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- 補足説明:
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- (C) Copyright IBM Corp. 1996
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- 【ソフト名】 WINDOWS NT 3.51 日本語版 対応 ThinkPad ユーティリティー・ディスケット V3.5
- IBM ThinkPad 760C/CD/L/LD/E/ED/EL/365X/XD/560用
- 【登 録 名】 TPUTL76.LZH
- 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 【対応機種】 ThinkPad 760C/760CD/760L/760LD/760E/760ED/760EL/560/365X/365XD
- 【作成方法】 1) LHA にて解凍を行う。
- >LHA E TPUTL76 (Enter)
- 2) 修正ファイル用ディスケットを作成。
- -フォーマット済みの1.44MBディスケット1枚を用意。
- >TPUTL76 A: (Enter)
-
- 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている人に
- は営利を伴わない形態であれば自由です。
- 2)以下の禁止事項は守って下さい。
- - 他のネットワークへの転載。
- - ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。
- - 雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。
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- 【ファイル紹介】
-
-
- Windows NT 3.51 日本語版 対応
- ThinkPad ユーティリティー・ディスケット V3.5
-
- IBM ThinkPad 760C/CD/L/LD/E/ED/EL
- 365X/XD
- 560 用
-
-
- 1.0 Windows NT 3.51 用 ThinkPad 機能設定ユーティリティーの使い方
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-
- 現在 ThinkPad では、Windows NT 3.51 用 ThinkPad 機能設定ユーティリティーをご
- 使用いただけます。このプログラムを使うと、Windows 3.1 または Windows 95 環境
- で行うのと同じように、ハードウェア構成を変更したり、バッテリー・ メーターを
- 表示したり、デバイスのスタンバイ・タイマーを設定したりすることができます。
-
- 1.1 ThinkPad 機能設定ユーティリティーのインストール
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-
- インストール手順
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-
- 1-1 Windows NT 3.51 Workstation を起動して、アドミニストレーターの権限で
- システムにログオンします。
-
- 1-2 機能設定ユーティリティーのディスケットをドライブ [A] に挿入して、
- Windows NT のファイル マネージャの画面を出します。[ファイル マネー
- ジャ]のメニューでドライブ [A] を選択します。
-
- 1-3 "INSTALLN.EXE" をダブル・クリックしてユーティリティーを実行します。
- ThinkPad 機能設定ユーティリティーのNT 用デバイス・ドライバーがシス
- テムにインストールされます。
-
- 1-3 "INSTALLN.EXE" をダブル・クリックしてユーティリティーを実行します。
- ThinkPad 機能設定ユーティリティーのNT 用デバイス・ドライバーがシス
- テムにインストールされます。
- ここで「DOSパーソナライゼーション・エディターの導入」のオプションを
- 指定すると、DOSパーソナライゼーション・エディターも併せて導入されま
- す。
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- ThinkPad 機能設定ユーティリティーのNT 用デバイス・ドライバーがシス
- テムにインストールされます。導入の途中で「DOS,パーソナライゼーショ
- ン用ユーティリティー・ディスケットをディスケット・ドライブに入れてくだ
- さい」の導入画面で、DOSパーソナライゼーション・エディターのディスケ
- ットを入れて導入を実行します。
-
-
- 1-4 Windows NT からログオフし、再びログオンして、ThinkPad 機能設定ユーテ
- ィリティーの使用を開始します。
-
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- 2.0 ThinkPad 機能設定ユーティリティー使用上の注意
