『SPECTRA Series Windows 98/Me Green Driver』をご使用になる皆様へ
カノープス株式会社
この度は『SPECTRA Series Windows 98/Me Green Driver』をご使用いただき、まことにありがとうございます。このREADME.TXTでは、『SPECTRA Series Windows 98/Me Green Driver』に関して、マニュアルには記述されていない補足事項について説明しています。ぜひご一読ください。なお、今後『SPECTRA Series Windows 98/Me Green Driver』をバージョンアップされた際にもご覧ください。
Release 3-04 以降は DirectX7 に対応した Windows 98 専用、もしくは Windows 98/Me 専用のドライバです。ユーティリティも旧バージョン(製品添付CD)に対して全面的に変更されています。ユーティリティの使用方法はオンラインマニュアルをご覧ください。
・使用できない機能
Hardware T&L、Cube Mapping、Texture Compression、full-scene anti-aliasing 等のハードウェアに依存する機能は使用できません(OpenGL も同様です)。その他、Alpha Cursor や Hardware Overlay Color Control 等も使用できません。Overlay Color Control はエミュレーションで動作可能ですが、環境によっては使用できない場合もあります。
『SPECTRA Series Windows 98/Me Green Driver』は、Windows 98/Me用ディスプレイドライバとユーティリティから構成されています。SPECTRA Series CD-ROM の「Win98me」フォルダの setup.exe を実行し、画面の指示に従ってインストールしてください。
Windows 98/Me の画面のプロパティ(コントロールパネルの「画面」アイコンをダブルクリックするか、デスクトップ上で右クリックで開くメニューのプロパティを選択すると現れます)のディスプレイの変更でインストールしてもユーティリティは組み込まれません。必ず setup.exe を使用してください。
ご使用の BIOS が Active BIOS でない場合であっても『SPECTRA Series Windows 98/Me Green Driver』をインストール後であれば Active BIOS にアップデートすることができます。[スタート]->[プログラム]->[SPECTRA Utilities]->[BIOS アップデートについて] をお読みの上、BIOS をアップデートしてください。
SPECTRA Video Port 600/600A 付属のドライバ、及びアプリケーションは出荷時期の関係で最新の SPECTRA シリーズに対応していない場合があります。SPECTRA Series CD-ROM には SPECTRA Series CD-ROM 作成時点で最新の SPECTRA Video Port 600/600A セットアップモジュールを格納しています。
「Products\VP600」フォルダにある SETUP.EXE を実行してください。この SETUP は SPECTRA Video Port 600/600A のモジュールが組み込まれていないか、又はバージョンが古い場合にインストールを行います。
setup.exe を使用して SPECTRA Driver & Utilities をインストールする時に「すべての設定を継承」を選択しても Screen Control II と Refresh Control II の設定が継承されない。また、Adapter Control のガンマ調整の設定に不整合が生じる。(Ver.4.12.01.0530-5.02.00以降)
DDC 非対応のモニタ、及び BNC 接続されたモニタが"モニタ不明"、"標準モニタ"、"既定のモニタ"と認識されている場合、Screen Control II のリフレッシュレートメニューと Refresh Control II のリフレッシュレートボタンが機能せず、常に 60Hz となる。(Ver.4.13.01.1200-10.00.04以降)
[以下の不具合は"拡張設定->Other->Relax the restrictions by DDC monitor"で対応]
DDC 対応モニタを D-SUB 接続で使用した場合に設定できるリフレッシュレートの上限が Inf ファイルの上限より低くなることがある。又は、Screen Control II のリフレッシュレートメニューや Refresh Control II のリフレッシュレートボタンでリフレッシュレートを指定した場合、実際に出力される値が指定値より低くなることがある。(Ver.4.12.01.0672-6.10.02以降)