、 MNPの能力を最大限発揮でき
るという点、 非MNP時は、 MNPモード時と設定を共通化できる点にあります。
一度設定してしまえば、後は何も考える必要はないのでがんばって下さい。
[ モデム設定における 注意 ]
------------------------------------
ダイヤルコマンドに先立ちモデムに対して送出する初期化コマンドです。そ
の他の、ダイヤル方式の設定などは、使用するモデム・電話回線にあわせて [2100]
変更・追加して下さい。
各モデムの設定が解りにくいので、代表的なモデムの例は後述します。
まず、使用するモデムのコマンドを、何を使うか選んで下さい。
NEC ・日立・OKI 製のモデムで、ATコマンドが使用できない 1部機種について
は、V.25に設定を行って下さい。
[ 使用できないモデム ]
----------------------
WTERM は、 モデムの電源がオフの場合、警告メッセージを表示し使用する事が
出来ません。起動すると直ちにターミナル画面が表示されます。
半二重のモデムはWTERM では使用できません。
また、モデムよっては、CD信号の監視ができない機種があります。その機種で
はWTERM は、以下の機能が使用できません。CD信号が検出できない場合、以下
の機能が作動しません。
・ログ記録の自動開始及び終了
・ファイル転送、料金ファイル(WTERM.TEL)等の作成
・最終アクセス日時の更新、アクセス時間の表示
・電話料金料金計算/表示等
[ 設定のポイント ]
----------------- 設 定 例
1.DR(DSR )はシーケンス・端末に従ってON/OFFされるに設定
[ ATコマンド AT&S1 ]
2.CD(DCD )は回線接続に従ってON/OFFされるに設定
[ ATコマンド AT&C1 ]
3.ER(DTR )はシーケンス・端末に従ってON/OFFされるに設定
[ ATコマンド AT&D2 ]
4.RS/CS (RTS /CTS )ハードウェアフロー制御にして下さいに設定
[ ATコマンド AT&R2 ] or [ ATコマンド AT\Q2 ]
※RS-232C の信号名は、マニュアルに、DTR をERに、DSR をDRに、RTS をRSに、
CTS をCSに、DCD をCDと、記載されている場合もあります。
◎なお設定内容は、[ ATコマンド AT&W ]で記憶させて下さい。
[ モデムの設定や動作に関する(Q&A) ]
--------------------------------------------------------------
Q.CD信号が常時ONになっています
-------------------------------------------------------------------
日本語版
【異常】[ 確認 ]CD信号が常時ONになっています [2150]
通常ATモデムの場合は AT&C1&D2&W と設定して下さい
英語版
[ CONFIRMATION ] CARRIER DETECT SIGNAL ALWAYS ON
AT MODEM -> AT&C1&D2&W OR DIP SWITCH
A.回線がつながっているかどうかは、CD信号によって判断しています。
モデムのマニュアルを見て、キャリア検出時にONになるように、設定して下
さい。上記のように表示されている場合の設定では、回線切断の判断ができ
ませんので、ログを手動で閉じる必要や WTERM.TEL への書き込みが出来な
いなどの弊害がでます。CD信号が常時ONのままですと[ F5 ]の場所に表示さ
れる、ダイヤルという表示が、接続時間もしくはログインにかわります。
もし [ F5 ] の表示が常時、00:00 であれば、今一度モデムの説明書を読み
直して、接続時CD信号がON、と設定してください。
対策例
1.AT&C1&W で、不揮発性メモリーを変更します
WTERMを起動して
ATZ [ キーボード入力 ] [ 初期化します ]
OK [ 画面表示 ]
AT&C1 [ キーボード入力 ] [ キャリア検出時のみCD信号をON ]
OK [ 画面表示 ]
AT&W [ キーボード入力 ] [ 上記設定内容を、モデムに記憶 ]
OK [ 画面表示 ]
2.モデムの、DIP-SW を変更します (ディップスイッチの場合)
Q.モデムが接続されていません
--------------------------------------------------------------------
日本語版
【異常】[ 確認 ] MODEMの接続状況 or RS-232C-Channel No
英語版
[ CONFIRMATION ] MODEM DISCONNECTED OR TURNED OFF!!
or RS-232C-CHANNEL No
A.以下の点をご確認して下さい。
1.まずメッセージ通り、モデムが接続されていないか、モデムの電源がオフ
になっているか、モデムとマシンがRS-232C ケーブルで接続されていない
かの場合は、接続してモデムの電源がはいっている事を確認してから起動
してください。
2.[F7-1]/モデム設定/RS-232C チャネルの設定を、ご確認下さい。内蔵モ
デムなのに、CANNEL 1になっていたり、その反対の場合などがあります。
3.モデムの電源がはいっていて、ケーブルも接続していて、正常である場合
には、RS-232C の初期化が追い付かない場合なども考えられます。
この場合は、設定F7-1の中の、起動時モデム送信コマンドを選んで選択 [2200]
してください。選択できるのは、設定F7-1-E/F/G/H/I/J で設定した
モデムの基本初期設定コマンドです。設定した場合、起動直後にモデムを
初期化しにいきます。これで回避できる場合があります。
[ 代表的モデムの初期化設定例 ]
-------------------------------------------------------------
AIWA
-----------
PV-A120/A1200 MARK-II = ATQ0V1E0X3
PV-A12/M12/M24 = ATQ0V1E0X4\V1
PV-2400 2400A = ATQ0V1E0X4\V1
PV-A2400MNP4 = ATQ0V1E0X4&C1&D2&S1
PV-A24B5/A24VM5 = ATQ0V1E0X4\V1
PV-A24MNP5 = ATQ0V1E0X4Y0M1&C1&D2
PV-A24V42 = ATQ0V1E0X4X4Y0\J0\A3\Q3
PV-A24V5 = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2
PV-AF24V5/F24VM5 = ATQ0V1E0X4\J0\K2\V2\Q3%C1
PV-M24VM5/M24V5/M24B5 = ATQ0V1E0X4\J0\V1L3\Q3
PV-CN24/CNF24 = ATQ0V1E0X4\J0\Q3&M7\V2&C1&D2
PV-P24/PF24 = ATQ0V1E0X4\J0\Q3\V2
PV-A96V5/A96UB5 = ATQ0V1E0X4&C1&D2&Q5&K3\J0
PV-A144B5/AF144V5 = ATQ0V1E0X4&M5\V2&Q5&K3\J0
PV-PF144/CAF144 = ATQ0V1E0X4&M5\V2%Q5&K3\J0
PV-AFV144 WN/WI = ATQ0V1E0X4\V2
PV-PF144/BF144 = ATQ0V1E0X4\V2
PV-JF144/JF288 = ATQ0V1E0X4\V1
PV-PF288/BF288/BF288M2 = ATQ0V1E0X4\V1
PV-AF288/JF280/PF288 = ATQ0V1E0X4\V1
PV-CAF2881/PV-BW2881 = ATQ0V1E0X4
EPSON
----------
SR-120AT = ATQ0V1E0X3B1
SR-120S/120MC/120PH = ATQ0V1E0X4
SR240AT/SR240S/SR240V = ATQ0V1E0X4
MX240 = ATQ0V1E0X4\V1
PCNFMC(PC-286 内蔵) = ATQ0V1E0X4\V1&Q5&K1&P2M0L1
PCAM1 = ATQ0V1E0\V2&Q5&K1&P2M0%C1
Logitec
----------------
LFM-144B/LFM-144BS = ATQ0V1E0X4
LPM-FM144/FM288/FM288BS = ATQ0V1E0X4\V1
NEC(日本電気) [2250]
-----------------
COMSTAR 1212AT = ATQ0V1E0X1&C1
COMSTARZ CULB 24/4 = ATQ0V1E0X4\V1%X0
COMSTARZ 2424/4 2424/5 /AT = ATQ0V1E0X4\V1%X0
PC9801N-06(NOTE内蔵)MNP = NWL0|FLW4|SPD0|EXI9|ERF1;3;0
PC9801N-06(NOTE内蔵)NON-MNP = NWL0|FLW4|SPD0|EXI9|ERF0;3;0
COMSTARZ MULTI 144 = ATQ0V1E0X4\V1
PC-9821Cb/Cx/Cf内蔵FAX MODEM = AT&D2&C1Q0V1E0X4
PC-98シリーズ内蔵モデムは、WTPCNドライバー関連をご覧ください。
OKI(沖電気)
---------------
PCLINK224/296 = ATQ0V1E0X4\J0\V1&E0W2
PCLINK296EX/SX = ATQ0V1E0X4\G1\Q3\V1
PCLINK144FX = ATQ0V1E0X4\V1
OMRON(オムロン株式会社)
-----------------------------
MA2814 = ATQ0V1E0X4
MD1200A/1200E/1200III/MD12FS = ATQ0V1E0X4
MD2400 A、B = ATQ0V1E0X4\V1\Q2
MD2400 F = ATQ0V1E0X4\V2\Q2&Q2&E0\G2
MD24FB5/24FB5V/24FB10V/24FC = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2
MD24FC/FD5V = ATQ0V1E0X4\J0\A3\Q2\V2
MD24FJ4/J5 = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2
MD24FL10V/24XT10V/24XL10V = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2
MD24FN4/24FN5/24FN5V/FP4 = ATQ0V1E0X4&P2L3\V1\J0\Q2
MD24FP4-II/24FP5-II = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\K2\V2%C1%E1
MD24FP5V = ATQ0V1E0X4\V2\Q2&M5&E1&L0\G0*C1C1
MD24FS/FS4/24FS5/FS7 = ATQ0V1E0X4J0\A3\G0\J0\L1\Q2\V2
MD24XCA = ATQ0V1E0X4&D2&C1
MD96FB5V/96FB5V2/96FL10V = ATQ0V1E0X4&F&M5\J0\V2
MD96FS5/96FS5V/96FS5V-II = ATQ0V1E0X4\V1\Q2
MD96FS7/96XL10V/96XT10V-W = ATQ0V1E0X4&F&M5\J0\V2
MD144FB5V/144XT10V-W = ATQ0V1E0X4&F&M5\J0\V2
ME2496P/2496P-W = ATQ0V1E0X4
ME2496PII/2496P-II-W = ATQ0V1E0X4
ME1414B/1414B-II/B-III/VB = ATQ0V1E0X4
ME1414P/1414VB-II = ATQ0V1E0X4
ME2814B/2814B-II/2814C = ATQ0V1E0X4
MT96FS5V = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2
ME2496P/2496P-W/II = ATQ0V1E0X4
ME3314/ME3314C = ATQ0V1E0X4
Panasonic
------------------
TO-700B/701H/702H/703B = ATQ0V1E0X4&M5\V2
TO-704B/705B/708B = ATQ0V1E0X4&M5\V2 [2300]
CF-JMD101 = ATQ0V1E0X4
SONY
----------------
SMD-50/50 = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V1\G0\N5&M5
技研電子株式会社
----------------
GM9624BN = ATQ0V1E0X4
東芝
---------------
J31MSG1(Dyna Book内蔵) = ATQ0V1E0X4\V1
日成電機
---------------
FM9624/FM1414 = ATQ0V1E0X4\V2\N5
FM2814 = ATQ0V1E0X4
日本IBM
---------------
PS/55note 内蔵 9600bps = ATQ0V1E0X4\J0\Q3\V1\N2&C1&D2
PCMCIA 2400bps Data Modem = ATQ0V1E0X4
PCMCIA Data/Fax Modem(24/9600)= ATQ0V1E0X4
PCMCIA Push-Pop Modem = ATQ0V1E0X4\V1
IBM Double Jack Modem = ATQ0V1E0X4&K3\N3
Data/Fax Modem 144(AT) = ATQ0V1E0X4\V1\N6
Fax/Voice Modem 144(AT) = ATQ0V1E0X4\V1\N6
IBM Mwave DSP コンボ = ATQ0V1E0X4\V1\N7*TH4S34=0
(ホストの接続状況が悪い場合)
IBM Mwave DSP コンボ = ATQ0V1E0X4\V1\N7*TH8S34=2
富士通
------
PM2400F = ATQ0V1E0X4
モデムカード(FM50MND311) = ATQ0V1E0X4\J0\A3\Q2
モデムカード2400(FM50MND314)= ATQ0V1E0X4\J0\A3\Q2\V1
FMT-MD301/MD-311G = ATQ0V1E0X4\J0\A3\Q2\V1
富士通電装
-------------
MS24FP1(MNP4/V42) = ATQ0V1E0X4\Q3\V1\J0%C0\N7
MS96FP1(MNP4/V42) = ATQ0V1E0X4\Q3\V1\J0%C0\N7 [2350]
MS288FB2 = ATQ0V1E0X4\V1
MS336FP1/336FB1 = ATQ0V1E0X4\V1
富士通東和エレクトロン
--------------------------
MD501 = ATQ0V1E0X4
アイ・オー・データ機器
----------------------
PCFM-144 = ATQ0V1E0X4\V1
DFM-288 = ATQ0V1E0X4\V1
インテグラン
-------------
通信POCO = ATQ0V1E0X4\V1\J0
通信POCO MP96 = ATQ0V1E0X4\J0\Q3\V1&D2&C1
通信POCO FAX MP1414 = ATQ0V1E0X4\J0\Q3\V2&D2&C1
サン電子(SUNTAC)
----------------
MS144AVF/144AF/144CF = ATQ0V1E0X4
MS24AVF = ATQ0V1E0X4
MS288AF/288FD = ATQ0V1E0X4
ニューテック
----------------
PC-9800 NOTE内蔵 = ATQ0V1E0X4&C1&D2
NMF144 / NMF288-34E = ATQ0V1E0X4
マイクロ総合研究所(マイクロコア)
---------------------------------
MC24PA5 = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V3%C1%E1
MC24FA5.P = ATQ0V1E0X4\J0\N5\Q2\V2%C3%E1
MC144PC = ATQ0V1E0X4
MC14400FX = ATQ0V1E0X4\J0\N5\Q2\V2%C3%E1
MC14400FXi/14400FXe/14400VX = ATQ0V1E0X4\V2
MC14400FC5 = ATQ0V1E0X4\V2
MC288XL/288XE/333XL/333XE = ATQ0V1E0X4
メガソフト
----------------
STARFAX-9624 = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2&K3%C1
STATR FAX NOTE = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2&C1&D2
STATR FAX 1414/14/14 = ATQ0V1E0X4\J0\Q2\V2&C1&D2
[2400]
メガヘルツ
----------------
XJAC144/288 = ATQ0V1E0X4W2\J0
Microcom
----------------
ハイパーポケモ = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
Ax/2400c/2424c/9624c = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
HD.plus/2400c/3296EH/9624 = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
Qx/12K/12Kt/12ktcel = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
QX/3255/3295/3296c/3296EH = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
QX/4232bis+ = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
QX/V.32c = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
ES 28.8 = ATQ0V1E0X4&C1&D2&K3
Multi Tech V32L(Multi Tech System、Inc)
-----------------------------------------------------
Multi MODEM = ATQ0V1E0X4
SCOUT
----------------
Scout ScoutPlus = ATQ0V1E0X4
USRobotics
------------------------------
HST(14400/450) = ATQ0V1E0X7
HST Dual(V32/V42BIS) = ATQ0V1E0M1&A3&B1&H1&R2&G2X7&N8
Sportster 144 FAX MODEM = ATQ0V1E1X4&A3&B1&H1&K1&M4&P
COURIER V.34 FAX V.32 bis = ATQ0V1E1X4&M5
Sportster 288 DATA/FAX MODEM = ATQ0V1E1X4&M5
ZOOM
----------------
ZOOM = ATQ0E0V1&F2B&K3W1
※古いモデム機種については、旧版ドキュメントに詳しい記述があります。
ATコマンド解説 (モデムの種類によって無効なコマンドもあります)
------------------------------------------------------------------------
AT = ATコマンドを使用することの宣言
[2450]
AT 下記コマンド n は数字 = 簡単な説明
A = アンサーモード選択
Bn = 通信規格選択 (BELL,ITU-T)
D = ダイヤル
D2 = ER信号監視:
E0 = コマンド入力時のエコーなし
E1 = コマンド入力時のエコーあり
H = 回線制御
In = HST ではステータス表示
J0 = オムロンリンク なし
L0 = スピーカの音量小さく
L1 = スピーカの音量最大
M0 = スピーカ音無
M1 = スピーカーをキャリア検出までオン
O = 通信モードに復帰
P = ダイヤルをパルス式に
Q0 = リザルトコードあり
T = ダイヤルをトーン式に
V0 = リザルトコードの表示形式 数字
V1 = リザルトコードの表示形式 文字
X3 = 接続完了時の通信速度表示あり 話中音検出
X4 = 接続完了時の通信速度表示あり トーン、話中音検出
Y0 = ブレーク信号を検出しても回線を切断しない
Z = 初期化(リセット)
+++ = エスケープ
A/ = 直前のコマンド実行
%C1 = MNP クラス 5に設定 (MNPクラス 4以下にする場合は %C0 )
%E1 = 自動リトレーニングを行う
%X0 = 回線速度を1200、2400自動選択にします
&! = 全てのステータス表示
&? = 現在のモデムのパラメーター表示
&C0 = CDを、常時ONにします
&C1 = キャリア検出で CDをONにします
&D2 = DTR ON->OFFで回線を切断
&D3 = ER OFFで回線切断し、パラメータをバックアップ値に戻す
&E0 = 通信速度表示モデムポートスピード
&F = 設定値を工場出荷値に戻します
&G = ガードトーン選択
&K1 = RS/CS フローコントロールを行う
&M0 = MNP OFF
&M4 = MNP ON
&P1 = パルスダイヤルスピードの設定(10PPS)
&P2 = パルスダイヤルスピードの設定(20PPS)
&Q5 = MNPオートリライアブルモード
&R = CT(CTS)制御
&S = DR(DSR)制御
&T = テストモード
&W = 設定値を不揮発性RAM に書き込む
&Z = 電話番号を登録します
\A3 = MNP の最大ブロック長を、256 バイトに設定 [2500]
\B = ブレーク信号送出
\D = DSR/CTS制御
\E = DATA ECHO選択
\G0 = 端末速度固定モードのモデムポートフロー制御なし
\G1 = 端末速度固定モードのモデムポートフロー制御あり
\J0 = 端末固定モードあり。通信速度自動調整
\J0 = 端末速度固定機能の設定 =設定する(常時)
\J1 = 通信速度とインターフェーススピードは等しくなります。
\J1 = 端末速度固定モード使用しない。
\J2 = MNP接続の時のみ端末速度固定モードに使用します。
\K2 = バッファーをクリアせずブレーク信号を送信
\N0 = ノーマルモード
\N1 = MNP OFF 非固定
\N2 = MNP ON 固定
\N3 = MNP自動切り替えモード (MNP オートリライアブルモード)
\O = MNP接続要求
\Q0 = MNP使用時のフロー制御方式をしない
\Q1 = MNP使用時のフロー制御方式 Xon/Xoffフロー制御
\Q2 = MNP使用時のフロー制御方式 RS/CSフロー制御
\Q3 = MNP使用時の一方向フロー制御方式 Xon/Xoffフロー制御
\R = CIホールド
\S = MODEMステータス表示
\T5 = 無通信監視タイマー=5分設定
\V1 = MNP接続時に拡張メッセージを返す(拡張リザルト )
\V2 = MNP接続の有無とクラスを表示
===============================================================================
【 第 7章 】設定全般
===============================================================================
-----------------------------------------------------------------------------
[ F・7 ] 各種設定 システム設定を行います。 [2550]
-----------------------------------------------------------------------------
スモールを除く版
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 WTERM 基本設定メニュー 、
、1|MODEM 関係 、
、2|起動ファイル登録・送出文字列 登録設定、
、3|別枠外部起動プログラム登録 [ 1 - Z ] 、
、4|送出文字列別枠設定 [ 1 - Z ] 、
、5|ディレクトリー[DATA・LOG・MACRO・転送 、
、6|スクロール・各種記録・ダイヤルリスト 、
、7|上記以外の 各種登録 、
、 ↑↓ No:1-7 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
LCR 機能搭載版は、
8.LCR機能設定 が追加されます。
-----------------------------------------------------------------
<< 1 >>[設定 F・7]-(1) [設定モデム 関係メニュー ]
-----------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 MODEM 関係 設定メニュー 書式例 、
、1| 端末最高速度(DTE) : 115200 bps |2| MODEMコマンド種類 : ATコマンド 、
、3| ダイヤルコマンド : トーンダイヤル |4| 最大リダイヤル 回数 : 150 回 、
、5| リダイヤル時 待機秒数 : 10 秒 |6| 連続ダイヤル時待機秒 : 15 秒 、
、7| 1文字送出時間 : 10 ms |8| 1行送出時間 : 0 ms 、
、9| 漢字コードの種類 : シフトJIS |A| SI/SO(シフトIN/OUT): しない 、
、B| KI/KOの2重送信 : しない |C| 内 線 発 信 : しない 、
、D| MODEMの種類 : MNP [ 下記以外の MNPモデム etc] (MNP-ON \N3 )、
、E| モデム基本初期設定 : ATQ0V1E0X4T\V1 、
、F| モデム初期設定 2 : 、
、G| モデム初期設定 3 : 、
、H| モデム初期設定 4 : 、
、I| モデム初期設定 5 : 、
、J| モデム初期設定 6 : 、
、K| 起動時初期化コマンド : 1を使用 L| 終了時初期化コマンド : 使用しない、
、M| RS-232C モード : パリティ:なし BIT:8 STOP BIT:1 (N81) 、
、N| RS-232C キャラクター : CRコード送信時: CR 送信時: CR+LF DELコード:BS 、
、O| RS-232C Channel No: 標準 RS-232C Channel 使用 、
、P| ハード/ソフト フロー制御 : 起動時 [ハードフロー OFF] ・ [ソフトフロー ON ] 、
、 ↑ ↓ No : 1-P ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
< 1 >[設定 F・7]-(1)-1 端末最高速度(DTE)
--------------------------------------------------------------- [2600]
FMR /TOWNS /IF版
300/1200/2400/4800/9600/19200(14400)/38400(28800)の、い
ずれかを番号で指定して下さい。
PC98/EPSON 版
300/1200/2400/4800/9600/19200(14400)/20800 (14400)/384
00(28800) /41600 /57600 /62400 /115200/230400 のいずれかを
番号で指定して下さい。
57600BPS以上は、RS-232C CARD専用モードです。
20800 /41600 /62400BPSの場合は、モデムが対応している他に、PC98シ
リーズの 8/16MHz のクロックでしか動作しません。
DOS/V/J3100 版
300/1200/2400/4800/9600/19200(14400)/38400(28800) /576
00 /115200/230400 のいずれかを番号で指定して下さい。
115200BPSは、保証できません。
< 2 >[設定 F・7]-(1)-2 モデムコマンド
---------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「イ
、 MODEMコマンド 、
、1| AT コマンド 、
、2| V25bis 、
、3| 音響カプラー 、
、 ↑↓ No:1-3 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「コ
通常は、ATコマンドを使用します。
< 3 >[設定 F・7]-(1)-3 ダイヤルコマンド の設定
---------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ダイヤルコマンド 、
、1| MODEM設定値 (ATD or CRN) 、
、2| トーンダイヤル (ATDT or CRNT) 、
、3| パルスダイヤル (ATDP or CRNP) 、
、4| パルスダイヤル (ATDF or CRNF) 、
、5| ダイヤルコマンド (ATDC) 、
、6| ダイヤルコマンド (ATDN) 、
、7| ダイヤルコマンド (ATDD) 、
、8| ダイヤルコマンド (ATDL) 、 [2650]
、 ↑↓ No:1-8 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「コ
ご使用お手持ちの契約回線を確認して選択してください。
モデムの、ディップスイッチで設定してあれば、デフォルトの設定のままで
構いません。トーンとパルスの違いですが、ダイヤルするときに「ピ・ポ・
パ」と音のするのが、トーン回線です。
大体は 1でよいのですが USRobostic HST などのように一部機種では、AT
コマンドの末尾に"T" をいれても、パルス発信になる場合があります。
そのような場合における対処です。V.25bis では、この設定をお勧めします。
< 4 >[設定 F・7]-(1)-4 リダイヤル回数の設定
---------------------------------------------------------------
これは相手側が話し中の場合、何回リダイヤルするかの回数です。
< 5 >[設定 F・7]-(1)-5 リダイヤル待機時間の設定
---------------------------------------------------------------
相手側が話し中の場合、何秒間隔でかけるかの秒数です。
この場合は、ダイヤルリストから 1つだけ選択した場合や、F・6のリダイヤ
ルを押した場合などで、通話中の場合に次回ダイヤルまでの待機秒数を指定
します。グループアクセスや、 2つ以上選択した際の待機秒数は、連続ダイ
ヤル時 待機秒数になります。
リダイヤルに際して
-------------------------
電気通信事業法 端末設備規則 第4章 第10条 3項より抜粋
自動再発信(応答のない相手に対して引き続いて繰り返し自動的に行こな
う発信をいう)を行う場合にあっては、その回数は 2回以内であること。
ただし、最初の発信から 3分を越えた場合または火災、盗難、その他、非
常の場合にあってはその限りではない。
< 6 >[設定 F・7]-(1)-6 連続ダイヤル時 待機秒数
---------------------------------------------------------------
この場合は、上記と違い、ダイヤルリストから 1つ以上選択した場合や、グ
ループアクセスなどの場合、相手側が話し中の場合は、次の選択したアクセ
スポイントへダイヤルするまでの待機秒数です。 1つだけ選択や、F・6での
リダイヤルの場合は、F7-1-5を設定して下さい。
マルチダイヤルや、通常アクセス終了直後に次のホストにアクセスする場合
に、ログアウト後回線を切ります。そして次にダイヤルするのですが、回 [2700]
線を切る反応が少し遅いモデムは、次ダイヤルに失敗してしまいます。
この場合、モデムの初期化の為(立上りが遅いモデム対策)少し時間を空け
ます。その場合の秒数は、この秒数に該当します。
< 7 >[設定 F・7]-(1)-7 モデムコマンド 1文字送出時間
---------------------------------------------------------------
< 8 >[設定 F・7]-(1)-8 モデムコマンド 1行送出時間
---------------------------------------------------------------
モデムの処理スピードが遅い機種の場合に設定します。
コマンド送出時間が調整出来ます(単位:ミリ秒)
1. 1文字送出時間は、コマンド 1文字を送出する時間です。
2. 1行送出時間は、文字列から次の 1行を送出するまでの時間です。
A<--->T<--->Q<--->0<--->V<--->0<--->E<--->0<----->次行..
[1] [1] [1] [1] [1] [1] [1] [2]
[1] は50、[2]は 500 ぐらいにすれば、大抵のモデムで大丈夫だと思いわ
れます。なお、普通の場合は、0msでもかまいません。
< 9 >[設定 F・7]-(1)-9 漢字コードの種類
---------------------------------------------------------------
日本のホストのほとんどは、シフトJIS ですので普通は、デフォルトのまま
で大丈夫ですが、一部のデータベースのように「新JIS 」などの漢字コード
を使っている場合は、それに合わせます。
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 漢字コードの種類 、
、1| シフトJIS 、
、2| JIS 、
、3| 旧JIS 、
、4| NEC漢字 、
、5| EUC 、
、 ↑↓ No:1-5 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
・対応した漢字コードは、以下の通りです。
KI KO コード
シフトJIS なし なし シフトJIS
JIS(新JIS)ESC $ B ESC ( J JIS
旧JIS ESC $ @ ESC ( H JIS
NEC ESC K ESC H JIS
EUC なし なし 半角英数字はそのまま。 [2750]
半角カタカナは、$8E+コードの 2バイ
トで表示
漢字は、JIS コードに $80を足す
( 2バイト共)JEF コードも同じです。
・受信処理について
JIS /旧JIS /NEC に設定している場合、受信においては、シフトJIS /
JIS/ 旧JIS /NEC が混在可能です。送信は、設定種別固定です。
また、上記コード以外にも、各種KI/KOコードが、一般に使用されていま
すので、受信時のみは、以下のすべてに対応しております。
KI : ESC $ B (新 JIS漢字の指示)
ESC $ @ (旧 JIS漢字の指示)
ESC K (NEC 漢字の指示)
KO : ESC ( J (新 JIS漢字の指示)
ESC ( B (新 JIS漢字の指示)
ESC $ J (新 JIS漢字の指示)
ESC ( H (旧 JIS漢字の指示)
ESC ( @ (旧 JIS漢字の指示)
ESC $ H (旧 JIS漢字の指示)
ESC H (NEC 漢字の指示)
< A >[設定 F・7]-(1)-A SI/SO(シフトIN/OUT)の処理
------------------------------------------------------------------
ホストの接続条件で「SI/SO制御をする」とある場合はこれを「する」に設
定します。国内のほとんどは、8bitですから通常はしないにしておきます。
しない (8bit系) する(7bit系)
データ長が、 7 bitのホストへアクセスする場合、半角カタカナ($A0-$DF)
の送受信に使用します。送受信共、SI($0F )コードで、ローマ字モード、
SO($0E) で、半角カタカナモードに移行します。
ホストの接続条件に、SI/SO(シフトIN/シフトOUT )制御あり、と記述し
てある場合に設定して下さい。
E71XS等のように、S の指定がある場合がそうです。
ホスト例 JOISなど JOIS = JISCT ONLINE Information Service
JOIS等では、HELPコマンドを押した後などは、おかしくなる場合がありま
すが、正常復帰します。これは、WTERM が一部の文字制御(EBCDIC制御)
をサポートしていない為です。
< B >[設定 F・7]-(1)-B KI/KOの二重送信
---------------------------------------------------------------
JIS /旧JIS/NEC 漢字に設定している場合のみ有効です。
回線状態が悪い場合、KI/KOコードが化けると、漢字表示がおかしくなって[2800]
しまう事があります。その回避策として、 1行送信する毎にダミーのKI/KO
コードを送信します。
ただ、無駄なデータを送りますので、普通は、"なし"を指定して下さい。
< C >[設定 F・7]-(1)-C 内線発信
---------------------------------------------------------------
内線電話より発信する場合に、"する"にします。 0をダイヤル後、 2秒間ポ
ーズします。
ョ「「「「「「「「「「「イ
、 ダイヤル休止コマンド 、
、1| 0W, 、
、2| 0, 、
、3| #W, 、
、4| #, 、
、 ↑↓ No:1-4 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「コ
もし内線発信が、 0以外の場合には、ここの 1、 2を選んでおいて、起動オ
プションで、その内線発信のダイヤル番号を指示してください。
例 外線発信が、 9の場合
WTERM -U9 -Uオプションを、ご利用下さい。
この場合には、見掛け上 0発信を選んでいますが、このオプションを付
加したことにより、電話をする場合に、 0を指定の数字に置き換えて、
ダイヤルします。
< D >[設定 F・7]-(1)-D モデムの種類選択
---------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 MODEMの種類選択 、
、 1 | NON-MNP[ MNP規格なしのモデム ] 、
、 2 | MNP [ 下記以外の MNPモデムetc] ( MNP-ON \N3 ) 、
、 3 | MNP [ HST or DUAL ] ( ATQ0V1E0X7 ) 、
、 4 | MNP [ PV-A2400MNP4 PV-M24 etc] ( MNP-ON &M4 ) 、
、 5 | [ MNP/V42/32/V34 On/Off 初期化コマンドに付加 ] 、
、 6 | MNP [ Multi MODEM ONLY ] 、
、 7 | MNP [ OMRON MD96FS5/7 ] ( MNP-ON \D1\N3 ) 、
、 8 | MNP [ PV-A24V42 LAPM ] ( MNP-ON &M5\N3 ) 、
、 ↑↓ No:1-8 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
各それぞれの、違いは各メーカーのエラーフリーコマンド(MNP 等)のオン
/オフコマンドの違いです。一般的には、 2を選んでおけば大丈夫かと [2850]
おもいます。
もし、うまくいかない場合や、接続状況がおかしい場合(MNP 接続しない・
リダイヤルしてしまう等)は、モデムの説明書の、エラーフリーコマンド
(MNP モード)の項目をみてください。MNP 自動判別が、\N3 になっている
場合は、 2を選択してください。MNP 自動判別が、&M4 になっている場合は、
4を選択してください。
また、V.42/V.42bis の圧縮モードを使用したいとか、非圧縮モードを優先
したい等の場合は、5を選択した後に、モデム初期化コマンド(設定F7-1-E
からJ )の使用される部分の末尾に、付け加えて下さい。
例 自分で入力時( 5番を選択)
修正前 ATQ0V1E0X4 ----> 修正後 ATQ0V1E0X4\N5
< E >[設定 F・7]-(1)-E モデムの基本初期設定コマンド
---------------------------------------------------------------
基本的にわからない場合は、"V1"モード(リザルトを文字で返す)にしてく
ださい。それでだいたい接続すると思います。
・リザルトコードは返す(Q0)
・ローカルエコーは無し(E0)
・リザルトコードは数字形式(V1)、単語形式(V0)のどちらでも可能です。
・リザルトコードのモードは、最大限拡張した物を選択する。
1200モデムでは、(X1)を採用し、2400MNP モデムの場合では(X4)、そ
れ以上のモデムでは、(X7)まで指定できるタイプのものもあります。
ただし、内線で使用する場合には「ダイヤルトーンの検出」をONにすると、
「回線が接続されていません」と表示され、うまくダイヤル出来ない事が
ありますので、内線使用時は、「ダイヤルトーンの検出」は、OFF にして
ください。(2400MNP モデムでは、"X3"で動く機種が多いようです)
・オートリライアブルモードで接続する
・MNP時のシリアルポートのフロー制御はRS/CS(RTS/CTS)
・非MNP時のモデムポートのフロー制御は行わない
フロー制御コマンドは、一部のメーカーで異なります。必ずRS/CS制御(
ハードフロー)にしなければなりません。
XON/XOFF 制御(ソフトフロー)しか使用できないモデムでは、フロー制
御は、OFF にしてください。ATコマンドは、\Q2 、\Q3 、\Q4 のコマンド
を使用しているメーカーが多いようです。
・端末固定速度モードを使用する
最近のモデムでは、端末固定速度を指定できるタイプがあります。この場
合は、端末固定速度設定したほうが効率よく通信する事が出来ます。
ATコマンドは、\J0 コマンドを使用しているメーカーが多いようです。
標準的なモデムの初期設定コード : ATQ0V1E0X4
ATコマンドの場合
AT**** と ATからはじまります。
V.25bis NEC コマンドモデムム・・・・・・・[設定 F・7]-(1)-2-2 [2900]
PC-9801N-06 = NWL0|FLW4|SPD0|EXI9
初期化コマンドは、上記例のように | で区切って入力してください。
ディフォルトは、SET|ECHO0 です。
各モデムごとの詳しい資料は モデム設定をご覧下さい。
また、初期化文字列を送る前にどうしても、モデム工場出荷初期状態設定に
したい(AT&F)とか、(ATZ )を送りたいとかの場合は、以下のテクニック
がつかえます。
ATQ0V1E0X4 の場合
AT&F を最初にしたい時は、 AT&F|ATQ0V1E0X4
ATZ と最初にしたい時は、 ATZ|ATQ0V1E0X4
< F >[設定 F・7]-(1)-F/J モデム初期化コマンド設定 2-6番
------------------------------------------------------------------
これは、ホスト毎に、初期設定を変更する場合が生じた場合に、その都度変
更するのが、わずらわしいので、ここで任意に、 5個迄設定ができます。
使用されない場合には、必要のないものですが、あれば大変便利です。
設定した項目の使用は、各ホストの変更(F5-M)の所で選択できます。
< K >[設定 F・7]-(1)-K 起動時モデム送信コマンド
---------------------------------------------------------------
< L >[設定 F・7]-(1)-L 終了時モデム送信コマンド
---------------------------------------------------------------
WTERM を起動した時や、終了したときに、モデムに初期化コマンドを強制的
に送信します。"AT$C1" など、一度だけ実行すればよいような、ATコマンド
を設定する場合などに利用すると便利です。
< M >[設定 F・7]-(1)-M RS-232C モード【通信モードの設定】
----------------------------------------------------------------------
ここもほとんどの場合は、デフォルト(N81)のままで大丈夫です。
但し、国外のネットワーク(例:CompuServe )など、7ビット偶数パリティ
(E71)を採用しているところはそれに合わせて設定します。
パリティ(N/E/O)N=パリティなし、E=偶数パリティ、O=奇数パリティ
これは受け側のデータが正しいかチェックする際に判断する 1つの手段です。
チェックする場合は、偶数/奇数とありますが原理はどちらも同じで 1デ [2950]
ータ( 8ビット)に含まれる 1の数を数えて、それが常時偶数の場合は偶数、奇
数の場合は、奇数になるようにデータの最後に、パリティビットを付加して
調整する方法です。普通は、パリティ無しです。
データビット長
1文字を構成するビット数の取り決めです。日本以外では、アルファベッ
トと記号と、数字だけですので、 7ビット( 128パターン)で、すべて表
現可能ですが、日本では、これにカナ文字などがあるため、 8ビットで(
256パターン) 1文字を表現します。
回線を通じてデータを送る場合は、データ内容を、 1ビットずつ順に送り
ます。そのため送り側/受け側のタイミングがずれるとまったく異質の文
字になってしまう可能性もあります。それを避ける為、データの先頭と終
りに「スタートビット」「ストップビット」を付加し、それを防ぎます。
「スタートビット」は、 1ビット固定なのですが、「ストップビット」は
使用するキャラクタ長によって、 1、1.5 、 2のうちどれかを使用します。
通常は、 1ビットです。
ファイルのダウンロード時は、あらかじめホスト設定で指定されている、フ
ァイル転送モードが、優先します。
回線接続中に、RS-232C モードを変更したい場合は、MACRO 命令中の、次の
命令 COMMODE (文字列)を有効に使用してください。
COMMODE(文字列)
用途 通信中にRS-232C モードの変更をしたい場合など有効です。
文字列は半角 3文字で指定し、それぞれの意味は以下の通りです。
回線が切れると、この設定は無効になります。
回線接続のままなら、マクロを終了しても、この設定は有効になり
ます。
使用例
COMMODE("N81")
COMMODE("E72")
解説
1文字目 パリティの指定
N:パリティなし
O:奇数パリティ
E:偶数パリティ
2文字目 ビットの指定
8: 8ビット
7: 7ビット
3文字目 ストップビットの指定
1: 1ビット
2: 2ビット
5: 1.5ビット
7BIT.MAC
COMMODE("E72") #E71にします
8BIT.MAC
COMMODE("N81") #N81に戻します
[3000]
< N >[設定 F・7]-(1)-N RS-232C 【キャラクターの設定】
-------------------------------------------------------------------
送受信キャラクタの設定です。各ホストの設定で、以下の指定が可能です。
回線接続中に、RS-232C モードを変更したい場合は、システム設定/モデ
ム設定の、RS-232C モード/RS-232C キャラクターを、変更して下さい。
送信時のCR
CR --> リターンキーが押された場合、CRコードを送信します。
CR+LF --> リターンキーが押された場合、CR+LFコード を送信します。
改行時、CRコードの他に、LFコードも必要なホストの場合の
み時のみ使用して下さい。
受信時のCR
CR --> CRコードを受信した場合、CR動作のみ行います
CR+LF --> CRコードを受信した場合、CR動作+LF動作を行います。
LFコードを返さないホストの場合、設定して下さい。
DELコード
BS --> DEL コード(0x7F)を受信した場合、BS動作を行います。
NUL --> DEL コード(0x7F)を受信した場合、なにもおこないません。
DEL --> DEL コード(0x7F)を受信した場合、DEL コードを、そのま
ま処理します。
通信中以外の場合で、DEL キーを押した場合の動作には規定
がありません。その際に、カーソルが右に移動しますが正常
です。
画像処理(NAPLPS/JPEG等)のオンラインデコーダは、DELコードが、WTERM
内部で、変換されると正常に表示されませんので、その場合には、DEL コー
ド変換を「DEL 」に指定して下さい。WTERM は、DEL コードの変換を行いま
せん。
用語
CR(キャレジリターン)
カーソルを行の先頭位置へ移動する為のコードです。
LF(ラインフィード )
カーソルを 1行下へ移動する為のコードです。
< O >[設定 F・7]-(1)-O RS-232C【通信Channelの設定】
------------------------------------------------------------------
DOS/V J3100版の場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 通信Channelの設定 、
、1|RS-232C Channel No1 COM1 、
、2|RS-232C Channel No2 COM2 、 [3050]
、3|RS-232C Channel No3 COM3 、
、4|RS-232C Channel No4 COM4 、
、5|RS-232C Server WTSER.DRV 、
、 ↑↓ No:1-5 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
FMR /TOWNS /PANACOM の場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 通信Channelの設定 、
、1|RS-232C Channel COM0 標準ポート使用 、
、2|RS-232C Channel COM1 内蔵MODEM 、
、3|RS-232C Channel COM3 、
、4|RS-232C Channel COM4 、
、5|RS-232C Channel COM5 、
、 ↑↓ No:1-5 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
IF-800/NTT BS21 の場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 通信Channelの設定 、
、1|RS-232C Channel COM0 標準ポート使用 、
、2|RS-232C Channel COM1 内蔵MODEM 、
、3|RS-232C Channel COM3 、
、 ↑↓ No:1-3 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
PC98/EPSON の場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 RS-232C Channel 、
、1|RS-232C Channel No.1 Original Port 、
、2|RS-232C Ch. 2 PIO-9032A,B/PC-9861K/MELCO IDN[INT 1] 、
、3|RS-232C Ch. 3 PIO-9032A,B/PC-9861K/MELCO IDN[INT 0] 、
、4|RS-232C Ch. 2 AIWA B98-01 [INT 1] 、
、5|RS-232C Ch. 3 AIWA B98-01 [INT 0] 、
、6|RS-232C 拡張 RS-232C BOARD WT2326.DRV [←必要] 、
、7|RS-232C 拡張 RS-232C BOARD WT2327.DRV [←必要] 、
、8|RS-232C PC98 note PCMCIA/JEIDA4 [INT 1] WTPCN .DRV [←必要] 、
、9|RS-232C PC98 note PCMCIA/JEIDA4 [INT 0] WTPCN .DRV [←必要] 、
、A|RS-232C COM 1 SUNTAC RS1 WTSUN .DRV [←必要] 、
、B|RS-232C COM 2 SUNTAC RS1 WTSUN .DRV [←必要] 、
、C|RS-232C Ch. 2 RSB-384/2000/B98-02 [INT 1] WTRSB .DRV [←必要] 、
、D|RS-232C Ch. 3 RSB-384/2000/B98-02 [INT 0] WTRSB .DRV [←必要] 、
、E|RS-232C Ch. 1 MC-RS98/16550II WTMC1 .DRV [←必要] 、
、F|RS-232C Ch. 2 MC-RS98/16550II WTMC1 .DRV [←必要] 、
、G|RS-232C Server [LAN] LANWORLD WTSER .DRV [←必要] 、
、H|RS-232C Ch. 2 Panaconic CF-JMD101 [INT 1] 、
、I|RS-232C COM 4 PC9821 Cb/Cx/Cf [INT 0] WTCM4 .DRV [←必要] 、
、J|RS-232C COM 2 (Ser.2)(Xa7以降 Xe) [INT 1] WTCM2 .DRV [←必要] 、
、K|RS-232C Ch1/2 I-O DATA RSA-98 WTRSA .DRV [←必要] 、
、 ↑↓ No:1-K ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
・WTXXX.DRVは、WTERM.EXEと同じディレクトリーにおいて下さい。
・AIWA B98-01 DIP SW例 [SW1]:全てON [SW2]:ON/ON/OFF/ON [SW3]:全てON
・メルコ INDシリーズは、PIO-9032A,B/PC-9861Kを設定すれば使用可能です。
・PCMCIA/JEIDA4 でカードモデムを使用する場合
WTERM.EXE の他に、[WTPCN.DRV] が必要です。(EPSON は対象外)
・PC98 ne、nx/c の場合
SSDRV.SYS CARDSET.SYS をあらかじめ組み込んでおき、CARD設定を以下
のように設定してください。CARDSET.EXE起動
I/Oアドレス変換方式 : 基本変換
本体が使用するI/Oアドレス : 2D8 (02D8h)
カードが使用するI/Oアドレス: 2F8 (02F8h)
割り込みレベル : INT 1 or INT 0
・PC98 Np、Ns、Ne2、Ndの場合
CONFIG.SYSに、以下のように追加設定してください。
DEVICE=A:\DOS\EMM386.EXE /UMB /M=1024 /E=DC00-DFFF
REM ソケットサービス&カードサービスがDC000~DFFFFを使用するので回避設定
DEVICE=A:\DOS\SSDRV.SYS
DEVICE=A:\DOS\CS.EXE
DEVICE=A:\DOS\CSALLOC.EXE A:\DOS\CSALLOC.INI
DEVICE=A:\DOS\CARDID.EXE A:\DOS\CARDID.INI
PCカードサポートウェアを導入すると、CONFIG.SYSに追加登録されます。
あと、ユーティリティソフト「CONFIG.EXE」を使用し設定値の変更をし
ます。
ファイル(F)
標準設定の編集(E)
MODEM:モデムカードの設定
の順にメニューを進んでいくと、次のような画面が表示されるので
+------------------+ +--------------------+
| COM ポートの順番 | | COMポートの定義 |
| 1番目:ポート 4 | |ポート 4:00D0 IRQ5 |<---変更前
| 2番目:ポート 5 | |ポート 5:01D0 IRQ10|
| 3番目:ポート 6 | |ポート 6:02D0 IRQ12|
+------------------+ +--------------------+
ここで「COM ポートの定義」のポート 4の、I/Oアドレス(00D0h)を
(02D8h) に変更して、環境を保存して終了します。
+------------------+ +--------------------+
| COM ポートの順番 | | COMポートの定義 |
| 1番目:ポート 4 | |ポート 4:02D8 IRQ5 |<---変更後
| 2番目:ポート 5 | |ポート 5:01D0 IRQ10|
| 3番目:ポート 6 | |ポート 6:02D0 IRQ12|
+------------------+ +--------------------+
上記の設定をしておけば、モデムカードを挿入した直後にイネーブル [3150]
が実行されるので、WTERMで使用することができるようになります。
・PC9821 Xシリーズの COM2(Serial 2 / 2nd-CCU) 使用の場合
別途ドライバー、「WTCM2.DRV」が必要です。
WTERMを起動後、F7-1-O RS-232C CHANNELの J番を選択します。
・拡張 RS-232Cカードを使用の場合(カードの種類によって違います)
別途ドライバー、[WT2326.DRV/WT2327.DRV] が必要です。
・SUNTAC RS1 を使用する場合
別途ドライバ、ー[WTSUN.DRV] が必要です。
・メディアインテリジェント RSB-384/RSB-2000を使用する場合
・AIWA B98-02を使用する場合
別途ドライバー、[WTRSB.DRV] が必要です。
・マイクロ総合研究所 MC 16550-II/MC-RS98 を使用する場合
別途ドライバー、[WTMC1.DRV] が必要です。
・ボイス・イメージ・プランニング PS+を使用する場合
別途ドライバー、[WT2327.DRV] が必要です。
・RS-232C Serverを使用する場合
別途ドライバー、[WTSER.DRV] が必要です。
・I-O DARA RSA-98II/Sを使用する場合
RSAMODE.EXE /P50 /LE0 とRSAを16550モードで起動して、
WT2326.DRV が別途必要です。
・PC-9821Cb/Cx/Cf 用内蔵FAX モデム使用の場合
別途ドライバー、「WTCM4.DRV」 が必要です。
PC-98 本体に付属のPlug and Play サポートソフトで、内蔵FAX モデム
ボードのI/Oアドレスが、0100になっていることを確認して下さい。
上記別途ドライバーソフトは、株式会社オサムの製品です。ソフトウエアと
しての取扱いは、WTERM とは異なりますので添付のREAD.ME 等をご覧下さい。
[ PC98シリーズの内蔵モデムに関する Questions and Answers ]
--------------------------------------------------------------------
この項目の Q&A は、NIFTY-Serve FWTERM会議室の皆様にご協力していただ
き、ディップさんがまとめた物を加筆訂正いたしました。
--------------------------------------------------------------------
Q.PC-9821 Nr15/S14F の内蔵モデムでWTERMを使用する場合
------------------------------------------------------------------
[3200]
A.PC-9821Nr15/S14F(98NOTE Lavie)の内蔵モデムを使用の場合には、別途
ドライバー、「WTPCN.DRV」が必要です。
初期起動時の、OS選択は[Aドライブ]に、WINDOWS 95を、[Bドライブ]に、
MS-DOSをインストールし、WTERMのディレクトリーは B:\WTERM として説明
します。この機種は、特にドライバーの組込やモデムの設定を行うことな
く純DOS(MS-DOS)に内蔵モデムが認識されるようです。
1.MS-DOSのアップデート
まず、WTERMを設定する前に[Bドライブ]にインストールする MS-DOS Ve
r.6.2は、PC-9821Nr用にアップデートする必要があります。
詳しくは本体付属「再セットアップガイド」P80からを参照してください。
2.[Bドライブ]の CONFIG.SYS とAUTOEXEC.BATの確認
CONFIG.SYS に下記のドライバーを追加してください。
DEVICE=B:\MS-DOS\POWER.EXE
PC-9821Nrでレジュームなどを有効にするために必要です。
DEVICE=B:\MS-DOS\HRTIMER.SYS
(1.)の操作で、MD-DOSのアップデート作業を行うとMS-DOSのディレクト
リーに追加されるドライバーです。CONFIG に組み込むことでWTERMでの
ダウン速度が向上します。(特に無くてもかまいません)
3.WTPCN.DRV の設定
無ければ、NIFTY-Serve WTERMサポートフォーラム(GO FWTERM)の LIB 3番
の下記のドライバーをダウンロードしてください。
>FWTERM LIB 3 #543 WTPCN25.LZH PC98 PCMCIAカードモデム用ドライバ
このファイルをLHA.EXEなどで解凍してできる WTPCN.DRV WTPCNCH.EXEの
二つのファイルをWTERM.EXEの存在するディレクトリーに置いてください。
PC-9821Nr15/S14F の内蔵モデムは、INT0 I/Oポートアドレス 08B0h COM?
