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Text File  |  2001-02-07  |  41KB  |  1,043 lines

  1. 9801+DOS用 Webブラウザ
  2. ____________________________________________________________________________
  3.  
  4.  
  5.                        Browser Returns
  6.  
  7.                               for 9801
  8.  
  9.  
  10.                                Ver2.11
  11.  
  12.  
  13.                      Copyright (C) AsakaSoft 1999-2001
  14.                             All Rights Reserved.
  15.  
  16. 総合説明書 2001/02/08版
  17. ____________________________________________________________________________
  18. 注意
  19.  
  20.  「PC-9801と互換機」は、以下のものです。
  21. ・EPSON PC-286シリーズ・PC-386シリーズ・PC-486シリーズ・PC-586シリーズ
  22. ・NEC PC-9801シリーズ・PC-9821シリーズ
  23.  以下のもの等は範囲外ですのでご注意ください。
  24. ・NEC PC-NXシリーズ
  25. ・NEC PC-6001シリーズ・PC-8801シリーズ
  26. ・IBM等 PC-AT互換機(DOS/V機)
  27. ・FUJITSU FM-TOWNSシリーズ
  28. ・X68000/MSX
  29.  
  30.  なお、Windows95/98等の動く機種は、そのほとんどが以下のいずれかになります。
  31. このうち、「PC98仕様」かどうかと「PC-9801と互換機」かどうかは別ですので
  32. ご注意ください。
  33. ・EPSON PC-486シリーズ・PC-586シリーズ
  34. ・NEC PC-9821シリーズ
  35. ・NEC PC-NXシリーズ
  36. ・IBM等 PC-AT互換機(DOS/V機)
  37. ・FUJITSU FM-TOWNSシリーズ
  38.  
  39.  各社の社名・商品名は一般に、各社の商標または登録商標です。
  40. 各説明書等では(C)/(R)/TMといったマークは省略していますので、
  41. 必要ならば補ってお読みください。
  42.  
  43.  このファイルは横幅76バイトに最適化しています。
  44. Windows上では、等幅書体でお読みください。
  45.  
  46. ____________________________________________________________________________
  47. 目次
  48.  
  49. README,TXT(はじめに)
  50. BR9821.TXT(総合説明書) 導入・環境設定
  51. BRNET .TXT(ネットワーク説明書) ネットワーク対応方法
  52. BRUSER.TXT(ユーザー登録説明書) ユーザー登録方法
  53. BRPROG.TXT(プログラム説明書) プログラマ向け技術資料
  54.  
  55. ____________________________________________________________________________
  56. 1.概要
  57. (README.TXTにも同一内容を掲載しています)
  58.  
  59.  このソフトは、PC-9801と互換機のMS-DOS上で動作するHTMLブラウザです。
  60. テキスト化しての表示ではないので、表や画像も表示することができます。
  61.  
  62.  Ver2.10より、LAN接続・PPP接続ともに、TCP/IPネットワーク
  63. (インターネット・イントラネット)接続ソフトへ対応しています。
  64. 対象となるのは、パケットドライバのあるネットワークカード(NIC)、
  65. DOSPPP98等パケットドライバを提供するPPP接続ソフト、それにTEENです。
  66.  
  67.  画像はJPEG/PNG/BMPに対応しています。全てグレースケールに減色しての
  68. 表示になります。プログレッシブJPEGやインターレースPNGにも対応しています。
  69.  GIFはGIF→BMP変換ソフトを別途ご用意ください。
  70. ただし、その際特許に抵触していないものをお選びください。
  71.  
  72.  漢字コードはJIS/MS漢字(シフトJIS)/EUC-JPを自動判別します。
  73.  
  74.  本体内蔵書体だけでなく、EXFONT用/まるこむ98用の書体を、
  75. 複数同時に使用することができます。
  76. 対象文字は半角英数・半角カナ・全角英数・全角かな・全角カナです。
  77.  
  78.  操作はキーボード・マウス・ジョイスティック(ゲームパッド)の
  79. いずれでも行えます。
  80.  
  81.  このソフトはメールウェアです。継続使用する場合は作者へユーザー登録を
  82. する必要があります。継続使用の目安は半年とさせていただきます。
  83.  なお、ユーザー登録はインターネット電子メールなどで行います。
  84. 電子メールを利用できない方は、利用できるようになるまでユーザー登録の
  85. 義務はなく、利用できるようになってからユーザー登録を行っていただきます。
  86.  ただし、作者への送金義務や、登録するまでの機能制限はありません。
  87. 無料でご利用いただけます。
  88.  
  89. ____________________________________________________________________________
  90. 2.製作動機と現在までの経過
  91.  
  92.  PC-AT互換機(DOS/V)では、Windowsとあまり変わらないネットワーク環境が
  93. フリーソフトなどとして提供されるようになってきましたが、9801の世界では
  94. まだまだの感があります。
  95.  特に、Windowsなどでは標準で提供されるTCP/IP機能が9801では市販ソフトに
  96. 頼ることとなったり、AT互換機用のTCP/IPソフトも9801では使えなかったりと、
  97. その差はかなり大きいものになってきています。
  98.  
  99.  ネットワークに接続すると言っても、LANを介するのか電話回線を介するのかで
  100. 必要なソフトは大きく変わります。AT互換機の世界では電話回線を使った
  101. PPP接続でもLAN接続でも、接続ソフト(スタック)はパケットドライバという
  102. 形で提供され、ネットワークを使うソフトはパケットドライバに対応すれば
  103. 問題ないようになってきているようです。
  104.  しかし、そこから上のTCP/IPとなると、各ソフトがばらばらにライブラリを
  105. 使いながら実装しているのが現状です。
  106.  
  107.  いっぽう、PC-88VA/9801用として、TEENというスタックが登場しました。
  108. モデムの初期化からTCP/IP接続まで幅広く面倒を見てくれます。
  109. しかしこれは電話回線用です。残念ながらLANには対応していません。
  110.  それでも、ESEWWWにみられるように、HTTPGETといった実行ファイルを
  111. 呼び出すだけでネットワークからファイルを呼び出してくるというのは、
  112. AT互換機にもあまり見られない形です。
  113.  
  114.  そこで、ファイルを呼び出す手段は他ソフトに任せるとして、
  115. その後つまりファイルを表示する部分を作ることにしました。
  116.  Ver2.00時点では、パソコン内のファイルを見るのみです。
  117. しかし何らかの手段でファイルをパソコン内に持ってくることができたなら、
  118. このソフトを使ってそのファイルを見ることができます。
  119.  
  120.  そして、Ver2.00に対する反響とともに、数多くのTCP/IPソフトに関する
  121. 情報も得ることができました。家庭内LAN程度ならばネットワーク上での利用が
  122. できるようになりましたし、インターネットへの接続が可能であることも
  123. 分かりました。
  124.  
