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Text File  |  1996-10-06  |  9.1 KB  |  216 lines

  1. 補足説明:
  2. =============================================================================
  3.                       (C) Copyright IBM Corp. 1996
  4. =============================================================================
  5. 【ソフト名】 WINDOWS NT 3.51 日本語版 対応 ThinkPad ユーティリティー・ディスケット V3.3
  6.              IBM ThinkPad 755CE/CD/CX/CDV/370C/345C用
  7. 【登 録 名】 TPUTL75.LZH
  8. 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社
  9. 【対応機種】 ThinkPad 755CE/755CD/755CX/755CDV/370C/345C
  10. 【作成方法】 1) LHA にて解凍を行う。
  11.                 >LHA E TPUTL75 (Enter)
  12.              2) 修正ファイル用ディスケットを作成。
  13.                   -フォーマット済みの1.44MBディスケット1枚を用意。
  14.                 >TPUTL75 A: (Enter)
  15.  
  16. 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている人に
  17.                 は営利を伴わない形態であれば自由です。
  18.              2)以下の禁止事項は守って下さい。
  19.                   - 他のネットワークへの転載。
  20.                   - ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。
  21.          - 雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。
  22. =============================================================================
  23. 【ファイル紹介】
  24.  
  25.     Windows NT 3.51 日本語版 対応
  26.     ThinkPad ユーティリティー・ディスケット V3.3
  27.  
  28.     IBM ThinkPad 755CE/CD/CX/CDV
  29.                                  370C
  30.                                  345C 用
  31.  
  32.  
  33.  
  34.  
  35. 1.0  Windows NT 3.51 用 ThinkPad 機能設定ユーティリティーの使い方
  36. --------------------------------------------------------------------
  37.  
  38. 現在 ThinkPad では、Windows NT 3.51 用 ThinkPad 機能設定ユーティリティーをご
  39. 使用いただけます。このプログラムを使うと、Windows 3.1 または Windows 95 環境
  40. で行うのと同じように、ハードウェア構成を変更したり、バッテリー・ メーターを
  41. 表示したり、デバイスのスタンバイ・タイマーを設定したりすることができます。
  42.  
  43.  1.1.ThinkPad 機能設定ユーティリティーのインストール
  44.  ---------------------------------------------------
  45.  
  46.  このユーティリティーは、次の手順でインストールします。
  47.  
  48.  1-1  Windows NT 3.51 Workstation を起動して、アドミニストレーターの権限で
  49.       システムにログオンします。
  50.  
  51.       755CE/755CD/755CX/755CDV では、以下のことを実行します。
  52.       (345C/370Cでは手順 1-2から実行します。)
  53.  
  54.    ・パワーマネージメント・サポート・ディスケットをドライブ A に挿入
  55.         します。
  56.  
  57.       ・"PMINSTN.EXE" を実行します。
  58.  
  59.  1-2  機能設定ユーティリティーのディスケットをドライブ [A] に挿入して、
  60.       Windows NT の [ファイル マネージャ] の画面を出します。ファイル マネー
  61.       ジャのメニューでドライブ [A] を選択します。
  62.  
  63.  1-3  "INSTDRV.EXE" をダブル・クリックしてユーティリティーを実行します。
  64.       ThinkPad 機能設定ユーティリティーのNT 用デバイス・ドライバーがシステ
  65.       ムにインストールされます。
  66.       ドライバーがインストールされると、NTのDOS 画面のセッションで次のメ
  67.       ッセージが表示されます。
  68.  
  69.       "Installation complete for ThinkPad Feature NT driver.
  70.        Shutdown and restart Windows NT.
  71.        Run INSTALLN to install ThinkPad Feature program after Windows NT
  72.        is started."
  73.  
  74.      < 注 >
  75.  
  76.        すでに旧バージョンの ThinkPad 機能設定ユーティリティーがインストール
  77.        され、バッテリー・メーターを実行している場合は、このデバイス・ドライ
  78.        バーをインストールする前に、[バッテリー・メーター] をクローズします。
  79.        クローズしないと、メッセージ "DLL load error" が表示されます。
  80.  