に認識されていますので、WTPCN.DRV をこの値にあわせて設定します。
下記の操作をMS-DOSプロンプトから実行して下さい。
WTPCNCH.EXE /I20 [リターン] COM2 を INT0(=IRQ3) に設定
WTPCNCH.EXE /P208B0 [リターン] COM2 を I/Oポートアドレス 08B0h に設定
としてください。オプションの後には、COM2 の "2" が必要です。
WTPCNCH.EXE /? で調べて現在の設定が
COM2 INT No. = 0
COM2 I/O port address = 08B0
となっていることを確認してください。
4.WTERMの設定
あとは、WTERMの設定(F7-1-O)で、9番 (9.RS-232C PC98 note)を選択し
一度WTERMを終了させた後、再起動すれば使用できるようになります。
----------
* PCカードサポートソフトウェアが組込む必要がありません。
* この設定はあくまでハードウェアを標準状態で使用する場合です。
周辺機器などを接続される際は、内蔵モデムが使用するリソース(割込[3250]
レベルやI/Oポートアドレスなど)と周辺機器が使用するリソースがバ
ッティングしないように注意してください。
* 別売りのプラグ&プレイ(PnP)サポートソフトウェアを使用して内蔵
モデムのリソースを変更した場合は、その変更したリソースに合わせて
WTPCN.DRV を設定してください。
Q.PC-9821 Na12/S10Fの内蔵モデムでWTERMを使用する場合
------------------------------------------------------------------
A.PC-9821 Na12/S10Fの内蔵モデム(NEC PC-9801N-J15)を使用の場合は、
別途ドライバー、「WTPCN.DRV」 が必要です。
下記の操作をMS-DOSプロンプトから実行して下さい。
WTPCNCH.EXE /I20 [リターン] COM2 を INT0(=IRQ3) に設定
WTPCNCH.EXE /P208B0 [リターン] COM2 を I/Oポートアドレス 02F8h に設定
としてください。
WTPCNCH.EXE /? で調べて現在の設定が
COM2 INT No. = 0
COM2 I/O port address = 02F80
となっていることを確認してください。
あとは、WTERMの設定(F7-1-O)で、9番 (9.RS-232C PC98 note)を選択し
一度WTERMを終了させた後、再起動すれば使用できるようになります。
----------
* 確認機種 PC-9821 Na12
* この設定はあくまでハードを標準状態で使用する場合です。周辺機器な
どを接続される際は、内蔵モデムが使用するリソース(割込レベルやI/O
ポートアドレスなど)と周辺機器が使用するリソースがバッティングし
ないように注意してください。
* 内蔵モデムのリソースをディップスイッチなどにより、変更した場合は、
その変更したリソースに合わせて WTPCN.DRV を設定してください。
* モデムのディップスイッチ:1番をONにすることにより、純MS-DOSがモデ
ムを認識するようになりますが、その反面プラグ&プレイの機能が使用
できなくなりますので、WINDOWS 95上からモデムを自動認識されなくな
る不具合が生じます。
Q.PC-9821 V13 V16 V20シリーズ(バリュースター)の内蔵モデムでWTERMを
使用する場合
------------------------------------------------------------------
A.PC-9821 Vシリーズ(バリュースターV13/V16/V20)の内蔵モデムを使用の
場合ボードのディップスイッチ:1番をONにします。(6番だけOFFで全てON)
別途ドライバー、「WTPCN.DRV」 が必要です。
下記の操作をMS-DOSプロンプトから実行して下さい。
WTPCNCH.EXE /I20 [リターン] COM2 を INT0(=IRQ3) に設定
WTPCNCH.EXE /P208B0 [リターン] COM2 を I/Oポートアドレス 08B0h に設定
としてください。
WTPCNCH.EXE /? で調べて現在の設定が [3300]
COM2 INT No. = 0
COM2 I/O port address = 08b0
となっていることを確認してください。
あとは、WTERMの設定(F7-1-O)で、9番 (9.RS-232C PC98 note)を選択し
一度WTERMを終了させた後、再起動すれば使用できるようになります。
----------
* 確認機種 PC-9821 V13 V16 V20
* この設定はあくまでハードを標準状態で使用する場合です。周辺機器な
どを接続される際は、内蔵モデムが使用するリソース(割込レベルやI/O
ポートアドレスなど)と周辺機器が使用するリソースがバッティングし
ないように注意してください。
* 内蔵モデムのリソースをディップスイッチなどにより、変更した場合は、
その変更したリソースに合わせて WTPCN.DRV を設定してください。
* モデムのディップスイッチ:1番をONにすることにより、純MS-DOSがモデ
ムを認識するようになりますが、その反面プラグ&プレイの機能が使用
できなくなりますので、WINDOWS 95上からモデムを自動認識されなくな
る不具合が生じます。
Q.PC-9821 Cb/Cx/Cf(初代CanBe)の内蔵モデムでWTERMを使用する場合
------------------------------------------------------------------
A.別途ドライバー、「WTCM4.DRV」 が必要です。
MS-DOS CONFIG.SYS に、以下のような1行を追加設定します。
DEVICE=A:\PLUGPLAY\DRIVERS\MS-DOS\DWCFGMG.SYS
PC-98 本体に付属のPlug and Play サポートソフトで、内蔵FAX モデムボー
ドの割込が IRQ5(=INT1)、I/Oアドレスが 100-106 になっていることを確
認して下さい。(それ以外の範囲であれば使用できません)
WTERMを起動後、F7-1-O RS-232C Channelの I番を選択します。
ダイヤル時などの基本初期化コマンドは、AT&C1&D2Q0V1E0X4 として、これ
以外に、F7-1-(F~J)モデム初期化文字列の任意の場所(2~6)のどこかに、
「AT&C1&D2&W」と記載して F7-1-K 起動時モデム送信コマンドを、その任
意の番号を指定します。
あとは、WTERMの設定(F7-1-O)で、9番(I.RS-232C COM 4 PC9821 Cb/Cx/Cf)
を選択しWTERMを終了させた後、再起動すれば使用できるようになります。
----------
* 確認機種 PC-9821Cx/S3
* この設定はあくまでハードを標準状態で使用する場合です。
* 内蔵モデムのリソースをプラグ&プレイ(PnP)サポートソフトウェアの
コンフィグレーションユーティリティーで上記以外の設定に変更してい
る場合は、「WTCM4.DRV」の代わりに、別途ドライバーの「WTPCN.DRV」
を使用して、その変更したリソースにこのドライバーの方を合わせるこ
とでも使用可能です。
* 内蔵モデム等のリソースの確認や変更は、Windows 3.1 のプラグ&プレ
イグループにあるコンフィグレーションユーティリティーや、あるいは
MS-DOSからは、A:\PLUGPLAY\CU\ に入り CU.EXE を起動することで確認
することが出来ます。WINDOWS 95ドライブからは行えません。
Q.PC-9821 Cx2(CanBe)の内蔵モデムでWTERMを使用する場合
---------------------------------------------------------------- [3350]
A.別途ドライバー、「WTPCN.DRV」 が必要です。
PC-9821Cb2/Cx2(CanBe)の内蔵FAX モデムを使用の場合
MS-DOS CONFIG.SYS に、以下のような1行を追加設定します。
DEVICE=A:\PLUGPLAY\DRIVERS\MS-DOS\DWCFGMG.SYS
PC-98 本体に付属のPlug and Play サポートソフトで、内蔵FAX モデムボー
ドの割込が IRQ3(=INT0)、I/Oアドレスが 100-107 になっていることを確
認して下さい。
下記の操作をMS-DOSプロンプトから実行して下さい。
WTPCNCH.EXE /I20 [リターン] COM2 を INT0(=IRQ3) に設定
WTPCNCH.EXE /P20100 [リターン] COM2 を I/Oポートアドレス 0100h に設定
としてください。
WTPCNCH.EXE /? で調べて現在の設定が
COM2 INT No. = 0
COM2 I/O port address = 0100
となっていることを確認してください。
あとは、WTERMの設定(F7-1-O)で、9番 (9.RS-232C PC98 note)を選択し
一度WTERMを終了させた後、再起動すれば使用できるようになります。
----------
* 確認機種 PC-9821Cx2/S17T
* この設定はあくまでハードを標準状態で使用する場合です。
* 内蔵モデムのリソースをディップスイッチなどにより、変更した場合は、
その変更したリソースに合わせて WTPCN.DRV を設定してください。
* MS-DOSは予めプリインストールされていた MS-DOS Ver.6.2 を使用した
方が問題が少ないでしょう。また、このMS-DOSディレクトリーにある
HRTIMER.SYSを、CONFIG.SYS に組み込むことでWTERMでのダウン速度が
向上します。
Q.PC-9821 Cb3/Cb10/Cx3/Cx13/Cr13/Cu10/Ct16(WINDOWS 95プリインストー
ル CanBe)の内蔵モデム(14400 or 28800bps)搭載モデルでWTERMを使用
する場合
------------------------------------------------------------------
別途ドライバー、「WTPCN.DRV」が必要です。
まず、A:\TELFAX\ に存在する2つのファイル [PNPDRV.QSY][DCM.QEX]を
WTERMのディレクトリーにコピーした後、[PNPDRV.SYS][DCM.EXE]にそれぞ
れリネームして下さい。
リネームは、MS-DOSのプロンプトで、以下のようにおこないます。
A:\WTERM>REN PNPDRV.QSY PNPDRV.SYS
A:\WTERM>REN DCM.QEX DCM.EXE
CONFIG.SYS に、以下のような1行を追加設定します。
DEVICEHIGH=A:\WTERM\PNPDRV.SYS
AUTOEXEC.BATに、以下のような1行を追加設定します。
A:\WTERM\DCM /X
下記の操作をMS-DOSプロンプトから実行して下さい。
WTPCNCH.EXE /I20 [リターン] COM2 を INT0(=IRQ3) に設定
WTPCNCH.EXE /P20100 [リターン] COM2 を I/Oポートアドレス 0100h に設定
としてください。
[3400]
WTPCNCH.EXE /? で調べて現在の設定が
COM2 INT No. = 0
COM2 I/O port address = 0100
となっていることを確認してください。
あとは、WTERMの設定(F7-1-O)で、9番 (9.RS-232C PC98 note)を選択し
一度WTERMを終了させた後、再起動すれば使用できるようになります。
----------
* 現在この方法が有効だと思われる機種は、WINDOWS 95プリインストール
CanBe内蔵Faxモデム(14400 or 28800bps)搭載モデルCb3 Cb10 Cx3
Cx13 Cr13 Cu10 Ct16 と思われます。
* 確認機種 PC-9821 Cx3 Ct16
* 内蔵モデムのリソースをディップスイッチなどにより、変更した場合は、
その変更したリソースに合わせて WTPCN.DRV を設定してください。
Q.PC-9821Cu13/Cu16/Ct20 CanBeの内蔵モデム(33600bps)搭載モデルで内蔵
モデム(14400 or 28800bps)搭載モデルでWTERMを使用する場合
------------------------------------------------------------------
A.現在調査不足でわかりません。上記旧機種と同じと思われますのでお試し
下さい。
Q.WTPCN.DRV 使用時の対応プロトコル
------------------------------------------------------------------
A.内蔵プロトコルは全て使用可能ですが、外部プロトコルの ZMODEM(ZM.EXE)
BP(BP/BPL.EXE),MLINK(MLP.EXE)は対応していません。
PC-VAN用の QV.EXE は一部使用可能で詳しくはドキュメントを参照してく
ださい。NECの内蔵モデムで QV.EXE を使用する場合は WTPCN.DRV と同じ
ようにMS-DOSがモデムを認識したI/Oポートアドレスに QV.CFG の設定を合わせ
ればよいと思われます。
--- QV.CFG ---
#NEC PC9800 CanBe シリーズ
#拡張 RS232C ボード用 SAMPLE CFG
#
-PCMCIA=0100
# ^^^^ MS-DOSがモデムを認識したI/Oポートアドレス開始値
# VシリーズやPC9821Nr15/S14Fでは 08b0
-p2
# ^ "2"でPC-9801 拡張 RS232C ボード INT0 を選択
-w18
-g
-fA:\WTERM\UPDOWN
# ^^^^^^^^^^^^^^^ DOWN UP file の場所
#-d debugのlog
-t
#-l log作成
#
#download/upload directory の設定は、QV.DOC を参照してください。 [3450]
#
--- QV.CFG END ---
現在の QV.EXE の最新版は FWTERM LIB 5 #156 の下記のバージョンです。
QV212SP .LZH QV.EXE Version 2.12
Q.NEC内蔵モデムを使用しているのですがダウンロード速度が遅いのですが
改善する方法はあるのでしょうか。
------------------------------------------------------------------
PC98シリーズの場合には、プリインストールの一部の機種で以下のソフト
があります。(バージョンアップ版やVer.6.2で販売しているものには同
封されていません。あるいは WINDOWS 95インストール機種に別途購入す
る MS-DOS Ver.6.2 をその機種に対応させるアップグレードを行うこと
によって、MS-DOSディレクトリーに存在する HRTIMER.SYS をCONFIG.SYS
にデバイス登録してください。
DEVICEHIGH=A:\MSDOS\HRTIMER.SYS
WINDOWS 95にある HRTIMER.SYS はMS-DOSのバージョンの違いで使用不可
になる場合があります。
WTPCNドライバー等の外部ドライバーでは遅くなります。
外部プロトコルの BP(BP/BPL.EXE は WTPCN.DRV の仕様により使用できま
せん。
< P >[設定 F・7]-(1)-P IRQ (DOS/V / . J3100 版のみ)
------------------------------------------------------------------------
使用する、RS-232C CHANNELの、使用 IRQを指定することができます。
変更できるのは、
IRQ 2 / IRQ 3 / IRQ 4 / IRQ 5 / IRQ 7 / IRQ 9
RS-232C CANNEL設定を変更した場合には、IRQの同時変更になります。
< Q >[設定 F・7]-(1)-Q RS-232C 切り換え
------------------------------------------------------------------------
RS-232Cを通常の N81で使用される場合は、関係ありませんが、E71などで
使用される場合、通常は、接続後に変更しますが、使用モデムによっては
ダイヤルする前に、RS-232Cを変更しなければなりません。
接続後、E71 に変更されず文字化け等が発生する場合には、ここを変更し
てください。
< R >[設定 F・7]-(1)-R 起動時 ハード/ソフトフロー制御設定
-------------------------------------------------------------------- [3500]
直接ターミナルモードからダイヤルされる場合には、 1のハードフローONを
選択しておいてください。この設定は有効になるのは、以下の場合です。
・起動時 ・F5でのダイヤルアクセスを終了後 ・マニュアル接続
通常ダイヤルリストから、選択する場合は、接続状態によって、自動判断し
変更します。
--------------------------------------------------------------------------
<< 2 >>[設定 F・7]-(2) [ 起動ファイル登録、送出文字列、登録設定 ]
--------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 起動ファイル登録、送出文字列 登録設定 、
、1| 起動 登録 Editor : VZ 、
、2| 外部 登録 ファイル 1 : !MS 、
、3| 外部 登録 ファイル 2 : MI 、
、4| 外部 登録 ファイル 3 : E 、
、5| 外部 登録 ファイル 4 : WTLCR 、
、6| 起動 Transit : TRANSIT 、
、7| 送出定義文字列 1 : GO FWTERM' 、
、8| 送出定義文字列 2 : J WTERM' 、
、9| 送出定義文字列 3 : MAIL' 、
、A| 送出定義文字列 4 : open -s junk.test' 、
、B| 送出定義文字列 5 : open salon.pool' 、
、C| 送出定義文字列 6 : readmail' 、
、 ↑ ↓ No : 1-C ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
< 1 >[設定 F・7]-(2)-1 起動エディター
---------------------------------------------------------------
MIFES、VZ など、お手持ちのエディター名もしくは、BAT ファイルを登録し
ておき。これは、PATHで指定してある場所にあるものでしたら。全てOKです。
例
MI、MIFES 、VZ、NEED、*.BAT や.EXEなど拡張子は不用です。
< 2 >[設定 F・7]-(2)-2、3、4、5 起動 外部プログラム 1-4
---------------------------------------------------------------
エディター以外で、WTERM から頻繁に、起動することがある実行ファイル名
を設定します。
これは。SIHFT+F・2で、起動する外部プログラムです。その場合、実行後す
ぐ通信画面に戻ります(表示が消えます)ので、その表示画面内容を確認 [3550]
してから通信画面に戻りたい場合など、先頭に !マークを付加すれば、プロ
グラム起動後、戻る前に、一時停止(画面)をします。
例 説 明
!DIR :カレントドライブのファイル一覧を表示して、キー入力
待ちをしてから、通信画面に戻ります。
DIR :カレントドライブのファイル一覧を表示して通信画面に
戻ります。
!MS :MSを実行し、キー入力待ちをしてから、通信画面に戻り
ます。
< 6 >[設定 F・7]-(2)-6 受信起動 TRANSIT 名
---------------------------------------------------------------
SHIFT+F7で、起動されるTransitプロトコルのファイル名を指定します。
アスキーなどで使用される場合便利です。なおダウンロードのみの設定です。
< 7 >[設定 F・7]-(2)-7、8、9、A、B、C 送出定義文字列 1-6
---------------------------------------------------------------
SHIFT+F・6キーを押し選択及び、送出される文字列を設定します。
これは、WTERM に慣れてから使うようにすればいいでしょう。この機能は、
通信中に頻繁に使う一定の文字列をあらかじめ用意しておくものです。
例えば、NIFTY-Serve なら「GO ジャンプコード 」という形で各フォーラムに
ジャンプする命令があります。これを毎回毎回キーボードから入力するのは
大変面倒です。そこで煩雑に、ホスト側に送るものをここに設定してワンタ
ッチで送信できるようにするわけです。記述の仕方ですが、この記述方法は
ホストのオートログイン文字列と同じですから、WTERM を使う人は覚えた方
がいいと思います。
ここにマクロ名を記入して、アクセスのちマクロ稼働も可能です。
なお書き方は
[ ] :カギカッコで囲まれた文字列が、相手側から送られてくるのを
待ちます。待つ事のできる文字数は、最大10文字までです。
' :リターンコードを送出します。
* :ウエイトタイミングを取ります。 1秒間な
にもしません。
! :ブレイク信号を送出します。
\* :* を送出します。
\! :! を送出します。
\\ :\ を送出します。
\' :' を送出します。
\[ :[ を送出します。
\] :] を送出します。
\#WWIV.MAC :MACRO 格納ドラキブにある、WWIV.MACを実
行します。
\#B:\DATA\WWIV.MAC :B:\DATA\WWIV.MAC WWIV.MAC を実行します。
\nnn :nnnは、0-255までの10進数を指定します。
nnnに対応する文字コードを送信します [3600]
例 \000 ---> NULLコード / \117 --> ア
詳しい内容は、マクロドキュメントを御参照ください。
◎別ファイル、WTERM5B.DAT (新規自動作成)により、別枠 1 - Z(35個分)
登録可能です。
-----------------------------------------------------------------------------
<< 3 >>[設定 F・7]-(3) [別枠外部起動プログラム登録設定 [ 1 - Z ] ]
-----------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 別枠 外部起動プログラム選択 、
、1| WTLCR |メモ|WTLCR 起動 、
、2| WTDC |メモ|WTERM DATA CONVERTER 、
~~ 中 略 ~~~
、J| FD |メモ|FD を実行 、
、K| NIFP |メモ|NIFPを実行 、
、 ↑ ↓ No : 1- K ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
L - Z は裏の画面にあります。
これは別枠で、起動したいファイル名を書くことにより、それをSHIFT+F2で呼び出
す事が可能です。
※終了後、画面を一時停止する場合は、登録時に命令の前に !を付加して登録
例 説 明
!DIR :カレントドライブのファイル一覧を表示して、キー入力
待ちをしてから、通信画面に戻ります。
DIR :カレントドライブのファイル一覧を表示して通信画面に
戻ります。
[1-9..A-B..E..Z ] 登録内容の実行
[ C ] 登録送出の実行もしくは、登録内容の複写(Copy) を行います。
[ D ] 登録送出の実行もしくは、登録内容の削除(Delete)を行います。
-----------------------------------------------------------------------------
<< 4 >>[設定 F・7]-(4) [別途送出定義文字列 登録設定 [ 1 - Z ] ]
-----------------------------------------------------------------------------
[3650]
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 別途送出定義文字列 、
、1| GO FWTERM'MES' |メモ|ニフティ FWTERM WTERM、
、2| J WTERM' |メモ|PC-VAN WTERM会議室 、
~~ 中 略 ~~~
、J| GO FWTERM' |メモ|WTERM FORUM 、
、K| GO FWTERM' |メモ|WTERM FORUM 、
、 ↑ ↓ No : 1- K ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
L - Z は裏の画面にあります。
ここは直前で説明した送出定義文字列と同じです。
定義できる文字列の数が少ない場合もあろうと思いますので、先の機能が別途追
加されたもので、機能的には全く同じですので、前述の説明を参照して下さい。
書式指定は、オートログイン文字列書式指定と同じです。
[1-9..A-B..E..Z ]
登録内容の実行
[ C ]
登録送出の実行もしくは、登録内容の複写(Copy) を行います。
[ D ]
登録送出の実行もしくは、登録内容の削除(Delete)を行います。
-----------------------------------------------------------------------------
<< 5 >>[設定 F・7]-(5) [ ディレクトリー[DATA・LOG・MACRO・転送] ]
-----------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ディレクトリー[DATA・LOG・MACRO・転送] 、
、1|ログ・ファイル格納・パス:A:\LOG\ 、
、2|Downロード格納・パス :A:\DOWN\ 、
、3|Up ロード格納・パス :C:\DOWN\ 、
、4|テキストUp用格納・パス :カレントドライブ[ 指定なし ] 、
、5|MACRO 用格納・パス :A:\MACRO\ 、
、6|料金ファイル名 :WTERM.TEL 、
、7| 〃、番号DATA・パス :A:\DATA\ 、
、 ↑ ↓ No : 1- 7 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
< 1 >[設定 F・7]-(5)-1 ログ格納ドライブまたはパス [3700]
------------------------------------------------------------------
ログファイルを格納するドライブ、またはディレクトリーを指定します。
< 2 >[設定 F・7]-(5)-2 Downロード格納・パス
----------------------------------------------------------------
ダウンロード受信したファイルを格納するドライブ、またはディレクトリー
を指定します。
< 3 >[設定 F・7]-(5)-3 Upロードファイル格納・パス
---------------------------------------------------------------
アップロードするファイルを、格納するドライブ、またはディレクトリーを
指定します。
なお、アップロードする際に、他のドライブ、またはディレクトリーにある
ファイルを選択する事は可能です。
< 4 >[設定 F・7]-(5)-4 テキスト送信用ファイル格納・パス
-------------------------------------------------------------------
送信するテキストファイルを格納するドライブ、またはディレクトリーを指
定します。
< 5 >[設定 F・7]-(5)-5 MACRO 用ファイル格納・パス
---------------------------------------------------------------
マクロファイルや、MACRO.DMP などを格納するドライブ、またはディレクト
リーを指定します。
< 6 >[設定 F・7]-(5)-6 料金ファイル名 WTERM.TEL
---------------------------------------------------------------
通話料金ファイル名を入力します。なお、そのファイルに従って料金を簡単
に計算してくれるフリーソフトウエアがあります。
通話料金ファイルに従って料金を計算してくれるソフトの特徴
・グラフ表示 料金、アクセス時間、総アクセス時間、平均アクセス時間
をグラフ化して表示します [3750]
・印刷機能 一覧データを印刷します
・ソート機能 一覧データを料金昇順、料金降順、回数昇順、回数降順、
総時間昇順、総時間降順、平均時間昇順、平均時間降順別
にソートします
・ファイル出力 一覧データをファイルに落とします
WTERM.TELの詳細情報 (通常版)
+--------+---------+---------+---------+---------+---------+----------
1995-03-30 23:50:10 [00:06:02] 30 円 [03-****-****] NIFTY-Serve
1995-04-01 00:15:00 [00:01:03] 60 円 [03-****-****] PC-VAN
1995-04-01 00:20:36 [00:01:14] 10 円 [03-****-****] ABCD-BBS
+---------++--------++----------+---------+-+-------------+-----------
| | | | | ホスト名
| | | | +----- 電話番号
| | | +----------- 電話料金
| | +-------------------- アクセス時間
| +-------------------------- アクセス開始時間
+-------------------------------- アクセス開始年月日
WTERM.TEL の詳細情報(LCR 版)
+--------+---------+---------+---------+---------+---------+----------
1995-06-15 20:11:07 [00:07:02] 30 円 [052-***-****] NIFTY-Serve
1995-06-15 17:20:08 [00:14:06] D 100 円 [075-***-XXXX] 京都BBS
1995-06-16 00:15:00 [00:01:03] J 60 円 [033-***-****] PC-VAN
1995-06-17 00:20:36 [00:01:14] T 10 円 [0971-XX-XXXX] ABCD-BBS
+---------++--------++----------+---------+-+-------------+-----------
| | | | | | ホスト名
| | | | | +----- 電話番号
| | | | +----------- 電話料金
| | | +------------- 接続回線種類
| | +-------------------- アクセス時間
| +-------------------------- アクセス開始時間
+-------------------------------- アクセス開始年月日
通常版に、接続回線種類情報を付加しました。(上記テーブル参照)
意味 T □ TWJ(日本高速通信株式会社)[0070]
D □ DDI(第二電電株式会社 )[0077]
J □ JT (日本テレコム株式会社)[0088]
を指します。なにも書いていない場合は、NTT を選択してその料金です。
また、それらの記号が付加されている場合の料金は電電各社の通話料金計
算によって算出された、電話料金になっています。
[3800]
< 7 >[設定 F・7]-(5)-7 WTERM関連データ格納・パス
-------------------------------------------------------------------------
WTERMN.DAT/WTERM5A.DAT /WTERM5B.DAT /WTERM5C.DAT を格納するドライ
ブ、またはディレクトリーを指定します。
LCR 版WTERM では、WTLCR.DAT をここに格納します。
-----------------------------------------------------------------------------
<< 6 >>[設定 F・7]-(6) [スクロール・各種記録・ダイヤルリスト ]
-----------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 スクロール・各種記録・ダイヤルリスト 、
、1| スクロールバッファー領域 : 8KB |2| バックスクロール カラー/WB : カラー 、
、3| LOG 記録開始場所 :オートログイン終了後 |4| マクロ LOG 記録 : 記録する、
、5| UP DOWN 記録 LOG :記録する |6| 電話料金ファイル記録 : 記録する、
、7| DL/UL Window場所 :右上端 表示 |8| Yes/No 選択 Yes : =スペース 、
、9| ファンクションキー配置 :標準 |A| 接続時間/通話料金: 表示 、
、B| ダイヤル表示 切替:10 行 X 6 段 |C| ダイヤルリスト 日時表示: する 、
、 ↑ ↓ No : 1- C ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
< 1 >[設定 F・7]-(6)-1 スクロールバッファー領域
---------------------------------------------------------------
バッファーを、GRAM0 もしくは、GRAM1 もしくは、メインメモリーに領域を
選択できるようになりました(8-64KB)。ここは、デフォルトでは、メイン
メモリーから32KB使うようになっていますが、メインメモリーの空き容量が
少ない人のために、GVRAM にも別途設定可能になっています。
また、EMS 領域に、スクロールバッファーを確保する事ができます。その場
合のサイズは、最小16KB最大64KBとなっています。
また、Xscript を常駐させている人のための設定項目もあります。
※GVRAM に設定する場合は、他のアプリケーションとの競合に注意して下さ
い。例えば、NAPLPSのオンラインデコーダ等のグラフィッィック関係のプ
ログラムを常駐させると、相互干渉して画面表示がおかしくなってしまっ
たりします。それ以外にも、GVRAM をワークエリアに使うようなプログラ
ムも問題が起こります。
よくエディターの、テンポラリエリアに、GVRAM を設定したことを忘れて、
WTERM からエディタを起動してしまいスクロールバッファーの内容を壊す
事があります。
[3850]
PC98/EPSONの場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「イ
、 スクロールバッファー選択 、
、1| 0 KB [ xscriptを使用] 、
、2| MEMORY 8KB 、
、3| MEMORY 16KB 、
---- 中 略 ---
、H| LIM-EMS 32KB 、
、I| LIM-EMS 64KB 、
、 ↑↓ No:1-I ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「コ
FMR /TOWNS /IF800 /J3100 /DOS/V の機種の場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「イ
、 スクロールバッファー選択 、
、1| 0 KB 、
、2| MEMORY 8KB 、
、3| MEMORY 16KB 、
、4| MEMORY 32KB 、
、5| MEMORY 64KB 、
、6| LIM-EMS 16KB 、
、7| LIM-EMS 32KB 、
、8| LIM-EMS 64KB 、
、 ↑↓ No:1-8 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「コ
[ 設定 F・7]-(6)-1-1 バックスクロール機能なし(PC98/EPSON )]
----------------------------------------------------------------
フリーソフトウェアの、Xscriptなどで画面のバックスクロールができる
ものがあります。 [4850]
Xscriptの旧Versionでは A>xscript で問題無く動作
xscript149ehb では A>xscript -pgで問題無く動作
Xscript については XSDOC2.LZH参照 XSCRIPT149ee2 Document
[ メモ ]
xscript を使用の際は、常駐していれば ↑↓で、xscriptが起動します。
常駐自動判別機能がありますので もし設定ミスで常駐していなくても
int trap halt にはならない為安心です。
< 2 >[設定 F・7]-(6)-2 バックスクロール カラー/BW
----------------------------------------------------------------
バックスクロール時に
1. ESC コードをカットせず表示(カラー表示) [3900]
2. ESC コードをカットして表示(白黒)
< 3 >[設定 F・7]-(6)-3 記録開始場所選択
---------------------------------------------------------------
記録開始場所選択(切り替え)
1.オートログイン終了時点より、ログを記録開始します。
2.接続した時点よりログの記録開始をします。
注意 ログを記録すると、選択した場合のみ有効です。
また、CD信号が、常時ONの状態では動作不可です。
< 4 >[設定 F・7]-(6)-4 マクロ ログ記録
---------------------------------------------------------------
マクロ動作中に、進行状況などを、MACRO ファイル格納ドライブに作成する、
"MACRO.DMP"というファイルに記録します。
同名ファイルが、存在しなければ新規作成し、あればそのまま追加していき
ます。マクロ動作チェックには最適です。
また、マクロログ記録するという設定の他に、画面分割して画面表示すると
いう設定もありますが、PC98では正常に表示されないと思われます。
また、マクロ命令中に画面に文字列を表示するようなマクロ命令(例 PAUSE
・PRINT・PRINTCR etc)を併用すると、そのまま画面表示がおかしくなります。
共にマクロを終了もしくは中断した場合は正常に戻ります。
また、DOS/V版などで終了時において下5 行分のマクロ実行行表示エリアの
後半文字列が消去されない場合などがありますが、修正はできません。
注意 設定すると、実行速度が遅くなります。ディフォルトは記録しません。
1.記録しない
2.記録する
マクロ動作中に、実行状況を"MACRO.DMP"というファイルに記録します。
3.記録・画面表示
マクロ動作中に、実行状況を"MACRO.DMP"というファイルに記録します。
また画面の下 5行分をマクロ現在実行行表示として、同時実行します。
この場合、実行にはなんら問題はありませんが、画面表示が乱れる場合
もあります。修正するように努力しておりますが完全表示には難しい部
分もありますので、そのあたりを考慮の上、ご利用ください。
< 5 >[設定 F・7]-(6)-5 UP/DOWN 記録ログ
--------------------------------------------------------------- [3950]
1. UPLOAD DOWNLOADの LOGを記録しない。
2. UPLOAD DOWNLOADの LOGを記録する。
WTUPDW.LOG
年月日 時間 種類 時間 File名 平均レート プロトコル ホスト名
95-03-06 01:01:45 DL[00:19] ZMODEM_DOWN ( 750.3 b/s)[ZMODEM ] WSS-NET
95-03-18 16:03:47 UL[01:11] BP007l .LZH ( 250.5 b/s)[B-Plus ] NIFTY
95-03-19 01:25:47 UL[00:01] ZM .DOC (1444.0 b/s)[ZMODEM ] WSS-NET
ダウンロードファイル名記録に関して
・DL/UL時間に関して、若干の誤差があります。御了承下さい。
・ZMODEM関連のZM.EXE /ZMIBM.EXE、Quick-VanのQV.EXE、BPLUSのBP.EXE/
BPL.EXE を利用した場合、ダウンロードに関しては、チャイルドプロセス
で動作しますので、ファイル名がWTERM 側ではわかりません。よってファ
イル名は記録されません。
・WTERM の内蔵プロトコルでは、記録されます。
< 6 >[設定 F・7]-(6)-6 電話料金ファイル記録
---------------------------------------------------------------
1.電話料金ファイル(WTERM.TEL or 任意名)を記録する。
2.電話料金ファイル(WTERM.TEL or 任意名)を記録しない。
< 7 >[設定 F・7]-(6)-7 DL/UL Window場所
---------------------------------------------------------------
ファイルのアップロード、ダンロードの進行中に表示される、進行案内を、
右上端か、右下端に表示するか選択です。
WTERM の、内蔵プロトコルでの利用の場合のみ表示されます。
注意 外部プロトコルプログラムを使用した場合には、各プロトコルプログ
ラムが、独自に表示しますので、この設定は関係ありません。
< 8 >[設定 F・7]-(6)-8 Yes/No の場合のキー選択変更
---------------------------------------------------------------
1.Yes/No 選択 Yes = スペースキー No = リターンキー
2.Yes/No 選択 Yes = リターンキー No = スペースキー
[4000]
この機能は、終了時(F8)の問い合わせや、マクロ中での、YJUMP やNJUMP
の場合に、有効になります。
< 9 >[設定 F・7]-(6)-9 ファンクションキー配置
-------------------------------------------------------------
ファンクションキー機能の移動・配置変更可能にしました。
WTERM 標準
F1 : DOS コマンド F11 : 子プロセス
F2 : スピード変更 F12 : 外部プログラム
F3 : 1行編集 F13 : 回線切断
F4 : ブレークキー F14 : エコーオン/オフ
F5 : ダイヤル F15 : 現在のログ編集
F6 : リダイヤル F16 : 定義文字送信
F7 : 設定 F17 : Transit 送信
F8 : 終了 F18 : 高速テキスト送信
F9 : ファイル送受信 F19 : 超高速テキスト送信
F10 : ログオン/オフ F20 : ログファイル変更
1.WTERM 標準
2.PTERM準拠 (Copyright (C) PTERM by Dr. Tsuranu Yokoyama)
3.CCT98準拠 (Copyright (C) CCT98 by 技術評論社 )
4.自由設定
変更したい番号(リターン)、入れ換え先番号(リターン)と押すと、右
側のファンクションキー表示が入れ替わります。
複数のキーを入れ換えたい場合は連続して入力します。入替設定終了は、
キーボードから"Q" リターンです。
WTERM の初期画面に戻り、同時にファンクションキーも、設定変更し
た内容に変わります。
< A >[設定 F・7]-(6)-A 接続時間/通話料金/記録表示
-------------------------------------------------------------------
1.接続中は、接続経過時間・リアルタイム電話料金表示・ログ記録中カウン
ト行数等の表示
・ファンクションのF5の場所に、接続経過時間を表示します。
・ファンクションのF6の場所に、電話料金を計算して表示します。
・ファンクションのF10 の場所に、ログ記録中のログカウント行数を表示
します。 [4050]
2.上記内容を、一切表示しない。
表示しない設定の場合は、表示する場合より画面の表示は早くなります。
144/28800 クラスのホストに接続する場合は、表示しない方が効率がよく
なります。2400BPS のホストでは、あまり変りません。
3.接続中は、接続経過時間・リアルタイム電話料金表示を表示
・ファンクションのF5の場所に、接続経過時間を表示します。
・ファンクションのF6の場所に、電話料金を計算して表示します。
< B >[設定 F・7]-(6)-B ダイヤルリストの表示方法の選択
---------------------------------------------------------------
1.ダイヤルリスト 15行× 4段表示
2.ダイヤルリスト 10行× 6段表示
< C >[設定 F・7]-(6)-C ラストログインの日時表示
---------------------------------------------------------------
1.ホスト名の末尾に、ラストログイン日時を表示します
2.ホスト名の末尾に、なにも表示しません。
-----------------------------------------------------------------------------
<< 7 >>[設定 F・7]-(7) [ 上記以外の 各種登録 ]
-----------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 上記以外の 各種登録 、
、1| File表示の選択 : 名前+サイズ+時間 |2| File表示の 方 法 : 名 前 、
、3| ディレクトリーTree 表示 : する |4| File選択と同時に : 表示する、
、5| 各種確認の BEEP音 : する |6| 起動/終了時の画面: フラッシュ 、
、7| テキスト送信スピード : 0 |8| カット文字列送信ヘッダ: > 、
、9| 受信文字コード ^C : 表示 |A| 受信文字コード ^L : NUL 、
、B| GRPH+各種機能 : 使用する |C| ZMODEM 送/受信 : ZM.EXE 、
、D| ↓Histry送信機能 : 使用する |E| ←送出文字列機能 : 使用する、
、 ↑ ↓ No : 1- E ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
[4100]
< 1 >[設定 F・7]-(7)-1 ファイル選択画面/ソート方法選択
---------------------------------------------------------------------
ファイルの、UP/DOWNや、テキスト送信の際に、ファイルを選択致します。
その場合の、ソート方法を選択します。
ョ「「「「「「「「「「「「「イ
、 ソート方法選択 、
、 1| ネームソート [ 昇順 ] 、
、 2| ネームソート [ 降順 ] 、
、 3| サイズソート [ 昇順 ] 、
、 4| サイズソート [ 降順 ] 、
、 5| タイムソート [ 昇順 ] 、
、 6| タイムソート [ 降順 ] 、
、 7| 拡張子ソート [ 昇順 ] 、
、 8| 拡張子ソート [ 降順 ] 、
、 ↑↓ No:1-8 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「コ
< 2 >[設定 F・7]-(7)-2 ファイル表示選択画面
-----------------------------------------------------------------------
ファイル名のみの場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ、
、、 .\ WTP.EXE WTIME.EXE TF.EXE 、、
、、 README.DOC ZM.EXE BP.EXE BPL.EXE 、、
~~~~~中 略 ~~~~
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
ファイル名+ファイルサイズ+TIMEスタンプの場合
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ、
、、 .\ 上位ディレクトリー 、、
、、 READ.ME | 5555 byte | 1993-02-06 00:00:00 、、
、、 WTERM.EXE | 261000 byte | 1993-02-06 00:00:00 、、
~~~~~中 略 ~~~~
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
< 3 >[設定 F・7]-(7)-3 ディレクトリーTree表示/選択
---------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 A:\ ディレクトリー TREE 表示 、 [4150]
、 A:\ 、
、 +-< WTERM > 、
、 | +---+-DATA 、
、 | +---+- MACRO 、
、 +-< LOG > 、
、 +-< TOOL > 、
、 +-< SYS > 、
、 ↑↓:移動 ESC キー:戻る、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「コ
各種ファイル選択場所にて
1.File表示方法 ファイル名 のみの場合は、HOMEキー
2.File表示方法 ファイル名+ サイズ+ 日時 の場合は HOME or ←キー
上記のキーを押した場合、その選択ドライブのデゥレクトリのツリー表示が
でます。また ↑↓で 移動/選択すれば、右側のファイル選択画面はその選
択ディレクトリーになります。
ご注意
パス名が、64文字を越える場合や、ディレクトリーがあまりにも沢山ある
場合に、Runtime Error でWTERM が異常終了する場合があります。その場
合は、"表示しない"を設定してください。
< 4 >[設定 F・7]-(7)-4 File選択と同時にFile名を表示する/しない
----------------------------------------------------------------------
各種ファイル選択場所で、デフォルトはウインドウが開き(上記図参照)
ですが、フロッピディスクや、遅いCPU や、ファイルが沢山ある場合には、
表示に時間がかかってしまいます。
その為、しないを選択してファイル名を、ダイレクトに入力すれば時間がか
かりません。その場合はリターンだけ押せば、入力ウィンドウが展開するよ
うになっております。
< 5 >[設定 F・7]-(7)-5 各種確認の為のBEEP音
---------------------------------------------------------------
1.鳴らす
2.鳴らさない (各種 warning[ 警告 ]では鳴ります)
3.絶対に鳴らない(PC98/EPSON で、BEL (^G)コードが相手から送られた
場合は鳴ります。他の、機種用では、その場合も鳴りません)
4.鳴らす+ LFコードでベルを鳴らす
LFコード(行末)が相手から送られてきたら、それにともない20ミリ秒ベ
ルを鳴らします。
[ メモ ] [4200]
視覚障害の方が BEEPで確認できるようにとの要望でログのOPEN CLOSE ・
BPLUS 終了時・各種ファイルプロトコル終了時・ログイン・ログアウト・
その他、数カ所の場所での、動作確認をできるようにしました。またマク
ロ実行時にも簡単な命令で、BEEP処理ができるようになっております。
< 6 >[設定 F・7]-(7)-6 起動/終了時の画面のフラッシュ
------------------------------------------------------------------
"する"を選択した場合は、起動/終了時に反転画面(起動時は水色の反転画
面、終了時は黄色の反転画面)になり、WTERM の動作を一層はっきりさせま
す。デフォルトは、しないになっています。
[ メモ ]
この機能は、視覚障害の方からの案で起動/終了の明確な明示というリク
エストに基づき作成付加した機能です。
< 7 >[設定 F・7]-(7)-7 テキスト送信スピード
---------------------------------------------------------------
テキスト高速送信の際にWAITをかける事ができます。テキスト送信の場合、
早すぎてホスト側が、勝手に切断していまう場合は、WAIT数値を増減して
下さい。
< 8 >[設定 F・7]-(7)-8 カットバッファー送信時のヘッダ指定
--------------------------------------------------------------------
SHIFT + ←キーにて、バッファー取り込み画面になります。
カットバッファー送信時に、行の先頭に付加する文字(include character)
を設定します。設定できるのは 半角 4バイトまでです。
会議室や掲示板の書き込みで、他の人の書き込みを引用する際に、行頭に >
や、#123: といった発言元番号を、引用を明示する目的で入れることがあり
ます。WTERM ではスクロールバッファーから切りだした文章を、送信する機
能がありますが、その切り出した文章の行頭に自動的に「> 」といった記号
をつけるように設定するのが、この設定項目です。
この内容は、取り込みモードで一時的に変更する事は簡単です。
なお詳しい説明は、後述します。
例 ヘッダに > を指定しておくと、
> こんにちは、WTERMの調子はどうですか?
