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Text File  |  1996-10-06  |  10.8 KB  |  244 lines

  1. 補足説明:
  2. =============================================================================
  3.                       (C) Copyright IBM Corp. 1996
  4. =============================================================================
  5. 【ソフト名】 WINDOWS NT 3.51 日本語版 対応 ThinkPad ユーティリティー・ディスケット V3.5 
  6.              IBM ThinkPad 760C/CD/L/LD/E/ED/EL/365X/XD/560用         
  7. 【登 録 名】 TPUTL76.LZH
  8. 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社
  9. 【対応機種】 ThinkPad 760C/760CD/760L/760LD/760E/760ED/760EL/560/365X/365XD
  10. 【作成方法】 1) LHA にて解凍を行う。
  11.                 >LHA E TPUTL76 (Enter)
  12.              2) 修正ファイル用ディスケットを作成。
  13.                   -フォーマット済みの1.44MBディスケット1枚を用意。
  14.                 >TPUTL76 A: (Enter)
  15.  
  16. 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている人に
  17.                 は営利を伴わない形態であれば自由です。
  18.              2)以下の禁止事項は守って下さい。
  19.                   - 他のネットワークへの転載。
  20.                   - ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。
  21.          - 雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。
  22. =============================================================================
  23. 【ファイル紹介】
  24.  
  25.  
  26.     Windows NT 3.51 日本語版 対応
  27.     ThinkPad ユーティリティー・ディスケット V3.5
  28.  
  29.     IBM ThinkPad 760C/CD/L/LD/E/ED/EL
  30.                                  365X/XD
  31.                                  560 用
  32.  
  33.  
  34. 1.0  Windows NT 3.51 用 ThinkPad 機能設定ユーティリティーの使い方
  35. --------------------------------------------------------------------
  36.  
  37. 現在 ThinkPad では、Windows NT 3.51 用 ThinkPad 機能設定ユーティリティーをご
  38. 使用いただけます。このプログラムを使うと、Windows 3.1 または Windows 95 環境
  39. で行うのと同じように、ハードウェア構成を変更したり、バッテリー・ メーターを
  40. 表示したり、デバイスのスタンバイ・タイマーを設定したりすることができます。
  41.  
  42. 1.1 ThinkPad 機能設定ユーティリティーのインストール
  43. --------------------------------------------------
  44.  
  45.   インストール手順
  46.   ----------------
  47.  
  48.   1-1 Windows NT 3.51 Workstation を起動して、アドミニストレーターの権限で
  49.       システムにログオンします。
  50.  
  51.   1-2 機能設定ユーティリティーのディスケットをドライブ [A] に挿入して、
  52.       Windows NT のファイル マネージャの画面を出します。[ファイル マネー
  53.       ジャ]のメニューでドライブ [A] を選択します。
  54.  
  55.   1-3 "INSTALLN.EXE" をダブル・クリックしてユーティリティーを実行します。
  56.        ThinkPad 機能設定ユーティリティーのNT 用デバイス・ドライバーがシス
  57.        テムにインストールされます。
  58.  
  59.   1-3 "INSTALLN.EXE" をダブル・クリックしてユーティリティーを実行します。
  60.        ThinkPad 機能設定ユーティリティーのNT 用デバイス・ドライバーがシス
  61.        テムにインストールされます。
  62.        ここで「DOSパーソナライゼーション・エディターの導入」のオプションを
  63.        指定すると、DOSパーソナライゼーション・エディターも併せて導入されま
  64.        す。
  65.  
  66.        ThinkPad 機能設定ユーティリティーのNT 用デバイス・ドライバーがシス
  67.        テムにインストールされます。導入の途中で「DOS,パーソナライゼーショ
  68.        ン用ユーティリティー・ディスケットをディスケット・ドライブに入れてくだ
  69.        さい」の導入画面で、DOSパーソナライゼーション・エディターのディスケ
  70.        ットを入れて導入を実行します。
  71.  
  72.  
  73.   1-4 Windows NT からログオフし、再びログオンして、ThinkPad 機能設定ユーテ
  74.       ィリティーの使用を開始します。
  75.  
  76.  
  77.  2.0 ThinkPad 機能設定ユーティリティー使用上の注意
  78.  -------------------------------------------------
  79.  
  80.  この節では、ThinkPad 機能設定、バッテリー・メーター、パーソナライゼーション
  81.  ・エディターの使い方を説明します。全般的な説明については、ThinkPad 機能設定
  82.  ヘルプをご覧ください。この節では、Windows NT 環境に固有の事項で、機能設定ヘ
  83.  ルプには説明されていないことも説明します。
  84.  
  85.  ThinkPad 機能設定では、ThinkPad のモデルに応じて、次のような機能をサポート
  86.  しています。
  87.  