  81.  1-4  Windows NT をシャットダウン後、再起動します。Windows NT の [ファイル 
  82.       マネージャ] 画面を出して、ドライブ [A] を選択します。"INSTALLN.EXE" を
  83.       ダブル・クリックして、ThinkPad 機能設定ユーティリティー・プログラムの
  84.       インストールに移ります。画面の指示に従います。
  85.  
  86.  1-5  Windows NT からログオフし、再びログオンして、Windows NT 用 ThinkPad
  87.       機能設定ユーティリティーの使用を開始します。 バッテリー・メーターの
  88.       アイコンが自動的に作られ、画面上でアクティブになります。
  89.  
  90.  
  91.  2.0  ThinkPad 機能設定ユーティリティー使用上の注意
  92.  --------------------------------------------------
  93.  
  94.  この節では、ThinkPad 機能設定、バッテリー・メーター、パーソナライゼーション
  95.  ・エディターの使い方を説明します。全般的な説明については、ThinkPad 機能設定
  96.  ヘルプをご覧ください。この節では、Windows NT 環境に固有の事項で、機能設定ヘ
  97.  ルプには説明されていないことも説明します。
  98.  
  99.  ThinkPad 機能設定では、ThinkPad のモデルに応じて、次のような機能をサポート
  100.  しています。
  101.  
  102.   サポートする機能                   この機能が適用される ThinkPad のモデル
  103.   -------------------------------    ---------------------------------------
  104.  
  105.   組み込みデバイスの資源設定          ThinkPad 全モデル
  106.  
  107.  
  108.   バッテリー・メーター/省電力機能     ThinkPad 全モデル
  109.  
  110.  
  111.   パーソナライゼーション・            ThinkPad 全モデル
  112.   エディター
  113.  
  114.   サスペンド/レジューム               755CE/755CD/755CX/755CDV モデルのみ
  115.   省電力機能
  116.  
  117.  
  118.  2.1  ThinkPad 345C/370Cでのサスペンド/ レジューム
  119.  -------------------------------------------------
  120.  
  121.  
  122.  この ThinkPad のシリーズでは、サスペンド/レジューム機能はサポートされて
  123.  いません。したがって、バッテリー・メーター・アイコンによるサスペンド・
  124.  オプション Fn + F4 キーによる Windows NT 環境でのサスペンド・モードは、
  125.  使用しないでください。
  126.  
  127.  システムをサスペンド・モードに入るように設定すると、Windows NT では、レジ
  128.  ューム後に時計が遅れたり、システムが動作を再開した後に、誤って一部のデバイ
  129.  スの電源が切れるなど、誤動作が起こります。
  130.  
  131.  たとえばサウンド・デバイス、PCMCIA デバイス、タイマー・デバイスを使うと、
  132.  システムは、レジューム後にこれらのデバイスの状態を復元しません。
  133.  
  134.  同じメニューに "ハイバネーション" アイコンがとり入れてありますが、サスペン
  135.  ドの場合と同じ理由で、ハイバネーション機能は使用しないでください。
  136.  
  137.  パワー・モード・アイコンのメニューで、サスペンド/レジュームのオプションとし
  138.  て"LCD を閉じてもサスペンドしない" を選択すると、Windows NT 環境では次のよ
  139.  うに動作します。
  140.  
  141.  このオプションを選択すると、LCD を閉じたときにサスペンド動作に入るのを禁止
  142.  できるだけでなく、サスペンドを起こすどのような条件をも禁止できます。サスペ
  143.  ンドを起こす条件には、Fn + F4 サスペンド・キーを押すこと、バッテリー・メー
  144.  ター・アイコンのメニューでサスペンドを選択すること、サスペンド・タイマーに
  145.  よる自動サスペンド、バッテリー低下によるサスペンドがあります。
  146.  