> 最近は大変 好調です。
↑
のように、取り込んだ内容に、1行毎に '> 'を行頭に付加して送信します。
[4250]
[ メモ ]
なおこのヘッダは、送信時に任意の物に変更する事は簡単にできます。
またバッスクスロール中でも可能です。
< 9 >[設定 F・7]-(7)-9 受信文字 ^C コード
---------------------------------------------------------------
1.そのまま表示する
2.NULに変換表示する
* JOIS などは、NUL に変換表示された方がいいと思います。
< A >[設定 F・7]-(7)-A 受信文字 ^L コード
---------------------------------------------------------------
1.改ページをおこなう。
2.NULに変換表示する
< B >[設定 F・7]-(7)-B GRPH+ 各種機能そのまま表示
---------------------------------------------------------------
1.使用する
2.GRPHキー割込を禁止する
※有効なのは、PC98/EPSON 版のみです。
< C >[設定 F・7]-(7)-C ZMODEM送信/受信
---------------------------------------------------------------
1.ZM.EXE/ZMIBM.EXEを使用する
2.MLシリーズでの、ZMODEM受信を利用する(SUPER 版では、内蔵のZMODEMが
起動します)
-----------------------------------------------------------------------------
<< 8 >>[設定 F・7]-(8) [ LCR 機能設定 [ WTERM-LCR ] ]
-----------------------------------------------------------------------------
LCR機能搭載版のみ [4300]
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 LCR機能設定 [ WTERM-LCR ] 、
、1| WTERM-LCR 機能 | 使用(NTT/DDI[0077 第二電電株式会社]/回線自動 、
、2| 発信元電話番号 | 0XX-XXX-DDDD 、
、3| 0070 TWJ | 選択使用可(日本高速通信株式会社) 、
、4| 0088 JT | 選択使用可(日本テレコム株式会社) 、
、 | ↑ ↓ No : 1- 4 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
WTERM LCR 機能について
--------------------------------------------------------------------
LCR (Least Cost Routing)の略で、通話料金計算及びそれに伴う安価な電
話回線選択システムというような日本語の意味になります。
通常使用している、NTT (日本電信電話株式会社)の回線の他に、現在では、
日本高速通信株式会社(TWJ ダイヤル0070)・第二電電株式会社(DDI ダ
イヤル0077)・日本テレコム株式会社(JT ダイヤル0088)の 3社があります
が、市内を除く隣接以上、遠距離にいたるまでのダイヤルに関して、御自分の
電話回線から目的の電話番号までの区間距離、NTT の通話料金と上記 3社の通
話料金を瞬時に計算して、最も安価な回線を選択してダイヤルする機能です。
むろん 3社すべてに加入する必要はありません。またそれを使用するかしない
かの選択もできます。
LCR 機能の中の通話時間の算出基準として、 5分を目安にしていますがこれは
設定等で変更することも可能になっています。
無論WTERM が、0077などの各社の電話番号を先頭にしてダイヤルしますのでユ
ーザーの方はなにも難しい事をする必要はありません。
WTERM を起動したのち、HELPキー(End)を押して下さい。HELPの下のほうに
WTERM LCR DATA [年-月-日] 現在
年-月-日がLCRデータ(WTLCR.DAT)のデータバージョンです。
制限
--------------
DDI(第二電電株式会社0077)に最低加入している必要があります。
また、このバージョンに限り、再配布は制限されています。
ご注意
--------------
回線着信からではなく、モデム同士の着信から通話時間を割り出し、それに平
均接続経過時間をプラスしたものを基準に、料金表示をしていますので、10円
前後の誤差表示がでる場合もございます。またモデムの着信のトラブル等で、
コネクトせず回線断になった場合、NTT料金より割高になる場合もあります。[4350]
< 1 >[設定 F・7]-(8)-1 WTERM LCR 機能
---------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、1| 使用しない(一般NTT 回線のみ) 、
、2| 使用(NTT/DDI[0077 第二電電株式会社]/NCC回線自動選択) 、
、 ↑ ↓ No : 1- 2 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
1.使用しない
使用しないを選択した場合、通常NTT 回線のみを選択します。
2.使用する
使用とした場合は、発信地電話番号を基本に、時間帯や料金体系や土日祝
日等の算出基本データとてらしあわせて、NTT とDDI との料金のどちらか
から、安価な方を選択します。
< 2 >[設定 F・7]-(8)-2 発信元電話番号
---------------------------------------------------------------
LCR 機能搭載版、WTERM を使用する場合に、基本データーの 1つにあたる、
ユーザーの電話番号を入力します。
電話番号は以下のように、市外局番-市内局番-番号の順です。このデータを
あやふやに入力すると、間違った選択をしますので、正確にお願いいたしま
す。
例 052-XXX-0000 0587-XX-0000 06-XXX-X000
注意 ここが間違って入力されていたり、空白ですと動作はいたしません。
< 3 >[設定 F・7]-(8)-3 0070 TWJ
---------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 1| 使用しない(日本高速通信株式会社) 、
、 2| 選択使用可(日本高速通信株式会社) 、
、 ↑ ↓ No : 1- 2 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
発信元電話番号を基本に、時間や料金体系や、土日祝日等の算出基本データ
とてらしあわせて、NTT とDDI とTWJ との料金で、どこが一番、安いほうか
を選択します。 [4400]
5の、JTも使用するにすれば 4社で一番安い場合に使用します。
1を選択した場合は、NTT とDDI とTWJ の中から安価な回線を節約します。
< 4 >[設定 F・7]-(8)-4 0088 JT
---------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 1| 使用しない(日本テレコム株式会社) 、
、 2| 選択使用可(日本テレコム株式会社) 、
、 ↑ ↓ No : 1- 2 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
発信元電話番号を、基本に時間や料金体系や、土日祝日等の算出基本データ
とてらしあわせて、NTT とDDI とTWJ との料金で、どこが一番、安いほうか
を選択します。
4の、TWJも使用するにすれば 4社で一番安い場合に使用します。
1を選択した場合は、NTT とDDI とTWJ の中から安価な回線を節約します。
< LCR機能付WTERM 配布先(無料)についてのご案内 >
---------------------------------------------------------------
お問い合わせ先
郵便番号 531
住所 大阪府大阪市北区豊崎5丁目4番9号 商業第2ビル8F
会社名 株式会社 シャンバラ
「KANちゃん」DDIサービスセンター係宛
Tel. 06-375-8108
電子メールでのお問い合わせは、以下へお願いいたします。
NIFTY-Serve KGF01115
[4450]
===============================================================================
【 第 8章 】ダイヤル関係
===============================================================================
-----------------------------------------------------------------------------
[ F・5 ].ダイヤル。
-----------------------------------------------------------------------------
マルチダイヤル機能搭載 ダイヤル画面構成
表示モード 10× 6段の場合
(ダイヤルリスト日時表示、ホスト名の末尾に最終ログイン日時を表示しない)
WTERM < 機種名 > Ver X.XX 発表年月日
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 51-60 BBS LIST カ「イ
、51、 41-50 BBS LIST カ「イ
、52、41、 31-40 BBS LIST カ「イ
、53、42、31 21-30 BBS LIST カ「イ
、54、43、32、21 11-20 BBS LIST カ「イ
、55、44、33、22、11 01-10 BBS LIST 、
、56、45、34、23、12、 1| WTERM -NET 、
、57、46、35、24、13、 2| NIFTY[東京 28800BPS ] 、
、58、47、36、25、14、 3| NIFTY[東京 9600BPS ] 、
、59、48、37、26、15、 4| NIFTY[東京 2400BPS ] 、
、60、49、38、27、16、 5| 、
カ「ニ50、39、28、17、 6| PC-VAN[東京 28800BPS ] 、
カ「ニ40、29、18、 7| PC-VAN[東京 9600BPS ] 、
カ「ニ30、19、 8| 日経MIX 、
カ「ニ20、 9| アスキ-(東京) 、
カ「ニ10| アスキ- 、
、 HELP : ヘルプ表示 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
表示モード 15× 4段の場合
(ダイヤルリスト日時表示、ホスト名の末尾に最終ログイン日時を表示する)
WTERM < PC98/EPSON > Ver X.XX 199X.XX.XX
ョ「「「「「ホ「「「「「ホ「「「「「ホ「「「「「「「「「「「「「「イ [4500]
、 46-60 、 31-45 、 16-30 、 01-15 BBS LIST 、
、46| 、31| 、16| CIA-NE、01| NIFTY-Serve 97-02-20、
、47| 、32| 、17| 、02| PC-VAN 97-02-15、
、48| 、33| 、18| 、03| NIFTY-ROAD 7 97-02-17、
~~ 中 略 ~~~
、59| 、44| 、29| 、14| 、
、60| 、45| 、30| 、15| 、
カ「「「「「ヨ「「「「「ヨ「「「「「ヨ「「「「「「「「「「「「「「コ
マルチダイヤルシステム
----------------------
複数のホストを選択登録し、話中の場合は、自動的に次の設定ホストにダイヤ
ルする機能です。
登録内容は、いわゆる円構造をなしており、登録された順に並び、最後尾の次
は先頭に戻ります。通話中の場合は次の登録ホストが、新しい先頭となり、
それまでの先頭のホストは、最後尾となります。ESC キーを押すことにより、す
べての選択内容をクリアすることも可能です。
矢印キーと、スペースキーで、アクセスしたいホストを選択して、リターンキ
ーを押してアクセス実行します。その際、A-B-C-D を選択し、 Aは話し中だった
場合に、次に Bのホストにアクセスします。登録順序は、B-C-D-A と Aが最後尾
にまわります。また、接続したホストは、選択からはずれます。
なお、マルチダイヤル中は、待機時間[設定 ]は無視されます。いろいろなホ
ストに接続される場合や、通話中がおおい所だと、何回も何回も連続かけるより、
他のホストに電話して時間をあけたほうがいいのですが、いちいち選択が面倒と
いう人にぴったりです。たとえば、20のホストを選択すればその順番に、アクセ
スしていきます。(最大数60まで)
※ 動作の中断は、どのタイミングでもESC キーです。動作が中断しない場合は、
再度ESC キーを連打して下さい。
選択
ダイヤルしたいホストを選ぶのに一番簡単な方法は、反転カーソルをカーソル
キーで動かして、ダイヤルしたいホスト名の上で、リターンキーを押す方法です。
カーソルキーは上下(↑↓)だけでなく左右(←→)も使えます。
複数を選ぶ際は、スペースを押して選んでいってください。
ダイヤル実行時画面 WTERM
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ホスト局 呼び出し 、
、 +---------+----------------------------------------------+ 、
、 |ネット名 | WTERM -ネット | 、
、 +---------+----------------------------------------------+ 、
、 |電話番号 | 03-XXXX-XXXX | 、 [4550]
、 +---------+----------------------------------------------+ 、
、 |ラストログイン | 1995.MM.DD 00:00:00 - 07:15:00 7分 15 秒 | 、
、 +---------+----------------------------------------------+ 、
、 | 回 数 | 1 回目 (セット 15 回) | 、
、 +---------+-----------------+----------------------------+ 、
、 | 状 態 | モデム初期化中 | Result: | 、
、 +---------+-----------------+----------------------------+ 、
、 MODEM 初期化コマンド: ATQ0V1E0X7 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
※ LCR 機能搭載版 ホスト局 呼び出し の行に回線種別を付加します。
ダイヤルHELP画面
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ホストリスト ヘルプ画面 、
、 リターン :ダイヤル 選択はスペースキー 、
、 非選択時はカーソルがある場所をダイヤル 、
、 スペース :カーソル行の選択/放棄 (選択時は緑色) 、
、 番号 :指定行の選択/放棄 (選択時は緑色) 、
、 HOME :ボスが来た 、
、 ↑、^E:カーソルUP 、
、 ↓、^X:カーソルDOWN 、
、 ←、^S:次ページ 、
、 →、^D:前ページ 、
、 M :BBS 登録/内容修正 、
、 D :BBS 登録削除 、
、 C :BBS コピー 、
、 G :グループ選択/解除 [ A - T ] 、
、 リターン : グループ内で1つでも接続した時点で解除 、
、 SHIFT+リターン : グループ内 巡回アクセスします 、
、 INS :ラストログイン日時表示 、
、 DEL :ホストリスト内容をテキストファイルにします 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
< SP >[ダイヤル F・5]-(スペース) カーソル行のアクセス選択/放棄
-------------------------------------------------------------------
カーソル行のアクセス選択/放棄 (選択時は緑色)
< CR >[ダイヤル F・5]-(CR) アクセス実行
---------------------------------------------------------------
カーソル行のアクセス実行(選択していない場合は、その反転表示場所のネッ
ト、それ以外は選択したホストをアクセス実行)します。
[4600]
※グループ選択したホストの場合、その中のどれか 1つが接続すれば他の、同
グループホストは選択登録から外れます。大手ネットなど同一ホストで、ア
クセスポイントが多い所などには便利ですね。
< SHIFT+ CR >[ダイヤル F・5]-(SHIFT+CR) アクセス実行
---------------------------------------------------------------
カーソル行のアクセス実行(選択していない場合は、その反転表示場所のネッ
ト、それ以外は選択したホストをアクセス実行)します。
※グループ選択したホストの場合、その中のどれか 1つが接続しても他の同グ
ループホストは選択されたままになります。よく行くホストだけグループ指
定する場合には、便利ですね。
< C >[ダイヤル F・5]-(C) 設定内容コピー
--------------------------------------------------------------------
すでに設定済みのデータを、他の番号へそっくりそのままコピーします。
実行例
1番のデータを、 3番に複写します。
まず 3番にカーソルを移動して、 Cキーを押すとコピーするデータ番号を、
聞いてきますので、 1番と入力してください。 3番 1番とも、同内容になり
ます。あとは、その該当番号(この場合は 3番)へ移動して、 Mキーを押し
て、内容を変更するだけです。
大手商用ネットで、アクセスポイントが近郊に沢山あり、電話番号以外のデ
ーター(各種設定/パスワードなど)が、同じ場合は、この方法でコピーし
て電話番号だけ変更すればよく、設定時間の短縮にもつながります。
< D >[ダイヤル F・5]-(D) 設定内容クリア
----------------------------------------------------------------------
指定データの内容抹消です。登録内容をデフォルトに戻します。
その番号の内容を、もとの何もはいっていない状態に戻します。
< G >[ダイヤル F・5]-(G) グループ一括選択/一括登録解除
--------------------------------------------------------------------
[F・5]-(M)-Fで、指定したグループの、一括アクセス登録をします。
間違えた場合や、解除したい場合は、同じグループを再指定して下さい。そう
すると登録を解除します。 1つのホストで、何回線もある所や、NIFTY-Serve 、
PC-VANのように、近隣地域に沢山アクセスポイントがあるホストには大変有 [4650]
効と思います。
アクセス方法は、CR(リターン)とSHIFT+CR (SHIFTキーを押しながらリター
ン)と 2種類の方法があります。
< Q >[ダイヤル F・5]-(Q) 選択内容をクリアせず基本画面に戻る
-----------------------------------------------------------------------
グループ一括選択や、スペースキーで選択したホストをすべてクリアせず、基
本画面に戻ります。
※通信中ならば、通信画面に戻ります。その場合はマルチダイヤル中であれば
残りの選択してある内容はクリアされません。通信中に、設定内容などを確
認したい場合など便利です。
<ESC>[ダイヤル F・5]-(ESC ) 選択内容をクリアして基本画面に戻る
---------------------------------------------------------------------
グループ一括選択やスペースキーで選択したホストをすべてクリアして、基本
画面に戻ります。
※通信中なら、通信画面に戻ります。しかしその場合、マルチダイヤル中であ
れば、残りの選択してある内容はクリアされてしまいますので、クリアされ
たくない場合は Qを、押して脱出してください。
<INS>[ダイヤル F・5]-(INS ) ラストログイン日時表示
---------------------------------------------------------------
ラストログオンの一覧を表示します。
ホスト名・電話番号・日時・時間・接続時間などを20ホストごと表示します。
※ESC キーで、表示中断します。
<DEL>[ダイヤル F・5]-(DEL) ホストリスト内容をテキストファイルにします
------------------------------------------------------------------------
ホストリストの作成をします。(テキスト形式)
作成場所は、DATA格納設定場所です。
ファイル名は、BBSLIST.TXT です。
BBSLIST.TXT 内容表示例
ロロロロロロ BBS LIST No 1 A グループ ロロロロロロロロロロロロロロロロ
BBS NAME : NIFTY-Serve 名古屋 [4700]
TEL NUMBER : 052-XXX-XXXX
LASTアクセス日 : 92.03.03
〃 開始時 : 09:35:19
〃 終了時 : 09:36:39
〃 時 間 : [ 1 分 25 秒 ]
LOG NAME : NIF
LOG 記録 : する
MNP : ON
10円/秒数 : 38.0秒
ID : SDI00598
PASSWORD : XXXXXXXX
LOGIN文字列
**@P'[*]C NIF'[--->]SVC'[--->]\I[--->]\P
ロロロロロロ BBS LIST No 2 B グループ ロロロロロロロロロロロロロロロロ
BBS NAME : ascii-NAGOYA-N
TEL NUMBER : 052-XXX-XXXX
注意
このファイルは、登録してあるID/PASSWORDの内容まで明記しますので、取
扱には各自、充分ご注意ください。
-----------------------------------------------------------------------
< M >[ダイヤル F・5]-(M) ダイヤルリスト内容変更 [WTERM Small不可]
----------------------------------------------------------------------
ホストリストを変更します。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ホスト番号 : 1 、
、1| ホスト 名 : WTERM -ネット 、
、2| 電 話 番 号 : 0000-11-2222 、
、3| 10円で可能秒数 : 同一区域内 料金 : 180.0 秒 10 円 、
、4| 個別MODEMコマンド : 使用しない 、
、5| 回 線 設 定 : 0077 [ 第二電 |6| フロー制御 : AUTO 、
、7| スピ ード bps : 38400 bps |8| MNP 選択 : ON 、
、9| ローカルエコー : OFF |A| アクセスグループ指定 : 指定なし、
、B| アクセス可能開始時 : 00:00 |C| アクセス可能終了時 : 00:00 、
、D| ダイレクト UP.DOWN : UPLOAD: ZMODEM |E| DOWNLOAD : ZMODEM 、
、F| ZMODEM 自動起動: 使用する |G| BPLUS 自動起動 : 使用する、
、H| ログ 作成選択 : 記録する |I| ログファイル名 : WTM 、
、J| アップロード改行桁 : しない |K| カットバッファー送信 : 高速送信、
、L| 漢字コードの種類 : シフトJIS |M| SI/SO(シフトIN/OUT)しない 、
、N| BSキーを押した場合:漢字(全角文字)であれば文字を2バイト分戻す 、
、O| RS-232C モード : パリティ:なし BIT:8 STOP BIT:1 (N81) 、
、P| 〃 (ファイル転送): パリティ:なし BIT:8 STOP BIT:1 (N81) 、
、Q| 〃 (キャラクター): CRコード送信時:CR 送信時:CR DELコード:BS 、
、R| オートログイン文字列 : [in:]\I[rd:]\P\#WWIV.MAC 、
、 | 〃 続き : 、 [4750]
、S| I D : XX 記入済み X 確認はReturn <-自分の ID 、
、T| パスワード : XX 記入済み X 確認はReturn <-自分のパスワード 、
、 ↑ ↓ No : 1-T ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
< 1 >[ダイヤル F・5]-(M)-1 ホスト名 登録/変更
-------------------------------------------------------------------
ホスト名を入力してください。
※ここが、未記入の場合、ダイヤルいたしません。
< 2 >[ダイヤル F・5]-(M)-2 電話番号入力
-------------------------------------------------------------------
相手先電話番号を、入力してください。
※ここが、未記入の場合、ダイヤルいたしません。
TNC について、以前のドキュメントにかいてありましたが、作者もテストで
きる環境ではないので、WTERM ではこれ以上の、TNC 関連のサポートはでき
ません。申し訳ありませんが、あしからずご了承ください。
< 3 >[ダイヤル F・5]-(M)-3 10円で接続できる可能秒数
-----------------------------------------------------------------
通話秒数は、昼間の時間帯の料金で、10円で何秒かけれるかの秒数です。
1996-04-05 現在
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 10円でかけれる秒数(消費税を除く) 、
、1| 同一区域内 料金 : 180.0 180.0 240.0 秒/10円 、
、2| 隣接区域 or 20Km迄 : 90.0 90.0 120.0 秒/10円 、
、3| 20 Km ~ 30 Km 迄 : 45.0 45.0 60.0 秒/10円 、
、4| 30 Km ~ 60 Km 迄 : 36.0 36.0 60.0 秒/10円 、
、5| 60 Km ~100 Km 迄 : 22.5 30.0 45.0 秒/10円 、
、6| 100 Km ~160 Km 迄 : 16.5 22.5 30.0 秒/10円 、
、7| 160 キロメートル以上 : 16.5 18.0 22.5 秒/10円 、
、8| 使 用 し な い [昼間・夜間・深夜] 、
、 ↑ ↓ No : 1-8 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
なお料金は、以下に基づき計算されます。 (1997年 2月改正) [4800]
昼間料金 夜間料金 深夜・早朝割引
8:00-18:59 19:00-22:59 23:00-07:59
金曜 19:00-月曜 8:00
祝日 08:00-22:59(含む振り替え休日)
同一区域内 180.0/sec 180.0/sec 240.0/sec
隣接区域 90.0/sec 90.0/sec 120.0/sec
30 Km- 60 45.0/sec 45.0/sec 60.0/sec
60 Km-100 22.5/sec 30.0/sec 45.0/sec
100 Km-160 13.0/sec 22.5/sec 30.0/sec
160 Km- 13.0/sec 18.0/sec 22.5/sec
なお、電電各社を利用する際は、後述のLCR 対応版をご利用ください。
※ LCR 機能搭載版の場合で、LCR 機能を使用するとした場合には、ここは
設定しなくても、別途に登録する加入者電話番号から計算および算定し
ますので、ここは設定する必要はありません。
< 4 >[ダイヤル F・5]-(M)-4 個別モデムコマンド
-----------------------------------------------------------------
使用しない場合は、デフォルトのモデム初期化コマンドで、モデムを初期化
します。登録ホストごとによって、初期化コマンドがちがう場合には、この
任意の設定が選べます。その場合は、まず設定の(F・7)の1-[2-6]で設定
した、モデム初期化コマンド 2から 6の中の任意の 1つを選んで選択します。
選択した場合には、その番号と、初期化コマンドを表示します。
< 5 >[ダイヤル F・5]-(M)-5 NCC 回線設定
-----------------------------------------------------------------
LCR 機能搭載版の場合は、LCR 機能を利用するとした場合、ここは設定して
も無視されます。LCR 版は自動判別します。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 NTT 以外の回線設定 、
、1| 0070 [ 日本高速通信株式会社(TWJ)] 、
、2| 0077 [ 第二電電株式会社 (DDI)] 、
、3| 0088 [ 日本テレコム株式会社(JT )] 、
、 ↑ ↓ No : 1-3 ESC : 中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
※ NCC 回線を使用される際に、該当電話局の交換機が旧型の場合は、トー
ン回線でも、一時停止(00**をダイヤルしてから 1秒ポーズ)しなけれ
ば、ダイヤルしない場合が、あります。
そのような場合は ","を、ダイヤルの前に追加してください。
なお、パルスダイヤルの場合は、この問題は発生しません。 [4850]
例 ,03-1234-4567 となり、 1秒ポーズしてからダイヤルします。
< 6 >[ダイヤル F・5]-(M)-6 フロー制御
-------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 フロー制御 、
、1| 自動判定 AUTO [MODEM Resultで判断 ] 、
、2| 常時 H/FLOW [HARD FLOW-CO. 固定 ] 、
、 ↑ ↓ No : 1-2 ESC : 中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
1.自動判定 AUTO [MODEM Resultで判断 ]
2.常時 H/FLOW [HARD FLOW-CO. 固定 ]
1.は通常の場合で、モデムの接続時に返すリザルトコードで判断し、ハード
フロー制御(RS/CS)か、ソフトフロー制御(Xon/Xoff )かを、判断し
ます。
2.は、ISDNなどのTA(ターミナルアダブター)を使用する場合で、TA側がリ
ザルトを返さない場合等があります。その場合には、WTERM 側はソフトフ
ローと見なして接続してしまい不都合が生じる場合があります。そのよう
な場合には、こちらを選択して下さい。
< 7 >[ダイヤル F・5]-(M)-7 モデム- 最大スピード変更
-------------------------------------------------------------------
スピード(BPS )
上記の設定最大スピードから選択してください。
最近のモデムなどで、モデム- マシン間を、端末固定モードに設定した場合、
相手が、2400BPS のホストでも、その固定スピードに合わせて下さい。
300から38400bps設定の際に、許容設定最大スピードに設定しておけば、モ
デムを変更した場合にも、F・7-1-1 のスピード変更だけで、個別変更は必
要なくなります。
用語説明 端末固定
通常の場合
+------+ -- 1200 BPS -- +--------+ --- 1200 BPS --- +------+
|ホスト| -- 2400 BPS -- | モデム | --- 2400 BPS --- |マシン|
+------+ +--------+ +------+
端末固定 公衆電話回線
+------+ -- 1200 BPS -- +--------+ --- 38400 BPS --- +------+
|ホスト| -- 2400 BPS -- | モデム | --- 38400 BPS --- |マシン| [4900]
+------+ +--------+ +------+
端末速度固定モード、パソコンとモデムの間を、4800bps または9600から、
最高bps の速度で転送を行います。
上記の図をみれば理解出来と思いますが、1200でも、9600でも、モデム--
PC98の場合は、常時384000bps となっております。
これであれば、"しない"場合とくらべて、多少の速度向上がみとめられメ
リットとしては、大きいものがあります。また、ホストごとのスピードも、
その速度にしなければ意味がありません。
ただし端末固定を、高速側に設定して接続している場合に、受信データを
取りこぼす場合があります。その際は、4800bps ないしは、2400bps にお
としてみてください。
< 8 >[ダイヤル F・5]-(M)-8 MNP オン/オフ選択
-------------------------------------------------------------------
1.ON
2.OFF
MNP モデムを使っていて、MNP をサポートしているホストとつなぐ場合はON
にして下さい。PC-VANの1200bps 回線を利用するような場合は「OFF 」にし
て下さい。
通常は、ONのままで結構です。
< 9 >[ダイヤル F・5]-(M)-9 ローカルエコー
-------------------------------------------------------------------
1.ON
2.OFF
ほとんどのホストでは、OFF ですが、一部のホストでエコーバックを返さな
いような所に接続する場合は、「ON」にして下さい。
用語[ローカルエコー ]
こちらのキーボードから送った文字を、通常はオフで表示せず、相手から
のエコーバックを画面に表示します。しかし、相手側が返さない場合は、
画面に表示しませんので、その場合にはオンにして下さい。
< A >[ダイヤル F・5]-(M)-A アクセスグループ指定
-------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「イ
、 アクセス グループ 区分 、
、1| 区分なし 、 [4950]
、2| Aグループ 、
、3| Bグループ 、
-- 中略 --
、K| Sグループ 、
、L| Tグループ 、
、 ↑↓ No:1-L ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「コ
まずグループ化する区分けをします。そして、アクセスする際に、仮にグル
ープ名( A)に、登録ホストが、 3ホスト分登録してあるとした場合、その
内の 1つのホストに接続すれば、あとの Aグループの残りの 2つは、アクセ
スしないシステムです。同一のホストで、何回線もある所の NIFTY-Serve、
PC-VANなどのように、近隣地域周辺に沢山アクセスポイントがある場合では
大変有効と思います。なお、これを設定しておけば、F5からアクセスする際
は、コマンド Gで、グループごとの一括アクセス設定/設定解除が 1度で可
能になります。
また、起動オプションで、グループ指定してアクセスする事も可能です。こ
の指定ですと、起動直後にそのグループにアクセスいたします。
指定オプション WTERM -Gグループ名 例 WTERM -A
< B >[ダイヤル F・5]-(M)-B アクセス可能開始時間
-------------------------------------------------------------------
< C >[ダイヤル F・5]-(M)-C アクセス可能終了時間
-------------------------------------------------------------------
個人運営ホストでは一部ありますが、24時間オープンではないホストのため
に、アクセスしてはいけない時間帯には、ダイヤルしないようにする機能で
す。
ホストの稼働の開始時間と、終了時間を指定します。
例 開始 23:00 終了 06:00 24時間制で設定します。
※ 時間外の時は、アクセス選択ができなくなります。
< D >[ダイヤル F・5]-(M)-D ダイレクトUPLOAD【ROOL UP 】
-------------------------------------------------------------------
< E >[ダイヤル F・5]-(M)-E ダイレクトUPDOWN【ROOL DOWN】
-------------------------------------------------------------------
WTERM は、ファイル転送を実施する場合、通常は「転送(F・9キー)」メニ
ューから使用するプロトコルを選んで、ファイル転送を実施します。
しかし、普通 1つのホストで、複数の転送プロトコルを使い分けるような事
は、通常ありません。例えば、NIFTY-Serve ならBplus が、PC-VANならQuick
-VANがファイル転送に使えますが、これらのプロトコルを その度にF9の [5000]
メニューから選ぶ代わりに、「ROLL UP 」「ROLL DOWN」キーに、そのホスト
で頻繁に使用するプロトコルを割り当てて、そのキー一発で転送プロトコル
を起動できるようにするのが、この設定項目です。各登録ホストごとに、
頻繁に使用するアップロード用ファイル転送コマンドを選択登録できるよう
になりました。選択したものは、通信中のみ、「ROLL UP キー」で、ファイ
ル送信(UPLOAD)が可能です。また、「ROLL DOWN キー」で、ファイル受信
(DOWNLOAD)が可能になります。いままでのように、転送(F・9)をおして
番号を選択する手間がなくなり、ワンキー(ワンストローク)で、指定のプ
ロトコルが起動できます。
なお、この機能を設定すると「ROLL UP」「ROLL DOWN」キーでは、通信中に
バックスクロールできなくなりますが、SHIFT + ↑キー・SHIFT + ↓キーで、
代用出来ます。
また、ZMODEM/BPLUS に関しては、自動受信/自動送信選択が可能です。
< F >[ダイヤル F・5]-(M)-F ZMODEM 自動起動(送受信)
-------------------------------------------------------------------
ZMODEMの、専用起動コードが送られてきた場合に、ファイル送受信の準備を
マニュアル(キーで選択したり、メニューから選択など)でやらなくても、
ZMODEM受信の場合は、そのまま受信に、ZMODEM送信の場合は送信ファイル選
択画面になります。
SUPER 版
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 ZMODEM 自動起動 、
、1| 使用する 、
、2| 使用しない 、
、3| ZM/ZMIBM.EXE使用 、
、 ↑↓ No:1-3 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
自動起動を"使用する"という設定において 内蔵組込の、ZMODEM送信/受信
を使用しないで、"ZM.EXE/ZMIBM.EXEを使用する" という設定項目の追加を
しました。
通常版
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 ZMODEM 自動起動 、
、1| 使用する 、
、2| 使用しない 、
、 ↑↓ No:1-2 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
送信は、自動起動を"使用する"という設定においては、ZM.EXE/ZMIBM.EXE
を使用します。
[5050]
動作例
》Enter #, <Q>uit, or <?>Help
》POOL<msdos> DIWN
》Sending file(s) in batch mode.