  125.  ネットワークへの対応を行ったのがVer2.10です。指定場所がhttp://で
  126. 始まる場合は自動的にネットワーク接続ソフト(httpクライアントソフト)を
  127. 呼び出すこと、また、内部でも長いファイル名のまま取り扱うことで、
  128. ネットワーク上のhttpサーバで提供されている情報をそのまま読むことが
  129. できるようになりました。
  130.  
  131.  Ver2.10に残っていたバグ(ソフトウェアの欠陥)を取り除いたのが、
  132. このVer2.11です。すでにここまで2回、9801を使い続ける方に支えられ、
  133. このソフトもバージョンアップを行ってきました。少しずつですが、
  134. 確かに使い続けられるソフトに育ってきた実感をもつようになってきました。
  135.  
  136.  世間には多くのブラウザがあります。特にWindows環境では豊富で、
  137. 各種雑誌もInternet Explorerからの乗り換えを勧める記事が目立つように
  138. なってきました。
  139.  また、2001年は高速通信の年と言われるようになってきました。
  140. 低速ISDNの影に追いやられていたADSLが本格的にサービス開始となり、
  141. 家庭にも高速ネットワークが到達してきています。
  142. このADSLは、USB接続の場合もありますが、多くの場合は家庭内LANを
  143. インターネットに接続する形で提供されます。
  144.  つまり、家庭内LANがこれまでよりもぐっと身近になってきます。
  145. そんな中、手持ちの9801でもネットワークに接続したいということも
  146. 出てくるでしょう。そんなとき、このソフトがインターネットにある
  147. 膨大な情報の窓口となります。
  148.  
  149. ____________________________________________________________________________
  150. 3.動作環境
  151.  
  152.  まず、このソフトの説明書や、サポートでも、DOSの基本知識に関する説明は
  153. 行いません。今更になって9801を使っているくらいですから、それくらいは
  154. 自分で解決できるかと思います。
  155.  
  156.  なお、導入前に、大切なデータはできるだけ待避を行ってください。
  157. DOSには一般保護例外などソフトを強制的に止める(あれはあれでたまにOSまで
  158. 止まってしまいますが)手段がありませんので、何か問題が起きてしまうと
  159. パソコンは暴走してしまいます。プログラムでないところをプログラムと
  160. 勘違いして実行してしまいますので、たまたまデータの内容がディスクに
  161. 書き込みを行うプログラムと解釈できる内容だった場合など、とんでもない
  162. ことになる危険性があります。また、作業ファイルを使う関係上、大切な
  163. ファイルに上書きしてしまったり、消去してしまったりする可能性もあります。
  164.  高信頼性が要求される場面では、このソフトを使わないことをおすすめします。
  165. (仮想86モードになっている場合は停止することもありますがリセット必須です)
  166.  
  167.  このソフトの使用によって損害を受けた場合に補償を求めるような方は、
  168. このソフトを使用しないでください。また、DOSの知識があまりない方は、
  169. 使用前に知識の豊富な方をつかまえることをおすすめします。
  170.  
  171.  このソフトは、
  172. ・NEC PC-9801/9821シリーズかEPSON98互換機
  173.  ただしGRCGを搭載し640x400x16色表示が可能なもの(VM以降)
  174.  (ハイレゾモードでは利用できません)
  175. ・作業ファイルを作るドライブとして、
  176.  フロッピーディスクより高速・大容量のディスク
  177. ・MS-DOS Ver5以降 または98用Windows95/98
  178. といった条件を満たした機種で動きます。
  179.  
  180.  メインメモリを大きく空けるようにしてください。
  181. このソフトもかなりのメモリ(最低で120KB程度)を消費し、そのうえ
  182. 画像読み込み時はさらに多くのメモリを必要とします。
  183. ただし、PNGファイルの読み込みは、EMSメモリが空いていればそちらを使います。
  184.  たとえば、640x480xフルカラーのPNGファイルは、展開時に900KB程のメモリを
  185. 使いますので、EMSにその程度の空きがないと画像が読み込めないことになります。
  186.  
  187.  作業ファイルは、一度読み込んだファイルを再び高速に読み込むためのものです。
  188. HTMLファイルは座標計算の結果を、画像ファイルは9801の表示形式に変換したものを
  189. 保管しておきます。
  190.  作業ドライブを使い切った後の動作は保証しません。
  191. 作業ドライブの空きはソフト実行中の画面に表示されますので、
  192. 空きが少なくなったらいったん終了して作業ファイルの消去を行わせてください。
  193.  
  194.  作業ファイルは、環境変数TEMPで指定されたディレクトリに作成します。
  195. ソフト終了時に、そのディレクトリにある、ファイル名が「$」で始まるファイルを
  196. 全て削除しますので、関係ないファイルを消されないように注意してください。
  197. TEMPのディレクトリには他のファイルを一切置かないのが無難です。
  198.  
  199.  なお、98エミュレータでの動作はまだ確認したことがありません。
  200. 作者は9801実機を使っているため、エミュレータの必要がないためです。
  201.  このソフトは高速動作のためにGDCやEGCを直接操作しているため、
  202. エミュレーションの難しい、いわゆる「行儀の悪いプログラム」に該当します。
  203. エミュレータによっては正常な動作が見込めない可能性があります。
  204.  
  205. ____________________________________________________________________________
  206. 4.推奨環境
  207.  
  208.  操作はキーボード・バスマウス・ジョイスティックのいずれでも行えます。
  209. ジョイスティックは、PC-9801-26K・PC-9801-86などに接続する、
  210. ATARI規格(MSX用のもの)9ピンのものです。PC-9801-118などに接続する15ピンの
  211. ものには、現在のところ対応していません。
  212.  マウスを使う場合、MOUSE.SYSかMOUSE.COMを常駐させる必要があります。
  213. Windows95のDOS窓用マウスドライバなど、座標がとびとびの値にしかならない
  214. ものは使えませんので、マウスを使わない設定にするか、
  215. 別のマウスドライバを常駐されてください。
  216.  なお、ジョイスティックを接続するFM音源ボードは、I/Oポートが
  217. 088/08A・188/18A・288/28Aのいずれかである必要がありますが、
  218. BIOSは切り離していてもかまいません。
  219.  
  220.  EGC搭載機種ならば描画が2~4倍高速になります。
  221.  
  222.  モノクロ8階調ノートパソコンの場合、VEM486を/Nオプション付きで使うと
  223. 画像表示がきれいになります。
  224.  
  225.  まるこむ98・EXFONT用の書体を持っている場合は、文字表示をその書体で
  226. 行う必要があります。それらのソフトの常駐は必要なく、読み込み・表示は
  227. 当ソフト側で行います。
  228.  
  229.  GIF→BMP変換ソフトがある場合は、バッチファイルを作ることで
  230. 呼び出して使うことができます。ない場合はGIFファイルの表示が行えません。
  231.  
