DOS/V Power Report 2003 January/VPR0301A.ISO/OLS/TOKIO112/tokio112.lzh/Readme.txt

Text File | 2002-09-20 | 11KB | 303 lines

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|                            時生 -Tokio-                             |
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  目次

    １．Ver1.0.1 → Ver1.1.2 の変更点
    ２．概要
    ３．実行方法
    ４．注意点
    ５．使用条件
    ６．履歴
    ７．その他
    ８．謝辞



１．Ver1.0.1 → Ver1.1.2 の変更点

  １）ＨＴＴＰプロトコルによる時刻の取得が可能になり、
　　　企業等のファイヤーウォール内からでも時刻の設定が可能になりました。
　　　つまり、インターネットが閲覧できる環境で有りさえすれば、
　　　ＰＣの内部時計をインターネットを通じて修正できるようになりました。

　２）その他、使い勝手を修正。


２．概要

    コンピュータの時刻・時間を管理するソフトウェアです。
    時生 Ver1.1.2 には以下のような機能があります。


    　１）時刻をインターネット上の公開されているタイムサーバーに接続し、
          コンピュータの時刻を修正することが出来ます。
   　 　　ＬＡＮのプロキシがNTP、SNTPプロトコルを許可していない場合でも、
　    　　ＨＴＴＰプロトコルでＰＣの内部時計を修正できます。
          ＨＴＴＰプロトコルをサポートしたことにより、
          企業等のファイアーウォール内からもＰＣ内部時計を修正できます。
　　　　　また、手動でも時刻を修正できます。

          目で確認しながら修正するので、心配性の方には最適です。

      ２）コンピュータの内部時計を、一時的に指定した日付・時刻に変更できます。
　　　　　日付だけしたらワンタッチで変更することが出来ます。
　　　　　変更した日時を元に戻すことを忘れても、自動的に元に戻します。

　　　　　使い方としては、１日前に出すべき帳票を出し忘れたときなど、
　　　　　「時生」で一時的に時刻を修正し、プリントアウトすれば、
　　　　　その日の日付で帳票を出力することが出来ます。

　　　３）ラップ機能を使えるストップウォッチが使えます。
          体内時計のチェックや、各種レースのテレビ観戦のお供にお使いください。

      ４）時生はウィンドウズのレジストリに情報を登録しません。
          そのため、ウィンドウズをクリーンなまま使うことが出来ます。
          友人にも時生を使って貰うときに、Tokio.exe をコピーするだけでＯＫです。
          また、利用を中止したいときも、ただ削除するだけでＯＫです。
　　　　　（起動設定をされている方は、それを解除してから削除してください。）

　　　５）将来的に、たまにしか使わないけど、これがあったらなという
　　　　　小回りが利く機能が付く予定です。
          なにか必要な機能が有りましたら、リクエストをお願いいたします。



３．実行方法

    手に入れた、tokio112.lzh（圧縮ファイル）を、解凍してください。
    解凍ソフトは各自でご用意ください。
    （・・・で、これを見られているということは、
      もう解凍はされているはずですね。）
    解凍ソフトを使用できるくらいの方を、利用の対象者にしてあるため、
    自動解凍機能はあえて付けませんでした。

    さて、tokio.exe と Readme.txt が解凍されていると思います。
    解凍された tokio.exe を実行してみてください。
    （エクスプローラー等で、tokio.exe をダブルクリックすると実行されます。）


    時生はセットアップしなくても使えますが、
    （規定値で）セットアップすると後々面倒なことがなく使えます。
    出来れば、セットアップしていただけるとたいへんハッピーです。
    ただ単に、（自動的に）フォルダを作り、必要なファイルをコピーし、
    起動設定をするだけです。

    以降は、＜スタートボタン＞→＜時生＞で起動することが出来ます。


    セットアップは、
    ＜設定ボタン＞→＜セットアップ＞→＜開始＞で出来ます。
    規定値でセットアップすることをお勧めいたします。


    最初は、＜日時一時変更＞は使えないように設定されています。
    ＜設定＞ボタンを押し、設定内の＜日時一時変更＞タブを選択後、
    どういう注意点があるのかを認識していただいた上で
    『「日時一時変更」を、その危険性を認識した上で、使用する。』
    のチェックを付けてください（クリックすれば、チェックがつきます）。
    これだけで、日時一時変更機能が使えるようになります。
    『時間変更の時の注意ダイアログ（確認）を出さない。』
    のチェックも付けた方が煩わしくなくていいかもしれません。