》ZMODEM を起動してください。
》**B00000000000000 <----ZMODEM 起動コード
ここで、自動的に、ZMODEMが起動して受信をはじめます。
< G >[ダイヤル F・5]-(M)-G BPLUS 自動起動(送受信)
-----------------------------------------------------------------
BPLUS 内蔵版/SUPER 版
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 BPLUS 自動起動 、
、1| 使用する 、
、2| 使用しない 、
、3| BP/BPL.EXE使用 、
、 ↑↓ No:1-3 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
BPLUS 自動起動を"使用する"という設定において 内蔵BPLUS 受信を使用し
ないで、"BP.EXE/BPL.EXE を使用する"という、設定項目の追加をしました。
BPLUS の専用送受信識別コードが送られてきた場合に、ファイル送受信の準
備をマニュアル(キーで選択したり、メニューから選択など)でやらなくて
も、受信の場合は、内蔵BPLUS を起動します。BPLUS 送信の場合は、NIFTY-
Serve に書込んだファイル名のファイルが、ユーザー設定のアップロードデ
ィレクトリーに存在すれば、そのままそのファイルを送信します。存在しな
ければ、BPLUS 送信ファイル選択画面になります。
なお、ダウンロード時に同一のファイル名があれば、レジュームダウンロー
ド(クラッシュリカバリモード)か、上書きか問い合わせできます。
注意 これを選択せず、F9の転送メニューや、「ROLLキー」に割り当ててあ
るBPLUS を使用、という場合は、PC98/EPSON では、BP.EXE もしくは BPL.
EXE が必ず必要です。それ以外の機種版は、BPL.EXE の各機種版BPLUS が必
要です。
動作例
》処理 (1:ダウンロード E:終了)
》>1
》プロトコル (1:XMODEM 2:BPLUS E:終了)
》:2
》ダウンロードファイルを格納する準備をしてください(BPLUS)
》 1000バイトあります
》ファイル名 (改行のみで終了) [5100]
》:TEST.LZH <------◎参照
》-ダウンロード開始-
ここで、自動的にBPLUS (内蔵)が起動して、受信をはじめます。
このファイル名入力の際、SHIFT+ DELキーを押すと、その表示画面のファイ
ル名らしき表記を、表示画面の最下行より 1行目にかけて取得して、最大 8
個までの、ファイル名らしき文字列を選択画面をひらき、そこに表示します。
そこで該当ファイル名を選択して、リターンキーを押せば、手で入力するよ
り早いです。
[ 内蔵版 BPLUS使用時の Questions and Answers]
Q.内蔵BPLUSを使用しているのに、外部のBPLUSプログラムに比べ異常に数値
が低いのですが、なにか異常があるのでしょうか?
------------------------------------------------------------------
A.接続時間帯(混雑時)等によっては、幾分の増減がありますが、いつも遅
い場合は、外部プログラムの、[BP.EXE(PC98 only)BPL.EXE]を利用して
ください。同じ環境でも発生する場合としない場合があり原因はよくわか
りません。どちらか早いほうを使用してください。
PC98シリーズの場合には、プリインストールの一部の機種で以下のソフト
があります。組み込んで下さい。バージョンアップ版やVer.6.2で販売し
ているものには同封されていません。
DEVICEHIGH=A:\MSDOS\HRTIMER.SYS
WINDOWS 95にある HRTIMER.SYS はMS-DOSのバージョンの違いで使用不可
になる場合があります。
WTPCNドライバー等の使用時は遅くなります。
Q.アップロード時に、頻繁に止まってしまい、ホスト側に全然送信しなくな
るのですが。
------------------------------------------------------------------
A.以下の原因が考えられます。
アップロード時に、すこし送って( 2KB程度)から、かなりの時間止まっ
てしまい、そのままで送信しなくなる現象の原因の多くは、フロー制御が
ソフトフローになっている場合が、多いようです。
1.モデムの種類等の設定を確認する (F7-1-D)
2.MNP が、ONに設定されていますか (F5-M-8)
3.モデムの初期化コマンドは正常か (F5-M-4)
以上をご確認ください。
Q.レジュームを指定しても「TIME OUT」と表示され、継続できなのですが。
---------------------------------------------------------------- [5150]
A.レジューム失敗する事例が多いです。最初からダウンロードして下さい。
BPLUS 非内蔵版
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 BPLUS 自動起動 、
、1| 使用する 、
、2| 使用しない 、
、 ↑↓ No:1-2 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
BPLUS の、専用送受信識別コードが送られてきた場合に、ファイル送受信の
準備をマニュアル(キーで選択したり、メニューから選択など)でやらなく
てもを起動します。送信の場合は、送信ファイル選択画面になってから起動
します。
動作例
》処理 (1:ダウンロード E:終了)
》>1
》プロトコル (1:XMODEM 2:BPLUS E:終了)
》:2
》ダウンロードファイルを格納する準備をしてください(BPLUS)
》 1000バイトあります
》ファイル名 (改行のみで終了)
》:TEST.LZH
》-ダウンロード開始-
ここで、自動的にBPLUS (内蔵)が、起動して受信をはじめます。これを選
択せず F9の転送メニューもしくは、「ROLLキー」に割り当てて使用する場
合は"BP.EXE"もしくは"BPL.EXE" が必要となります。
< H >[ダイヤル F・5]-(M)-H ログ作成選択
-------------------------------------------------------------------
1.記録する
2.記録しない
< I >[ダイヤル F・5]-(M)-I ログファイル名
-------------------------------------------------------------------
ログファイル名は、半角 1文字以上、半角 4文字以下です。
もしNIFTと設定した場合、 3月 1日にアクセスしたログファイルの記録名は、
NIFT月日.LOG(この場合は、NIFT0301.LOG)となります。
なおログファイル名を、VAN とした場合は、通信中に限り、SHIFT+DELキー[5200]
で、RB文字列送信になります。
同名のファイルに継続して、ログを記録したい場合は、ログファイル名は、
TEMPとして下さい。その場合、"TEMP.LOG"という名前のログファイルを作成
し、以後そのファイルに追加記録していきます。
< J >[ダイヤル F・5]-(M)-J アップロード改行桁
-------------------------------------------------------------------
ホストによっては、一行の文字数が限られていて、適当な所に改行をコード
を入れておかないと、ある一定文字数以上の文字列は途中で切られてしまう
ところがあります。
その場合の回避策として、文章のテキスト送信(高速/低速テキスト送信時
のみ)に、指定した文字数ごとに、改行コードを自動的に挿入する機能です。
指定なしであれば、そのままテキスト送信致します。一般的にいえば、78文
字で行末を揃えると、奇麗に見えます。
< K >[ダイヤル F・5]-(M)-K カットバッファー送信 高速/低速
--------------------------------------------------------------------
カットバッファーの送信時に、低速送信か、高速送信かを、設定により指定
できます。(カットモードは、←キーです)詳しい内容は後述します。
< L >[ダイヤル F・5]-(M)-L 漢字コードの種類
-------------------------------------------------------------------
日本のホストのほとんどは、シフトJIS ですので普通は、デフォルトのまま
で大丈夫ですが、一部のデータベースのように「新JIS 」などの漢字コード
を使っている場合は、それに合わせます。
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 漢字コードの種類 、
、1| シフトJIS 、
、2| JIS 、
、3| 旧JIS 、
、4| NEC漢字 、
、5| EUC 、
、 ↑↓ No:1-5 ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
・対応した漢字コードは、以下の通りです。
KI KO コード
シフトJIS なし なし シフトJIS
JIS(新JIS)ESC $ B ESC ( J JIS [5250]
旧JIS ESC $ @ ESC ( H JIS
NEC ESC K ESC H JIS
EUC なし なし 半角英数字はそのまま。
半角カタカナは、$8E+コードの 2バイ
トで表示
漢字は、JIS コードに $80を足す。
( 2バイト共)JEF コードも同じです。
・受信処理について
JIS /旧JIS /NEC に設定している場合、受信においては、シフトJIS /
JIS/ 旧JIS /NEC が混在可能です。送信は、設定種別固定です。
また、上記コード以外にも、各種KI/KOコードが、一般に使用されていま
すので、受信時のみは、以下のすべてに対応しております。
KI : ESC $ B (新 JIS漢字の指示)
ESC $ @ (旧 JIS漢字の指示)
ESC K (NEC 漢字の指示)
KO : ESC ( J (新 JIS漢字の指示)
ESC ( B (新 JIS漢字の指示)
ESC $ J (新 JIS漢字の指示)
ESC ( H (旧 JIS漢字の指示)
ESC ( @ (旧 JIS漢字の指示)
ESC $ H (旧 JIS漢字の指示)
ESC H (NEC 漢字の指示)
< M >[ダイヤル F・5]-(M)-M SI/SO(シフトIN/OUT)の処理
------------------------------------------------------------------
ホストの接続条件で「SI/SO制御をする」とある場合はこれを「する」に設
定します。国内のほとんどは、8bitですから通常はしないにしておきます。
しない (8bit系) する(7bit系)
データ長が、 7 bitのホストへアクセスする場合、半角カタカナ($A0-$DF)
の送受信に使用します。送受信共、SI($0F )コードで、ローマ字モード、
SO($0E) で、半角カタカナモードに移行します。
ホストの接続条件に、SI/SO(シフトIN/シフトOUT )制御あり、と記述
してある場合に設定して下さい。
E71XS 等のように、S の指定がある場合がそうです。
< N >[ダイヤル F・5]-(M)-N BSキーを押した場合
-----------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 BSキーを押した場合 、
、1| 文字を 1バイト分戻す 、
、2| 漢字(全角文字)であれば文字を 2バイト分戻す 、 [5300]
、3| BSコードの代りに、_を送信する(JOIS系) 、
、 ↑↓ No:1-3 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
RT(CBやチャット)や、オンライン書き込み等をしている場合に、全角コー
ド( 2バイトコード)の打ち間違いを、消去する際、アスキーやWWIV系ホス
ト等では、BSキー 1回で画面から消えますが、NIFTY-Serve や、PC-VANなど
では、BSキーを 2度押さなくては消すことが出来ません。
この場合には、 2番を選択してください。ディフォルトは 1番です。
またJOISでは、BSキーは無効で、"_" で、BSの代用しますので、それを代替
で送信するように、 3を新設しました。
・ホストによっては(NIFTY-Serve 、PC-VAN)、カーソルは 2バイト分戻り
ますが、画面表示までは消しません。実際表示が残るだけで、内容は消え
ています。
・PC98/EPSON で、画面出力高速化プログラムなどを常駐組み込みしている
場合には、この機能は、スクロール画面のカット&ペースト機能と同様に
無効になります。
使用される場合は、常駐解除してください。
・この機能が使用できるのは、IF-800版/J3100 以外の機種版です。
< O >[ダイヤル F・5]-(M)-O RS-232C モード【通信モードの設定】
-------------------------------------------------------------------
通信モードは、通常のターミナルモードに準じた設定方法です。
パリティ (N/E/O) N:パリティなし、 O:奇数パリティ、 E:偶数パリティ
ビット長 (7/8) 7: 7ビット 、 8: 8ビット
ストップビット(1/2/3) 1: 1ビット 、 2: 1.5ビット、3: 2ビット
ほとんどの場合はデフォルト(N81)のままで大丈夫です。
但し、国外のネットワーク(例:CompuServe)など、 7ビット偶数パリティ
(E71)を採用しているところはそれに合わせて設定します。
回線接続中に、RS-232C モードを変更したい場合は、MACRO 命令中の、次の
命令 COMMODE (文字列)を有効に使用してください。
COMMODE(文字列)
用途 通信中にRS-232C モードの変更をしたい場合など有効です。
文字列は半角 3文字で指定し、それぞれの意味は以下の通りです。
回線が切れると、この設定は無効になります。
回線接続のままなら、マクロを終了しても、この設定は有効になり
ます。
使用例
COMMODE("N81")
COMMODE("E72")
解説 [5350]
1文字目 パリティの指定
N:パリティなし
O:奇数パリティ
E:偶数パリティ
2文字目 ビットの指定
8: 8ビット
7: 7ビット
3文字目 ストップビットの指定
1: 1ビット
2: 2ビット
5: 1.5ビット
7BIT.MAC
COMMODE("E72") #E71にします
8BIT.MAC
COMMODE("N81") #N81に戻します
Q.E71にしたらダイヤルする際にエラーになる
A.WTERM では、接続前までは、F7-1のRS-232C モードを優先しますので、モ
デムの初期化、そしてダイヤルと手順をふみ、ホスト接続後にRS-232C モ
ードを切り替えます。
しかしモデムの機種によっては、モデムを初期化する前にモードを変更し
なければ、ダイヤルはおろか、モデムを初期化できないモデムがあります。
その場合は、WTERM の起動オプション"-Y"を御利用ください。
WTERM -Y
このオプション命令は、F5からのダイヤル時において、モデムの初期化の
前に、RS-232C モードを変更するようにします。
通常は、上記と逆にホストにモデム同士が接続直後、モード変更をしてい
ます。
< P >[ダイヤル F・5]-(M)-P RS-232C モード【ファイルモードの設定】
-------------------------------------------------------------------------
国外のネットワーク(例:CompuServe)など、 7ビット偶数パリティ(E71)
を採用しているところでも、ファイル転送時は、 8ビットパリティ無し(N81)
が普通ですので、デフォルトのままにしておいて下さい。
専用の知識がある場合や、やむなくE71 にしなければならない場合以外は、
設定しないでください。
通信モードは、通常のターミナルモードに準じた設定方法です。
パリティ (N/E/O) N:パリティなし、 O:奇数パリティ、 E:偶数パリティ
ビット長 (7/8) 7: 7ビット 、 8: 8ビット
ストップビット(1/2/3) 1:1ビット 、 2:1.5ビット、3:2ビット [5400]
< Q >[ダイヤル F・5]-(M)-Q RS-232C モード【キャラクターの設定】
-----------------------------------------------------------------------
送受信キャラクタの設定です。各ホストの設定で、以下の指定が可能です。
回線接続中に、RS-232C モードを変更したい場合は、システム設定/モデ
ム設定の、RS-232C モード/RS-232C キャラクターを、変更して下さい。
送信時のCR
CR --> リターンキーが押された場合、CRコードを送信します。
CR+LF --> リターンキーが押された場合、CR+LFコード を送信します。
改行時、CRコードの他に、LFコードも必要なホストの場合の
み時のみ使用して下さい。
受信時のCR
CR --> CRコードを受信した場合、CR動作のみ行います
CR+LF --> CRコードを受信した場合、CR動作+LF動作を行います。
LFコードを返さないホストの場合、設定して下さい。
DELコード
BS --> DEL コード(0x7F)を受信した場合、BS動作を行います。
NUL --> DEL コード(0x7F)を受信した場合、なにもおこないません。
DEL --> DEL コード(0x7F)を受信した場合、DEL コードを、そのま
ま処理します。
通信中以外の場合で、DEL キーを押した場合の動作には規定
がありません。その際に、カーソルが右に移動しますが正常
です。
< R >[ダイヤル F・5]-(M)-R AUTO PILOT(ログイン)文字列
-------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 オートログイン文字列 、
、1| 下記以外 もしくはマニュアル入力 、
、2| WWIV 系 | [in: ]\I[rd: ]\P 、
、3| PC-VAN | PCVAN'[D:]\I[ド:]\P[=]N'[=]N' 、
、4| NIFTY-ROAD1 | **.00+**[-->]SVC'[-->]\I[->]\P 、
、5| NIFTY-ROAD2 | **@P'[*]C NIF'[--->]SVC'[-->]\I[->]\P 、
、6| NIFTY-R.3/4 | ***[*]C NIF'[--->]SVC'[-->]\I[-->]\P 、
、7| NIFTY-ROAD7 | **[in:]NIFTY'[rd:]'[->]SVC'[->]\I[->]\P 、
、8| CompuServe | [*]C CPS'[Name:]*****CPS'[ID:]\I[rd:]\P 、
、9| People A | ***'[UserID:]\I[Password:]\P 、
、A| People B | ***[Name:]P'[UserID:]\I[Password:]\P 、
、B| People C 24 | **@'[*]A PAM'[UserID:]\I[Password:]\P 、
、C| People C 96 | **@'[*]A HPAM'[UserID:]\I[Password:]\P 、
、D| 日経MIX | [x"):]mix'[me?]\I[rd:]\P 、
、E| 絵理香系 | [id: ]\I'[wd: ]\P' 、 [5450]
、F| JOIS/JISST | ***'[:]*JOIS'[ID]*'[CE]*\\JOIS 利用者ID 、
、G| KT-BBS 系 | [User ID =]\I[Pasword = ]\P 、
、 ↑ ↓ No : 1- G ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
NIFTY-Serve /PC-VAN/日経MIX などの、大手商用ネットは、あらかじめ設
定例が用意されています。NIFTY-Serve の場合、FENICS-ROAD1の場合は 4番
を、FENICS-ROAD2の場合は、5番を選択します。FENICS-ROAD3/FENICS-ROAD4/5
は、6番を選択します。ROAD 7 は、7番です。CompuServe は 9番を使用しま
す。草の根ホストなど、設定例が用意されていない場合は 1 番のマニュアル
入力を、選択して自分で設定して下さい。
上記にない場合は上記を参考に各自みなさんで登録してください。
書式指定
[ ]: カギカッコで囲まれた文字列が、ホストから送られてくるのを待ち
ます。待つ文字列の長さは、最大10文字までです。
例 ID/Password送出待ちの文字列を登録します
' : Returnコードを送出します。文字を送る際、後に付けます。
* : ウェイトタイミングを取ります( 1秒)間隔を空けたいときに使用、
! : ブレーク信号を、送出します。
\I: F5-M-Qで登録した、IDを送出します。
\P: F5-M-Rで登録した、PASSWORDを送出します。
\*: * を送出します。(MACRO の場合は、 1秒待ちます)
\!: ! を送出します。
\\: \ を送出します。
\': ' を送出します。
\[: [ を送出します。
\]: ] を送出します。
\EN: エコーバックを、ONにします。
\EF: エコーバックを、OFF にします。
\#: これ以降に書いてある内容を、マクロファイル名と認識します。
\X: これ以降の画面出力を、XXに置き換え表示する、マスク処理です。
再度指定で戻します。
\nnn: nnnは、0-255 までの、10進数を指定します。
nnnに、対応する文字コードを送信します
例 \000 -> NULLコード \117 -> ア
・この登録内容が空白(未登録)であれば、任意のホストから選択できます。
書き直しをする際などは、BSなどですべて内容を削除して、再度選択して
ください。
・オートログイン実行中は、ファンクションキーの表示が、ログイン実行中
となります。
・オートログイン実行時に、オートログイン文字列をチェックし、"\#" を
見つけた場合、以降の文字列をマクロファイル名とみなして、マクロを実
行します。マクロに関して詳しくは、WMACRO.DOCを参照ください。
例 [in:]\I[rd:]\P\#WWIV.MAC [5500]
↑マクロ名.MAC \#を付加してあとはマクロ名です。
マクロ命令一覧 WTERM マクロ ドキュメント(WMACRO.DOC)を参考にして下さい。
< S >[ダイヤル F・5]-(M)-S ID登録
-------------------------------------------------------------------
AUTO PILOTで、使用します。16文字分(半角)まで入力可能です。
"XX 記入済み XX 確認はReturn"と、表示されますので、確認ないしは、
再入力の場合は、カーソルを合わせて、Returnを押してください。
一度登録後は、画面表示は致しません。
< T >[ダイヤル F・5]-(M)-T パスワード
-----------------------------------------------------------------
AUTO PILOTで、使用します。16文字分(半角)まで入力可能です。
"XX 記入済み XX 確認はReturn"と、表示されますので、再入力の場合は、
カーソルを合わせて、Returnを押してください。
一度登録後は、機密保護の為マスク表示され画面表示は致しません。
オプション機能 設定入力文字先頭 1バイト目が半角の ? の場合には、
AUTO-PILOT中に、PASSWORD を入力するようにWINDOW が開きます。御自分で
入力してください。なおこの場合には、入力文字保護の為、表示が XX に変
ります。
---------------------------------------------------------------------
[ 60ホスト登録だけでは足らない場合 ]
---------------------------------------------------------------------
その場合は、以下の起動オプションを使用して下さい。
-Ffile_name: NUMBERSファイル名 WT.DATであれば、WT.DATを読む
例 WTERM -FB:\WTERMN1.DAT
このようにすれば、 Bドライブの、WTERMN1.DAT を読みにいきます。
もし指定のファイル名の番号データーが存在しなければ作成します。そこに
も60ホスト分登録できますので、あとは起動用の BATファイル等で切り替え
て下さい。
なおドライブ指定しない場合は、データ格納ディレクトリーの指定名.DATを
読み込みます。
例 WTERM -FWTERMN1.DAT
[5550]
-----------------------------------------------------------------------------
[ F ・ 6 ] リダイヤル。
-----------------------------------------------------------------------------
最後に、ダイヤルしたホストへ、再度ダイヤルします。
通信中(もしくは、CD信号がONの場合)の際は、低速テキスト送信になります。
===============================================================================
【 第 9章 】ファイル転送関係
===============================================================================
-----------------------------------------------------------------------------
[ F・9 ] ファイル送受信について
-----------------------------------------------------------------------------
★通信していない状態では、使用できません。
SUPER版
ョ「「「「「「「「「「「イ
、ファイル送信メニュー 、
、A|MLINK [MLP.EXE] 、
、B|YMODEM ョヨ「「「「「「「「「「「イ
、C|YMODEM-G 、 ファイル受信メニュー 、
、D|XMODEM各種 、1|MLINK 、
、E|ZMODEM 、2|YMODEM 、
、F|Quick-Van [QV.EX、3|YMODEM-BAT 、
、G|B Plus [BP/BP、4|YMODEM-G 、
、H|テキスト送信 (各 、5|XMODEM 各種選択 、
、I|Transit 、6|ZMODEM 、
カ「「「「「「「「「「ニ7|Quick-Van [QV.EXE] 、
、8|B Plus [BP/BPL.EXE] 、
、9|Transit 、
、 TermDir : 9908 KB 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
通常版 [5600]
上記より、TRANSITがなくなります。
Small版
ョ「「「「「「「「「「「イ
、ファイル送信メニュー 、
、A|MLINK [ML*.EXE 「
、B|YMODEM [ZM/ZMIBMョヨ「「「「「「「「「「「イ
、C|XMODEM [ZM/ZMIBM、 ファイル受信メニュー 、
、D|XMODEM-K [ZM/ZMIBM、1|MLINK [ML*.EXE]、
、E|ZMODEM [ZM/ZMIBM、2|YMODEM-B [ZM/ZMIBM.EXE、
、F|Quick-VAN [QV.EXE、3|YMODEM-G [ZM/ZMIBM.EXE、
、G|B Plus [BP/BPL、4|XMODEM [ZM/ZMIBM.EXE、
カ「「「「「「「「「「ニ5|ZMODEM [ZM/ZMIBM.EXE、
、6|Quick-VAN [QV.EXE]、
、7|B Plus [BP/BPL.EXE]、
、 TermDir : 9908 KB 、
カ「「「「「「「「「「「「コ
上記のXMODEM各種 内訳 [ F・9-(5) ・ F・9-(D)]
-------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 XMODEM 送受信プロトコル選択 、
、1| XMODEM/128(SUM) 、
、2| XMODEM/128(CRC) 、
、3| XMODEM/1024(CRC) 、
、4| Flying-XMODEM/128(SUM) 、
、5| Flying-XMODEM/128(CRC) 、
、6| Flying-XMODEM/1024(CRC) 、
、 ↑↓ No:1-6 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「コ
→←↑↓キー、^X、^E、^S、^D( ^は、CTRL+ )キーや、英数字でも選択でき
ます。
XMODEM/YMODEM/F-XMODEMについて
XMODEMの1024パケットオプション使用時と、YMODEMとでは、パケット長に 128
バイトと、1024バイトの混在を仕様では、許しています。WTERM では、パケッ
ト長を1024バイトとして、アップロードする際にも、最後のデータが、 512バ
イト以下の場合には、自動的にパケット長を、 128バイトに切り換えて送信し
ます。Flying-XMODEM とは、ACK をあらかじめ先送りする機能です。
詳しい事は、後述のプロトコル解説をお読みください。
Small版は、使用できません。
上記のテキスト送信各種 内訳 [ F・9-(H)]
------------------------------------------------------------------- [5650]
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 テキスト送信 、
、1| 超高速テキスト送信(高速NET 向き) 、
、2| 高速テキスト送信 (NIFTY/ASCII 向き) 、
、3| 低速テキスト送信 (PC-VAN 向き) 、
、 ↑↓ No:1-3 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
低速 : 1行毎に、センターからの改行コード(LF)を待ちます。
改行コードを受け取ったら、次の 1行を送信します。
NIFTY-Serveなどは、これが向いています。
高速 :改行コードを待たないで送信します。
アスキーなどは、これが向いています。
テキスト送信改行幅を 0(自動改行しない)に指定した場合、 1行が、
255文字以上ある場合でも、正常に送信致します。
超高速:ファイルのエコーバックを待たずに送ります。
相手の応答を待ちませんので、テキストファイルの送信時にエコーバ
ックしないシステムや、文字を取りこぼさない高速のホストに対して
使います。レスポンスの悪いネットでは、ハングアップすることがあ
ります。その場合は高速送信を選んでください。
なお、選択すると表示画面が設定の右上もしくは右下に出ます。
高速処理型ホストなどは、これが向いています。
低速テキスト送信時の自動改行の扱い
低速テキスト送信では、 1行送信する毎に、ホストからの改行コードを待っ
て次の行を送信します。低速テキスト送信時、 1行の長さを最大 255文字
とし、 255文字以上改行コードが無い場合には、無条件に改行コードを送信
します。(自動改行をしない場合でも、LFを待つための処理です)
ファイル転送 - 【受信】
-------------------------------------------------------------------
受信時の具体例 YMODEM受信
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 +--------------------------------------+ 、
、 | YMODEM-G 受信 | 、
、 | Filename | WTPCSE.LZH | 、
、 | Block/Er/R | 288000 byte | 、
、 | Date/Time | 1995/01/01 00:00:00 | 、
、 | Bytes/ % | 144000 byte ( 50 % ) | 、
、 | Lapse Time | 03:00:00 [14:40:00] | 、
、 | Trans Rate | Rate: 1024.5/bytes/sec | 、 [5700]
、 | [ESC Abort] | 、
、 +--------------------------------------+ 、
、 0___10___20___30____40___50___60___70___80___90__100 、
、 +■■■■■■■■■■■■■----+----+----+---+----+ 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
XMODEM受信以外は、現在の転送達成率を伸縮グラフで表示し、また予測残時間
(XMODEMは不可)を、経過時間と共に表示します。
BP.EXE/BPL.EXE/ZM.EXE/ZMIBM.EXE/QV.EXEの場合も表示しません。
受信は、MLINK、YMODEM/B/G、ZMODEM はファイル名を入力しなくても、その
まま受信状態に入ります。
受信後のファイルは、年月日、日時、ファイル名などは送信元ファイルと同じ
情報になります。
◎ファイル受信の場合
転送窓が開いた場合に、ユーザー設定のダウンロードディレクトリー(F7-5
-3 設定)の、ファイル情報が出ます。
ファイル転送 - 【送信】
-------------------------------------------------------------------
XMODEMなどは、ファイル選択時の画面になります。ファイルネームを問い合わ
せてきますので、ファイル名を入力します。そこでなにも入力せずにリターン
を押すと、WINDOWを開き、その設定ディレクトリーのファイルを表示します。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ZMODEM送信ファイル名を入力して下さい 、
、 WTMAC.LZH 、
、 RET : 選択 ESC : 中断 ^Y : 再入力 INS:ソート変更 、
、 +--------------------------------------------------------+ 、
、 | path= A:\DOWN\*.* | 、
、 | .\ WTERM.EXE WTERM.DOC KSH.COM | 、
、 | README.DOC ZM.EXE BP.EXE SMENU.COM | 、
、 | MS321.LZS WINST.EXE WTCHK.EXE WTS.EXE | 、
、 | WTP.EXE LCR.EXE QV.EXE SETWT.EXE | 、
、 | WMACRO.DOC WTIME.EXE | 、
、 +--------------------------------------------------------+ 、
、 ^N:名前 ^T:日付 ^W:拡張子 ^Z:サイズ ^R:逆順 ↑↓←→:移動 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
と表示されます。
そこで、カーソルを目的ファイルに移動しリターンキーを押します。
その選択したファイルが送信されます。また上記例でいえば、DOWN\ でカーソ
ル合わせ、リターンキーを押せば、path= \DOWN\*.* となり、その場所に移動
しファイル名を表示して、同様に送信元ファイルを選択できます。
◎バイナリファイル送信の場合 [5750]
転送窓が開いた場合に、ユーザー設定のアップロードディレクトリー(F7-5
-3 設定)の、ファイル名が表示されます。
◎テキストファイル送信の場合
テキスト送信ディレクトリー(F7-5-4 設定)の、ファイル名が表示されます。
転送WINDOW -[INS] ファイル選択画面 ソート方法選択
-------------------------------------------------------------------
ユーザー設定のソート方法を、一時的に変更いたします。
ソート方法選択 同じ種類のソートの逆の指定は ^R です。
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 ソート方法選択 、 キーボード入力の場合
、1| ネームソート [ 昇順 ]、 ^N
、2| ネームソート [ 降順 ]、 ^N
、3| サイズソート [ 昇順 ]、 ^Z
、4| サイズソート [ 降順 ]、 ^Z
、5| タイムソート [ 昇順 ]、 ^T
、6| タイムソート [ 降順 ]、 ^T
、7| 拡張子ソート [ 昇順 ]、 ^W
、8| 拡張子ソート [ 降順 ]、 ^W
、 ↑↓ No:1-8 ESC:中止、 ^ は CTRL + 指定文字
カ「「「「「「「「「「「「コ
転送WINDOW -[HOME] or [ ←キー ](拡張表示モード時)
-------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 A:\ ディレクトリー TREE 表示 、
、 A:\ 、
、 +-< WTERM > 、
、 | +---DATA 、
、 +-< SYS > 、
、 ↑↓:移動 ESC キー:戻る、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「コ
パス名が、64文字を越える場合( A:\WTERM\DATA\UPLOAD\... 最大文字数64文
字、これはMS-DOSの仕様です)や、そのドライブのディレクトリーが、あまり
にも沢山ある場合に、[ Runtime Error ] で、WTERM が異常終了する場合があ
ります。その場合は、"ドライブツリーを表示しない"に設定してください。
---------------------------------------------------------------------- [5800]
[ 各転送プロトコルの簡単な説明 ]
-------------------------------------------------------------------------
XMODEM-SUM(XMODEM 128byte SUMcheck)
---------------------------------------------
XMODEMシリーズの基本となるプロトコルです。
送信するファイルを、 128バイトごとに区切り、ブロックの先頭を示すコー
ドと、ブロックの順番を示す番号と、その反転データに続いて 128バイト分
のデータを送ります。
エラーチェックには、 128バイトの各バイト値を足しあわせて、その値の総
合計(SUM) の下位 1バイトの値をチェック用に一緒に送って、受信側でチ
ェックします。
XMODEM-SUM(XMODEM 128byte CRCcheck)
---------------------------------------------
上記の、 SUMチェックのところを。 CRCという計算方法によるチェック方式
に変えた物で、こちらの方が信頼性が高いとされています。
転送効率(転送速度)、その他は、 SUMチェックと同じです。
XMODEM-1024/CRC(XMODEM 1024byte CRCcheck)
--------------------------------------------------------
上記の、 CRCチェック方式が 128バイト単位であるのに対し、こちらは1024
バイト単位となっています。チェックの回数が減る為に、転送効率は若干上
がります。これは、主にNET-MERKER系の多回線ホストで装備されています。
上記3つの各 Flying XMODEM 版
---------------------------------------------
エラーフリーの状態で通信している事を前提に、受信側でのXMODEMのエラー
チェックを省略し、次の転送ブロックを送る要求だけを、どんどん送信側に
先送りして、転送効率を高めようというのがこのFlying XMODEMです。
問題点としては、ホストシステムによっては、相性の問題が多くて使えない
点です。
YMODEM
---------------------------------------------
XMODEM-1024/CRCの拡張版で、転送するファイルのファイル名や、ファイル
タイムスタンプ(ファイルの日時)・ファイサイズも送る機能がついていま
す。
YMODEM-BAT
---------------------------------------------
YMODEMの拡張版で、複数のファイルを指定して一度に続けて転送する機能が
ついています。
[5850]
YMODEM-G
---------------------------------------------
YMODEMの高速版です。データ送受信中に、ブロック送信間の確認信号 ACKを
省略し、送信側の待ち時間をなくします。これによって送信側は連続してブ
ロックを送ることが出来ます。ただし、エラーの際に、ブロックの再送信は
省略するので、 MNP搭載のエラーフリーモデムの使用が前提となっています。
YMODEM-G/BAT
---------------------------------------------
YMODEM-BATと同等機能で、転送手段はYMODEM-Gです。
ZMODEM
---------------------------------------------
アスキーネット/日経MIX や、草の根ホスト(WWIV)で使用されているプロ
トコルです。XMODEMと同じで ACKを返しませんが、転送エラー発生時には、
NAKとエラー発生ブロックを返して、エラーの発生したブロックへ遡り再発
送するようになっています。またプロトコル自身で、データ圧縮機能をもっ
ておりますので、転送効率はかなり高いようです。
MLINK
---------------------------------------------
MLINKは、大阪の CATさん(Dr.Yokoyama)が考えられたプロトコルです。
WWIV系のホストで多く装備されています。エラーフリーモデムを使用する事
が前提条件で、なおかつ転送エラー 0を前提になっています。転送ブロック
は、WTERM では、1024バイト単位で送ります( MLINKでは、原則的には送信
バイト数に、制限はありません)。
WTERM ではSUPER/LCR版は内蔵していますが、それ以外の機種は、MLシリー
ズを(MLP.EXE( PC98/ EPSON用) MLJ.EXE( J31用)MLI.EXE(DOS/V )M
LF.EXE( FM用) MLO.EXE(OKI IF800 ))を使用します。
Copyright (C) 1988/01/17, 1988/02/07 by Dr. Tsuranu Yokoyama
Bplus
---------------------------------------------
これは、CompuServeで開発されたプロトコルです。NIFTY-Serve は、このBP
lus と、XMODEMだけですが、CompuServeではオリジナルの Bや、Quick-B と
いった転送プロトコルも用意されています。これも転送効率としては、かな
りはやい方です。代表的な物では、 BP.EXEやBPL.EXE等があります。
WTERM では、SUPER/LCR版に装備しています。
全体に、転送効率としては、MLINK や、ZMODEMなどが良いようです。
このなかで信頼性がいちばん高いのは、ZMODEMですが、個人で実際使用する場
合や、草の根のWWIV系のホストで 高速モデムを使用する場合には MLINK が、
それ以外の場合は、ZMODEMが適していると思います。
アスキーでは、ファイル受信にはZMODEMを、ファイル送信は、Transit が利用
できるようになっています。 [5900]
PC-VANでは、Quick-VANが、XMODEM よりも効率がよく、利用している方が多い
ようです。
XMODEMしかサポートしていないようなホストシステムの場合、 Flying-XMODEM
を試してみて、使えればそのまま使用してもかまいませんが、もし使用できな
い場合は、あきらめて普通のXMODEMを使うしかないでしょう。
各種外部起動プロトコルプログラムについて
----------------------------------------
MLP/MLJ/MLF/MLI/MLO.EXE に関して
ML MLINK/ZMODEM/TRASIT FILE TRANSFER
Version 0.90 Copyright(C)1991 by H.INOUE
MLINK Copyright (C) 1988/02/07 by Dr. Tsuranu Yokoyama
ZMDEM ZM.EXE/ZMIBM.EXE に関して DOCより抜粋
ZM ZMODEM ファイル転送プログラム Oct-07-1989
ZM.EXE & ZM.MCD Copyright 1989 (C) T.Tamaki. All rights reserved.
ASCII-NET pcs10041 ACS acs02041 JIN-NET #3 tam
BPL.EXE BP.EXE に 関して
Copyright B Plus Protocol is a Service Mark of CompuServe,
Incorporated.