  232.  GLOAD付属のものなど、グレースケール画像用のパレットファイル(RGB形式)が
  233. あれば、そのパレットで表示を行えます。同じ拡張子でRGBフルカラーべた
  234. ファイルがありますが、そちらではなく大きさが48バイトのものが
  235. パレットファイルです。
  236.  
  237.  パケットドライバまたはTEENがあれば、TCP/IPネットワークからhttpプロトコルを
  238. 利用して、他コンピュータのファイルを見ることができます。詳細はBRNET.TXTを
  239. 参照してください。
  240.  
  241.  他ソフトとの組み合わせでDOS環境をより有効に使う方法などは、
  242. 作者ホームページで書いていますので、インターネット接続環境を
  243. お持ちの方はご利用ください。
  244.  
  245. ____________________________________________________________________________
  246. 5.各ファイルの役割
  247.  
  248. BR98.EXE
  249.  実行ファイルです。このファイルから他のEXEファイルが呼び出されます。
  250.  
  251. BR98.INI
  252.  環境設定ファイルです。BR98.EXEのファイル名を変更した場合はこちらも
  253.  同様に変更してください。
  254.  たとえば、BR98.EXEをB.EXEにした場合はBR98.INIをB.INIにしてください。
  255.  ただし、以下ではファイル名を変更していないものとして説明します。
  256.  
  257. JPG6CDB.EXE
  258.  BR98.EXEから呼び出されます。JPEGファイルを読み込みます。
  259.  プログレッシブJPEGに対応していますが、その場合多くのメインメモリを
  260.  必要としますので、メモリの空きが少ない場合は読み込めません。
  261. PNGCDB.EXE
  262.  BR98.EXEから呼び出されます。PNGファイルを読み込みます。
  263.  インターレースPNGにも対応しています。
  264.  EMSで必要なメモリを確保できる場合はそちらを使います。
  265.  (ページフレームは連続していなくてもかまいません)
  266.  
  267. ~.TXT
  268.  説明書です。
  269.  
  270. ~.CPP
  271.  ~.EXEファイルのもととなるソースファイルです。
  272.  プログラムをしない方には無用の長物です。
  273.  Turbo C++ for DOS Ver4.用に書かれています。
  274.  
  275. GIFBMP.BAT
  276.  GIF→BMP変換ソフトを呼び出す指定を行うバッチファイルです。
  277.  最初は変換ソフトを呼び出さないように設定されていますので、
  278.  各自の持つ変換ソフトにあわせて書き換えてください。
  279.  変換ソフトをお持ちでない方はそのままお使いください。
  280.  
  281. H.BAT
  282.  HTTP接続ソフトを呼び出す指定を行うバッチファイルです。
  283.  使用する環境に応じて書き換えてください。
  284.  ネットワーク接続を行わない方はそのままお使いください。
  285.  
  286. HTGET98.EXE
  287.  パケットドライバを使ってHTTP接続を行うプログラムです。
  288.  HTGET102.ZIP内のHTGET.EXEを9801に移植したものです。
  289.  
  290. WATTCP.CFG
  291.  パケットドライバを使ってHTTP接続をするときにネットワークの設定をします。
  292.  
  293. HTGET102.ZIP
  294.  HTGETの元版です。AT互換機用ですので9801では使えません。
  295.  
  296. ~.HTM
  297.  ブラウザで表示できるHTMLファイルです。
  298.  
  299.  その他、転載者の判断でファイルが追加されていることもあります。
  300.  
  301.  このソフトの実行には、~.EXEと~.INIがすべてそろっている必要があります。
  302.  
  303. ____________________________________________________________________________
  304. 6.導入その1(ファイルの解凍)
  305.  
  306.  MielやLHMeltなどを使っている場合は、圧縮ファイルを解凍(展開)しなくても
  307. 中に含まれる説明ファイルを見ることができるでしょうが、
  308. まずは適当なディレクトリを作って、そこに圧縮ファイルを解凍してください。
  309.  
  310.  圧縮方式を転載者が変更していない場合は、LHaを使うことで解凍できます。
  311. 新しいディレクトリを作って、そこに手に入れた圧縮ファイルを置き、
  312. >lha x br98211
  313. のようにして解凍してください。
  314.  圧縮方式が異なる場合は、転載者の指示に従って解凍してください。
  315. 解凍されたものは、もとのものと同じです。
  316.  
  317.  他のソフトと同じディレクトリにおく場合は、誤ってこのソフトに必要な
  318. ファイルを解凍しなかったり(同名で日付の新しいファイルはあるか?)、
  319. 他のソフトを消す時にこちらまで消してしまったりしないように注意してください。
  320.  
  321.  BR98.INIは、BR98.EXEと同じディレクトリにある必要があります。
  322. JPG6CDB.EXE/PNGCDB.EXE/GIFBMP.BAT/H.BATは、
  323. BR98.INI内で指定すれば違う場所でもかまいません。
  324.  
  325. ____________________________________________________________________________
  326. 7.導入その2(BR98.INIの設定)
  327.  
  328.  だいたいの項目はそのままで問題ないでしょうが、問題が出たときや
  329. GIFファイルを扱いたいとき、ネットワーク環境で使いたいときは
  330. 編集が必要になります。
  331.  
  332.  環境設定ファイルは、1行に1つ「名前=設定値」の形で書きます。
  333. 途中に余計な空白は入れないでください。
  334. 「;」で始まる行は読み飛ばされます。
  335.  
  336. bmplcd
  337.   0 : 画像を反転表示しません。(既定)
  338.   1 : 画像を反転表示します。8階調モノクロノートで有効でしょう。
  339.   画像がネガのようになってしまうなら変更してください。
  340.  
  341. isegc
  342.   0 : EGCを使いません[低速]。
  343.   1 : EGCを使います。
  344.   2 : EGCがあるようなら使います。(既定)
  345.   画面全体がおかしい場合など0にしてください。
  346.  
  347. isgdc5
  348.   0 : GDCクロックは2.5MHzです。
  349.   1 : GDCクロックは5MHzです。
  350.   2 : GDCクロックを自動判別します。(既定)
  351.   縦線・斜線がおかしい場合など0と1を使ってみてください。
  352.  
  353. ismouse
  354.   0 : マウスを使いません。
  355.   1 : NEC規格マウスドライバを使います。
  356.   2 : MS規格マウスドライバを使います。
  357.   3 : マウスドライバを使います。種類は自動判別します。(既定)
  358.   カーソルの移動がおかしい場合0にしてキーボードで操作してください。
  359.   (Windows95/95のDOSプロンプトで、別途マウスドライバを用意せずに
  360.    利用する場合の症状です)
  361.  
  362. isjoy
  363.   0 : ジョイスティックを使いません。
  364.   1 : 088/08Aの音源ボードにつながったジョイスティックを使います。
  365.   2 : 188/18Aの音源ボードにつながったジョイスティックを使います。
  366.   3 : 288/28Aの音源ボードにつながったジョイスティックを使います。
  367.   4 : ジョイスティックを使います。音源ボードのI/Oポートは
  368.       自動判別です。(既定)
  369.   カーソルの移動がおかしい場合0にしてキーボードで操作してください。
  370.  
