home *** CD-ROM | disk | FTP | other *** search
- 補足説明:
- ==========================================================================
- (C) Copyright IBM Corp. 1996
- ==========================================================================
- 【ソフト名】 IBM ThinkPad 760XL/760ED/760EL
- システムROM アップデート・ユーティリティー V.2.01
- 【登 録 名】 HZJT12.EXE
- 【著作権者】 日本アイ・ビー・エム株式会社
- 【対応機種】 ThinkPad 760XL/760ED/760EL
- 【作成方法】 1) ファイル(自己解凍ファイル)を適当なディレクトリで実行
- し、ディスケット作成プログラムを解凍する。
- >HZJT120 (Enter)
- 2) ディスケット作成プログラムを実行し、ディスケットを作成
- する。
- -フォーマット済みの1.44MBディスケットをドライブに
- 挿入して、
- >HZJT12 A: (Enter)
- 【配布条件】 1)ダウンロードしたファイルの再配布は、対象製品を持っている
- 人には営利を伴わない形態であれば自由です。
- 2)以下の禁止事項は守って下さい。
- -他のネットワークへの転載。
- -ダウンロードしたファイルおよび作成したファイルの改変。
- -雑誌・市販製品へ許可なく添付する事。
- 【導入方法】以下の『システム・プログラムの更新のしかた』を参照してください。
- ==========================================================================
- 【ファイル紹介】
-
- IBM ThinkPad 760XL/760ED/760EL
- システムROM アップデート・ユーティリティー V.2.01
- -----------------------------------
- このディスケットについて
-
- このシステム・プログラム・サービス・ディスケットを使用し、ThinkPad
- 本体内に収められたシステム・プログラムを更新することにより、問題の解決や機能
- の追加、拡張ができます。次のモデルが対象となります。
-
- ThinkPad 760XL/760ED/760EL
-
- 注意:XGA (1024x768)ディスプレイを搭載したモデル
- は、このディスケットではサポートしていません。
-
- 別パッケージのIBM ThinkPad 765/760XD/760E XGA
- システムROM アップデート・ユーティリティーを使用してください。
-
- システム・プログラムを更新する必要があるかどうかの判断は、「
- 問題修正/更新の概要」の章を参照してください。
-
- システム・プログラムの更新は、「システム・プログラムの更新のしかた」の章を
- 参照してください。
- -----------------------------------
- ディスケット・リリース情報 (日本で未リリース分も含みます)
-
- ディスケット
- バージョン 内容
-
- 1.01 問題修正サービス
- 1.02 問題修正サービス
- 1.03 問題修正サービス
- 1.04 問題修正サービス
- 1.05 問題修正サービス
- 1.06 問題修正サービス
- 1.07 問題修正サービス
- 2.00 新機能サポート
- 2.01 問題修正サービス
- -----------------------------------
- 問題修正/更新の概要
-
- (参考)
- [n.nn]の数字は、ディスケットのバージョンを示します。
- [新]は新機能または機能の拡張を示します。
-
- 以下の問題が、システム・プログラム・サービス・ディスケットの各々の
- バージョンで修正されました。
-
- [1.01]
- -システム・メモリーが8MB以上のシステムにOS/2 Warpを導入し、
- ハイバ-ネ-ション・ファイルをHPFSでフォ-マットされているパ-ティ
- ションに作成した場合、ハイバ-ネ-ションができず、かつシステムがハング
- することがある。
- -リング・インディケ-タ-(着信呼び出し)によるレジュ-ム機能を設定した
- 場合、システムがサスペンド状態に入らないことがある。
- -Easy-Setupの診断機能より、ディスプレイのテストを実行した場合
- 53-02のエラ-・コ-ドを表示することがある。
-
- [1.02]
- -システム・メモリーが64MB以上の場合、セレクタドック・システム内の
- PCI SCSIコントローラーやPCIイ-サネット・アダプターが正しく
- 構成されない。
- -システム本体の熱の問題(ストップ・クロックの調整による、消費電力の低減)
- -複数のディスプレイ装置を接続した場合、Easy-Setupが
- 「Disabled Devices」のメッセージを表示する。
- このメッセージは、複数の共存できないディスプレイ装置が接続された場合
- そのひとつを「Disable」(使用不可)とすることを意味するものだ