４．注意点

    ＜日時一時変更＞について

　　＜日時一時変更＞機能はシステム的に大きな危険性を作る可能性があります。
    簡単に、申しますと、
    『ＰＣの内部時計の重要性を考えずに、＜日時一時変更＞機能を使用しますと、
      新しいファイルに、古いファイルを上書きしてしまう可能性があることです。』

    しかし、重要性を認識し、また、その内容を理解することによって、
　　内部時計が変更されていることの危険性を解消することが出来ます。
    時刻を一時変更中にファイルを新規作成したり更新しない限り、
    その危険性はありません。
    時刻をチェックして、コピーするようなソフトを使っている方はご注意ください。

    特に、フォルダの同期を（リアルタイムで）とったりするソフトを使った場合は、
　　新しいファイルに古いファイルを上書きする可能性があります。
　　このようなソフトを使用されている方は、ご注意ください。
　　ただし、このようなソフトはフリーウェア等をセットアップしないかぎり
    一般の方は、使われることはないと思われます。


    日時を変更しているときは、右下のトレイに時生のアイコンが表示され点滅します。
＃  日時の一時変更中は、
＃  文章とか表計算ファイルを決して修正したりしないでください。
    ^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^^

    また、不幸にも日時の一時変更中にコンピュータの電源が切れた場合。
    時生は、コンピュータの電源を入れ直したときに、自動的に立ち上がり、
    日時をチェックするように助言いたします。
    そのようなときは、日時が正しいかチェックし、
    もし、正しくないなら、＜時刻合わせ＞等で、
    正しい日時を登録しておいてください。

    日時変更中に時生を終了させた場合、または、ウィンドウズを終了させた場合、
    時生は「本来の日時」に戻してから、終了します。
    また、ノートなどで、「休止モード」や「スタンバイモード」状態にしたときも
    時生はＰＣを「本来の時刻」に戻し、自動的に終了します。


    このように、時生は出来る限り、コンピュータの日時が間違わないように
    していますが、それでも、絶対だとは言い切れません。
    ＜日時一時変更＞を使用されるときは、
    慎重に、日時のチェックをお願いいたします。


    ベストセラー（？）カレンダーソフト＜舞暦＞等を併用していただくと、
    万が一、日時が正しくない場合、それが判明しやすくなると思います。


    ＜時刻合わせ＞について

　　インターネット上のタイムサーバーを使って時刻を変更する限り
　　絶対的に正しい時刻にすることは出来ません。
　　タイムサーバーは絶対的な時刻を刻んでいても、
　　そこからインターネットを通して自分のコンピュータに
　　時刻を運ぶまでの時間がまちまちで、
　　どの様なことをしても、正確な時間を把握することは出来ません。
　　作者の場合は、ＡＤＳＬを利用しているのですが、
　　０．５秒くらいのタイムラグがあります。
    （このタイムラグは、微調整機能で修正することも可能です。）
　　それも毎回、微妙に違います。
　　インターネット上での時刻合わせは、その程度だと認識しておいてください。

    Ver1.1 より、ＨＴＴＰプロトコルによって、インターネット上の時刻を
    取得できるようになりました。

    ＨＴＴＰプロトコルで取得できる時刻は、
    日本標準時を刻んでいる
    「独立行政法人 通信総合研究所」http://www.crl.go.jp/overview/index-J.htmlと
    舞タウン標準時を刻んでいる舞タウンサーバーが有ります。

    舞タウン標準時は、ほとんど日本標準時と変わりませんが、
    これを保証するものでは有りません。
    （もちろん、日本標準時も保証しているわけでは有りません。）
    舞タウン標準時は、日本標準時が、何らかの理由で取得できなくなったときに、
    ご使用下さい。


    お願い：日本標準時を提供して頂いている「独立行政法人 通信総合研究所」は
            もちろんのこと、舞タウンサーバーも、未来永劫に提供続ける保証は
            ありません。
            その両者が、インターネット上の提供をうち切った場合、
            「ＨＴＴＰプロトコルによる時刻合わせ機能」は失われることを
            ご了承下さい。