  371. imode
  372.   斜体表示の計算方法です。
  373.   全角・半角それぞれ2種類から選ぶので、0(既定)~3の中から選びます。
  374.   斜体文字の線がとぎれているのが気になる場合は変えてください。
  375.   半角の表示が変わるのが1と3、全角が変わるのが2と3です。
  376.  
  377. cursorspeed
  378.   1回の移動命令でのカーソル移動量を設定します。
  379.   2以上の整数にしてください。
  380.   カーソル移動速度が速すぎる・遅すぎる場合変更してください。
  381.  
  382.  ファイルを指定する場合「~」を使うとBR98.EXEのディレクトリが展開されます。
  383. 文字列の最後は「\」ですので、BR98.EXE直上のディレクトリなら
  384. 「~..\hoge.dat」のように指定します。
  385.  省略時はカレントディレクトリとなっているものでも、
  386. 同梱の設定ファイルをそのまま使うならBR98.EXEのディレクトリのものを使います。
  387.  
  388.  なお、バッチファイルを指定して処理を行うこともあるでしょうが、
  389. バッチファイル内で常駐させたソフトは必ずそのバッチファイルの中で
  390. 開放してください。開放しない場合はメモリがあっという間に使い切られます。
  391.  
  392. jpegconv
  393.   JPG6CDB.EXEの場所を指定します。
  394.   省略時はjpg6cdb.exe(カレントディレクトリ)です。
  395.  
  396. pngconv
  397.   PNGCDB.EXEの場所を指定します。
  398.   省略時はpngcdb.exe(カレントディレクトリ)です。
  399.  
  400. gifbmp
  401.   GIF→BMP変換時のバッチファイルを指定します。
  402.   省略時はgifbmp.bat(カレントディレクトリ)です。
  403.  
  404.   GIFファイル名(フルパス・拡張子あり)が%1、
  405.   BMPファイル名(フルパス・拡張子なし)が%2で渡されますので、
  406.   BMPファイルが作られるようにしてください。
  407.   「gbconv %1 %2.bmp」などのようになるでしょう。
  408.  
  409. httpget
  410.   HTTP接続を行うときに使うバッチファイルを指定します。
  411.   省略時はhttpget.bat(カレントディレクトリ)です。
  412.  
  413.   URLが%2、書き込むファイル名が%1で渡されます。
  414.   設定詳細はBRNET.TXTを参照してください。
  415.  
  416. palet
  417.   RGBパレットファイルを指定します。
  418.  
  419.  以下は書体指定です。設定ファイルは上から順番に読み込まれますので、
  420. その性質をうまく使うと書体のいいとこどりもできます。
  421.  たとえば、まるこむ98用書体のあとにEXFONT全角ひらがな書体を読み込めば
  422. 全角英数・カタカナはまるこむ98、ひらがなはEXFONTになります。
  423.  なお、9801は内蔵半角書体の取得に時間がかかりますので、
  424. 内蔵半角書体を使った場合はその文字の1回目の表示が低速になります。
  425.  
  426. 1bytefont
  427.   EXFONT形式の半角英数書体ファイルを指定します。他にも、
  428.   「*normal」内蔵半角書体(1回目の表示が低速です)
  429.   「*2han」内蔵2バイト半角書体(既定)
  430.   が指定できます。
  431.  
  432. 1bytefont2
  433.   EXFONT形式の全角英数書体ファイルを指定し、半角書体として使います。
  434.  
  435. 1bytefontk
  436.   EXFONT形式の半角カタカナ書体ファイルを指定します。
  437.   EXFONT用半角フォントにはカタカナ書体はないので、作る必要があります。
  438.  
  439. 2bytesfonta
  440.   EXFONT形式の全角英数書体ファイルを指定します。他にも、
  441.   「*normal」内蔵全角英数書体
  442.   が指定できます。
  443.  
  444. 2bytesfonta1
  445.   EXFONT形式の半角英数書体ファイルを指定し、全角英数書体として使います。
  446.  
  447. 2bytesfonth
  448.   EXFONT形式の全角ひらがな書体を指定します。
  449.  
  450. 2bytesfontk
  451.   EXFONT形式の全角カタカナ書体を指定します。
  452.  
  453. 2bytesfontm
  454.   まるこむ98形式の全角数字・ひらがな・カタカナ書体を指定します。
  455.   ただし、一部記号は対応していません。
  456.  
  457.  なお、ファイル形式として、EXFONT用書体とまるこむ98用の書体は
  458. 区別することができません。間違った指定をすると表示がめちゃくちゃに
  459. なりますので注意して指定してください。これらの書体は、USKCGMで中身を
  460. 見ることができます。
  461.  
  462. ____________________________________________________________________________
  463. 8.起動と操作
  464.  
  465.  ネットワーク環境で使う場合、先にネットワークドライバの起動・接続を
  466. 行っている必要があります。
  467.  
  468.  それが済んだら、あるいはネットワーク環境で使わない場合は、
  469. >BR98 INDEX.HTM
  470. とか、
  471. >BR98 http://10.0.0.12/
  472. といった具合で起動できます。
  473.  
  474.  環境設定ファイルを読み込んだあと、第1オプションに何か指定があれば
  475. そのファイルを読み込みます。なければカレントディレクトリのファイル一覧を
  476. 表示します。
  477.  
  478.  HTMLファイルをはじめとして、BMP/JPEG/PNG画像が表示できます。
  479. また、テキストファイルも表示できます。
  480. バイナリファイルはテキストに変換を行って表示します。
  481.  ただし、半角カタカナをパスに含むディレクトリ内では
  482. 漢字コード判断でEUCコードと判定され、正常に動作しないようです。
  483.  
  484.  読み込んでいるときや描画しているときを除いて、画面には十字のカーソルが
  485. 出ます。このとき、画面右上の現在状況表示は「Browser Returns」となります。
  486. それ以外の表示になっているときは、何か処理を行っているので操作できません。
  487.  
  488.  カーソル移動をはじめとする操作は、キーボード・マウス・ジョイスティックの
  489. いずれでも行えるようになっています。カーソルの挙動がおかしい場合は、
  490. 環境設定ファイルでマウス・ジョイスティックを使わない設定にしてキーボードで
  491. 操作してみてください。
  492.  例えばWindows95DOS窓で動かすとWindows内蔵のマウスドライバを検出しますが、
  493. このドライバはマウスの現在位置にとびとびの値しかとれないので使えません。
  494. カーソルを右・下に動かせないという症状の出ることがあります。
  495. マウスを使わない設定にするか、別途マウスドライバを常駐させてください。
  496.  
  497.  終了はESCキーで行えますが、他の操作でも終了できます。
  498.  
  499.  以下に操作を示します。*は、加速・減速キーの有効なものです。
  500.  