  88.   サポートする機能                   この機能が適用される ThinkPad のモデル
  89.   -------------------------------    ---------------------------------------
  90.  
  91.   組み込みデバイスの資源設定          ThinkPad 全モデル
  92.  
  93.  
  94.   バッテリー・メーター/省電力機能     ThinkPad 全モデル
  95.  
  96.  
  97.   パーソナライゼーション・            ThinkPad 全モデル
  98.   エディター
  99.  
  100.   サスペンド/レジューム               760C/760CD/760L/760LD/760E/760ED/
  101.   省電力機能                          760EL/365X/365XD/560 モデルのみ
  102.  
  103.  
  104.   ウルトラベイでのディスケット・      760E/760ED/760EL モデルのみ
  105.   ドライブと CD-ROM ドライブの
  106.   ダイナミックな交換機能
  107.  
  108.  
  109.  2.1. ThinkPad でのサスペンド/レジュームについて
  110.  -----------------------------------------------
  111.  
  112.  このシリーズの ThinkPad では、サスペンド/レジューム機能がサポートされて
  113.  います。
  114.  
  115.  ただし、システムが拡張ユニットに接続されている場合、または PCMCIA カード・ス
  116.  ロットに PC カードが挿入され、かつシステム が AC モードの動作で使われると、
  117.  サスペンドの代りにスタンバイ・モードに入るように設定されます。
  118.  これは、システムがネットワーク環境で動作できる状態にあるときに、サスペンドに
  119.  よって通信が切断したり、障害が起こるのを防ぐためです。
  120.  バッテリーで動作中は、PCMCIA カードを使用中でも、システムはサスペン
  121.  ド・モードに入ります。レジューム後、PCMCIA カードは動作可能状態に復帰します
  122.  が、通信中のアプリケーションは、サスペンド中は停止しますので注意が必要です。
  123.  
  124.  
  125.  3.0 ThinkPad 760E シリーズのディスケット・ドライブと CD-ROM ドライブの
  126.  ----------------------------------------------------------------------
  127.  ダイナミックな交換機能
  128.  ----------------------
  129.  
  130. この機能を使うには、ThinkPad 機能設定ユーティリティー・ディスケットにある
  131. Windows  NT 用 PIIX IDE デバイス・ドライバーをインストールしなければなり
  132. ません。
  133.  
  134. このデバイス・ドライバーには、次の機能があります。
  135.  
  136. - サスペンド/レジューム状態にあるとき、ウルトラベイ内のディスケット・ドライ
  137.   ブと CD-ROM ドライブを交換する機能(ダイナミックな交換機能)
  138.  
  139.  
  140.  ThinkPad PIIX IDE ドライバーのインストール
  141.  ------------------------------------------
  142.  
  143.  1.  Windows NT 3.51 Workstation を起動して、アドミニストレーターの権限で
  144.       システムにログオンします。
  145.  2.  実行中のアプリケーションは、どれもクローズします。
  146.  3.  プログラム マネージャの画面を出して、[メイン] グループの
  147.      [Windows NT セットアップ] をダブル・クリックします。
  148.  4.  メニュー バーの "設定"|"SCSI アダプタの追加と削除 (S)..." を選択します。
  149.  5.  [SCSIアダプタ セットアップ] ダイアログ ボックスで [追加 (A)...] ボ
  150.     タンをクリックして、新しいドライバーを追加します。
  151.  6. このセットアップで、インストールが正常でないときに回復する方法を説明する
  152.     メッセージ ボックスが表示されます。[SCSIアダプタを追加しますか] で [OK]
  153.     ボタンをクリックします。
  154.  7. [SCSIアダプタのオプションの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
  155.     [アダプタ (D)] リスト ボックスで [その他 (ハードウェア メーカーの
  156.     ディスクが必要です。)]  を選択します。
  157.  8. 次に、[フロッピー ディスクの挿入] ダイアログ ボックスが表示されます。
  158.     ThinkPad ユーティリティー・ディスケットを [A] ドライブ(デフォルト)に
  159.     挿入します。
  160.  
  161.     注  インストール・ファイルが別の場所にある場合は、そのファイルへの正しい
  162.     パスを、テキスト ボックスで指定する必要があります。<Enter> キーを押して
  163.     続行します。
  164.  