BP.EXE Ver1.00 By 吉崎 栄泰
BPL.EXE version By Phinloda
内蔵版BPLUSに関して
B-Protocol(B-Plus) Copyright 1989, CompuServe Incorporated
WWIVTERM Version 07-Nov-91 paku
WTERM Version 21-Nov-91 H.INOUE
QV.EXE に関して
Quick-VAN version 1.07 (C) 1989,1990 KAISER & TAMOYAN & paku
Send File Name : QVEXE100.COM File Size : 26240(205)
Past time CPS Block 0---10---20---30- ~ 略 ~ ---90--100(%)
01:24 56.5 40 ロロロロロロロロロロロロロロ と 表示されます。
===============================================================================
【 第10章 】ログ・ファイル
===============================================================================
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・5 ] ログ編集
------------------------------------------------------------------------
回線接続時 [5950]
現在オープン中(HELPで表示)の LOGファイルを、設定エディターに読み込
み編集可能にします。
オープンされていない場合は、TEMP日時.LOGを作成します。
回線未接続時
LOGDIRの、内容をWINDOWを開き表示して、今までの LOGファイルを編集出来
ます。(他のファイルも選択可能です)
------------------------------------------------------------------------
[ F・10 ] ログファイル 記録/記録しない(OFF )
------------------------------------------------------------------------
ログファイルの、記録(オープン)/記録しない(クローズ)をトグルします。
なお、設定ホストごとに、ログを記録しないと設定してある場合や、マニュア
ル発信にてログをとっていない場合は、通信中であれば [ F・10 ](WTERM 標
準仕様)を押せば、その時点よりログの記録を開始します。
もし、現在記録中の場合は、記録中断停止に変ります。
各ホスト毎に、ログ名を設定していない場合は、ログファイル名はYYMMDD.LOG
(YYMMDDは年月日)となります。
例 94年01月01日の場合 ---> 940101.LOG
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・10 ] ログファイル名の指定変更
------------------------------------------------------------------------
起動時のファイル名は、年月日.LOG(例 930701.LOG )になっています。
このキーをおした場合、ログファイル名を任意の名前に指定できます。
なお、新たなファイルを指定すると以前の名前のログをクローズにして、新規
作成いたします。
===============================================================================
【 第11章 】MS-DOS 関係 [6000]
===============================================================================
プログラムを終了することなく通信中に以下のOS関連の操作が行えます。
なお、カレントディレクトリーの変更は、ターミナルに戻った時点で無効になりま
すので注意して下さい。
------------------------------------------------------------------------
[ F・1 ] ..DOSコマンド
------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 Command 、
、________________________________________、
、 Memory XXXXXX byte Free、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
MS-DOSの内部/外部コマンドを実行します。
コマンド名を入力することにより、任意のコマンドを実行できます。
実行後は一時停止します。
*Free Memoryは、MS-DOS Version 3以前では表示しません。
※このフリーメモリーについては、MS251SRCを参考にさせていただきました。
また、MSの公開ソースから使用する事に関して、作者のご了解を頂き大変
ありがとうございました。MS(C) K-CRAFT氏(PFD01265) MSA-NET WIZ氏
------------------------------------------------------------------------
F・1 Questions and Answers
------------------------------------------------------------------------
Q. F・1や、SHIFT+ F・1キーで、チャイルドプロセスを起動しようとすると、
「COMMAND.COMが見つかりません」と表示されます。
--------------------------------------------------------------------
A.CONFIG.SYSの中に、SHELL コマンドの指定が抜けていると考えられます。
エディター等で、CONFIG.SYSに、次の一行を追加して下さい。
シェルコマンドと言うのは、指定されたファイルを読み込み実行するプログ
ラム(COMMAND.COM )の場所、および環境の為のエリアを指定するコマンド
です。
ここで、WTERM からチャイルドプロセスへ行こうとすると、WTERM の内部で、
COMMAND.COM を呼び出しにいきます。しかし、COMMAND.COM が起動ドライ
ブにない場合に、警告メッセージがでます。一度、CONFIG.SYSをご確認下さ
い。なければ作ってください。
普通のSHELLコマンド SHELL A:\COMMAND.COM A:\ /P
^^^COMMAND.COMの存在場所
これだけでは環境の為の云々がでる場合がありますので、以下のように書き
直して下さい。 [6050]
MS-DOS Version 3.1 以前の場合
SHELL A:\COMMAND.COM A:\ /P /E:32
^^
MS-DOS Version 3.3 以降の場合
SHELL A:\COMMAND.COM A:\ /P /E:512
^^^
この中の、/E:512と言うのが、環境用の領域を、 512バイトにすると言う
ことを表します。単純なケースなら、この値を大きくすれば解決できます。
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・1 ] チャイルドプロセスの起動
------------------------------------------------------------------------
回線接続中のまま、MS-DOSに戻ります。環境変数 COMSPECを参照して、COMMAND
.COMを、チャイルドプロセスとして起動しています。
ターミナルに戻るには、F・9 (もしくは EXIT )を入力して下さい。
チャイルドプロセスで、再びWTERM を起動すると、データ送受信が正常に行
えなくなりますので注意して下さい。
ただし、起動時に使用可能メモリー量が、 384KB以下のときはメモリーの余裕
がないので、大きな外部コマンドは実行できません。
------------------------------------------------------------------------
SHIFT+ F・1 Questions and Answers
------------------------------------------------------------------------
Q. F・1 や、SHIFT+ F・1 で、チャイルドプロセスを起動しようとしたら、以
下のようなメッセージを表示して終ってしまいました。
WTERM Runtime Error[Not enough memory] at XXXX:XXXX
A.Not enough memory というのは、"実行の為のメモリーが足りません"という
種類のメッセージです。WTERM を使用する場合には、最低 300KB(純粋な空
きメモリー)必要です。 256KBぐらいですと動作しない場合があります。
また、起動後にチャイルドプロセスを起動する場合も、そのチャイルドプロ
セスで動かすプログラムの、動作保証メモリー以上は確保していないと、
正常に起動しないと思われます。起動後にメインメモリーを確保する手段と
しては、スクロールバッファーエリアを EMS領域があいていれば、 EMSに、
なければ、GRAM領域に割り当てる事によって、設定メモリー分(最大64KB最
小16KB)空きます。また EMS領域があればWTERM のデーター領域を、 EMSに
16KB(EMS1ページ分)確保して使用メモリーを16KBほど軽減します。
---------------------------------------------------------------------- [6100]
[ Alt+ F・1 ] チャイルドプロセスの起動 (DOS/V 版のみ)
出力はスクロールバッファーに取り込みます
------------------------------------------------------------------------
回線接続中のまま、MS-DOSに戻ります。環境変数 COMSPECを参照して、COMMAND
.COMを、チャイルドプロセスとして起動しています。
ターミナルに戻るには、F・9 (もしくは EXIT )を入力して下さい。
画面表示出力は、スクロールバッファーに取り込みます。
例 TYPE AUTOEXEC.BAT
この場合、タイプされた内容は画面に表示されますが、同じ内容をスクロール
バッファーにも出力します。
WTERM に戻ったあとに、バックスクロールで内容が参照ができたり、その内容
をカットアンドペーストで切り出したりします。
------------------------------------------------------------------------
[ GRPH+ F・1 ] チャイルドプロセスの起動 (PC98/EPSON 版のみ)
出力はスクロールバッファーに取り込みます
------------------------------------------------------------------------
回線接続中のまま、MS-DOSに戻ります。環境変数 COMSPECを参照して、COMMAND
.COMを、チャイルドプロセスとして起動しています。
ターミナルに戻るには、F・9 (もしくは EXIT )を入力して下さい。
画面表示出力は、スクロールバッファーに取り込みます。
例 TYPE AUTOEXEC.BAT
この場合、タイプされた内容は画面に表示されますが、同じ内容をスクロール
バッファーにも出力します。
WTERM に戻ったあとに、バックスクロールで内容が参照ができたり、その内容
をカットアンドペーストで切り出したりします。
※注意
スクロールバッファーを、GRAMに指定している場合は、GRAMをアクセスする
プログラムは、絶対に起動しないでください。
◎WTERM -G で、起動した場合は、使用できません。
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・2 ] エディターや他の設定外部プログラムの選択
------------------------------------------------------------------------
設定した任意のソフトを、5種類(設定 F・7)を選択し、起動できるように [6150]
しました。
カーソル上下↑↓ or 番号選択で選択できます。戻る場合は、ESC キーです。
指定の場所にあわせ、リターンキーを押すだけで起動します。
※ 終了後一時停止したい場合は、
登録時に 命令の前に !を、付加して登録して下さい。
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・2- 6] バイオリズム表示機能 (SUPER版のみ)
------------------------------------------------------------------------
WTERM SUPER 版のみは、 6番を選択するとバイオリズムを見る事ができます。
またその内容は、ログに同時記録する事も可能です。
<<< BIORHYTHM >>> SHIFT- F・2 - 6
「生体活動周期。人間は、身体・感情・知性の 3つの一定の周期に基づいた
リズムによって支配されている部分があります。
そのリズムは、正弦波形で求められ+ 、- があって生活上の 1つの目安に
なると思います。」
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・2 -7] 世界時計(ワールドタイム) (SUPER版のみ)
------------------------------------------------------------------------
世界各地の現地時間を表示します。ただし、サマータイム等を考慮しておりま
せん。
☆ WORLD TIME ☆ ______ // ~__~__----~~__
/_x_,_ ___ -/ * ~| __/
____ ~ / | ノ ・ ~| /
*/~ ~~~~ -/ ~+ +
+___ /|___ _|__ | ・ _*~ +--__
+ / |___/ |_| ~~// | |
| / /~~~~~~= |_ /
| / // |__/_ / : /
|_/ ~~ |_/
・日本時間 94-07-16 17:09 世界標準時 07-16 08:09・ソ ウ ル 07-16 16:09
・北 京 ・台 湾 ・香 港 ・フィリピン・モンゴル ・ハバロフスク 07-16 16:09
・サウジアラビア・イ ラ ク ・タンザニア ・エチオピア・レニングラ-ド・モ ス ク ワ 07-16 11:09
・エジプト ・ケ-プタウン・リ ビ ア ・ル - マ ニ ア ・ド イ ツ 07-16 10:09
・ナイジェリア ・アルジェリア・モ ロ ッ コ・ストックホルム・ノ ル ウ ェ -・フランス 07-16 09:09
・ブエノスアイレス・ブラ ジル・アルゼンチン・ウルグアイ ・リオデジャネイロ 07-16 05:09
・ニュ-ヨ-ク ・モントリオ-ル・ワシントン ・マ イ ア ミ・キ ュ - バ 07-16 03:09
・シ カ ゴ ・メ キ シ コ・ダ ラ ス 07-16 02:09 ・ロスアンゼルス 07-16 00:09
・イ ギ リ ス 07-16 08:09 ・アイスランド 07-16 07:09・ガ イ ア ナ 07-16 04:39
・ペ ル - 07-16 04:09 ・アンカレッジ 07-15 23:09・ハワイホノルル 07-15 22:09
・シンガポ-ル 07-16 15:39 ・ミャンマ 07-16 14:39・イ ン ド 07-16 [6200]
・パキスタン 07-16 13:09 ・アフガニスタン 07-16 12:39・イ ラ ン 07-16 11:39
・ニュ-カレドニア 07-16 19:09 ・フ ィ ジ - 07-16 20:09・シ ド ニ - 07-16 18:09
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・2 -6] 別枠 外部起動プログラム選択画面 [1-Z](通常 版)
[ SHIFT+ F・2 -8] 別枠 外部起動プログラム選択画面 [1-Z](SUPER 版)
------------------------------------------------------------------------
別枠外部起動プログラム選択画面例
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 別枠 外部起動プログラム選択 、
、1| WTLCR |メモ|WTLCR 起動 、
、2| WTDC |メモ|WTERM DATA CONVERTER 、
、3| VMAP |メモ|メモリー状況を見る 、
~~ 中 略 ~~~
、 、
、K| FD |メモ|FDを動かす 、
、L| NIFP |メモ|NIFPの起動 、
、M| |メモ| 、
、 ↑ ↓ No : 1- Z ESC : 中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
※終了後一時停止したい場合は、登録時に命令の前に !を付加して登録してく
ださい。
例:!DIR *.*
この場合、カレントドライブのファイル情報を表示たのち、何かキーを押
すまでその画面のままになっています。
===============================================================================
【 第12章 】NF版(NIFTY版の機能追加部分)
===============================================================================
NF版は、WTERM のSUPER 版に、NIFTY-Serve において便利な機能を付加したもの
です。基本的には、他のホストでの利用価値はありませんが、併用しても、ほと
んど不都合はありません。
-----------------------------------------------------------------------------
[ F・2]
-----------------------------------------------------------------------------
まず回線接続時(通信中)と回線非接続時(通信していない状態)との 2つのモ
ードがあります。 [6250]
通信をしていない場合、スピード変更 300bps-230400bps です(通信中は変更不可)
回線接続時(通信中) NIFTY 専用モード
=============================================
画面に以下のように表示されます。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 1、 GOメニューツアー 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 2、メインメニュー/フォーラム関連 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 3、フォーラム 全般 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 4、フォーラム 会議室関連 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 5、フォーラム ライブラリ関連 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 6、書き込み時のエディター編集機能 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 7、RT(チャットルーム/CB) 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 8、掲示板関連 、
カ「ホ「「「「「「「「「「「「「「「「ヨ「イ
、 9、メール送信/受信 関連 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
F2-1-1 [ GOメニューツアー ]
================================================
ここは、NIFTY-ServeのTOPメニューのコマンドが全てはいっています。
但し頻繁に変更されますので、まれに異なる場合もありますのでご了承下さい。
以下のような画面になります。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 NIFTY-Serve トップメニュー [GO TOP] 、
、 1. サービス案内・検索 2. 電子メール 、
、 3. 掲示板 4. CBシミュレーター 、
、 5. フォーラム 6. ニュース/スポーツ/天気予報 、
、 7. 企業/経済/人物/行政 8. 科学/技術/翻訳 、
、 9. 書籍/教育/就職 10. 趣味/旅行/生活 、
、11. 占い/クイズ/ゲーム 12. ワープロ/コンピューター 、
、13. ショッピング/ステーション 14. 海外データベース(INFOCUE) 、
、15. コンピュサーブコーナー 16. ビギナーズコーナー 、
、17. 他ネット接続サービス E. 終了 、
、 1-18 ESC = EXIT 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
[6300]
例 1番のサービス案内・検索を選んだ場合、以下参照
-----------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 サービス案内・検索 、
、 1.サービス案内・検索(FIND) 2.お知らせ 、
、 3.会員規約とお願い 4.アクセス方法/アクセスポイント一 、
、 5.コマンド/サービスの使い方 6.入会方法/NIFTYカード 、
、 7.特定会員サービス(CUG/PS) 8.電子メール関連サービス 、
、 9.会員情報 (表示/変更/検索 10.利用料金情報 、
、11.センター宛メール (無料) 12.アクセスギフト 、
、13.ホームパーティー 14.パティオ 、
、 [SERVICE]/選択:SHIFT+Ret/黄バ-:下層あり、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
例 1番のサービス案内・検索(FIND) を選んだ場合、以下参照
----------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 サービス案内・検索(FIND) 、
、 1. ご案内 2. サービス検索(FIND)、
、 3. サービス一覧 4. GOコマンド一覧 、
、 5. サービス利用料金一覧 6. メニュー・ガイド 、
、 7. サービス時間案内 、
、 [FIND]/選択:SHIFT+Ret 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
例 4番のGOコマンド一覧 を選んだ場合、以下参照
---------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 コマンド送信[Ret/Ent/Y 送信] 、
、 GO LIST 、
、 [それ以外のキーは上位に戻ります] 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
F2-[2] から F2-[9] [NIFTY-Serve コマンドHELP]
================================================
それぞれの場面に応じた、HELP画面になります。
例 F2-3 [ フォーラム全般 ] 表示例
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 、 フォーラム全般 、
、 1、[UST ] 現在フォーラム利用会員のIDを表示 、
、 2、[UST2 ] 現在フォーラム利用会員のID番号とログイン名表示 、
、 3、[SEND ID メ] 現在フォーラム利用会員にメッセージを送る 、
、 4、[SEND OFF ] SENDメッセージを受けないようにする 、
、 5、[SEND ON ] SEND OFFを解除する 、
、 6、[SET ME OF] メニューを表示しない(エキスパートモード 、
、 7、[SET ME ON] メニューを表示する 、 [6350]
、 8、[SET PA OF] ページ制御を行わない(ノンストップ) 、
、 9、[SET PA ON] ページ制御を行う 、
、 A、[SET PA ON] 電子会議室で一発言表示ごとに停止させる 、
、 B、[SET PA OF] 電子会議室で発言表示後の停止を解除する 、
、 C、[MES ] 電子会議室一覧 、
、 D、[LIB ] データライブラリー一覧 、
、 E、[ANN ] フォーラムのお知らせの表示 、
、 F、[MEM ] フォーラムの会員情報に入る 、
、 G、[BUL ] フォーラムの掲示板に入る 、
、 H、[RTC ] フォーラムのリアルタイム会議に入る 、
、 I、[SYM ] フォーラムのSYSOP 宛メールを出す 、
、 J、[OPT ] フォーラムのオプションに入る 、
、 、 1-J [FORUM]/ESC:中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
ここで、現時点のフォーラムの利用会員の一覧をみたい場合には、 2を選ん
で(番号入力もしくは、矢印キーで選択)、リターンを押せばNIFTY-Serve
に "UST2" というコマンドを、 WTERM側から送出します。
----------------------------------------------------------------------
[ F・3 ]
----------------------------------------------------------------------
回線接続時(通信中)
---------------------------------------------
1行入力と、CAの実行の選択をすることができます。
回線非接続時(通信していない状態)
---------------------------------------------
1行入力のみ
【CA】CAは、NIFTY-Serve で、CBやRTをラクに楽しむためのソフトです。
チャット・アダプタ CA ver 5.58 1992.11.12
Copyright(C)1990,1991 石田 晴幸 (なるい,NIFTY-Serve NBG01416)
Copyright(C)1991,1992 杉浦 春司 (Duke, NIFTY-Serve SDI00646)
----------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・5 ]
----------------------------------------------------------------------
回線接続時(通信中)
---------------------------------------------
現在オープン(記録)中のログファイル編集
回線非接続時(通信していない状態)
---------------------------------------------
ログファイル格納場所(F7-5-1)にあるファイル名一覧を、ウィンドウを
開いて表示します。そこで、編集すべき任意のログファイルを選択す [6400]
れば、それを設定エディターに読み込みます。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ログ編集 or NIFP ログ編集 、
、 1、ログファイルを登録エディター(XXX)で、編集 、
、 2、本 日の(NIF0901.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 、
、 3、昨 日の(NIF0831.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 、
、 4、 2日前の(NIF0830.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 、
、 5、 3日前の(NIF0829.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 、
、 6、 4日前の(NIF0828.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 、
、 7、任 意の(NIF****.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 、
、 8、任 意の(*******.***)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 、
、 ↑ ↓ No : 1-6 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
9月 1日の場合
この場合、NIFPを呼び出し編集する為には、ログ名を統一する必要があり
ますので、NIFTY-Serve の場合、 LOGファイル名の設定は必ず NIFと 3文
字に設定してください。
【 NIFP 】 NIFP (NIFTYログ専用簡単ページャ)
著作権者 Copyright (C)やなさん NIFTY-Serve GHC00073
NIFP は,NIFTY-Serve 等の通信ログを閲覧するためのページャプログラム。
ログを読み込んで,内容毎にタイトルを付けたり、タイトル一覧画面を表
示し、そこからタイトル選択し内容を閲覧するページャプログラムです。
会議室毎やHP毎にファイル出力する等、ログ整理もできます。
----------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・6 ] キー
----------------------------------------------------------------------
NIFTY-Serve 支援強力マクロNESTの為の対応
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 送出 定義文字列選択画面 、
、 1、送出定義文字列 1 : 、
、 2、送出定義文字列 2 : 、
、 3、送出定義文字列 3 : 、
、 4、送出定義文字列 4 : 、
、 5、送出定義文字列 5 : 、
、 6、送出定義文字列 6 : 、
、 7、別途登録[送出 定義文字列 1 - Z ] 、
、 8、オンラインマクロファイル実行 、
、 9、マクロ・ファイル名 (通信中のみ) 、
、 ↑ ↓ No : 1-9 ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
回線接続時(通信中)
----------------------------------
9.は、NESTの オンラインマクロファイルを呼び出し実行します。 [6450]
非回線接続時(通信していない状態)
----------------------------------
9.は、NESTの オフラインマクロファイルを呼び出し実行します。
----------------------------------------------------------------------
[ HELP ] キー
----------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 WTERM HELP & NIFTY-Serve HELP 、
、 1、メインメニュー/フォーラム関連 、
、 2、掲示板関連 、
、 3、メール送信/受信 関連 、
、 4、会議室書き込み/メール書き込みエディター編集 、
、 5、RT(チャットルーム/CB) 、
、 6、フォーラム 会議室関連 、
、 7、フォーラム ライブラリ関連 、
、 WTERM HELP画面 [1 - 7] 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
2-6までは、NIFTY-Serveの場面ごとのHELPがでます。
===============================================================================
【 第13章 】スクロールバッファー
===============================================================================
バッファーを、GRAM 0もしくは、GRAM 1もしくは、メインメモリーに、スクロー
ルバッファー領域を選択できるようになっています(8-64KB)。デフォルトでは、
メインメモリーから32KB分確保するようになっていますが、メインメモリーの空
き容量が少ない人のために、 GVRAMにも設定可能になっています。
また、EMS 領域にスクロールバッファーを確保する事も可能です。最小16KB~最
大64KBです。
メインメモリーに32KBをスクロールバッファーとして選択とした場合
たとえば、32KBをメインメモリー選択とした場合の例で説明してみましょう。
この32KBのメモリーを、リングバッファーとして使用します。このバッファー
があふれた場合(この例ですと32KBを超えた場合)は、その時点の一番古いデ
ータの上へ重ね書きをしていきますから、この場合は最新の32KBが、常に有効
データとして残ります。
[↑] .. 1 行前の表示 [6500]
[↓] .. 1 行後の表示
[→] .. バッファーの最初を表示
[←] or [ESC] or [F・10] .. スクロール終了
[SHIFT]+[↑] .. 前画面の表示
[SHIFT]+[↓] .. 次画面の表示
[Roll Up] .. 前画面の表示 ***[非回線接続時]
(ダイレクトUPが登録されていない場合は いつでも)
[Roll Down] .. 次画面の表示 ***[非回線接続時]
(ダイレクトDOWNが登録されていない場合は いつでも)
[F・1] or C ・・・ 初期化
[F・2] or S ・・・ ログ・ファイルにセーブ
[F・3] or N ・・・ 現在の画面をログ・ファイルにセーブ
[F・9] .. カットバッファー取り込みモード
なお GRAMの0・1、またはEMS 領域に確保すれば、実行メモリーは、その分少な
くてすみますが、常駐プログラムと重複し弊害がでる場合があります。
なおスクロール中に、受信データがあれば、右上にバイト数を表示します。
◎xscript と、バックスクロールに関して
xscript をバックスクロールに使用することもできます。
WTERM の設定 F・7へ行き、"バックスクロールを使用しない"を選択してくださ
い。設定以降、↑↓キーで、xscript が動作いたします。
また、xscript の常駐チェックをしていますので なければ動作いたしません。
WTERM のバックスクロールと、xscriptの併用もできますが、その場合 xscri
ptの起動は、CTRL+ ↓↑になります。併用する場合はスクロール領域GRAMを使
用しないで下さい。
xscriptに関しては xscript.docを参照してください。
xscript << xscript.com (Ver 1.49eE) document >>
Transcript Service for PC-9801 + MS-DOS by Oka,Appne,ish, and Locus
バックスロール時の、Questions and Answers
--------------------------------------------
Q.バックスロールで見ると、2,3 行が抜けたり、同じ内容の行が表示されます
が、ログをみると正常です。どこが異常なのでしょうか?
A.それは、その表示行が、 1行80バイト(行末まで)をこえて連続しているた
めです。(行末にCR/LFがない)WTERM のスクロールでは、その為に重なっ
て表示されたり、消えたりすることがあります。
ログの記録は正常ですので御安心ください。
===============================================================================
【 第14章 】バッファー/現在画面のカット&ペースト機能 [6550]
===============================================================================
画面から文字を取り込み、送信(ペースト)出来るように致しました。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 文字列カット選択 ヘルプ画面 、
、 SHIFT+←→↓↑ : 端までカーソルを移動します 、
、 ↑ , ^E : カーソルUP 、
、 ↓ , ^X : カーソルDOWN 、
、 ← , ^S : カーソル右移動 、
、 → , ^D : カーソル左移動 、
、 INS, F・ 7 : カットする始点 選択(選択時は黄色) 、
、 CR , F・ 8 : カットする終点 選択 、
、 ESC, F・10 : 中 断 、
、 F・1 : バッファーに取り込んだ内容を消去します 、
、 F・2 : 選択後、送信する/しない 、
、 F・3 : バッファに 追加する/しない 、
、 F・4 : 行頭にヘッダを 追加する/しない 、
、 F・5 : 最終行で 改行する/しない 、
、 F・6 : ヘッダ文字列の変更 、
、 SHIFT+F・1 : 取り込んだ内容をファイルに保存 、
、 SHIFT+F・6 : ヘッダ文字列の変更2 ヘッダは #+入力数字+: 、
、 SHIFT+F・10: 取り込んだ内容を、History バッファ1に登録、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
SHIFT+←キーにて、カット(バッファー取り込み)画面になります。(バックス
クロール中でも可能です)
表示画面の最上行に、疑似カーソルが出ます。あとは、このカーソルをあちこち
に動かして、任意の部分を指定できます。このあとに機能の一覧を掲げますが、
それを読むのが面倒な方は、HELPキーを押してください。簡単な機能説明が表示
されます。たいていのことは、これで間に合うと思います。
カット&ペーストキー説明 (ヘッダ=include character)
------------------------------------------------------------------------
SHIFT+←→↓↑ :端までカーソルを移動します
↑・ CTRL+E :カーソルを 1行上 に移動させます。
←・ CTRL+S :カーソルを 1文字左に移動させます。
→・ CTRL+D :カーソルを 1文字右に移動させます。
↓・ CTRL+X :カーソルを 1行下 に移動させます。
INS・[F・7] :取り込み始点
CR ・[F・8] :取り込み終点
ESC・[F・10] :中止
[F・1] クリア :以前に取り込んだ内容を消去します。
[F・2] 切り替え :選択後、送信するかどうかを切り替えます。
デフォルトは、選択後取り込んだ内容を、即送信します。
選択 送信する/送信しない
[F・3] 追加 :バッファーに追加するかどうかを指定します。
デフォルトは、以前に選択した内容を消去してから、 [6600]
バッファーに取り込みます。
選択 バッファーに追加する/バッファーしない
[F・4]ヘッダ送信選択:ヘッダ(include character)を、付加して送信するか
どうかを選択できるようにしました。
デフォルトは、付加して送信します。
文字列選択時、F・4 を押してから送信すると、ヘッダを
付加しません。
[F・5] 最終行改行 :最終行を送信するとき改行するかどうかを選択できるよ
うにしました。
デフォルトは改行します(現状通り)
文字列選択時、F・5 を押してから送信すると、最終行だ
け改行しません
行の後にコメントを付けたいときなどご利用下さい。
[F・6] ヘッダ一時的変更: 送信時にヘッダに付加する文字を一時的に変更でき
ます。
[SHIFT+F・1]
取り込み内容保存 : 取り込んだ内容をファイルに保存します。
[SHIFT+F・6]
ヘッダ一時的変更: 送信時に、取り込んだ内容の最初に付加する文字を
一時的に変更できます。
この場合にはヘッダは #+入力数字+: となります。
入力数字が 100ならば #100: となります。
[SHIFT+F・10]
Historyに保存 : 取り込んだ内容を、Historyバッファーに登録。
取り込み(カット)方法
------------------------------------------------------------------------
領域の開始点を指定します。これをマークと呼ぶことにします。マーク後は、
カーソルの移動につれて、カーソルとマークではさまれた部分が黄色で反転表
示されます。
黄色で反転表示されている部分をカット領域として指定しCRで終了します。
このあと、カット領域の内容をキーボード入力の代わりに取り込むことができ
ます。
ペースト(送出)方法
------------------------------------------------------------------------
上記で指定したのち、リターンキーで現在の画面に送出(送信モード)します。
直ちに、送信しないモードの場合は、以下の、GRAPH キー+特殊キーで送信しま
す。GRAPH+は、PC/EPSON 版のみ使用可能です。
GRAPH+ROLL UP にて、現在のカットバッファーの内容を、高速送信します。
GRAPH+ROLL DOWN にて、現在のカットバッファーの内容を、低速送信します。
既に、バッファーに取り込んでいる場合に、お使い下さい。 [6650]
◎設定で、GRAPH+ 機能は無効になっている場合は使用できません。
ヘッダと取り込み例
------------------------------------------------------------------------
ヘッダを > と登録した場合の例
取り込み状態の画面
+============== 画 面 内 容===============================+
| |
| ソフトウェアギャラリー・WTERM ユーザース |
| |
| ---------------------------------------------------------- |
| WTERM の仲間!みんな集まれ。ようこそ FWTERM へ |
| ---------------------------------------------------------- |
| **1** |
| <FGAL・WTERM ユーザーズ> FWTERM |
| 1:お知らせ 2:掲示板 3:電子会議 |
| 4:データライブラリ 5:会員情報 6:リアルタイム会議 |
| 7:SYSOP 宛メール 8:オプション E:終了 **2** |
| |
+============== 画 面 内 容===============================+
ここから **1** より **2** まで、取り込んだとします。
まず、この画面状態で[ SHIFT+ ←キー ] を押します。そして選択開始場所の、
**1** でリターンキーを押してください。すると表示カーソルの色が水色にな
ります。そのまま下↓右→を押せばカットされる範囲の色が黄色に変わります。
さて ** 2 ** の位置まできましたらリターンキーを、再度押してください。
通信画面に送信されます。
送信後は、(ヘッダを > と登録してある場合の例)以下のようになります。
+===== 相手側へ、送信内容 ================================+
| |
| ><FGAL・WTERM ユーザーズ> FWTERM |
| >1:お知らせ 2:掲示板 3:電子会議 |
| >4:データライブラリ 5:会員情報 6:リアルタイム会議 |
| >7:SYSOP 宛メール 8:オプション E:終了 |
| |
+===== 相手側へ、送信内容 ================================+
一時的に付加したくない場合は [F・4]を押してから、 >(ここでは設定例)を
今回だけ一時的に変更したい場合は、[F・6] を押して変更して下さい。
今回だけ !に変更したとすると、以下のようになります。
| !7:SYSOP 宛メール 8:オプション E:終了 |
[6700]
また、取り込み最終行で(改行と書いてある場所)
| >7:SYSOP 宛メール 8:オプション E:終了 [改行] |
改行してほしくない場合は(通常は最終行は、改行)、[F・5]を押して下さい。
改行しません。続けて書き込みなどをしたい場合は、便利です。
あと以下のような事も可能です。
・ホスト毎に、カットバッファーの送信モードを指定できます。(高速/低速)
・高速カットバッファー送信/低速カットバッファー送信を設定できます。
・カットバッファー送信時の、ヘッダを指定できます。
[ SHIFT+ F・1 ]
----------------------------------------------------------------------
取り込んだ内容を、任意のファイルに書込み保存します。
その際に、指定された名前のファイルが存在しなければ、新規作成します。
同名のファイルがある場合には、追加していきます。
[ SHIFT+ F・6 ]
---------------------------------------------------------------------
カット取り込みモードで、ヘッダ文字列の一時的変更キーは、[SHIFT+ F・6]
です。
このモードは、発言の取り込みなどの場合、便利になっております。
+============== 画 面 内 容 ======================+
| |
| 550/608 XXXXXXXX H.INOUE WTERM は便利ですね。 |
| |
| 人にすすめられて使用していますが、便利ですね。 |
| |
| しかし全部の機能を使いこなすには難しいですね。 |
| |
+============== 画 面 内 容 ======================+
これに対してコメントする場合に、一部を引用して文章を書きますが、ただ
取り込んだだけでは、おかしくなります。
ここで SHIFT+F・6 で、ヘッダを付けます。画面例でいえば、No.550へのコ
メントですので、数字を 550と入力します。そしてカットして、取り込んで
送信します。この場合には、ヘッダは #+入力数字+: となります。
入力数字が 100ならば #100: となります。
+============== 送信後 画面内容 ====================+
| |
| #550:人にすすめられて使用していますが、便利ですね。|
| #550: |
| #550:しかし全部の機能を使いこなすには難しいですね。|
| |
+============== 送信後 画面内容 ====================+
[6750]
また、取り込み最終行で、改行してほしくない場合は(通常は最終行は改行
)、[ F・5] を押して送信してください。今回の例は文字列ですが、よく使
う場合は、単語単位での切りだしが多いと思われます。この場合は、送信文
字の末尾で改行すると困る場合が多いと思いますので。
[ SHIFT+ F・10 ]
----------------------------------------------------------------------
取り込んだ内容をHistoryバッファーに登録します。
取り込んだ内容をHistoryバッファーのNo1に登録します。
但 最大文字数が半角50文字までです。
History機能については、後述します。
[ チャイルドプロセスのスクロールバッファー取込 ]
[ Alt + F・1 ] チャイルドプロセスの起動 (DOS/V 版のみ)
[ GRPH+ F・1 ] チャイルドプロセスの起動 (PC98/EPSON 版のみ)
-------------------------------------------------------------------
画面表示出力は、スクロールバッファーに取り込みます。
例 TYPE AUTOEXEC.BAT
この場合、タイプされた内容は画面に表示されますが、同じ内容をスクロー
ルバッファーにも出力します。
WTERM に戻ったあとに、バックスクロールで内容が参照ができたり、その内
容をカットアンドペーストで切り出したりします。
===============================================================================
【 第15章 】 その他のキー
===============================================================================
-----------------------------------------------------------------------------
HELPキー オンラインヘルプ
-----------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ☆ HELP ☆ WTERM Ver X.XX 、
、 フロー制御 : ハードフロー F1 : DOSコマンド S-F1 : 子プロセス 、
、 受信フロー制御 : オフ F2 : スピード変更 S-F2 : 外部プログラム 、
、 送信フロー制御 : オフ F3 : 一行編集 S-F3 : 回線切断 、
、 MNP/ARQ接続 : オフ F5 : ダイヤル S-F5 : 現在のログ編集 、
、 プリンター出力 : ON F4 : ブレーク キー S-F4 : エコー ON/OFF 、
、 *Free Memory : 195415 F6 : リダイヤル S-F6 : 定義文字送信 、
、 INS キー: LZH ARC TOOLS F7 : 設 定 S-F7 : TransIt 受信 、 [6800]
、 DOWNディレクトリ : 1234 KB F8 : 終 了 S-F8 : 高速テキスト送信 、
、 LOGディレクトリ : 567 KB F9 : ファイル送受信 S-F9 : 超高速テキスト送信、
、 ログファイル状態 : <クローズ> F10: ログON/OFF S-F10: ログ・ファイル名変更、
、 ログファイル名 : A:\LOG\TEMP.LOG 、
、 現在時刻 : 00:00:00 DEL: RB文字列送信 HOME: ボスが来た!! 、
、※ROll UP : ZMODEM ROll DOWN : YMODEM/BAT 、
、 by H.INOUE & TOMTOM 何かキーを押して下さい 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
*Free Memoryは MS-DOS Version 3.0 以上でしか表示しません。
------------------------------------------------------------------------
[ F・2 ] スピード変更
------------------------------------------------------------------------
モデム設定の上限まで、モデム最高スピードを変更します。
---------------------------------------------------------------
どの場合も、設定最高速度の次は、 300bps へ戻ります。
FMR /TOWNS /IF-800版
300/1200/2400/4800/9600/19200(14400)/38400(28800)
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 19200 -> 38400 -> 300
DOS/V/J3100版
300/1200/2400/4800/9600/19200(14400)/38400(28800) /57600
/115200/230400
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 19200 -> 38400 ->
-> 57600 -> 115200 -> 230400 -> 300
PC98/EPSON 版
最高速度 300/1200/2400/4800/9600(14400)/19200 の場合は
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 19200 -> 300
最高速度 38400 の場合は
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 19200 -> 38400 -> 300
最高速度 20800 bpsの場合は
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 20800 -> 300
最高速度 41600 bpsの場合は [6850]
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 20800 -> 41600 -> 300
最高速度 62400 bpsの場合は
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 20800 -> 41600 ->
-> 57600 -> 62400 -> 300
最高速度 57600 / 115200 / 230400 bpsの場合は
300 -> 1200 -> 2400 -> 4800 -> 9600 -> 19200 -> 20800 -> 38400 ->
41600 -> 57600 -> 62400 -> 115200 -> 230400 -> 300
57600/115200 BPSは、オプションRS-232C カード専用モードです。
20800/41600/62400BPSの場合、モデムが対応している他に、PC98シリーズの、
8/16MHz のクロックでしか動作しません。またそれらの速度指定をした場合
は、62400BPSの場合の、57600BPSを除き、9600の上は、 20800になり、その
上は、41600BPSになります。
------------------------------------------------------------------------
[ F・3 ] 1行メッセージ (MAX 250 byte)
------------------------------------------------------------------------
現在のカーソル行に、入力ラインを表示します。チャット(RT)の場合は便利
です。FEP で変換した文字列を、相手側に 1単位づつ送らなくてもすみます。
但し 1行が、最大 250文字分までです。
PC98/EPSON 版のみ最上行に、それ以外のVersion については、最下行を確保
します。なおPC98/EPSON の最下行はプログラム上、不可能ですのでリクエス
トしないでください。バックスクロールも可能です。
[BS] : 左側の 1文字を削除し、カーソルを戻す
[INS] : 挿入・重ね書きの切り替えキー
[←] or [→] : カーソルの移動キー
※漢字に対応していますので、 1バイト系と 2バイト系の文字が混在していて
も、文字の削除は、 1文字単位で行われます。なお、入力中でも通信画面は、
相手側から送られて来た文字を画面に表示します。
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・3 ] 回線切断
------------------------------------------------------------------------
NIFTY-Serve で、FENICS-ROAD 1 回線接続の場合、"OFF" と入力後、SHIFT+F・3
で回線を切断して下さい。これで切断されない場合は、モデム設定の、ER関係
の注意をよくお読み下さい。 [6900]
AT&D2 DTR(ER)信号がOFFになると回線切断。
※NIFTY-Serve で、FENICS-ROAD 2 の場合 "OFF"で、回線を切断します。
「強制切断」で電話回線が切断できない場合は、後述のQ&Aをご覧ください。
------------------------------------------------------------------------
[ F・4 ] ブレーク信号を送る。( 手動でブレーク信号を送信します)
------------------------------------------------------------------------
相手側に、ブレーク信号を送ります。
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・4 ] ローカルエコー/画面出力停止/画面出力マスク処理
------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 ローカルエコー / 画面出力停止 / 画面出力マスク処理 、
、1| ローカルエコー : ON 、
、2| 画面出力停止 : しない 、
、3| 画面出力マスク処理 : する 、
、 ↑↓ No:1-3 ESC:中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
1.ローカルエコー
ローカルエコーの、あり/なしを切り替えます。
初期値は、ローカルエコーなしですが、ホストごとに設定することができま
す。
2.画面出力停止 (SHIFT+ HELPと同機能)
表示内容はログ(記録中に限る)と、スクロールバッファーに記録されます
が、画面には表示されません。画面出力しないにした状態でも、F5/F7/F8
を押すか、再度SHIFT+ HELP キーを押すと、解除され表示されるようになり
ます。高速ホストでの接続や、液晶画面での出力や、見ている人がいない無
人運転に向いています。
3.画面出力マスク処理
画面出力表示を、すべて XXX に置き換えます。
回りに自分以外の人がいて、不都合が生じる場合などや、出力をマスクした
い場合など有効です。なおログやバックスクロール等は通常文字で記録され
ます。
[6950]
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・5 ] ログエディット
------------------------------------------------------------------------
回線接続時 : 現在、オープン中(HELPで表示)のログファイルを設定エディ
ターに読み込み編集可能にします。オープンされていない場合
は、TEMP日時.LOGを作成します。
回線未接続時: ログ格納場所のファイル内容を、選択画面を開き表示して、選
択します。
回線接続時かどうかの認識は、CD信号のある/なしの判定でおこなっています。
------------------------------------------------------------------------
[ F・6 ] リダイヤル ( ※ 通信時のみ 低速テキスト送信 )
------------------------------------------------------------------------
回線未接続時: 最後にかけたホストにリダイヤルします。
回線接続時 : 通信中は、低速テキスト送信になります。
低速テキスト送信
1行毎に、センターからの改行コード(LF)を待ちます。それから次の 1行
を送信します。(NIFTY-Serveなどは これが向いています)
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・6 ] 別途送出文字列/マクロ途中実行(通信時のみ)
------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 送出 定義文字列選択画面 、
、 1| 送出定義文字列 1 : GO FWTERM' 、
、 2| 送出定義文字列 2 : GO FWTERM' 、
、 3| 送出定義文字列 3 : J WTERM' 、
、 4| 送出定義文字列 4 : 、
、 5| 送出定義文字列 5 : open -s salon.pool 、
、 6| 送出定義文字列 6 : open -s poo.msdos' 、
、 7| 別途登録[送出 定義文字列 1 - Z ] 、
、 8| マクロ・ファイル名 (通信中のみ) 、
、 ↑ ↓ No : 1-8 ESC : 中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
1から6
ホスト側に、送出される文字列を選択します。
なお文中から、マクロを呼び出す事も可能です。設定は、以下で可能です。
[設定 F・7]-(2)-7,8,9,A,B,C 送出定義文字列設定 [7000]
7.別途登録送出定義文字列 1 - Z
ホスト側に送出される文字列を選択します。
なお文中から、マクロを呼び出す事も可能です。
設定は、[設定 F・7]-(4) 送出文字列別枠設定で、できます。
なお、PC98/EPSON の場合は、GRPH + F・6でも可能です。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 別途送出定義文字列 、
、1| GO FWTERM' |メモ|NIFTY FGAL WTERM会議 、
、2| J WTERM' |メモ|PC-VAN SIG WTERM 、
~~ 中 略 ~~~
、K| GO SGAL' |メモ|SGAL STATION 、
、 ↑ ↓ No : 1 - K ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
書式指定はオートログイン文字列書式指定と同じです。L-Zは裏画面になります。
8.マクロ選択メニュー
通信中に途中からマクロを実行したい場合など、便利です。
------------------------------------------------------------------------
[ GRPH+ F・6 ] 別途送出文字列/マクロ途中実行( 通信時のみ )
------------------------------------------------------------------------
別途登録送出定義文字列 1 - Z ( PC/EPSON 版のみ)
ホスト側に送出される文字列を選択します。
なお文中から、マクロを呼び出す事も可能です。
設定は、[設定 F・7]-(4) 送出文字列別枠設定で、できます。
なお、PC98/EPSON の場合は、GRPH + F・6でも可能です。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 別途送出定義文字列 、
、1| GO FWTERM'MES 2' |メモ|NIFTY FWTERM Q&A会議室 、
、2| J WTERM' |メモ|PC-VAN SIG WTERM 、
~~ 中 略 ~~~
、K| GO SGAL' |メモ|SGAL STATION 、
、 ↑ ↓ No : 1- K ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
書式指定は オートログイン文字列書式指定と同じです。
---------------------------------------------------------------------- [7050]
[ SHIFT+ F・7 ] Transit受信
------------------------------------------------------------------------
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 Transit 、
、1| Transit 、
、2| MLx.EXEを使用して送信 、
、 ↑ ↓ No : 1-2 ESC : 中止、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
1.F・7で設定してあるTransit or Trans98 を読み込み受信します。
Transit.EXE・MLx.EXEはフリーソフトウェアですので、別途御用意ください。
------------------------------------------------------------------------
[ GRPH + F・7 ]Transit送信(PC98/EPSON に限る)
------------------------------------------------------------------------
PC/EPSON版のみ
WTP.EXE を使用してなどのTRANSIT送信をします。
WTP.EXE が、ない場合は使用できません。(WTP.EXE Version 2.00に限る)
------------------------------------------------------------------------
[ F・8 ] プログラムを終了し、MS-DOSに戻ります。
------------------------------------------------------------------------
スペースキー → 終了します。
リターンキー → 継続です。(デフォルト)
設定 F・7-(6)-8 (Yes/Noの場合のキー選択変更)で、逆に設定できます。
その場合は、スペース → 継続 リターン → 終了です。
キーボードから何も入力しない状態が続くと、自動回避して継続入力進行する
ようになっております。( 120秒を限度)
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・8 ] 高速テキスト送信
------------------------------------------------------------------------
高速テキスト送信
改行コードを待たないで送信します。
アスキーなどは、これが向いています。
テキスト送信改行幅を 0(自動改行しない)に指定した場合、 1行が、 255
文字以上ある場合でも、正常に送信致します。 [7100]
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ F・9 ] 超高速テキスト送信
------------------------------------------------------------------------
超高速テキスト送信
ファイルのエコーバックを待たずに送ります。
相手の応答を待ちませんので、テキストファイルの送信時にエコーバックし
ないシステムや、文字を取りこぼさない高速のホストに対して使います。
レスポンスの悪いネットでは、ハングアップすることがあります。
その場合は高速送信を選んでください。なお、選択すると表示画面が設定の
右上もしくは右下に出ます。
高速処理型ホストなどは、これが向いています。
------------------------------------------------------------------------
[ HOME ] ボスが来た(4種 トグル)
------------------------------------------------------------------------
日本語版
1.エディターで、某ワープロソフトの論評を編集してあるようにみせかけて
おります。内容については細かく干渉しないで下さい。
2.ワープロソフトで、某ワープロソフトの論評を編集してあるようにみせか
けております。内容については細かく干渉しないで下さい。
3.MS-DOSのプロンプト表示。
4.なにかのデータを、ソートしているような画面
英語版
1.エディターでアセンブラファイルを編集してあるようにみせかけます。
2.MS-DOSのプロンプト表示。
3.なにかのデータを、ソートしているような画面
ハイレゾ及び、 IBM系マシンでは、その画面出力行数に準じて出力されます。
任意のファイルを表示したい場合
WTERMN.DATがある場所(指定データディレクトリー)に、"WBOSU.TXT" とい
う名前のテキストファイルを、御自分で編集して格納しておいて下さい。
それがあれば、それを表示するようになっています。
[7150]
注意
上記のボスが来た(一部には、部下が来たキーともよばれる)の画面は、見
ている人の気のせいか、某社のソフトに似ているという見方もあるようです。
(実際、某大手出版社の本にはそう明記されていましたが)
それは、某社のソフトに対して大変に失礼な事です。くれぐれも、そのあた
りの関しての発言には、気をつけて下さいませ。
------------------------------------------------------------------------
[ DEL ] DELコード送信
------------------------------------------------------------------------
DELコードをホスト側に送信します。
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ DEL ] 画面ファイル名取得/RB文字列送信
------------------------------------------------------------------------
注 FMR/TOWNS 版のみ (CTRL+SHIFT+削除)
画面ファイル名取得(通常の場合)
---------------------------------------------------
NIFTY-Serve や、BIG-MODEL 系のホストにアクセスする場合に、便利な機能で
す。
ファイルの、アップロードや、ダウンロードの場合には、これらのホストはフ
ァイル名を入力しなければなりません。その際、いちいちファイル名を手入力
したり、カット&ペーストで画面に取り込んでいては(手で入力しても)結構
時間を費やし無駄です。
そこで、SHIFT+ DELを押せば、その画面(DOS/Vならその最大行数)それ以外
なら24行の最下行より 1行ずつサーチして、"." ではじまる文字列を、仮に拡
張子として取り出し、それを整形して枠の中に表示します。
最大 8個分までは取り込みます。
取り込み例
4>データ名:HH_A2 .LZH MAG:[ WTERMっ娘む(^^)]
>補足説明:
>===============================================================
>【名 称】 [ WTERMっ娘む(^^).]