  501. キーボード
  502.  矢印キー
  503.     *カーソル移動
  504.  カーソルが画面上端のときに↑
  505.     上スクロール(小)
  506.  カーソルが画面下端のときに↓
  507.     下スクロール(小)
  508.  リターン
  509.     決定キー
  510.  ESC・F1
  511.     終了
  512.  F2
  513.     漢字コード自動判別を切り、シフトJISで読み直す
  514.  F3
  515.     漢字コード自動判別を切り、EUCで読み直す
  516.     注 : この2つは、画像やディレクトリ一覧には効果がありません。
  517.  F4
  518.     キーボードから場所を入力してそこに移動
  519.     注 : 移動先の入力はキーボードのみで行えます。
  520.  F5・BS
  521.     前に見ていたファイルに戻ります。
  522.  F6
  523.     一番上までスクロールします。
  524.  F7
  525.     一番下までスクロールします。
  526.  F8
  527.     現在見ているファイルのあるディレクトリのファイル一覧を出します。
  528.  ROLL UP
  529.     1画面分上にスクロールします。
  530.  ROLL DOWN
  531.     1画面分下にスクロールします。
  532.     注 : この2つは、キーボードのSHIFTが押されていれば半画面になります。
  533.         他の減速キーは効きません。
  534.  SHIFT
  535.     減速キー
  536.  CTRL
  537.     加速キー
  538.  
  539. ジョイスティック
  540.  レバー
  541.     *カーソル移動
  542.  1ボタン
  543.     決定キー
  544.  2ボタン
  545.     減速キー
  546.  START・SELECT(FM-TOWNS用ジョイスティックのみあるボタンです)
  547.     F5と同じ
  548.     前ファイルに戻る
  549.  
  550. マウス
  551.  マウス移動
  552.     カーソル移動
  553.     注 : 加速・減速しません
  554.  左ボタン
  555.     決定キー
  556.  右ボタン
  557.     F5と同じ
  558.     前ファイルに戻る
  559.  
  560.  決定キーを押した場合、リンクの貼ってある部分ならリンク先へ、
  561. スクロールバーやゲージの場合はその場所に応じた縦スクロール、下の
  562. 命令部分ならその命令(F1~F10に対応します)を実行します。
  563.  
  564.  画面左のスクロールバーは、もっとも上の▲が上1画面移動、▼が下1画面移動、
  565. ■が移動しない、その中間は中間なりの移動量になります。
  566.  画面右のゲージは、現在ファイルのどのあたりを見ているかが表示されます。
  567. ゲージのどこかで決定キーを押すと、そこを表示するように縦スクロールします。
  568.  
  569.  画面左上には現在日時が表示されます。ただ単にパソコン内蔵時計を表示している
  570. だけですので、日時の修正などは行えませんし、2000年問題への対応なども
  571. パソコン本体に依存します。
  572.  
  573.  画面下、F1~F10に対応する命令のすぐ上には、そこで決定キーを押した
  574. ときの動作が表示されます。とくに動作しないときは、現在の作業ドライブの
  575. 空き容量が表示されます。しかし、空き容量が少なくなったりしても一切
  576. 警告しませんし、圧縮ドライブの場合は空き容量そのものが正確な値を
  577. 示せません。実際にデータがやってきて圧縮してみないとどれだけの大きさに
  578. なるのかわからないためです。
  579.  
  580.  空き容量が少なくなってきた場合は、いったん終了してください。
  581. それまでに見てきたファイルの内容が作業ファイルとして作られていますが、
  582. 終了時にそれらを削除します。
  583.  このソフトを再起動して、目的のファイルに直接移動すれば
  584. そこまでに作られる作業ファイルが少なくてすみます。
  585.  
  586.  なお、アドレスの先頭が「http://」の場合のみ、HTTP接続を試みます。
  587.  
  588. ____________________________________________________________________________
  589. 9.HTMLファイルへの対応
  590.  
  591.  まず最初に言っておきます。このソフトはHTML規格を満たしていません。
  592. ある程度の表示を、少ないメモリで高速に行うために、正確性を求めないように
  593. しています。
  594.  このため、文字寄せは本来入れ子指定ができますが、このソフトではそういう
  595. 表示にならなかったりします。
  596.  ただし、文字装飾に関しては、それなりには入れ子に対応しています。
  597.  
  598.  HTML2.0やHTML3.2の文書に関して、だいたいの表示は行えるように
  599. タグ解釈を行っています。table対応・frame不完全対応・form非対応です。
  600.  
  601.  *は改善予定のあるものです。
  602.  
  603. <!-- -->
  604. <table> border
  605. <td> align
  606. <th> align
  607. <tr> align
  608. <caption>→*内容無視
  609. <style>→内容無視
  610. <script>→内容無視
  611. <title>
  612. <pre>
  613. <xmp>
  614. <listing>
  615. <i>
  616. <em>
  617. <cite>
  618. <u>
  619. <s>
  620. <b>
  621. <strong>
  622. <h1>
  623. <h2>
  624. <h3>
  625. <h4>
  626. <h5>
  627. <h6>
  628. <font> size→文字を大きくする指定(+2以上)は太字に -2以下は縦半分に
  629. <a> href name
  630. <br>
  631. <p> align
  632. <div> align
  633. <center>
  634. <hr> align width
  635. <img> src alt→BMP・JPEG・PNG対応 GIFは他ソフト利用で対応
  636. <input> type value→ボタン名の表示のみ
  637. <blockquote>
  638. <dl>
  639. <dt>
  640. <dd>
  641. <ul>
  642. <ol>→*ulと同じ扱いになります
  643. <li>
  644. <lh>
  645. <frame>→a hrefと同じ扱いになります
  646. > < " &   © ® &#???;→*TITLE内は変換せず
  647.  
  648.  なお、/fontに関しては、font sizeの終了なのかfont colorの終了なのか
  649. などはきちんと監視しています。
  650.  
  651. ____________________________________________________________________________
  652. 10.文字解釈と画像解釈
  653.  
  654.  文字の表示には基本的にパソコン内蔵の書体を使いますが、環境設定ファイルに
  655. よって別の書体を半角英数・半角カタカナ・全角英数・全角ひらがな・
  656. 全角カタカナで使うことができます。
  657.  ただし、まるもじの類を使うと画面が一気に柔らかくなりますので、
  658. 作者のようにその魅力にやられないように注意してください。
  659.  
  660.  ただし、Windows用書体は持っているのに9801内蔵書体が持っていない、
  661. しかしEPSON98互換機内蔵書体は持っているという書体は、一部補います。
  662.  
  663.  JISコード2276「♪」(8分音符)
  664.  このソフトを9801で動かした場合など、コード2276の書体をパソコンに要求した
  665. ときに空白が帰ってきた場合は、ソフト内蔵の8分音符記号を代替表示します。
  666. 98互換機搭載の8分音符は音符1つですが、内蔵の代替記号は8分音符が2つ
  667. つながった形になっています(「はた」が横線になっているタイプです)。
  668.  