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-
- この節では、ThinkPad 機能設定、バッテリー・メーター、パーソナライゼーション
- ・エディターの使い方を説明します。全般的な説明については、ThinkPad 機能設定
- ヘルプをご覧ください。この節では、Windows NT 環境に固有の事項で、機能設定ヘ
- ルプには説明されていないことも説明します。
-
- ThinkPad 機能設定では、ThinkPad のモデルに応じて、次のような機能をサポート
- しています。
-
- サポートする機能 この機能が適用される ThinkPad のモデル
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-
- 組み込みデバイスの資源設定 ThinkPad 全モデル
-
-
- バッテリー・メーター/省電力機能 ThinkPad 全モデル
-
-
- パーソナライゼーション・ ThinkPad 全モデル
- エディター
-
- サスペンド/レジューム 760C/760CD/760L/760LD/760E/760ED/
- 省電力機能 760EL/365X/365XD/560 モデルのみ
-
-
- ウルトラベイでのディスケット・ 760E/760ED/760EL モデルのみ
- ドライブと CD-ROM ドライブの
- ダイナミックな交換機能
-
-
- 2.1. ThinkPad でのサスペンド/レジュームについて
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-
- このシリーズの ThinkPad では、サスペンド/レジューム機能がサポートされて
- います。
-
- ただし、システムが拡張ユニットに接続されている場合、または PCMCIA カード・ス
- ロットに PC カードが挿入され、かつシステム が AC モードの動作で使われると、
- サスペンドの代りにスタンバイ・モードに入るように設定されます。
- これは、システムがネットワーク環境で動作できる状態にあるときに、サスペンドに
- よって通信が切断したり、障害が起こるのを防ぐためです。
- バッテリーで動作中は、PCMCIA カードを使用中でも、システムはサスペン
- ド・モードに入ります。レジューム後、PCMCIA カードは動作可能状態に復帰します
- が、通信中のアプリケーションは、サスペンド中は停止しますので注意が必要です。
-
-
- 3.0 ThinkPad 760E シリーズのディスケット・ドライブと CD-ROM ドライブの
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- ダイナミックな交換機能
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-
- この機能を使うには、ThinkPad 機能設定ユーティリティー・ディスケットにある
- Windows NT 用 PIIX IDE デバイス・ドライバーをインストールしなければなり
- ません。
-
- このデバイス・ドライバーには、次の機能があります。
-
- - サスペンド/レジューム状態にあるとき、ウルトラベイ内のディスケット・ドライ
- ブと CD-ROM ドライブを交換する機能(ダイナミックな交換機能)
-
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- ThinkPad PIIX IDE ドライバーのインストール
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- 1. Windows NT 3.51 Workstation を起動して、アドミニストレーターの権限で
- システムにログオンします。
- 2. 実行中のアプリケーションは、どれもクローズします。
- 3. プログラム マネージャの画面を出して、[メイン] グループの
- [Windows NT セットアップ] をダブル・クリックします。
- 4. メニュー バーの "設定"|"SCSI アダプタの追加と削除 (S)..." を選択します。
- 5. [SCSIアダプタ セットアップ] ダイアログ ボックスで [追加 (A)...] ボ
- タンをクリックして、新しいドライバーを追加します。
- 6. このセットアップで、インストールが正常でないときに回復する方法を説明する
- メッセージ ボックスが表示されます。[SCSIアダプタを追加しますか] で [OK]
- ボタンをクリックします。
- 7. [SCSIアダプタのオプションの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。
- [アダプタ (D)] リスト ボックスで [その他 (ハードウェア メーカーの
- ディスクが必要です。)] を選択します。
- 8. 次に、[フロッピー ディスクの挿入] ダイアログ ボックスが表示されます。
- ThinkPad ユーティリティー・ディスケットを [A] ドライブ(デフォルト)に
- 挿入します。
-
- 注 インストール・ファイルが別の場所にある場合は、そのファイルへの正しい
- パスを、テキスト ボックスで指定する必要があります。<Enter> キーを押して
