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1993-08-12
|
6KB
|
159 lines
***** PADファイル作成マクロ *****
AIR+CRAFTなどのオートパイロットを行う時には、PADファイル
などのオートパイロットの内容を全部書き込んだファイルが必要です。このよ
うなファイルには、フォーラム名、会議室番号、RES先の番号、MAILの
時には相手のIDなどの情報が必要ですが、手でこれらの情報を切り出すのは、
はっきりいって、大変ですし、間違いの基です。
そこで、このような機能を行うソフトとして、PADMESというツールが
ありますし、Vzマクロの世界では、NIFMES.DEFとかの大変優秀なマクロがある
ようです(見たことがないので分からないのですが(^_^;))。
で、これをJEDのマクロでやれば大変軽快だろうと思って作ったのがこの
マクロでして、マクロ単独ではなく、ELPのようなログ閲覧ツールと組み合
わせて使用することを前提にしております。
特に、AIR+CRAFTからELPなどを起動して、さらに別のツールを
起動しようとすると、メモリーが不足で立ち上がらないなんてことがあるよう
で、このような時には、JEDのメモリー消費が少ないこともあり、軽快に使
用出来るものと思ってます。
【使い方】
1 同梱の、PAD.MCRとPAD.CFGを、同じディレクトリーに置いてください。
2 ELPから使用する時には、ELP.CFGの「*!user_command」の部分をカスタ
マイズします。例えば、起動キーを「P」、機能番号8番に登録するとすれば、
:8
:p n
:JED -mA:\TERM\PAD.MCR+ $t $p %TMP%$F
:PAD作成
というようになります。
「-mA:\TERM\PAD.MCR+」は、A:\TERMというディレクトリーの中にある「PAD.
MCR」を読み込んで、起動すると同時にマクロの実行を始めるという意味です。
最後の「+」が無いと、自動的に実行することは出来ません。
「$t」は、ELPが作成する切りわけログです。「$p」はPADファイルに
なります。また、「%TMP%$F」は、環境変数「TMP」で指定されたディレクトリ
ーに、ELPが変換したフォーラム名のフルネームのファイル名を作成すると
いう意味です。
この順番は、絶対に変えないでください。
3 PAD.CFGをカスタマイズします。
PAD.CFGの中の解説も読んでください。少なくとも、「$HANDLE」のところだ
けは、必ずカスタマイズしてください。行頭から「$HANDLE」と書き、その後に
複数のスペース(半角スペースでもTABスペースでも可)を空けて、書き込みの
最後に添付する自分のハンドルとかなにかを設定します。このまま動かすと、
私の署名が入ってしまいますよ(^_^;)
また、フォーラム毎にハンドルを変えており、署名も変えたという時には、
「$フォーラム名」を行頭から記し、スペースを空けてから、そのフォーラムだ
けで使用する署名を記します。
ホームパーティーに参加されている場合には、ホームパーティーの設定をし
てください。ELPからは、ホームパーティーの設定者のIDが渡されますの
で、これをAIR+CRAFTが判断できるホームパーティー名に変換します。
$HPと行頭から記した行の次から、ホームパーティーの設定者のID、そして
スペースを空けて(複数でも一つでも可)、AIR+CRAFTに登録してあ
るホームパーティー名を記します。
なお、設定者のIDは、必ず行頭から記してください。
これらの書き方は、PAD.CFGを参考にしてください。
なお、PAD.CFGのカスタマイザーを作れ、とorikさんからは言われている
のですが、まぁ、いつのことやら(^_^;) そのうち考えとくということにしま
す(^_^;)
私は、ログの閲覧にはELPしか使っていないのですが、他のログ閲覧ツー
ルでも、「切分けたログ」「PADファイル」「フォーラム名(フルネーム)」
を渡すことが出来れば、使えるはずです。それぞれのソフトのマニュアルをよ
く読めば、どこかに書いてあると思います(^_^;)
4 ひな型のカスタマイズ
同梱のPAD.CFGは、通常使うであろうAIR+CRAFTのPADファイルで
設定してあります。まぁ、このままでもそれなりに使うことができるでしょう。
ここでは、「$>R」(RES)「$>S」(SAY)「$>M」(MAIL)
「$>HP1」(ホームパーティー1、RESを想定)「$>HP2」(ホームパーティ
ー2、SAYを想定)の5つのパターンが設定可能です。
これらの文字列が行頭にある場合には、その次の行から、その次の「/POST」
までを切り出しの範囲として判断します。「/E」には対応していません。必ず、
「/POST」を使用してください(この方が、オートパイロットも早いですよ)。
そして、$Iなどの文字列を、自分の好みの位置に設定します。これらの文字
列の意味は、PAD.CFGに記してあります。これらの文字列が、ログから切り取っ
たそれぞれの文字列と置き換えられます。
$Cは、特殊な文字列で、$Cが設定されていると、ひな型を作成した後、ここ
にカーソルが移動します。
これらの文字列の組み合わせを上手に行えば、AIR+CRAFT以外でも
使用出来るはずです。「*RE」のような文字列と、フォーラム名などの組み合わ
せですので、例えばNIFMCRでは、
:$>R
:MES:$F,$M,RE $N
:SUB:Re:$T
: >#$N $H さん
:
: $C
:
:
: $S
:/POST
という感じで動くのではないかと思います(やってみたわけではないけど(^_^
;))
5 注意点
「/POST」とか「$HANDLE」などは、「大文字」にしてください。
JEDの検索モードが大文字、小文字を区別しないことになっていれば、ど
ちらでもいいのですが、大文字、小文字を区別するモードになっている時には、
大文字で記しておかないと誤動作します。
また、「$HANDLE」「$フォーラム名」「$HP」「ホームパーティーのID」「$
>Rなど」「/POST」は、「行頭にあるかないか」でコメント行の中にあるかどう
かを判断していますので、かならず行頭から記してください。
6 起動
上記のように設定してあれば、ELPなどからコメントをしたい発言などに
カーソルをあわせて、それぞれのソフトに登録した起動キーを押してください。
切分けたログファイルが表示され、会議室かホームパーティーの時には、作
成するPADの種別を選択するメニューが開きます。なお、MAILの時には、
いきなりMAILの返信のPADを作成します。ログの種別は、もちろん自動
で判断します。たいてい判断ミスをすることはないと思いますが・・・・
なお、会議室のタイトルだけの時や、会議室の区切りなどで起動させた場合
には、エラーメッセージを表示して、自動的に終了します。
あとは、ひな型の中身を完成させるだけですが、自動保存などの機能はあり
ません。必ず「保存終了」してください。
逆にいえば、ひな型が出来上がっているようでも、このときはまだ保存され
ていませんので、たとえば、RESのひな型を作ったけれども、気が変わった
なんて時には、そのまま強制終了させれば、PADファイルに残ることはあり
ません。
7 最後に
私が普段回っている巡回を対象に作成してありますので、すべての条件に適
合するかどうかは判りません。また、ホームパティオは、やったことがないの
で判りません(^_^;)まぁ、AIR+CRAFT自体も、問題があるようなので、
しょうがないところでしょう。
orikさんには、大変お世話になってます。また、アイディアそのものは、
当然PADMESから頂いております。皆さんありがとうございます<(_ _)>ペコ
□□ Nifty SGP02266 中井 正博 in NAGOYA □□