  669.  テキストかHTMLかの判断は、次のように行われます。
  670. (1)拡張子が.htmや.shtならHTML
  671. (2)先頭1文字が「<」ならHTML
  672. (3)そうでないならテキスト
  673.  
  674.  多くの9801の画像表示能力は16色ですので、フルカラー画像をそのまま
  675. 表示することはできませんし、減色しての表示も悲惨なものになります。
  676. そこで、色情報をすべて取り去り、グレースケール16階調での表示を行います。
  677.  このときは、(28B+77R+151G)/256という計算式を使って
  678. グレースケールにしたものを、ベイヤー型4x4ディザを利用することで
  679. 17ディザ×15階調=擬似255階調にしています。
  680. 通常、ディザは1~16の値をしきい値に加えることで行いますが、
  681. この値を1~7と9~17というように与えることによって17ディザを実現しています。
  682. このため、実際の画像は擬似240階調になります。
  683.  
  684. ____________________________________________________________________________
  685. 11.ユーザー登録に関して
  686.  
  687.  現在、9801の類を使う人は少数派になってきています。このため、作者も
  688. 自分のソフトがどのように使われているのか、どういう機能が求められているのか
  689. 分かりかねている状態です。どの機能を自分で作らなければならないか、どういう
  690. 機能は既に別のソフトが実現しているか、そういった情報交換が必要になります。
  691.  
  692.  また、作者もいろいろと思うところがありまして、自分のソフトに対して金銭を
  693. 求めない代わりに、こういうことが広まってもらいたいといったことを
  694. 思うようになってきました。
  695.  
  696.  このため、ユーザー登録は以下のようになります。
  697. ・どういう使い方をしているか、作者に伝える
  698. ・用意された選択肢の中から、何か行ってもらう
  699.  
  700.  
  701.  特に、最近は消費者契約法の成立(2001/4/1施行・これ以降に締結された契約に
  702. 対して有効)などによって、従来作者側が一方的に決めてユーザーに求めていた
  703. ことも、作者とユーザーの同意の上で行われることが求められてきています。
  704.  簡単に言うと、消費者の権利をかなり制限したり、消費者の義務をかなり増したり
  705. するようなことができなくなってきています。
  706.  
  707.  作者とユーザーがどういう関係であればよいのか、
  708. 私にはまだまだ模索していく必要があります。
  709. 特に、ソフトウェア関連で悪名高いサポートに関しては、
  710. たいていのフリーソフト・メールウェアが作者の善意で行っていますが、
  711. どこまでユーザーの権利としていけるかまだまだ考える必要があります。
  712.  このため、ユーザー登録に関してなどは、ネットワークを通して随時更新し、
  713. できるだけ要望に添う形にしてきたいと考えています。
  714.  
  715.  同梱しているユーザー登録に関する説明書は、最新版を作者ホームページに
  716. 掲載し、そちらを優先させます。ユーザー登録を行う前に、最新版をチェックする
  717. ようにしてください。
  718.  
  719.  
  720.  ユーザー登録などに経費がかかるようでは、実質的にシェアウェアになって
  721. しまいますので、登録などは現在のところ電子メールを中心として行います。
  722. ただし、何らかのものを郵送する場合などは、郵便を使いますが、
  723. その場合でも可能な限り返信は電子メールを利用して経費を抑えます。
  724.  
  725.  なお、このように経費差が生まれてしまうのが現状ですので、
  726. インターネットに接続できるかどうかで格差が生じないように、
  727. 電子メールやホームページなどによって行われるサポートはそれほど
  728. たいしたものにはならないでしょうから、あまり期待はしないでください。
  729.  
  730. ____________________________________________________________________________
  731. 12.著作権
  732.  
  733.  ユーザーの権利などに関しては、最新のユーザー登録説明をご覧ください。
  734.  
  735.  このソフト(Browser Returns)の著作権者は、樋口文仁(以下私)です。
  736. 私はハンドルとして、「Asaka」を使っています。
  737. また、「AsakaSoft」は私の個人サークル名です。
  738.  ただし、このソフトは私以外の方が著作権を持つものを利用して
  739. 作られていますので、その部分の著作権者はそれぞれ異なります。
  740.  
  741.  このソフトはメールウェアです。著作権は放棄していません。
  742. 継続利用する場合はユーザー登録を行う必要がありますが、私への送金は
  743. 必要ありません。その他詳細はユーザー登録説明を参照してください。
  744. 継続利用は、半年をめどにしてください。
  745.  メールウェアという概念のない場所においては、フリーソフトとして紹介しても
  746. かまいません。
  747.  このソフトをシェアウェア扱いしたりPDS扱いしたりすることを禁止します。
  748. ただし、「送金の必要がないフリーソフトばかり集めました」など、
  749. 送金義務がない、シェアウェアでないという意味でフリーソフトとして
  750. 扱うことはかまいません。
  751.  
  752.  このソフトを犯罪行為に利用することを固く禁じます。
  753.  
  754.  このソフトの著作権表示は、
  755. Copyright (C) AsakaSoft 1999-2001
  756. です。本名での表示が求められる場所では
  757. Copyright (C) HIGUCHI,Fumihito 1999-2001
  758. となります。著作権表示を求められる場合、このいずれかを使用してください。
  759.  
  760.  
  761.  このソフトは、Borland Turbo C++ Ver4 for DOSを使用して開発しています。
  762. Turbo C++ : 
  763. Copyright (C) 1990,1995 by Borland International, Inc.
  764.  現在、このTurbo C++は単独販売されていません。
  765. Borland C++ Suiteに含まれています。
  766.  
  767.  WATTCPライブラリはErick Engelkeさんの著作物で、
  768. 改良された方々にも著作権があります。
  769.  htget98は、Ken Yapさんのhtgetを、Shiro Sogaさんが9801用に移植したWATTCPを
  770. 使って、私が9801用に再コンパイルしたものです。このとき、元のソースファイルに
  771. 一切変更を加えていませんので、私の著作物ではありません。
  772.  なお、WATTCPの9801移植に関しては、Shiro SogaさんのTelnet Extentionを参照
  773. してください。
  774. Waterloo TCP :
  775. Copyright (c) 1990, 1991, 1992, 1993 Erick Engelke
  776. HTGET : 
  777. Copyright (C) 1997  Ken Yap
  778. Telnet Extention : 
  779. Copyright (c) 1995,1997 Shiro Soga
  780.  
  781.  このソフトはGIFファイルを拡張子で検出すると別ソフトを呼び出します。
  782. GIFファイルの作成・展開などは行っていませんし、LZWも使用していません。
  783.  GIFファイルを扱うソフトは以下の表示を行う必要があります。
  784. The Graphics interchange format(c) is the Copyright property of
  785. Compuserve Incorporated. GIF(sm) is a Service Mark property of
  786. Compuserve Incorporated.
  787.  