  147.  このサスペンド禁止モードを有効にするには、メニューでこのオプションをクリッ
  148.  クして、それを "保管" します。次に Windows NT をシャットダウンしてから、再
  149.  起動します。Windows NT を起動すると、このモードが有効になります。
  150.  
  151. 警告
  152.  
  153. 上記のモードにすると、バッテリーが低下した場合でも、システムは自動的にサスペ
  154. ンドに入れないので、手作業でシステムをシャットダウンしなければなりません。
  155.  
  156. 次のような別の方法を使っても、自動サスペンド・モードに入るのを禁止できます。
  157.  
  158.    ThinkPad 機能設定で "パワー" モード・メニューを使って、タイマーによる
  159.   自動的なサスペンドを禁止する方法です。すなわち、サスペンド/レジューム・
  160.    オプションで、"LCD を閉じてもサスペンドしない" を指定しない場合は、
  161.    サスペンドに入れるのですが、パワー・モードを次のように設定すると、
  162.    タイマーにより自動的にサスペンドに入るのを禁止できます。
  163.  
  164.    -  "パワー・モード" を "カスタマイズ" に設定します。
  165.  
  166.    -  "サスペンド・タイマー" を "0" に設定します(つまりタイマーによるサス
  167.       ペンドを不能にします)。
  168.  
  169.    上の設定をパワー・モード・メニューに保管します。
  170.  
  171.    -  "バッテリー・メーター" アイコンをクリックして、バッテリー・メーター
  172.      (プログラム)をオープンします。
  173.    -  パワー・モード・アイコンが "カスタマイズ" モードに変わるまで、
  174.       "パワー・モード" ボタンをダブル・クリックします。
  175.  
  176.    これでカスタマイズ・パワー・モードは有効になります。
  177.  
  178.  
  179.  2.2 ThinkPad 755CE/755CD/755CX/755CDV サスペンド/レジューム
  180.  -----------------------------------------------------------
  181.  
  182.  
  183.  このシリーズの ThinkPad では、サスペンド/レジューム機能がサポートされて
  184.  います。
  185.  
  186.  ただし、システムが拡張ユニットに接続されている場合、または PCMCIA カード・
  187.  スロットに PC カードが挿入され、かつシステム が AC モードの動作で使われる
  188.  と、サスペンドの代りにスタンバイ・モードに入るように設定されます。
  189.  これは、システムがネットワーク環境で動作できる状態にあるときに、サスペンド
  190.  によって通信が切断したり、障害が起こるのを防ぐためです。
  191.  バッテリーで動作中は、PCMCIA カードを使用中でも、システムはサスペンド・モ
  192.  ードに入ります。レジューム後、PCMCIA カードは動作可能状態に復帰しますが、
  193.  通信中のアプリケーションは、サスペンド中は停止しますので注意が必要です。
  194.  
  195.  
  196.  注意
  197.  ---
  198.  
  199.  ThinkPad の機能設定プログラムは、ハードウェアの設定の表示や変更をしますが、
  200.  これは Windows NT 用にすべてのデバイスがサポートされていることを意味するも
  201.  のではありません。たとえば、機能設定プログラムによって赤外線ポートを動作可
  202.  能にしても、必要なデバイス・ドライバーとアプリケーション・プログラムをイン
  203.  ストールしなければ、赤外線ポートは使えません。しかし現在、Windows NT で使
  204.  える赤外線デバイス・ドライバーやアプリケーション・プログラムはサポートされ
  205.  ないので、赤外線ポートを使用可能にしても、意味がありません。
  206.  また、デバイス・ モード設定メニューは、Windows NT 用に使えるデバイスを、
  207.  すべて表示するとは限りません。
  208.  
  209.  
  210.  
  211. ************* END OF DOCUMENT ***********************************
  212.  
  213. =============================================================================
  214.  
  215. ダウンロードファイル名を『TPUTL75.LZH』として下さい。
  216.