>【登 録 名】 HH_A2.LZH ( 40,760 bytes )
>【制作者名】 H.H(だぶる・えいち)
3>【掲載者名】 H.INOUE (SDI00598)
>【動作環境】 MAG形式データの閲覧が可能な環境
>【掲載月日】 1993/05/31
>【作成方法】 LHA X HH_A2
2>【検索キー】 HH_A2.LZH %SDI00598 $MAG #FREEHAND
>--------------------------------------------------------------- [7200]
>WTERM のタイトル画面及び実行時の画面を、MAG形式の画像に
>
>したものです。
>
>制作者名 H.H(だぶる・えいち)NIFTY(JBH00503)
>登場人物 (双龍)だぶりゅう=たぁむ
>
>===============================================================
>
1>※ ファイル名を【HH_A2.LZH】と指定してダウンロードして下さい.
>
>処理 (1:ダウンロード E:終了)
>>1
>ファイル名を入力してください
>:
上記のような画面でSHIFT+ DELを押せば、右側の数字が上の取り込み位置です。
ョ「「「「「「「「「「「「イ
、 FILENAME 自動取得 、
、1| HH_A2.LZH 、
、2| HH_A2.LZH 、
、3| H.INO 、
、4| HH_A2.LZH 、
、 ↓ No : 1-4 ESC : 中止、
カ「「「「「「「「「「「「コ
となり、任意の 1つを選んでリターンを押すか、番号を入れればホスト側に、
ファイル名+ リターンを送ります。
なおこの例では、 4つしかありませんが、最大 8個までのファイル名と仮定し
た文字列を画面より取得して表示します。
RB文字列送信
----------------------------------------------------------------------
ホストの名前(F5-M-1 )の中に、"VAN" という文字があるか、もしくはログ
ファイル名が、VAN であれば、この機能が働きます。
RB文字列連続送出機能(PC-VAN/JPHにて利用すると便利です)
"," と "-" で数字を区切って入力します。
"," は単独の数字または "-" で繋いだ数字の区切りです。
SHIFT+DELキーを押すと、RB送出用ウィンドウが表示されます。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 RB文字列 ESC : 中止 、 [7250]
、 、
、 書式例 100,150-199,210 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
例えば、2000番から、2050番までの記事を一括して読みたいときは、
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 RB文字列 ESC : 中止 、
、 2000-2050 、
、 書式例 100,150-199,210 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
と入力します。
まず、RB2000,2001,2002,2003,2004という文字列が送信され、 5つの記事を
読むことができます。再度 SHIFT+DELキーを押すと、
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 RB文字列 ESC : 中止 、
、 2005-2050 、
、 書式例 100,150-199,210 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
と表示されますので、続けて次の 5つの記事が読みたい場合は、そのままリ
ターンキーを押して下さい。
ESC キーを押すと送出を中止しますが、残りの数字はクリアされます。
入力例 "1,2,3,5-10" の時
送出 RB1,2,3,5,6
続けて RB7,8,9,10 を送出
入力例 "100,50-52,200,300-310" の時
送出 RB100,50,51,52,200
続けて RB300,301,302,303,304
続けて RB305,306,307,308,309
続けて RB310
制限 以下の制限があります。
1.9999の次は1になりません。10000になります。
2.入力が、"," や "-" で始まったり終わったりしている場合、その結果
は保証しません。
------------------------------------------------------------------------
[ INS ] 圧縮ファイルの解凍/ファイル圧縮/内部閲覧
------------------------------------------------------------------------
[7300]
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 圧縮ファイル 解凍・表示・内容・圧縮 画面 、
、1| 内容を表示[LZH,ARJ,ZIP,PAK,ARC,self-extracting .COM & .EXE files、
、2| 圧縮ファイル内の指定ファイルを画面に表示します 、
、3| 解凍します [ *.LZH ・ *.ARJ ・ *.PAK ・ *.ZIP ・ *.ARC ] 、
、4| 指定ファイルを 圧縮します 、
、5| 指定したログファイルを月別に圧縮して整理します 、
、6| 指定したファイルを画面に表示します 、
、7| 通信中に用意した ヘルプファイルを画面に表示します(通信中のみ)、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
※それぞれの、圧縮に関してのプログラムは各自御用意下さい。
対応ソフトウェアが、存在しなければ動作は致しません。
LHarc Copyright (c) H.Yoshizaki(吉崎栄泰),1988-89.
LHA Copyright (c) H.Yoshizaki(吉崎栄泰),1991.
ARJ 2.20 Copyright (c) 1990,91 Robert K Jung. Not for commercial use.
PKZIP (tm) Copyright 1989 PKWARE Inc.
Pak 2.10 Copyright 1988-89 NoGate Consulting
ARC - Archive utility, Version 6.02, created in January of 1989
Copyright 1985-89 by System Enhancement Associates, Inc.
INS-[1] 圧縮ファイルの格納内容を画面に表示します。
----------------------------------------------------------------------
内容を表示[LZH,ARJ,ZIP,PAK,ARC,self-extracting .COM & .EXE files
INS-[2] 圧縮ファイル内の指定ファイルを画面に表示します。
----------------------------------------------------------------------
圧縮ファイル内の指定ファイルを、画面に表示します。
INS-[3] 圧縮を解凍します。
----------------------------------------------------------------------
解凍します。[ *.LZH ・ *.ARJ ・ *.ARC ・ *.ZIP ・ *.PAK ]
INS-[4] 指定ファイルを 圧縮します。
----------------------------------------------------------------------
指定ファイルを、圧縮します。
INS-[5] 指定したログファイルを月別に圧縮して整理します。
----------------------------------------------------------------------
指定したログファイルを月別に圧縮して整理します。以下に例 [7350]
[ リターン LOGDIR ] 圧縮したい月のログファイルで、LOG を選択します。
選択したLOG例 NIF0620.LOG
圧縮元ファイル(*.LOG)は 消去しますか?
1. 元ファイルは消さない
2. 元ファイルは消去します
圧縮 TOOLの 名前は?
1. LHA
2. ARJ
3. PKZIP
4. PAK
5. ARC
6. 圧縮TOOL名のみ記入
圧縮ファイルの格納場所を指定
その月のどれか 1つのファイルを選択すると、 1月分にまとめてログファ
イルを圧縮します。例[LHA] NIF0110.LOG -> NIF9501.LZH
月日 年月
INS-[6] 指定したファイルを画面に表示します。
----------------------------------------------------------------------
表示可能なファイルは、テキスト形式のファイルに限ります。
また、表示はノーマルモードの場合は22行で、それ以上の画面モードの場合
は、表示行-2行ごとに、一時停止します。
すでに、表示した画面を戻って見ることはできません。
ESC キーで、表示中断をします。
INS-[7] 通信中に限り ホストごとのHELPファイルを画面に表示
----------------------------------------------------------------------
通信中に 任意のホスト用ヘルプファイルを表示することができます。
設定(F7-5-7 WTERM電話料金ファイル、番号データ格納ドライブディレクト
リー)の場所にある、NET番号.HLP ファイルを画面に表示します。
なおファイル名は、NET番号.HLPで 格納場所は、DATDIRです
例 1番のホストであれば、 1.HLPというファイルになります。
また、該当ホストが、グループ指定(A-T) されていれば、ファイル名はそ
のグループ名.HLPファイルになります。
例 Aグループで」あれば、 A.HLPというファイルになります。
[7400]
※表示は、通信中にかぎります。
INSキー使用時のトラブル Questions and Answers
----------------------------------------------------------------------
Q.INS (挿入)キーの、圧縮ファイルの解凍・ファイル圧縮・内部閲覧の中
で圧縮ファイルを解凍しますを選択して、リターンを押したら、「LHA.EX
E が見つかりません」というメッセージがでました。どうすればよいので
しょうか?
A.まず、LHA.EXE が必要です。もし無い場合は、ダウンロードしてきて下さ
い。
LHA.EXEがあるけど、ドライブが違う場所にある場合。
PATHを通してください。
MS-DOS のプログラムは、.EXE .COM と言った名前のファイルです。
このような拡張子の名前のファイルをメモリー上に読み込み、制御を移す
ことでプログラムの実行が始まるわけです。
シェルプログラム(COMMAND.COM )と言うのは、入力した名前に .EXE や
.COM を付けたファイルを読み込み、実行するプログラムなわけです。
さて、この読み込むべきプログラムがどこにあるのかを示すのが、環境変
数の PATH です。
この内容は、PATHコマンドか、SET コマンドを使って変更します[*1]。
これでコマンドは、環境変数 PATHに設定されたディレクトリーを、順次
探して、起動されることになります。なお、一番最初に探すのは現在のカ
レントディレクトリーです。
さて、LHA の本体は、LHA.EXE ですが、このPATHさえ設定していれば、ど
こにおいても構いません。PATHさえきちんと設定すれば、どこのディレク
トリーを移動しようと起動できます。
環境変数 PATH 設定された内容を、サーチパスと言います。サーチパス上
にあるディレクトリーは「パスが通ったディレクトリー」などと呼ぶこと
があります。逆にディレクトリーをサーチパスに加えることを「パスを通
す」などと表現します。
[*1]どちらを使っても動作は同じです。違いは、PATHは設定内容を大文字
変換しますが、SET は変更しない点です。
------------------------------------------------------------------------
[ GRPH+ →↑↓← ] で その該当コードを送出します (PC98/EPSON版に限る)
------------------------------------------------------------------------
GRPHキーを押しながら → を押せば $1Cを 送出します。
[7450]
GRPHキーを押しながら ← を押せば $1Dを 送出します。
GRPHキーを押しながら ↑ を押せば $1Eを 送出します。
GRPHキーを押しながら ↓ を押せば $1Fを 送出します。
◎WTERM -G で起動した場合は 使用できません。
------------------------------------------------------------------------
[ GRPH + F・10 ]ログ記録と同時にプリントアウト (PC98/EPSON版に限る)
------------------------------------------------------------------------
接続中のプリンターに、ログ記録されている内容と同じものをプリントアウト
します。なお、プリンターが動作状態になければなりません。
[注意]MS-DOS Version 3以上は、PRINT.SYSを組み込んである必要があります。
◎WTERM -G で起動した場合は 使用できません。
------------------------------------------------------------------------
[ ↑ ] 通信内容をスクロールする
------------------------------------------------------------------------
スクロールバッファーの項目を参照下さい。
------------------------------------------------------------------------
[ → ] スクロールの先頭へジャンプします。
------------------------------------------------------------------------
スクロールバッファーの、先頭へジャンプします。
------------------------------------------------------------------------
[ ↓ ] History 文字列送信選択
------------------------------------------------------------------------
History 機能追加
History 機能は、キーボードから入力された文字を、次のリターンキーが押さ
れるまでの文字列(空白行は除く)を、History バッファーに記憶す機能です。
また、SHIFT + ←の、カット&ペースト画面からでも取り込んだ内容をHistory
バッファーに、記憶する事ができます。同じ文章や、すこし前に入力した同じ
文字列を、再度入力する場合には、大変便利な機能かと思います。 [7500]
History の呼びだしは、↓(下矢印)を押してください。
呼びだし方法
↓(下矢印)History 文字列送信 [ 最大15個分 ]
番号、又は↓↑でリターンキーで選択します。選択された内容は送信します。
記憶容量は、最大15個分で、古いものから消されます。
History バッファ格納
1.History バッファに格納される文字数は、1 History は最大50文字(半角)
2.キーボードからの入力分で、リターンが押されるまでの文字列(空白行は
除く)
3.SHIFT+←のカット&ペースト画面で、SHIFT+ F・10で登録されたもの。
注意 記憶分は最大15個分で古いものから消されます。一行入力モード中でも
使用できます。
なお、この機能は使用する/使用しないの、選択設定ができます。
設定は、F・7 - 6 - D です。
------------------------------------------------------------------------
[ ← ] 別途送出文字列+ マクロ途中実行
------------------------------------------------------------------------
別途送出文字列+ マクロ途中実行( 通信時のみ )1 - 9 、A - X
ホスト側に送出される文字列を選択します。
なお文中から、マクロを呼び出す事も可能です。
設定は、[設定 F・7]-(4)送出文字列別枠設定で、できます。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 別途送出定義文字列 、
、1| GO FWTERM'MES 2' |メモ|NIFTY FWTERM Q&A会議 、
、2| J WTERM' |メモ|PC-VAN SIG WTERM 、
~~ 中 略 ~~~
、K| GO SGAL' |メモ|SGAL STATION 、
、 ↑ ↓ No : 1- K ESC : 中止 、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
※書式指定はAUTO PILOT 文字列書式指定と同じです。
なお、この機能は使用する/使用しないの、選択設定ができます。
設定は、F・7 - 6 - E です。
[7550]
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT + ← ] 通信内容のカットとペースト
------------------------------------------------------------------------
画面から文字を取り込み、送信(ペースト)出来るように致しました。
ョ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「イ
、 文字列カット選択 ヘルプ画面 、
、 SHIFT+←→↓↑ : 端までカーソルを移動します 、
、 ↑ , ^E : カーソルUP 、
、 ↓ , ^X : カーソルDOWN 、
、 ← , ^S : カーソル右移動 、
、 → , ^D : カーソル左移動 、
、 INS, F・ 7 : カットする始点 選択(選択時は黄色) 、
、 CR , F・ 8 : カットする終点 選択 、
、 ESC, F・10 : 中 断 、
、 F・1 : バッファーに取り込んだ内容を消去します 、
、 F・2 : 選択後、送信する/しない 、
、 F・3 : バッファに 追加する/しない 、
、 F・4 : 行頭にヘッダを 追加する/しない 、
、 F・5 : 最終行で 改行する/しない 、
、 F・6 : ヘッダ文字列の変更 、
、 SHIFT+F・1 : 取り込んだ内容をファイルに保存 、
、 SHIFT+F・6 : ヘッダ文字列の変更2 ヘッダは #+入力数字+: 、
、 SHIFT+F・10: 取り込んだ内容を、History バッファ1に登録、
カ「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「「コ
SHIFT+←キーにて、カット(バッファー取り込み)画面になります。(バック
スクロール中でも可能です)
表示画面の最上行に、疑似カーソルが出ます。あとは、このカーソルをあちこ
ちに動かして、任意の部分を指定できます。このあとに機能の一覧を掲げます
が、それを読むのが面倒な方は、HELPキーを押してください。簡単な機能説明
が表示されます。たいていのことは、これで間に合うと思います。
カット&ペーストキー説明
----------------------------------------------------------------------
SHIFT+←→↓↑ :端までカーソルを移動します
↑・ CTRL+E :カーソルを 1行上 に移動させます。
←・ CTRL+S :カーソルを 1文字左に移動させます。
→・ CTRL+D :カーソルを 1文字右に移動させます。
↓・ CTRL+X :カーソルを 1行下 に移動させます。
INS・[F・7] :取り込み始点
CR ・[F・8] :取り込み終点
ESC・[F・10] :中止
[F・1] クリア :以前に取り込んだ内容を消去します。
[F・2] 切り替え :選択後、送信するかどうかを切り替えます。
デフォルトは、選択後取り込んだ内容を、即送信します。
選択 送信する/送信しない [7600]
[F・3] 追加 :バッファーに追加するかどうかを指定します。
デフォルトは、以前に選択した内容を消去してから、バ
ッファーに取り込みます。
選択 バッファーに追加する/バッファーしない
[F・4]ヘッダ送信選択:ヘッダ(include character)を、付加して送信するか
どうかを選択できるようにしました。
デフォルトは、付加して送信します。
文字列選択時、F・4 を押してから送信すると、ヘッダを
付加しません。
[F・5] 最終行改行 :最終行を送信するとき改行するかどうかを選択できるよ
うにしました。
デフォルトは改行します(現状通り)
文字列選択時、F・5 を押してから送信すると、最終行だ
け改行しません
行の後にコメントを付けたいときなどご利用下さい。
[F・6] ヘッダ一時的変更: 送信時にヘッダに付加する文字を一時的に変更でき
ます。
[SHIFT+F・1]
取り込み内容保存 : 取り込んだ内容をファイルに保存します。
[SHIFT+F・6]
ヘッダ一時的変更: 送信時に、取り込んだ内容の最初に付加する文字を
一時的に変更できます。
この場合にはヘッダは #+入力数字+:となります。
入力数字が 100ならば #100: となります。
[SHIFT+F・10]
Historyに保存 : 取り込んだ内容を、History バッファーに登録しま
す。
取り込んだ実例等は、通信内容のカット&ペースト編を参照下さい。
------------------------------------------------------------------------
[ SHIFT+ HOME ] 通信内容の画面出力停止
------------------------------------------------------------------------
このキー操作により、一時的に画面への出力を停止します。
表示内容はログ(記録中に限る)と、スクロールバッファーに記録されますが、
画面には表示されません。画面出力しないにした状態でも、F5/F7/F8を押す
か、再度SHIFT+ HELP キーを押すと、解除され表示されるようになります。
高速ホストでの接続や、液晶画面での出力や、見ている人がいない無人運転に
向いています。
また、マクロ命令の、CRT(ON/OFF)命令で同様の事が可能です。
但 表示内容はログ(記録中に限る)と、スクロールバッファーには記録され
ます。
SHIFT+ F・4でも設定できます。
[7650]
===============================================================================
【 第15章 】 その他の機能
===============================================================================
1.現在の通信時間を、F・5の場所に表示します。
時間が、 1時間を超えた場合は、F4にまたがって表示されます。
この機能は、使用する/使用しないが選択できます。
設定F・7 - 5 - A です。
2.現在の通信料金を、F・6の場所に表示します。
この機能は、使用する/使用しないが選択できます。
設定F・7 - 5 - A です。
3.現在のLOGファイルの行数を、F・10の場所に表示します。
(ログ記録中に限ります)
この機能は、使用する/使用しないが選択できます。
設定F・7 - 5 - A です。
4.SHIFT キーを押した際、F・11-F・20 までの内容を表示します。
一部のFEP (日本語フロントエンドプロセッサ)や、常駐ソフトで、表示がお
かしくなる場合がございましたら、その際は、WTERM -S で起動してください。
この表示機能を、使用したくない場合も、上記と同じです。
5.EMS 領域があれば、メインメモリーの消費を若干軽減できます。(約15KB)
またスクロールバッファーを、EMS 領域に確保する事が可能です。
確保領域は(16/32/64KB)です。
富士通MS-DOSに付いてくる、EMSドライバー(EMM386.EXE or EMM.SYS)上では、
上記機能は使用できません。
理由は組み込み後、文字化け・文字落ち等の現象が報告されており、使用の際
はご注意下さい。
またNEC から、発売されているMS-DOSに標準添付されている、EMS ドライバー
(EMM.SYS )でも、文字化け・文字落ち等の現象が報告されており、使用の際
はご注意下さい。
表示例
EMM version : 4.0 Total Pages : 40 ( 640 KB)
Page Frame : B000h Allocated Pages : 13 ( 208 KB) [7700]
Physical Pages : 4 Unallocated Pages : 27 ( 432 KB)
Mappable Pages : B000h B400h B800h BC00h
Handle Name Pages Used Attr
------- ---------- ------- --------- --------
0 0 ( 0 KB) [ DRAM ]
1 WT_OVR 9 (1XX KB) [ DRAM ]<- WTERM Overlay部分
2 WT_DAT 1 ( 16 KB) [ DRAM ]<- WTERM DATA 部分
3 WT_SCR 4 ( 64 KB) [ DRAM ]<- WTERM スクロール 部分
不都合が生じる場合には、
WTERM -E で起動してください。データエリアに、 EMS領域を使用しません
6.スクリーンセイバー機能搭載(基本は 3分間ノータッチ)
回線接続していない場合、 3分を経過して、その間なにもキーにタッチしない
場合、画面を消して焼き付き防止の為、WTERM という文字と時間を表示します。
なお、この表示文字列と、時間の間隔は起動オプションで変更できます。
またスクリーンセイバー機能を使用しないという事も可能です。
-Wnnn : スクリーンセイバーする場合、時間(分数)"0"はしない
-Wnnn(文字列 : (以降の文字列をスクリーンセイバー時に表示する
文字列、最大30byte
7.WTERM5C.DAT (起動時表示用)について
起動時表示用 別途記録DATA(WTERM5C.DAT)
名 前 WTERM5C.DAT(テキストファイル自分で作成して下さい)
格納場所 WTERMの各種DATAがある場所
書 式 3種類です。
1.MM/DD:コメント表示文章
MMは月で、01から 12まで
DDは日で、01から 31まで
例 04/01:エイプリル
結果 毎年 4月 1日になるとコメント文(この場合エイプリル)を表示
します。
2.**/DD:コメント表示文章
DDは日で、01から 31までです。
例 **/25:今日は楽しい給料日
[7750]
結果 毎月25日になると(今日は楽しい給料日)を表示します。
3.曜日:コメント表示文章
曜日は、月・火・水・木・金・土・日
例 土:明日は休み(^_^)
結果 毎週土曜日になると(明日は休み(^_^))を表示します。
なお使用中に、日付けが変わっても表示は変更しません。(祝日表示は除く)
また指定が重複した場合は、最後の指定された内容を表示します。
===============================================================================
【 第16章 】ウイルス感染チェック機能 WTERM .EXE 内蔵診断プログラム
===============================================================================
WTERM -Xで起動しますと、WTERM.EXEの整合性をチェックします。
WTERM.EXE に異常がある場合は、異常がある旨を表示します。
1.作成理由
WTERM の開発を始めてはや数年になりますが、最近は作者の予想に反して多数
の方が、WTERM を利用して下さっているようで、大変うれしく思っています。
しかし、最近は「WTERM の不正バージョン」が、出回るような状況になってき
ました。
今の所、出回っていたものは、WTERM.EXE に簡単な変更を加えたもので、実害
のあるものでは無いので、不幸中の幸いですが、今後もこのような状況は続く
と考えられます。そこで、実害が出る事だけはなんとかして防ぎたいと思い、
今回、WTERM.EXE の、自己診断プログラムを組み込みました。
2.使用方法
WTERM -X
3.制限事項
対象ファイルはWTERM .EXEのみです。また、リネームしたものは対象外です。
[7800]
4.異常の際の連絡先
巻末の連絡先へ
5.最後に
診断アルゴリズムを強化しましたが、完璧な不正防止対策とは言えません。
こちらで対処出来るのは、これが限界です。一つの目安としてお使い下さい。
===============================================================================
【 第17章 】通信前・通信時の及びQuestions and Answers
===============================================================================
[ WTERM 関連の質問される場合 ]
WTERM はフリーソフトウェアとして配布していますが、完全保証のソフトではあ
りません。
また、WTERM は作者の趣味として作っていますので、諸事多忙の折りはご質問や
メール等の返答を返せない場合があります。
何か不明瞭な点等ございましたら、お手数ではございますが、NIFTY-Serve の
FWTERM(GO FWTERM )に専用フォーラムがございますので、そちらをご利用く
ださって質問をお願いいたします。
質問は、なるべく会議室を利用してお願い致します。
メール等でお問い合わせの場合は、多忙のおりにはご返事ができない場合にあり
ます。あらかじめご了承ください。
作者として最近思うことを、一言いわせていただきたく思います。よく何々につ
いて、単純に答えてくださいといわれますが、書くことの作業は、どれだけの時
間と手間がかかるか?という認識をもってほしいと思います。
例えば、モデムの説明であれば、お手持ちのモデムのマニュアルを調べる事が、
そんなに聞くほど大変な事ではないと思います。
たしかに聞けば簡単かもしれません。でも、その前に一度、回りを見直して下さ
い。是非 自分で考える時間を使ってから質問されるようにしてください。
それと、質問の中によくありますが、「WTERM が動かないのですが」という単純
なこれ一文だけで、私はどのように回答すればよいのか?悩みます。
以下のような事を最低かいてほしいと思います。
1.質問内容
2.状況説明 etc [7850]
なるべく、具体的に書いて下さい。
質問となる現象(又は、内容)までの操作(動作)手順、などを書くと、わ
かりやすいです。
対応機種 Version、BP内蔵/非内蔵、日本語、英語
例 WTERM PC/EPSON Ver 9.16 BP内蔵 日本語版 です。
4.御自分の使用しているマシン+ モデム等
これくらいは最低明記してほしいと思います。
またデータ内容を示したいとか、質問につけてみたい場合などは、いちいち画面
をみながらメモするのも大変です。WTDCという、WTERM DATA CONVERTERが、NIFT
Y-Serve FWTERMのライブラリーにあります。それで、WTERM のデータをテキスト
ファイルにして、それの必要な部分のみを提示してください。それがあるかない
かでは回答する側として大変助かります。
自分の思ったようにプログラムが動かず、焦る気持ちは分かりますが、重要な事
柄が書かれていないと、 2度 3度と繰返し尋ねることとなり、かえって時間がか
かります。
また、質問される前に、ドキュメント・添付のREADME・質問関連の会議室の内容
をチェックして下さい。
大変厚かましい事をいいましたけど...質問?と書かれる皆様に向けて
--------------------------------------------------------------------------
[ WTERM 起動前 Questions and Answers ]
--------------------------------------------------------------------------
Q.環境の為のメモリーが足りませんと、表示された。どうすればよいのでしょ
うか?
----------------------------------------------------------------------
A.環境変数に関するトラブルも、結構あるのでちょっと整理して解説しておき
ます。
環境変数とは
環境変数は、プログラムに対して利用者の使用状況を知らせる役割を持っ
ています。WTERM ならば、設定ファイルを納める場所を環境変数で与えます。
環境変数の操作(設定や解除)は、MS-DOS の SET コマンド[*1]で行いま
す。ふつうは、いちいち設定するのは面倒ですから、立ち上げ時の設定ファ
イル(AUTOEXEC.BAT)や起動用のバッチファイルで設定することになります。
[*1] 正確にはシェル[*2]のコマンドです。
[*2] MS-DOSの標準のシェルはCOMMAND.COM と言うプログラムです。 [7900]
環境変数に関するトラブル
ふつうに環境変数を使えている際には何の苦労もありませんが、なんらか
のトラブルが起きた場合に対応するのは面倒です。この種のトラブルに対応
するのは、MS-DOSに対する詳しい知識が必要なためです。
環境変数に関したトラブルは、主にメモリーの使用状況に絡んで発生しま
す。専門家やマニアでないユーザーにとって、メモリーの使用状況は判らな
いのが普通です。しかし、個人ユーザーは自分で対処するしかありません。
まず、以下では典型的に発生するトラブルについて考えてみます。
「環境のためのメモリーが足りません」
環境変数をたくさん設定していくと、このようなエラーメッセージが表示
されます。
環境用のメモリー領域は、DOS の立ち上げ時に設定します[*3]。
立ち上げ直後[*4]での設定において起こる問題はこの領域が不足によりま
す。
この問題への対処は割と簡単です。立ち上げ時の領域を大きく設定する
だけです。この設定は、CONFIG.SYSの中に書かれいる次のような文で行わ
れます。
CONFIG.SYSをご確認下さい。
SHELLコマンド SHELL A:\COMMAND.COM A:\ /P
これを以下のように書き直して下さい。
MS-DOS 3.1以前の場合
SHELL A:\COMMAND.COM A:\ /P /E:32
^^
MS-DOS 3.3以降(5.0)の場合
SHELL A:\COMMAND.COM A:\ /P /E:512
^^^
この中の /E:512 と言うのが、環境用の領域を、512 バイトにすると命令
する事を表します[*5]。単純なケースなら、この値を大きくすれば解決で
きます。
[*3] 立ち上げ時の元となる領域だけが、CONFIG.SYS で指定されます。
しかし、これが環境領域の割当を決める全てでははありません。
[*4] メニュープログラムなどを使わない状況を想定します。
[*5] ここで表す大きさは、MS-DOSのバージョンによって異なります。
3.1 以前のバージョンでは、16バイト単位であり、3.3 以降はバイ
ト単位になっています。
[7950]
Q.WTERM を起動しようとしたら以下のメッセージを表示して起動しません。
Not enough memoryと 表示されて動きませんが
--------------------------------------------------------------------
WTERM Runtime Error[Not enough memory] at XXXX:XXXX
A.Not enough memory というのは実行の為のメモリーが足りませんという種類
の警告の為のメッセージです。WTERM を使用する場合には、最低 300KB(純
粋な空きメモリー)あれば望ましいのですが 256KBぐらいですと動作しない
場合があります。また、EMS 領域があればデータエリアを、EMS 領域に16KB
( 1ページ分)確保して、使用メモリーを16KBほど軽減します。
--------------------------------------------------------------------------
[ WTERM 起動時 Questions and Answers ]
--------------------------------------------------------------------------
Q.WTERMN.DAT(WTERM 用 電話番号等ファイル)が存在するのに、いつも以下
のようなメッセージがでます。どうすればよいのでしょうか
--------------------------------------------------------------------
日本語版
「警告 WTERMN.DATがありません。◆新しくファイルを作りますか? [Yes/No]:」
英語版
「WARNING WTERMN.DAT is missing !! [[ MAKE NEW DATA FILE ? [Yes/No]:
A.設定のF7-5-7「料金・番号FILE格納場所」で、間違ったドライブやディレク
トリー名を指定している可能性があります。
ここに書かれたドライブ名/ディレクトリー名は、正しく存在するドライブ
/ディレクトリーが記入されていますか。
よくマシンを入れ換えたりノートパソコンに、データを移した時など確認を
忘れる場合があります。
Q.WTERM5A.DAT (WTERM 設定DATA用ファイル)が、存在するのに、いつも以下
のようなメッセージがでます。どうすればよいのでしょうか
--------------------------------------------------------------------
日本語版
「警告 WTERM5A.DATがありません。◆新しくファイルを作りますか? [Yes/No]:」
英語版
「WARNING WTERM5A.DAT is missing !! [[ MAKE NEW DATA FILE ? [Yes/No]:
A.環境変数WTERM を、ご確認ください(SET WTERM )AUTOEXEC.BAT等に、 [8000]
SET WTERM のドライブ/ディレクトリーは、正しく存在するドライブ/ディ
レクトリーが書かれていますか。
よくマシンを入れ換えたり、ノートパソコンにデータを移した時などに、確
認を忘れる場合があります。
例 SET WTERM=A:\WTERM\WTERM5A.DAT
上記の場合は、 AドライブのWTERM というサブディレクトリーに、WTERM5A.
DATがなければなりません。
Q.WTERM を起動した直後から、すべてのキーが全く効かない状態になってしま
います。
-------------------------------------------------------------------
A.キーが効かない状態は色々考えられますが、次の項目をチェックをしてみて
下さい。
1.モデムの電源がONになっているか確認してください。
2.RS-232C ケーブルの接続不良、または断線または、きちんと接続されてい
るか一度確認して下さい。モデムに、付属でついてくるRS-232C ケーブル
では動かない場合があります。全部の線が接続されているか確認して下さ
い。
3.モデムと接続するのに、RS-232Cの クロスケーブルを使用している場合。
クロスケーブル(リバースケーブル)は、パソコンとパソコンを接続する
ときに使用するケーブルです。ストレートケーブルをお使い下さい。
4.F7-1/モデム設定/RS-232C チャネルの設定をご確認して下さい。
5.F7-6/その他設定/スクロールバッファーの設定をご確認下さい。
特に常駐ソフトがGRAM等を使用する場合には、その領域と干渉している可
能性があります。この場合は、キーが全くきかなくなっているとおもわれ
ますので、マシンを立ち上げなおしてから、その原因と考えられる常駐プ
ログラムを外してからWTERM を立ち上げて、再度、設定しなおして下さい。
6.WTERM 5A.DATが壊れている可能性
WTERM 5A.DATは、WTERM の設定等を記録して保管しているファイルです。
これが壊れている場合、WTERM は正常に動作しません。この場合、マシン
を立ち上げなおしてから、WTERM5A.DAT を一旦削除してから、WTERM を立
ち上げて、最初から設定を行って下さい。
Q.WTERM を起動したら、一番上に最初に表示されるタイトルバーに、色が表示
されません。
タイトルバー = WTERM [PC98/EPSON] Ver 9.XX 1995-02-01
------------------------------------------------------------------- [8050]
A.色が表示されない原因は、MS-DOSのVersion や、EPSON マシンで、NEC のMS
-DOSを使用している場合に発生する事があります。
WTERM は、DOS のIOエリアをサーチして判定しいますが、メモリーの位置情
報変更などによって、誤判定をする事もあります。
以下のどちらかのオプションで、起動してください。
WTERM -M3
NEC MSDOS カラーアトリビュート強制(3.3B以前)
WTERM -M4
NEC MSDOS カラーアトリビュート強制(3.3C以降)
[ モデムの設定や動作に関する(通信前) Questions and Answers ]
--------------------------------------------------------------
Q.CD信号が常時ONになっています
-------------------------------------------------------------------
日本語版
【異常】[ 確認 ]CD信号が常時ONになっています
通常ATモデムの場合は AT&C1&D2&W と設定して下さい
英語版
[ CONFIRMATION ] CARRIER DETECT SIGNAL ALWAYS ON
AT MODEM -> AT&C1&D2&W OR DIP SWITCH
A.回線がつながっているかどうかは、CD信号によって判断しています。
モデムのマニュアルを見て、キャリア検出時にONになるように、設定して下
さい。上記のように表示されている場合の設定では、回線切断の判断ができ
ませんので、ログを手動で閉じる必要や WTERM.TEL への書き込みが出来な
いなどの弊害がでます。CD信号が常時ONのままですと[ F5 ]の場所に表示さ
れる、ダイヤルという表示が、接続時間もしくはログインにかわります。
もし [ F5 ] の表示が常時、00:00 であれば、今一度モデムの説明書を読み
直して、接続時CD信号がON、と設定してください。
対策例
1.AT&C1&W で、不揮発性メモリーを変更します
WTERMを起動して
ATZ [ キーボード入力 ] [ 初期化します ]
OK [ 画面表示 ]
AT&C1 [ キーボード入力 ] [ キャリア検出時のみCD信号をON ]
OK [ 画面表示 ]
AT&W [ キーボード入力 ] [ 上記設定内容を、モデムに記憶 ]
OK [ 画面表示 ]
2.モデムの、DIP-SW を変更します (ディップスイッチの場合)
[8100]
Q.モデムが接続されていません
--------------------------------------------------------------------
日本語版
【異常】[ 確認 ] MODEMの接続状況 or RS-232C-Channel No
英語版
[ CONFIRMATION ] MODEM DISCONNECTED OR TURNED OFF!!