  788.  このソフトは、JPEGファイルを読み込むためにjpeglibを使用しています。
  789. jpeglibを使用したソフトに「this software is based in part on the work
  790. of the Independent JPEG Group.」と表示することでライブラリの利用が
  791. できますので、jpg6cdb実行時に表示しています。
  792. jpeglib : 
  793. Copyright (C) 1991-1998, Thomas G. Lane.
  794.  
  795.  このソフトは、PNGファイルを読み込むためにlibpngを使用しています。
  796. libpng : 
  797. Copyright (c) 1995, 1996 Guy Eric Schalnat, Group 42, Inc.
  798. (libpng versions 0.5, May 1995, through 0.89c, May 1996)
  799. Copyright (c) 1996, 1997 Andreas Dilger
  800. (libpng versions 0.90, December 1996, through 0.96, May 1997)
  801. Copyright (c) 1998, 1999 Glenn Randers-Pehrson
  802. (libpng versions 0.97, January 1998, through 1.0.5, October 15, 1999)
  803.  
  804.  また、libpngはzlibを使用しています。
  805. zlib : 
  806. Copyright (C) 1995-1998 Jean-loup Gailly and Mark Adler
  807.  
  808.  各開発環境・ライブラリに関する詳しい著作権条項は、それぞれの説明ファイルを
  809. 参照してください。
  810. また、libpngやjpeglibのDOS環境での使い方は、BRPROG.TXTを参照してください。
  811.  
  812.  EXFONTや対応フォントはごんべさん作のフリーソフトウェアです。EXFONTや
  813. 対応フォントを商業目的で販売することはできません。
  814.  このソフトではEXFONT対応のフォントを使うことはできますが、EXFONTを使う
  815. (常駐させる)必要はありません。
  816.  
  817.  まるこむ98は、PC-88VA対応のまるこむがPC-9801に移植されたものです。
  818. みいな(シッポナ)さん、SHADOさん、くまさん、それに
  819. PC-VAN/SIG:88VAユーザーズクラブが著作権を持っていて、商用利用はできません。
  820. (PC-VANサービスは既に終了したようです)
  821.  このソフトではまるこむ98用のフォントを使うことは
  822. できますが、まるこむ98を使う(常駐させる)必要はありません。
  823.  
  824.  
  825.  以下、このソフトが途中で改変されることなく、このソフトを使いたい方に
  826. 届くように、制限をつけさせていただきます。
  827.  
  828.  このソフトの転載は、ユーザーでなくてもどなたでも行うことができます。
  829. ただし、β版などは転載制限をつけますのでその旨よろしくお願いします。
  830. また、アップロードされたソフトの著作権を主張する場所への転載は禁止します。
  831.  また、転載者は責任持ってバージョンアップへの対応など行ってください。
  832.  
  833.  このソフトを書籍・雑誌等に掲載・紹介・収録する場合、どなたでも行う
  834. ことができますが、書籍等の読者がその書籍等の代金の他に金銭を
  835. 支払わなくてもこのソフトを利用できるようにする必要があります。
  836.  営利目的の書籍等の場合、掲載(等)紙の送付を義務づけます。
  837. ただし、私が事前に了解した場合はその必要はありません。
  838.  非営利目的の書籍等に対しては、そういった制限はしません。
  839. ただし掲載(等)誌送付は連絡いただければ着払いでも大歓迎です。
  840.  なお、対象となるバージョンをこちらから指定することもありますので、
  841. 可能な限り事前に連絡をしてください。
  842.  
  843.  なお、このソフトを紹介するときに画面写真が必要な場合は、
  844. できるだけ「BR98 INDEX.HTM」で起動させて、同梱INDEX.HTMの先頭部分を
  845. 表示させてください。ただし、ブラウザ間比較を行う場合など、別のHTMLファイルを
  846. 使う必要があるならば、それでかまいません。
  847.  
  848.  転載・収録の場合、必要ならば圧縮形式を変更したり、無圧縮で格納したり、
  849. 独自説明書を追加したりしてもかまいません。ただしその場合、
  850. 一部ファイルを削除したり、著作権表示を書き換えたりしてはいけませんし、
  851. 元の圧縮ファイルと異なることがはっきり分かるようにしてください。
  852. また、変更等の際にウイルス混入が起こらないように注意をはらってください。
  853.  
  854.  このソフトに対応したソフト(以下対応ソフト)を公開する際は、
  855. このソフトの著作権に関してきちんとソフトまたは説明書に明記して、
  856. このソフトの入手先が分かるようにすれば、あとは特に制限は設けません。
  857. 特に私へ断りなく行うことができます。
  858.  
  859.  対応ソフトにこのソフトを同梱して公開する場合や、
  860. このソフトをビューアとして使うデータ集など、
  861. このソフトを組み込んだソフトを公開する際は、
  862. 対応ソフト公開時の条件に加えて、次のようなことを行ってください。
  863.  容量の余裕があるならば、組み込んだソフトに必要なファイルだけでなく
  864. このソフトそのもの(圧縮した状態)も入れてください。
  865.  営利目的のソフトならば、サンプルを1部私へ送ってください。
  866. ただし、シェアウェアの場合は私が1ユーザー分の送金をした扱いに、
  867. 市販ソフトの場合は私が1つ購入した扱いにするなど、
  868. 対価の必要なソフトならば私が1ユーザー分購入したことにする必要があります。
  869.  非営利目的のソフトならば、他には制限しません。
  870. ただしサンプル送付は連絡いただければ着払いでも大歓迎です。
  871.  
  872.  このソフトのソースファイルを参考にしたり、一部流用したりして
  873. 作ったソフトに関しては、このソフトを組み込んだソフトと同様の扱いに
  874. なります。ただし、このソフトそのものと別のものであることは
  875. 分かるようにしてください。
  876.  
  877.  営利・非営利の境界ですが、
  878. たとえフリーソフトでも、営利目的のソフトに組み込むために作られている
  879. ものであるならば、営利目的とします。
  880. 同人活動や未成年者の活動は利益をあげていても非営利目的の扱いとします。
  881. また、シェアウェア・市販ソフト・商業紙等は無条件で営利目的とします。
  882.  
  883.  
  884.  さらに、このソフト「が」組み込んでいるライブラリ等が、このソフトよりも
  885. 営利目的・組み込み等に厳しい条項を設定している場合はそちらが優先されますので
  886. ご注意ください。これに関しては各ライブラリ等の説明書(英文かもしれません)や
  887. それぞれの作者へ問い合わせるなどしてご確認ください。
  888.  
  889.  また、このソフトが対応している各ソフトに関しては、以上よりも厳しい条項を
  890. 採用しているものもありますので、同時収録を考える場合などはそちらにも
  891. 注意してください。
  892.  
  893. ____________________________________________________________________________
  894. 13.作者連絡先
  895.  