- が、エラー・メッセージと誤解されることがあるため、表示を取り止めた。
-
- [1.03]
- -システムをハイバネーション状態に入れると、ハード・ディスク・ドライブ
- の最終シリンダ上のデータを壊す。
-
- この問題は、2.1GBハード・ディスク・ドライブをパーティションを切らず
- に使用してする場合に起こります。現在、IBMより出荷されている他のハード
- ・ディスク・ドライブではこの問題は発生しません。
-
- [1.04]
- -IDEハードディスクやCD-ROMドライブを接続していない
- Selecta-Dock II にドックすると、システム起動に時間がかかる
-
- [1.05]
- -ネットワーク環境で使用している場合に特にシステムがハングすることがある。
- -Typematic Rate(キーボードのリピート速度)値がハイバーネ
- ーション・モードから復帰したときにリセットされる。
- -システムがサスペンドに入っても、外部モニターがオフにならないことがある。
-
- [1.06]
- -ハイバーネーション・モードから通常モードに戻った後、画面が壊れる。
-
- [1.07]
- -(Windows 95のみ)シリアル・ポートの設定をWindows95
- のデバイス・マネ-ジャで変更し、システムをドックした状態で電源をオンに
- すると、ハードウェアに問題がない場合でも、「1101」のエラーメッセー
- ジが表示されてしまう。
-
- [2.00]
- -[新]IBM 4GB/5GBディスク・パックのサポート
- -[新]セレクタドックIIIのサポート
- -[新]セレクタドックIII使用時のウェイク・アップ・オンLAN機能の
- サポート
-
- [2.01]
- - (Windows 95 OSR2のみ)ハイバネーション後にシステムが
- ハングすることがある。
- - (Windows NTのみ)先頭パーティションをNTFSにした場合、
- ハイバネーション・ファイルを作ることができない。 (但し、NTFS
- パーティション内にハイバネーション・ファイルは作れません)
- - バッテリーで動作中にシステムがハングすることがある。
- -----------------------------------
- システム・プログラムの更新のしかた
-
- (注意)
- -システム・プログラムを更新するには、ACアダプター、及び充電済み
- のバッテリー・パックが必要です。
- -セレクタドック・システム、ポータブル拡張ユニット、デスクトップ拡
- 張ユニット、又はポート・リプリケーターがThinkPadに接続さ
- れている場合は、取り外します。
- -ここで提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットと同
- じ、又はそれ以降のバージョンのものを既にお持ちの場合は、このディ
- スケットからシステム・プログラムを更新する必要はありません。
- 導入プログラムは、現在システムに組み込まれているシステム・プログ
- ラムのレベルを自動的に調べて、表示します。
-
- 1.この説明書を印刷するか、他のコンピューターに表示します。
- 2.コンピューターにACアダプターをしっかりと取り付けます。
- 3.ディスケット・ドライブにシステム・プログラム・サービス・ディスケ
- ット入れて、電源を入れます。
- 4.メニューから「操作上の注意」を選び、内容をよく読んでください。
- 5.読み終えたら Esc キーを押し、メニューに戻ります。
- 6.「システム・プログラムの更新」を選び、画面の指示に従ってシステム
- プログラムの更新を行います。
-
- 警告--------------------------------
- 画面の指示がない限り、システム・プログラムの更新中に
- 、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、、
- 絶対に電源を切ったり、サスペンドしたり、読み取り中のディスケットを
- 、、、、、、、、、、、、
- 抜いたりしないでください。
-
- システム・プログラムの更新中に誤ってこれらを行うと、システム・ボードの交換が
- 必要となる場合があります。この場合、IBMまたはIBM特約店にThink
- Padをお持ちいただくことになります。このサービスは有償の場合もあります。
- ----------------------------------
- 更新の作業が完了したら、次のことを行ってください。
-
- 7.ディスケット・ドライブからシステム・プログラム・サービス・ディス
- ケットが取り出されていることを確認し、電源を切ります。
- 8.F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま Easy-Setup
- の画面が表示されるまでF1キーを押し続けます。
- 9.始動パスワードの入力を要求された場合、正しいパスワードを入力します。
- 10.「Config」、次に「Initialize」アイコンを選びます。
- 11.「OK」を選びます。
-
- 最後に診断プログラムを実行し、ThinkPadに問題がないことを確認します。
-
- 12.電源を切って,F1キーを押しながら電源を入れ、そのまま