or RS-232C-CHANNEL No
A.以下の点をご確認して下さい。
1.まずメッセージ通り、モデムが接続されていないか、モデムの電源がオフ
になっているか、モデムとマシンがRS-232C ケーブルで接続されていない
かの場合は、接続してモデムの電源がはいっている事を確認してから起動
してください。
2.[F7-1]/モデム設定/RS-232C チャネルの設定を、ご確認下さい。内蔵モ
デムなのに、CANNEL 1になっていたり、その反対の場合などがあります。
3.モデムの電源がはいっていて、ケーブルも接続していて、正常である場合
には、RS-232C の初期化が追い付かない場合なども考えられます。
この場合は、設定F7-1の中の、起動時モデム送信コマンドを選んで選択し
てください。選択できるのは、設定F7-1-E/F/G/H/I/J で設定したモ
デムの基本初期設定コマンドです。設定した場合、起動直後にモデムを初
期化しにいきます。これで回避できる場合があります。
Q.接続してもリダイヤルしてしまう
-------------------------------------------------------------------
A.回線が接続しても、リダイヤルをしてしまうという場合の対処
1.モデムの種類/設定が違っている。
設定[F7-1-D] を確認して下さい。以下の種類があります。
違いは、メーカーのMNP のON/OFF コマンドの違いです。
設定[F7-1-D]
1)NON-MNP[ MNP規格なしのモデム ]
2)MNP [ 下記以外の MNPモデムetc] ( MNP-ON \N3 )
3)MNP [ HST or DUAL ] ( ATQ0V1E0X7 )
4)MNP [ PV-A2400MNP4 PV-M24 etc] ( MNP-ON &M4 )
5)[ MNP/V42/32/V34 On/Off 初期化コマンドに付加 ]
6)MNP [ Multi MODEM ONLY ]
7)MNP [ OMRON MD96FS5/7 ] ( MNP-ON \D1\N3 )
8)MNP [ PV-A24V42 LAPM ] ( MNP-ON &M5\N3 )
2.モデムの初期化コマンドが間違っています。初期化コマンドを再確認 [8150]
して下さい。
3.WTERM のモデムスピードが、速すぎてモデムに送られる、ATコマンドを取
りこぼしています。F7(各種設定)/モデム設定/ 1文字送出時間と 1行
送出時間を大きくしてみて下さい。モデムに送るコマンドのスピードを遅
くすることが出来ます。
4.回線がつながる直前に切断されてしまう場合
オンフックタイマの設定時間設定が、少ない場合があります。
オンフックタイマとは、相手が電話をとってから、きちんと接続する迄の
時間を設定するものです。
この時間が少なすぎると、接続処理中に時間切れとなり、回線が切れてし
まいます。モデムの種類によっては、この時間を変更できますのでお確か
め下さい。
一般のモデムでは、ターミナルモードで、
ATS7=30&W
を実行すれば、大丈夫だと思います。
5.回線がつながった直後に切断されてしまう場合
回線がつながってから切断される原因の多くは、モデムの返すリザルトコ
ード(回線が接続した時にどういう状態で接続したかを、表示するコマン
ドコード)が、間違っている場合です。
WTERM では、あらかじめ、決められている、ATコマンドの標準のリザルト
コードに対応しますが、数字で返す場合には、モデム各社メーカーが独自
に定義したリザルトコードが多く、場合によって同じ数字でも違い意味を
もつ場合があります。数字ではなく、きちんとした判断ができるように、
リザルトコードが文字形式で返るように、F7/モデム設定/基本初期化コ
マンドを設定する必要があります。内容の中の以下をお確かめ下さい。
基本初期化コマンドの、ATQ0E0V0X4の"V0"を指定している場合は、"V1"に
変更してください。"V1"(単語形式リザルトコード)のほうが、メーカー
ごとの差異が少ないので、大抵うまくいきます。
また、古い型のモデムなどでは、"X4"に対応していないので、"X1"をお使
い下さい。
6.RS-232C ケーブルの接続不良、断線または、接続不良がないかなど、一度
確認して下さい。
またモデム購入時に、付属でついている、RS-232C ケーブルでは動かない
場合がまれにあります。
以下の線が、接続されているかテスターなどで確認して下さい。
ケーブル: 2(SD)/ 3(RD)/ 4(RS)/ 5(CS)
6(DR)/ 7(SG)/ 8(CD)/ 17(RT)
20(ER)/ 24(ST1)
これらの線がストレート接続されていれば大丈夫です。
7.Multi modem の場合は、専用の設定がありますのでそれを利用しないと、
正常にコネクト致しません。 [F7-1-D-4]
上記項目で対処できない場合は、当方でも対処ができません。 [8200]
Q.MNP をONにしてあるのに、 MNP接続しない・MNP接続と表示されない。
-------------------------------------------------------------------
A.以下の原因が考えられます
1.接続したホストが MNP対応か、また MNP対応のアクセスポイントであるか
どうかご確認ください。
2.モデムが返すリザルトコードの設定を、確認をしてください。
F7-1/モデム設定/基本初期化コマンドの中の拡張リザルトを有効しない
とWTERM では、 MNP接続したかどうか判断できない場合があります。
その場合は、なるべく拡張リザルトON(AT\V1 or AT\V2 詳細はモデム等
のマニュアル参照)に設定して下さい。
3.モデムの種類の設定が間違っている場合。
F7-1/モデム設定/モデム種類の設定が間違っている場合も、WTERM はMNP
の接続を、判断できない場合があります。
設定[F7-1-D ]を確認して下さい。以下の種類があります。
この違いは、モデムメーカーの MNPのON/OFF コマンドの違いです。
設定[F7-1-D]
1)NON-MNP[ MNP規格なしのモデム ]
2)MNP [ 下記以外の MNPモデムetc] ( MNP-ON \N3 )
3)MNP [ HST or DUAL ] ( ATQ0V1E0X7 )
4)MNP [ PV-A2400MNP4 PV-M24 etc] ( MNP-ON &M4 )
5)[ MNP/V42/32/V34 On/Off 初期化コマンドに付加 ]
6)MNP [ Multi MODEM ONLY ]
7)MNP [ OMRON MD96FS5/7 ] ( MNP-ON \D1\N3 )
8)MNP [ PV-A24V42 LAPM ] ( MNP-ON &M5\N3 )
4.接続に失敗した場合。
Q.電話番号が正しいにもかかわらず、よく間違い電話をしてしまいます。
--------------------------------------------------------------------
A.次の原因が考えられます。
1.モデムが、WTERM の操作スピードに追いつかない場合
この場合は、F7-1/モデム設定/ 1文字送出時間と 1行送出時間の値を大
きくして下さい。
WTERM のスピードを遅くできます(50-1000 のあいだで調節するといいで
しょう)
2.パルス回線(ダイヤル式)をお使いの場合、10PPS と 20PPSの 2種類があ
ります。これは、ダイヤルするときのスピードをあらわすもので、 20PPS
のほうが速くダイヤルできます。しかし 10PPSの回線で、モデムの設定が
20PPS になっている場合は、間違い電話の原因になりますので確認して [8250]
みて下さい。
なお、現在使っている回線がどちらか判らない場合は、10PPS に設定して
おきましょう。10PPS ならばどちらの場合でも使えます。
3.NTT の交換機によっては、回線が切断した直後、すぐに次のダイヤルを行
うと、NTT の交換機が追いつかず間違い電話になることがあります。
この場合は、F7-1/モデム設定/リダイヤル待機秒数を大きくして下さい。
4.ダイヤル文字列の中に、ポーズを入れてみる。
通常 "," 1つで 1秒間のウエイトが、はいります。
Q.ホストにアクセスしようとすると、ダイヤル音はするが、その後回線が切れ
てしまいます。
--------------------------------------------------------------------
A.以下の原因が考えられます。
1.回線がつながる直前に切断されてしまう時
オンフックタイマの設定時間設定が、少ない場合があります。
オンフックタイマとは、相手が電話をとってから、きちんと接続する迄の
時間を設定するものです。
この時間が少なすぎると、接続処理中に時間切れとなり、回線が切れてし
まいます。モデムの種類によっては、この時間を変更できますのでお確か
め下さい。
一般のモデムでは、ターミナルモードで、
ATS7=30&W
を実行すれば、大丈夫だと思います。
2.回線がつながった直後に切断されてしまう場合
回線がつながってから切断される原因の多くはモデムの返すリザルトコード
(回線が接続した時にどういう状態で接続したかを、表示するコマンドコー
ド)が、間違っている場合です。
WTERM では、あらかじめ、決められている、ATコマンドの標準のリザルト
コードに対応しますが、数字で返す場合には、モデム各社メーカーが独自
に定義したリザルトコードが多く、場合によって同じ数字でも違い意味を
もつ場合があります。数字ではなく、きちんとした判断ができるように、
リザルトコードが文字形式で返るように、F7/モデム設定/基本初期化コ
マンドを設定する必要があります。内容の中の以下をお確かめ下さい。
基本初期化コマンドの、ATQ0E0V0X4の"V0"を指定している場合は、"V1"に
変更してください。"V1"(単語形式リザルトコード)のほうが、メーカー
ごとの差異が少ないので、大抵うまくいきます。
また、古い型のモデムなどでは、"X4"に対応していないので、"X1"をお使
い下さい。
3.NTT とキャッチホン契約している。その為に、アクセス中、他から電話が
かかってきた場合。
[8300]
[ 通信時(接続時)における Questions and Answers ]
Q.SHIFT+F・3「強制切断」で、電話回線が切断できない。
-------------------------------------------------------------------
A.これは、モデムの設定で「ER(DTR )信号が常時ON」になっている場合
に、発生します。「ER信号がONからOFF で回線を切断」となるようにモデム
を設定します。下記を参考に設定してください。
対策例
1.AT&D2&W で、不揮発性メモリーを変更します
WTERMを起動して
ATZ [ キーボード入力 ] [ 初期化します ]
OK [ 画面表示 ]
AT&D2 [ キーボード入力 ] [ キャリア検出時のみER信号をON ]
OK [ 画面表示 ]
AT&W [ キーボード入力 ] [ 上記設定内容を、モデムに記憶 ]
OK [ 画面表示 ]
2.モデムの、DIP-SW を変更します (ディップスイッチの場合)
Q.文字落ちや文字化けが発生します。
-------------------------------------------------------------------
A.以下のような原因が考えられます。
1.CPU の速度にも関係しますが、キャッシュドライバーが組み込まれている
場合に、発生頻度が高いようです。キャッシュドライバーは、ファイル等
のアクセス行程において、重複的に仮想的メモリー空間等へ同様の内容を
書き込み、及び読みだしにいく為に、重複割込になります。
上記現象がでる場合はキャッシュドライバーの組み込みを解除して、実行
してください。回避できるとおもいます。
対策は、組み込み中止しか現状ありません。キャッシュドライバーが組み
込まれていない場合は、端末固定速度が可変設定できるモデムであれば、
端末固定にされると回避できる場合もあるという報告がありました。お使
いの場合は、一度ドライバーの組み込みを中止してテストして下さい。
2.CPU の、他の処理への割り込み禁止時間が、異様に長い特殊なハードウエ
アを使用している場合等が考えられます。
例えば、I/O(ファイルの書き込み/読み込み時 例「ファイル転送/ロ
グの書き込み等」)処理の最中に、 CPUの処理を、そのハードウェアが、
一時的に占有(もしくは、最優先使用)してしまい、他の処理(この場合
WTERM )のRS-232C ポートとの送受信処理に対して、 CPUを並行使用させ
ない様な状態が発生すると、当然その時に送受信しようとしていたデータ
をこぼしてしまう事になります。(バスマスタ、FIFO方式などの、SCSI
インターファイスなども、これにあてはまります)
更に、ディスク容量を増やすユーティリティなども、そのソフトウェアの
性能如何で、データをこぼす原因になることが十分考えられます。
[8350]
3.CPU に高い負担をかける常駐ソフトの使用、送受信処理に対しての妨害に
なる程の、頻繁に割込み処理を行なうプロセスが動作している場合は、同
様に文字をこぼします。また、画面表示を高速化するソフトウェアなどで
も発生する場合があります。この場合は一度外してみてテストして下さい。
4.EMS ドライバーと干渉している可能性があります。
バンクメモリーを、EMS 領域に使用する等の古いタイプのソフトウエア E
MS等では、完全に干渉する恐れがあります。( CPUの速度にも関係します)
また、NEC 製のMS-DOSに標準添付されるEMM.SYS や、富士通製のMS-DOSに
添付されるEMS.SYS 等も完全におかしくなる恐れがあります。この場合は、
一時的に、
WTERM -E (DATAをEMS領域で使用しない)
というオプションで、起動してみて下さい。回避できる場合があります。
それで駄目なら一度外してみてテストして下さい。
5.モデムのフロー制御の設定の確認をしてください。
モデム設定が、RS/CSフロー制御になっていることを確認して下さい。
6.モデムのリザルトコードの設定を確認をしてください。
F7-1/モデム設定/基本初期化コマンドの中の、"Xn"コマンドが間違って
いると、モデムが、エラーフリーで接続してもWTERM 側は、それで接続し
たことが判らない場合があります。エラーフリー( MNPやV.42)で接続し
た場合、きちんとリザルトコードを返すように設定して下さい。
また、一部のモデムなどでは、"Xn"コマンドではなく、違うコマンドで設
定する場合もあります。基本初期化コマンドの中の拡張リザルトを有効し
ないとWTERM ではエラーフリー接続したかどうか判断できない場合があり
ます。
その場合は、なるべく拡張リザルトON(AT\V1 or AT\V2 詳細はモデムの
マニュアル参照)に、設定して下さい。
7.一部のマシンのみ発生する。
EPSON PC-286STD(m)、L 、V 等の、一部初期型機種では、CPU クロック
は、10MHz ですが、38400BPSにすると文字落ちを起こします。
この文字化けは、エプソンの非互換部分やBIOSのバグに起因するものです。
FM-TOWNSの場合は、[文字化けと、それを防ぐMNP/V42/V32/V34モデム]の
項目の回避ソフトを参照してください。
Q.NTT のキャッチホンを利用しています。通信中に、電話がかかってくると切
断されてしまいます。どうしたらよいでしょうか?
--------------------------------------------------------------------
A.キャッチホンは、通話中に信号を割り込ませ通信をしている場合に切断して
してしまいます。
1.この対策で一番簡単なのは、キャッチホン2に切替ることです。
ダイヤル 116で簡単に申請ができます。
2.「キャリア断の許容時間( コマンドATS10 )」 を、変更すれば、対処出
来る場合もあります。
[8400]
ATS10=50 ( Hayes社準拠のもの)
しかしこれでは、電話をかけてきた相手に、不快な気分をいだかせる恐れ
もありますが、やはり変更する事をおすすめします。
Q.回線が接続したにも関わらず、ホストからのメッセージがなにも表示されま
せん、又は訳の判らない文字が表示されます。
--------------------------------------------------------------------
A.以下の原因が考えられます
1.相手側ホストとの、通信速度が間違っている場合。
1200BPS しか対応していないホストに、2400BPS でアクセスしたりすると、
一応接続できても、メッセージのやりとりが、うまくいかないことがあり
ます。正しい通信速度を、設定してください。
2.端末固定速度の設定ミスの場合
端末固定速度を、9600BPS に設定しているときに、2400BPS でアクセスし
ようとしたりすると、おかしくなることがあります。
端末固定速度で、相手ホストが、MNP に対応している場合は通信速度は相
手局のスピードに関係なく端末固定速度(この場合は9600BPS )を指定す
ればよいかと思います。
3.電話回線の品質が悪い場合。
電話回線の雑音などがひどいときは、モデム自身が誤接続する事がまれあ
ります。モデムによっては、回線の送出レベルを変更出来る機種がありま
すが、モデムの注意書きをよく読んで、一度調節してみて下さい。
また、NTT に問い合わせてみるのも方法です。
ただし、モデム購入時についてきた、NTT への申請書を出してない人は出
しておきましょう。申請書を見て、NTT 側も回線品質のチェックをしてく
れることがあります。
またモデムを、電話機の下に置いたり、テレビやディスプレイなどの上に
置いたり、またRS-232C ケーブルや電話線が、それらの家電製品の近くに
あると、まれにそれらの機械が発生するノイズが、ケーブルにまぎれこん
でしまい誤動作をする原因の一端になる場合もあります。
また、モデム等に、アース端子がついている場合には、アースをしっかり
とると雑音が少なくなることもあります。
4.RS-232C モードが間違っている場合。
F5-M/各ホストごとの設定の中の、RS-232C モードを確認して下さい。
普通のホストは、"N81" ですが、一部ホストでは"E71" モードの場合もあ
ります。
Q.通信中に、勝手に回線が切れることが頻発しますが。
--------------------------------------------------------------------
A.以下の原因が考えられます。
1.キャッチホンや内線、親子電話でアクセスしている。
アクセス中に他からの呼出音が入ると、モデムは通常回線を切断してし [8450]
まいます。これは一応"ATS10=255" をターミナルモードで入力すれば、回
避できる場合がありますが、この設定をすると通信終了時に自動的に回線
を切断する場合でも、回線が切断されなくなります。この場合は、モデム
の電源をオフにして下さい。また、可能な限りキャッチホン等はご利用に
ならない方が良いでしょう。
2.電話回線の品質が悪い場合。
電話回線の雑音などがひどいときは、モデム自身が誤接続する事がまれあ
ります。モデムによっては、回線の送出レベルを変更出来る機種がありま
すが、モデムの注意書きをよく読んで、一度調節してみて下さい。
また、NTT に問い合わせてみるのも方法です。
ただし、モデム購入時についてきた、NTT への申請書を出してない人は出
しておきましょう。申請書を見て、NTT 側も回線品質のチェックをしてく
れることがあります。
またモデムを、電話機の下に置いたり、テレビやディスプレイなどの上に
置いたり、またRS-232C ケーブルや電話線が、それらの家電製品の近くに
あると、まれにそれらの機械が発生するノイズが、ケーブルにまぎれこん
でしまい誤動作をする原因の一端になる場合もあります。
また、モデム等に、アース端子がついている場合には、アースをしっかり
とると雑音が少なくなることもあります。
Q.通信中に普段はきちんとメッセージが表示されているのに、ホストから大量
のメッセージが送られてきた場合に、わけの判らない文字が表示される。
----------------------------------------------------------------------
A.次の原因が考えられます。
1.モデムのフロー制御の設定の確認をしてください。
モデムが、ハードフロー制御になっていることを確認して下さい。
2.モデムのリザルトコードの設定を確認をしてください。
F7-1/MODEM 設定/基本初期化コマンドの中の Xコマンドが間違っている
と、モデムが、MNP 等で接続してもWTERM は、MNP で接続したことが判ら
ない場合があります。
MNP で接続した場合、きちんとリザルトコードを返すように設定して下さ
い。また、一部のモデムでは、 Xコマンドではなく、違うコマンドで設定
する場合もあります。基本初期化コマンドの中の、拡張リザルトを有効し
ないとWTERM ではMNP 接続したかどうか判断できない場合があります。
その場合は、なるべく拡張リザルトON(AT\V1 or AT\V2 詳細はモデムの
マニュアル参照)で設定して下さい。
3.モデムの種類の設定が間違っている。
2.と同様にF7-1/MODEM設定/MODEM 種類の設定が間違っている場合は、
WTERM は、MNP の接続を、判断できない場合があります。特に旧型のAIWA
製のモデムをご利用の場合はよくご確認ください。設定[ F7-1-D ]を確認
して下さい。
4.常駐プログラムや、EMS ドライバ、キャッシュドライバと干渉している可
能性があります。
お使いの場合は一度外してみてテストして下さい。 [8500]
5.EPSON 社PC-286、PC-286Vを使用している
初期のPC-286V 以前のEPSON社のパソコンでは、ハードウェアの制限で、
RS-232Cの送受信がうまくいかないという現象が発生します。
Q.ホストからの送られてくるメッセージの中や、こちらから送信しないのに
や訳のわからない文字等が表示される。
----------------------------------------------------------------------
A.2400/1200/300 などで、MNP の接続をしていない場合頻繁に起きる現象で
す。これは残念ながら回避する事はできません。
MNP をONにするか、MNP が装備されていないモデムであれば、今後の事も踏
まえ、MNP 搭載のモデムの購入を御勧めします。
Q.ホストから送られてくるメッセージが改行せず、すべて同じ行に表示されて
しまいます。
----------------------------------------------------------------------
A.ほとんどのホストは改行コードとして、CR+ LFコードを送信してきますが、
改行コードが、CRコードだけのホストの場合には、この現象が発生します。
WTERM では、この場合に備えて、F5-M(各ホスト設定)/RS-232C キャラク
タのCRコード: 受信時でCR+ LFに設定すれば、LFコードがなくてもきちんと
表示できるようになっています。
Q.ホストに数行のメッセージを書き込んだのに、あとで表示してみると 1行し
か書かれていないのですが。
----------------------------------------------------------------------
A.ホスト側に送信する場合の改行コードに、LFコードがついていないと、正常
に動かないホストもあります。
この場合には、F5-M(各ホスト設定)/RS-232C キャラクタの、
CRコード: 送信時の設定を、CR+ LFにして下さい。
Q.ホストからのメッセージで英数字はきちんと表示されるが、カタカナや、漢
字が正しく表示されない。
----------------------------------------------------------------------
A.漢字が表示されないのは、F5-M/(各ホスト設定)漢字コードの種類の設定
が間違っていることが原因として考えられます。接続ホスト側の漢字コード
を確認の上、あっているかどうかをお確かめ下さい。
また、RS-232C モードでビット長が、 8ビットの所を、間違えて 7ビットに
指定していたりしても、表示関係はおかしくなります。
カタカナだけおかしくなる時は、SI/SOの設定も確認してみて下さい。
一部 7ビット系ホストでは、カタカナの送受信でSI/SOを使用している所が
あります。
[8550]
Q.すべてのキーが全く効かない状態になってしまいます。
----------------------------------------------------------------------
A.キーが効かない状態は色々考えられますが、次のチェックをしてみて下さい。
1.ファンクションキーだけが効かない。
これはマクロまたはオートログイン実行中だと思われます。
ESC キー(モード解除)を押してみて下さい。
2.ファンクションキーは正常だが、通常の文字が送信できない。
エコーバックしないホストへアクセスしている場合。
ホストによっては、こちらからの送信文字をエコーバックしない所があり
ます。この場合は、WTERM 側でエコーバックする必要があります。
F5-M(各ホスト登録設定)でローカルエコーをオンにするか、SHIFT+F4
キーを押して、一時的にローカルエコーをオンにして下さい。
3.フロー制御の設定がおかしい。
モデムの初期化コマンドを、チェックして下さい。モデム側でフロー制御
をする場合は、ハードウェアフロー(CS/RS制御)を設定する必要があり
ます。モデム側でXon/Xoff 制御を指定すると、送信がいつまでたっても
STOPしたりします。ハードウェアフローが使えないモデムではフロー制御
はオフにして下さい。
なお、STOPキーを押すと、RS-232C の再初期化を行いますので、一時的に
回避できることがあります。
4.WTERM 以外に、常駐プログラムやデバイスドライバを使用している事が原
因かもしれません。特にタイマ割り込み式の常駐プログラムと、干渉して
いる場合がごくまれにあります。また、遅いCPU( 8MHZ等)で、EMS を使
用する RAMディスクドライバや、ディスクキャッシュドライバを使用して
いるとドライバ側でRS-232C の割り込みを、妨害している可能性がありま
す。どちらも、一度的に解放してテストしてみて下さい。
Q.ホストに接続後、ファンクションキーが効かなくなってしまいました。
そして、いつまでもESC→解除という表示がでたままになっています。
----------------------------------------------------------------------
A.WTERM では、オートログイン実行中またはマクロ実行中には、ファンクショ
ンキーの入力はできません(通常のキー入力は可能です)。
ファンクションキーだけが効かなくなるというのは、ほとんどこの状態だと
思われます。ESC キーを押すと通常のターミナルモードに戻りますので、た
めしてみて下さい。すべての、キーが効かない場合は、その条項のQ&Aを参
照下さい。
[ テキスト送信に関する Questions and Answers ]
Q.テキスト送信時に、文字落ちする場合 [8600]
------------------------------------
A. 1行の文字数が多いときや、アップロードするときに文字落ちする可能性が
あるとの事ですが、具体的にはどのくらいの文字数以上の時、文字落ちが、
発生するのでしょうか。パソコン通信ではよく言われる事ですが、 1行が半
角80文字以上ですと問題が起こる事が多いようです。個人的に送ったり、受
け取ったする、ワープロ文書等で、改行を挿入したくない場合は、バイナリ
メールを使ったり、ish&lzh の利用もいいかと思いますが、不特定多数の方
が読む掲示板や、会議室への書き込みの場合は、半角80文字以内(78文字程
度がいいと思います)で、改行を入れるのは暗黙のうちの取り決め事項にな
っているようです。
また、アップロードの速度が速いとホスト側で取りこぼす事も大いに考えら
れます。フロー制御がしっかりできていれば、本来起こるはずは無いのです
が、実際はなかなかそうはいかないようです。
結局、文字落ちする場合のいろいろな原因がありますが、注意点として以下
があります。
1.フロー制御(ハード・ソフト)が、正しく設定されているか設定を再度確
認します。
2. 1行の文字数を、出来るかぎり半角80文字以下にします 。
3.高速・超高速送信をして不都合が発生する場合は、低速送信にきりかえて
試みて下さい。
4. CPUの速度にも関係しますが、キャッシュドライバー等のソフトウェアが、
組み込まれている場合に、発生する事もあります。上記キャッシュは、フ
ァイル等のアクセス行程において、重複的に仮想的メモリー空間等へ、同
様の内容を書き込み、及び読みだしにいく為に、多重割込になります。
この現象が発生する場合には、キャッシュドライバーの組み込みを、一度
解除して実行してみてください。
5. CPUの、他の処理への割り込み禁止時間が、異様に長い特殊なハードウエ
アを使用している場合等が考えられます。
例えば、I/O(ファイルの書き込み/読み込み時 例「ファイル転送/ロ
グの書き込み等」)処理の最中に、 CPUの処理を、そのハードウェアが、
一時的に占有(もしくは、最優先使用)してしまい、他の処理(この場合
WTERM )のRS-232C ポートとの送受信処理に対して、 CPUを並行使用させ
ない様な状態が発生すると、当然その時に送受信しようとしていたデータ
をこぼしてしまう事になります。(バスマスタ、FIFO方式などの、SCSI
インターファイスなども、これにあてはまります)
更に、ディスク容量を増やすユーティリティなども、そのソフトウェアの
性能如何で、データをこぼす原因になることが十分考えられます。
6.CPU に高い負担をかける常駐ソフトの使用、送受信処理に対しての妨害に
なる程の、頻繁に割り込み処理を行なうプロセスが動作している場合は、
同様に文字をこぼします。また、画面表示を高速化するソフトウェアなど
でも発生する場合があります。
ご使用の際は、一度外してみてテストして下さい。 [8650]
7. EMSドライバーと干渉する可能性もあります。
バンクメモリー等を、 EMS領域として使用する等の古いタイプのソフトウ
エア EMSなどでは、干渉する恐れがあります。
この場合は、一時的に、WTERM -E(データを、 EMS領域で使用しない)と
いうオプションで起動してみて下さい。回避できる場合があります。
上記の点を、確かめてみて下さい。上記をチェックしていれば、通常まず
1行を送りきらないうちに、次の行を送信してしまうということは無いと
思います。
Q.テキスト送信がうまくいかない
------------------------------
A.次のような原因があります。
1.PC-VANにて、高速/超高速テキスト送信で、テキストファイルを送信する
と失敗する可能性が多いと聞いていいます。この場合には、低速送信をご
使用ください。低速送信は、こちらが送った 1行毎に、相手側ホストから
の改行コード(LF)を待ち、それから次の 1行を送信します。
2. NIFTY-Serveの、ROAD 1のアクセスポイントを使用していて、高速/超高
速テキスト送信で、テキストファイルを送信すると失敗する可能性が多い
と聞いています。その場合、低速送信をご使用するか、ROAD 2のアクセス
ポイントに接続して送信してください。
低速送信は、こちらが送った 1行毎に、相手側ホストからの改行コード(
LF)を待ち、それから次の 1行を送信します。
3.アスキーネットで、低速/超高速テキスト送信にて、テキストファイルを
送信するとうまくいきません。高速送信をご使用ください。
4.単回線ホストで、超高速送信でテキストを送った場合、ホスト側から回線
を切断されてしまう場合があります。これは相手ホストのホストの処理上
の問題もあります。また、フロー制御がうまくいかない場合なども考えら
れます。この場合は、高速テキスト送信を使用されるとよいと思います。
Q.画面に表示される文字がくしゃくしゃになってしまいます。
--------------------------------------------------------------------
A.こちら側から送った文字または、文字列に対して、相手側ホストからは、エ
コーバックされた同容の、文字または文字列が送られてきます。
つまり、送る・受けるといった動作が頻繁に繰り返えされる訳で、その処理
が追いつかない場合に、画面上では文字化けしたり、くしゃくしゃに表示さ
れたりします。しかし、その場合でもちゃんと正常に送られているので問題
はありません。
[8700]
-------------------------------------------------------------------
[ バイナリー転送時 Questions and Answers ]
-------------------------------------------------------------------
Q.ZMODEMを、選択しましたがダウンロード、アップロードが出来ません。
----------------------------------------------------------------
A.ZM.EXE/ZMIBM.EXE をもっているか確認して下さい。ない場合は、機種によ
って使用できるほうを入手して、WTERM と同じディレクトリー、もしくは、
PATHの通った場所に、格納してください。
Q.バイナリーファイル転送がうまくいかないのですが。(X/YMODEM/MLINK)
------------------------------------------------------------
A.次のチェックをして下さい。
1.ファイル転送の最初で止まってしまう。または、エラーになり中断してし
まう場合は、原因としてプロトコルの選択ミスが多いようです。ホスト側
のプロトコルと合致しているかどうかお確かめ下さい。特にXMODEMの場合
は、同じXMODEMでも、3種類ありますので、注意が必要です。
また、F7-5/ダウンロード格納ディレクトリー設定で、ドライブまたは、
ディレクトリーの設定が間違っていたり、ディスクが書き込み禁止や満杯
になっている場合も、ファイル転送の最初でエラーになります。
2.ファイル転送の途中でエラーになる。または、最後までいってエラー
になる場合の原因として、 MNPオフの状態では、 YMODEM-gとMLINKは使用
できませんので、ご注意下さい。(使用できないことはありませんが、 1
バイトでも文字化けするとおかしくなります)
3."Q.文字落ちや文字化けが発生します"の項目をみてください。
Q.バイナリーファイル転送がうまくいきません。
(ZM.EXE/BP.EXE/BPL.EXE/QV.EXE/ML* .EXE)
------------------------------------------------------------
A.次のチェックをして下さい。
1.それぞれのプロトコルに応じた、実行ファイルを別途用意する必要があり
ます。また、用意してあるにもかかわらず動作できない原因の多くにPATH
が有効なドライブまたは、ディレクトリーにない場合がよく見受けられま
す。起動したカレントドライブか、PATHで指定されたディレクトリーに該
当する実行ファイルを別途ご用意ください。
2.PC98/EPSON 用のBP.EXEやZM.EXEでは、J3100/DOS/V/FMR は使用できま
せん。以下に種類を書きます。
機 種 ZMODEM BPLUS Quick-VAN MLINK
PC98/EPSON ZM.EXE or MLP.EXE BP.EXE BPL.EXE QV.EXE MLP. [8750]
J31/3300 ZMIBM.EXE or MLJ.EXE BPL.EXE QV.EXE MLJ.EXE
FMR/TOWNS MLF.EXE BPL.EXE QV.EXE MLF.EXE
IF800/BS21 MLO.EXE --------- -------- MLO.EXE
DOS/V ZMIBM.EXE or MLI.EXE BPL.EXE QV.EXE MLI.EXE
BPL.EXEは、それぞれ該当機種版がありますのでご注意ください。
SUPER/LCR 版は、ZMODEM送受信/BPLUS 送受信/MLINK送受信/TRANSIT送
受信をサポートしています。
QV.EXEで、FMR 版使用は、FM専用版をご使用ください。
Q.内蔵版のプロトコルで、転送状況の目安となるグラフ表示の黄色のバーが表
示されません。
--------------------------------------------------------------------
A.カラーバーの色が表示されない原因は、MS-DOSのVersion の違いや、 EPSON
マシンで、NEC のMS-DOSを使用している場合に発生する事があります。
WTERM は、DOS のI/O領域をサーチして判定していますが、メモリーの位置
情報変更などによって、誤判定をする事もあります。
以下のどちらかのオプションで、起動してください。
WTERM -M3
NEC MS-DOS カラーアトリビュート強制(3.3B以前)
WTERM -M4
NEC MS-DOS カラーアトリビュート強制(3.3C以降)
Q.内蔵BPLUSを使用しているのに、外部のBPLUSプログラムに比べ異常に数値が
低いのですが、なにか異常があるのでしょうか?
--------------------------------------------------------------------
A.接続時間帯(混雑時)等によっては、幾分の増減がありますが、いつも遅い
場合は、外部プログラムの、[BP.EXE(PC98 only)BPL.EXE]を利用して下さい。
同じ環境でも発生する場合としない場合があり原因はよくわかりません。
どちらか早いほうを使用してください。
PC98シリーズの場合には、プリインストールの一部の機種で以下のソフトが
あります。追加をして下さい。バージョンアップ版やVer.6.2で販売してい
るものには同封されていません。
DEVICEHIGH=A:\MSDOS\HRTIMER.SYS
WINDOWS 95にある HRTIMER.SYS はMS-DOSのバージョンの違いで使用不可に
なる場合があります。
また、WTPCNドライバー等の外部ドライバーでは遅くなります。
Q.アップロード時に、頻繁に止まってしまい、ホスト側に全然送信しなくなる
のですが。
--------------------------------------------------------------------
A.以下の原因が考えられます。 [8800]
アップロード時に、すこし送って( 2KB程度)から、かなりの時間止まって
しまい、そのままで送信しなくなる現象の原因の多くは、フロー制御がソフ
トフローになっている場合が、多いようです。以下の設定をご確認ください。
1.モデムの種類等の設定を確認する (F7-1-D)
2.MNP が、ONに設定されていますか (F5-M-8)
3.モデムの初期化コマンドは正常か (F5-M-4)
Q.レジュームを指定しても「TIME OUT」と表示され、継続できないのですが。
--------------------------------------------------------------------
A.レジューム機能は、失敗する可能性が多いようです。最初からダウンロード
して下さい。
[ その他 Questions and Answers ]
Q.PC98/EPSON の30行計画を組み込み、30行モードで動作させていますが、下
3分の 1ぐらいから表示がおかしくなったり、スクロールが正常に動作しな
いのですが。
--------------------------------------------------------------------
A.PC98/EPSON の30行計画に、一応サポートはしてありますが、行数の判定は
ハイレゾかローレゾ(通常25行もしくは20行)しか判断できません。
以前のWTERM では、25行分のエリアしか保存対象とならず、それ以降の行は
無視しているので、30行計画を実行した際には、いろいろ不都合も生じてい
ました。
起動オプション -Dで起動すれば、見掛け上30行と認識して、ファンクショ
ン表示の一部弊害を除けば不都合は生じません。
起動OPの後の数字は、なければ(-D)30行、もしなにか不都合があれば、指
定してください。範囲は、29行~31行の間の数値です。
(-D29~-D31)
Q.PC98/EPSON の30行計画を組み込みたいのですが、どのようにすればよいの
でしょうか?
--------------------------------------------------------------------
A.PC98/EPSON の30行計画は、以下のファイルが必要です。
SY30V109.LZH NIFTY (FGALTL LIB 9 #430)30行BIOSを自動的に設定
30FIX .LZH NIFTY (FGALTL LIB 9 #429)画面周波数固定 for 30行BIOS
30BIOS11.LZH NIFTY (FGALTL LIB 9 #384)30BIOS11.LZH 30行BIOS Ver1.10
組み込み方はマニュアルを読んでください。またFEP 等は、パッチをあてる
必要があります。
参考までに起動BAT と、常駐解除のBAT を、掲載しておきます。
組み込み時 [8850]
ee -fk
exts sk
fkey30
解除時
ee -r
exts n
fkey30 -r
30行画面をフルに利用できますので、ログを見る場合など、通信などではわ
りあい便利になります。
Q.PC98/EPSON でダイヤルリストの枠や、転送時の枠が消えずに画面に残って
しまいます。どのようにすればよいのでしょうか?
-------------------------------------------------------------------
A.PC98/EPSON 機種の画面を制御するようなプログラムと併用して使用してい
る可能性があります。
ある一部のプログラムとの相性が悪く(VTZ 等 VTZ 側に原因があるのでは
ありません)、画面回りで干渉する部分があり、WTERM 側での対応は、現状
しておりません。
当面、WTERM を起動する前に、常駐解除して起動後に再度常駐させて下さい。
回避策は現状それしかありません。
===============================================================================
【 第18章 】エラーメッセージと、エラーログの見方
===============================================================================
エラーメッセージと、その解説
---------------------------------
WTERM 実行時に、画面がフラッシュして、ワーニングMSGがでます。
+---------------------------------------------+
画面表示 | ☆ 警 告 ☆ 何かキーを押して下さい |
+---------------------------------------------+
以下の場合があります。
WTERM5A.DAT WTERMN.DATが起動時または設定時にない場合
---------------------------------------------------------------------
画面に表示されている指定DATAを確認するか、ドライブまたはディレクトリ
ーが存在するかどうかの確認が必要です。
WTERM5A.DAT WTERMN.DATを設定後、ファイルエラーで記録できない場合
----------------------------------------------------------------------
画面に表示されている指定DATAを確認するか、ドライブまたはディレクトリ
ーが存在するか、どうかの確認が必要です。 [8900]
もしくは、ファイルがリードオンリになっていませんか?
バイナリーファイル送信時において、送信すべきファイルが存在しない。
----------------------------------------------------------------------
送信指定ドライブまたはディレクトリーが存在するかどうかの確認が必要で
す。または、ファイルそのものの存在を確認してください。
テキストファイル送信時において、送信すべきファイルが存在しない。
----------------------------------------------------------------------
送信指定ドライブまたはディレクトリーが存在するかどうかの確認が必要で
す。または、ファイルそのものの存在を確認してください。
ログファイルに記録中ディスクエラーで記録できない状態になった場合
----------------------------------------------------------------------
ディスクエラーの可能性が多いです。ディスクを確認してください。
ログファイルが、オープンできない場合
----------------------------------------------------------------------
ディスクエラーの可能性が多いです。ディスクを確認してください。
ログ格納指定ドライブ、またはディレクトリーが存在するかどうかの確認も
必要です。
ログファイルが、CLOSEできない場合
----------------------------------------------------------------------
ディスクエラーの可能性が多いです。ディスクを確認してください。
カット画面で、指定ファイルにセーブできない場合。
----------------------------------------------------------------------
画面に表示されている指定データを確認するか、ドライブまたはディレクト
リーが存在するかどうかの確認が必要です。
BP内蔵版で、受信するファイルサイズより、ディスク残量が少ない場合。
----------------------------------------------------------------------
ダウンロード格納ドライブ、またはディレクトリーの空き領域を確認してく
ださい。または、他の空き領域のドライブに変更すれば回避できます。
空き領域の確認は、ファンクションキーの 9を押すことにより、選択画面の
下に残量表示がでます。
アクセス制限時間中なのに、アクセスしようとした場合。
----------------------------------------------------------------------
指定時間にアクセスしましょう。
[8950]
料金ファイルを、書き込めない(SAVE)できない場合。
----------------------------------------------------------------------
料金ファイル格納ドライブ、またはディレクトリーの空き領域を確認してく
ださい。または、書き込み禁止(リードオンリー)になっている可能性があ
ります。
RSチャネル設定時に、存在しないチャネル設定をした場合。
----------------------------------------------------------------------
使用可能なチャネルを再設定してください。
バイオリズム画面で、内容をログに書き込めない(SAVE)場合
----------------------------------------------------------------------
ディスクエラーの可能性が多いです。ディスクを確認してください。
ログ格納指定ドライブ、またはディレクトリーが存在するかどうかの確認も
必要です。
ダウンロードで、指定したプロトコールの実行ファイルが存在しない
----------------------------------------------------------------------
表示された実行ファイル(ZM/ZMIBM.EXE BP/BPL.EXE QV.EXE ML*.EXE)が、
カレントドライブ、もしくは、PATHが通った場所に格納されていない場合で
す。ファイルの確認をしてください。
INS キーでの圧縮/解凍作業で実行ファイルが存在しない
----------------------------------------------------------------------
表示された実行ファイル(LHA/PKZIP/ARJ/PAK/PKUNZIP/PKARC etc)が
カレントドライブ、もしくは、PATHが通った場所に格納されていない場合で
す。ファイルの確認をしてください。
INS-7 の任意の設定ファイルが存在しない場合。
----------------------------------------------------------------------
表示すべきデータがあるかどうかの確認をしてください。
チャイルド(SHIFT+F1)を押した場合、メモリーがたりなくてチャイルドプロ
セスにいけない場合。
----------------------------------------------------------------------
WTERM を起動するには、最低 256KB以上の空きメモリーがないと一般的正常
な動作は望めません。最低それだけは確保して起動してください。
異常終了時エラーコードとその解説
-----------------------------------------------------------------------
[9000]
WTERM では実行時において、異常が起きた場合にその旨を表示して回避するよ
うになっております。(LOGファイルができないとか)
しかしながら、簡単に回避できないOSレベルのエラー等ではそのまま、終了を
する場合があります。
WTERM では、その場合はデータ格納ディレクリーに(設定F7-5-7)に、
"WTERM.ERR" というファイルを作成します。
その内容を簡単に説明します。
WTERM.ERRフォーマット
| WTERM 対応機種名 | Version |エラーの発生時間 |
WTERM< PC98/EPSON > Ver 9.30 SP 92.07.07 92.07.16 12:47:57 Error Log
|エラー種別 | エラー内容 |エラーcode|エラー箇所 |
WTERM Runtime Error[Division by zero] 0200 at 1A62:09D4
例
WTERM<AT,AX,DOS/V> SP VerE 1.51 07-07-92 92.07.11 15:32:48 Error Log
WTERM Runtime Error[Not enough memory] 0008 at 0AC8:096B
WTERM< J31/3300 >Sm Ver 1.50 92-07-07 92.07.12 19:07:32 Error Log
WTERM Runtime Error[BBS DATAが未入力] 0270 at 03C0:0802
では代表的エラーの具体的内容と対策について
| エラーCODE| エラーの具体的内容 | 対応または解説または回避策
| DOS | |
| 2 | File not found | 必要なファイルがありません。
| 3 | Path not found | PATHNAMEが正しくありません。
| 4 | Too many open files | そのファイルをOPENする事が
| | | できません。
| 5 | File access denied |
| 6 | Invalid file handle |
| 8 | Not enough memory | 必要なメモリーが足りません。
| | | チャイルドで子プロセスを動作さ
| | | せるだけのメモリーの余裕がありま
| | | せん。
| 18 | No more files |
| I/O | |
| 100 | Disk read error | ディスクから読むこと不可
| 101 | Disk write error | ディスクへ書込む事が不可
| 102 | File not assigned | ファイルにアクセスできない
| 103 | File not open | ファイルをOPENできない
| 104 | File not open for input | ファイルをOPENできない
| 105 | File not open output | ファイルをOPENできない
| 150 | Disk is write-protected | ディスクにライトプロテクトシール
| | | がはってあるか、書込み禁止ノッチ
| | | が上がっています。 [9050]
| 160 | Device write fault |
| 161 | Device read fault |
| 162 | Hardware failure |
| 200 | Division by zero | プログラム上のエラーです。
| | | 作者にご連絡下さい。
| 201 | Range check error | 作者にご連絡下さい。
| 202 | Stack overflow | 200と同じ
| 203 | Heap overflow | 200と同じ
| 205 | Floating point overflow | 200と同じ
| 209 | Overlay file read error | WTERM.EXEが正常ではありません。
| 269 | Not original WTERM!! | オリジナルの WTERMではありません
| 270 | BBS DATAが未入力 | BBS LISTで BBSの名前もしくは電
| | | 話番号が空白です。
| 271 | CPU type only 80286/80386| FMR DOS/V版のみ 8086CPUには対応
| していません。
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【 第19章 】WTERM のサポートベース
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NIFTY-Serve
======================
NIFTY-Serveにおける、WTERM のサポートベース場所は、
FWTERM (GO命令 GO FWTERM)で実施しております。
ここは、主なマクロの作者の会議室や、機種用Q&A等もあります。
SYSOP FWTERM H.INOUE (SDI00598)
<FGAL・WTERM ユーザーズ> FWTERM
FWTERM 会議室一覧 1997-02-08 現在
----------------------------------------------------------------------
1番会議室 □F : 名刺交換: こんにちはどうぞよろしく
2番会議室 □W : WT質疑 : WTERM ・?・Q&A?