  896.  インターネット接続環境をお持ちの方は、できるだけ電子メールやホームページ
  897. などをご利用ください。
  898.  質問の場合、まず説明書を読んで、それでも分からなかった場合は説明書の
  899. 書き方が悪いわけですから質問を送ってください。くれぐれも説明書を読まずに
  900. 質問することのないようお願いします。また、DOSの使い方などの質問へはたぶん
  901. 返事しませんのでご注意ください(多くのフリーソフト作者が本筋と関係ない質問の
  902. 山と戦う日々を送っています)。ただし、このソフトをきっかけにDOSも使ってみよう
  903. などという志がある方にはDOSの使い方だろうととことんつきあいます。
  904.  
  905.  質問の内容によっては、返答と並行してユーザー登録をお願いすることも
  906. あります(導入に関する質問では登録は求めません)。
  907.  
  908.  また、連絡を受けてから、返答が必要と判断した場合の返答発送までは、
  909. 作者の都合によりかなり時間があくこともあります。
  910.  
  911.  著作者名 Asaka(あさか)
  912.  [本名 樋口 文仁(ひぐち・ふみひと)]
  913.  
  914.  ホームページ
  915.  http://i.am/fumihito
  916.  
  917.  ソフト関連ページ
  918.  http://come.to/asaka
  919.  →現在は http://www.proc.org.tohoku.ac.jp/~asaka/soft/
  920.  (最新版公開や最新ユーザー登録説明はここ)
  921.  
  922.  なお、このページ以外でも、このソフトの配布は
  923.  http://www.vector.co.jp/ PACK や、
  924.  http://www.nifty.com @nifty (FGALNET) でも行っています。
  925.  
  926.  電子メールアドレス(常用)
  927.  asaka@proc.org.tohoku.ac.jp
  928.  (通常はこちらへ)
  929.  
  930.  電子メールアドレス(第2)
  931.  fhiguchi@geocities.co.jp
  932.  (上記が使えない場合)
  933.  
  934.  電子メールを使う場合、このソフトに関する連絡は全て
  935.  表題の先頭に<BR98>をつけるようにしてください。
  936.  (例: 「<BR98> 対応機種ですが起動しません」)
  937.  
  938.  郵便
  939.  〒980-0023 宮城県仙台市青葉区北目町4番3号505
  940.  (郵便に対する返信も可能な限り電子メールで行います。
  941.   電子メールが使えない場合はできるだけ返信用封筒・切手を同封してください)
  942.  
  943. ____________________________________________________________________________
  944. 14.参考資料
  945.  
  946.  このソフトを製作するときに直接参考にしたものです。
  947. これ以外も、別ソフトを製作するときに参考にしていて、
  948. そのソフトを見ながらこのソフトを作ったりしていますので、
  949. 正確に考えればもっと多くなるかと思います。
  950.  
  951.  
  952. 書籍・雑誌
  953. ・PC-9801プログラマーズバイブル(1994)
  954. ・改訂2版 PC-9800シリーズテクニカルデータブック(1995)
  955. ・ナツメ社ハンディリファレンス171 HTMLハンドブック(1996)
  956. ・GDCテクニカルブック(1989)
  957. ・C Magazine(1998/10・1999/10・2000/5)
  958.  
  959. ソフトウェア
  960. ・まるこむ98 Ver0.931
  961. ・EXFONT Ver1.02
  962. ・Netscape Navigator Ver2.0
  963. ・telnet extention Ver0.10
  964.  
  965. インターネット上のページ
  966. ・PNG仕様書和訳
  967. ・jpeglib example.c和訳
  968.  
  969. ____________________________________________________________________________
  970. 15.バージョンアップ予定
  971.  
  972.  まずはバグ取りが先、と言われておりますが、
  973. 何分バージョンアップは作者のきまぐれに大きく依存しますので、
  974. どうなるかは分かりません。
  975.  
  976.  どうやら、まだ以下のような問題があるようです。
  977. ・HTMLタグへの対応が不完全
  978.   多重table/td colspanやrowspanなどなど
  979. ・作業ファイルが作れなくなったときの動作不安定
  980.  
  981. ____________________________________________________________________________
  982. 16.紹介ソフトを入手するには
  983.  
  984.  それほど有名でないソフトも、この説明書ではとりあげています。
  985.  
  986.  国内のものなら、多くはPACKにあります。
  987. http://www.vector.co.jp/で検索してみてください。
  988.  ただし、「まるこむ98」は、「MARU98」で検索した方がよい場合もあります。
  989.  
  990.  国外のものでも、ここで取り上げられているようなソフトは
  991. 国内の主なFTPサーバーに転載されています。
  992. http://www.iij.ad.jp/archie.htmlでファイル名を検索してみてください。
  993. 例えば「htget」と入力すれば、「htget102.zip」と見つかるかと思います。
  994.  
  995.  国外の検索ならば、
  996. http://ftpsearch.lycos.com
  997. でかなりの成果があげられます。
  998.  
  999. ____________________________________________________________________________
  1000. 17.動作確認環境・開発環境
  1001.  
  1002.  開発環境での動作を確認したあと、
  1003. いくつか他のものでも動作することを確認して公開しています。
  1004.  
  1005. 現在の開発環境
  1006. ・NEC PC-9821La13/S14
  1007.  
  1008. 他の動作確認環境
  1009. ・NEC PC-9821Af
  1010.  
  1011.  なお、こちらには現在
  1012. ・NEC PC-9801NA
  1013. ・NEC PC-9801NC
  1014. ・NEC PC-9821Cx13/S5TA
  1015. ・NEC PC-9821Xt13/K12
  1016. ・EPSON PC-486GRS
  1017. ・EPSON PC-486SE2
  1018. がありますので、問題が発生したときはこちらでも検証を行います。
  1019.  
  1020. ____________________________________________________________________________
  1021. 18.各バージョン公開当時のできごと
  1022.  
  1023.  長く使われるソフトも、他のできごととその時期を比較するということは
  1024. あまり行われていないようですので、ちょっとやってみます。
  1025.  ただ、私のやることですので、ジャンルに大きな偏りがあります。
  1026.  
  1027. Ver2.00 2000/06/01
  1028. 2000.3.11 仙石線地下化・あおば通駅開業
  1029. 2000.6    東北本線(宇都宮線)E231系[近郊タイプ]投入
  1030.  
  1031. Ver2.10 2000/08/12
  1032. 2000.8.11~13 コミックマーケット58
  1033.  
  1034. Ver2.11 2001/02/08
  1035. 2001.3    特急「白鳥」ついに分割
  1036.  
  1037. ____________________________________________________________________________
  1038. 終                                                                 AsakaSoft
  1039. 引き続き、他の説明書もお読みください。
  1040. ネットワーク環境はBRNET.TXT
  1041. ユーザー登録はBRUSER.TXT
  1042. プログラム説明はBRPROG.TXTです。
  1043.