  165.  9. [OEMオプションの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。[IBM ThinkPad
  166.     PIIX IDE driver] を選択して [OK] ボタンをクリックします。
  167. 10. 再び [SCSIアダプタのオプションの選択] ダイアログ ボックスが表示されます
  168.     が、[アダプタ (D)] リスト ボックスには [IBM ThinkPad PIIX IDE driver] が
  169.     表示されています。[組み込み (I)] ボタンをクリックします。
  170. 11. [Windows NTセットアップ] ダイアログ ボックスが表示され、インストール・
  171.     ファイルへのパスの入力が要求されるので、パスを入力します。標準は "A:\" 
  172.     です。[続行] ボタンをクリックします。
  173. 12. 正常にインストールされると、再び [SCSI アダプタ セットアップ] ダイアログ
  174.     ボックスが表示され、[IBM ThinkPad PIIX IDE driver] が表示されます。
  175.     これで、名前が PIIXIDE.SYS のドライバー・ファイルがインストールされま
  176.     した。
  177. 13. [閉じる (C)] を選択して [SCSIアダプタ セットアップ] ダイアログ ボックスを
  178.     終了し、[Windows NTセットアップ] を終了します。加えた変更を有効にするため
  179.     に、指示どおりシステムを再起動します。
  180.  
  181. インストール後は、PIIXIDE.SYS ファイルは
  182.  c:\<Win NT directory>\System32\Drivers ディレクトリーに保存されます。
  183.  
  184. 次の操作は、ディスケット・ドライブ/CD-ROM ダイナミック交換機能オプションの
  185. セットアップです。これは、次に説明する 2 つの手順によります。
  186. この機能の設定には、TPFDD.EXE と TPSWAP.EXE の 2 つのプログラムを始動します。
  187. これらのプログラムは、ThinkPad 機能設定ユーティリティー・ディスケットにありま
  188. す。
  189.  
  190.  ディスケット・ドライブ/CD-ROM ダイナミック交換機能オプションの設定
  191.  -------------------------------------------------------------------
  192.  
  193.   1. ウルトラベイ内の内蔵ディスケット・ドライブを、1 次ドライブとしてアクティ
  194.      ブにします。
  195.  
  196.      ウルトラベイに内蔵のディスケット・ドライブを取り付けないでシステムを
  197.      起動すると、外付けのディスケット・ドライブのポートが、アクティブな
  198.      ディスケット・ドライブのポートであると仮定されます。アクティブなポート
  199.      を、外付けのディスケット・ドライブのポートからウルトラベイ内の内蔵の
  200.      ディスケット・ドライブ・ポートに変更するには、次に説明するコマンドを
  201.      Windows  NT の DOS セッションで実行する必要があります。
  202.  
  203.      DOS コマンド・プロンプト上で " TPFDD.EXE  I " と入力します。これによっ
  204.      て、起動時にディスケット・ドライブが取り付けられていない場合に、
  205.      ディスケット・ライブはいつでも、ウルトラベイの内蔵ディスケット・
  206.      ドライブが有効であると仮定され、実際にウルトラベイにドライブが存在
  207.      しなくても、論理的にはドライブ Aが存在するように取り扱われます。
  208.  
  209.      この設定を元に戻して外付けのディスケット・ドライブ・ポートをアクティブに
  210.      するには、
  211.  
  212.      " TPFDD.EXE  E " と入力します。
  213.  
  214.      いずれの設定も一度設定すると、変更するコマンドを入力するまで有効です。
  215.  
  216.    2. ダイナミック交換機能オプションを設定します。
  217.  
  218.      コマンド・プロンプトに対して "TPSWAP.EXE E" と入力します。これで、ダイナ
  219.      ミック交換機能が動作可能になります。この機能を動作不能にするには、
  220.      "TPSWAP.EXE D" と入力します。デフォルトのモードでは、ダイナミック交換
  221.      機能は動作不可です。
  222.  
  223.   ダイナミック交換機能を有効にするには、Windows NT を再起動してください。
  224.  
  225.  注意
  226.  ---
  227.  
  228.  ThinkPad の機能設定プログラムは、ハードウェアの設定の表示や変更をしますが、
  229.  これは Windows NT 用にすべてのデバイスがサポートされていることを意味するも
  230.  のではありません。たとえば、機能設定プログラムによって赤外線ポートを動作可
  231.  能にしても、必要なデバイス・ドライバーとアプリケーション・プログラムをイン
  232.  ストールしなければ、赤外線ポートは使えません。しかし現在、Windows NT で使
  233.  える赤外線デバイス・ドライバーやアプリケーション・プログラムはサポートされ
  234.  ないので、赤外線ポートを使用可能にしても、意味がありません。
  235.  また、デバイス・ モード設定メニューは、Windows NT 用に使えるデバイスを、
  236.  すべて表示するとは限りません。
  237.  
  238.  
  239. ************* END OF DOCUMENT ***********************************
  240.  
  241. =============================================================================
  242.  
  243. ダウンロードファイル名を『TPUTL76.LZH』として下さい。
  244.