- 続行します。
-
- 9. [OEMオプションの選択] ダイアログ ボックスが表示されます。[IBM ThinkPad
- PIIX IDE driver] を選択して [OK] ボタンをクリックします。
- 10. 再び [SCSIアダプタのオプションの選択] ダイアログ ボックスが表示されます
- が、[アダプタ (D)] リスト ボックスには [IBM ThinkPad PIIX IDE driver] が
- 表示されています。[組み込み (I)] ボタンをクリックします。
- 11. [Windows NTセットアップ] ダイアログ ボックスが表示され、インストール・
- ファイルへのパスの入力が要求されるので、パスを入力します。標準は "A:\"
- です。[続行] ボタンをクリックします。
- 12. 正常にインストールされると、再び [SCSI アダプタ セットアップ] ダイアログ
- ボックスが表示され、[IBM ThinkPad PIIX IDE driver] が表示されます。
- これで、名前が PIIXIDE.SYS のドライバー・ファイルがインストールされま
- した。
- 13. [閉じる (C)] を選択して [SCSIアダプタ セットアップ] ダイアログ ボックスを
- 終了し、[Windows NTセットアップ] を終了します。加えた変更を有効にするため
- に、指示どおりシステムを再起動します。
-
- インストール後は、PIIXIDE.SYS ファイルは
- c:\<Win NT directory>\System32\Drivers ディレクトリーに保存されます。
-
- 次の操作は、ディスケット・ドライブ/CD-ROM ダイナミック交換機能オプションの
- セットアップです。これは、次に説明する 2 つの手順によります。
- この機能の設定には、TPFDD.EXE と TPSWAP.EXE の 2 つのプログラムを始動します。
- これらのプログラムは、ThinkPad 機能設定ユーティリティー・ディスケットにありま
- す。
-
- ディスケット・ドライブ/CD-ROM ダイナミック交換機能オプションの設定
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-
- 1. ウルトラベイ内の内蔵ディスケット・ドライブを、1 次ドライブとしてアクティ
- ブにします。
-
- ウルトラベイに内蔵のディスケット・ドライブを取り付けないでシステムを
- 起動すると、外付けのディスケット・ドライブのポートが、アクティブな
- ディスケット・ドライブのポートであると仮定されます。アクティブなポート
- を、外付けのディスケット・ドライブのポートからウルトラベイ内の内蔵の
- ディスケット・ドライブ・ポートに変更するには、次に説明するコマンドを
- Windows NT の DOS セッションで実行する必要があります。
-
- DOS コマンド・プロンプト上で " TPFDD.EXE I " と入力します。これによっ
- て、起動時にディスケット・ドライブが取り付けられていない場合に、
- ディスケット・ライブはいつでも、ウルトラベイの内蔵ディスケット・
- ドライブが有効であると仮定され、実際にウルトラベイにドライブが存在
- しなくても、論理的にはドライブ Aが存在するように取り扱われます。
-
- この設定を元に戻して外付けのディスケット・ドライブ・ポートをアクティブに
- するには、
-
- " TPFDD.EXE E " と入力します。
-
- いずれの設定も一度設定すると、変更するコマンドを入力するまで有効です。
-
- 2. ダイナミック交換機能オプションを設定します。
-
- コマンド・プロンプトに対して "TPSWAP.EXE E" と入力します。これで、ダイナ
- ミック交換機能が動作可能になります。この機能を動作不能にするには、
- "TPSWAP.EXE D" と入力します。デフォルトのモードでは、ダイナミック交換
- 機能は動作不可です。
-
- ダイナミック交換機能を有効にするには、Windows NT を再起動してください。
-
- 注意
- ---
-
- ThinkPad の機能設定プログラムは、ハードウェアの設定の表示や変更をしますが、
- これは Windows NT 用にすべてのデバイスがサポートされていることを意味するも
- のではありません。たとえば、機能設定プログラムによって赤外線ポートを動作可
- 能にしても、必要なデバイス・ドライバーとアプリケーション・プログラムをイン
- ストールしなければ、赤外線ポートは使えません。しかし現在、Windows NT で使
- える赤外線デバイス・ドライバーやアプリケーション・プログラムはサポートされ
- ないので、赤外線ポートを使用可能にしても、意味がありません。
- また、デバイス・ モード設定メニューは、Windows NT 用に使えるデバイスを、
- すべて表示するとは限りません。
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- ************* END OF DOCUMENT ***********************************
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