- Easy-Setupの画面が表示されるまでF1キーを押し続けます。
- 13.「Test」を選び、次に「Start」を選んでテストを開始します。
- テスト画面が表示されます。
- テストをパスした各項目には OK が表示されます。
- 14.全ての項目に OK が表示されたことを確認します。
- 15.Escキーを押してテストを終了し、電源を切ります。
-
- これで全ての作業は完了です。
- -----------------------------------
- システム・プログラムの情報
-
- 各々のシステム・プログラム・サービス・ディスケットには、次のような
- システム・プログラムが入っています。
- BIOS P/N (part number:パーツ・ナンバー)とそ
- のDate(日付)は、次の方法で確認できます。
-
- 1.ThinkPadの電源をオフにします。
- 2.F1キーを押しながらThinkPadの電源をオンにし、
- Easy-Setupメニューが表示されるまでF1キーを押し続けます。
- 3.Easy-Setupのメニューに、BIOS P/NとDateの
- 表示があります。
-
- ディスケット BIOS BIOS
- バージョン P/N 日付
- -------------------------
- 1.01 91G1788 05-15-96
- (モデル760EL *1)
- 91G1786 05-15-96
- (モデル760ED/EL *2)
-
- 1.02 91G1995 09-20-96
- (モデル760EL *1)
- 91G1996 09-20-96
- (モデル760ED/EL *2)
-
- 1.03 91G2002 11-01-96
- (モデル760EL *1)
- 91G2003 11-01-96
- (モデル760ED/EL *2)
-
- 1.04 11J9023 11-19-96
- (モデル760EL *1)
- 11J9024 11-19-96
- (モデル760ED/EL *2)
-
- 1.05 11J9029 12-11-96
- (モデル760EL *1)
- 11J9030 12-11-96
- (モデル760ED/EL *2)
-
- 1.06 11J9029 12-11-96
- (モデル760EL *1)
- 11J9040 01-20-97
- (モデル760ED/EL *2)
-
- 1.07 11J9103 02-18-97
- (モデル760EL *1)
- 11J9102 02-18-97
- (モデル760ED/EL *2)
-
- 2.00 11J9246 08-15-97
- (モデル760EL *1)
- 11J9245 08-15-97
- (モデル760XL/ED/EL *2)
-
- 2.01 97H4565 09-26-97
- (モデル760EL *1)
- 97H4566 09-26-97
- (モデル760XL/ED/EL *2)
-
- (注意)
- *1 モデル760ELのうち、9547-x4G、9547-x4K、
- 9547-x4T以外のもの。
- *2 モデル760ELのうち、9547-x4G、9547-x4K、
- 9547-x4Tのみ。
- -----------------------------------
- サービス情報
-
- 今回提供されるシステム・プログラム・サービス・ディスケットによるシステム
- ・プログラムの更新では、次のような「使用されないBIOS領域」が生まれます。
- この領域は実際にはBIOSによって使用されないので、EMM386.EXE
- のようなメモリー・マネジャーを使用することでUMB(アッパー・メモリー・
- ブロック)として使用することができます。
-
- ThinkPad BIOS P/N 使用されないBIOS領域
- モデル BIOS Date
- -----------------------------------
- 760EL *1 97H4565 E000-EFFF(64KB)
- 09/26/97
- 760XL/ED 97H4566 E000-EFFF(64KB)
- /EL *2 09/26/97
-
- (注意)
- *1 モデル760ELのうち、9547-x4G、
- 9547-x4T以外のもの。
- *2 モデル760ELのうち、9547-x4G、9547-x4Tのみ。
-
- -メモリー領域 C000-C7FF は、ビデオBIOS用にあらかじめ
- 予約されています。
-
- 上記で示された「使用されないBIOS領域」は、それに対応した
- BIOS P/N のみ有効です。また将来のシステム・プログラム
- の更新によって変わる可能性があり、保証するものではありません。
-
- BIOS P/N (part number: パーツ・ナンバー)と
- そのDate(日付)の確認は、「システム・プログラムの情報」の章を
- 参照してください。
- -----------------------------------
- 商標
- * OS/2 は IBM Corp.(米国)の商標です。
- ==========================================================================
- ダウンロードファイル名を『HZJT120.EXE』として下さい。