3番会議室 □T : 金粉ショー: 幸せのキーボードは桃色☆
4番会議室 □E : 特定会議: WTNIF マクロ道場
5番会議室 □R : 特定会議: NIFMCR3 マクロ道場
6番会議室 □M : 特定会議: その他の マクロ道場
7番会議室 □ : 特定会議: NIF_AUTO マクロ道場
8番会議室 □ : 特定会議: NIFカンタンA マクロ道場
9番会議室 □ : 特定会議: NEST マクロ道場
10番会議室 □ : 総合案内 FWTERM SYSTEM INFORMATION
11番会議室 (^o^)/一問一答: WTERM 活用 Q&A 講座
12番会議室 □ : 軟件活用:WTERM を巡るソフト達
13番会議室 ■Win: 特別会場 :WTERM for Win [9100]
14番会議室 △ : WT要望 : 次 Versionを考える検討会
16番会議室 ◎壁: =-=-= K A B E =-=-= (-。-)y-゚゚゚゚
18番会議室 □ : WT広場 : いわゆるフリートーキング
19番会議室 △ : 特設会議: ------------------------
20番会議室 □ : 新着案内★ライブラリソフト新鮮情報
FWTERM ライブラリ一覧
-------------------------------------------------------------
1番 【会議室】過去の満杯会議室の保存書庫
2番 【データ】モデム初期化コマンド等
3番 【ソフト】WTERM 本体 & DOC
4番 【ソフト】WTERM 用 マクロ
5番 【必需品】通信補助 必須プログラム
6番 【ソフト】通信関連プログラム PC/EPSON
7番 【ソフト】通信関連プログラム J31/IF/DOS/V
8番 【ソフト】通信関連プログラム FMR/TOWNS
9番 【ソフト】通信関連プログラム DOS汎用
10番 【実験室】さまざまな試みのために
11番 【実験室】WTERM テスト版専用
12番 【保管室】WTERM 旧版&DOC旧版
13番 【保管室】上記以外の関連ソフト旧版
14番 【データ】金粉ショー発言数集計データ
15番 【データ】WTERM 関連 モデム以外
16番 【WT Win】WTERM for WIN β / 製品差分
17番 【WT Win】WTERM WINDOWS 旧番保管庫
PC-VAN
======================
PC-VAN、WTERM のサポートベースは、J WTERM(JUMP命令 JWTERM)です。
ここは、Q&A会議室やWTERM 広場等があります。
SIGOP PC-VAN/JWTERM TOMTOM(TOMTOM)
SUBOP WTERM1(H.INOUE) WTERM2(遊一郎) WTERM3(びぜん)
WTERM フォーラム 一覧
-------------------------------------------------------------
1.このSIGについて
2.電子メール
3.フォーラム
1番会議室 WTERM 広場
2番会議室 WTERM -Q&A
3番会議室 WTERM 会議室
4番会議室 テストルーム
4.ライブラリィ
1番 説明
2番 -
3番 WTERM の説明例
5.電子会議室
6.OLT+(*) [9150]
7.OSL
1番 WTERM 直売会
2番 WTERM 関連ソフト
3番 WTERM マクロ
4番 WTERM for Win
5番 関連ソフト for Win
8.SIG内OSL検索
なにかありましたら、上記どちらかの会議室に質問をお寄せ下さい。
===============================================================================
【 第20章 】WTERM の使用者の方へ、また再配布される方へ
===============================================================================
1. WTERM は、フリーソフトウェアです。
2. 著作権者は、使用者に対して通常使用に際しての、一切の金品の受託を求め
ません。
3. 配布は、圧縮ファイルの内容を一切改変せず、オリジナルの内容で行って下
さい。
また、圧縮形態変更(LZH 形式を、自己解凍型EXE にする等)は禁止します。
中身のタイムスタンプの変更なども、これに準じます。
4. 利益をあげることが目的でない限り、本ソフトを再配布・転載することは自
由です。
またパソコン通信上にての、配布に関して、著作権者の承諾等は、基本的に
は不用です。
それ以外の営利以外の目的(知人に渡す等)での配布の場合、メディア代、
郵送料等の実費弁済の範囲を逸脱する金銭の授受が行われることを禁じます。
なお、営利団体もしくはそれに準ずると解釈できうる、会員を目的としたフ
リーソフトウェアの配布組織/団体においてWTERM の配布をされる事は、著
作権者が許可をしない限りにおいては固くお断りいたします。ある団体にお
いては、許可申請メールを他の人が転送して私の所に来ます。それくらい責
任者が直接コンタクトしてほしいものです。この場合、回答を拒否しました
ので、許可と解釈して再配布しないでほしいと思います)
5. 雑誌等に、WTERM の内容を紹介される場合は、事前に著作権者に連絡する必
要はありません。
WTERM の動作画面等を使用される場合は、使用する旨をお知らせください。
またその際には、文中に著作権の明示をしてください。
6. 雑誌添付の、FD(フロッピーディスク)や、CD-ROM/MO(光ディスク)に、
納める場合は、著作権者に許可を得てください。
場合によっては、簡単な添付に関する文章を取り交わしておりますのでお願
いいたします。
また、添付の場合は、その時点の最新版 WTERMとWTERM.DOC(WTDOC.LZH) [9200]
の一括でお願いしたいところですが、サイズ的に、本体だけ添付にしたい場
合もあろうと思います。その際も事前に御連絡ください。
また掲載誌につきましては、献本をお願いいたします。
7. 許可なく販促物(販売促進の為の代償として付加する物)として配布しない
でください。添付や配布に関しては、著作権者と添付に関する文章を取り交
わしておりますので、お願いいたします。
8. 営業行為もしくは、営利目的等の使用の場合(添付も含める)、企業が営業
行為の中で(無料であるなしに関わらず)、WTERM を添付もしくは 2次利用
する場合は、著作権者に文書等において許可を得てください。添付や配布に
関しては、著作権者と添付に関する文章を取り交わしております。
9. WTERM.DOC と、WMACRO.DOCを切り放して別々にして配布する事は、御遠慮く
ださい。
10. WTERM .DOC/WMACRO.DOCの内容を、一部、又はそのまま出版物等に記載/抜
粋転記される場合は、必ず事前に文書等において著作権者の承諾を求めてく
ださい。
11. WTERM を使用して、店頭での製品デモ使用、ショー等のデモ等の使用は、御
自由に、これといって制限もありません。
12. LCR 機能付きWTERM の、パソコン通信上での配布は、現段階では認めており
ません。また書籍添付なども認めておりません。その場合は事前に協議する
必要がありますので、かならずご相談ください。
またLCR 版配布権は、下記シャンバラがもっておりますが、使用許諾権、著
作権をはじめとする各種権限は、作者のほうにあります。
著作権者の連絡先は、NIFTY-Serve のSDI00598です。
御用件は、電子メールにて送ってください。
なお、WTERM が、Version UPした場合、できましたら転載者は、新しいWTERM の
再転載をおねがいいたします。
==============================
WTERM のご利用時の免責事項
==============================
1. 著作権者は、WTERM に関して一切の動作保証はいたしません。
2. 著作権者は、WTERM の瑕疵および、使用により生じた障害に関して、一切の
直接もしくは間接的損害については、責を負いません。
3. 著作権者は、WTERM 及びそのドキュメントに不備があっても、訂正する義務
は負いません。
4. 著作権者は、WTERM の動作確認を行なって配布していますが、フリーソフ [9250]
トウェアとしての性質上、使用者からのWTERM 及びそのドキュメントの改修
等の要請に応じる義務はありません。
5. 著作権者は、WTERM の各種通常動作においての致命的な不都合においての修
正はいたしますが、不都合を完全に修復することの責務は負いません。
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【 第21章 】資料 WTERM コマンドTREE
===============================================================================
WTERM 標準キー設定
[F・ 1 ].DOSコマンド
[F・ 2 ].スピード変更 (通信中はできません)
+--- 300 bps
1200 bps
2400 bps
4800 bps
9600 bps
19200(14400)bps
20800 bps (PC/EPSON Version CPU 8/16MHz)
38400(28800)bps
41600 bps (PC/EPSON Version CPU 8/16MHz)
57600 bps (PC/EPSON DOS/V Version)
62400 bps (PC/EPSON Version CPU 8/16MHz)
115200 bps (PC/EPSON DOS/V Version)
230400 bps (PC/EPSON DOS/V Version)
[F・ 2 ].( NF版 )
+-----------スピード変更 (通信中は以下)
+--------+--1.GOメニューツアー
| +--- 1 サービス案内・検索
| 2 電子メール
| 3 掲示板
| 4 CBシミュレーター
| 5 フォーラム
| 6 ニュース/スポーツ/天気予報
| 7 企業/経済/人物/行政
| 8 科学/技術/翻訳
| 9 書籍/教育/就職
| 10 趣味/旅行/生活
| 11 占い/クイズ/ゲーム
| 12 ワープロ/コンピューター
| 13 ショッピング/ステーション
| 14 海外データベース(INFOCUE)
| 15 コンピュサーブコーナー [9300]
| 16 ビギナーズコーナー
| 17 他ネット接続サービス
| 18 終了
+--2.メインメニュー/フォーラム関連
+--3.フォーラム 全般
+--4.フォーラム 会議室関連
+--5.フォーラム ライブラリ関連
+--6.書き込み時のエディター編集機能
+--7.RT(チャットルーム/CB)
+--8.掲示板関連
+--9.メール送信/受信 関連
[F・ 3 ].1行編集
[F・ 3 ]( NF版 )
+-----------1行編集 (通信中は以下)
+--------+--1.1行編集
+--2.CA起動
[F・ 4 ].ブレークキー
[F・ 5 ].ダイヤル
+----スペース・キー カーソル行のアクセス選択/放棄
+----CR. アクセス実行
+----SHIFT+ CR アクセス実行
+----INS. ラストログイン日時表示
+----ESC. 選択内容をクリアして基本画面に戻る
+----Q.選択内容をクリアせず基本画面に戻る
+----C.設定内容複写(COPY)
+----D.設定内容クリア
+----G.グループ一括選択/一括登録解除
+----M.各ホスト登録/修正
+--1.ホスト名 登録/変更
+--2.電話番号入力 (NTT)
+--3.10円で接続可能な秒数(NTT)
| + LCR版 では使用しません。
| +--- 1 同一区域内 料金 : 180.0 秒 10 円
| 2 隣接区域 or 20Km迄 : 90.0 秒 10 円
| 3 20 Km ~ 30 Km 迄 : 45.0 秒 10 円
| 4 30 Km ~ 40 Km 迄 : 36.0 秒 10 円
| 5 40 Km ~ 60 Km 迄 : 36.0 秒 10 円
| 6 60 Km ~ 80 Km 迄 : 22.5 秒 10 円
| 7 80 Km ~100 Km 迄 : 22.5 秒 10 円
| 8 100 Km ~160 Km 迄 : 16.5 秒 10 円
| 9 160 Km 以上 : 16.5 秒 10 円
| A 使 用 し な い 0.0 秒 0 円
+--4.個別 MODEMコマンド
+--5.NCC 回線設定(NTT以外の回線設定)
| +--- 1 0070 [ 日本高速通信株式会社(TWJ)]
| 2 0077 [ 第二電電株式会社 (DDI)] [9350]
| 3 0088 [ 日本テレコム株式会社(JT )]
+--6.フロー制御
| +--- 1 自動判定 AUTO [MODEM Resultで判断 ]
| +--- 2 常時 H/FLOW [HARD FLOW-CO. 固定 ]
+--7.MODEM 最高スピード
| +--- 1 300 bps
| 2 1200 bps
| 3 2400 bps
| 4 4800 bps
| 5 9600 bps
PC/EPSON 6 19200(14400) bps
| 7 20800 bps (PC/EPSON CPU 8/16MHz)
| 8 38400(28800)bps
| 9 41600 bps (PC/EPSON CPU 8/16MHz)
| A 57600 bps (OP. RS-232C CARD)
| B 62400 bps (PC/EPSON CPU 8/16MHz)
| C 115200 bps (OP. RS-232C CARD)
| D 230400 bps (OP. RS-232C CARD)
| +--- 1 300 bps
| 2 1200 bps
| 3 2400 bps
| 4 4800 bps
DOS/V 5 9600 bps
J3100 6 19200(14400) bps
| 7 38400(28800) bps
| 8 57600 bps
| 9 115200 bps
| A 230400 bps
| +--- 1 300 bps
| 2 1200 bps
| 3 2400 bps
| 4 4800 bps
FMR/TOWNS 5 9600 bps
IF800 6 19200(14400) bps
| 7 38400(28800) bps
|--8.MNP オン/オフ選択
| +--- 1 使用する
| 2 使用しない
+--9.ローカルエコー
| +--- 1 OFF
| 2 ON
+--A.アクセスグループ指定
| +--- 1 区分なし
| 2 Aグループ
| 3 Bグループ
| 4 Cグループ
| 5 Dグループ
| 6 Eグループ
| 7 Fグループ
| 8 Gグループ [9400]
| 9 Hグループ
| A Iグループ
| B Jグループ
| C Kグループ
| D Lグループ
| E Mグループ
| F Nグループ
| G Oグループ
| H Pグループ
| I Qグループ
| J Rグループ
| K Sグループ
| L Tグループ
+--B.アクセス可能開始時間
+--C.アクセス可能終了時間
+--D.ダイレクトUPLOAD【ROOL-UP 】
+--E.ダイレクトUPDOWN【ROOL-DOWN】
+--F.ZMODEM自動起動(送受信)
+--G.BPlus 自動起動(送受信)* NIFTY に限る
+--H.ログ 作成選択
| +--- 1 記録する
| 2 記録しない
+--I.ログファイル名
+--J.アップロード改行桁
+--K.カットバッファー送信
| +--- 1 高速
| 2 低速
+--L.漢字コードの種類
| +--- 1 シフトJIS
| 2 JIS
| 3 旧JIS
| 4 NEC漢字
| 5 EUC
+--M.SI/SO(IN/OUT)処理
+--N.BSコードの処理
+--O.RS-232Cモード【通信モードの設定】
+--P.RS-232C【ファイルモードの設定】
+--Q.RS-232C【キャラクターの設定】
+--R.オートログイン文字列
+--- 1 下記以外 もしくはマニュアル入力
2 WWIV 系 [in: ]\I[rd: ]\P
3 PC-VAN VANPCNEC02'[ID:]\I[RD:]\P[)=]N'[)=]N
4 PC-VAN + PCVAN'[D: ]\I[ド: ]\P[=]N'[=]N'
5 NIFTY-ROAD1 **.00+**[-->]SVC'[-->]\I[->]\P
6 NIFTY-ROAD2 **@P'[*]C NIF'[->]SVC'[->]\I[1->]\P
7 NIFTY-R.3/4 [*]C NIF'[->]SVC'[->]\I[1->]\P
8 NIFTY-ROAD7 [:]NIFTY'[:]'[>]SVC'[>]\I[>]\P'
9 CompuServe [*]C CPS'[e:]***CPS'[ID:]\I[rd:]\P
A People A ***'[UserID:]\I[Password:]\P
B People B **[Name:]P'[UserID:]\I[Password:]\P
C People C 24**@'[*]A PAM'[User ID:]\I[word:]\P
B People C 96**@'[*]A HPAM'[User ID:]\I[ord:]\P
C 日経MIX [x"):]mix'[me?]\I[rd:]\P
D 絵理香系 [id: ]\I'[wd: ]\P'
E JOIS ***'[:]*JOIS'[ID]*'[CE]*\\JOIS 利用者
F KE-BBS系 I [User ID =]\I[Pasword = ]\P
[F・ 6 ]リダイヤル (回線非接続時)
[F・ 6 ]低速テキスト送信(回線 接続時)
[F・ 7 ]各種設定 (mall版はありません)
+----1.MODEM 関係
| +--1.MODEM 最高スピード
| | +--- 1 300 bps
| | 2 1200 bps
| | 3 2400 bps
| PC/EPSON 4 4800 bps
| | 5 9600 bps
| | 6 19200(14400)bps
| | 7 20800 bps (PC/EPSON CPU 8/16MHz)
| | 8 38400(28800)bps
| | 9 41600 bps (PC/EPSON CPU 8/16MHz)
| | A 57600 bps (OP. RS-232C CARD)
| | B 62400 bps (PC/EPSON CPU 8/16MHz)
| | C 115200 bps (OP. RS-232C CARD)
| | +--- 1 300 bps
| | 2 1200 bps
| | 3 2400 bps
| DOS/V 4 4800 bps
| | 5 9600 bps
| | 6 19200(14400)bps
| | 7 38400(28800)bps
| | 8 57600 bps (PC/EPSON DOS/V Version)
| | 9 115200 bps (DOS/V Version)
| | +--- 1 300 bps
| | 2 1200 bps
| | 3 2400 bps
| FMR/J3100/IF 4 4800 bps
| | 5 9600 bps
| | 6 19200(14400) bps
| | 8 38400(28800) bps
| +--2.MODEM コマンド
| | +--- 1 ATコマンド
| | 2 V25bis
| | 3 音響カプラー
| |--3.ダイヤルコマンド の設定
| | +--- 1 MODEM 設定値 (ATD or CRN)
| | 2 トーンダイヤル (ATDT or CRNT)
| | 3 パルスダイヤル (ATDP or CRNP) [9500]
| | 4 パルスダイヤル (ATDF or CRNF)
| | 5 ダイヤルコマンド(ATDC)
| | 6 ダイヤルコマンド(ATDN)
| | 7 ダイヤルコマンド(ATDD)
| | 8 ダイヤルコマンド(ATDL)
| +--4.リダイヤル回数の設定
| +--5.リダイヤル待機時間の設定
| +--6.連続リダイヤル待機時間の設定
| +--7.MODEM コマンド 1文字送出時間
| +--8.MODEM コマンド 1行送出時間
| +--9.漢字コードの種類
| | +--- 1 シフトJIS
| | 2 JIS
| | 3 旧JIS
| | 4 NEC漢字
| | 5 EUC
| +--A.SI/SO(シフトIN/OUT)処理
| +--B.KI/KOの2重送信
| +--C.内線発信(ダイヤル休止コマンド)
| | +--- 1 0W,
| | 2 0,
| | 3 #W,
| | 4 #,
| +--D.MODEMの種類選択
| | +--- 1 NON-MNP[ MNP規格なしのモデム ]
| | 2 MNP [下記以外のモデムetc]( MNP-ON \N3 )
| | 3 MNP [HST or DUAL ] ( V42bisは ATQ0V1E0X7 )
| | 4 MNP [PV-A2400MNP4 PV-M24 etc ]( MNP-ON &M4)
| | 5 MNP [MNP/V42 On/Off コマンド初期化コマンドに付加]
| | 6 MNP [Multi MODEM ONLY ]
| | 7 MNP [OMRON MD96FS5/7 ]( MNP-ON \D1\N3 )
| | 8 MNP [PV-A24V42 LAPM ]( MNP-ON &M5\N3 )
| +--E.モデムの基本初期設定コマンド
| +--F.モデム初期化コマンド設定 2番
| +--G.モデム初期化コマンド設定 3番
| +--H.モデム初期化コマンド設定 4番
| +--I.モデム初期化コマンド設定 5番
| +--J.モデム初期化コマンド設定 6番
| +--K.起動時MODEM初期化コマンド設定
| +--L.終了時MODEM初期化コマンド設定
| +--M.RS-232Cモード【通信モードの設定】
| +--N.RS-232C【キャラクターの設定】
| +--O.RS-232C【通信Channelの設定】
| | +--- 1 RS-232C COM 1(Original Port)
| | 2 RS-232C Ch. 2 PIO-9032A,B/PC-9861K [INT 1]
| PC/EPSON 3 RS-232C Ch. 3 PIO-9032A,B/PC-9861K [INT 0]
| | 4 RS-232C Ch. 2 AIWA B98-01 [INT 1]
| | 5 RS-232C Ch. 3 AIWA B98-01 [INT 0]
| | 6 RS-232C 拡張 RS-232C BOARD
| | 7 RS-232C 拡張 RS-232C BOARD [9550]
| | 8 RS-232C PC98 note PCMCIA/JEIDA4
| | 9 RS-232C PC98 note PCMCIA/JEIDA4
| | A RS-232C COM 1 SUNTAC RS1
| | B RS-232C COM 2 SUNTAC RS1
| | C RS-232C Ch. 2 MI RSB-384/2000/B98-02
| | D RS-232C Ch. 3 MI RSB-384/2000/B98/02
| | E RS-232C Ch. 1 MC-RS98/16550II
| | F RS-232C Ch. 2 MC-RS98/16550II
| | G RS-232C Server[LAN] LANWORLD
| | H RS-232C Ch. 2 Panasonic CF-JMD101 [INT 0]
| | I RS-232C COM 4 PC9821 Cb/Cx/Cf [INT 0]
| | J RS-232C COM 2 (Ser.2)(Xa7以降 Xe) [INT 1]
| | K RS-232C Ch. 1 I-O DATA RSA-98 [INT 1]
| | +--- 1 RS-232C Channel No1 COM1
| DOS/V 2 RS-232C Channel No1 COM2
| J3100 3 RS-232C Channel No3 COM3
| | 4 RS-232C Channel No4 COM4
| | 5 RS-232C Server LAN
| | +--- 1 RS-232C Channel No1 COM0 標準ポート使用
| | 2 RS-232C Channel No2 COM1 内蔵MODEM
| FMR/TOWNS 3 RS-232C Channel No3 COM2
| | 4 RS-232C Channel No4 COM3
| | 5 RS-232C Channel No5 COM4
| | +--- 1 RS-232C Channel No1 COM0
| | 2 RS-232C Channel No2 COM1
| IF-800 3 RS-232C Channel No3 COM2
| | 4 RS-232C Channel No4 COM3
| | 5 RS-232C Channel No5 COM4
| DOS/V |--P.IRQ IRQ 2/3/4/5/7/9/10/11/13/15
| |--Q.RS-232Cモード切り換えタイミング
| |--R.起動時 ハード/ソフト フロー制御設定
+----2.起動ファイル登録 送出文字列 登録設定
| +--1.起動 登録エディター
| +--2.外部 登録ファイル 1
| +--3.外部 登録ファイル 2
| +--4.外部 登録ファイル 3
| +--5.外部 登録ファイル 4
| +--6.起動 Transit
| +--7.送出定義文字列 1
| +--8.送出定義文字列 2
| +--9.送出定義文字列 3
| +--A.送出定義文字列 4
| +--B.送出定義文字列 5
| +--C.送出定義文字列 6
+----3.別枠外部起動プログラム登録設定 1-9/A-Z
+----4.別途送出定義文字列 登録設定 1-9/A-Z
+----5.ドライブ設定 その他
| +--1.ログファイル格納・PATH
| +--2.ダウンロードファイル格納ドライブ・PATH
| +--3.アップロードファイル格納ドライブ・PATH [9600]
| +--4.テキストアップファイル格納ドライブ・PATH
| +--5.MACRO ファイル格納ドライブ・PATH
| +--6.料金ファイル名
| +--7.〃/電話番号ファイル格納ドライブ・PATH
+----6.スクロール/各種記録/ダイヤルリスト
| +--1.スクロールバッファー領域
| | +--- 1 0 KB [ xscriptを使用]
| | 2 メインメモリー 8KB
| | 3 メインメモリー 16KB
| | 4 メインメモリー 32KB
| | 5 メインメモリー 64KB
| PC/EPSON 6 GRAM0 RED 32KB
| | 7 GRAM0 GREEN 32KB
| | 8 GRAM0 BLUE 32KB
| | 9 GRAM1 RED 32KB
| | A GRAM1 GREEN 32KB
| | B GRAM1 BLUE 32KB
| | C GRAM0 RED+GREEN 64KB
| | D GRAM0 BLUE+RED 64KB
| | E GRAM1 RED+GREEN 64KB
| | F GRAM1 BLUE+RED 64KB
| | G LIM-EMS 16KB
| | H LIM-EMS 32KB
| | I LIM-EMS 64KB
| | +--- 1 0 KB 0KB
| | 2 メインメモリー 8KB
| | 3 メインメモリー 16KB
| J31/3300 4 メインメモリー 32KB
| DOS/V 5 メインメモリー 64KB
| FMR/TOWNS 6 LIM-EMS 16KB
| IF-800 7 LIM-EMS 32KB
| | 8 LIM-EMS 64KB
| +--2.バックスクロール カラー/白黒
| | +--- 1 ESC コードをカットして表示(白黒)
| | 2 ESC コードをカットせず表示(カラー表示)
| +--3.ログ記録開始場所
| | +--- 1 AUTOLOGIN 終了時点よりLOG を記録する
| | 2 接続した時点より記録する
| +--4.マクロ・ログ記録
| | +--- 1 MACRO.DMP 記録しない
| | 2 MACRO.DMP 記録する
| +--5.アップ/ダウンロード 記録ログ
| | +--- 1 WTUPDW.LOG 記録しない
| | 2 WTUPDW.LOG 記録する
| +--6.電話料金ファイル記録
| | +--- 1 WTERM.TEL 記録する
| | 2 WTERM.TEL 記録しない
| +--7.DL/UL ウインドウ場所
| | +--- 1 右上端に表示
| | 2 右下端に表示 [9650]
| +--8.Yes/No の場合のキー選択変更
| | +--- 1 Yes = スペース No = リターン
| | +--- 2 Yes = リターン No = スペース
| | 2 WTERM.TEL 記録しない
| +--9.ファンクションキー配置
| | +--- 1 WTERM 標準
| | 2 CCT98 準拠
| | 3 自由設定
| | 4 PTERM 準拠
| +--A.接続時間/通話料金(接続中)
| | +--- 1 接続経過時間・電話料金・ログカウント行・表示
| | 2 上記内容を一切表示しない。
| +--B.ダイヤル表示 切替
| | +--- 1 ダイヤルリスト 10行 X 6段 表示
| | 2 ダイヤルリスト 15行 X 4段 表示
| +--C.ダイヤルリスト日時表示
| +--- 1 ラストログインを表示しない
| 2 ラストログインを表示する
+----7.その他の 登録設定
| +--1.ファイル表示の 方 法
| | +--- 1 ネームソート [ 昇順 ]
| | 2 ネームソート [ 降順 ]
| | 3 サイズソート [ 昇順 ]
| | 4 サイズソート [ 降順 ]
| | 5 タイムソート [ 昇順 ]
| | 6 タイムソート [ 降順 ]
| | 7 拡張子ソート [ 昇順 ]
| | 8 拡張子ソート [ 降順 ]
| +--2.ファイル表示の 選 択
| | +--- 1 ファイル名のみ
| | 2 名前+ サイズ+ 時間
| +--3.ディレクトリー・Tree表示
| | +--- 1 表示しない
| | 2 表示する
| +--4.ファイル選択と同時に
| | +--- 1 File選択と同時にFile名を表示する
| | 2 File選択と同時にFile名を表示しない
| +--5.各種確認の BEEP音
| | +--- 1 鳴らす
| | 2 鳴らさない
| | 3 絶対鳴らさない
| | 2 鳴る+ LFでも鳴る
| +--6.起動/終了時の画面
| | +--- 1 なにもしない。
| | 2 画面をフラッシュさせる。
| +--7.テキスト送信スピード
| +--8.カット文字列送信用ヘッダ
| +--9.受信文字 ^C(CTRL-C)コードの扱い
| | +--- 1 そのまま画面に表示
| | 2 NULコードに変換して表示 [9700]
| +--A.受信文字 ^L(CTRL-L)コードの扱い
| | +--- 1 NULコードに変換して表示
| | 2 改ページする
| +--B.GRPH+各種機能
| | +--- 1 使用する
| | 2 使用しない
| +--C.ZMODEM送信/受信
| | +--- 1 ZM/ZMIBM.EXEを使用する
| | 2 内蔵を使用する
| +--D.↓キーHistry送信機能
| | +--- 1 使用する
| | 2 使用しない
| +--E.←キー送出文字列機能
| +--- 1 使用する
| 2 使用しない
+----8.LCR関連設定 (LCR版に限る)
+--1. WTERM-LCR 機能
| +--- 1 使用しない(一般NTT回線のみ)
| +----2 使用(NTT/DDI[0077 第二電電株式会社]/自動選択
+--2. 発信元電話番号
+--3. 0070 TWJ
| +--- 1 使用しない(日本高速通信株式会社)
| +--- 2 選択使用可(日本高速通信株式会社)
+--4. 0088 JT
+--- 1 使用しない(日本テレコム株式会社)
+--- 2 選択使用可(日本テレコム株式会社)
[F・ 8 ].WTERM の終了
[F・ 9 ].ファイル送受信 (ノーマル版 BP内蔵版)
+----1.MLINK(MLシリーズ)
+----2.YMODEM
+----3.YMODEM-BAT
+----4.YMODEM-G
+----5.XMODEM各種
| +--1.XMODEM/128(SUM)
| 2.XMODEM/128(CRC)
| 3.XMODEM/1024(CRC)
| 4.Flying-XMODEM/128(SUM)
| 5.Flying-XMODEM/128(CRC)
| 6.Flying-XMODEM/1024(CRC)
+----6.ZMODEM(ZM/ZMIBM.EXE.MLシリーズ)
+----7.Quick-VAN(QV.EXE)
+----8.BPlus (BP.EXE)
+----A.MLINK(MLシリーズ)
+----B.YMODEM
+----C.YMODEM-G
+----D.XMODEM各種
| +--1.XMODEM/128(SUM)
| 2.XMODEM/128(CRC) [9750]
| 3.XMODEM/1024(CRC)
| 4.Flying-XMODEM/128(SUM)
| 5.Flying-XMODEM/128(CRC)
| 6.Flying-XMODEM/1024(CRC)
+----E.ZMODEM(ZM/ZMIBM.EXE)
+----F.Quick-VAN(QV.EXE)
+----G.BPlus (BP/BPL.EXE)
+----H.テキスト送信各種
+--1.超高速テキスト送信(高速ホスト向き)
2.高速テキスト送信 (ASCII 向き)
3.低速テキスト送信 (NIFTY/PC-VAN向き)
[F・ 9 ].ファイル送受信 (SUPER版)
+----1.MLINK
+----2.YMODEM
+----3.YMODEM-BAT
+----4.YMODEM-G
+----5.XMODEM各種
| +--1.XMODEM/128(SUM)
| 2.XMODEM/128(CRC)
| 3.XMODEM/1024(CRC)
| 4.Flying-XMODEM/128(SUM)
| 5.Flying-XMODEM/128(CRC)
| 6.Flying-XMODEM/1024(CRC)
+----6.ZMODEM(内蔵、ZM/ZMIBM.EXE)
+----7.Quick-VAN(QV.EXE)
+----8.BPlus (BP/BPL.EXE)
+----9.Transit
+----A.MLINK
+----B.YMODEM
+----C.YMODEM-G
+----D.XMODEM各種
| +--1.XMODEM/128(SUM)
| 2.XMODEM/128(CRC)
| 3.XMODEM/1024(CRC)
| 4.Flying-XMODEM/128(SUM)
| 5.Flying-XMODEM/128(CRC)
| 6.Flying-XMODEM/1024(CRC)
+----E.ZMODEM(内蔵、ZM/ZMIBM.EXE)
+----F.Quick-VAN(QV.EXE)
+----G.BPlus (BP/BPL.EXE)
+----H.テキスト送信各種
| +--1.超高速テキスト送信(高速ホスト 向き)
| 2.高速テキスト 送信 (NIFTY/ASCII 向き)
| 3.低速テキスト 送信 (PC-VAN 向き)
+----I.Transit
[F・ 9 ].ファイル送受信 (Small版)
+----1.MLINK受信(MLシリーズ)
+----2.YMODEM (ZM/ZMIBM.EXE) [9800]
+----3.YMODEM-BAT (ZM/ZMIBM.EXE)
+----4.YMODEM-G (ZM/ZMIBM.EXE)
+----5.XMODEM/128(SUM) (ZM/ZMIBM.EXE)
+----6.ZMODEM(ZM/ZMIBM.EXE)
+----7.Quick-VAN(QV.EXE)
+----8.BPlus (BP.EXE)
+----A.MLINK受信(MLシリーズ)
+----B.YMODEM
+----C.XMODEM/128(SUM) (ZM/ZMIBM.EXE)
+----D.XMODEM/1024(CRC)(ZM/ZMIBM.EXE)
+----E.ZMODEM(ZM/ZMIBM.EXE)
+----F.Quick-VAN(QV.EXE)
+----G.BPlus (BP/BPL.EXE)
[F・10 ].ログファイル ON/OFF。
[F・11 ].子プロセスの起動。
[F・12 ].エディターや他の設定外部プログラムの選択
+----1.起動 登録 エディター
+----2.外部 登録 ファイル1
+----3.外部 登録 ファイル2
+----4.外部 登録 ファイル3
+----5.外部 登録 ファイル4
+----6.バイオリズム
+----7.世界時計(ワールドタイム)
+----8.別枠 外部起動プログラム選択画面 [1-Z]
[F・13 ].回線切断
[F・14 ].ローカルエコー/画面出力停止/画面出力マスク処理
+----1.ローカルエコー ON /OFF
+----2.画面出力停止 する/しない
+----3.画面出力マスク処理 する/しない
[F・15 ].ログ編集
+------+現在のログ編集(通信中)
+------+ログ選択編集 (非回線接続時)
[F・15 ].ログ編集(NF版)
+----+現在のログ編集(NF版 通信中)
+----+ログ編集 (NF版 非回線接続時)
+----1.ログファイルを登録エディター(XXX)で、編集
+----2.本 日の(NIF0901.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集
+----3.昨 日の(NIF0831.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集
+----4. 2日前の(NIF0830.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集
+----5. 3日前の(NIF0829.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集
+----6. 4日前の(NIF0828.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集
+----7.任 意の(NIF****.LOG)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集
+----8.任 意の(*******.***)[NIFTY]のログを[NIFP]で、編集 [9850]
[F・16 ].定義文字送信
+----1.送出定義文字列 1
+----2.送出定義文字列 2
+----3.送出定義文字列 3
+----4.送出定義文字列 4
+----5.送出定義文字列 5
+----6.送出定義文字列 6
+----7.別途送出定義文字列 登録設定 1-9 A-Z
+----8.マクロ・ファイル名 (通信中のみ)
[F・16 ].定義文字送信 (NF版)
+----1.送出定義文字列 1
+----2.送出定義文字列 2
+----3.送出定義文字列 3
+----4.送出定義文字列 4
+----5.送出定義文字列 5
+----6.送出定義文字列 6
+----7.別途送出定義文字列 登録設定 1-9 A-Z
+----8.オン/オフラインマクロ起動
+----9.マクロ・ファイル名 (通信中のみ)
[F・17 ].Transit送受信
+----1.Transit受信
+----2.Transit送信[MLシリーズ使用]
[F・18 ].高速テキスト送信
[F・19 ].超高速テキスト送信
[F・20 ].ログファイル名の指定変更。
[HOME ].ボスが来た画面(4種 トグル)
[DEL ].DELコード($7F)を送出します。
[SHIFT+DEL ]
+----PC-VAN 接続時 RB文字列送信
+----上記以外 ファイル名画面取得
[INS ].圧縮ファイルの解凍・ファイル圧縮・内部閲覧
+----1.圧縮ファイル内容を画面表示
+----2.圧縮ファイル内の、任意の指定ファイルを画面に表示
+----3.圧縮ファイルを解凍します
+----4.指定ファイルを圧縮します
+----5.指定したログファイルを月別に圧縮して整理します
+----6.指定したファイルを画面に表示します
+----7.通信中に限りホストごとの、HELPファイルを画面に表示
[ ↑ ] .スクロール画面 [9900]
+----[↑ or ^E].1行UP
+----[↓ or ^X].1行DOWN
+----[→ or ^S].先頭へ
+----[← or ^D].スクロール中断
+----[F・ 1].スクロールバッファー内容を全部消去
+----[F・ 2].スクロールバッファー内容を全部セーブ
+----[F・ 3].現在の画面内容をSAVE
+----[F・ 9].取り込み[ SHIFT+ ← ]を参照
+----[F・10].スクロール中断
+----[ESC ].スクロール中断
[ → ] .スクロールの先頭へ
[ ← ] .別途送出文字列+マクロ途中実行
[ ↓ ] .History文字列送信 [max 15個分]
[SHIFT+ HOME ] .画面の出力停止
[SHIFT+ → ] .スクロールの先頭へ
[SHIFT+ ← ] .カット&ペースト取り込み画面へ
+----[↑ or ^E].カーソルUP
+----[↓ or ^X].カーソルDOWN
+----[→ or ^S].カーソル右移動
+----[← or ^D].カーソル左移動
+----[F・ 1].バッファーに取り込んだ内容を消去します
+----[F・ 2].選択後、送信する/しない
+----[F・ 3].バッファーに追加する/しない
+----[F・ 4].行頭にヘッダを 追加する/しない
+----[F・ 5].最終行で 改行する/しない
+----[F・ 6].ヘッダ文字列の変更1[MAX 6byte]
+----[F・ 7].カットする始点 選択(選択時は黄色)
+----[F・ 8].カットする終点 選択
+----[F・ 9].[SHIFT+ ← ]を参照
+----[F・10].中断
+----[SHIFT+ F・ 1].取り込んだ内容をファイルに保存
+----[SHIFT+ F・ 6].ヘッダ文字列の変更 2 ヘッダは #+入力数字+:
+----[SHIFT+ F・10].取り込んだ内容を、History バッファに登録
+----[INS ] .カットする始点 選択(選択時は黄色)
+----[RET ] .カットする終点 選択
+----[ESC ] .中断
[Alt +F・1 ].子プロセスの起動(出力はスクロールバッファー取り込み)(AT互換機)
[GRPH+F・1 ].子プロセスの起動(出力はスクロールバッファー取り込み)(PC/EPSON)
[GRPH+F・6 ].別途送出文字列+マクロ途中実行(PC/EPSON)
[GRPH+F・10].通信中に限り、通信内容を同時にプリントアウト(PC/EPSON) [9950]
[GRPH+ ↑ ] .↑($1D)コードを送出します(PC/EPSON)
[GRPH+ ↓ ] .↓($1E)コードを送出します(PC/EPSON)
[GRPH+ → ] .→($1C)コードを送出します(PC/EPSON)
[GRPH+ ← ] .←($1F)コードを送出します(PC/EPSON)
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【 第22章 】WTERM 及び 著作権者に関する連絡先
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下記プログラム、ドキュメントには著作権が有ります。 1987-1996
Copyright WTERM.EXE H.INOUE and TOMTOM (PC98/EPSON)
〃 WTERM.EXE TOMTOM and H.INOUE(J31/J3300)
〃 WTERM.EXE H.INOUE and TOMTOM (DOS/V)
〃 WTERM.EXE H.INOUE and nami and TOMTOM(FMR/TOWNS)
〃 WTERM.EXE nami and H.INOUE and TOMTOM(IF-800)
〃 WMACRO.DOC H.INOUE
〃 WTERM.DOC H.INOUE
〃 WTSET.EXE H.INOUE
〃 WINST.EXE H.INOUE WTERM インストールプログラム
〃 WTDC.EXE H.INOUE WTERM DATA コンバーター
NIFTY-Serve PC-VAN
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H.INOUE SDI00598 WTERM1
TOMTOM -------- TOMTOM
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上記ID宛に、質問等はしないで下さい。質問等は会議室等でお願い致します。
またパソコン通信上の転載報告や承認はいりません。御自由にどうぞ。
ドキュメント制作者・文責 1997-02-08 H.INOUE
[10000]