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DOS/V Power Report 2001 May
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Text File
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1999-09-27
|
5KB
|
141 lines
高機能キーボードマウスユーティリティ「KeyPointer」
Version 1,0,4,2
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■概要
「KeyPointer」はキーボードのみでマウスオペレーションを可能にすることを
目指した高機能キーボードマウスユーティリティです。
現在、キーボードでポインタを動かすツールは多く存在しています。しかし、
その多くは本当にただポインタを動かす事しかできず、完全にマウスなどのポ
インティングデバイスの代わりになるとはいい難い物でした。
結局、私が試した中ではWindowsのユーザー補助で使用できる「マウスキー」
が唯一マシな方だったのです。
(それでもまだ実用には耐えられませんでしたが)
この「KeyPointer」はそれらの不満点を解消し、自分にとって実用に耐えられ
るものを、というコンセプトで製作されています。
その特徴は次の通りです。
・活性/非活性切り替えによる完全キーボードフック動作
・内部タイマ使用によるキーリピート設定への非依存
・複数キー同時入力対応によるスムーズな斜め移動&ドラッグ
・ユーザー補助ツールとしての使用も考慮に入れ、斜め移動/ドラッグ/ダブ
ルクリックも単独のキーで操作可能
・もちろん、Shift/Ctrl+クリック/ドラッグにも対応
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■動作環境
日本語Windows95/98/NT4.0以上が動作しているPC。
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■インストール/アンインストール
解凍したファイルをどこか任意のフォルダにコピーしてください。
アンインストールする時はフォルダごと削除してください。
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■起動方法
KPointer.exeを実行してください。
また、次のオプションが使用できます。
/s1:すでにKeyPointerが起動している時は設定ダイアログを表示
/s2:必ず設定ダイアログを表示
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■操作方法
起動するとタスクトレイに常駐します。
はじめは矢印に丸付き斜線がかぶった形のアイコンが表示されます。この状態
は「非活性状態」です。
その後、Ctrl+Shift+Mを押す事により丸付き斜線が消え、「活性状態」になり
ます。
この状態になると次のキーがポインタ操作用のキーとなり、通常の入力には使
用できなくなります。(その他のキーは通常通り使用できます)
デフォルトのキー設定は次のようになっています。
I ポインタ上移動
K ポインタ下移動
J ポインタ左移動
L ポインタ右移動
スペース 左ボタン
; 右ボタン
F 加速
D 減速
R スクロール
斜め移動キーを有効にしている時には次のキーが使えます。
U ポインタ左上移動
O ポインタ右上移動
N ポインタ左下移動
.(ピリオド) ポインタ右下移動
拡張キーを有効にしている時には次のキーが使えます。
G 左ドラッグ開始/終了
H 右ドラッグ開始/終了
T 左ダブルクリック
Y 左ダブルクリック
ドラッグキーはトグル式になっていて、一回押すとドラッグが開始され、もう
一度押すと解除されます。
タスクトレイアイコンを左右どちらでもクリックする事により、設定ダイアロ
グを開く事ができます。
・インターバル
ポインタ移動のための割込間隔をms単位で設定します。
・標準速
通常のポインタ移動量を一回の割り込み毎のドット数で指定します。
・最高速
加速キーを押した時のポインタ移動量を一回の割り込み毎のドット数で指定
します。
・キー設定
次の各キーの割り当てを変更する事ができます。
・活性/非活性切り換えキー
・ポインタ移動キー(4方向/8方向)
・左右ボタンキー
・スクロールキー
・加速/減速キー
・左右ドラッグキー
・左右ダブルクリックキー
・KeyPointerの後に起動する常駐アプリケーション
キー割り当て変更ソフトなど、キーボードフックを利用するアプリケーショ
ンで、KeyPointerの後に起動しないと動作がおかしくなる事がある場合、こ
こにそのアプリケーションを指定してください。
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■著作権等について
「KeyPointer」はフリーソフトウェアです。
「KeyPointer」の著作権はSystem I.F.C.が保有しています。
作者は「KeyPointer」を使用した事によるいかなる損害も保証しません。
作者は「KeyPointer」に対するサポートの責任を負いません。
転載希望の場合はメールにてご連絡ください。
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■最新バージョンの所在について
最新バージョンは次のURI上で公開しています。
http://www.aurora.dti.ne.jp/~kzs/
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■バグレポートなどについて
もし、「KeyPointer」を使用していて何らかの不具合が発生した場合は、
System I.F.C.(systemifc@po1.dti2.ne.jp)までメールしてください。
可能なかぎり対処します。