    ＜スタートアップ＞について

    時生はスタートアップに登録できません。
    正確には、登録しても、時生を立ち上げ、終了させるときに
    スタートアップ内の「時生」を自動的に削除します。

    どうしても時生を起動時に（自動的に）立ち上げたい場合は、
    スタートアップ内の時生の名前を「時生」または「Tokio」以外にしてください。


    ＜現在のシステム時刻＞について

    システム時刻を変更した場合、時生が表示するシステム時刻と、
    ウィンドウズ右下の時刻と違う場合があります。

    ウィンドウズ右下の時刻は、その表示がリアルタイムでないので、
    実際のシステム時刻を表していない場合があります。
    （１０秒くらい遅れて、右下の表示が変わることもあります。）
    時生は、１／１００秒以下の間隔でシステム時刻を得ていますので、

    時生の「現在のシステム時刻」がより正しいシステム時刻です。


    ＜インターネット上の資源＞の有効利用について

    インターネット上で公開されている時刻は、有限の資源です。
    あまり、（インターネットを通じて）時刻を取りすぎますと、
    公開していただいているサーバーに負担がかかり、迷惑を掛けることがあります。
    また、一度に多くの方がアクセスすると、正確な時刻がとれません。

    一日に、何回もインターネットを通じて時刻を修正するのは控えましょう。

    コンピュータの内部時計は、１日に数秒は、違ってきます。
    おおらかな気持ちで、修正していただくようにお願いいたします。


５．使用条件

    以下の使用条件を御納得していただいた上で、末永くご利用下さい。

    本アプリケーションの使用上で生じたいかなる損害にも、
    作者である浅見康生は、責任を取りません。。
　　使用者の自己責任でお使いください。

    もう一度、お考えください。。
    コンピュータの内部時計を一時的に変更することの危険性を
    認識していただいていますか。
    （脅してばかりですが、＜日時一時変更＞機能を使わない限り、
      その危険性はありません。ご安心ください。）



６．履歴

    2002/09/20  Ver1.1.2
         １．Ver1.0.1 → Ver1.1.2 の変更点を参照してください

    2002/07/16  Ver1.0.1
         公開バージョンのリリース
         ・セットアップ機能を装備しました

    2002/06/10  Ver0.9.1
         βバージョンのリリース



７．その他

    ご提案や、ご質問のある方は、以下の場所にてお願いいたします。
    ・ＨＰにて
      http://www.maitown.com/soft/  （スローステップ内）「喫茶  閑古鳥」
    ・電子メールにて
       ([e-mail])


    Help が充実していない分、Ｗｅｂでフォローしようと思います。
    「喫茶  閑古鳥」をよろしくお願いいたします。
    電子メールの場合、有用な物はＷｅｂ上に転載する可能性があることを
    ご了承ください。
    また、匿名を希望される方は、「匿名希望」と御明記ください。



８．謝辞

  nifty:FDELPHI/MES/06 において、度重なるご指導をいただき
  ここにリリースすることが出来ました。
  よくわからない質問に、親切に答えてくださった FDelphi の会員の方々、
  高機能なコンポーネントを提供してくださった皆様に感謝いたします。
  また、素晴らしい開発言語の Delphi と、それに関わられたすべての人に
  感謝いたします。
  今後とも、皆様のご指導を承るとともに、ご意見、ご感想、
  ご要望などお聞かせ頂ければ幸いです。
  末永く、よろしくお願い致します。


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【名    称】  時生 -Tokio- Ver 1.1.2
【登 録 名】  tokio112.lzh
【バイト数】  479 KB
【制作者名】  浅見康生 (VYC12077)
【掲載者名】  浅見康生 (VYC12077)
【動作環境】  Windows98以降, WindowsNT Ver4 Sp3以降
【掲載月日】  2002/09/20
【作成方法】  LHA にて解凍
【検索キー】  1.%VYC12077 2.#APP 3.Tokio
【動作確認】  WindowsNT Ver4 Sp6, Windows2000
【ソフト種】  フリーソフトウェア
【転載条件】  可
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